JPH09312679A - 携帯電話機能付き情報処理装置及びアラーム時刻通知方法 - Google Patents
携帯電話機能付き情報処理装置及びアラーム時刻通知方法Info
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- JPH09312679A JPH09312679A JP8127146A JP12714696A JPH09312679A JP H09312679 A JPH09312679 A JP H09312679A JP 8127146 A JP8127146 A JP 8127146A JP 12714696 A JP12714696 A JP 12714696A JP H09312679 A JPH09312679 A JP H09312679A
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- alarm
- alarm time
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Abstract
(57)【要約】
【課題】手帳機能操作時と通話中とでアラーム時刻の通
知方法を切り替え、使用者の使い勝手を向上させる。 【解決手段】スケジューラで設されたアラーム時刻に達
した際に(A11)、通話中であるか否かを判断する
(A12)。通話中でなければ、手帳機能操作時と判断
し、アラーム音を通常の音量で発生させる(A13)。
通話中であれば、受話器からアラーム音を発生させる
か、発音装置からアラーム音量を下げて発生させるか、
LED等の表示体を点滅させて、アラーム時刻に達した
旨を通話に影響しないように通知する(A14)。
知方法を切り替え、使用者の使い勝手を向上させる。 【解決手段】スケジューラで設されたアラーム時刻に達
した際に(A11)、通話中であるか否かを判断する
(A12)。通話中でなければ、手帳機能操作時と判断
し、アラーム音を通常の音量で発生させる(A13)。
通話中であれば、受話器からアラーム音を発生させる
か、発音装置からアラーム音量を下げて発生させるか、
LED等の表示体を点滅させて、アラーム時刻に達した
旨を通話に影響しないように通知する(A14)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機能とス
ケジューラなどの手帳機能とを合わせ持った携帯型の情
報処理装置に係り、特に通話時において、スケジューラ
で設定されたアラーム時刻の通知方法に特徴を有する携
帯電話機能付き情報処理装置及びアラーム時刻通知方法
に関する。
ケジューラなどの手帳機能とを合わせ持った携帯型の情
報処理装置に係り、特に通話時において、スケジューラ
で設定されたアラーム時刻の通知方法に特徴を有する携
帯電話機能付き情報処理装置及びアラーム時刻通知方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PDA(personal di
gital assistance)等の携帯型情報処
理装置では、文書作成機能をはじめ、メモ機能、スケジ
ュール機能、アドレス機能といった個人情報を管理する
ための各種の機能を備えているものがあり、いつでも、
どこでも、必要な情報を入力したり、あるいは、画面に
表示して見ることができる。
gital assistance)等の携帯型情報処
理装置では、文書作成機能をはじめ、メモ機能、スケジ
ュール機能、アドレス機能といった個人情報を管理する
ための各種の機能を備えているものがあり、いつでも、
どこでも、必要な情報を入力したり、あるいは、画面に
表示して見ることができる。
【0003】ここで、PIM(Peraonal In
formation Manager)と呼ばれる手帳
機能を持った携帯情報ツールや電子手帳においては、ス
ケジューラのアラーム機能が必須となっている。これ
は、ユーザが希望する時刻に、ビープ音などを鳴らし、
スケジューラ上の会議の時間等が近づいたことを通知す
る機能である。
formation Manager)と呼ばれる手帳
機能を持った携帯情報ツールや電子手帳においては、ス
ケジューラのアラーム機能が必須となっている。これ
は、ユーザが希望する時刻に、ビープ音などを鳴らし、
スケジューラ上の会議の時間等が近づいたことを通知す
る機能である。
【0004】また、この種の情報処理装置では、PHS
(personal handyphone syst
em)等の携帯電話機能を搭載したものがあり、装置
(端末機器)を持ち歩きながら、電話をかけたり、受け
たりすることができる。
(personal handyphone syst
em)等の携帯電話機能を搭載したものがあり、装置
(端末機器)を持ち歩きながら、電話をかけたり、受け
たりすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スケジューラで設定さ
れたアラーム時刻は、通常本体に設置された圧電素子な
どの発音体より発音される。しかしながら、携帯電話機
能を合わせ持った情報処理装置において、通話中にこの
アラーム音を鳴らすと、耳障りなものとなり、使用者に
不快な印象を与えてしまう。
れたアラーム時刻は、通常本体に設置された圧電素子な
どの発音体より発音される。しかしながら、携帯電話機
能を合わせ持った情報処理装置において、通話中にこの
アラーム音を鳴らすと、耳障りなものとなり、使用者に
不快な印象を与えてしまう。
【0006】なお、装置本体に設けられたスイッチを操
作すれば、アラーム音の音量を「大」、「中」、「小」
に切替えたり、オフすることはできる。しかしながら、
電話は突然かかってくるため、このようなユーザの手動
操作による音量切替えでは不具合である。
作すれば、アラーム音の音量を「大」、「中」、「小」
に切替えたり、オフすることはできる。しかしながら、
電話は突然かかってくるため、このようなユーザの手動
操作による音量切替えでは不具合である。
【0007】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、手帳機能操作時と通話中とでアラーム時刻の通知
方法を切り替え、使用者の使い勝手を向上させた携帯電
話機能付き情報処理装置及びアラーム時刻通知方法を提
供することを目的とする。
ので、手帳機能操作時と通話中とでアラーム時刻の通知
方法を切り替え、使用者の使い勝手を向上させた携帯電
話機能付き情報処理装置及びアラーム時刻通知方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電話機能を備
えた情報処理装置において、手帳機能操作時と通話中と
で、スケジューラで設定されるアラーム時刻の通知方法
を切り替えるものであり、特に通話中である場合には現
在時刻がアラーム時刻に達した旨を通話に影響しないよ
うに通知することを特徴とする。この通知方法を以下の
ように使い分けることで、使用者の使い勝手を向上させ
ることができる。
えた情報処理装置において、手帳機能操作時と通話中と
で、スケジューラで設定されるアラーム時刻の通知方法
を切り替えるものであり、特に通話中である場合には現
在時刻がアラーム時刻に達した旨を通話に影響しないよ
うに通知することを特徴とする。この通知方法を以下の
ように使い分けることで、使用者の使い勝手を向上させ
ることができる。
【0009】(1)通話時においては、受話器用レシー
バからアラーム音を発生させる。手帳操作時には、使用
者の耳と本体設置の発音体が離れているため、アラーム
音は大きな音で鳴らす必要がある。しかし、通話時には
使用者の耳と機器が近い位置にあるため、本体設置の発
音体では、音が大きく耳障りとなる。そこで、通話時に
限り受話器用レシーバからアラーム音を通知すれば、通
話への影響を防ぐことができる。
バからアラーム音を発生させる。手帳操作時には、使用
者の耳と本体設置の発音体が離れているため、アラーム
音は大きな音で鳴らす必要がある。しかし、通話時には
使用者の耳と機器が近い位置にあるため、本体設置の発
音体では、音が大きく耳障りとなる。そこで、通話時に
限り受話器用レシーバからアラーム音を通知すれば、通
話への影響を防ぐことができる。
【0010】(2)通話時においては、本体設置の発音
体から発生するアラーム音の音量を下げる。上記同様
に、通話時には使用者の耳と機器が近い位置にあるた
め、本体設置の発音体では、音が大きく耳障りとなる。
そこで、通話時に限り本体設置の発音体のアラーム音の
音量を下げるようにすれば、通話への影響を防ぐことが
できる。
体から発生するアラーム音の音量を下げる。上記同様
に、通話時には使用者の耳と機器が近い位置にあるた
め、本体設置の発音体では、音が大きく耳障りとなる。
そこで、通話時に限り本体設置の発音体のアラーム音の
音量を下げるようにすれば、通話への影響を防ぐことが
できる。
【0011】(3)通話時においては、LED等の発光
体を点灯する。上記同様に、通話時には使用者の耳と機
器が近い位置にあるため、本体設置の発音体では、音が
大きく耳障りとなる。そこで、通話時に限りアラーム音
は鳴らさず、LED等の発光体を点灯させてアラーム時
刻の到来を通知するようにすれば、通話への影響を防ぐ
ことができる。
体を点灯する。上記同様に、通話時には使用者の耳と機
器が近い位置にあるため、本体設置の発音体では、音が
大きく耳障りとなる。そこで、通話時に限りアラーム音
は鳴らさず、LED等の発光体を点灯させてアラーム時
刻の到来を通知するようにすれば、通話への影響を防ぐ
