JP2008141863A - 圧電アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐エロージョン性に優れた圧電アクチュエータを提供すること。
【解決手段】エンジンの燃料噴射用のインジェクタにおける燃料通路内に配設され、該燃料通路内の燃料に晒された状態で使用される圧電アクチュエータ1は、圧電アクチュエータ1の駆動源となる圧電素子10と、圧電素子10を収納すると共に、圧電素子10の駆動に応じて変動可能な可動部21を設けた金属ケース2とを有する。金属ケース2における可動部21は、基準長さ50μmの測定範囲において1μm間隔で所定方向から触診を接触させた際の接触点の位置を検出し、隣接する接触点間の上記所定方向における変位差の絶対値を合計し、平均した値である表面粗さデータが0.1〜1μmであり、かつ、表面硬度がHv200〜600である。
【選択図】図2

Description

本発明は、インジェクタ等の駆動源として用いられる圧電アクチュエータに関する。
従来から、自動車の内燃機関等の燃料噴射装置(例えば、ディーゼルエンジン用のインジェクタ)の駆動源として用いられる圧電アクチュエータが知られている(特許文献1参照)。圧電アクチュエータは、小型化・省スペースの観点から、インジェクタ内の燃料通路内に配設され、その燃料通路内の燃料に晒された状態で使用される。
圧電アクチュエータとしては、例えば、電圧を印加させることにより駆動する圧電素子を金属ケース内に収納したものがある。圧電素子は、燃料に直接触れることで劣化し、さらには作動障害の原因となるおそれがある。そのため、通常は、圧電素子の外周面に金属ケースを設け、燃料通路内の燃料が圧電素子に触れないようにシールされている。また、金属ケースには、ベローズ等が設けられており、その部分が圧電素子の駆動に応じて変動するように構成されている。
このような圧電アクチュエータを搭載したインジェクタにおいて、燃料噴射が行われた場合、圧電アクチュエータ近傍の燃料通路内では、燃料リーク等によって燃料の圧力分布が大きく乱れ、圧力の脈動によって気泡(キャビテーション)が発生する場合がある。近年は、燃焼をより良くするために燃料の圧力を高くする傾向があり、これによって気泡の発生頻度・発生量はさらに増大する。そして、この気泡の崩壊による衝撃波が金属ケースに繰り返し作用することにより、金属ケース表面に浸食(エロージョン)が生じる。
また、金属ケースのうち、圧電素子の駆動に応じて変動する部分は、その機能を果たすために他の部分に比べて複雑な形状となっている。特に、蛇腹状を呈するベローズは、山部と谷部とが存在する形状であるため、気泡が滞留しやすくエロージョンが発生しやすい。そして、エロージョンの程度が大きいと金属ケースに穴が開き、そこから燃料がリークして圧電素子に接触し、圧電アクチュエータの作動障害を引き起こす。
そのため、圧電アクチュエータとしての機能を充分に果たし、従来と変わらない構成でありながら優れた耐エロージョン性を有する圧電アクチュエータが望まれている。
特開2003−97418号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、耐エロージョン性に優れた圧電アクチュエータを提供しようとするものである。
本発明は、内燃機関の燃料噴射用のインジェクタにおける燃料通路内に配設され、該燃料通路内の燃料に晒された状態で使用される圧電アクチュエータにおいて、
該圧電アクチュエータの駆動源となる圧電素子と、
該圧電素子を収納すると共に、該圧電素子の駆動に応じて変動可能な可動部を設けた金属ケースとを有し、
上記金属ケースにおける少なくとも上記可動部は、基準長さ50μmの測定範囲において1μm間隔で所定方向から触診を接触させた際の接触点の位置を検出し、隣接する接触点間の上記所定方向における変位差の絶対値を合計し、平均した値である表面粗さデータが0.1〜1μmであり、かつ、表面硬度がHv200〜600であることを特徴とする圧電アクチュエータにある(請求項1)。
本発明の圧電アクチュエータは、上記のごとく、駆動源となる圧電素子と該圧電素子を収納する金属ケースとを有しており、インジェクタにおける燃料通路内に配設され、該燃料通路内の燃料に晒された状態で使用される。つまり、上記金属ケースは、上記圧電素子が燃料に接触しないように該圧電素子を収納して設けられており、上記燃料通路内の燃料に晒された状態となっている。
