JP2008139059A - 距離計および距離計測方法 - Google Patents
距離計および距離計測方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008139059A JP2008139059A JP2006323183A JP2006323183A JP2008139059A JP 2008139059 A JP2008139059 A JP 2008139059A JP 2006323183 A JP2006323183 A JP 2006323183A JP 2006323183 A JP2006323183 A JP 2006323183A JP 2008139059 A JP2008139059 A JP 2008139059A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- oscillation
- period
- waveform
- semiconductor laser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】距離計は、発振波長が増加する第1の発振期間と発振波長が減少する第2の発振期間が交互に存在し、かつ発振波形の周波数が周期毎に変化するように、半導体レーザ1の発振波長を変調するレーザドライバ4と、半導体レーザ1の出力を電気信号に変換するフォトダイオード2と、フォトダイオード2の出力に含まれる外乱光の成分を除去し、除去後の出力に含まれる干渉の情報を発振波形の周波数が基準周波数のときの値に換算する周波数計測装置8と、換算後の干渉波形の周波数から測定対象12との距離を求める演算手段9とを有する。
【選択図】 図1
Description
L=nλ/2 ・・・(1)
式(1)において、nは整数である。この現象は、測定対象104からの散乱光が極めて微弱であっても、半導体レーザの共振器101内の見かけの反射率が増加することにより、増幅作用が生じ、十分観測できる。
また、本発明の距離計は、測定対象にレーザ光を放射する半導体レーザと、発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の振幅が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調するレーザドライバと、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光とを電気信号に変換する受光器と、この受光器の出力信号から複数の周期にわたって周波数が変化しない周波数成分を除去する除去手段と、前記周波数成分を除去した後の受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光とによって生じる干渉波形の周波数を測定する周波数測定手段と、前記干渉波形の周波数を前記発振波形の振幅が基準振幅のときの値に換算する換算手段と、前記換算後の干渉波形の周波数から前記測定対象との距離を求める演算手段とを有するものである。
また、本発明の距離計は、測定対象にレーザ光を放射する半導体レーザと、発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の周波数と振幅のうち少なくとも一方が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調するレーザドライバと、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光とを電気信号に変換する受光器と、この受光器の出力に含まれる信号数を数える計数手段と、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光とによって生じる干渉波形の数を、複数の周期にわたる前記計数手段の計数結果に基づいて算出する算出手段と、前記干渉波形の数から前記測定対象との距離を求める演算手段とを有するものである。
また、本発明の距離計は、測定対象にレーザ光を放射する半導体レーザと、発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の振幅が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調するレーザドライバと、前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器と、この受光器の出力信号から複数の周期にわたって周波数が変化しない周波数成分を除去する除去手段と、前記周波数成分を除去した後の受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の周波数を測定する周波数測定手段と、前記干渉波形の周波数を前記発振波形の振幅が基準振幅のときの値に換算する換算手段と、前記換算後の干渉波形の周波数から前記測定対象との距離を求める演算手段とを有するものである。
また、本発明の距離計は、測定対象にレーザ光を放射する半導体レーザと、発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の周波数と振幅のうち少なくとも一方が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調するレーザドライバと、前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器と、この受光器の出力に含まれる信号数を数える計数手段と、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の数を、複数の周期にわたる前記計数手段の計数結果に基づいて算出する算出手段と、前記干渉波形の数から前記測定対象との距離を求める演算手段とを有するものである。
また、本発明の距離計の1構成例において、前記換算手段は、前記発振波形の基準振幅をAとし、前記周波数測定手段が干渉波形の周波数を測定したときの発振波形の振幅をα×Aとしたとき、前記周波数測定手段が測定した干渉波形の周波数に1/αを乗算した値を前記換算後の干渉波形の周波数とするものである。
また、本発明の距離計の1構成例において、前記算出手段は、外乱光の信号数をNn、1周期前の発振波形の周波数が基準周波数の1/x1倍で振幅が基準振幅のy1倍で、このとき前記計数手段で計測された信号数をNalloldとし、前記干渉波形の数を算出しようとする現在の発振波形の周波数が基準周波数の1/x2倍で振幅が基準振幅のy2倍で、このとき前記計数手段で計測された信号数をNallnewとしたとき、前記干渉波形の数Nを、N=(Nallold−Nn×x1)/y1=(Nallnew−Nn×x2)/y2により算出するものである。
また、本発明の距離計測方法は、周期毎に振幅が変化するように波長変調した波を測定対象に放射し、測定対象に反射して戻る波と前記放射した波との間で発生する干渉を検出し、検出した干渉の情報から複数の周期にわたって周波数が変化しない周波数成分を除去し、前記周波数成分を除去した後の干渉の情報を前記波長変調した波の振幅が基準振幅のときの値に換算し、換算後の干渉に関する情報に基づいて測定対象との距離を求めるようにしたものである。
