JP2008148205A - 携帯端末、予定通知方法、及びプログラム - Google Patents

携帯端末、予定通知方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】予定通知アラームを通常の着信に擬して、区別がつきにくくすることで、ユーザが確実に予定情報を受け取ることができるようにする。
【解決手段】スケジュール管理機能を有する携帯端末において、音声通話に擬して予定通知アラームを実施する。また、予定通知アラームを通常の着信時と同様の方法で行い、かつアドレス帳から任意に選んで着信情報としてディスプレイに表示することで通常の着信と区別がつきにくくする。また、予定通知アラームの時刻をあいまいにすることで通常の着信と区別がつきにくくする。更に、通話中に予定通知を行う場合、通話中着信と同様の呼び出し音を流すことで通常の着信と区別がつきにくくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末に関し、特にスケジュール管理機能を有する携帯端末に関する。
PDA(Personal Digital Assistants)など個人用の携帯情報機器にてスケジュール管理をすることが一般に行われてきた。更に、近年、携帯端末によりスケジュール管理を行うことが普及してきた。常に身に着けていること、またメール受信機能やアドレス帳などのデータを備えていることからスケジュール管理用機器としての有用性が高くなったためである。
しかし、習慣化することで無意識のうちに予定通知アラームを無視してしまい、確実に予定通知を受け取ることができないという課題があった。
例えば、携帯端末にスケジュール機能を有し、アラーム機能で予定通知を行うものがあった。しかし、目覚ましなど決まった時刻に発生するものは習慣化してしまうので、ユーザが無意識のうちにアラームを無視してしまうという課題があった。
また、スケジュールをサーバ上に登録し、電子メールで予定通知するものがあった。しかし、他人と会話中もしくは携帯端末を使った通話中の場合、電子メールを確認することを後回しにしてしまい、確実に予定通知の受け取ることができない可能性があった。
関連する技術として、特開2000−253109号公報(特許文献1)に電話機、スケジュール管理方法及び記憶媒体が開示されている。
この従来技術では、スケジュール管理が可能な電話機が、予定の日時を指定するダイヤル釦と、音声メッセージを入力するマイクと、予定の日時及びメッセージを登録する制御を行う登録制御部と、入力された音声メッセージを登録制御部の制御に基づき記憶するメモリと、指定された予定の日時が到来した場合にその旨を通知する制御を行う通知制御手段と、メモリに記憶された音声メッセージを通知制御部の制御に基づき再生するスピーカとを有することを特徴とする。
また、特開2000−311145号公報(特許文献2)にスケジュール管理装置及び方法、及びスケジュール管理プログラムを格納した記録媒体が開示されている。
この従来技術では、入力部は、スケジュールとそのスケジュールが処理される空間的な位置とを入力する。位置記憶部は、入力されたスケジュールと、入力された位置とを記憶する。現在位置検出部は、ユーザの現在位置を検出する。距離演算部は、記憶された位置と、検出された現在位置との間の距離を算出する。通知部は、算出された距離に関連して、記憶されたスケジュールを通知する。上記各部は、ユーザによって携帯される端末に設けられる。つまり、ユーザがスケジュールを処理する場所の近所を偶然通りかかったとき、ユーザに積極的にそのスケジュールを通知する。このようなタイミングで通知を行えば、ユーザは、通知後速やかにそのスケジュールを処理できる。
特開2003−244283号公報(特許文献3)に端末装置及びその処理方法が開示されている。
この従来技術では、端末装置は、スケジュール等の情報処理を制御する情報処理制御部と、無線通話及びデータ通信を制御する無線通信制御部とから構成されている。予めスケジュール通知時刻の情報及び該スケジュール通知時刻で変更すべき少なくとも待ち受け画面又は着信音の情報を、CPU部のRAMに記憶し、スケジュールを設定する。現在時刻がスケジュール通知時刻になったとき、少なくとも待ち受け画面又は着信音を予め設定されたものに自動的に変更することでスケジュール通知を行う。これにより、ユーザが画面を見ること又は着信音を聞くことによって、自分にとって特別の日であることを認識できる。
特開2005−086584号公報(特許文献4)に携帯電話機及びそれに用いるスケジュール管理方法並びにそのプログラムが開示されている。
