JP2008150001A - 追従走行装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】先行車検出手段11と、目標車間距離を設定する目標車間距離設定手段12と、上限車速を設定する上限車速設定手段13と、自車速を検出する車速検出手段14と、ブレーキがドライバーによって操作されたか否かを検出するブレーキ操作検出手段15と、エンジンのスロットルを操作するスロットルアクチュエータ16と、前記各種情報からスロットル開度を制御する走行制御手段17を有し、システムによるブレーキ操作への介入は行わず、システムの制御対象をスロットル制御のみとした構成。
【選択図】図1
Description
これらのシステムを市街地へも適用しようとした場合、その車間距離センサは、先行車以外にも周辺車両や人、二輪車、あるいは周辺構造物からの外乱等を正しく認識、識別しなければならず、誤検出、不検出を安全なレベルまで低減することは非常に困難という背景が存在している。このため、本来、市街地でこそニーズの高い低速追従システムではあるが、実使用上市街地への適用が困難で、適用したとしてもその使用範囲が限定され、有益なシステムになりにくいといった問題点があった。
更に、高速域や低速域といったシステムの制御対象速度領域を設定せず、車間距離と上限車速の設定値にもとづいて制御しているので、高速道路や市街地、渋滞の有無を問わずに使用することができ、特に面倒な切り替え操作が不要になる。
また、システムの操作は基本的にON/OFF操作のみであるので、支援システムが本当に必要な高齢者や女性ドライバーでも簡単に追従走行制御システムを活用することが出来る。
また、ドライバーのスロットル操作をオーバーライトできるようにしたので、シーンに応じてドライバーの意志で加速することが出来る。
更にまた、エンジンブレーキのON/OFFがステアリングに配置されたスイッチで可能なように構成したため、エンジンブレーキのON/OFFをステアリングから手を離さずに行なうことが出来る。
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施の形態1の構成を示すブロック図、図2は、実施の形態1の動作を説明するためのフローチャートである。
作動させない場合は、そのままリターンとなり、スイッチがONとなる状態を待つ繰り返しルーチンとなる。
ここで、実車速が上限車速設定値をオーバーしている場合は、ステップS233でスロットルを閉じる、すなわちエンジンブレーキによって減速されるように制御され、逆に実車速が上限車速に満たない場合は、ステップS232でスロットルを開ける、すなわち加速するように制御される。
また、システムによる加速を行なう場合には、システムにより加速度合いを自由に実現できるため、低燃費を実現するように加速させるなど、一般的なドライバーの能力を超えるきめ細かな制御も実現可能である。
次に、この発明の実施の形態2を図にもとづいて説明する。図5は、実施の形態2の構成を示すブロック図、図6は、実施の形態2の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図5、図6において、図1、図2と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
次に、この発明の実施の形態3を図にもとづいて説明する。図7は、実施の形態3の構成の一例を示すブロック図で、ドライバーのスロットルペダルの踏み込み量にもとづく信号とシステムの制御結果とをOR回路に入力し、その出力を最終的なスロットルアクチュエータの制御信号とするものである。この図において、図5と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
次に、この発明の実施の形態4を図にもとづいて説明する。図8は、実施の形態4の構成を示すブロック図で、図7の構成にエンジンブレーキ作動指示手段81が追加されている。この手段81の機能は、エンジンブレーキのON/OFF指示であるから、単純なスイッチで構成することが可能である。図9は、実施の形態4の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図8、図9において、図6、図7と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
次に、この発明の実施の形態5について説明する。この実施の形態は、エンジンブレーキ作動指示手段をスイッチで構成するものである。この場合、ヒューマンマシンインターフェースを考慮すると運転中に即座に操作できることが望ましい。昨今、オーディオの操作スイッチやシフトUp/Downのスイッチがステアリングホイール上に配置されているが、実施の形態5のスイッチについても、ステアリングホイール上に配設するものである。
次に、この発明の実施の形態6について説明する。
実施の形態5では、エンジンブレーキ作動指示手段をステアリングホイール上に配置されたスイッチとしたが、実施の形態6では上記のスイッチをブレーキペダルに配置して、減速操作をブレーキペダルに集約するようにしたものである。すなわち、ブレーキ踏み込み量を少なくとも2段階に分け、第1の段階でエンジンブレーキ、第1の段階より大きい踏み込み量の第2の段階で通常のブレーキによる制動となるように構成するものである。
次に、この発明の実施の形態7について説明する。
実施の形態1では、車間距離設定手段を例えば長/中/短の三段階のスイッチで構成したが、高速道路から市街地までを本システムでカバーしようとした場合、走行路に応じてスイッチを切り替えるのは面倒であり、きめ細かな設定ができないといった問題がある。