また、上記金属ケースには、上記圧電素子の駆動に応じて変動可能な可動部が設けられている。そして、上記金属ケースにおける少なくとも上記可動部は、上記の測定方法により求められる表面粗さデータが0.1〜1μmであり、かつ、表面硬度がHv200〜600である。
すなわち、上記金属ケースにおける上記可動部は、上記圧電素子の駆動に応じて変動するという機能を果たすため、後述するベローズ等のように他の部分に比べて複雑な形状となっている。そのため、例えば燃料噴射の際に噴射されなかった一部の高圧燃料が燃料通路内にリークし、該燃料通路内に燃料の圧力脈動が生じて気泡が発生した場合には、その気泡が最も滞留(残留)しやすい部分となる。そこで、本発明では、このような上記金属ケースにおいて最も気泡が滞留しやすく、エロージョンが発生しやすい部分である上記可動部の表面粗さデータ及び表面硬度を上記特定の範囲としたのである。
そして、上記可動部の表面粗さデータを上記特定の範囲とすることにより、上記可動部の表面の凹凸を小さくし、気泡の滞留を低減させることができる。また、上記可動部の表面硬度を上記特定の範囲とすることにより、上記圧電素子の駆動に応じて変動するという機能を充分に果たしながら、上記可動部の強度を高め、滞留した気泡の崩壊による衝撃波に対する耐久性を向上させることができる。これにより、上記金属ケース、特に上記可動部におけるエロージョンの発生を抑制することができる。
このように、本発明の圧電アクチュエータは、本来の機能を充分に果たしながら、耐エロージョン性に優れたものとなる。
本発明においては、上記金属ケースにおける上記可動部の表面粗さデータが0.1μm未満の場合には、上記可動部の表面粗さデータを所望の値とすることが困難となったり、それを実現するためにコストが高くなったりするおそれがある。一方、1μmを超える場合には、上記可動部の表面における気泡の滞留を低減させる効果を充分に得ることができず、エロージョンの発生を抑制することができないおそれがある。
また、上記金属ケースにおける上記可動部の表面硬度がHv200未満の場合には、滞留した気泡の崩壊による衝撃波に対する上記可動部の耐久性を充分に得られないおそれがある。一方、Hv600を超える場合には、上記可動部は、上記圧電素子の駆動に応じて変動するという機能を果たすことができないおそれがある。
なお、上記可動部の表面粗さデータを調整する方法としては、砥粒による機械的な研磨、電解研磨、化学研磨等の研磨による表面状態の平滑化等の方法がある。
また、上記可動部の表面硬度を調整する方法としては、材料そのものを高硬度材料にする他、熱処理による材質の硬度向上、表面処理による硬度向上等の方法がある。
また、上記可動部は、大径部と小径部とを交互に有する伸縮可能なベローズであることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記圧電素子の変位に伴い、上記可動部としてのベローズを容易に伸縮させることができる。そのため、上記圧電素子の駆動に応じて変動するという上記可動部としての機能を充分に発揮することができる。
また、上記可動部は、大径部と小径部とを交互に有するベローズであるため、山部と谷部とが存在する形状となる。そのため、この谷部に気泡が滞留しやすく、エロージョンが発生しやすい。したがって、上記ベローズを適用する構成の場合には、上記可動部の表面における気泡の滞留を低減させ、滞留した気泡の崩壊による衝撃波に対する上記可動部の耐久性を向上させるという本発明の効果をより有効に発揮することができる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる圧電アクチュエータについて、図を用いて説明する。
本例の圧電アクチュエータ1は、図1に示すごとく、ディーゼルエンジンのコモンレール噴射システムに適用されたインジェクタ6に搭載されている。
このインジェクタ6は、同図に示すごとく、駆動部としての圧電アクチュエータ1が収容される上部ハウジング62と、その下端に固定され、内部に噴射ノズル部64が形成される下部ハウジング63を有している。
上部ハウジング62は略円柱状を呈し、外部のコモンレール(図示略)から高圧燃料を供給するための供給用燃料通路622が設けられ、その上端部は、上部ハウジング62上側部に突出する燃料導入管623内を経て外部のコモンレールに連通している。
