JP2008140431A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008140431A
JP2008140431A JP2006323023A JP2006323023A JP2008140431A JP 2008140431 A JP2008140431 A JP 2008140431A JP 2006323023 A JP2006323023 A JP 2006323023A JP 2006323023 A JP2006323023 A JP 2006323023A JP 2008140431 A JP2008140431 A JP 2008140431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit line
memory cell
dummy
circuit
cell transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006323023A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5022681B2 (ja
Inventor
Yoshinobu Kaneda
義宣 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
System Solutions Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Semiconductor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Semiconductor Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006323023A priority Critical patent/JP5022681B2/ja
Priority to KR1020070122752A priority patent/KR100893474B1/ko
Priority to US11/948,715 priority patent/US7675784B2/en
Publication of JP2008140431A publication Critical patent/JP2008140431A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5022681B2 publication Critical patent/JP5022681B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/30Power supply circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/24Bit-line control circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • G11C16/28Sensing or reading circuits; Data output circuits using differential sensing or reference cells, e.g. dummy cells
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

【課題】半導体記憶装置において、動作電圧、動作温度、プロセスパラメータのばらつき等の動作環境の変化が生じても、充電、放電のタイミングを最適に自動調整して、高速読み出しを可能にする。
【解決手段】ビット線BLに対応して、2倍の配線負荷を持つ第1及び第2のダミービット線DBL1,DBL2を設ける。そして、第1のダミービット線DBL1の電圧を検知する第1の検知回路17を設け、第1の検知信号MONI(1)に基づいて充電時間を制御する。また、第2のダミービット線DBL2の電圧を検知する第2の検知回路19設け、第2の検知信号MONI(2)に基づいて放電時間を制御する。そして、第2の検知信号MONI(2)に応じて、ビット線BLの電圧をセンスするセンスアンプ12を活性化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、メモリセルトランジスタが接続されたビット線を充電し、その後、メモリセルトランジスタに記憶されたデータに応じてビット線を放電することにより、メモリセルトランジスタに記憶されたデータの読み出しを行う半導体記憶装置に関する。
近年、不揮発性メモリは、携帯電話機やデジタルカメラ等の民生品にとどまらず、高いデータ保持の信頼性が求められる車載、航空、医療機器、IDカードなどにも採用されている。
一般的な不揮発性メモリとしてEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)が知られている。これは、フローティングゲート(浮遊ゲート)に所定の電荷量が蓄積されているか否かによって、2値又はそれ以上の多値のデジタルデータを記憶し、その電荷量に応じたチャネルの導通の変化を検知することで、デジタルデータを読み出すことができるものである。また、このEEPROMは、半導体基板上にフローティングゲートと制御ゲートとが順次積層された構造を持つスタックゲート型(Stacked-Gate Type)と、フローティングゲートと制御ゲートとが共に半導体基板のチャネルと対向する構造を持つスプリットゲート型(Split-Gate Type)とに分類される。