この従来技術では、制御部は相手先から着信があった場合、スケジュール管理部に登録されているスケジュールデータを参照し、登録されているスケジュールデータの内容(時刻・電話帳データとの関連付け等)にしたがって、着信情報/音声応答管理部にて着信拒否や音声応答(伝言メモ)等の処理を行う。制御部はスケジュール管理部に登録されているスケジュールデータに会議等の予定がなく、自席にいる時間帯で、着信が電話帳/メールアドレス管理部の電話帳に登録されている相手先からであれば着信処理を行い、着信が電話帳に登録されていない相手先からであれば即座に着信拒否や音声応答(伝言メモ)等の処理を行う。
特開平08−097902号公報(特許文献5)に電話機が開示されている。
この従来技術では、電話機が、音声通信を行う電話機機能と、現在の日付と時刻を取得する時刻取得手段と、日付と時間(時間は開始時刻と終了時刻からなる)と状態を記憶する予定記憶手段と、予定記憶手段の内容を入力する入力手段と、予定記憶手段の内容を表示する表示手段と、音声メッセージ出力手段を設け、以上を制御する制御手段とを備える。
特開2000−253109号公報 特開2000−311145号公報 特開2003−244283号公報 特開2005−086584号公報 特開平08−097902号公報
本発明の目的は、スケジュール管理機能によって、確実に予定情報を受け取ることができる携帯端末を提供することである。
本発明の他の目的は、予定通知アラームを通常の着信に擬して、区別がつきにくくすることで、ユーザが確実に予定情報を受け取ることができるようにする携帯端末を提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。但し、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の携帯端末は、最も使用頻度の高い主要機能における動作を実施するための動作部(13,14,15)と、スケジュール及び予定通知時刻が設定され、予定通知時刻に動作部(13,14,15)を用いて主要機能における動作を実施して予定通知を行うスケジューラ(11)とを具備する。なお、動作部(13,14,15)が複数の場合は、そのうちの少なくとも一つを用いる。
動作部(13,14,15)は、主要機能に用いられる通知音を発生するスピーカ(13)を含む。スケジューラ(11)は、予定通知時刻にスピーカ(13)から主要機能に用いられる通知音を発生させて予定通知を行う。
スケジューラ(11)は、ユーザの通話中に予定通知を行う場合、スピーカ(13)から通話中着信の呼び出し音を発生する。
スケジューラ(11)は、予定通知時刻から前後に時間をずらして予定通知を行う。
本発明の携帯端末は、ディスプレイ(15)と、予定通知時刻に、アドレス帳に登録されたエントリから任意に選んで着信情報としてディスプレイ(15)に表示する制御部(12)とを更に具備する。
スケジューラ(11)は、使用可能な複数の機能の使用履歴に基づいて、主要機能を検出し、主要機能における動作を実施して予定通知を行う。
本発明の他の携帯端末は、スケジュール及び予定通知時刻が設定され、予定通知時刻に予定通知を行うスケジューラ(11)と、着信音と予定通知アラームとを同じ音に設定する制御部(12)と、スケジューラ(11)からの指示に応じて、予定通知時刻に予定通知アラームとして着信音を発生するスピーカ(13)とを具備する。
本発明の予定通知方法は、(a)設定されたスケジュール及び予定通知時刻を監視するステップと、(b)予定通知時刻に、最も使用頻度の高い主要機能における動作を実施するよう設定するステップと、(c)予定通知時刻に、主要機能における動作を実施して予定通知を行うステップとを具備する。
(b)ステップは、(b11)着信音を設定する際に、着信音と予定通知アラームとを同じ音にするか確認するステップと、(b12)着信音と予定通知アラームとを同じ音に設定するステップとを具備する。
また、(b)ステップは、(b21)予定通知アラームを設定する際に、着信音と予定通知アラームとを同じ音にするか確認するステップと、(b22)着信音と予定通知アラームとを同じ音に設定するステップとを具備する。
(c)ステップは、(c11)予定通知時刻から前後に時間をずらして予定通知を行うステップを具備する。
本発明の予定通知方法は、(d)ユーザの通話中に予定通知を行う場合、スピーカ(13)から通話中着信の呼び出し音を発生するステップを更に具備する。
本発明の予定通知方法は、(e)予定通知時刻に、アドレス帳に登録されたエントリから任意に選んで着信情報としてディスプレイに表示するステップを更に具備する。
本発明の予定通知方法は、(f)使用可能な複数の機能の使用履歴に基づいて、主要機能を検出するステップを更に具備する。
本発明のプログラムは、上記の予定通知方法をコンピュータに実行させる。
