JP2008146067A - 定着器およびこれを含む画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】初期予熱時間を短縮するとともに熱的な安全性を向上させ、印刷紙の定着温度を容易に制御できる定着器およびこれを含む画像形成装置を提供する。
【解決手段】印刷紙Pに形成されたトナー画像Tを定着させる画像形成装置の定着器100において、軸回転する加圧ローラ120と、加圧ローラとともに印刷紙を挟むニップ部Nを形成し、加圧ローラからの回転力の伝達によって印刷紙とともに回転する定着ベルト140と、電源の印加によって熱を発生させ、発生した熱の少なくとも一部をニップ部側に伝達する発熱部160と、発熱部の加熱温度範囲で相が変化する材質で形成され、発熱部の熱によって潜熱を蓄積し、蓄積された潜熱をニップ部側に供給する相変化部170とを含んで構成される。
【選択図】図4
【解決手段】印刷紙Pに形成されたトナー画像Tを定着させる画像形成装置の定着器100において、軸回転する加圧ローラ120と、加圧ローラとともに印刷紙を挟むニップ部Nを形成し、加圧ローラからの回転力の伝達によって印刷紙とともに回転する定着ベルト140と、電源の印加によって熱を発生させ、発生した熱の少なくとも一部をニップ部側に伝達する発熱部160と、発熱部の加熱温度範囲で相が変化する材質で形成され、発熱部の熱によって潜熱を蓄積し、蓄積された潜熱をニップ部側に供給する相変化部170とを含んで構成される。
【選択図】図4
Description
本発明は、定着器およびこれを含む画像形成装置に関し、より詳細には、構造を改善して初回の印刷時の待機時間を短縮させるとともに、印刷紙の流入による温度変化を最小化して印刷品質を向上させ、定着温度を容易に制御できる定着器およびこれを含む画像形成装置に関する。
図1を参照して、一般的な画像形成装置の構成を説明すれば、次の通りとなる。
電子写真式の画像形成装置は、一般的に、帯電、走査、現像、転写、および定着の段階を順に経て印刷紙Pに画像を形成する。
まず、帯電器20に高圧のコロナ放電によってドラム30の表面内外に陽および陰電荷を形成させる。その後、電荷が形成されたドラム30の表面が回転し、光学系で走査パターン単位の信号によるレーザービームが走査され、ドラム表面に形成された陰電荷を文字形態で焼滅させて潜像を形成させる。
次に、現像器の磁性ローラ40とドラム30が微細な間隔で互いに回転するとともに、陰成分を有するトナー粒子が、レーザービームが走査されたドラム30の表面に付着して、表面に実際に文字を形成する。
ここで、光源12から出たレーザービームは、信号処理によって動作するレーザービーム変調によって変調された後、レーザービームコリメータ(図示せず)によって走査されるのが一般的である。また、走査されるレーザービームは、ポリゴンミラー14に走査された後、補正のためのレンズ16を経ることによってぶれや歪みが補正され、反射ミラー18を経てドラム30の表面上に結ばれる。
転写器80では、高圧のコロナ放電によって印刷紙Pの裏面に陽電荷を形成することによって、ドラム30の表面に形成された陰トナー粒子を引き寄せ、印刷紙P上に画像を形成するようにする。
次に、定着器50によって印刷紙P上に形成されたトナー画像に適当な熱と圧力をかけて融着させた後、印刷紙Pを出力する。
一方、ドラム30の表面に残っている残余トナーは、掃除部70を経てドラム30で損傷なく除去されて廃トナーボックスに送られる。また、ドラム30の表面に残っている残留電荷は、一定の光で中和されて初期状態となり、再び帯電器20によって帯電されるようにする。
このような画像形成装置のうち、印刷紙に形成されたトナー画像を定着させる定着器は、定着の方式によってローラ方式とベルト方式とに大別される。
まず、図2を参照して、ローラ方式の定着器の構成について説明すれば、次の通りとなる。
ローラ方式の定着器50は、基本的に、軸回転する加圧ローラ52と、これに接触しながら回転し、加圧ローラ52とともに印刷紙を挟むニップ部Nを形成する定着ローラ54と、定着ローラ54の中央部に具備され、定着ローラ54に熱を伝達する発熱部56とを含んで構成される。