図3は、スプリットゲート型EEPROMの1つのメモリセルトランジスタMTの構造を示す断面図である。P型半導体基板101の表面に所定間隔を隔ててn+型のドレイン102及びn+型のソース103が形成され、それらの間にチャネル104が形成されている。このチャネル104の一部上及びソース103の一部上には、ゲート絶縁膜105を介してフローティングゲート106が形成されている。フローティングゲート106上には、ゲート絶縁膜105に比して厚い絶縁膜107が形成されている。
また、フローティングゲート106の側面及び厚い絶縁膜107の上面の一部を被覆するようにトンネル絶縁膜108が形成されている。トンネル絶縁膜108上及びチャネル104の一部上には制御ゲート109が形成されている。
上述した構成のメモリセルトランジスタMTの動作を説明すると以下の通りである。まず、データ「0」の書き込み時には、制御ゲート109とソース103に所定の電圧(例えば、P型半導体基板101に0V、制御ゲート109に2V)、ソース103に高電圧(例えば、10V)を印加し、チャネル104に電流を流すことにより、ゲート絶縁膜105を通してフローティングゲート106にチャネルホットエレクトロン(Channel Hot Electron)を注入する。フローティングゲート106に注入されたチャネルホットエレクトロンは電荷としてフローティングゲート106内に保持される。
一方、前記メモリセルトランジスタMTに記憶されたデータ「0」を消去する時には、ドレイン102及びソース103を接地し、制御ゲート109に所定の高電圧(例えば、13V)を印加することにより、トンネル絶縁膜108にファウラー・ノルドハイム・トンネル電流(Fowler-Nordheim Tunneling Current)を流し、フローティングゲート106に蓄積された電子を制御ゲート109へ引き抜く。この消去により、メモリセルトランジスタMTに記憶されたデータは「1」になる。
また、前記メモリセルトランジスタMTに記憶されたデータを読み出す時は、制御ゲート109及びドレイン102に所定の電圧(例えば、制御ゲート109に3V、ドレイン102に1V)を印加する。すると、フローティングゲート106に蓄積された電子の電荷量に応じて、ソース・ドレイン間にセル電流Icが流れる。データ「0」が書き込まれている場合にはメモリセルトランジスタMTのしきい値は高くなるので、セル電流Icは通常0μA程度に小さくなり、データ「1」が書き込まれている場合にはメモリセルトランジスタMTのしきい値は低くなるので、セル電流Icは通常40μA程度になる。上述した技術は例えば、特許文献1に記載されている。
データの読み出し方式として、セル電流Icを基準電流Irefと比較することによって、メモリセルトランジスタに記憶されたデータが「0」か、「1」かを判定する電流センス方式と、セル電流Icを電圧に変換し、その電圧と基準電圧Vrefと比較することによって、メモリセルトランジスタに記憶されたデータが「0」か、「1」かを判定する電圧センス方式がある。
以下、電圧センス方式の読み出し回路の構成について図4を参照して説明する。図3に示したメモリセルトランジスタが複数個マトリクス状に配置され、メモリアレイ1を形成している。図4においては、1つのメモリセルトランジスタMTだけを示している。メモリセルトランジスタMTはY方向に延びるビット線BLと、X方向に延びるワード線WLの交差点に対応して設けられ、メモリセルトランジスタMTのソース103はX方向に延びるソース線SLに接続され、ドレイン102はビット線BLに接続され、制御ゲート109はワード線WLに接続されている。
2はビット線BLの電圧と基準電圧Vref(0<Vref<Vcc)とを比較するセンスアンプであり、読み出し制御回路3からセンスイネーブル信号SAENBによって活性化される。4はビット線をHレベル(電源電圧Vcc)にプリチャージする、プリチャージトランジスタである。プリチャージトランジスタ4はPチャネル型MOSトランジスタで形成され、そのゲートに読み出し制御回路3からのプリチャージイネーブル信号PCがインバータ5を介して入力される。
読み出し制御回路3は、図5に示す回路で構成され、リードイネーブル信号RDEを遅延する第1の遅延回路31、この第1の遅延回路31の出力を遅延する第2の遅延回路32、リードイネーブル信号RDEと第1の遅延回路31の出力の反転信号の論理積をとるAND回路33を備える。第1及び第2の遅延回路31、32は抵抗と容量で構成されている。そして、AND回路33の出力からプリチャージイネーブル信号PCが得られ、第2の遅延回路32の出力からセンスイネーブル信号SAENBが得られる。
この読み出し回路の動作について図6を参照して説明する。ワード線WLがHレベルに立ち上がると、メモリセルトランジスタMTが選択状態になる。そして、リードイネーブル信号RDEがHレベルに立ち上がると、プリチャージイネーブル信号PCが期間t1の間、Hレベルに立ち上がる。プリチャージイネーブル信号PCがHレベルに立ち上がると、プリチャージトランジスタ4がオンし、ビット線BLがHレベルに充電される。
その後、期間t2が経過すると、センスイネーブル信号SAENBがHレベルに立ち上がり、センスアンプ2が活性化される。この期間t2中に、メモリセルトランジスタMTに記憶されたデータの読み出しが行われる。つまり、メモリセルトランジスタMTに記憶されたデータが「1」である場合は、セル電流Icが流れ、ビット線BLはLレベル(接地電圧Vss)に放電される。この場合、センスアンプ2の出力は、Lレベルになる。一方、メモリセルトランジスタMTに記憶されたデータが「0」である場合は、セル電流Icはほとんど流れないので、ビット線BLの電圧はHレベルを維持する。この場合、センスアンプ2の出力は、Hレベルとなる。