予定通知アラームが通常の着信時と同様の方法で実施され、しかもディスプレイには着信情報が表示されているため、ユーザが携帯端末を操作するまでは通常の着信と区別がつかない。ユーザに受話処理を促すため確実に予定情報を音声メッセージで受け取ることができる。また、予定通知時刻をあいまいに設定することで、予定通知時刻から前後にずれた時間に予定通知アラームが開始されるため、通常の着信と区別がつきにくくなる。ユーザに受話処理を促すため確実に予定情報を音声メッセージで受け取ることができる。
本発明は、スケジュール管理機能を有する携帯端末において、予定通知アラームを通常の着信に擬し、区別がつかないよう工夫したことを特徴としている。すなわち、ユーザが確実に確認する処理あるいは確認する可能性が高い処理に擬して、予定通知アラームを通知することを特徴としている。
以下に本発明の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本発明の一実施例としての携帯端末10が示されている。図1において、携帯端末10は、スケジューラ11と、制御部12と、スピーカ13と、バイブレーション14と、ディスプレイ15を備える。
携帯端末10は、ユーザが携帯する電子機器である。例として、携帯電話機、PDA、ノート型パソコン(ラップトップ)、携帯音楽プレーヤー、携帯ゲーム機、ハンディターミナルが挙げられる。携帯端末10は、通信機能を有していることが好ましいが、仮に携帯端末10が通信機能を有していなくても、本発明の目的を達成することは可能である。また、通信機能を有しない電子機器であっても、その電子機器から携帯電話機の着信音がすれば、ユーザが反射的に確認すると考えられる。このような場合、事情を知らないユーザ以外の者には携帯電話機の着信音にしか聞こえないため、ユーザ以外の者は携帯電話の着信と認識する。スケジュールあるいはその通知を他人に知られたくない場合に活用できる。
スケジューラ11はスケジュール管理機能を提供するアプリケーションであり、携帯端末ユーザによるスケジュール登録、検索機能とともに予定通知アラーム機能を有する。これらの機能は、携帯端末10のCPU(中央処理装置)が有している場合もある。
制御部12は、MMI(Man Machine Interface)機能を有しており、通常の着信呼をユーザに通知するために使用されるスピーカ13、バイブレーション14、及びディスプレイ15を制御可能である。例えば、携帯端末10のCPU(中央処理装置)が例に挙げられる。
スピーカ13は、着信音や予定通知アラーム、音声メッセージをユーザに通知する。バイブレーション14は、携帯端末10の本体(筐体)を振動させて予定通知時刻の到来や予定通知情報の着信をユーザに通知する。ディスプレイ15は、スケジュールや予定通知情報を表示する。なお、スケジュールや予定通知情報といった文字データ又は画像データ、及び、着信音や予定通知アラーム、音声メッセージといった音源データは、携帯端末10が保持している。
図1において、携帯端末10は、通常の着信をユーザに通知する目的でスピーカ13、バイブレーション14、及びディスプレイ15を備える。スケジューラ11は、スピーカ13、バイブレーション14、ディスプレイ15を使用して予定通知アラームを通常の着信に擬して通知するため、ユーザは通常の着信と予め区別することができない。
なお、携帯端末10の出荷時において、予め予定通知アラームが着信音と同じ音になるように設定しておき、ユーザが自由に変更できないようにしておいても良い。
また、携帯端末10において、ユーザが電話の着信音を選択する際に、予定通知アラームを同じ音にするかユーザに確認するようにしても良い。図2に、この場合の設定動作のフローチャートを示す。ここでは、動作の主体は制御部12としているが、スケジューラ11でも良い。
(1)ステップS101
制御部12は、携帯端末10の着信音を設定する。例えば、ユーザの操作に応じて設定する場合や、ネットワーク経由で取得した音源データを自動的に設定する場合が考えられる。
(2)ステップS102
着信音の設定の際、予定通知アラームを同じ音にするかユーザに確認する。予定通知アラームを同じ音にしないとの応答があった場合、念のため、再度確認するようにしても良い。着信音と予定通知アラームを同じ音にしない場合、本発明によるスケジュール管理機能は実施しない。
(3)ステップS103
着信音と予定通知アラームを同じ音にする場合、予定通知アラームに、新たに設定された着信音と同じ音を使用するように設定する。
(4)ステップS104
着信音と予定通知アラームを同じ音にしない場合、予定通知アラームに、この後ユーザが選択する音や、既に設定されている予定通知アラームなど、着信音と異なる音を使用するように設定する。
