JP2008144827A - ダンパ付プーリ - Google Patents

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【課題】共振時のプーリユニットの捩り方向の振動変位(円周方向の相対変位量)を小さくできるダンパ付プーリを提供する。
【解決手段】ダンパ付プーリ1は、ダンパ部を有するダンパユニット2とダンパユニット2に対して同心状に配置されるプーリユニット3とを備えており、プーリユニット3には円弧状長孔31が形成され、これに係合する突起部32がダンパユニット2に設けられている。プーリユニット3のダンパユニット2に対する正転方向に相対変位は、円弧状長孔31の一端部33が突起部32に当接することにより規制される。第1の係止部としての突起部32と第2の係止部としての一端部33により相対変位が規制されるので、共振時のプーリユニット3の振動変位が小さくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンのクランクシャフト等の回転軸に装着され、クランクシャフト等の回転軸のトルクを無端ベルトを介して各種の補機に伝達するダンパ付プーリに関する。
エンジンのクランクシャフトのトルクを無端ベルトを介して発電機やコンプレッサ等の種々の補機に伝達するためにダンパ付プーリが用いられている。ダンパ付プーリは、特許文献1に記載されるように、ダンパユニットとこれに装着されるプーリユニットとを有している。ダンパユニットはエンジンのクランクシャフトに取り付けられる取付部であるハブと、このハブに設けられてクランクシャフトのねじり振動を低減するダンパ部とを有している。プーリユニットはVベルト等の無端ベルトが掛け渡されるV溝付のプーリ部と、このプーリ部から径方向内方に延びるカバー部とを有し、カバー部に取り付けられた環状の弾性体がハブに装着されている。
国際公開2005/005865号パンフレット(図1)
プーリユニットとダンパユニットとの間に設けられる環状の弾性体は、主にエンジンのアイドリング回転等のようにエンジン低回転時のクランクシャフトのトルク変動によって発生するクランクシャフトの速度変動がプーリ部に伝達されるのを低減する機能を有している。
しかし、ダンパ付プーリにおいては、エンジン始動時からアイドル回転に至る過程で、クランクシャフトのトルク変動の周波数(エンジンの振動周波数)がプーリユニットの捩り方向(円周方向)の固有振動数域を通過するため、このときのプーリユニットの共振によって、ダンパユニット(ハブ)に対してプーリユニットが捩り方向へ大きく振動変位する。
このため、簡易な構成で、上記共振によって生じるプーリユニットの捩り方向の振動変位(円周方向の相対変位量)を小さくできるダンパ付プーリの出現が課題となっていた。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、簡易な構成で、共振時のプーリユニットの捩り方向の振動変位(円周方向の相対変位量)を小さくできるダンパ付プーリを提供することを目的とするものである。
本発明のダンパ付プーリは、回転軸に取り付けられる取付部と、前記取付部と一体に回転し前記回転軸のねじり振動を低減するダンパ部とを有するダンパユニットと、外周面にプーリ溝を有し、前記ダンパユニットに対して同心状に配置されるプーリユニットとを備えたダンパ付プーリであって、前記プーリユニットが前記ダンパユニットに対して、正転方向に相対変位しようとするときに、前記相対変位を規制する規制手段を有することを特徴とする。
本発明のダンパ付プーリにおいて、前記規制手段は、前記ダンパユニットに設けた第1の係止部と前記プーリユニットに設けた第2の係止部とを備えたことを特徴とする。
本発明のダンパ付プーリにおいて、前記第1の係止部は突起部であり、前記第2の係止部は円周方向に形成された円弧状長孔の一端部であることを特徴とする。