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形
態に係る携帯電話機能付き情報処理装置のハードウェア
構成を示すブロック図である。本装置は、PHS(pe
rsonal handyphone system)
電話機能を内蔵した電池駆動型のPDAからなり、メモ
機能、スケジュール機能、アドレス機能といった個人情
報を管理するための手帳機能(PIM機能)を備えてい
る。
の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形
態に係る携帯電話機能付き情報処理装置のハードウェア
構成を示すブロック図である。本装置は、PHS(pe
rsonal handyphone system)
電話機能を内蔵した電池駆動型のPDAからなり、メモ
機能、スケジュール機能、アドレス機能といった個人情
報を管理するための手帳機能(PIM機能)を備えてい
る。
【0013】本装置は、手帳機能を実現するための情報
処理制御部1と、電話機能を実現するための無線通信制
御部2からなる。情報処理制御部1において、3はCP
U部(メインコントロール部)であり、本装置全体の制
御を行う。このCPU部3の詳細構成を図2に示す。C
PU部3は、CPU20と、ROM21、RAM22等
のメモリチップで構成される。システムを制御するプロ
グラムは、ROM21あるいはRAM22に格納されて
おり、このプログラムをCPU20が実行することで機
器が動作する。
処理制御部1と、電話機能を実現するための無線通信制
御部2からなる。情報処理制御部1において、3はCP
U部(メインコントロール部)であり、本装置全体の制
御を行う。このCPU部3の詳細構成を図2に示す。C
PU部3は、CPU20と、ROM21、RAM22等
のメモリチップで構成される。システムを制御するプロ
グラムは、ROM21あるいはRAM22に格納されて
おり、このプログラムをCPU20が実行することで機
器が動作する。
【0014】また、RAM22には、スケジュール機能
で扱うスケジュール情報および通知モードが記憶されて
いる。スケジュール情報は、スケジュールの日時、用件
等の各情報からなり、ここでは当該スケジュール時間に
合わせてアラーム音を鳴らすためのアラーム時刻情報が
付加されている。
で扱うスケジュール情報および通知モードが記憶されて
いる。スケジュール情報は、スケジュールの日時、用件
等の各情報からなり、ここでは当該スケジュール時間に
合わせてアラーム音を鳴らすためのアラーム時刻情報が
付加されている。
【0015】通知モードは、通話時にアラーム時刻にな
った旨をユーザに通知する方法を示すものであり、ここ
では以下のような通知モード1〜3の3つのモードを有
し、ユーザが図示せぬモード設定画面等により、その中
の1つモードを当該スケジュール情報に対して設定して
おく。
った旨をユーザに通知する方法を示すものであり、ここ
では以下のような通知モード1〜3の3つのモードを有
し、ユーザが図示せぬモード設定画面等により、その中
の1つモードを当該スケジュール情報に対して設定して
おく。
【0016】通知モード1:アラーム音を受話器から発
生させる。 通知モード2:アラーム音の音量を下げて発生させる。 通知モード3:LEDを点灯する。
生させる。 通知モード2:アラーム音の音量を下げて発生させる。 通知モード3:LEDを点灯する。
【0017】4は無線通信制御IFであり、無線通信制
御部2とのインタフェース回路である。着呼、発呼動作
など音声やデータの送受信動作がCPU部3の制御の下
で行われる。5はBEEP音制御部であり、指定された
周波数のサイン波を発生する回路である。6はこのサイ
ン波を入力信号として発音体を鳴動させる発音装置であ
り、BEEP音制御部5からの指示で音量を調整でき
る。
御部2とのインタフェース回路である。着呼、発呼動作
など音声やデータの送受信動作がCPU部3の制御の下
で行われる。5はBEEP音制御部であり、指定された
周波数のサイン波を発生する回路である。6はこのサイ
ン波を入力信号として発音体を鳴動させる発音装置であ
り、BEEP音制御部5からの指示で音量を調整でき
る。
【0018】7はLED制御部であり、LED8のドラ
イバ回路である。通話モード3が設定されている場合、
通話時にアラーム音に代わり、このLED8がLED制
御部7により点灯してアラーム時刻に達したことを通知
する。9はRTC(リアルタイムクロック)であり、現
在時刻を計時する。
イバ回路である。通話モード3が設定されている場合、
通話時にアラーム音に代わり、このLED8がLED制
御部7により点灯してアラーム時刻に達したことを通知
する。9はRTC(リアルタイムクロック)であり、現
在時刻を計時する。
【0019】10は入力部、11は入力制御部である。