印刷紙は、加圧ローラ52と定着ローラ54との間に流入し、加圧ローラ52と定着ローラ54との間の圧力および発熱部56によって加熱された定着ローラ54の表面熱によってトナー画像Tの定着が形成される。
しかし、このようなローラ方式の定着器は、定着ローラ54内部に具備された発熱部56の熱によって定着ローラ54の外周面全体を加熱しなければならないため、定着ローラ54を加熱するのに長い時間を要する。すなわち、このようなローラ方式の定着器は、定着ローラの熱容量が大きいため、初期の予熱時間が長いという問題点があった。
このような問題点を補うために、ベルト方式の定着器が提案された。
図3を参照して、ベルト方式定着器の構成について説明する。
ベルト方式の定着器60は、軸回転する加圧ローラ62と、加圧ローラ62から回転力が伝達されて印刷紙Pとともに回転する定着ベルト64と、電源の印加によって熱を発生させる発熱部66とを含んで構成される。また、発熱部66の前面で発熱部66を保護する保護部69が具備されており、発熱部66の外側には支持部68が具備されている。
すなわち、ベルト方式の定着器とは、定着ベルト64が印刷紙Pとともに回転するものであり、定着ベルト64内部に具備された発熱部66が固定された状態で印刷紙Pを挟むニップ部Nに熱を伝達し、トナー画像Tの定着を行うものである。
したがって、回転する定着ベルト64の外周面全体に熱を伝達せずに局部的にニップ部Nのみに熱を伝達するため、初期予熱時間を著しく短縮することができる。すなわち、ニップ部Nを形成する保護部69や定着ベルト64の熱容量が小さいため高速の昇温が可能となり、初期の余熱時間を減らして印刷待機時間を短縮させる。
しかし、前記のような構成を有するベルト方式の定着器は、局部的な加熱方式であって、ローラ方式の定着器に比べて初期の余熱時間を減らせるという利点はあるものの、熱容量が少なく、印刷紙の流入によって温度降下が生じるという問題点があった。
すなわち、相対的に温度が低い印刷紙が流入することでニップ部の温度が低下し、印刷過程の前半と後半とに温度差が生じることで定着程度に差が生じる。したがって、印刷紙の上側と下側の定着程度に差が生じ、印刷品質に差が生じるという問題点があった。
これとともに、発熱部の温度が適正な温度以上で過熱されるようになり、印刷品質が均等でなくなるという問題点があった。さらに、このために、発熱部に印加される電源を精密に制御しなければならないという問題点があった。
特開2000−259015号公報
特開平5−281870号公報
特開平11−190951号公報
特開2005−338781号公報
本発明は、前記した従来の問題点を解決するために案出されたものであって、本発明は、初期の予熱時間を短縮させるとともに、印刷紙の流入による温度変化を最小化した定着器およびこれを含む画像形成装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、印刷負荷の変化に拘らずに印刷紙の定着の程度を均等にし、一定した印刷品質が得られる定着器およびこれを含む画像形成装置を提供すること他の目的とする。
また、本発明は、発熱部の温度を適正な温度範囲内で制御し、印刷紙の定着温度を適正に維持させる定着器およびこれを含む画像形成装置を提供することをさらに他の目的とする。
前記のような目的を達成するために、本発明は、印刷紙に形成されたトナー画像を定着させる画像形成装置の定着器において、軸回転する加圧ローラと、前記加圧ローラとともに印刷紙を挟むニップ部を形成し、前記加圧ローラから回転力が伝達されて前記印刷紙とともに回転する定着ベルトと、電源の印加によって熱を発生させ、発生した熱の少なくとも一部を前記ニップ部側に伝達する発熱部と、前記発熱部の加熱温度範囲で相(phase)が変化する材質で形成され、前記発熱部の熱によって潜熱を蓄積し、蓄積された潜熱を前記ニップ部側に供給する相変化部とを含んで構成される。
また、前記相変化部は、前記発熱部に接することが好ましく、前記相変化部は、前記発熱部の前記ニップ部が形成される側である前面とその反対側である背面のうちの少なくともいずれか一面に具備されることがより好ましい。
