JP2008138384A - 施錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全対策を講じた施錠装置において、その通信時間の短縮化を目的とする。
【解決手段】ドア100を有する閉鎖空間18Aと、この閉鎖空間18Aのドア100の錠と、閉鎖空間18A外を含む範囲に第1の信号23を送信する第1の送信アンテナ22Aと、閉鎖空間内18Aのみに実質的に第2の信号21を送信する第2の送信アンテナ20A、20Bとを備え、第1の信号23を受信し且つ第2の信号21を受信しない場合には第1の応答信号26を送信するとともに、第1の信号23を受信し且つ第2の信号21を受信した場合には第2の応答信号25を送信する鍵24A、24B、24C、24Dと、この鍵24A、24B、24C、24Dから少なくとも第1の応答信号26を受信する受信アンテナ27と、受信アンテナ27が第1の応答信号26を受信した場合には錠の制御が可能状態となる制御部とを設けた施錠装置としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、車や家などの施錠装置に関するものである。
車を例にとり、従来のこの種の施錠装置について以下説明する。
まず、図9に示すタッチボタン1に、鍵6Bを持った車2の使用者が車2外から触れると、車2内をその通信範囲2Aとする車内送信アンテナ4A、4Bから全員呼出信号5が発せられる。しかし、鍵6Bは通信範囲2A内に存在しないため、これに対する応答をしない。その情報、即ち鍵6Bは車内に存在しないという情報が車2内の記憶部に記憶される。
次に、車2外を含む範囲をその通信範囲2Bとする車外送信アンテナ5Cから全員呼出信号12が発せられる。そうすると、鍵6Bはこの通信範囲2B内に存在するため全員呼出信号12を受信し、この全員呼出信号に12に対する応答信号13Bを車2の受信アンテナ8に送信する。ここで、車2内の記憶部には鍵6Bは車外に存在する旨の情報が記憶されているため、車外送信アンテナ5Cから鍵6Bに対し個別認証呼出信号14が送信される。そして、鍵6Bが、この個別認証呼出信号14を受信し、鍵6Bに保存された暗証番号と照合が取れた場合、鍵6Bが個別認証応答信号15を送信する。その情報により、車2外には鍵6Bが存在していることが認識される。
そうすると、車2におけるドアの錠には開錠命令あるいは施錠命令が下される。即ち、鍵6Bを持った使用者が錠の状態を制御可能な状態となっている。
一方、鍵6Aを持った車2の使用者が車2内にいるときに、第三者が図9に示すタッチボタン1に触れると、車2内をその通信範囲2Aとする車内送信アンテナ4A、4Bから全員呼出信号5が発せられる。そうすると、この通信範囲2A内に存在する鍵6Aがこの全員呼出信号5を受信し、応答信号7を受信アンテナ8に送信する。受信アンテナ8が応答信号7を受信すると、車内送信アンテナ4A、4Bから鍵6Aに対して個別認証呼出信号9を送信する。そして、鍵6Aが、この個別認証呼出信号9を受信し、鍵6Aに保存された暗証番号と照合が取れた場合には、鍵6Aが個別認証応答信号10を送信する。そうすると、車内記憶部(図示せず)において、鍵6Aは車内に存在するという情報が記憶される。
次に、車2外を含む範囲をその通信範囲2Bとする車外送信アンテナ5Cが全員呼出信号12を発する。そうすると、この通信範囲2B内に存在する鍵6Aがこの全員呼出信号12を受信し、この全員呼出信号12に対する応答信号13Aを車2の受信アンテナ8に送信する。しかし、車2内の記憶部には鍵6Aは車内に存在する旨の情報が記憶されているため、鍵6Aに対しては車外送信アンテナ5Cから個別認証呼出信号14を送信することはない。従って、ドアの錠は制御不可能な状態となり、第三者が車2のドアを開けることはできない。
このように、全員呼出信号12の送信前に、全員呼出信号5を送信することで、各鍵6A、6B、6C、6Dが車2内に存在しないことを確認した上で錠の制御を可能とするか否かの判定を行う構成とすることにより、鍵6Aを持っている使用者が車2内に乗っている場合における、第三者によるドアの開施錠防止を図る安全対策を講じていた。
