JP3117235U - 木構造用耐震連接金物 - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は木構造材の接合部のしなりやきしみを金物と緩衝材が受け止めつつ柱と一体となって強風や地震の外力に対応することによって軸組みの柔軟な補強をする。
【解決手段】本考案は主として木造軸組み建築物の屋内角隅部天井下の三本柱に連接して水平に取り付けられ、帯金物の中間位置が直角の頂点となるように成形した帯金物1と二角カッコ記号形状〕に成形された帯金物2と金物端部3に組みつけられた緩衝材4が柱のしなりやきしみを受け止めつつ、柱と一体となって外力に対して補強をする。
【選択図】図2
【解決手段】本考案は主として木造軸組み建築物の屋内角隅部天井下の三本柱に連接して水平に取り付けられ、帯金物の中間位置が直角の頂点となるように成形した帯金物1と二角カッコ記号形状〕に成形された帯金物2と金物端部3に組みつけられた緩衝材4が柱のしなりやきしみを受け止めつつ、柱と一体となって外力に対して補強をする。
【選択図】図2
Description
本考案は、木構造用金物に関するものである。
木造建築構造材の接合部の補強は筋交いや金物で堅固に固定するのが一般的であった。
筋交いでの補強は開口部をとることになるし、改造補強は手間と時間を要し非常に困難な工事となる。従来の金物での補強は地震や風による柱のしなりやきしみを全部柱の強度で吸収することになり、古い柱では強度的に問題が生じてくる。
本考案は主として、木造軸組み建築物の屋内角隅部の三本の柱に連接して、水平に設置され、柱のしなりやきしみを緩衝材が受け止めつつ柱と一体になって外力に対応することによって、軸組み構造の柔軟な補強となることによって問題を解決している。
上述のように、本考案の木構造用耐震連接金物は緩衝材を設けたので、軸組み柱の地震や強風による、しなりやきしみを受け止めつつ、軸組み構造の抜けや、はずれを防ぎ、また古い柱でも比較的容易に対応できる。
木造軸組み建築物の屋内角隅部の天井下の三本の柱に連接して、帯金物の中間位置を直角の頂点として成形したるものを、ラグスクリューボルト、木工ネジ、ボルト、釘、ドリリングタップネジ等の固定手段で水平に固着したるところに、別の帯金物を二角カッコ記号形状〕に成形し、両端面部にボルト孔を穿設したものの端面をはさんで、穴付き円筒形緩衝ゴムまたはコイルバネダンパーを交互に二個、両端または片端に取り付け、座金またはリッジカラーを介してボルト、スプリングワッシャー、ナットで固定する。
以下、添付図面にしたがって一実施例を説明する。1は帯金物の中間位置を直角の頂点とし、各辺の中間位置にボルト穴またはタップ穴を穿設したものである。2は別の帯金物を二角カッコ記号形状〕に成形し、両端面部にボルト穴を穿設したものである。2の端部3を挟み込んで、穴付き円筒形緩衝ゴム4を交互に二個介しつつ、ボルト5を座金6とスプリングワッシャー7を介してナット8で固着することにより、取り付けられた軸組み柱のしなりやきしみを受け止めつつ補強する。コイルバネダンパー9の場合も前記と同様にリッジカラー10を介して組み付けられ補強される。
1 中間位置を直角の頂点として成形したる帯金物
2 二角カッコ記号形状〕に成形したる帯金物
3 〕に成形したる帯金物の端部
4 穴付き円筒形緩衝ゴム
5 ボルト
6 座金
7 スプリングワッシャー
8 ナット
9 コイルバネダンパー
10 リッジカラー
11 柱
12 天井
13 壁
2 二角カッコ記号形状〕に成形したる帯金物
3 〕に成形したる帯金物の端部
4 穴付き円筒形緩衝ゴム
5 ボルト
6 座金
7 スプリングワッシャー
8 ナット
9 コイルバネダンパー
10 リッジカラー
11 柱
12 天井
13 壁
Claims (1)
- 係止孔を多数穿設された帯金物の中間位置を直角の頂点とし、各辺の中間位置にボルト穴またはタップ穴を穿設したものと、別の帯金物を二角カッコ形状〕に成形し、端面部にボルト穴を穿設したものに、緩衝材またはダンパーを交互に、両端または片端に介し、ボルト、ナットで組みつけられて、主として木造軸組み建築物の屋内角隅部天井下の三本柱に連接して、水平に取り付けられるのを特徴とする木構造用耐震連接金物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008504U JP3117235U (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 木構造用耐震連接金物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008504U JP3117235U (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 木構造用耐震連接金物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3117235U true JP3117235U (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=43467570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005008504U Expired - Fee Related JP3117235U (ja) | 2005-09-14 | 2005-09-14 | 木構造用耐震連接金物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3117235U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106948609A (zh) * | 2017-04-28 | 2017-07-14 | 华南理工大学 | 一种用于加固木结构节点的拟雀替加固结构及其制造方法 |
-
2005
- 2005-09-14 JP JP2005008504U patent/JP3117235U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106948609A (zh) * | 2017-04-28 | 2017-07-14 | 华南理工大学 | 一种用于加固木结构节点的拟雀替加固结构及其制造方法 |
CN106948609B (zh) * | 2017-04-28 | 2023-06-20 | 华南理工大学 | 一种用于加固木结构节点的拟雀替加固结构及其制造方法 |
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