逆に、予定通知アラームの音を選択する際に、電話の着信音と同じ音にするかユーザに確認するようにしても良い。図3に、この場合の設定動作のフローチャートを示す。ここでは、動作の主体は制御部12としているが、スケジューラ11でも良い。
(1)ステップS201
制御部12は、携帯端末10の予定通知アラームを設定する。例えば、ユーザの操作に応じて設定する場合や、ネットワーク経由で取得した音源データを自動的に設定する場合が考えられる。
(2)ステップS202
予定通知アラームの設定の際、着信音を同じ音にするかユーザに確認する。着信音を同じ音にしないとの応答があった場合、念のため、再度確認するようにしても良い。予定通知アラームと着信音を同じ音にしない場合、本発明によるスケジュール管理機能は実施しない。
(3)ステップS203
予定通知アラームと着信音を同じ音にする場合、着信音に、新たに設定された予定通知アラームと同じ音を使用するように設定する。
(4)ステップS204
予定通知アラームと着信音を同じ音にしない場合、着信音に、この後ユーザが選択する音や、既に設定されている着信音など、予定通知アラームと異なる音を使用するように設定する。
更に、電話の着信音の設定を、自動的に予定通知アラームの設定と連動するようにすることが考えられる。例えば、携帯電話機の着信音は、流行の音楽を使用することもあり、変更も容易なため、頻繁に変更されることが多い。電話の着信音を変更した時、予定通知アラームも自動的に同じ音に変更されるようにすることで、予定通知アラーム設定におけるユーザの負担を軽減し、電話の着信音と予定通知アラームとを常に同じ音にすることができる。この場合、電話の着信音と予定通知アラームに同一の音源データを使用するようにし、音源データを共通化することも可能である。
ここでは、予定通知アラームを電話の着信音に擬する場合を例に説明しているが、実際には、電話の着信音に限定されない。例えば、携帯端末10の起動音や異常警告音でも良い。また、予定通知アラームの場合、通常の着信音より音量を大きくして音源データを再生するようにしても良い。更に、予定通知手段も音に限定されるものではなく、バイブレーション14による振動や、ディスプレイ15への表示、あるいは、ディスプレイ15や操作キーの有する発光機能による点灯や点滅も考えられる。
図4に、本発明の携帯端末10の全体の動作のフローチャートを示す。ここでは、図1に示す構成図を参照して説明する。
(1)ステップS301
スケジューラ11は、ユーザにより登録されたスケジュール及び予定通知時刻を設定する。但し、実際には、ユーザ以外の者により登録されたスケジュール及び予定通知時刻であっても良い。例えば、スケジューラ11が、ユーザとユーザ以外の者との間の通話又は電子メールのやり取りの内容に基づいて自動的にスケジュールを設定する機能を有している場合、スケジューラ11がスケジュール及び予定通知時刻を自動的に設定する。
(2)ステップS302
スケジューラ11は、日時を監視し、予定通知時刻かどうか確認する。
(3)ステップS303
スケジューラ11は、予定通知時刻が訪れると、制御部12を通して通常の着信時と同様に、スピーカ13もしくはバイブレーション14を用いて予定通知アラームを開始する。
(4)ステップS304
スケジューラ11は、アドレス帳に登録されたエントリから任意に選んで着信情報としてディスプレイ15に表示する。このとき、ユーザが誤ってリダイヤル又は返信してしまうことを防止するために、予めダミー(架空)のエントリをアドレス帳に登録しておき、このダミー(架空)のエントリを選んで着信情報としてディスプレイ15に表示するようにしても良い。例えば、名前を「予定通知」、電話番号を「0000000000」とする。
このように、ユーザはスケジューラ11を用いてスケジュールの登録及び予定通知時刻を設定する。スケジューラ11は予定通知時刻が訪れると制御部12を通して通常の着信時と同様にスピーカ13もしくはバイブレーション14を用いて予定通知アラームを開始する。同時にアドレス帳に登録されたエントリから任意に選んで着信情報としてディスプレイ15に表示する。
また、ユーザはスケジューラ11を用いて予定通知時刻をあいまいに設定することを可能とする。この場合、スケジューラ11はユーザが登録した予定通知時刻から前後に時間をずらして予定通知アラームを開始する。
ユーザは上記予定通知アラームが通常の着信と区別がつきにくいことから、受話処理を行う。スケジューラ11は登録された予定情報を音声メッセージでユーザに通知する。
なお、本発明の携帯端末10における各動作は、ハードウェア機能に限らず、プログラムを実行することにより実現することも可能である。
以下に本発明の第2実施形態について説明する。