期間t1は第1の遅延回路31の遅延時間によって決定され、期間t2は第2の遅延回路32の遅延時間によって決定される。
特開2000−173278号公報
上述のように、読み出し動作において、ビット線BLを充電し、その後、放電する動作が行われるが、充電及び放電に要する期間t1、t2(=読み出し時間)はそれぞれ第1の遅延回路31、第2の遅延回路32によって設定される。そのため、この読み出し回路においては、動作電圧、動作温度、プロセスパラメータのばらつき等の動作環境を考慮して、それらのワーストケースにおいて、読み出し動作が可能となるように期間t1、t2を設定することになる。すると、ワーストケースでない条件下では、読み出し時間に不要なマージンが発生してしまい、高速読み出し動作ができないという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な特徴は以下のとおりである。すなわち、本発明の半導体記憶装置は、メモリセルトランジスタと、前記メモリセルトランジスタが接続されたビット線と、センスイネーブル信号によって活性化され、前記ビット線の電圧をセンスするセンスアンプと、第1のダミーメモリセルトランジスタと、前記第1のダミーメモリセルトランジスタが接続され、前記ビット線より大きな配線負荷を有する第1のダミービット線と、前記第1のダミービット線の電圧を検知する第1の検知回路と、前記ビット線及び第1のダミービット線を充電するプリチャージ回路と、第2のダミーメモリセルトランジスタと、前記第2のダミーメモリセルトランジスタが接続され、前記ビット線より大きな配線負荷を有する第2のダミービット線と、前記第ビット及び前記第2のダミービット線を放電する放電回路と、前記第2のダミービット線の電圧を検知する第2の検知回路と、リードイネーブル信号に応じて前記プリチャージ回路の充電動作を開始させ、前記第1の検知回路の第1の検知信号に応じて、前記プリチャージ回路の充電動作を終了させると共に前記放電回路の放電動作を開始させ、前記第2の検知回路の第2の検知信号に応じて、前記センスイネーブル信号を出力する読み出し制御回路を備えることを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置によれば、動作電圧、動作温度、プロセスパラメータのばらつき等の動作環境の変化が生じても、充電、放電のタイミングを最適に自動調整することができる。これにより、不要な動作マージンを無くして、高速読み出しが可能になる。
次に、本発明の実施形態による半導体記憶装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の半導体記憶装置の回路図である。図3に示したメモリセルトランジスタが複数個マトリクス状に配置され、メモリアレイ11を形成している。図1においては、1つのメモリセルトランジスタMT、これに対応する4つのダミーメモリセルトランジスタDMTだけを示している。メモリセルトランジスタMTはY方向に延びるビット線BLと、X方向に延びるワード線WLの交差点に対応して設けられ、メモリセルトランジスタMTのソース103はX方向に延びるソース線SLに接続され、ドレイン102はビット線BLに接続され、制御ゲート109はワード線WLに接続されている。
12はビット線BLの電圧と基準電圧Vref(0<Vref<Vcc)とを比較するセンスアンプであり、読み出し制御回路13からのHレベルのセンスイネーブル信号SAENBによって活性化される。14はビット線BLをHレベル(電源電圧Vcc)に充電する、プリチャージトランジスタである。プリチャージトランジスタ14はPチャネル型MOSトランジスタで形成され、そのゲートに読み出し制御回路13からのプリチャージイネーブル信号PCがインバータ15を介して入力される。
また、Y方向に延びる第1のダミービット線DBL1が設けられている。この第1のダミービット線DBL1はビット線BLの充電を検知するために設けられ、2本のビット線BLを配線ML1で直列に接続したものである。ワード線WLと第2のダミービット線DBL2の交差点に対応して、メモリセルトランジスタMTと同じ構造を有する2つのダミーメモリセルトランジスタDMTが設けられている。ダミーメモリセルトランジスタDMTのソース103は、メモリセルトランジスタMTと同様に、ソース線SLに接続され、ドレイン102はビット線BLに接続され、制御ゲート109はワード線WLに接続されている。
第1のダミービット線DBL1にはビット線BLと同様に、プリチャージトランジスタ16が接続されている。また、第1のダミービット線DBL1の電圧を検知する第1の検知回路17が設けられている。第1の検知回路17は2段のCMOSインバータで形成されている。
第1の検知回路17から第1の検知信号MONI(1)が得られる。第1の検知信号MONI(1)はビット線BLがHレベル(電源電圧Vcc)に充電されたことを検知する信号である。すなわち、ビット線BLと第1のダミービット線DBL1とは同時に充電される。第1のダミービット線DBL1はビット線BLの2倍の配線負荷を持っているので、第1のダミービット線DBL1の電圧が1/2Vccに上昇した時点で、ビット線BLはVccに充電されていることになる。そこで、第1の検知回路17の初段のCMOSインバータのしきい値を1/2Vccに設定しておけば、ビット線BLはVccに充電されたことを検知できる。ビット線BLがVccに到達したことを直接検知するには、検知回路を抵抗分割回路と作動アンプ等で構成しなければならず、複雑かつ検知速度が遅いが、本発明によれば、1/2Vccを検知すればよいので、単純なCMOSインバータで検知回路を構成でき、高速かつ超小型である。