また、本発明の距離計測方法は、周波数と振幅のうち少なくとも一方が周期毎に変化するように波長変調した波を測定対象に放射し、前記波を電気信号に変換する受光器の出力に含まれる信号数を計数し、測定対象に反射して戻る波と前記放射した波との間で発生する干渉波形の数を、複数の周期にわたる前記計数の結果に基づいて算出し、前記干渉波形の数に基づいて測定対象との距離を求めるようにしたものである。
また、本発明の距離計測方法は、発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の振幅が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調する発振手順と、前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器の出力信号から複数の周期にわたって周波数が変化しない周波数成分を除去する除去手順と、前記周波数成分を除去した後の受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の周波数を測定する周波数測定手順と、前記干渉波形の周波数を前記発振波形の振幅が基準振幅のときの値に換算する換算手順と、前記換算後の干渉波形の周波数から前記測定対象との距離を求める演算手順とを備えるものである。
また、本発明の距離計測方法は、発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の周波数と振幅のうち少なくとも一方が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調する発振手順と、前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器の出力に含まれる信号数を数える計数手順と、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の数を、複数の周期にわたる前記計数手順の計数結果に基づいて算出する算出手順と、前記干渉波形の数から前記測定対象との距離を求める演算手順とを備えるものである。
本発明は、波長変調を用いたセンシングにおいて出射した波と対象物で反射した波の干渉信号をもとに距離を計測する手法である。したがって、自己結合型以外の光学式の干渉計、光以外の干渉計にも適用できる。半導体レーザの自己結合を用いる場合について、より具体的に説明すると、半導体レーザから測定対象にレーザ光を照射しつつ、レーザの発振波長を変化させると、発振波長が最小発振波長から最大発振波長まで変化する間(あるいは最大発振波長から最小発振波長まで変化する間)における測定対象の変位は、MHPの数に反映される。したがって、発振波長を変化させたときのMHPの数を調べることで測定対象の状態を検出することができる。以上が、本発明の基本的な原理である。
記憶部82は、FFT部81の測定結果を記憶する。判定部83は、FFT部81の測定結果と記憶部82に記憶された1周期前の測定結果とを比較して、信号抽出回路11の出力の周波数特性から外乱光の周波数を除去する。
表示装置10は、演算装置9によって算出された測定対象12との距離(変位)をリアルタイムで表示する。
第1の実施の形態では、三角波の周波数を周期T毎に変化させたが、MHPの周波数は三角波の振幅にも比例するので、レーザドライバ4によって、図9に示すように三角波の振幅を周期T毎に変化させてもよい。図9の例では、t−1とtの期間における三角波の振幅をAとすると、t+1とt+2の期間における振幅は2×Aとなっている。
第1、第2の実施の形態では、MHPの周波数から測定対象との距離を求めていたが、一定期間のMHPの数から距離を求めることも可能である。図10は本発明の第3の実施の形態となる距離計の構成を示すブロック図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態は、第1、第2の実施の形態の周波数計測装置8の代わりに、計数装置13を設けたものである。計数装置13は、計数手段と算出手段とを構成している。
図12はMHPと外乱光の三角波振幅依存性を示す図であり、図12(A)は信号抽出回路11の出力におけるMHPの波形を模式的に示し、図12(B)は信号抽出回路11の出力における外乱光の波形を模式的に示している。
そこで、三角波の振幅や周波数を周期T毎に変化させることによって、MHPの数Nおよび外乱光の信号数Nnを周期T毎に変化させることができ、MHPと外乱光を区別して、外乱光の影響を除去することができる。
Nall=N×y+Nn×x ・・・(8)
この信号数Nallがカウンタ86で観測される値である。式(8)より、MHPの数Nは、次式のように求めることができる。
N=(Nall−Nn×x)/y ・・・(9)
N=(Nallold−Nn×1)/1=(Nallnew−Nn×x)/y
・・・(10)
距離計のその他の構成及び処理は第1の実施の形態と同じである。こうして、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。本実施の形態では、三角波の周波数と振幅のうち少なくとも一方を周期毎に変化させればよい。
また、外乱光の出現頻度が周期的に変化する場合、三角波の変調の周期と一致すると、外乱光の除去が困難になるため、三角波の周波数又は振幅を1倍、2倍、1倍、2倍・・・・といった一定の規則でなく、ランダムに変化させることが好ましい。
Claims (15)
- 測定対象にレーザ光を放射する半導体レーザと、
発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の周波数が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調するレーザドライバと、
前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光とを電気信号に変換する受光器と、
この受光器の出力信号から複数の周期にわたって周波数が変化しない周波数成分を除去する除去手段と、
前記周波数成分を除去した後の受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光とによって生じる干渉波形の周波数を測定する周波数測定手段と、
前記干渉波形の周波数を前記発振波形の周波数が基準周波数のときの値に換算する換算手段と、
前記換算後の干渉波形の周波数から前記測定対象との距離を求める演算手段とを有することを特徴とする距離計。 - 測定対象にレーザ光を放射する半導体レーザと、
発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の振幅が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調するレーザドライバと、