一方、前記相変化部は、固状と液状との間で相が変化することが好ましい。また、前記相変化部の融点は、前記ニップ部の定着温度以上で構成される。
これとともに、前記相変化部の材質は、溶融点が異なる複数の物質を混合して形成されることも可能である。この場合に、前記相変化部の融点は、前記複数の物質の混合比を変化させて調節することが好ましい。
また、前記相変化部は、鉛(Pb)と錫(Sn)のうちの少なくともいずれか1つの材質を含む。
一方、相変化部は、前記印刷紙の幅方向と進行方向の前面に渡って具備されたり、前記印刷紙の幅方向または進行方向に沿って一定間隔に配置された収容溝に配置されたりする。
また、本発明に係る定着器は、前記発熱部および前記相変化部の外部を囲む支持部と、前記発熱部と前記定着ベルトの内周面との間に具備され、前記定着ベルト上にニップ部を形成するニップ形成部とをさらに含む。
また、本発明は、上述した定着器を含む画像形成装置を提供する。
また、本発明の定着器は、印刷紙に形成されたトナー画像を定着させる画像形成装置の定着器において、加圧ローラと、前記加圧ローラとともに印刷紙を挟むニップ部を形成する定着要素と、電源の印加によって熱を発生させ、発生した熱の少なくとも一部を前記ニップ部側に伝達する発熱部と、前記発熱部に隣接配置され、前記発熱部の熱によって潜熱を蓄積し、蓄積された潜熱を前記ニップ部側に供給する相変化部とを含む。
前記相変化部は、前記発熱部の前記ニップ部が形成される側である前面とその反対側である背面のうちの少なくともいずれか一面に具備され、前記相変化部の材質は、溶融点が異なる複数の物質を混合して形成され、前記相変化部の融点は、前記複数の物質の混合比を変化させて調節することが好ましい。また、前記相変化部の融点は、前記複数の物質の混合比を変化させて調節することが好ましく、前記相変化部は、発熱部から伝達される熱の温度によって相が変化する物質で構成されることが好ましい。
前記相変化部は複数であって、前記発熱部の周囲に配置されたり、前記複数の相変化部は、定着要素の回転軸と平行して配置されたり、前記複数の相変化部は、定着要素の回転方向と対応するように配置されたりする。前記複数の相変化部は、相互に離隔配置されることが好ましい。
一方、前記相変化部は、第1特定相(characteristic phase)を有する第1物質を具備した第1相変化部と、第2特定相を有する第2物質を具備した第2相変化部とを含んでいる。前記第1相変化部は、前記発熱部の第1温度によって相が変化することが好ましく、前記第2相変化部は、前記発熱部の第2温度によって相が変化することが好ましい。
前記相変化部は、前記定着要素と加圧ローラのうちの1つの回転軸と平行に配置されたり、前記相変化部は、前記発熱部と直接接触して配置されたりする。
また、印刷紙に形成されたトナー画像を定着させる画像形成装置の定着器において、加圧ローラと、前記加圧ローラとともに印刷紙を挟むニップ部を形成する定着要素と、電源の印加によって熱を発生させ、発生した熱の少なくとも一部を前記ニップ部側に伝達する発熱部と、前記定着要素と前記加圧ローラよりも熱容量が大きく、前記発熱部の熱によって潜熱を蓄積し、蓄積された潜熱を前記ニップ部側に供給する相変化部とを含む。
前記のような構成を有する本発明に係る定着器およびこれを含む画像形成装置は、次のような効果を有する。
第1に、相変化によって発熱部から発生した熱を潜熱に蓄積し、これをニップ部側に供給する相変化部を具備することによって、印刷紙の流入による温度降下を最小化し、均等な定着過程において均等な温度分布を維持して印刷品質を向上させるという利点がある。
すなわち、従来のローラ方式に比べて初期の予熱時間を格段に短縮し、待機時間を減少させるとともに、印刷紙の流入による温度変化量を画期的に減らすことで均等な定着温度を維持できるようになり、印刷紙の定着を均等にして熱的な安全性を満たすことができるようになる。
特に、相変化部を構成する物質の混合比を変化させることで定着温度に適合した融点での調節が可能であり、初期の予熱時間が短縮される高温昇温特性を維持しつつも、印刷紙の流入による温度降下をより効率的に短縮させることができる。
第2に、高速印刷などによる印刷負荷が増加しても、印刷負荷の変化にかかわらずに温度降下を最小化することができ、印刷品質を均等に維持できるという利点がある。
