JP2008139998A - シミュレーション装置、シミュレーション方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】媒体軌跡設定処理(S11)により、紙等のシート状の柔軟媒体の軌跡を直線、円弧を含む任意の形状で定義する。続く初期ガイド作成処理(S12)では、柔軟媒体の軌跡に対して、上下に平行線を作成して初期のガイドを形成し、軌跡区間分割処理(S13)では、軌跡を定義された間隔で等分割する。そしてガイド幅変更処理(S14)では、分割された1区間の上流もしくは下流側のガイド幅を変更することで、柔軟媒体が通過可能なガイド形状になるように変更する。区間結合処理(S15)では、変更されたガイド端部に繋がる次の区間の端部をそのガイド幅に合わせて結合する。
【選択図】図2
Description
図1は、本発明の実施の形態に係るシミュレーション装置の構成を示すブロック図である。
以下、本実施の形態に係る一連の処理を説明する。なお、この一連の処理は、図1に示したシミュレーション装置の例えばROM208に記憶された本実施の形態に係る設計支援プログラムをCPU206で実行することにより実現される。
図3は、搬送径路最適化の一連の流れを実行するための画面構成を示す表示画面図である。
柔軟媒体の軌跡が定義後、CPU206は、初期のガイドを形成する。初期ガイドは、ステップS11において作成された柔軟媒体の軌跡31の両側に所定距離オフセットされた該軌跡31に平行な2本の線で定義される。2本の線の間隔は、初期値として最も良くあるパターンが設定されているが、後で任意の値に設定変更することもできる。
初期ガイドが設定されると、次に区間分割処理に移る。
次にガイド幅変更処理に移る。
以下、S14におけるガイド幅の最適化について詳細に説明する。
柔軟媒体上に分割点を作成した後、図3に示すボタン2Fの選択の検出に応じて最適化処理を実行する。図9は、ガイド幅最適化処理をCPU206が実行するフローチャートである。
図10は、CPU206が実行する図9のステップS83の挙動計算処理の一例を示すフローチャートである。
次に、図9のステップS86における搬送性能評価の一例を説明する。
区間同士は連続していなければならないので、隣接する区間の端部(分割点)を最適化された区間の端部のガイド幅に合わせる処理を行う。
(1)本実施の形態では、媒体軌跡設定処理(ステップS11)により、紙等のシート状の柔軟媒体の軌跡を直線、円弧を含む任意の形状で定義する。続く初期ガイド作成処理(ステップS12)では、柔軟媒体の軌跡に対して、上下に平行線を作成して初期のガイドを形成し、軌跡区間分割処理(ステップS13)では、軌跡を定義された間隔で等分割する。そしてガイド幅変更処理(ステップS14)では、分割された1区間の上流もしくは下流側のガイド幅を変更することで、柔軟媒体が通過可能なガイド形状になるように変更する。区間結合処理(ステップS15)では、変更されたガイド端部に繋がる次の区間の端部をそのガイド幅に合わせて結合する。このようにして次々に区間を結合していくことで搬送経路を作成するようにしたので、設計者による経験に頼っていた搬送径路の形状設計を簡単に行うことができるようになる。
162 最適ガイド
163 柔軟媒体
204 キーボード
205 ポインティングデバイス(PD)
206 CPU
208 ROM
209 RAM
210 ハードディスクドライブ(HDD)
Claims (7)
- シート状の柔軟媒体モデルの挙動をシミュレーションするシミュレーション装置において、
前記柔軟媒体モデルの軌跡を設定する軌跡設定手段と、
前記設定された軌跡に対して前記軌跡の両側にオフセットされた搬送経路のガイドモデルを作成するガイド設定手段と、
前記媒体軌跡を複数の区間に分割する軌跡区間分割手段と、
記憶手段によって記憶された柔軟媒体モデルの条件で実行されたシミュレーション結果に基づいて、前記軌跡区間分割手段によって分割された単位区間の端部のガイド幅を決定するガイド形状決定手段と、
前記ガイド形状決定手段によってガイド幅が変更された単位区間に隣接する区間の端部を前記変更されたガイド幅に合わせて結合する区間結合手段とを備えたことを特徴とするシミュレーション装置。 - 前記ガイド形状決定手段は、前記単位区間の端部の複数のガイド幅と、前記ガイド幅のそれぞれに対して、柔軟媒体の複数の条件に基づいて複数の搬送シミュレーションを実行することでガイド幅を決定することを特徴とする請求項1に記載のシミュレーション装置。
- 前記ガイド形状決定手段は、柔軟媒体の先端と前記ガイドとが接触したときに、該柔軟媒体の先端質点の、少なくとも復元力、重力及び抵抗力の合力と、前記柔軟媒体の先端の接触抵抗力とを比較し、接触抵抗力の方が大きくなった場合は、柔軟媒体が搬送不可能と判定することを特徴とする請求項1または2に記載のシミュレーション装置。
- 前記搬送経路内の構成部品として搬送ローラを有し、
前記ガイド形状変更手段は、対象区間の上流側に位置する搬送ローラの搬送抵抗力をモニタし、その搬送抵抗力が少なく、かつ柔軟媒体による変動が少ないガイド形状を最適形状とすることを特徴とする請求項1乃至3に記載のシミュレーション装置。 - シート状の柔軟媒体モデルの挙動をシミュレーションするシミュレーション装置のシミュレーション方法において、
前記柔軟媒体モデルの軌跡を処理ユニットが設定する軌跡設定工程と、
前記軌跡に対して前記軌跡の両側にオフセットされた搬送経路のガイドモデルを処理ユニットが作成するガイド設定工程と、
前記媒体軌跡を処理ユニットが複数の区間に分割する軌跡区間分割工程と、
記憶手段によって記憶された柔軟媒体モデルの条件で実行されたシミュレーション結果に基づいて、前記軌跡区間分割工程において分割された単位区間の端部のガイド幅を処理ユニットが決定するガイド形状決定工程と、
前記ガイド形状決定工程において変更された単位区間の端部に隣接する区間の端部をそのガイド幅に合わせて処理ユニットが結合する区間結合工程とを有することを特徴とするシミュレーション装置のシミュレーション方法。 - 請求項5に記載のシミュレーション方法をシミュレーション装置に実行させることを特徴とするプログラム。
- 請求項6に記載のプログラムを記憶することを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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