また、供給用燃料通路622の側方には、燃料噴射の際に噴射されなかった燃料を外部に排出するための排出用燃料通路621が設けられている。排出用燃料通路621内には、圧電アクチュエータ1が挿通固定されている。
上部ハウジング62上側部には、排出用燃料通路621に連通する燃料導出管625が突設し、燃料導出管625から流出する燃料は、燃料タンク(図示略)へ戻される。
また、排出用燃料通路621は、上部ハウジング62及び下部ハウジング63内を下方に延びる図示しない通路によって後述する3方弁651に連通してしる。
噴射ノズル部64は、ピストンボデー631内を上下方向に摺動するノズルニードル641と、ノズルニードル641によって開閉されて燃料溜まり642から供給される高圧燃料をエンジンの各気筒に噴射する噴孔643を備えている。燃料溜まり642は、ノズルニードル641の中間部周りに設けられ、供給用燃料通路622の下端部がここに開口している。ノズルニードル641は、燃料溜まり642から開弁方向の燃料圧を受けるとともに、上端面に面して設けた背圧室644から閉弁方向の燃料圧を受けており、背圧室644の圧力が降下すると、ノズルニードル641がリフトして、噴孔643が開放され、燃料噴射がなされる。
背圧室644の圧力は3方弁651によって増減される。3方弁651は、背圧室644と供給用燃料通路622、または排出用燃料通路621と選択的に連通させる構成である。ここでは、供給用燃料通路622または排出用燃料通路621へ連通するポートを開閉するボール状の弁体を有している。この弁体は、圧電アクチュエータ1により、その下方に配設される大径ピストン652、油圧室653、小径ピストン654を介して、駆動される。
なお、燃料溜まり642、背圧室644は、供給燃料通路622から供給される高圧燃料によって満たされている。
また、排出用燃料通路621は、上述した供給燃料通路622内の燃料圧力に比べて低い圧力の燃料によって満たされている。すなわち、圧電アクチュエータ1は、排出用燃料通路621内に満たされた燃料に晒された状態となっている。
次に、インジェクタ6に搭載されている圧電アクチュエータ1について説明する。
本例の圧電アクチュエータ1は、図2に示すごとく、圧電アクチュエータ1の駆動源となる圧電素子10と、圧電素子10を収納すると共に、圧電素子10の駆動に応じて変動可能な可動部21を設けた金属ケース2とを有している。
そして、金属ケース2における可動部21は、基準長さ50μmの測定範囲において1μm間隔で所定方向から触診を接触させた際の接触点の位置を検出し、隣接する接触点間の上記所定方向における変位差の絶対値を合計し、平均した値である表面粗さデータが0.1〜1μmであり、かつ、表面硬度がHv200〜600である。
以下、これを詳説する。
なお、表面粗さデータ及びその測定方法については、後述の実施例2で説明する。
図5に示すごとく、積層型の圧電素子10は、圧電層12と内部電極層13とを交互に積層してなるセラミック積層体11を有している。セラミック積層体11は、断面樽形状を呈しており、セラミック積層体11の外周面には、相互に対面する一対の側面電極形成面111、112が形成されている。なお、圧電層12は、ジルコン酸チタン酸鉛(PZT)よりなる圧電セラミックスにより構成されている。また、内部電極層13は、Ag/Pd合金により構成されている。
また、セラミック積層体11の側面電極形成面111、112には、焼付け銀よりなる側面電極14が設けられている。各側面電極14は、セラミック積層体11の積層方向の一層おきの内部電極層13と電気的に接続しており、かつ、一方の側面電極14と電気的に接続している内部電極層13は、他方の側面電極14に対して電気的に絶縁した状態となっている。つまり、本例のセラミック積層体11は、いわゆる部分電極構造を有している。なお、側面電極14を構成する焼付け銀は、Agペーストを焼き付けたものである。
また、図2に示すごとく、側面電極14上には、導電性接着剤(図示略)を介して外部電極16が接合されている。なお、導電性接着剤は、Agフィラーをエポキシ樹脂中に含有させたものである。また、外部電極16は、金属板を加工したメッシュ状のエキスパンドメタルにAgメッキを施したものである。
