JP2008138490A - 床束緩衝機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】体育館、多目的ホール等の床に関し、運動時には緩衝性能が発揮されるとともに高さ調整が容易に行なえて施工性に優れ、また汎用性にも優れた床束緩衝機構を提供することを課題とする。
【解決手段】大引52を載置する大引受部材18と、この大引受部材を弾性保持する緩衝部材14と、大引受部材18及び緩衝部材14を貫通して設けられる筒状スペーサ16と、緩衝部材14及び筒状スペーサ16を支持する支持部材12と、大引受部材18を係止する頭部と筒状スペーサ16及び支持部材12を挿通する軸部とからなる支持ボルト6と、筒状スペーサ16を支持ボルト6の頭部と支持部材12との間に挟んで締結するナット部材8と、受け部32に支持ボルト6を螺合する螺子孔31が設けられた支持台4とを有し、ナット部材8を回して支持台4に対して支持ボルト6を上下移動して大引受部材18の高さ調整を行う構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、体育館、多目的ホール等の床において運動競技が行える床束緩衝機構に関する。
体育館等の床は、運動の場として十分な運動性能が発揮できるように、床束機構には床との間に緩衝部材を設けた構造、或いは大引を緩衝部材で支持する構造を採用した弾力性能の良い床構造を構築している。
従来、図5(a)に示すような床材を弾性支持する床束機構が知られている。この床束機構は、床スラブに立設される支持ボルト70の上部に、側板及び底板からなる断面U字状の受け具71が取り付けられたものである。この受け具71の内側には、大引鋼76を支持する断面U字形の弾性材72が設けられ、さらに受け具71の左右の側板73の上部はロックボルト74が連結され、ナット75で大引鋼76を挟持するようにしている。上記大引鋼76の上部には、根太鋼77が配置され床材が敷設されている。上記弾性材72を介して大引鋼76が弾性支持され、床から大引鋼76に加わる衝撃を吸収している。
また、特許文献1には図5(b)に示す床下地装置が開示されている。この床下地装置は、床スラブ上に固定した束サポート81の上部に、大引83を弾性支持する緩衝ゴム装置82を取り付けたものであり、この大引83の上には根太材89を介して床材が敷設される。
上記緩衝ゴム装置82は、中央部の緩衝ゴム84の上部に金属板を介してボルト85が設けられ、緩衝ゴム84の下部には上記ボルト85とは異なる調整ボルト86が取付けられている。上記ボルト85には大引83がナット87締結により取り付けられ、また上記調整ボルト86は、束サポート81に調節自在に螺合されロックナット88で固定されている。また特許文献2には、防振具の防振ゴムの内部に、ボルトの締込みによってナットとの当接により締込みトルクの限界を規制する規制カラーを設けたものが開示されている。
実開昭59−65146号公報 特開平7−280032号公報
さて上記床束機構は、上記ロックボルト74を用いて大引鋼76を挟持するため、大引鋼76を弾性材72に強く締めつけ過ぎると弾性機能が損なわれ、また締め付け具合によっては緩衝性が不安定になるという問題がある。また上記ロックボルト74は大引鋼76の上方で連結する構造であるため、大引鋼76の上部に根太等の部材を敷設する場合には制限が伴うという問題がある。
上記特許文献1の床下地装置は、高さを補正(微調整)する際には、調整ボルト86を束サポート81に固定するロックナット88を緩め、かつ大引83を固定するナット87を緩めて調整ボルト86を回して高さ調整を行う必要がある。このため、高さの補正作業には手間がかかるという問題があり、また大引83の上部に根太等の部材を敷設する場合には制約が伴い、緩衝ゴム84と調整ボルト86等との接合強度も懸念されるという問題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、運動時には緩衝性能が発揮されるとともに高さ調整が容易に行なえて施工性に優れ、また汎用性にも優れた床束緩衝機構を提供することを目的とする。