本発明のダンパ付プーリは、前記第1の係止部と前記第2の係止部との少なくともいずれか一方に当接時の干渉を緩和する弾性体を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、プーリユニットがダンパユニットに対して先行する正転方向の相対変位が規制されるので、ダンパ付プーリの共振時におけるプーリユニットの振動変位が小さくなる。
図1は本発明の一実施の形態であるダンパ付プーリを示す正面図であり、図2は図1におけるA−A線拡大断面図である。
図1に示すように、このダンパ付プーリ1はダンパユニット2とこれに対して同心状に配置されるプーリユニット3とを備えている。ダンパユニット2は貫通孔11が形成された取付部としてのボス部12と、このボス部12から径方向外方に延出する円盤部13とを備えたハブ14を有しており、ハブ14は貫通孔11に組み込まれる回転軸としてのエンジンのクランクシャフト(図示省略)に取り付けられ、エンジンのクランクシャフトのトルクがハブ14に伝達される。
円盤部13の周縁部には、ここから軸方向に延出してボス部12の中心軸Oに同軸状となった外側円筒部15が一体に設けられている。外側円筒部15の外側には環状質量体16が配置され、環状質量体16の内周面と外側円筒部15の外周面との間には、加硫ゴム等の弾性材料により形成された環状弾性体17が圧入され、環状質量体16と環状弾性体17とにより、取付部としてのボス部12と一体に回転しクランクシャフトのねじり振動を低減するダンパ部18が形成されている。
プーリユニット3は外周面に複数のプーリ溝21が形成された円筒形状のプーリ部22と、このプーリ部22の軸方向一端部から径方向内側に向けて延出して一体に設けられるカバー部23とを備えたプーリ本体24を有している。カバー部23の内面には、加硫ゴム等の弾性材料からなる環状弾性体25が固定され、この環状弾性体25の端面には支持リング26が固定されている。支持リング26は円筒形状の嵌合部26aとこの端部から径方向外方に向けて傾斜して延出する突き当て部26bとを有し、突き当て部26bに環状弾性体25が固定されている。この環状弾性体25はプーリユニット3とダンパユニット2の間で捩り変形することにより、主にエンジンのアイドリング回転のようにエンジン低回転時のエンジントルク変動によって発生するクランクシャフトの速度変動を低減する機能を有している。
プーリユニット3はダンパユニット2に同心状に配置されるようになっており、プーリユニット3をダンパユニット2に装着した状態のもとで、環状弾性体25に圧縮力を加えるために、ハブ14に設けられた内側円筒部19の外側にはプレッシャーリング27が組み込まれるようになっている。このプレッシャーリング27は中心軸Oと同心状となって嵌合部26aに嵌合される円筒形状の嵌合部27aと、この嵌合部27aの端部から径方向外方に傾斜して延出する押圧部27bとを備えている。
プレッシャーリング27の嵌合部27aは支持リング26の嵌合部26aに圧入されて同心状に嵌合し、嵌合部27aの外周面は嵌合部26aの内周面に面接合している。嵌合部27aの内周面はハブ14の内側円筒部19に圧入されて同心状に嵌合し、嵌合部27aの内面は内側円筒部19の外周面に面接合している。これらの内側円筒部19,嵌合部26a,27bが相互に嵌合することによって、ダンパユニット2とプーリユニットとが組み立てられ、環状弾性体25は軸方向に予圧縮された状態となる。
プレッシャーリング27の押圧部27bとカバー部23との間にはスラストベアリング28が配置され、プレッシャーリング27はスラストベアリング28を介してカバー部23を押圧し、環状弾性体25に予圧縮が付与される。環状質量体16の外周面とプーリ本体24のプーリ部22の内周面との間には、ジャーナルベアリング29が設けられている。これらのベアリング28,29はそれぞれ樹脂材料により成形されている。