前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光とを電気信号に変換する受光器と、
この受光器の出力信号から複数の周期にわたって周波数が変化しない周波数成分を除去する除去手段と、
前記周波数成分を除去した後の受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光とによって生じる干渉波形の周波数を測定する周波数測定手段と、
前記干渉波形の周波数を前記発振波形の振幅が基準振幅のときの値に換算する換算手段と、
前記換算後の干渉波形の周波数から前記測定対象との距離を求める演算手段とを有することを特徴とする距離計。 - 測定対象にレーザ光を放射する半導体レーザと、
発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の周波数と振幅のうち少なくとも一方が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調するレーザドライバと、
前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光とを電気信号に変換する受光器と、
この受光器の出力に含まれる信号数を数える計数手段と、
前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光とによって生じる干渉波形の数を、複数の周期にわたる前記計数手段の計数結果に基づいて算出する算出手段と、
前記干渉波形の数から前記測定対象との距離を求める演算手段とを有することを特徴とする距離計。 - 測定対象にレーザ光を放射する半導体レーザと、
発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の周波数が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調するレーザドライバと、
前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器と、
この受光器の出力信号から複数の周期にわたって周波数が変化しない周波数成分を除去する除去手段と、
前記周波数成分を除去した後の受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の周波数を測定する周波数測定手段と、
前記干渉波形の周波数を前記発振波形の周波数が基準周波数のときの値に換算する換算手段と、
前記換算後の干渉波形の周波数から前記測定対象との距離を求める演算手段とを有することを特徴とする距離計。 - 測定対象にレーザ光を放射する半導体レーザと、
発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の振幅が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調するレーザドライバと、
前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器と、
この受光器の出力信号から複数の周期にわたって周波数が変化しない周波数成分を除去する除去手段と、
前記周波数成分を除去した後の受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の周波数を測定する周波数測定手段と、
前記干渉波形の周波数を前記発振波形の振幅が基準振幅のときの値に換算する換算手段と、
前記換算後の干渉波形の周波数から前記測定対象との距離を求める演算手段とを有することを特徴とする距離計。 - 測定対象にレーザ光を放射する半導体レーザと、
発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の周波数と振幅のうち少なくとも一方が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調するレーザドライバと、
前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器と、
この受光器の出力に含まれる信号数を数える計数手段と、
前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の数を、複数の周期にわたる前記計数手段の計数結果に基づいて算出する算出手段と、
前記干渉波形の数から前記測定対象との距離を求める演算手段とを有することを特徴とする距離計。 - 請求項1又は4記載の距離計において、
前記換算手段は、前記発振波形の基準周波数をfとし、前記周波数測定手段が干渉波形の周波数を測定したときの発振波形の周波数をα×fとしたとき、前記周波数測定手段が測定した干渉波形の周波数に1/αを乗算した値を前記換算後の干渉波形の周波数とすることを特徴とする距離計。 - 請求項2又は5記載の距離計において、
前記換算手段は、前記発振波形の基準振幅をAとし、前記周波数測定手段が干渉波形の周波数を測定したときの発振波形の振幅をα×Aとしたとき、前記周波数測定手段が測定した干渉波形の周波数に1/αを乗算した値を前記換算後の干渉波形の周波数とすることを特徴とする距離計。 - 請求項3又は6記載の距離計において、
前記算出手段は、外乱光の信号数をNn、1周期前の発振波形の周波数が基準周波数の1/x1倍で振幅が基準振幅のy1倍で、このとき前記計数手段で計測された信号数をNalloldとし、前記干渉波形の数を算出しようとする現在の発振波形の周波数が基準周波数の1/x2倍で振幅が基準振幅のy2倍で、このとき前記計数手段で計測された信号数をNallnewとしたとき、前記干渉波形の数Nを、N=(Nallold−Nn×x1)/y1=(Nallnew−Nn×x2)/y2により算出することを特徴とする距離計。 - 周期毎に周波数が変化するように波長変調した波を測定対象に放射し、測定対象に反射して戻る波と前記放射した波との間で発生する干渉を検出し、検出した干渉の情報から複数の周期にわたって周波数が変化しない周波数成分を除去し、前記周波数成分を除去した後の干渉の情報を前記波長変調した波の周波数が基準周波数のときの値に換算し、換算後の干渉に関する情報に基づいて測定対象との距離を求めることを特徴とする距離計測方法。
- 周期毎に振幅が変化するように波長変調した波を測定対象に放射し、測定対象に反射して戻る波と前記放射した波との間で発生する干渉を検出し、検出した干渉の情報から複数の周期にわたって周波数が変化しない周波数成分を除去し、前記周波数成分を除去した後の干渉の情報を前記波長変調した波の振幅が基準振幅のときの値に換算し、換算後の干渉に関する情報に基づいて測定対象との距離を求めることを特徴とする距離計測方法。
- 周波数と振幅のうち少なくとも一方が周期毎に変化するように波長変調した波を測定対象に放射し、前記波を電気信号に変換する受光器の出力に含まれる信号数を計数し、測定対象に反射して戻る波と前記放射した波との間で発生する干渉波形の数を、複数の周期にわたる前記計数の結果に基づいて算出し、前記干渉波形の数に基づいて測定対象との距離を求めることを特徴とする距離計測方法。