第3に、相変化部によって発熱部の温度が相変化部の融点以上になれば、残った熱は相変化部に伝達され、相変化部の潜熱として蓄積されるため、ニップ部の温度を定着に適当な温度で容易に調節できるようになるという利点がある。
以下、添付の図面に基づき、本発明の好適な実施の形態を詳細に説明するが、本発明がこれらの実施形態によって制限または限定されることはない。図中、同じ参照符号は同じ部材を示す。
まず、図4を参照して、本発明の一実施形態に係る定着器の構成を説明すれば、次の通りとなる。
上述したように、定着器100は、画像形成装置において印刷紙Pに形成されたトナー画像Tを適正な圧力と温度によって印刷紙P上に定着させる機器であって、本実施形態に係る定着器100は、加圧ローラ120と、定着ベルト140と、発熱部160と、相変化部170とを含んで構成される。
加圧ローラ120は、駆動力の印加によって軸回転するローラであって、長さ方向に長く形成された円筒状で形成されるのが一般的である。本実施形態では、図4に示されたように、加圧ローラ120内部の一定部分が空いている円筒状で形成された形態を例示している。
定着ベルト140は、上述した加圧ローラ120とともにニップ部Nを形成する構成要素であって、加圧ローラ120からの回転力の伝達によって印刷紙Pとともに回転するように構成される。また、定着ベルト140は、加圧ローラ120に対応するように、長さ方向に長く形成されたベルト状で構成される。
ここで、ニップ部Nとは、加圧ローラ120と定着ベルト140が接触しながら印刷紙Pを挟む部位を指称する。
定着ベルト140は、円滑な回転のために一定の弾性力を有することが一般的であり、後述する発熱部160から発生した熱の伝達によってニップ部Nに流入する印刷紙Pに形成されたトナー画像Tを定着させる。
一方、定着ベルト140と加圧ローラ120との間には、印刷紙Pの定着に必要な一定の圧縮力が存在することが好ましい。
発熱部160は、外部からの電源の印加によって熱を発生させ、発生した熱の少なくとも一部をニップ部N側に伝達する役割を行う。ここで、発熱部160から熱を発生させる方式は、電熱線やランプを用いるなど多様な具現が可能である。
ここで、発熱部160の前面、より具体的には、発熱部160と定着ベルト140の内周面との間にはニップ形成部150が具備され、定着ベルト140が加圧ローラ120とともに印刷紙Pを挟むニップ部Nを形成し、発熱部160を保護する役割を行う。
これとともに、ニップ形成部150は、発熱部160から発生した熱を定着ベルト140のニップ部N側に伝達する。
相変化部170は、発熱部160の加熱温度範囲内で相が変化する材質で形成されており、発熱部160の熱によって潜熱を蓄積し、これをニップ部に供給する役割を行う構成要素である。
本実施形態において、相変化部170は、発熱部160と接するように構成され、発熱部160の熱の伝導によって伝達される。
相変化部170の位置には制限がないが、本実施形態では、図4に示すように、相変化部170が2つで形成されており、発熱部160の前面と背面にそれぞれ配置された形態を例示している。相変化部170の具備位置に対する変形例は、図6Aおよび図6Bを参照して後述する。
相変化部170の相は、固相と液相または液相と気相の間で変化する。本実施形態では、容積変化が相対的に少ない上にパッケージングし易いように、固相と液相との間で相が変化する形態を例示している。
一方、相変化部170の融点は、発熱部160の加熱温度範囲内に存在する。
一般的に、熱が伝達する過程における熱損失によって、発熱部160の温度よりもニップ部Nの定着温度が少し低く形成される。作動環境に応じて異なるが、本実施形態では、その数値を解析した結果、発熱部160の温度が約230〜240℃の範囲に、ニップ部Nの定着温度が約180〜200℃の範囲に存在している。
相変化部170は、発熱部160に接して構成されるため、融点がニップ部Nの定着温度以上であることが好ましい。
このような条件を満たす相変化部170の材質として、例えば、融点が232℃である錫、融点が183℃である鉛−錫の合金が適用される。