入力部10は、データの入力や指示を行うための入力装
置であり、例えば透明タブレット装置からなる。入力制
御部11は、入力部10から入力されるデータの入力制
御を行う。12は表示部、13は表示制御部である。表
示部12は、データを表示するための表示装置であり、
例えばLCD (Liquid Crystal Display) からなる。表
示制御部13は、表示部12に表示するデータの表示制
御を行う。また、ここでは、入力部10と表示部12と
が一体化されており、同一画面にて表示と入力(ペン入
力)の両方を行う構成となっている。
入力部10は、データの入力や指示を行うための入力装
置であり、例えば透明タブレット装置からなる。入力制
御部11は、入力部10から入力されるデータの入力制
御を行う。12は表示部、13は表示制御部である。表
示部12は、データを表示するための表示装置であり、
例えばLCD (Liquid Crystal Display) からなる。表
示制御部13は、表示部12に表示するデータの表示制
御を行う。また、ここでは、入力部10と表示部12と
が一体化されており、同一画面にて表示と入力(ペン入
力)の両方を行う構成となっている。
【0020】一方、無線通信制御部2において、14は
無線部であり、受信制御と送信制御を行うための回路で
構成される。受信制御回路は、アンテナにて受信した無
線周波数信号(アナログ信号)を増幅、周波数変換し、
ベースバンド信号に復調する。送信制御回路は、ベース
バンド信号を変調し、周波数変換した後、無線周波数信
号を増幅して送信する。
無線部であり、受信制御と送信制御を行うための回路で
構成される。受信制御回路は、アンテナにて受信した無
線周波数信号(アナログ信号)を増幅、周波数変換し、
ベースバンド信号に復調する。送信制御回路は、ベース
バンド信号を変調し、周波数変換した後、無線周波数信
号を増幅して送信する。
【0021】15は通信制御部であり、図3に詳細を示
す。通信制御部15は、各種ディジタル信号処理を行う
ベースバンド部30と、これらの制御を司る無線制御系
CPU31、ROM32、RAM33、EEPROM3
4で構成される。35は無線通信制御部2とのインタフ
ェースを司る操作系CPUであり、無線通信制御部2の
無線通信制御部IF4を介してCPU部3と接続され
る。
す。通信制御部15は、各種ディジタル信号処理を行う
ベースバンド部30と、これらの制御を司る無線制御系
CPU31、ROM32、RAM33、EEPROM3
4で構成される。35は無線通信制御部2とのインタフ
ェースを司る操作系CPUであり、無線通信制御部2の
無線通信制御部IF4を介してCPU部3と接続され
る。
【0022】16はオーディオ制御部であり、17、1
8の送受話器とベースバンド部30間の制御を行う。受
話器17は、オーディオ制御部16からの音声信号を出
力するスピーカであり、ここでは通話時にBEEP音制
御部5からの信号(アラーム時刻を通知するためのアラ
ーム音信号)も出力する。送話器18は、音声信号を入
力するためのマイクである。
8の送受話器とベースバンド部30間の制御を行う。受
話器17は、オーディオ制御部16からの音声信号を出
力するスピーカであり、ここでは通話時にBEEP音制
御部5からの信号(アラーム時刻を通知するためのアラ
ーム音信号)も出力する。送話器18は、音声信号を入
力するためのマイクである。
【0023】図4は携帯電話機能を持った情報処理装置
の外観構成を示す図である。装置本体の前面には、入力
部10と表示部12とからなる入出力装置が設けられて
いる。表示部12はLCDからなり、スケジューラ等の
各種情報を表示するための出力装置として使用され、ま
た、このLCD上部に重ね合わされたタブレットからな
る入力部10は情報入力装置として使用される。
の外観構成を示す図である。装置本体の前面には、入力
部10と表示部12とからなる入出力装置が設けられて
いる。表示部12はLCDからなり、スケジューラ等の
各種情報を表示するための出力装置として使用され、ま
た、このLCD上部に重ね合わされたタブレットからな
る入力部10は情報入力装置として使用される。
【0024】この入出力装置(10、12)の両側に
は、受話器17と送話器18が設けられている。本装置
を携帯電話として使用する場合には、装置本体を縦にし
て携帯電話の如く持ち、入出力装置(10、12)を頬
に当て、装置上部に位置する受話器17(スピーカ)に
耳を当て、装置下部に位置する送話器18(マイク)を
通して話す。
は、受話器17と送話器18が設けられている。本装置
を携帯電話として使用する場合には、装置本体を縦にし
て携帯電話の如く持ち、入出力装置(10、12)を頬
に当て、装置上部に位置する受話器17(スピーカ)に
耳を当て、装置下部に位置する送話器18(マイク)を