以上の技術的課題を解決するため、本発明に係る床束緩衝機構は、図1,2に示すように、大引52を載置する平板状の大引受部材18と、この大引受部材を弾性保持する緩衝部材14と、上記大引受部材及び上記緩衝部材の各孔部を貫通して設けられる筒状スペーサ16と、上記緩衝部材の下面部及び上記筒状スペーサの下端部を支持する支持部材12と、上記大引受部材を係止する頭部と上記筒状スペーサ及び上記支持部材の各孔部をそれぞれ挿通する軸部とからなる支持ボルト6と、上記支持部材の下部位置で上記支持ボルトに螺着され、上記筒状スペーサを上記支持ボルトの頭部と上記支持部材との間に挟んで締結するナット部材8とを有し、上記筒状スペーサ16により、上記緩衝部材14が介在する上記支持部材12と支持ボルト6の頭部との間の間隔を制限した構成である。
上記支持ボルト6の固定に際しては、その軸部を、支持台の上部に螺合する形態、支持台に高さ調整可能に立設固定する形態、或いは基礎面に埋設して固定する形態がある。
以上の技術的課題を解決するため、本発明に係る床束緩衝機構は、図1,2に示すように、大引52を載置する平板状の大引受部材18と、この大引受部材を弾性保持する緩衝部材14と、上記大引受部材18及び上記緩衝部材14の各孔部を貫通して設けられる筒状スペーサ16と、上記緩衝部材14の下面部及び上記筒状スペーサ16の下端部を支持する支持部材12と、上記大引受部材18を係止する頭部と上記筒状スペーサ16及び上記支持部材12の各孔部をそれぞれ挿通する軸部とからなる支持ボルト6と、上記支持ボルト6に嵌められ上記支持部材の下部に配置されるバネ座金10と、このバネ座金10の下部位置で上記支持ボルト6に螺着され、上記筒状スペーサ16を上記支持ボルト6の頭部と上記支持部材12との間に挟んで締結するナット部材8と、上部の受け部32に上記支持ボルト6の軸部を螺合する螺子孔31が設けられた支持台4とを有し、上記ナット部材8を回し、このナット部材8と一体に回転する上記支持ボルト6を上記大引受部材18に対して相対回転させ、上記支持台4に対して上記支持ボルト6を上下移動して上記大引受部材18の高さ調整を行う構成である。
本発明に係る床束緩衝機構によれば、緩衝部材を嵌入する筒状スペーサにより、緩衝部材が介在する支持部材と支持ボルトの頭部との間の間隔を制限した構成を採用したから、ナット部材を支持ボルトに螺入しても緩衝部材は圧縮されることがないため安定した緩衝機構として作用し、運動スポーツ施設として良好な緩衝性を有する床が得られる。また、床束緩衝機構を各独立した部材の組立てにより得られる形式としたため、緩衝部材の取り替えが簡単に行えて緩衝部材の材質の変更、高さ寸法などの変更等により容易に緩衝特性を変更することができて汎用性に富むという効果がある。
本発明に係る床束緩衝機構によれば、支持ボルトに締結されたナット部材を回し、このナット部材と一体に回転する支持ボルトを大引受部材に対して相対回転させ、支持台に対して支持ボルトを上下移動して大引受部材の高さ調整を行う構成を採用したから、運動スポーツ施設として良好な緩衝性を有する床が得られるとともに、支持台を固定し大引を取り付けた後であっても、バネ座金によって各部材間に強い静止摩擦力が発生してナット部材と支持ボルトが一体化し、このナット部材に対する大引受部材の空回り機構により高さの微調整が容易に行えるため施工精度と施工性の向上が図れる。また、床束緩衝機構を各独立した部材の組立てにより得られる形式としたため、容易に緩衝特性を変更することができて汎用性に富むという効果がある。
以下、本発明に係る床束緩衝機構の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は上記床束緩衝機構2を示したものである。この床束緩衝機構2は、運動室、体育館などのスポーツフロア等の床下地において、床に緩衝特性を持たせて安全に運動競技が行えるようにしたものである。上記床束緩衝機構2は、大引52を載置固定する緩衝装置5及びこれを支持する支持台4からなる。