参考までに、鉛の融点は327℃であり、錫の融点は232℃であるが、2つの元素を混合すれば、混合された合金の融点は、共晶反応によって2つの元素の融点よりも低くなる。より具体的には、鉛と錫を63:37の比率で混合すれば、混合した合金の融点は183℃となる。
このように、相変化部170の材質は、溶融点が異なる複数の物質を混合して形成され、この場合に、相変化部170の融点は、複数の物質の混合比を変化させて調節される。
本実施形態では、発熱部160と相変化部170の外部を囲む支持部180が含まれており、支持部180が発熱部160と相変化部170を収容する。
また、熱の放熱を最小化するために、支持部180の少なくとも一部には、相変化部170の放熱を抑制する断熱部材を具備することが好ましい。
一方、定着ベルト140はポリイミド(PI)、ニップ形成部150は耐摩耗性および潤滑性を有する材質で形成されており、ニップ形成部150は発熱部160や相変化部170に比べて厚さが著しく薄いため、熱容量も極めて小さい。
本実施形態では、定着ベルト140の内周面の一部に回転案内部190が具備されており、定着ベルト140の回転を案内する役割を行う。
図5Aおよび図5Bを参照して、上述した構成を有する定着器の予熱過程と定着過程における相変化部の機能と作用について具体的に説明する。
上述したように、相変化部170は、発熱部160の熱を潜熱として蓄積し、蓄積された潜熱をニップ部N側に供給する。
予熱過程においては、まず、発熱部160への電源の印加によって熱が発生する。発生した熱の一部は発熱部160の前方のニップ部N側に伝達され、残りの一部は発熱部160の前面と背面に形成された相変化部170に伝達される。
図5Aに示すように、ニップ部Nの温度が定着温度Tmaxに到達した時点t1において、相変化部170は、発熱部160から伝達された熱によって溶融しながら潜熱を蓄積する。
このとき、相変化部170の融点は、ニップ部Nの定着温度Tmax以上であることが好ましく、ニップ部Nの温度が定着温度に到達する際に、相変化部170の温度が融点に到達するように設定するのが好ましい。
次に、図5Bに示すように、予熱が完了した後、印刷紙の流入を経て定着が行われる定着過程においては、相対的に温度が低い印刷紙の流入に伴ってニップ部Nの温度が低くなり、印刷紙が排出されれば再び温度は上がり、発熱部160の熱によって最高温度まで上昇する(t2時点)という過程を繰り返す。
このような一連の過程のうち、印刷紙が流入する際には、相変化部170が凝固するとともに、相変化部170が相変化によって蓄積しておいた潜熱をニップ部N側に供給し、熱容量が少ない発熱部160の温度降下を補う。
したがって、図5Aおよび図5Bに示すように、本発明に係る定着器は、印刷紙Pが流入する際において、従来ではT2まで温度が低下していたが、本発明では温度の低下がT1までとなり、ニップ部Nの温度降下が従来に比べて著しく減少されたことを確認することができる。
このように、本発明は、相変化部170によって潜熱を蓄積し、これを定着過程においてニップ部N側に供給することで、印刷紙が流入する際に少ない熱容量による温度降下を最小化できる。
また、発熱部160の温度が相変化部170の融点以上となれば、残りの熱は相変化部170に伝達されて相変化部170の潜熱として蓄積されるため、ニップ部Nの温度定着において適当な温度で調節が可能となる。すなわち、ニップ部Nの最高温度を一定範囲内で容易に調節できる。
図6Aおよび図6Bを参照して、本発明の相変化部の具備位置を相違させた変形例について説明する。
上述した実施形態では、相変化部172が発熱部160の前面と背面にそれぞれ配置された形態で構成されているが、本変形例は、相変化部172が単一層で形成された形態で構成される。
より具体的に説明すると、図6Aは、相変化部172が発熱部160の前面、具体的には、発熱部160とニップ形成部150との間に具備された形態で形成されており、図6Bは、相変化部174が発熱部160の後面、具体的には、発熱部160と支持部180との間に具備された形態で形成されている。
このように、相変化部の具備位置は多様な変形が可能であり、発熱部の側面部位に具備されたり、発熱部の外面を囲む形態で具備されることも可能である。