本発明の第2実施形態では、その基本的構成は上記の通りであるが、通話中に予定通知時刻が訪れた場合について更に工夫している。通話中に予定通知時刻が訪れた場合は通話中着信と同様の呼び出し音をスピーカに流すことで、ユーザは通常の着信と区別することができず、確実に予定情報を受け取る効果を得ることができる。
以下に本発明の第3実施形態について説明する。
本発明の第3実施形態では、予定通知の際、ユーザ自身から電話や電子メールの着信を受けたように擬することで、より自然な形で予定通知を行うことが可能になる。例えば、予めユーザ自身が予定通知のためのメッセージを音源データや文字データの形で携帯端末10に保存しておく。そして、予定通知時刻が来たら、ユーザ自身の電話番号から着信があったようにディスプレイ15に表示し、留守番電話機能に音源データを残しておく。着信音がなっている間にユーザが操作した時は、そのまま音源データを再生するようにしても良い。あるいは、件名がスケジュール内容、差出人がユーザ自身のメールアドレスとなっている電子メールを着信したようにディスプレイ15に表示する。
以下に本発明の第4実施形態について説明する。
習慣化した予定通知ではユーザがアラームを無視してしまうという問題を解決するため、毎回、予定通知アラームの音や動作を変更するという手段が考えられる。例えば、予め予定通知アラームの音や動作をいくつか候補として選択しておき、選択された音や動作のうちから無作為に使用するようにする。あるいは、ユーザの意思とは関係無く、携帯端末10が完全に無作為に予定通知アラームの音や動作を選択して使用するようにする。これにより、ユーザが習慣化により予定通知アラームを無視してしまうことを防止する。
以下に本発明の第5実施形態について説明する。
最も使用頻度の高い主要機能と同様の動作により予定通知を行うことが、本発明を実施する上で好ましい。従って、最も使用頻度の高い主要機能を自動的に検出して予定通知に用いるように設定する機能を、携帯端末10に搭載することが考えられる。例えば、スケジューラ11又は制御部12が、携帯端末10のハードウェア機能やアプリケーションソフトウェアの使用履歴を確認し、最も使用頻度の高いもの、あるいは最近使用されたものを検出して予定通知に使用するようにしても良い。
以下に本発明の第6実施形態について説明する。
本実施形態では、最も使用頻度の高い主要機能に限定せず、使用率が所定の値よりも高い機能のうちから一つ指定、あるいは無作為に選択して予定通知に用いるように設定する。使用率については、携帯端末10のハードウェア機能やアプリケーションソフトウェアの使用履歴を参照して算出することが可能である。所定の値については、ユーザによる設定、又は初期設定により予め携帯端末10のメモリに登録しておく。
本発明の特徴について、以下に説明する。
まず、スケジュール管理機能を有する携帯端末において、音声通話に擬して予定通知アラームを実施する機能を有することを特徴とする。
また、スケジュール管理機能を有する携帯端末において、予定通知アラームを通常の着信時と同様の方法で行い、かつアドレス帳から任意に選んで着信情報としてディスプレイに表示することで通常の着信と区別がつきにくくしたことを特徴とする。
また、スケジュール管理機能を有する携帯端末において、予定通知アラームの時刻をあいまいにすることで通常の着信と区別がつきにくくしたことを特徴とする。
更に、スケジュール管理機能を有する携帯端末において、通話中に予定通知を行う場合、通話中着信と同様の呼び出し音を流すことで通常の着信と区別がつきにくくしたことを特徴とする。
すなわち、本発明の本質は、スケジュールの予定通知を、携帯端末の主要な機能(使用頻度の高い機能)の動作に擬して行うことにある。例えば、携帯電話機であれば、通話や電子メールの送受信が主要な機能であるため、予定通知アラームを着信音と同じにすることで、ユーザが確実に確認することが期待できる。
通常は、異なる複数の機能が同じ動作を行うとユーザの混乱を招くおそれがあるため、避けるものであるが、ユーザによる確実なスケジュール確認を主目的とする本発明では、敢えて使用頻度の高い機能とスケジュール機能の動作を同一又は類似にすることで、ユーザが予定通知アラームを無視してしまうことを防止している。
図1は、本発明の携帯端末の基本構成を示すブロック図である。 図2は、着信音の設定時に予定通知アラームを設定する動作を示すフローチャートである。 図3は、予定通知アラームの設定時に着信音を設定する動作を示すフローチャートである。 図4は、予定通知機能の設定及び実施の際の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10… 携帯端末
11… スケジューラ
12… 制御部
13… スピーカ
14… バイブレーション
15… ディスプレイ