なお、この出願に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2003−20837号公報
このような従来の施錠装置は通信時間が長いことが問題となっていた。
すなわち、上記従来の構成において各鍵6A、6B、6C、6Dの存在する領域を特定するためには、図10に示すごとく、各鍵6A、6B、6C、6Dからの応答信号をそれぞれ2度受信する必要がある、即ち、車内送信アンテナからの全員呼出信号5に対する応答信号7と、車外送信アンテナからの全員呼出信号12に対する応答信号13A、13Bの両方を受信して、各鍵6A、6B、6C、6Dの存在する領域を特定する必要があり、その結果として、通信時間が長くなってしまっていた。
そこで本発明は、安全対策を講じた施錠装置において、その通信時間の短縮化を目的とする。
そして、この目的を達成するために本発明は、ドアを有する閉鎖空間と、この閉鎖空間の前記ドアの錠と、前記閉鎖空間外を含む範囲に第1の信号を送信する第1の送信アンテナと、前記閉鎖空間内のみに実質的に第2の信号を送信する第2の送信アンテナとを備え、前記第1の信号を受信し且つ前記第2の信号を受信しない場合には第1の応答信号を送信するとともに、前記第1の信号を受信し且つ前記第2の信号を受信した場合には第2の応答信号を送信する鍵と、この鍵から少なくとも第1の応答信号を受信する受信アンテナと、前記受信アンテナが第1の応答信号を受信した場合には前記錠の制御が可能状態となる制御部とを設けた施錠装置としたものである。
本発明の施錠装置は、第1の信号を受信し且つ第2の信号を受信しない場合には第1の応答信号を送信するとともに、第1の信号を受信し且つ第2の信号を受信した場合には第2の応答信号を送信する鍵を設け、この鍵からの第1の応答信号を受信アンテナが受信した場合に限り、錠の制御が可能状態となる制御部を設ける構成としたため、各鍵からの応答信号を2度受信することを必要とせず、各鍵からの第1の応答信号若しくは第2の応答信号を一回のみ受信する、又は第1、第2の応答信号のいずれをも受信しないことにより、各鍵が存在する領域を特定することができるため、通信時間の短縮を図ることができるというものである。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における施錠装置について図面を参照しながら説明する。
なお、本実施の形態においては、図1に示すごとく様々な領域に配置された各鍵24A、24B、24C、24Dと車18とが、どのように信号のやり取りをするのかについて、同時並行で説明していくことにする。
まず、図1に示すタッチボタン17Aにこの車18の使用者が触れると、図2に示す制御部19にその情報が伝達され、制御部19が作動する。次に、この制御部19から、図1に示すごとく車18内に配置されるとともに、車18内をその通信範囲(閉鎖空間)18Aとする車内送信アンテナ(第2の送信アンテナ)20A、20Bに拡張呼出信号(第2の信号)21を発する旨の命令がなされる(図3参照)。そうすると、図1に示すごとく、この通信範囲(閉鎖空間)18A内に存在する鍵24A、24Cのみがこの拡張呼出信号(第2の信号)21を受信し、通信範囲(閉鎖空間)18A内に存在しない鍵24B、24Dはこの拡張呼出信号(第2の信号)21を受信しない。
なお、この段階では、各鍵24A、24B、24C、24Dからの応答信号は受信しない構成としている。
次に、図1に示すごとく車18外に配置されるとともに、車18外を含む範囲をその通信範囲18Bとする車外送信アンテナ(第1の送信アンテナ)22Aに、図3に示す全員呼出信号(第1の信号)23を発する旨の命令がなされる。そうすると、図1に示すごとく、この通信範囲18Bに存在する鍵24A、24Bがこの全員呼出信号23をそれぞれ図2に示す受信アンテナ28A、鍵受信アンテナ28Bで受信する。そして、鍵制御部29Aにおいては第2の応答信号25が、鍵制御部29Bにおいては第1の応答信号26がそれぞれ作成され、この第2の応答信号25、第1の応答信号26を、それぞれの鍵送信アンテナ30A、30Bから、図1に示す車2の受信アンテナ27に送信する。