また、Y方向に延びる第2のダミービット線DBL2が設けられている。この第2のダミービット線DBL2はビット線BLの放電を検知するために設けられ、2本のビット線BLを配線ML2で直列に接続したものである。ワード線WLと第1のダミービット線DBL1の交差点に対応して、メモリセルトランジスタMTと同じ構造を有する2つのダミーメモリセルトランジスタDMTが設けられている。ダミーメモリセルトランジスタDMTのソース103は、メモリセルトランジスタMTと同様に、ソース線SLに接続され、ドレイン102はビット線BLに接続され、制御ゲート109はワード線WLに接続されている。
第2のダミービット線DBL2には、プリチャージトランジスタ18が接続されている。プリチャージトランジスタ18は、第1のダミービット線BL2よりも前に第2のダミービット線BL2のVccへの充電を完了させる。そして、プリチャージトランジスタ18は、ビット線BLの充電を検知する第1の検知信号MONI(1)に応じて、オフする。2つのダミーメモリセルトランジスタDMTには予め、データ「1」を記憶しておく。これにより、第2のダミービット線DBL2の放電が開始される。ビット線BLに接続されたメモリセルトランジスタMTにデータ「1」が記憶されていれば、ビット線BLと第2のダミービット線DBL2の放電は同時に開始する。
また、第2のダミービット線DBL2の電圧を検知する第2の検知回路19が設けられている。第2の検知回路19も、第1の検知回路17と同様に、2段のCMOSインバータで形成されている。第2の検知回路19の初段のCMOSインバータのしきい値は1/2Vccに設定されている。第2のダミービット線DBL2はビット線BLの2倍の配線負荷を持っているので、第2のダミービット線DBL2の電圧が1/2Vccに低下した時点で、ビット線BLはLレベル(接地電圧Vss)に到達し、放電が完了していることになる。従って、第2の検知回路19により、ビット線BLの放電完了(ビット線BLへのデータ「1」の読み出しの完了)を検知することができる。
上述の読み出し回路の動作について図2を参照して説明する。ワード線WLがHレベルに立ち上がると、メモリセルトランジスタMTが選択状態になる。初期状態で、ビット線BL及び第1のダミービット線DBL1はLレベル(接地電圧Vss)に設定され、第2のダミービット線DBL2はHレベル(電源電圧Vcc)に設定されているとする。
そして、リードイネーブル信号RDEがHレベルに立ち上がると、プリチャージイネーブル信号PCがHレベルに立ち上がる。プリチャージイネーブル信号PCがHレベルに立ち上がると、プリチャージトランジスタ14、16がオンし、ビット線BL、第1のダミービット線DBL1の充電が開始する。そして、第1のダミービット線DBL1が1/2Vccに到達すると、第1の検知信号MONI(1)がHレベルに立ち上がり、これに基づいて、読み出し制御回路13によりプリチャージイネーブル信号PCはLレベルに立ち下がる。これにより、プリチャージトランジスタ14、16はオフし、ビット線BLのプリチャージが完了する。
すると、メモリセルトランジスタMTにデータ「1」が記憶されていれば、メモリセルトランジスタMTに流れるセル電流Icにより、ビット線BLの放電が開始する。また、読み出し制御回路13は第1の検知信号MONI(1)の立ち上がりに基づいて、プリチャージトランジスタ18をオフにするので、ダミーメモリセルトランジスタDMTに流れるセル電流Icにより、第2のダミービット線BL2の放電も同時に開始する。
そして、第2のダミービット線DBL2が1/2Vccまで低下すると、第2の検知信号MONI(2)がHレベルに立ち上がる。読み出し制御回路13はこれに基づいて、Hレベルのセンスイネーブル信号SAENBをセンスアンプ12に出力する。これにより、センスアンプ12が活性化され、ビット線BLの電位と基準電圧Vrefを比較することで読み出しを行うことができる。なお、メモリセルトランジスタMTにデータ「0」が記憶されていれば、メモリセルトランジスタMTにはほとんど電流が流れないので、ビット線BLの電圧はVccを維持する。
以上のように、上述した回路によれば、動作電圧(Vcc)、動作温度、プロセスパラメータのばらつき等の動作環境の変化が生じてもビット線BLの充電及び放電のタイミングを第1及び第2のダミービット線DBL1,DBL2の電圧を検知することにより、自動調整できる。これにより、不要な動作マージンを無くして、高速読み出しが可能になる。
なお、上述の回路においては、第1及び第2のダミービット線DBL1,DBL2は
通常の2本のビット線BLを直列に接続して形成しているが、3本以上のビット線BLを直列接続して形成してもよい。その場合には、第1及び第2の検知回路17、19のCMOSインバータのしきい値を調整する必要がある。
また、上述の回路において、第2の検知回路19の第2の検知信号MONI(2)により、第2のダミービット線DBL2の放電時間を知ることができるが、この第2の検知信号MONI(2)を用いて、ワード線WLの読み出し時の電圧を調整することも可能である。すなわち、メモリセルトランジスタMTはデータの書き込み、消去を何回も繰り返すと劣化し、消去時(データ「1」)時)のセル電流Icが減少し、ビット線BLの放電が不十分になるという問題がある。そこで、読み出し制御回路13は、第2の検知信号MONI(2)に基づいて、放電時間がある時間より長くなったときに、ワード線WLの読み出し時の電圧を高い値に変更し、セル電流Icを増加させる。これにより、放電時間(読み出し時間)を短縮することができる。