また、セラミック積層体11の外周面全体は、絶縁性を有するシリコーン樹脂よりなるモールド材(図示略)によって覆われている。
また、同図に示すごとく、セラミック積層体11の積層方向の一方の端面には、接続部材18が接合されている。接続部材18は、外部電極16を外部へと導く貫通穴181を有しており、この貫通穴181に外部電極16を挿通させている。
また、セラミック積層体11のもう一方の端面には、アルミナセラミックよりなり、圧電素子10の駆動力を金属ケース2のプレート板22に伝達するための伝達部材19が設けられている。伝達部材19は、圧電アクチュエータ1の使用時において、プレート板22と当接するように構成されている。
また、同図に示すごとく、有底円筒状を呈する金属ケース2は、略円筒状を呈する胴部23と底部を構成するプレート板22とを有しており、胴部23とプレート板22とは、レーザー溶接により接合されている。また、胴部23のプレート板22側の端部には、圧電素子10の駆動に応じて変動可能な可動部21が設けられている。
可動部21は、大径部211と小径部212とを交互に有し、圧電素子10の駆動に応じて伸縮可能な金属ベローズである。可動部21は、大径部211と小径部212とによって形成された山部213と谷部214とが存在する。本例の可動部21は、8つの山部213を有している。なお、図2では、便宜上、山部213及び谷部214の数を省略して示してある。
また、金属ケース2の開口端部201は、接続部材18によって封止されている。金属ケース2の開口端部201と接続部材18とは、レーザー溶接により接合されており、金属ケース2内は密閉された状態となっている。
なお、本例の金属ケース2は、SUS304よりなるパイプをバルジ加工することによって、伸縮可能な金属ベローズとしての可動部21を形成したものである。また、可動部21は、表面の凹凸を小さくするために研磨が施されている。この研磨は、平均粒径0.5μmのα−Cr23を研磨材として分散させてなる研磨液を不織布に浸透させ、可動部21に押し当てながら金属ケース2を回転させることによって行った。
また、本例の可動部21の表面粗さデータは0.5μmである。また、可動部21を含む金属ケース2の表面硬度はHv230である。
次に、圧電アクチュエータ1の製造方法について簡単に説明する。
まず、圧電材料となるジルコン酸チタン酸鉛(PZT)よりなるセラミックス原料粉末を準備し、溶剤、バインダー、可塑剤、分散剤等を加えてスラリーを作製する。そして、ドクターブレード法により、上記スラリーをキャリアフィルム上に塗布し、一定厚みのグリーンシートを成形する。なお、グリーンシートの成形方法としては、本例で用いたドクターブレード法以外にも、押出成形法やその他種々の方法を用いることができる。
次いで、図3に示すごとく、グリーンシート120上に、予め内部電極層13を形成する部分に電極材料130を塗布しておき、そのグリーンシート120から所望の大きさのシート片100を切り出す。シート片100には、電極材料130を塗布していない控え部131が形成されている。なお、電極材料130としては、Ag/Pd合金ペーストを用いた。
次いで、図4に示すごとく、シート片100を積層し、中間積層体110を形成する。このとき、シート片100に形成された控え部131の位置が交互となるように、シート片100を積層する。
そして、形成した中間積層体110を脱脂した後、1000〜1100℃で1〜3時間焼成を行う。これにより、圧電層12と内部電極層13とを交互に積層してなるセラミック積層体11を形成する。
次いで、図5に示すごとく、セラミック積層体11の側面電極形成面111、112上に、ガラスフリットを含有するAgペースト140を塗布する。そして、塗布したAgペースト140を650℃で焼き付ける。これにより、セラミック積層体11の側面電極形成面111、112に、焼付け銀よりなる側面電極14を形成する。
次いで、図2に示すごとく、セラミック積層体11の側面電極形成面111、112に形成した側面電極14上に、導電性接着剤(図示略)を塗布して外部電極16を配置する。その後、導電性接着剤を加熱硬化させ、外部電極16を接合する。
そして、セラミック積層体11の積層方向の一方の端面に接続部材18を接合し、もう一方の端面に伝達部材19を接合する。このとき、外部電極16を接続部材18の貫通穴181に挿通させると共に、隙間をシール材により充填する。
次いで、同図に示すごとく、圧電素子10を金属ケース2の開口端部201から収納し、金属ケース2の開口端部201と接続部材18とをレーザー溶接することにより接合する。これにより、金属ケース2の開口端部201を接続部材18によって封止し、金属ケース2内を密閉した状態とする。
以上により、図2の圧電アクチュエータ1を作製する。
本例の圧電アクチュエータ1における作用効果について説明する。
本例の圧電アクチュエータ1は、駆動源となる圧電素子10と圧電素子10を収納する金属ケース2とを有しており、インジェクタ6における排出用燃料通路621内に配設され、排出用燃料通路621内の燃料に晒された状態で使用される。つまり、金属ケース2は、圧電素子10が燃料に接触しないように圧電素子10を収納して設けられており、排出燃料通路621内の燃料に晒された状態となっている。
また、金属ケース2には、圧電素子10の駆動に応じて変動可能な可動部21が設けられている。そして、金属ケース2における可動部21は、表面粗さデータが0.1〜1μmの範囲内であり、かつ、表面硬度がHv200〜600の範囲内にある。
すなわち、金属ケース2における可動部21は、圧電素子10の駆動に応じて変動するという機能を果たすため、本例で用いたベローズのように他の部分に比べて複雑な形状となっている。そのため、例えば燃料噴射の際に噴射されなかった一部の高圧燃料が排出用燃料通路621内にリークし、排出用燃料通路621内に燃料の圧力脈動が生じて気泡が発生した場合には、その気泡が最も滞留(残留)しやすい部分となる。そこで、本例では、このような金属ケース2において最も気泡が滞留しやすく、エロージョンが発生しやすい部分である可動部21の表面粗さデータ及び表面硬度を上記特定の範囲としたのである。
そして、可動部21の表面粗さデータを上記特定の範囲とすることにより、可動部21の表面の凹凸を小さくし、気泡の滞留を低減させることができる。また、可動部21の表面硬度を上記特定の範囲とすることにより、圧電素子10の駆動に応じて変動するという機能を充分に果たしながら、可動部21の強度を高め、滞留した気泡の崩壊による衝撃波に対する耐久性を向上させることができる。これにより、金属ケース2、特に可動部21におけるエロージョンの発生を抑制することができる。
また、可動部21は、大径部211と小径部212とを交互に有する伸縮可能なベローズである。そのため、圧電素子10の変位に伴い、可動部21としてのベローズを容易に伸縮させることができる。これにより、圧電素子10の駆動に応じて変動するという可動部21としての機能を充分に発揮することができる。
また、可動部21は、大径部211と小径部212とを交互に有するベローズであるため、山部213と谷部214とが存在する形状である。つまり、この谷部214に気泡が滞留しやすく、エロージョンが発生しやすい形状である。したがって、可動部21の表面における気泡の滞留を低減させ、滞留した気泡の崩壊による衝撃波に対する可動部21の耐久性を向上させるという効果をより有効に発揮することができる。
このように、本例の圧電アクチュエータは、本来の機能を充分に果たしながら、優れた耐エロージョン性を有するものとなる。
(実施例2)
本例は、実施例1の圧電アクチュエータについて、耐エロージョン性を評価した例である。
本例では、本発明品として、金属ケース2の可動部21の表面粗さデータ及び表面硬度が本発明の条件を満たしている実施例1の圧電アクチュエータ1を用意し、これを試料Eとした。また、比較品として、金属ケースの可動部の表面粗さデータ及び表面硬度が本発明の条件を満たしていない3種類の圧電アクチュエータを用意し、これを試料C1〜試料C3とした。
なお、各試料の表面粗さデータ及び表面硬度は、表1に示す。
ここで、可動部21の表面粗さデータ及び表面硬度の測定方法を説明する。
表面粗さデータを測定するに当たっては、まず、図6に示すごとく、被測定部(可動部21)の形状を測定する。具体的には、金属ケース2の径方向(Y軸方向)からシリコーンチップよりなる計測用プローブ(触診)8を可動部21に接触させ、その際の接触点の位置を検出する。そして、金属ケース2を金属ケース2の軸方向(X軸方向)に動かしながら、1μm間隔で接触点の位置の検出を繰り返し行う。これにより、可動部21の山部213及び谷部214の形状を測定する。