上記緩衝装置5は図2,3に示すように、支持ボルト6、ナット部材8、バネ座金10、支持部材12、緩衝部材14、筒状スペーサ16、大引受部材18、弾性板材20及び平ワッシャ22を有する。上記大引受部材18には弾性板材20を介して大引52が載置され、この大引52は大引受部材18とともに上記緩衝部材14により弾性支持される。
上記支持台4は、床スラブとしての基礎面26に固定されるベース板28、円筒状の支持脚30およびこの支持脚30の上部に固定され中央に螺子孔31が設けられた受け部32を有する。上記緩衝装置5は、その支持ボルト6にバネ座金11を介在させナット部材9で上記支持台4に固定される。上記緩衝装置5の支持ボルト6は、六角形(他に四角形など有)の頭部36及び全体に螺子溝が刻設された軸部34からなる。上記ナット部材8,9は、外形が六角形(他に四角形など有)である。上記バネ座金10は、環状の鋼製バネを利用したスプリングワッシャである。
上記支持部材12は円形の鋼板からなり、中央には上記支持ボルト6の軸部34が挿通可能な円形の孔部38が設けられている。この支持部材12は、上記筒状スペーサ16の下端部を当接させるため、その孔部38の径は筒状スペーサ16の外径より小さく形成されている。
上記緩衝部材14はゴム、合成樹脂等の弾性材からなり、中央には軸方向に貫通する孔部40が設けられた中空円柱状の部材である。上記筒状スペーサ16は円筒状の鋼材からなる。この筒状スペーサ16は、上記緩衝部材14の孔部40に緩く挿入できる程度に外径が形成されている。上記大引受部材18は矩形状の鋼板からなり、中央部には上記筒状スペーサ16が挿通可能な円形の孔部42が設けられている。
上記弾性板材20は、ゴム、合成樹脂等の弾性材からなる矩形状の薄い板材であり、中央部には上記筒状スペーサ16が挿通可能な円形の孔部21が設けられている。上記平ワッシャ22は、その孔部が上記筒状スペーサ16の外径より小さく形成されており、平ワッシャ22の下面部に筒状スペーサ16の上端部が当接する。また、平ワッシャ22は、外径が上記弾性板材20の孔部21より大きく形成されている。
上記筒状スペーサ16の高さ寸法は、上記緩衝部材14の高さと上記大引受部材18及び弾性板材20の両板厚とを加えた寸法と同程度である。このため、支持ボルト6を上記各部材に挿通し、この支持ボルト6の頭部36(平ワッシャ22を介在)と上記支持部材12との間に筒状スペーサ16を挟んでナット部材8で締結したとき、この筒状スペーサ16により、上記大引受部材18の厚さ寸法と、上記緩衝部材14及び弾性板材20が弾性収縮する前の高さ(及び厚さ)寸法とを加えた間隔が確保される。
したがって、上記筒状スペーサ16により、緩衝部材14が介在する支持部材12と支持ボルト6の頭部36との間の間隔が制限され、ナット部材8を支持ボルト6に締め付けても緩衝部材14は圧縮されることがなく、安定した緩衝機構が形成され良好な緩衝特性が得られる。また、支持ボルト6及び筒状スペーサ16の回転に対して、大引受部材18の空回り機構が形成され、大引受部材18が止まった状態で支持ボルト6等を相対回転することが可能となる。大引52は、鋼板を断面ハット形状に屈曲形成したものであり、フランジ部54、側面部56及び上面部58からなる長尺材である。
次に、上記床束緩衝機構2の組立てについて説明する。
この床束緩衝機構2の緩衝装置5は、図2,3に示すように支持ボルト6に順に、平ワッシャ22、上面部に弾性板材20が接着された大引受部材18、筒状スペーサ16、緩衝部材14、支持部材12及びバネ座金10の各孔部を挿通させ、ナット部材8でこれらの部材を締結したものである。ここで、上記弾性板材20、大引受部材18及び緩衝部材14は、筒状スペーサ16に挿通された状態で支持ボルト6に嵌め込まれている。