支持リング26の嵌合部26aとプレッシャーリング27の嵌合部27aとの嵌合位置は軸方向に調整可能となっているので、ダンパ付プーリ1を組み立てる際に、突き当て部26bと押圧部27bとの離間長を軸方向に調整することができる。これにより、プレッシャーリング27を支持リング26へ組み付ける際に、環状弾性体25に軸方向に所定の予圧縮を付与することができる。プレッシャーリング27の嵌合部27aとハブ14の内側円筒部19との軸方向の位置も調整可能となっているので、ダンパ付プーリ1を組み立てる際に、ダンパユニット2とプーリユニット3との軸方向の相対位置を調整することができる。これにより、プーリユニット3のダンパユニット2に対する軸方向の位置を調整することができる。
図1に示すように、プーリ本体24のカバー部23には円周方向に120度の位相をずらして3つの円弧状長孔31が形成されており、ダンパユニット2の外側円筒部15に設けられた突起部32がそれぞれの円弧状長孔31内に突出している。突起部32は本発明の第1の係止部を構成しており、エンジンによるダンパ付プーリ1の回転方向を図1において矢印Rで示す正転方向とすると、ダンパユニット2のハブ14に正転方向のトルクが加わっていない時、つまり初期状態の時には、突起部32は円弧状長孔31の正転方向を向いた一端部33に当接するか、これよりも僅かに離れた位置となっており、一端部33は本発明の第2の係止部を構成している。このように、突起部32を一端部33に接近させて配置すると、プーリユニット3がダンパユニット2に対して正転方向に相対変位しようとすると、突起部32がストッパ面として機能する一端部33に当接してプーリユニット3のダンパユニット2に対する正転方向の相対変位が規制される。第1の係止部として突起部32と、第2の係止部としての一端部33とにより規制手段が形成されている。
図3(A)〜(D)は図1および図2に示した本発明のダンパ付プーリ1によりエンジンのクランクシャフトのトルクを補機に伝達した場合におけるダンパ付プーリ1の挙動を示す概略図である。一方、図4(A)〜(D)は、比較例であるダンパ付プーリ1aによりエンジンのクランクシャフトのトルクを補機に伝達した場合におけるダンパ付プーリ1aの挙動を示す概略図である。図3および図4においては、ダンパ付プーリ1,1aはいずれも時計方向を正転方向としてこの方向に回転してクランクシャフトのトルクを補機に伝達する。
図3(A)は、ダンパ付プーリ1が静止している(クランクシャフトが停止している。)初期状態Sを示しており、この初期状態Sのもとでは、突起部32は円弧状長孔31の一端部33に当接もしくは両者間に僅かな隙間を形成している。図3(B)はダンパ付プーリ1がエンジンのアイドリング回転数の領域で回転してエンジンのクランクシャフトのトルクを補機に伝達している通常状態を示しており、この状態のもとでは、エンジン始動時に補機を回転駆動するための負荷に抗してプーリユニット3が回転しようとするため、環状弾性体25が捩れてハブ14はプーリ本体24に対して初期位置Sよりも所定の角度だけ先行した状態となる。図3(B)においては、ハブ14がプーリ本体24に対して先行角度θ1(+4度)となっている状態が示されている。
図3(C)は、ダンパ付プーリ1が共振現象を起こしてハブ14がプーリ本体24に対して初期位置Sよりもθ3の角度先行した状態を実線で示す。このように通常状態よりも大きな角度でハブ14が先行すると、環状弾性体25に蓄えられたエネルギーによりプーリ本体24がハブ14よりも先行する方向に逆転変位することになるが、このように逆転変位すると、円弧状長孔31の一端部33が突起部32に当接するので、プーリ本体24がハブ14よりも正転方向に相対変位することが規制される。これにより、共振時のプーリ本体24の捩り方向の振動変位を小さくすることができる。
図4に示す比較例としてのダンパ付プーリ1aにおいては、円弧状長孔31の円周方向中央部に突起部32が配置されている。図4(A)は図3(A)と同様に初期状態Sを示し、図4(B)は図3(B)と同様に通常状態を示す。