本発明の実施形態による半導体記憶装置の回路図である。 本発明の実施形態による半導体記憶装置の動作タイミング図である。 従来の半導体記憶装置の回路図である。 図1の読み出し制御回路の回路図である。 従来の半導体記憶装置の動作タイミング図である。 スプリットゲート型EEPROMのメモリセルを説明する断面図である。
符号の説明
1,11 メモリアレイ 2,12 センスアンプ
3,13 読み出し制御回路 4,14,16,18 プリチャージトランジスタ
5,15 インバータ 17 第1の検知回路
19 第2の検知回路 31 第1の遅延回路
32 第2の遅延回路 33 AND回路
101 P型半導体基板 102 ドレイン
103 ソース 104 チャネル
105 ゲート絶縁膜 106 フローティングゲート
107 厚い絶縁膜 108 トンネル絶縁膜
109 制御ゲート BL ビット線
DBL1 第1のダミービット線
DBL2 第2のダミービット線
DMT ダミーメモリセルトランジスタ
ML1,ML2 配線 MT メモリセルトランジスタ
SL ソース線 WL ワード線

Claims (4)

  1. メモリセルトランジスタと、
    前記メモリセルトランジスタが接続されたビット線と、
    センスイネーブル信号によって活性化され、前記ビット線の電圧をセンスするセンスアンプと、
    第1のダミーメモリセルトランジスタと、
    前記第1のダミーメモリセルトランジスタが接続され、前記ビット線より大きな配線負荷を有する第1のダミービット線と、
    前記第1のダミービット線の電圧を検知する第1の検知回路と、
    前記ビット線及び第1のダミービット線を充電するプリチャージ回路と、
    第2のダミーメモリセルトランジスタと、
    前記第2のダミーメモリセルトランジスタが接続され、前記ビット線より大きな配線負荷を有する第2のダミービット線と、
    前記第ビット線及び前記第2のダミービット線を放電する放電回路と、
    前記第2のダミービット線の電圧を検知する第2の検知回路と、
    リードイネーブル信号に応じて前記プリチャージ回路の充電動作を開始させ、
    前記第1の検知回路の第1の検知信号に応じて、前記プリチャージ回路の充電動作を終了させると共に前記放電回路の放電動作を開始させ、前記第2の検知回路の第2の検知信号に応じて、前記センスイネーブル信号を出力する読み出し制御回路を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1及び第2のダミービット線は、前記ビット線を複数本、直列に接続してなることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1及び第2の検知回路は、インバータから成ることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記読み出し制御回路は、前記第2の検知信号に基づいて、前記メモリセルトランジスタに接続されたワード線の読み出し時の電圧を調整することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
JP2006323023A 2006-11-30 2006-11-30 半導体記憶装置 Active JP5022681B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006323023A JP5022681B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 半導体記憶装置
KR1020070122752A KR100893474B1 (ko) 2006-11-30 2007-11-29 반도체 기억 장치
US11/948,715 US7675784B2 (en) 2006-11-30 2007-11-30 Semiconductor memory device with dummy bit lines for charge and discharge timing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006323023A JP5022681B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008140431A true JP2008140431A (ja) 2008-06-19
JP5022681B2 JP5022681B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=39475521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006323023A Active JP5022681B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 半導体記憶装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7675784B2 (ja)
JP (1) JP5022681B2 (ja)
KR (1) KR100893474B1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011159355A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Sanyo Electric Co Ltd 半導体記憶装置
JP2011227954A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体メモリ
US8339860B2 (en) 2010-02-01 2012-12-25 Sanyo Electric Co., Ltd. Semiconductor memory device
US8410537B2 (en) 2009-12-25 2013-04-02 Sanyo Semiconductor Co., Ltd. Nonvolatile semiconductor memory device and method of manufacturing the same
JP2014533419A (ja) * 2012-09-17 2014-12-11 インテル・コーポレーション メモリにおける基準ビットラインの使用

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5711481B2 (ja) * 2010-08-19 2015-04-30 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエルPS4 Luxco S.a.r.l. 半導体装置
CN105261390B (zh) * 2014-07-14 2018-03-23 智原科技股份有限公司 静态存储器装置及其数据读取方法
USD805569S1 (en) * 2016-03-15 2017-12-19 Spectrum Optix Inc. Square imaging aperture

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05198175A (ja) * 1991-09-12 1993-08-06 Motorola Inc セルフタイム化ランダムアクセスメモリ
JPH10162594A (ja) * 1996-11-29 1998-06-19 Sanyo Electric Co Ltd 不揮発性半導体メモリ装置
JP2003323792A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JP2003331582A (ja) * 2002-05-03 2003-11-21 Samsung Electronics Co Ltd センスアンプイネーブル信号発生回路及びこれを含む半導体メモリ装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5245584A (en) * 1990-12-20 1993-09-14 Vlsi Technology, Inc. Method and apparatus for compensating for bit line delays in semiconductor memories
US5602788A (en) * 1996-06-07 1997-02-11 International Business Machines Corporation Read only memory having localized reference bit lines
KR100275109B1 (ko) * 1997-12-23 2000-12-15 김영환 강유전체메모리장치및그동작방법
JP3561647B2 (ja) 1998-12-10 2004-09-02 三洋電機株式会社 1チップマイクロコンピュータ
KR20040082638A (ko) * 2003-03-19 2004-09-30 삼성전자주식회사 비트라인 절연 회로를 구비한 반도체 메모리 장치
KR100555535B1 (ko) * 2003-12-04 2006-03-03 삼성전자주식회사 활성화 시점을 제어할 수 있는 감지 증폭기 드라이버를 구비하는 반도체 장치 및 감지 증폭기 인에이블 신호 발생방법
KR200385469Y1 (ko) 2005-03-03 2005-05-27 엘지전자 주식회사 물품 수납이 가능한 이동통신 단말기

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05198175A (ja) * 1991-09-12 1993-08-06 Motorola Inc セルフタイム化ランダムアクセスメモリ
JPH10162594A (ja) * 1996-11-29 1998-06-19 Sanyo Electric Co Ltd 不揮発性半導体メモリ装置
JP2003323792A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JP2003331582A (ja) * 2002-05-03 2003-11-21 Samsung Electronics Co Ltd センスアンプイネーブル信号発生回路及びこれを含む半導体メモリ装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8410537B2 (en) 2009-12-25 2013-04-02 Sanyo Semiconductor Co., Ltd. Nonvolatile semiconductor memory device and method of manufacturing the same
JP2011159355A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Sanyo Electric Co Ltd 半導体記憶装置