上記ナット部材8の締結により、上記筒状スペーサ16は支持ボルト6の頭部36に介在された平ワッシャ22と支持部材12の上面部に挟持される。このとき、各部材(ナット部材8、バネ座金10、支持部材12、筒状スペーサ16、平ワッシャ22及び支持ボルト6)は、それぞれ互いの当接部に静止摩擦力が発生して各部材が一体化され固定される。さらに上記バネ座金10は、ナット部材8の締結により、常に支持ボルト6、平ワッシャ22、筒状スペーサ16及び支持部材12を互いに付勢力を伴って当接させ、各部材間に強い静止摩擦力を作用させており、このバネ座金10を用いない場合に比べて確実に各部材の一体化が図れる。
上記緩衝装置5は、支持部材12で緩衝部材14と筒状スペーサ16を支持し、かつこの緩衝部材14により大引受部材18が弾性支持され、大引受部材18はその軸芯となる筒状スペーサ16に上下移動可能に嵌め込まれている。床の支持機構として、緩衝装置5の緩衝部材14は、通常時(床からの荷重が無い状態)は図4(a)に示すように弾性変形は生じないが、運動等に床からの荷重(F)が大引52を介して大引受部材18に加わった場合には、緩衝部材14は図4(b)に示すように大引受部材18に押し下げられて弾性変形する。
次に、上記緩衝装置5を支持台4に螺合する。このとき、支持ボルト6の軸部34にナット部材9を螺入しさらにバネ座金11を嵌め、この軸部34を上記支持台4の受け部32の螺子孔31に螺入する。この状態で、上記支持ボルト6に締結されたナット部材8を工具等で回すと、これと連動して支持ボルト6はバネ座金10、支持部材12、筒状スペーサ16、平ワッシャ22とともに一体に回転する。このように上記床束緩衝機構2では、上記支持ボルト6などに対して大引受部材18の空回り機構が構成される。
上記緩衝部材14は形状が簡素化され、かつ単に緩衝装置5に組み付けて使用されるものであるため交換等が容易に行える。このため、他の弾力性の異なる緩衝部材14への変更、緩衝部材14の高さサイズの変更(筒状スペーサ16の高さサイズも同様に変更)或いは外径等の変更により、緩衝特性の調整を容易に行うことができて汎用性に優れる。また、上記支持台4についても、上記緩衝装置5の支持ボルト6が螺入可能な形態であれば、この支持台4に限らず他の既製の支持台を用いて床束緩衝機構を構成することが可能である。
ここで、上記床束緩衝機構2を用いた体育館或いは学童用の体育室等の床の施工について説明する。
まず、館内の床の基礎面50に上記床束緩衝機構2を所定の間隔で配置し、支持台4のベース板28を接着剤或いは止着ピンなどを用いて基礎面26に固定する。そして必要に応じて床束緩衝機構2の高さを調整する。このとき、床束緩衝機構2のナット部材9を緩め、工具等を用いて支持ボルト6を回して緩衝装置5の高さを加減し、所望する位置でナット部材9を締めて緩衝装置5を支持台4に固定する。
次に、各床束緩衝機構2にわたって大引52を配置する。上記大引52は、床束緩衝機構2の大引受部材18に弾性板材20を介して載置し、下穴あけが可能なドリルネジ等のネジ60を大引52のフランジ部54から大引受部材18にねじ込んで固定する。
上記大引52を固定した後は、支持ボルト6の頭部36は大引52内に隠れるので工具の使用はできない。しかし上記床束緩衝機構2では、大引52を固定した後に床束緩衝機構2の高さの調整(微調整)が必要となった場合には、緩衝装置5を支持台4に固定したナット部材9を緩め、併せて工具を用いて緩衝装置5のナット部材8を回すとこれと一体に支持ボルト6も回ることから、緩衝装置5の高さの補正が可能となる。このとき、大引受部材18に対して支持ボルト6等は相対回転する。
そして、上記緩衝装置5(大引52)を所望する高さ位置に調節した後、ナット部材9を締め付けて緩衝装置5を支持台4に固定する。このように、上記実施の形態に係る床束緩衝機構2ではナット部材8を支持ボルト6の回転手段として用い、このナット部材8を回すことで床束緩衝機構2の高さ調整を可能にしている。