図4に示すように、円弧状長孔31の円周方向中央部に突起部32を配置すると、ダンパ付プーリ1aが共振現象を起こしてハブ14がプーリ本体24に対して初期位置Sよりもθ3の角度先行すると、環状弾性体25に蓄えられたエネルギーによりプーリ本体24がハブ14よりも先行する方向に逆転変位することになり、逆転変位によりプーリ本体24がハブ14よりも正転方向に相対変位することになる。図4(C)においては、プーリ本体24がハブ14に対して初期位置よりも角度θ4(−8度)先行する方向に相対変位した状態が二点鎖線で示されている。
比較例のように、共振時にハブ14がプーリ本体24に先行する方向の相対変位と、逆にプーリ本体24がハブ14に先行する方向の相対変位とを許容すると、共振時の振動変位が大きくなる。これに対し、本発明のダンパ付プーリ1においては、円弧状長孔31と突起部32との機械的な干渉によってプーリ本体24がハブ14に対して先行する正転方向の相対変位が規制されるので、簡易な構成で共振時のプーリ本体24の捩り方向の振動変位を小さくすることができる。
なお、突起部32が円弧状長孔31内に入り込んでいるので、環状弾性体25が万一破損したとしても、突起部32が円弧状長孔31の端面に当接して、エンジンのクランクシャフトのトルクを補機に伝達することができ、突起部32によりフェールセーフの機能を果たすことができる。
図5はエンジンのクランクシャフトのトルクを補機に伝達するためにクランクシャフトに装着されたダンパ付プーリにおけるハブ14とプーリ本体24との捩れ角の関係を示すプーリ特性線図である。図5において、本発明のプーリ特性は実線のみで示されており、比較例のプーリ特性は実線と破線とにより示されている。
エンジンが始動されると、クランクシャフトは、例えば200〜300rpmのダンパ付プーリの共振域の回転数を経てアイドリング回転数に到達することになる。共振域では比較例のダンパ付プーリ1aにおいては、ハブ14がプーリ本体24に対して先行する方向に大きい振幅で変位した後に、プーリ本体24がハブ14に対して先行する方向に変位することになる。したがって、図4(C)に示すように、初期位置Sよりも例えば角度θ4程度までプーリ本体24がハブ14に先行する方向に変位すると、共振域では、図5において実線と破線で示す大きな振幅でプーリ本体24が共振することになる。
これに対し、本発明のダンパ付プーリ1においては、ハブ14がプーリ本体24に対して先行する方向に大きい振幅で変位した後に、プーリ本体24がハブ14に対して先行する方向に変位しようとすると、突起部32が円弧状長孔31の一端部33に当接するので、プーリ本体24とハブ14の相対位置は初期位置Sを限度に変位することになる。これにより、プーリ本体24とハブ14は、図5において実線で示す範囲でのみの相対変位となり、共振時の振動変位が小さくなる。
図6はエンジン始動時におけるクランクシャフトとプーリ本体の回転数の変化を示すグラフである。クランクシャフトの回転数が実線で示されるようにエンジン始動時からアイドル回転に到達するまでに変化すると、本発明のダンパ付プーリ1は、共振域において、比較例のダンパ付プーリ1aよりも振幅Lだけ振動変位が少なくなった。
図7は本発明の他の実施の形態であるダンパ付プーリ1の一部を示す正面図であり、このダンパ付プーリ1の第1の係止部としての突起部32の外側には、突起部32がストッパ面としての一端部33に当接する時の干渉を緩和するために、ゴム製の弾性体34が設けられている。これにより、共振時にプーリ本体24がハブ14に対して先行する方向に相対変位しても、円弧状長孔31の一端部33が突起部32に当接する際における干渉が緩和され、当接時の騒音も低減できる。なお、一端部33に弾性体34を取り付けるようにしても良く、一端部33と突起部32の両方に弾性体を取り付けるようにしても良い。
プーリ本体24に形成される円弧状長孔31はプーリ本体24の内外面を貫通して形成されているが、プーリ本体24の外面に円弧状長孔31を開口させることなく、底付きの円弧状溝としても良い。また、ダンパユニット2のハブ14と一体となった外側円筒部15に第1の係止部として円弧状溝を形成し、プーリ本体24に第2の係止部として突起部32を設けるようにしても良い。