ここで、第2の応答信号25には、鍵24Aが拡張呼出信号21(図2参照)を受信した旨の情報、即ち、鍵24Aが車18内に存在するという情報が含まれている。
一方、第1の応答信号26には、鍵24Bは拡張呼出信号21(図2参照)を受信していない旨の情報、即ち、鍵24Bが車18内には存在しないという情報が含まれている。
ここで、応答信号25、26については、その応答が鍵24A、24B、24C、24Dのいずれによるものであるのかを制御部19が判別することができるように、各鍵24A、24B、24C、24Dそれぞれの応答するタイミングを図3に示すごとくずらしている。
なお、鍵24C、24Dは、車外送信アンテナ(第1の送信アンテナ)22Aの通信範囲18Bに存在していないため、全員呼出信号23を受信しておらず、第2の応答信号25、第1の応答信号26のいずれをも受信アンテナ27に送信することはない。
その後、図2に示す受信アンテナ27から第2の応答信号25、第1の応答信号26を受信した制御部19は、この第2の応答信号25、第1の応答信号26から、図1に示す通信範囲18Bに存在するとともに通信範囲(閉鎖空間)18Aには存在しない鍵は、応答した鍵24A、24Bの内、鍵24Bのみであることを認識する。そして、この鍵24Bのみに対し、図3に示す個別認証呼出信号31を車外送信アンテナ(第1の送信アンテナ)22Aから送信する。
この個別認証呼出信号31は、応答した鍵24Bが図1に示す車18に登録された鍵であるか否か判別するための信号である。即ち、車18以外の車に登録された、同タイプの鍵が通信範囲18B内に存在し、同じタイミングで応答信号を送信するような場合において、この鍵24Bが、車18に登録されたものであるのか、または、他の車に登録されたものであるのかを判別するために送信されるものである。
この個別認証呼出信号31を受信した鍵24Bが、車18に登録されたものである場合には、図1、3に示すごとく、個別認証応答信号32を車18の受信アンテナ27に送信する。
この個別認証応答信号32を、図2に示すごとく受信アンテナ27より制御部19が受信すると、この制御部19が錠33に対して施錠制御、あるいは開錠制御を行う。
このような構成により、各鍵24A、24B、24C、24Dからの第2の応答信号25若しくは第1の応答信号26を一回のみ受信する、又は第1、第2の応答信号のいずれをも受信しないことにより、各鍵24A、24B、24C、24Dが存在する領域を特定することができるため、2度の応答信号の受信を必要とせず、通信時間の短縮を図ることができる。
なお、本実施の形態においては、図1に示すごとく、車外送信アンテナ(第1の送信アンテナ)22A及びタッチボタン17Aを、運転席近傍のドア100に設置する構成としたが、図1に示すごとく、助手席近傍のドア100Bに車外送信アンテナ(第1の送信アンテナ)22B、タッチボタン17Bを設置する構成、あるいは、トランク100Cに車外送信アンテナ(第1の送信アンテナ)22C、タッチボタン17Cを設置する構成としてもかまわない。ただし、運転席近傍のドア100に設置する構成とすることにより、運転手が乗り降りする際に、施錠、開錠することができるため、利便性の観点から望ましい。
さらに、運転席近傍のドア100、助手席近傍のドア100B、トランク100Cのいずれにも、アンテナ22A、22B、22C、タッチボタン17A、17B、17Cを設置すると、より利便性の観点から望ましい。
なお、図2に示すごとく、受信アンテナ27により個別認証応答信号32を受信した制御部19が錠33を施錠(あるいは開錠)した際に、その情報を制御部19に記憶させておく構成とすることにより、次の錠33に対する制御が開錠(あるいは施錠)制御であることを制御部19に認識させることができるため、タッチボタン17Aを施錠用、開錠用の2種類を設ける必要がなく、図1に示すごとく一つのタッチボタン17Aで構成することができ望ましい。