通して話す。
【0025】また、装置本体には、発音装置6とLED
8が設けられている。発音装置6は、アラーム音の発生
によってアラーム時刻になったことをユーザに通知する
ためのものである。LED8は、点灯によってアラーム
時刻になったことをユーザに通知するためのものであ
る。
8が設けられている。発音装置6は、アラーム音の発生
によってアラーム時刻になったことをユーザに通知する
ためのものである。LED8は、点灯によってアラーム
時刻になったことをユーザに通知するためのものであ
る。
【0026】次に、同実施形態の動作を説明する。図5
は同実施形態におけるアラーム時刻通知処理の動作を示
すフローチャートである。図2に示すRAM22には、
ユーザによって登録されたスケジュール情報(アラーム
時刻情報を含む)と共に、ユーザによって設定された通
知モードが記憶されているものとする。
は同実施形態におけるアラーム時刻通知処理の動作を示
すフローチャートである。図2に示すRAM22には、
ユーザによって登録されたスケジュール情報(アラーム
時刻情報を含む)と共に、ユーザによって設定された通
知モードが記憶されているものとする。
【0027】RTC9によって現在時刻が計時されてお
り、CPU部3はその現在時刻を常時監視して、それが
スケジューラにて設定されたアラーム時刻になったこと
を確認すると(ステップA11のYes)、以下のよう
な処理を実行する。
り、CPU部3はその現在時刻を常時監視して、それが
スケジューラにて設定されたアラーム時刻になったこと
を確認すると(ステップA11のYes)、以下のよう
な処理を実行する。
【0028】すなわち、まず、CPU部3は無線通信制
御部IF4を通じて現在通話が行われているかどうかを
判断する。その結果、通話中でなければ、手帳機能操作
時と判断し(ステップA12のNo)、CPU部3はB
EEP音制御部5に制御信号を出力し、発音装置6から
アラーム音を通常の音量で発生させて、アラーム時刻に
なった旨をユーザに通知する(ステップA13)。
御部IF4を通じて現在通話が行われているかどうかを
判断する。その結果、通話中でなければ、手帳機能操作
時と判断し(ステップA12のNo)、CPU部3はB
EEP音制御部5に制御信号を出力し、発音装置6から
アラーム音を通常の音量で発生させて、アラーム時刻に
なった旨をユーザに通知する(ステップA13)。
【0029】一方、通話中であれば、つまり、無線通信
制御部2にて電話の送受信処理が行われている場合には
(ステップA12のYes)、CPU部3は通知モード
に応じた特定の通知処理を実行し、アラーム時刻になっ
た旨を通話に影響しないようにしてユーザに通知する
(ステップA14)。
制御部2にて電話の送受信処理が行われている場合には
(ステップA12のYes)、CPU部3は通知モード
に応じた特定の通知処理を実行し、アラーム時刻になっ
た旨を通話に影響しないようにしてユーザに通知する
(ステップA14)。
【0030】図6は上記ステップA14の特定通知の具
体的な処理動作を示すフローチャートである。通話時に
おいて、通知モード1が設定されている場合には(ステ
ップB11のYes)、CPU部3はBEEP音制御部
5に制御信号を出力し、受話器17からアラーム音を発
生させて、アラーム時刻になった旨をユーザに通知する
(ステップB12)。
体的な処理動作を示すフローチャートである。通話時に
おいて、通知モード1が設定されている場合には(ステ
ップB11のYes)、CPU部3はBEEP音制御部
5に制御信号を出力し、受話器17からアラーム音を発
生させて、アラーム時刻になった旨をユーザに通知する
(ステップB12)。
【0031】この場合、図4に示すように、手帳操作時
には使用者の耳と発音装置6が離れているため、アラー
ム音は大きな音で鳴らす必要がある。しかし、通話時に
は使用者の耳と機器が近い位置にあるため、発音装置6
では音が大きく耳障りとなる。そこで、通話時に限り受
話器17からアラーム音を発生させることで、このよう
な問題を解消することができる。
には使用者の耳と発音装置6が離れているため、アラー
ム音は大きな音で鳴らす必要がある。しかし、通話時に
は使用者の耳と機器が近い位置にあるため、発音装置6
では音が大きく耳障りとなる。そこで、通話時に限り受
話器17からアラーム音を発生させることで、このよう
な問題を解消することができる。
【0032】また、通知モード2が設定されている場合
には(ステップB13のYes)、CPU部3はBEE
P音制御部5に制御信号を出力し、アラーム音の音量を
通常より下げて発生させる(ステップB14)。
には(ステップB13のYes)、CPU部3はBEE
P音制御部5に制御信号を出力し、アラーム音の音量を
通常より下げて発生させる(ステップB14)。
【0033】このように、通話時には使用者の耳と発音
装置6が近い位置にあるため、発音装置6では音が大き
く耳障りとなるが、通話時に限り発音装置6からのアラ
ーム音の音量を下げることで、このような問題を解消す
ることができる。
装置6が近い位置にあるため、発音装置6では音が大き
く耳障りとなるが、通話時に限り発音装置6からのアラ
ーム音の音量を下げることで、このような問題を解消す
ることができる。
【0034】また、通知モード3が設定されている場合
には(ステップB13のNo)、CPU部3はLED制
御部7に制御信号を出力し、LED8を点灯させる(ス
テップB15)。
には(ステップB13のNo)、CPU部3はLED制
御部7に制御信号を出力し、LED8を点灯させる(ス
テップB15)。
【0035】このように、通話時には使用者の耳と発音
装置6が近い位置にあるため、発音装置6では音が大き
く耳障りとなるが、通話時に限りアラーム音は鳴らさ
ず、LED8を点灯させることで、このような問題を解
消することができる。
装置6が近い位置にあるため、発音装置6では音が大き
く耳障りとなるが、通話時に限りアラーム音は鳴らさ
ず、LED8を点灯させることで、このような問題を解
消することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スケジュ
ーラで設されたアラーム時刻に達した際に、通話中であ
るか否かを判断し、通話中であれば、発音装置からアラ
ーム音を鳴らすことを止め、受話器からアラーム音を発
生させるか、発音装置からアラーム音量を下げて発生さ
せるか、あるいは、発音装置からアラーム音は鳴らさ
ず、LED等の表示体を点滅させるようにしたため、耳
元近くで大きなアラーム音が鳴り、使用者に不快感を与
えることを防ぐことができる。これにより、携帯電話機
能とスケジューラなどの手帳機能とを合わせ持った携帯
型の情報処理装置において、使用者の使い勝手を向上さ
せることができる。
ーラで設されたアラーム時刻に達した際に、通話中であ
るか否かを判断し、通話中であれば、発音装置からアラ
ーム音を鳴らすことを止め、受話器からアラーム音を発
生させるか、発音装置からアラーム音量を下げて発生さ
せるか、あるいは、発音装置からアラーム音は鳴らさ
ず、LED等の表示体を点滅させるようにしたため、耳
元近くで大きなアラーム音が鳴り、使用者に不快感を与
えることを防ぐことができる。これにより、携帯電話機
能とスケジューラなどの手帳機能とを合わせ持った携帯
型の情報処理装置において、使用者の使い勝手を向上さ
せることができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハー
ドウェア構成を示すブロック図。
ドウェア構成を示すブロック図。
【図2】図1のCPU部の詳細構成を示すブロック図。
【図3】図1の通信制御部の詳細構成を示すブロック
図。
図。
【図4】携帯電話機能を持った情報処理装置の外観構成
を示す図。
を示す図。
【図5】同実施形態におけるアラーム時刻通知処理の動
作を示すフローチャート。
作を示すフローチャート。
【図6】図5の特定通知の具体的な処理動作を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
1…情報処理制御部 2…無線通信制御部 3…CPU部 4…無線通信制御部IF 5…BEEP音制御部 6…発音装置 7…LED制御部 8…LED 9…RTC 14…無線部 15…通信制御部 16…オーディオ制御部 17…受話器 18…送話器
Claims (8)
- 【請求項1】 電話機能を備えた情報処理装置におい
て、 アラーム時刻を記憶する記憶手段と、 現在時刻が上記記憶手段に記憶されたアラーム時刻に達
したことを検出する時刻検出手段と、 この時刻検出手段によって現在時刻がアラーム時刻に達
したことが検出された場合に、現在通話中であるか否か
を判断する通話判断手段と、 この通話判断手段の結果に応じて、通話中でない場合に
はアラーム時刻に達した旨を通常に通知し、通話中であ
る場合にはアラーム時刻に達した旨を通話に影響しない
ように通知する通知手段とを具備したことを特徴とする
携帯電話機能付き情報処理装置。 - 【請求項2】 発音装置と受話器とを有し、 上記通知手段は、通話中でない場合には上記発音装置か
らアラーム音を発生させ、通話中である場合には上記受
話器からアラーム音を発生させることを特徴とする請求
項1記載の携帯電話機能付き情報処理装置。 - 【請求項3】 発音装置を有し、 上記通知手段は、通話中でない場合には上記発音装置か
らアラーム音を通常の音量で発生させ、通話中である場
合には上記発音装置からアラーム音の音量を下げて発生
させることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機能付
き情報処理装置。 - 【請求項4】 発音装置と発光体とを有し、 上記通知手段は、通話中でない場合には上記発音装置か
らアラーム音を発生させ、通話中である場合には上記発
光体を点灯させることを特徴とする請求項1記載の携帯
電話機能付き情報処理装置。 - 【請求項5】 電話機能を備えた情報処理装置のアラー
ム時刻通知方法において、 アラーム時刻をメモリに記憶させておき、 現在時刻が上記メモリに記憶されたアラーム時刻に達し
たことを検出し、 現在時刻がアラーム時刻に達したとき、現在通話中であ
るか否かを判断し、 通話中でない場合にはアラーム時刻に達した旨を通常に
通知し、通話中である場合にはアラーム時刻に達した旨
を通話に影響しないように通知することを特徴とするア
ラーム時刻通知方法。 - 【請求項6】 発音装置と受話器とを有し、 通話中でない場合には上記発音装置からアラーム音を発
生させ、通話中である場合には上記受話器からアラーム
音を発生させることを特徴とする請求項5記載のアラー
ム時刻通知方法。 - 【請求項7】 発音装置を有し、 通話中でない場合には上記発音装置からアラーム音を通
常の音量で発生させ、通話中である場合には上記発音装
置からアラーム音の音量を下げて発生させることを特徴
とする請求項5記載のアラーム時刻通知方法。 - 【請求項8】 発音装置と発光体とを有し、 通話中でない場合には上記発音装置からアラーム音を発
生させ、通話中である場合には上記発光体を点灯させる
ことを特徴とする請求項5記載のアラーム時刻通知方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8127146A JPH09312679A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 携帯電話機能付き情報処理装置及びアラーム時刻通知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8127146A JPH09312679A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 携帯電話機能付き情報処理装置及びアラーム時刻通知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09312679A true JPH09312679A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14952762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8127146A Pending JPH09312679A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | 携帯電話機能付き情報処理装置及びアラーム時刻通知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09312679A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008148205A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Nec Corp | 携帯端末、予定通知方法、及びプログラム |
WO2020113390A1 (zh) * | 2018-12-03 | 2020-06-11 | 深圳市欢太科技有限公司 | 一种闹钟播放的方法、装置及电子设备 |
-
1996
- 1996-05-22 JP JP8127146A patent/JPH09312679A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008148205A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Nec Corp | 携帯端末、予定通知方法、及びプログラム |
WO2020113390A1 (zh) * | 2018-12-03 | 2020-06-11 | 深圳市欢太科技有限公司 | 一种闹钟播放的方法、装置及电子设备 |
CN113170014A (zh) * | 2018-12-03 | 2021-07-23 | 深圳市欢太科技有限公司 | 一种闹钟播放的方法、装置及电子设备 |
CN113170014B (zh) * | 2018-12-03 | 2022-07-26 | 深圳市欢太科技有限公司 | 一种闹钟播放的方法、装置及电子设备 |
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