また、一律の車間距離設定値としてしまうと、その運転状況にそぐわないシーンが発生することが容易に想像できるため、ドライバーに違和感を与えてしまう。
次に、この発明の実施の形態8について説明する。
実施の形態7では車速に対応して車間距離を設定するようにしたが、実施の形態8では車間時間を設定し、この車間時間×車速を演算することで、車間距離を設定するものである。
このようにしても、実施の形態7と同様な効果を期待することができる。
次に、この発明の実施の形態9を図にもとづいて説明する。図14は、実施の形態9の構成を示すブロック図である。この図において、図13と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
次に、この発明の実施の形態10について説明する。
実施の形態9では、各道路の法定制限速度を予めナビゲーションシステム141の地図情報記憶手段142に準備しておき、本システムが作動する際にナビゲーションシステムから法定速度情報を得ることで上限車速を自動的に設定していたが、実施の形態10ではDSRCなどの狭域通信システムを用い、路側に設置された路車間通信設備と車載の路車間通信器との間の通信によって、リアルタイムに速度情報を獲得するものである。
14 車速検出手段、 15 ブレーキ操作検出手段、
16 スロットルアクチュエータ、 17 走行制御手段、 51 報知手段、
81 エンジンブレーキ作動指示手段、 101 ブレーキペダル、
102 ブレーキランプ用スイッチ、 103 エンジンブレーキ作動用スイッチ、 104 ステー、 104A、104B 突出部、 105 支持点、
106 固定部、 107 取付部、 108 固定用ねじ、
109 ケース部、 110 ロッド、 111 圧縮ばね、
112 固定接点、 113 可動接点、 141 ナビゲーションシステム、
142 地図情報設定手段。
Claims (10)
- 先行車との車間距離や相対速度を検出する先行車検出手段と、
目標車間距離を設定する目標車間距離設定手段と、
上限車速を設定する上限車速設定手段と、
自車速を検出する車速検出手段と、
ブレーキがドライバーによって操作されたか否かを検出するブレーキ操作検出手段と、
エンジンのスロットルを操作するスロットルアクチュエータと、
前記先行車検出手段の検出結果と、前記車間距離設定手段と前記上限車速設定手段と前記車速検出手段と前記ブレーキ操作検出手段の情報からスロットル開度を制御する走行制御手段とを有し、
前記走行制御手段は、前記先行車検出手段により先行車が検出された場合には、車速が0km/hから上限車速設定手段で設定された上限車速までを走行制御対象範囲として前記目標車間距離設定手段で設定された車間距離となるように前記スロットルアクチュエータを制御し、
先行車がいないと判断された場合には、上限車速設定手段で設定された車速を上限として前記スロットルアクチュエータを制御すると共に、
ドライバーによってブレーキが操作された場合には、エンジンブレーキとなるように前記スロットルアクチュエータを制御し、
システムによるブレーキ操作への介入を行なうことなく、システムの制御対象をスロットル制御としたことを特徴とする追従走行装置。 - 請求項1の追従走行装置において、
ドライバーに注意を促す報知手段を設け、
前記先行車検出手段によって検出されている先行車との車間距離が前記車間距離設定手段で設定された車間距離よりも短く、かつ所定の閾値を下回った場合に、前記報知手段を動作させるようにしたことを特徴とする追従走行装置。 - 請求項1の追従走行装置において、
ドライバーの意志にもとづくスロットルペダルの踏み込み量にもとづく信号が前記走行制御手段の制御結果にもとづく信号よりも大きい場合は、前記ドライバーの意志にもとづくスロットルペダルの踏み込み量にもとづく信号を前記走行制御手段から出力されるスロットルアクチュエータの制御信号とすることを特徴とする追従走行装置。 - 請求項3の追従走行装置において、
ドライバーの意志によって任意のタイミングでエンジンブレーキを作動させることが出来るエンジンブレーキ作動指示手段を設けたことを特徴とする追従走行装置。 - 請求項4の追従走行装置において、
前記エンジンブレーキ作動指示手段をスイッチで構成し、
前記スイッチをステアリングホイール部に設けたことを特徴とする追従走行装置。 - 請求項4の追従走行装置において、
前記エンジンブレーキ作動指示手段をスイッチで構成すると共に、
前記スイッチをブレーキペダル部に設けてブレーキペダルの踏み込み量検出手段を構成し、ブレーキペダルの踏み込み量が第1の段階にあると検出された場合は、エンジンブレーキとなるように前記スロットルアクチュエータを制御し、
ブレーキペダルの踏み込み量が第1の段階より大きい第2の段階にあると検出された場合は、ブレーキによる制動となるようにされたことを特徴とする追従走行装置。 - 請求項1の追従走行装置において、
目標車間距離設定手段は、自車速に応じた車間距離を設定するようにされたことを特徴とする追従走行装置。 - 請求項1の追従走行装置において、
目標車間時間を設定し、前記目標車間時間と自車速とから車間距離を設定するようにしたことを特徴とする追従走行装置。 - 請求項1の追従走行装置において、
地図上の走行路の制限速度情報を記憶させた車両用ナビゲーションシステムを設け、
前記車両用ナビゲーションシステムから得られる現在走行中の道路における制限速度情報にもとづいて上限車速を設定することを特徴とする追従走行装置。 - 請求項1の追従走行装置において、
路側に設置された通信設備との間で所定の通信を行なう車載の路車間通信器を設け、
前記路側の通信設備から送信される制限速度情報にもとづいて上限車速を設定することを特徴とする追従走行装置。
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