さらに、車18内から手動で強制的に施錠、開錠制御を行うための手動施錠開錠スイッチ(図示せず)を車18内に設けている場合には、制御部19がこの手動施錠開錠スイッチの状態を認識し、この手動施錠開錠スイッチの状態に基づいて、次の錠33(図2参照)に対する制御が開錠なのか施錠なのかを判断する構成とすることが望ましい。即ち、例えば前回の錠33に対する制御が施錠制御であったような場合であっても、使用者が手動施錠開錠スイッチにより開錠していた場合においては、本施錠装置は開錠状態にある。このような場合には、前回の制御である「施錠した」という情報に基づき次の制御を行うのではなく、手動施錠開錠スイッチの状態、即ちここでは「開錠状態にある」という情報に基づき、次の制御である「施錠制御」をすることにより、錠33に対して正しい制御を行うことができ望ましい。
なお、本実施の形態においては、車18を例にとって説明したが、その他、家などの各種施錠装置において実施可能である。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における施錠装置について図面を参照しながら説明する。
なお実施の形態1の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付しその説明を省略する。
本実施の形態において、実施の形態1と相違する点は、図4に示すごとく、図2に示した制御部19が第2の応答信号25、26を受信した後に、再度、拡張呼出信号(第3の信号)21Bを図1に示す車内送信アンテナ(第2の送信アンテナ)20A、20Bから送信し、その後、図4に示すごとく個別認証呼出信号31を送信する構成としたことである。
この構成により、各鍵24A、24B、24C、24Dが存在する領域の特定及び錠に対する開施錠制御についての信頼性を向上させることができる。即ち、ノイズ等の原因により、一回目の拡張呼出信号(第2の信号)21を鍵24Aが図1に示す通信範囲(閉鎖空間)18A内に存在していたにもかかわらず受信できなかったような場合において、誤って当該鍵24Aが図1に示す車18外にあるものと判断し、錠に対する開施錠制御を可能としてしまうと、使用者が車18内に乗っている場合における、第三者によるドアの開施錠防止を図る安全対策が功を奏さない結果となってしまう。このような事態を防止するために、再度、車内送信アンテナ(第2の送信アンテナ)20A、20Bが拡張呼出信号(第3の信号)21Bを送信し、これを受けた鍵が個別認証応答信号32を送信する際に、再度、車18外に存在することを確認することで、各鍵24A、24B、24C、24Dが存在する領域の特定及び錠に対する開施錠制御についての信頼性を高めることができる。
さらに、再度拡張呼出信号(第3の信号)21Bを送信することには、以下のようなメリットがある。
図5に示すごとく、鍵24Bが、車内送信アンテナ(第2の送信アンテナ)20A、20Bの通信範囲(閉鎖空間)18A外であり、且つ車外送信アンテナ(第1の送信アンテナ)22Aの通信範囲18B内に存在するとともに、車18における鍵24Bに相当する他車に登録された鍵1024Bが、車内送信アンテナ(第2の送信アンテナ)20Aの通信範囲(閉鎖空間)18A内であり、且つ車外送信アンテナ(第1の送信アンテナ)22Aの通信範囲18B内に存在するような場合、この他車の鍵1024Bが図6に示す拡張呼出信号(第3の信号)21B、個別認証呼出信号31を受信している可能性がある。そのような場合、受信アンテナ27(図5参照)が、自車の鍵24Bから第1の応答信号26を受信するとともに、他車の鍵1024Bから第2の応答信号25までも受信してしまう可能性がある。
このとき、受信アンテナ27が鍵24Bからの第1の応答信号26を優先して受信すれば問題ないが、他車の鍵1024Bからの第2の応答信号25を優先して受信してしまった場合には、車18の使用者が車18外に締め出されてしまうという事態が生じてしまう。即ち、実際には鍵24Bは通信範囲18B内に存在するとともに、通信範囲(閉鎖空間)18A外に存在するにもかかわらず、誤って、通信範囲(閉鎖空間)18A内に存在するものと判断してしまうと、使用者が開施錠可能な領域にいるにもかかわらず、当該安全対策を講じたがために開施錠制御が不可能となってしまい、その結果として使用者が車18内に入ることができないという事態が生じてしまうのである。
このような場合に備えて、図5に示す受信アンテナ27が各応答信号受信後、再度車内送信アンテナ(第2の送信アンテナ)20A,20Bから図6に示す拡張呼出信号(第3の信号)21Bを送信し、車外送信アンテナ(第1の送信アンテナ)22A(図5参照)が個別認証呼出信号31を送信する構成とすることにより、上記問題を解消することができる。即ち、個別認証呼出信号31に対しては、上述のとおり車18に登録された鍵24Bのみが応答することとなるが、その際に、事前に拡張呼出21Bを送信しておくことにより、この鍵24Bが通信範囲(閉鎖空間)18A内に在るのか否かの判別を、この個別認証応答信号32を利用して行うことができ、その結果として、他車の鍵1024Bの存在の有無に関わらず、鍵24Bがどの領域に存在するのかを正確に判断することができるのである。
なお、1度目の拡張呼出信号(第2の信号)21を受けていたか否かの情報を、鍵24Bが個別認証応答信号32を送信するまでの間保持することができる構成とすれば、2度目の拡張呼出信号(第3の信号)21Bの送信は不要である。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3における施錠装置について図面を参照しながら説明する。
なお実施の形態2の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付しその説明を省略する。
本実施の形態において、実施の形態2と相違する点は、図7に示すごとく、図2に示した制御部19が第1の応答信号25及び第2の応答信号26の双方を受信した場合において、優先的に第1の応答信号25を送信した鍵24Bに対して個別認証呼出信号31を送信する構成としたことである。
この構成により、受信アンテナ27が第1の応答信号25及び第2の応答信号26の双方を受信した場合における、通信時間の短縮化を図ることができる。その理由について、以下説明する。
実施の形態2では、他車に登録された鍵が第2の応答信号26を送信し、この第2の応答信号26を受信アンテナ27が、車18に登録された鍵からの第1の応答信号25よりも優先的に受信してしまったような場合を考慮すべく、その応答信号が第1の応答信号25であっても、第2の応答信号26であっても、個別認証呼出信号31を送信する構成を示したが、本実施の形態においても、この場合を考慮している。
そのような場合において、図8に示すごとく、他車に登録された鍵(図示せず)が車外送信アンテナ(第1の送信アンテナ)22A、車内送信アンテナ(第2の送信アンテナ)20A、20Bの通信範囲18B、18Aに存在せず、車18に登録された鍵24A、24Bのみがそれぞれ第1の応答信号25、第2の応答信号26を送信してくる場合を想定する。このような場合に、他車に登録された鍵(図示せず)が第2の応答信号26を送信し、且つこの第2の応答信号26が優先的に、受信アンテナ27により受信された場合を上述のごとく考慮すべく、鍵24Bよりも先に鍵24Aに個別認証呼出信号31Aを送信する構成とすると、無駄な通信時間を生んでしまう。なぜなら、一度、鍵24Bが車18内に存在していることを鍵24Aからの個別認証応答信号32により確認した後、さらに鍵24Bに対し個別認証呼出信号31Aを送信し、それに対する個別認証応答信号をこの鍵24Bから受けなければならないためである。
これに対し、図7に示すごとく、第1の応答信号25を送信した鍵24Bに対し、優先的に個別認証呼出31Aを送信する構成とすることにより、第2の応答信号26を送信した鍵24Aに個別認証呼出信号31Aを送信する時間及び鍵24Aから個別認証応答信号32を受信する時間を省略することができるため、通信時間の短縮化を図ることができるのである。
本発明の施錠装置は、通信時間を短縮することができるという効果を有し、車や家に有用である。