次に、上記配置した大引52の上部に、これと直交する方向に鋼製の断面ハット状の根太62を配置する。上記根太62と大引52との間には、防振・防音用の弾性材としてゴム板61を介在させ、ネジ等を用いて根太62を大引52に固定する。上記根太62の上部には捨板としての合板64を配置し、この上にフローリング材66を取り付けて仕上げる。
このように上記床束緩衝機構によれば、運動スポーツ施設として良好な緩衝性を有する床が得られるとともに、支持台を固定し大引を取り付けた後であっても、支持ボルトに対する大引受部材の空回り機構により高さ調整(補正)が可能であり、このためレベルの微調整が容易に行えることから施工精度と施工性の向上が図れる。併せて、弾性板材20によりきしみ音の防止、及び遮音、防音効果が得られる。
また床束緩衝機構を各部材同士の組立て形式としたため、緩衝部材は簡単に組み込めることから、スポーツの種類に応じて、この緩衝部材の材質の変更、高さ寸法などの変更等により容易に緩衝特性の調整変更が行なえて汎用性に富む。また、床束緩衝機構は形態が簡素化され、大引も断面ハット形状のものに対応していることから、既製品の採用も可能でコストダウンが図れ、仕様の変更も容易であり、また経済的でもあることから例えば軽体育施設などにも好適である。また、緩衝装置はその支持ボルトが螺入可能なあらゆるタイプの支持台との組合せに対応でき汎用性にも優れる。
本発明の実施の形態に係る床束緩衝機構を示す図である。 実施の形態に係る床束緩衝機構の緩衝装置の斜視図である。 実施の形態に係る床束緩衝機構の緩衝装置の分解図である。 床束緩衝機構の荷重に対する作用を示す図で、(a)は軽量荷重の状態、(b)は運動時等の重量荷重が加わった状態を示す。 従来例に係り、(a)は床材を弾性支持する床束機構を、(b)は床下地装置を示す図である。
符号の説明
4 支持台
6 支持ボルト
8 ナット部材
10 バネ座金
12 支持部材
14 緩衝部材
16 筒状スペーサ
18 大引受部材
20 弾性板材
31 螺子孔
32 受け部
52 大引

Claims (2)

  1. 大引を載置する平板状の大引受部材と、
    この大引受部材を弾性保持する緩衝部材と、
    上記大引受部材及び上記緩衝部材の各孔部を貫通して設けられる筒状スペーサと、
    上記緩衝部材の下面部及び上記筒状スペーサの下端部を支持する支持部材と、
    上記大引受部材を係止する頭部と上記筒状スペーサ及び上記支持部材の各孔部をそれぞれ挿通する軸部とからなる支持ボルトと、
    上記支持部材の下部位置で上記支持ボルトに螺着され、上記筒状スペーサを上記支持ボルトの頭部と上記支持部材との間に挟んで締結するナット部材とを有し、
    上記筒状スペーサにより、上記緩衝部材が介在する上記支持部材と支持ボルトの頭部との間の間隔を制限したことを特徴とする床束緩衝機構。
  2. 大引を載置する平板状の大引受部材と、
    この大引受部材を弾性保持する緩衝部材と、
    上記大引受部材及び上記緩衝部材の各孔部を貫通して設けられる筒状スペーサと、
    上記緩衝部材の下面部及び上記筒状スペーサの下端部を支持する支持部材と、
    上記大引受部材を係止する頭部と上記筒状スペーサ及び上記支持部材の各孔部をそれぞれ挿通する軸部とからなる支持ボルトと、
    上記支持ボルトに嵌められ上記支持部材の下部に配置されるバネ座金と、
    このバネ座金の下部位置で上記支持ボルトに螺着され、上記筒状スペーサを上記支持ボルトの頭部と上記支持部材との間に挟んで締結するナット部材と、
    上部の受け部に上記支持ボルトの軸部を螺合する螺子孔が設けられた支持台とを有し、
    上記ナット部材を回し、このナット部材と一体に回転する上記支持ボルトを上記大引受部材に対して相対回転させ、上記支持台に対して上記支持ボルトを上下移動して上記大引受部材の高さ調整を行うことを特徴とする床束緩衝機構。
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