- 半導体レーザを用いて測定対象にレーザ光を放射する距離計測方法において、
発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の周波数が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調する発振手順と、
前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器の出力信号から複数の周期にわたって周波数が変化しない周波数成分を除去する除去手順と、
前記周波数成分を除去した後の受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の周波数を測定する周波数測定手順と、
前記干渉波形の周波数を前記発振波形の周波数が基準周波数のときの値に換算する換算手順と、
前記換算後の干渉波形の周波数から前記測定対象との距離を求める演算手順とを備えることを特徴とする距離計測方法。 - 半導体レーザを用いて測定対象にレーザ光を放射する距離計測方法において、
発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の振幅が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調する発振手順と、
前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器の出力信号から複数の周期にわたって周波数が変化しない周波数成分を除去する除去手順と、
前記周波数成分を除去した後の受光器の出力信号に含まれる、前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の周波数を測定する周波数測定手順と、
前記干渉波形の周波数を前記発振波形の振幅が基準振幅のときの値に換算する換算手順と、
前記換算後の干渉波形の周波数から前記測定対象との距離を求める演算手順とを備えることを特徴とする距離計測方法。 - 半導体レーザを用いて測定対象にレーザ光を放射する距離計測方法において、
発振波長が連続的に単調増加する期間を少なくとも含む第1の発振期間と発振波長が連続的に単調減少する期間を少なくとも含む第2の発振期間とが交互に少なくとも2期間存在し、かつ前記第1の発振期間と前記第2の発振期間を1周期とする発振波形の周波数と振幅のうち少なくとも一方が周期毎に変化するように、前記半導体レーザの発振波長を変調する発振手順と、
前記半導体レーザの光出力を電気信号に変換する受光器の出力に含まれる信号数を数える計数手順と、
前記半導体レーザから放射されたレーザ光と前記測定対象からの戻り光との自己結合効果によって生じる干渉波形の数を、複数の周期にわたる前記計数手順の計数結果に基づいて算出する算出手順と、
前記干渉波形の数から前記測定対象との距離を求める演算手順とを備えることを特徴とする距離計測方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006323183A JP5461762B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 距離計および距離計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006323183A JP5461762B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 距離計および距離計測方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008139059A true JP2008139059A (ja) | 2008-06-19 |
JP5461762B2 JP5461762B2 (ja) | 2014-04-02 |
Family
ID=39600698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006323183A Expired - Fee Related JP5461762B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 距離計および距離計測方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5461762B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010068999A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 計測装置 |
JP2010068998A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 計測装置 |
CN102650647A (zh) * | 2011-02-23 | 2012-08-29 | 阿自倍尔株式会社 | 速度测量装置以及方法 |
JP2014522979A (ja) * | 2011-07-15 | 2014-09-08 | ソフトキネティック センサー エヌブイ | 距離情報を提供する方法及びタイム・オブ・フライトカメラ |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6114506A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学センサ |
JPS6129778A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 外乱光ノイズ分離回路 |
JPH02112784A (ja) * | 1988-10-21 | 1990-04-25 | Tokyo Koku Keiki Kk | 距離検出装置 |
JPH06300536A (ja) * | 1993-04-14 | 1994-10-28 | Res Dev Corp Of Japan | 物体の形状測定装置 |
JPH085733A (ja) * | 1994-06-22 | 1996-01-12 | Hitachi Ltd | レーダ装置 |
JPH11287859A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-19 | Suzuki Motor Corp | レーザ距離計 |
JP2004202133A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Aloka Co Ltd | 超音波ドプラ診断装置 |
JP2006162464A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Fujitsu Ltd | コヒーレントクロストーク光の測定方法および装置 |