本発明の実施の形態1における施錠装置の上面図 本発明の実施の形態1における施錠装置のブロック図 本発明の実施の形態1における施錠装置の制御方法を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態2における施錠装置の制御方法を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態2における施錠装置の他の実施例を示す上面図 本発明の実施の形態2における施錠装置の他の実施例における制御方法を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態3における施錠装置の制御方法を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態3における施錠装置の上面図 従来の施錠装置の上面図 従来の施錠装置の制御方法を示すタイミングチャート
符号の説明
18 本体(車)
18A 閉鎖空間(通信範囲)
20A、20B 第2の送信アンテナ(車内送信アンテナ)
21 第2の信号(拡張呼出信号)
22A 第1の送信アンテナ(車外送信アンテナ)
23 第1の信号(全員呼出信号)
24A、24B、24C、24D 鍵
25 第2の応答信号
26 第1の応答信号
27 受信アンテナ

Claims (7)

  1. ドアを有する閉鎖空間と、
    この閉鎖空間の前記ドアの錠と、
    前記閉鎖空間外を含む範囲に第1の信号を送信する第1の送信アンテナと、
    前記閉鎖空間内のみに実質的に第2の信号を送信する第2の送信アンテナとを備え、
    前記第1の信号を受信し且つ前記第2の信号を受信しない場合には第1の応答信号を送信するとともに、
    前記第1の信号を受信し且つ前記第2の信号を受信した場合には第2の応答信号を送信する鍵と、
    この鍵から少なくとも第1の応答信号を受信する受信アンテナと、
    前記受信アンテナが第1の応答信号を受信した場合には前記錠の制御が可能状態となる制御部とを設けた施錠装置。
  2. 受信アンテナが鍵から第1の応答信号を受信した場合には、
    第1の送信アンテナから個別認証呼出信号を前記鍵に送信し、
    この鍵が前記個別認証呼出信号に対する個別認証応答信号を
    前記受信アンテナに送信する場合に限り、
    制御部による錠の制御が可能状態となる
    請求項1に記載の施錠装置。
  3. 第1の送信アンテナが個別認証呼出信号を鍵に送信する前に
    第2の送信アンテナが閉鎖空間内のみにおいて送信される第3の信号を前記鍵に送信し、
    この鍵が前記第3の信号を受信しなかった場合に限り、
    前記鍵が個別認証応答信号を受信アンテナに送信し得る構成とした
    請求項2に記載の施錠装置。
  4. 受信アンテナが鍵から第2の応答信号を受信した場合においても
    第1の送信アンテナから個別認証呼出信号を前記鍵に送信する構成とした
    請求項3に記載の施錠装置。
  5. 受信アンテナが鍵から第1の応答信号及び第2の応答信号を受信した場合には
    まず第1の応答信号を送信した鍵に対して
    第1の送信アンテナから個別認証呼出信号を送信し、
    次に第2の応答信号を送信した鍵に対して
    第1の送信アンテナから個別認証呼出信号を送信する
    請求項3に記載の施錠装置。
  6. 制御部がドアの錠に対して行った第n回目の開施錠制御情報を前記制御部に記憶させ、
    この制御部が前記ドアの錠に対して行う第n+1回目の開施錠制御は、
    前記第n回目の開施錠制御情報が開錠制御であった場合には施錠制御、
    第n回目の開施錠制御情報が施錠制御であった場合には開錠制御とした
    請求項1に記載の施錠装置。
  7. 閉鎖空間内に手動施錠開錠スイッチを設け、
    制御部が前記ドアの錠に対して行う開施錠制御は、
    前記手動施錠開錠スイッチの状態が開錠状態である場合には施錠制御、
    前記手動施錠開錠スイッチの状態が施錠状態である場合には開錠制御とした
    請求項1に記載の施錠装置。
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