図7及び図8は、それぞれ試料E及び試料C1の可動部21における谷部214の形状を測定した結果である。両図は、縦軸にY変位(μm)、横軸にX変位(μm)を示したものである。なお、X変位及びY変位は、計測用プローブ8のX軸及びY軸の変位量である。
そして、本例では、表面粗さデータを次のようにして求めた。すなわち、図7及び図8に示すごとく、X変位において可動部21の谷部214の谷底Pから両側に25μmの範囲を基準長さL(50μm)とする。その基準長さLの範囲において1μm間隔で検出した接触点のY変位を用い、隣接する接触点間のY変位の変位差の絶対値(49個)について平均値を求める。これを表面粗さデータとする。
また、表面硬度を測定するに当たっては、被測定物(金属ケース2)を樹脂に埋め込み、断面カット・研磨を行う。その後、マイクロビッカース硬度計を用いて測定する。これにより、表面硬度を求める。
次に、試料Eの圧電アクチュエータ1をインジェクタ6に組み込んで駆動させ、可動部21におけるエロージョンの進行について評価した。また、試料C1〜試料C3についても同様の評価を行った。
なお、エロージョンの進行は、可動部21の表面をSEMにより観察し、レベル0〜5(図9(a)〜(f))の6段階で評価した。各レベルの評価基準は以下の通りである。
レベル0:表面異常なし
レベル1:面荒れ小
レベル2:面荒れ面積大
レベル3:局所浸食大
レベル4:局所浸食複数
レベル5:貫通
次に、エロージョンの進行についての評価結果を図10に示す。同図は、縦軸にエロージョンレベル、横軸に耐久時間(h)を示したものである。
同図から知られるように、比較品である試料C1は、耐久時間300(h)の時点でエロージョンレベルがレベル4又はレベル5となっており、エロージョンの進行が早いことがわかる。また、試料C2及び試料C3は、耐久時間300(h)の時点ではレベル0又はレベル1であるが、耐久時間500(h)の時点ではレベル1又はレベル2となっている。よって、エロージョンの進行は遅いが、徐々に進行していることがわかる。
これに対して、本発明品の試料Eは、耐久時間500(h)の時点でもエロージョンレベルがレベル0であり、表面に異常は見られなかった。
以上の結果から、本発明品(試料E)は、長期間の使用においてもエロージョンの発生を抑制することができる、優れた耐エロージョン性を有する圧電アクチュエータであることがわかる。
実施例1における、インジェクタの構造を示す説明図。 実施例1における、圧電アクチュエータの構造を示す説明図。 実施例1における、シート片を積層する工程を示す説明図。 実施例1における、セラミック積層体を示す説明図。 実施例1における、側面電極を形成したセラミック積層体を示す説明図。 実施例2における、表面形状(表面粗さデータ)の測定方法を示す説明図。 実施例2における、表面形状の測定結果(試料E)を示す説明図。 実施例2における、表面形状の測定結果(試料C1)を示す説明図。 実施例2における、(a)〜(f)エロージョンレベル0〜5の状態を示すSEM写真。 実施例2における、エロージョンレベルと耐久時間との関係を示す説明図。
符号の説明
1 圧電アクチュエータ
10 圧電素子
2 金属ケース
21 可動部
6 インジェクタ

Claims (2)

  1. 内燃機関の燃料噴射用のインジェクタにおける燃料通路内に配設され、該燃料通路内の燃料に晒された状態で使用される圧電アクチュエータにおいて、
    該圧電アクチュエータの駆動源となる圧電素子と、
    該圧電素子を収納すると共に、該圧電素子の駆動に応じて変動可能な可動部を設けた金属ケースとを有し、
    上記金属ケースにおける少なくとも上記可動部は、基準長さ50μmの測定範囲において1μm間隔で所定方向から触診を接触させた際の接触点の位置を検出し、隣接する接触点間の上記所定方向における変位差の絶対値を合計し、平均した値である表面粗さデータが0.1〜1μmであり、かつ、表面硬度がHv200〜600であることを特徴とする圧電アクチュエータ。
  2. 請求項1において、上記可動部は、大径部と小径部とを交互に有する伸縮可能なベローズであることを特徴とする圧電アクチュエータ。
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