Claims (15)

  1. 最も使用頻度の高い主要機能における動作を実施するための動作部と、
    スケジュール及び予定通知時刻が設定され、前記予定通知時刻に前記動作部を用いて前記主要機能における動作を実施して予定通知を行うスケジューラと
    を具備する
    携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末において、
    前記動作部は、
    前記主要機能に用いられる通知音を発生するスピーカ
    を含み、
    前記スケジューラは、前記予定通知時刻に前記スピーカから前記主要機能に用いられる通知音を発生させて予定通知を行う
    携帯端末。
  3. 請求項2に記載の携帯端末において、
    前記スケジューラは、ユーザの通話中に予定通知を行う場合、前記スピーカから通話中着信の呼び出し音を発生する
    携帯端末。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の携帯端末において、
    前記スケジューラは、前記予定通知時刻から前後に時間をずらして予定通知を行う
    携帯端末。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の携帯端末において、
    ディスプレイと、
    前記予定通知時刻に、アドレス帳に登録されたエントリから任意に選んで着信情報として前記ディスプレイに表示する制御部と
    を更に具備する
    携帯端末。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の携帯端末において、
    前記スケジューラは、使用可能な複数の機能の使用履歴に基づいて、前記主要機能を検出し、前記主要機能における動作を実施して予定通知を行う
    携帯端末。
  7. スケジュール及び予定通知時刻が設定され、前記予定通知時刻に予定通知を行うスケジューラと、
    着信音と予定通知アラームとを同じ音に設定する制御部と、
    前記スケジューラからの指示に応じて、前記予定通知時刻に前記予定通知アラームとして前記着信音を発生するスピーカと
    を具備する
    携帯端末。
  8. (a)設定されたスケジュール及び予定通知時刻を監視するステップと、
    (b)前記前記予定通知時刻に、最も使用頻度の高い主要機能における動作を実施するよう設定するステップと、
    (c)前記前記予定通知時刻に、前記主要機能における動作を実施して予定通知を行うステップと
    を具備する
    予定通知方法。
  9. 請求項8に記載の予定通知方法において、
    前記(b)ステップは、
    (b11)着信音を設定する際に、前記着信音と予定通知アラームとを同じ音にするか確認するステップと、
    (b12)前記着信音と前記予定通知アラームとを同じ音に設定するステップと
    を具備する
    予定通知方法。
  10. 請求項8に記載の予定通知方法において、
    前記(b)ステップは、
    (b21)前記予定通知アラームを設定する際に、前記着信音と前記予定通知アラームとを同じ音にするか確認するステップと、
    (b22)前記着信音と前記予定通知アラームとを同じ音に設定するステップと
    を具備する
    予定通知方法。
  11. 請求項8乃至10のいずれか一項に記載の予定通知方法において、
    前記(c)ステップは、
    (c11)前記予定通知時刻から前後に時間をずらして予定通知を行うステップ
    を具備する
    予定通知方法。
  12. 請求項8乃至11のいずれか一項に記載の予定通知方法において、
    (d)ユーザの通話中に予定通知を行う場合、前記スピーカから通話中着信の呼び出し音を発生するステップ
    を更に具備する
    予定通知方法。
  13. 請求項8乃至12のいずれか一項に記載の予定通知方法において、
    (e)前記予定通知時刻に、アドレス帳に登録されたエントリから任意に選んで着信情報としてディスプレイに表示するステップ
    を更に具備する
    予定通知方法。
  14. 請求項8乃至13のいずれか一項に記載の予定通知方法において、
    (f)使用可能な複数の機能の使用履歴に基づいて、前記主要機能を検出するステップ
    を更に具備する
  15. 請求項8乃至14のいずれか一項に記載の予定通知方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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