図7Aないし図7Cを参照して、本発明の相変化部の配置形態を相違させた変形例について説明する。
相変化部270、370、470は、印刷紙の幅方向と印刷紙の進行方向に亘って多様な形態で配置が可能である。
図7Aは、ハウジング275の内部に相変化部270が印刷紙の幅方向と進行方向に亘る面で具備された形態を例示している。
また、図7Bおよび図7Cは、相変化部370、470が印刷紙の幅方向または進行方向に沿って一定間隔で配置された収容溝に配置された形態を例示している。より具体的に、図7Bは、ハウジング375上において印刷紙の幅方向に一定間隔で配置された円形の溝に相変化部370が具備された形態で形成されており、図7Cは、ハウジング475上において印刷紙の進行方向に沿って区画された長方形溝に相変化部470が具備された形態で形成されている。
上述したように、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、該当の技術分野において熟練した当業者にとっては、特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更させることができることを理解することができるであろう。すなわち、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に基づいて定められ、発明を実施するための最良の形態により制限されるものではない。
14:ポリゴンミラー
16:レンズ
18:反射ミラー
20:帯電器
30:ドラム
40:磁性ローラ
50:定着器
52、62、120:加圧ローラ
54:定着ローラ
56:発熱器
64、140:定着ベルト(定着要素)
66、160:発熱部
68、180:支持部
69:保護部
70:掃除部
150:ニップ形成部
170、172、174、270、370、470:相変化部
190:回転案内部
275、375、475:ハウジング
P:印刷紙
N:ニップ
T:トナー画像
16:レンズ
18:反射ミラー
20:帯電器
30:ドラム
40:磁性ローラ
50:定着器
52、62、120:加圧ローラ
54:定着ローラ
56:発熱器
64、140:定着ベルト(定着要素)
66、160:発熱部
68、180:支持部
69:保護部
70:掃除部
150:ニップ形成部
170、172、174、270、370、470:相変化部
190:回転案内部
275、375、475:ハウジング
P:印刷紙
N:ニップ
T:トナー画像
Claims (27)
- 印刷紙に形成されたトナー画像を定着させる画像形成装置の定着器において、
軸回転する加圧ローラと、
前記加圧ローラとともに印刷紙を挟むニップ部を形成し、前記加圧ローラからの回転力の伝達によって前記印刷紙とともに回転する定着ベルトと、
電源の印加によって熱を発生させ、発生した熱の少なくとも一部を前記ニップ部側に伝達する発熱部と、
前記発熱部の加熱温度範囲において相が変わる材質で形成され、前記発熱部の熱によって潜熱を蓄積し、蓄積された潜熱を前記ニップ部側に供給する相変化部と、
を含んで構成される定着器。 - 前記相変化部は、前記発熱部に接することを特徴とする請求項1に記載の定着器。
- 前記相変化部は、前記発熱部の前記ニップ部が形成される側である前面とその反対側である背面のうちの少なくともいずれか一面に具備されることを特徴とする請求項1または2に記載の定着器。
- 前記相変化部は、固相と液相との間で相が変化することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着器。
- 前記相変化部の融点は、前記ニップ部の定着温度以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の定着器。
- 前記相変化部の材質は、溶融点が異なる複数の物質を混合して形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の定着器。
- 前記相変化部の融点は、複数の物質の混合比を変化させて調節することを特徴とする請求項6に記載の定着器。
- 前記相変化部は、鉛と錫のうちの少なくともいずれか1つの材質を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の定着器。
- 前記相変化部は、前記印刷紙の幅方向と進行方向に亘る面で具備されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の定着器。
- 前記相変化部は、前記印刷紙の幅方向または進行方向に沿って一定間隔で配置された収容溝に配置されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の定着器。
- 前記発熱部および前記相変化部の外部を囲む支持部をさらに含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の定着器。
- 前記発熱部と前記定着ベルトの内周面との間に具備され、前記定着ベルト上にニップ部を形成するニップ形成部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の定着器。
- 請求項1ないし12のうちのいずれか1項の定着器を含む画像形成装置。
- 印刷紙に形成されたトナー画像を定着させる画像形成装置の定着器において、
加圧ローラと、
前記加圧ローラとともに印刷紙を挟むニップ部を形成する定着要素と、
電源の印加によって熱を発生させ、発生した熱の少なくとも一部を前記ニップ部側に伝達する発熱部と、
前記発熱部に隣接配置され、前記発熱部の熱によって潜熱を蓄積し、蓄積された潜熱を前記ニップ部側に供給する相変化部と、
を含んで構成される定着器。 - 前記相変化部は、前記発熱部の前記ニップ部が形成される側である前面とその反対側である背面のうちの少なくともいずれか一面に具備されることを特徴とする請求項14に記載の定着器。
- 前記相変化部の材質は、溶融点が異なる複数の物質を混合して形成されることを特徴とする請求項14または15に記載の定着器。
- 前記相変化部の融点は、前記複数の物質の混合比を変化させて調節することを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載の定着器。
- 前記相変化部は、前記発熱部から伝達される熱の温度によって相が変化する物質で構成されることを特徴とする請求項14〜17のいずれか1項に記載の定着器。
- 前記相変化部は複数であり、前記発熱部の周囲に配置されることを特徴とする請求項14〜18のいずれか1項に記載の定着器。
- 前記複数の相変化部は、定着要素の回転軸と平行に配置されることを特徴とする請求項19に記載の定着器。
- 前記複数の相変化部は、定着要素の回転方向と対応するように配置されることを特徴とする請求項19に記載の定着器。
- 前記複数の相変化部は、相互間で離隔配置されることを特徴とする請求項19〜21のいずれか1項に記載の定着器。
- 前記相変化部は、第1特定相を有する第1物質を具備した第1相変化部と、第2特定相を有する第2物質を具備した第2相変化部とを含む請求項14〜22のいずれか1項に記載の定着器。
- 前記第1相変化部は、前記発熱部の第1温度によって相が変化し、前記第2相変化部は、前記発熱部の第2温度によって相が変化することを特徴とする請求項23に記載の定着器。
- 前記相変化部は、前記定着要素と加圧ローラのうちの1つの回転軸と平行に配置されることを特徴とする請求項14〜19のいずれか1項に記載の定着器。
- 前記相変化部は、前記発熱部と直接接触して配置されることを特徴とする請求項14〜25のいずれか1項に記載の定着器。
- 印刷紙に形成されたトナー画像を定着させる画像形成装置の定着器において、
加圧ローラと、
前記加圧ローラとともに印刷紙を挟むニップ部を形成する定着要素と、
電源の印加によって熱を発生させ、発生した熱の少なくとも一部を前記ニップ部側に伝達する発熱部と、
前記定着要素と前記加圧ローラよりも熱容量が大きく、前記発熱部の熱によって潜熱を蓄積し、蓄積された潜熱を前記ニップ部側に供給する相変化部と、
を含んで構成される定着器。
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