なお、本発明において、ダンパユニットに設けられる第1の係止部とプーリユニットに設けられる第2の係止部は、プーリユニットがダンパユニットに対して、正転方向に相対変位しようとするときに、その相対変位を規制できれば良く、この構成や機構あるいは設けられる位置は任意である。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。本発明は主としてエンジンのアイドリング回転のようにエンジン低回転時のエンジントルク変動によって発生するクランクシャフトの速度変動を遮断するための環状弾性体25を有するダンパ付プーリであれば、どのようなタイプのものにも適用することができる。例えば、図1および図2に示すダンパ付プーリ1においては、支持リング26の嵌合部26aがプレッシャーリング27の嵌合部27aの外側に嵌合しているが、嵌合部27aを嵌合部26aの外側に嵌合させるようにしても良く、両方の嵌合部26a,27aを内側円筒部19に直接嵌合させるようにしても良い。さらに、図2に示すように、環状弾性体25は環状質量体16の径方向内方に配置されているが、環状弾性体25と環状質量体16とを軸方向に隣り合って配置するようにしても良く、その場合にはこれらを近い外径とすることができ、ダンパ付プーリの外径を図2に示す場合よりも小さくすることができる。
本発明の一実施の形態であるダンパ付プーリを示す正面図である。 図1におけるA−A線拡大断面図である。 (A)〜(D)は、本発明のダンパ付プーリによりエンジンのクランクシャフトのトルクを補機に伝達した場合におけるダンパ付プーリの挙動を示す概略図である。 (A)〜(D)は、比較例としてのダンパ付プーリによりエンジンのクランクシャフトのトルクを補機に伝達した場合におけるダンパ付プーリの挙動を示す概略図である。 エンジン動力を補機に伝達するためにクランクシャフトに装着されたダンパ付プーリにおけるハブとプーリ本体との捩れ角の関係を示すプーリ特性線図である。 エンジン始動時におけるクランクシャフトとプーリ本体の回転数の変化を示すグラフである。 本発明の他の実施の形態であるダンパ付プーリの一部を示す正面図である。
符号の説明
1 ダンパ付プーリ
2 ダンパユニット
3 プーリユニット
12 ボス部
14 ハブ
15 外側円筒部
16 環状質量体
17 環状弾性体
18 ダンパ部
23 カバー部
24 プーリ本体
25 環状弾性体
31 円弧状長孔
32 突起部(第1の係止部)
33 一端部(第2の係止部)
34 弾性体

Claims (4)

  1. 回転軸に取り付けられる取付部と、前記取付部と一体に回転し前記回転軸のねじり振動を低減するダンパ部とを有するダンパユニットと、
    外周面にプーリ溝を有し、前記ダンパユニットに対して同心状に配置されるプーリユニットとを備えたダンパ付プーリであって、
    前記プーリユニットが前記ダンパユニットに対して、正転方向に相対変位しようとするときに、前記相対変位を規制する規制手段を有することを特徴とするダンパ付プーリ。
  2. 請求項1記載のダンパ付プーリにおいて、前記規制手段は、前記ダンパユニットに設けた第1の係止部と前記プーリユニットに設けた第2の係止部とを備えたことを特徴とするダンパ付プーリ。
  3. 請求項2記載のダンパ付プーリにおいて、前記第1の係止部は突起部であり、前記第2の係止部は円周方向に形成された円弧状長孔の一端部であることを特徴とするダンパ付プーリ。
  4. 請求項2または3記載のダンパ付プーリにおいて、前記第1の係止部と前記第2の係止部との少なくともいずれか一方に当接時の干渉を緩和する弾性体を設けたことを特徴とするダンパ付プーリ。
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