US8339860B2 (en) 2010-02-01 2012-12-25 Sanyo Electric Co., Ltd. Semiconductor memory device
JP2011227954A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体メモリ
US9224487B2 (en) 2010-04-16 2015-12-29 Cypress Semiconductor Corporation Semiconductor memory read and write access
JP2014533419A (ja) * 2012-09-17 2014-12-11 インテル・コーポレーション メモリにおける基準ビットラインの使用

Also Published As

Publication number Publication date
US7675784B2 (en) 2010-03-09
KR100893474B1 (ko) 2009-04-17
JP5022681B2 (ja) 2012-09-12
US20080130369A1 (en) 2008-06-05
KR20080049662A (ko) 2008-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6438035B2 (en) Nonvolatile semiconductor storage device
US7257047B2 (en) Page buffer circuit of flash memory device with improved read operation function and method of controlling read operation thereof
US7260016B2 (en) Non-volatile semiconductor memory device and writing method therefor
JP5022681B2 (ja) 半導体記憶装置
US9564236B2 (en) NAND flash memory and reading method thereof
JP5235422B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US6243292B1 (en) Nonvolatile semiconductor memory device capable of reducing memory array area
US8254178B2 (en) Self-timed integrating differential current
US7428169B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device and voltage generating circuit for the same
US20140036597A1 (en) Non-volatile semiconductor memory device and reading-out method therefore
JP2001143486A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US7782678B2 (en) Self-timed integrating differential current sense amplifier
US20080304321A1 (en) Serial Flash Memory Device and Precharging Method Thereof
US7436716B2 (en) Nonvolatile memory
CN110945586B (zh) 用于闪存器件的感测放大器
JP2005512268A (ja) 2トランジスタ・フラッシュメモリ読み出し装置及び読み出し方法
KR102194907B1 (ko) 반도체 기억장치 및 독출 방법
US6574146B2 (en) Circuit and method for timing multi-level non-volatile memories
JP5044201B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2010015643A (ja) 半導体記憶装置及び半導体記憶装置のデータ読み出し方法
JP2007109322A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US7859913B2 (en) Semiconductor memory device
JP3892790B2 (ja) 半導体不揮発性メモリ
JP4604436B2 (ja) 半導体記憶装置およびそのデータ読み出し方法
JP5341412B2 (ja) 半導体記憶装置の読み出し回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091102

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110531

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120530

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5022681

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250