JP2006313080A (ja) * | 2005-05-06 | 2006-11-16 | Yamatake Corp | 距離・速度計および距離・速度計測方法 |
-
2006
- 2006-11-30 JP JP2006323183A patent/JP5461762B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6114506A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学センサ |
JPS6129778A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 外乱光ノイズ分離回路 |
JPH02112784A (ja) * | 1988-10-21 | 1990-04-25 | Tokyo Koku Keiki Kk | 距離検出装置 |
JPH06300536A (ja) * | 1993-04-14 | 1994-10-28 | Res Dev Corp Of Japan | 物体の形状測定装置 |
JPH085733A (ja) * | 1994-06-22 | 1996-01-12 | Hitachi Ltd | レーダ装置 |
JPH11287859A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-19 | Suzuki Motor Corp | レーザ距離計 |
JP2004202133A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Aloka Co Ltd | 超音波ドプラ診断装置 |
JP2006162464A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Fujitsu Ltd | コヒーレントクロストーク光の測定方法および装置 |
JP2006313080A (ja) * | 2005-05-06 | 2006-11-16 | Yamatake Corp | 距離・速度計および距離・速度計測方法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010068999A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 計測装置 |
JP2010068998A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 計測装置 |
JP4600554B2 (ja) * | 2008-09-18 | 2010-12-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 計測装置 |
JP4600555B2 (ja) * | 2008-09-18 | 2010-12-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 計測装置 |
CN102650647A (zh) * | 2011-02-23 | 2012-08-29 | 阿自倍尔株式会社 | 速度测量装置以及方法 |
JP2014522979A (ja) * | 2011-07-15 | 2014-09-08 | ソフトキネティック センサー エヌブイ | 距離情報を提供する方法及びタイム・オブ・フライトカメラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5461762B2 (ja) | 2014-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5545915B2 (ja) | 計数装置、距離計、計数方法および距離計測方法 | |
KR100945209B1 (ko) | 계수장치, 거리계, 계수방법 및 거리측정방법 | |
JP5172077B2 (ja) | 距離・速度計および距離・速度計測方法 | |
JP5545916B2 (ja) | 物理量センサおよび物理量計測方法 | |
US7990521B2 (en) | Distance/speed meter and distance/speed measuring method | |
JP5545914B2 (ja) | 物理量センサおよび物理量計測方法 | |
JP5461762B2 (ja) | 距離計および距離計測方法 | |
JP5184785B2 (ja) | 距離計および距離計測方法 | |
JP5461761B2 (ja) | 距離・速度計および距離・速度計測方法 | |
JP5421568B2 (ja) | 物理量センサおよび物理量計測方法 | |
JP5545913B2 (ja) | 計数装置、距離計、計数方法および距離計測方法 | |
JP5612240B2 (ja) | 距離計および距離計測方法 | |
JP2010101642A (ja) | 物理量センサおよび物理量計測方法 | |
JP5096123B2 (ja) | 距離・速度計および距離・速度計測方法 | |
JP2008175547A (ja) | 距離計および距離計測方法 | |
JP5484660B2 (ja) | 距離・振動計および距離・速度計測方法 | |
WO2011111180A1 (ja) | 物理量センサおよび物理量計測方法 | |
JP5503842B2 (ja) | 物理量センサおよび物理量計測方法 | |
JP2009019896A (ja) | 物理量センサおよび物理量計測方法 | |
TW200914799A (en) | Counting device, distance meter, counting method, and distance measuring method | |
JP2011117861A (ja) | 振動振幅計測装置および振動振幅計測方法 | |
JP2009222674A (ja) | 反射型光電スイッチおよび物体検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090326 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121218 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131015 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131206 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20131216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5461762 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |