JP2008137916A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ダメージを補修しつつスタイリングを行うことができる毛髪化粧料を提供すること。
【解決手段】ポリマーを0.05〜30重量%含み、エタノールを0.05〜60重量%含み、オイルを0.1〜95重量%含み、ノニオン界面活性剤を0.1〜15重量%含み、前記エタノールとポリマーとの重量比(エタノール/ポリマー)が0.5〜6.0であり、オイルとポリマーとの重量比(オイル/ポリマー)が0.75〜48であり、ノニオン界面活性剤とオイルとの重量比(ノニオン界面活性剤/オイル)が0.01〜1.0であり、かつ、水を実質的に含まないことを特徴とする毛髪化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、ダメージヘアのケア性、スタイリング性に優れた毛髪化粧料に関する。
近年、ダメージヘアに悩む人々が増加しており、ダメージヘアのケアをするためのヘアオイル(ヘアトリートメントオイル)が最近多く発売されている。一般的には植物油やエステルを原料の一部として用いたものが多く、それらを乳化させ水系媒体で用いたり、水を用いない非水系(オイル100%)で用いたりされている。
例えば、非水溶媒又は含水低級アルコール溶媒中に結晶性の有効成分と共重合体またはその塩とを含む毛髪化粧料が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
なかでも非水系はダメージヘアをより効果的にケアできるとして主流となりつつある。しかし現在のヘアオイルでは、セット力が無くヘアスタイルを作ることができない、質感が重い、またはサラサラ感が強いためスタイリングができない、オイルのため乾きにくい、洗い落ちが悪いなどの欠点がみられる。
現在のヘアオイルには上記欠点が存在するため、美容院などではヘアオイルでダメージを補修した上で、スタイリング剤(ヘアワックスなど)を重ねてスタイリングを行っているため時間と手間がかかっている。
特開平9−143035号公報
本発明は、上記の課題を解決するものであり、ダメージを補修しつつスタイリングを行うことができる毛髪化粧料を提供することを目的とする。
本発明者は、上記の目的を達成するために鋭意研究し、特定の毛髪化粧料は上記課題を達成することを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、
ポリマーを0.05〜30重量%、エタノールを0.05〜60重量%、オイルを0.1〜95重量%、ノニオン界面活性剤を0.1〜15重量%の量で含み、
前記エタノールとポリマーとの重量比(エタノール/ポリマー)が0.5〜6.0であり、オイルとポリマーとの重量比(オイル/ポリマー)が0.75〜48であり、ノニオン界面活性剤とオイルとの重量比(ノニオン界面活性剤/オイル)が0.01〜1.0であり、
かつ、水を実質的に含まないことを特徴とする毛髪化粧料である。
前記オイルがシリコーンオイル、エステル油、炭化水素、および植物油からなる群から選択される少なくとも1種であるが好ましい。
前記オイルがコハク酸ジ2−エチルヘキシルであることが好ましい。
前記ポリマーがノニオン性ポリマー、アニオン性ポリマー、両性ポリマー、およびカチオン性ポリマーからなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。
前記ポリマーがアニオン性ポリマーであることがより好ましい。
前記ポリマーが、ポリウレタン−14、アクリレーツコポリマーAMP、およびアクリ
ル樹脂アルカノールアミン液からなる群から選択される少なくとも1種であることが特に好ましい。
前記ノニオン界面活性剤が、HLB値が6〜13の範囲であるエステル系のノニオン界面活性剤であることが好ましい。
前記ノニオン界面活性剤が、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、およびポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステルからなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。
本発明の毛髪化粧料はダメージヘアのケア性とスタイリング性とを両立しているためヘアケアとスタイリングとを同時に行うことができる。そのため美容院等で本発明の毛髪化粧料を用いると、従来よりも短時間でヘアケアとスタイリングとを終えることができる。
次に本発明の毛髪化粧料について具体的に説明する。
なお、本発明において「重量%」とは特に断りのない限り、毛髪化粧料100重量%中に占める各成分の量を示す。
本発明に係る毛髪化粧料は、ポリマーを0.05〜30重量%、エタノールを0.05〜60重量%、オイルを0.1〜95重量%、ノニオン界面活性剤を0.1〜15重量%の量で含み、前記エタノールとポリマーとの重量比(エタノール/ポリマー)が0.5〜6.0であり、オイルとポリマーとの重量比(オイル/ポリマー)が0.75〜48であり、ノニオン界面活性剤とオイルとの重量比(ノニオン界面活性剤/オイル)が0.01〜1.0であり、かつ、水を実質的に含まないことを特徴とするものである。
なお、本発明において、水を実質的に含まない毛髪化粧料とは、毛髪化粧料に用いる原料に微量に含まれる水や、毛髪化粧料を製造する際に混入する水以外には、毛髪化粧料中に水が含まれないことを意味する。
また、エタノール中には通常水が比較的多く含有しているため、本発明の毛髪化粧料中に存在する水の量に大きく影響する。よって本発明の原料として用いるエタノールとしては、通常純度95%以上のエタノールを用いる。
具体的には、本発明の毛髪化粧料100重量%に対して、水の含有量は3重量%以下であることが好ましい。水の含有量が3重量%以下であれば、従来の毛髪化粧料と比較して、後述するポリマーやオイルの配合量を高めることが容易であり、髪への効果に優れる。
本発明に用いるポリマーとしては一般に毛髪用として用いられている、毛髪を固定固着させるために使用されることが可能なポリマーであれば特に制限されることなく用いることができる。
ポリマーとしては通常はノニオン性ポリマー、アニオン性ポリマー、両性ポリマー、およびカチオン性ポリマーからなる群から選択される少なくとも1種である。
上記ポリマーとしては、例えば、ノニオン性ポリマーとしては、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体、および(水添ヒマシ油/セバシン酸)コポリマーが挙げられ、アニオン性ポリマーとしては、ポリウレタン−14、アクリレーツコポリマーAMP、およびアクリル樹脂アルカノールアミン液が挙げられ、両性ポリマーとしては、N−メタクリロイ
ルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体液が挙げられ、カチオン性ポリマーとしては、ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩液が挙げられる。
中でもアニオン性ポリマーが好ましく、特にポリウレタン−14、アクリレーツコポリマーAMP、およびアクリル樹脂アルカノールアミン液からなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましく、アクリル樹脂アルカノールアミン液が最も好ましい。
本発明の毛髪化粧料には上述のポリマーを0.05〜30重量%含み、好ましくは0.1〜25重量%含み、特に好ましくは0.5〜20重量%含む。
本発明の毛髪化粧料において上記ポリマーを上記範囲内で含有することにより、毛髪のセット力に優れ、セットした毛髪の弾力感に優れる毛髪化粧料を得ることができる。
本発明の毛髪化粧料にはエタノールを0.05〜60重量%含み、好ましくは0.1〜55重量%含み、特に好ましくは0.5〜50重量%含む。本発明の毛髪化粧料は、エタノールが上記範囲内で含有されることにより、適度な速乾性が得られるとともに、スタイリング後の毛髪の質感(いわゆる、軽さ)の調節が可能となる。また本発明においてエタノールは各成分を溶解するための溶媒としての働きがある。エタノールが各成分を溶解する溶媒として働くため、得られる毛髪化粧料は透明性に優れる。
本発明に用いるオイルとしては一般に毛髪用として用いられている、毛髪に「潤い」や「艶」を付与することが可能なオイルであれば特に制限されることなく用いることができる。
オイルとしては通常は、シリコーン、エステル油、炭化水素、植物油などを用いることができ、シリコーンとしては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロペンタシロキサンなどがあげられる。エステル油としては、コハク酸ジ2−エチルヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、12-ヒドロキシステアリル
酸コレステリル、ジ-2-エチルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール
脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N-アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリン、ト
リ-2-エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロール
プロパン、テトラ-2-エチルヘキシル酸ペンタエリスリトール、トリ-2-エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2-エチルヘキサノエート、2-エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ-2-ヘプチル
ウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、アセトグリセライド、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシルエステル、エチルラウレート、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシルなどがあげられる。炭化水素としては流動パラフィン、スクワレン、パラフィン、セレシン、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックスなどがあげられる。植物油としては、アボガド油、椿油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、亜麻仁油、サフラワー油、綿実油、大豆油、落下生油、茶実油、コメヌカ油等があげられる。これらは1種単独で用いても2種以上を用いて
も良い。
上記オイルの中では、エステル油が好ましく、コハク酸ジ2−エチルヘキシルが特に好ましい。
本発明の毛髪化粧料には上述のオイルを0.1〜95重量%含み、好ましくは1.0〜85重量%含む。
本発明の毛髪化粧料において上記オイルを上記範囲内で含有することにより、スタイリング後の毛髪はしっとりさ、艶、潤い感に優れる。
本発明に用いるノニオン界面活性剤としては一般に毛髪用として用いることが可能なノニオン界面活性剤であれば特に制限されることなく用いることができる。
ノニオン界面活性剤としては、HLB値が6〜13の範囲にあるものを用いることが好ましい。
またノニオン界面活性剤としては、エステル系のノニオン界面活性剤を用いることが好ましい。エステル系のノニオン界面活性剤としては、例えば、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステル等が挙げられる。これらは1種単独で用いても2
種以上を用いても良い。
中でもポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステルが好ましく、ポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステルとしてはトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(HLB値:8)を用いることが好ましい。
本発明の毛髪化粧料にはノニオン界面活性剤を0.1〜15重量%含み、好ましくは0.5〜10重量%含み、特に好ましくは1.0〜5.0重量%含む。本発明の毛髪化粧料は、ノニオン界面活性剤が上記範囲内で含有されることにより、洗い流し性にも優れる。
本発明の毛髪化粧料は上記ポリマー、エタノール、オイル、およびノニオン界面活性剤を上記範囲内で含み、かつ各成分同士の重量比が下記範囲内にある。
本発明の毛髪化粧料は前記エタノールとポリマーとの重量比(エタノール/ポリマー)が0.5〜6.0であり、好ましくは1.0〜3.0である。エタノールとポリマーとの重量比が前記範囲内にあると得られる毛髪化粧料は各成分を効率的に溶解させることができるため透明性に優れ、かつ、速乾性を得ることができる。
また、本発明の毛髪化粧料は前記オイルとポリマーとの重量比(オイル/ポリマー)が0.75〜48であり、好ましくは1.0〜5.0である。オイルとポリマーとの重量比が前記範囲内にあると得られる毛髪化粧料はオイルの潤い感が得られながら、スタイルを作るための動きを作りやすく、ツヤのあるスタイルがキープできる。
さらに、本発明の毛髪化粧料は前記ノニオン界面活性剤とオイルとの重量比(ノニオン界面活性剤/オイル)が0.01〜1.0であり、好ましくは0.05〜0.5重量%である。ノニオン界面活性剤とオイルとの重量比が前記範囲内にあると得られる毛髪化粧料は洗い流し性に優れる。
本発明の毛髪化粧料はさらに保湿剤を含んでいても良い。保湿剤としては、ポリオールを用いることができ、具体的には、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリグリ
セリン等を用いることができる。
保湿剤を含む場合には、その含有量には特に限定はなく、保湿の目的で所望の量を添加することができる。
上記ポリオールは、1種単独でも、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
さらに本発明の毛髪化粧料は水を実質的に含まないことを特徴としている。水を実質的に含まないことにより、本発明の毛髪化粧料はダメージヘアを効果的にケアすることができ、同時にスタイリングを行うことができる。
本発明の毛髪化粧料は上述のポリマー、エタノール、オイル、およびノニオン界面活性剤量を上記の量で含み、エタノールとポリマーとの重量比(エタノール/ポリマー)、オイルとポリマーとの重量比(オイル/ポリマー)、ノニオン界面活性剤とオイルとの重量比(ノニオン界面活性剤/オイル)が上記範囲を満たし、かつ、水を実質的に含まないことを特徴とするが、その製造方法については特に限定はない。
本発明の毛髪化粧料の製造方法としては、例えば上述した各成分を、公知の方法で適宜、撹拌、混合、加熱、冷却、溶解等することによって製造できる。
本発明の毛髪化粧料は毛髪への塗布作業時の操作性の観点から、液状もしくはペースト状が好ましい。
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[評価方法]
本実施例では以下の項目について以下に示すように評価を行った。
評価した項目は、安定性、透明性、流しやすさ、速乾性、セット力、潤い感、艶の7項目である。
<安定性>
得られた毛髪化粧料を5℃、25℃、45℃の温度帯で3ヶ月間保存し、それぞれの温度帯での外観を観察し、安定性を評価した。
◎:分離・固化が全く起こらず、非常に安定性が高い
○:分離・固化がわずかに見られるが、安定性がある
△:分離または固化がひどく、安定性が無い
×:分離および固化がひどく、全く安定性が無い
<透明性>
得られた毛髪化粧料を5℃、25℃、45℃の温度帯で3ヶ月間保存し、それぞれの温度帯での外観を観察することで透明性を評価した。
◎:非常に透明性が高い
○:透明性がある
△:やや濁りがある
×:非常ににごり、透明性が悪い
<流しやすさ (洗い落ちのよさ)>
ビューラックス社製、人毛毛束30cm、約10gに対し得られた毛髪化粧料を0.5g塗布し、ドライヤーにてブロー乾燥後、処理した毛髪を専門テスター(美容師)が洗髪時、手で感触を確認する官能評価を行い、洗いやすさを評価した。
◎:非常に洗いやすい
○:洗いやすい
△:洗いにくい
×:非常に洗いにくい
<速乾性>
ビューラックス社製、人毛毛束30cm、約10gに対し得られた毛髪化粧料を0.5g塗布し、ドライヤーにてブロー乾燥時、専門テスター(美容師)が官能評価を行い、速乾性を評価した。
◎:非常に速乾性がある
○:速乾性がある
△:速乾性が無く、乾くまでに時間がかかる
×:速乾性が無く、乾くまでに非常に時間がかかる
<セット力>
ビューラックス社製、人毛毛束30cm、約10gに対し得られた毛髪化粧料を0.5g塗布し、ドライヤーにてブロー乾燥後、専門テスター(美容師)が官能評価を行い、セット力を評価した。
◎:非常にセット力がある
○:セット力がある
△:あまりセット力が無い
×:全くセット力がない
<潤い感>
ビューラックス社製、人毛毛束30cm、約10gに対し得られた毛髪化粧料を0.5g塗布し、ドライヤーにてブロー乾燥後、専門テスター(美容師)が官能評価を行い、潤い感を評価した。
◎:非常に潤いがある
○:潤いがある
△:あまり潤いが無い
×:全く潤いがない
<艶>
ビューラックス社製、人毛毛束30cm、約10gに対し得られた毛髪化粧料を0.5g塗布し、ドライヤーにてブロー乾燥後、専門テスター(美容師)が官能評価を行い、艶やかさを評価した。
◎:非常に艶がある
○:艶がある
△:あまり艶が無い
×:全く艶がない
[実施例1〜14]
表1に示した成分および割合で、各成分を攪拌、混合し、毛髪化粧料を得た。
得られた毛髪化粧料を上記評価方法で評価し、結果を表1に示す。
Figure 2008137916
[比較例1〜7]
表2に示した成分および割合で、各成分を攪拌、混合し、毛髪化粧料を得た。
得られた毛髪化粧料を上記評価方法で評価し、結果を表2に示す。
Figure 2008137916

Claims (8)

  1. ポリマーを0.05〜30重量%、エタノールを0.05〜60重量%、オイルを0.1〜95重量%、ノニオン界面活性剤を0.1〜15重量%の量で含み、
    前記エタノールとポリマーとの重量比(エタノール/ポリマー)が0.5〜6.0であり、オイルとポリマーとの重量比(オイル/ポリマー)が0.75〜48であり、ノニオン界面活性剤とオイルとの重量比(ノニオン界面活性剤/オイル)が0.01〜1.0であり、
    かつ、水を実質的に含まないことを特徴とする毛髪化粧料。
  2. 前記オイルがシリコーンオイル、エステル油、炭化水素、および植物油からなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に記載の毛髪化粧料。
  3. 前記オイルがコハク酸ジ2−エチルヘキシルであることを特徴とする請求項1または2に記載の毛髪化粧料。
  4. 前記ポリマーがノニオン性ポリマー、アニオン性ポリマー、両性ポリマー、およびカチオン性ポリマーからなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  5. 前記ポリマーがアニオン性ポリマーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  6. 前記ポリマーが、ポリウレタン−14、アクリレーツコポリマーAMP、およびアクリル樹脂アルカノールアミン液からなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  7. 前記ノニオン界面活性剤が、HLB値が6〜13の範囲であるエステル系のノニオン界面活性剤であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  8. 前記ノニオン界面活性剤が、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、およびポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステルからなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の毛髪化粧料。
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