JP2008137610A - 車両接近気付き音発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで車両接近気付き音の発音と発音無しとを制御可能とする。
【解決手段】車速が遅く、気付き音発生装置20の回転速度が低い場合には、気付き音発生装置20の内部にある鈴30に発生する遠心力が小さいため、鈴30は自重によって、回転方向へ移動する凹部28から下方側の凹部28へ移動して気付き音が発生するようになっている。一方、車速が速くなり、気付き音発生装置20の回転速度が所定以上となった場合には、鈴30に発生する遠心力が、鈴30の自重より大きくなり、鈴30は凹部28から外れず、気付き音発生装置20と一体となって回転するため、気付き音が発生しないようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は車両接近気付き音発生装置に係り、特に、電動自動車等に搭載されて歩行者等に車両の接近を気付かせるための車両接近気付き音発生装置に関する。
従来から、電気自動車やハイブリッド車等の電動自動車に搭載されて歩行者等に車両の接近を気付かせるための車両接近気付き音発生装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、電動自動車の車速に応じて、エンジン自動車が低速、中速、高速での走行時に発生する音と同様の音を発生させることで、歩行者に車両の接近を気付かせるようになっている。また、車両が気付き音(警告音)を発生する必要がない道路、例えば、高速道路を走行している場合には、気付き音を発生させない車両接近気付き音発生装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−136831号公報 特開2002−238101号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、電動自動車の車速を検知するセンサや気付き音を発生させるためのスピーカ等の電子機器が必要になる。このため、コストが上昇する。また、特許文献2の技術においても、車両が走行する道路を検出するためにカーナビゲーション等の電子機器が必要になるため、コストが上昇する。
本発明は上記事実を考慮し、低コストで車両接近気付き音の発音と発音無しとを制御可能にできる車両接近気付き音発生装置を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明の車両接近気付き音発生装置は、車両に設けられ車速が速くなると回転速度が高くなり、車速が遅くなると回転速度が低くなる回転体と、前記回転体に設けられ、前記回転体が回転することで気付き音を発生する音発生部材と、前記回転体に設けられ前記回転体の回転速度が所定値以上となった場合に、前記音発生手段を気付き音が発生しない状態に保持する音発生部材保持手段と、を有することを特徴とする。
回転体が回転することで回転体に設けられ音発生部材が気付き音を発生する。また、車速が速くなり、回転体の回転速度が所定値以上となった場合には、回転体に設けられた音発生部材保持手段が音発生手段を気付き音が発生しない状態に保持する。この結果、車速センサやスピーカ等の電子機器を使用しない低コストの構成によって車両接近気付き音の発音と発音無しとを制御できる。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の車両接近気付き音発生装置において、前記回転体に作用する遠心力によって、前記音発生部材保持手段が前記音発生手段を気付き音が発生しない状態に保持することを特徴とする。
回転体に作用する遠心力によって、音発生部材保持手段が音発生手段を気付き音が発生しない状態に保持する。このため、回転体に作用する遠心力を利用することで、車速に応じて、車両接近気付き音の発音と発音無しとを簡単な構成で制御できる。
請求項3記載の本発明は、請求項1、2の何れか1項に記載の車両接近気付き音発生装置において、前記音発生部材保持手段による前記音発生手段の保持状態を車速に関係無く解除できる保持状態解除手段を有することを特徴とする。
保持状態解除手段によって音発生部材保持手段による音発生手段の保持状態を車速に関係なく解除できる。このため、車両乗員が歩行者を見つけた場合には、車速に関係なく気付き音を発生させることができる。
請求項1記載の本発明は、低コストで車両接近気付き音の発音と発音無しとを制御可能にできる。
請求項2記載の本発明は、車両接近気付き音の発音と発音無しとを簡単な構成で制御できる。
請求項3記載の本発明は、車両接近気付き音を強制的に発生させることができる。
本発明における車両接近気付き音発生装置の第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車両上方方向を示し、図中矢印FRは車両前方方向を示し、図中矢印INは車幅内側方向を示している。
図4には本発明の第1の実施形態に係る車両接近気付き音発生装置を適用した車両(ハイブリッドカー)10が車両斜め前方から見た斜視図によって示されている。
図4に示される如く、車両10の前輪12のホイール14には回転体としてのホイールキャップ(ホイールカバー)16が取付けられている。また、ホイールキャップ16は、前輪12及びホイール14とともに、車速の変化に追従して回転速度が変化するようになっている。即ち、車速が遅い場合にはホイールキャップ16の回転速度が低く、車速が速い場合にはホイールキャップ16の回転速度が高くなる。
ホイールキャップ16の中央部には車両接近気付き音発生装置(以下、気付き音発生装置という)20が取付けられている。この気付き音発生装置20は円柱形状とされており、その軸心がホイール14の軸心(回転軸)の延長線上となるように、ボルト等の締結部材、磁石、接着等によってホイールキャップ16に固定されている。
図1には、気付き音発生装置20が車両斜め前方外側から見た一部を断面とした斜視図が示されている。
図1に示される如く、気付き音発生装置20は円筒状の本体部22と、本体部22における長手方向の一方の端部22Aを塞ぐ円板状の蓋部24と、他方の端部22Bを塞ぐ円板状の底板部26とを備えている。また、本体部22の内周部22Cには、音発生部材保持手段としての凹部28が連続して複数形成されており、凹部28の車幅方向から見た形状が三角形状となっている。
気付き音発生装置20における本体部22の内部には、音発生部材としての鈴30が1個挿入されており、鈴30は、本体部22の内周部22Cと蓋部24と底板部26とで囲まれた閉空間32内を自由に移動できるようになっている。
図2には図1の2−2断面線に沿った拡大断面図が示されている。
図2に示される如く、気付き音発生装置20における本体部22の内周部22Cに形成した凹部28の開口幅L1は、鈴30の半径Rより大きく、直径2Rより小さく設定されている(2R>L1>R)。
従って、車両が前進すると、気付き音発生装置20が軸心20Aを回転中心として図2の反時計回転方向(図2の矢印A方向)へ回転するようになっている。このとき、車速が遅くて、気付き音発生装置20の回転速度が低い場合には、気付き音発生装置20の回転によって、凹部28に乗った鈴30は、図2に二点鎖線で示す下方の位置から、図2に実線で示す上方の位置へ移動するが、鈴30の自重(鈴30に作用する重力)によって、凹部28から外れ、車両下方(図2の矢印B方向)へ転がり下方側の凹部28へ移動する。このため、鈴30から車両の接近を知らせる車両接近気付き音(以下、気付き音という)が発生するようになっている。
なお、車両が後進する場合にも、車速が遅くて、気付き音発生装置20の回転速度が低い場合には、同様に鈴30から気付き音が発生するようになっている。
図3には、気付き音発生装置20が高速で回転している状態が図2に対応する断面図で示されている。
図3に示される如く、車速が速くなり、気付き音発生装置20の回転速度が所定値以上となった場合、即ち、気付き音発生装置20の回転によって発生する鈴30の遠心力F1が、鈴30の自重(鈴30に作用する重力G1)より大きくなった場合(F1>G1)には、図3に実線で示すように、鈴30は凹部28から外れず、気付き音発生装置20と一体となって回転する。このため、鈴30から気付き音が発生しないようになっている。
なお、車両が後進する際にも、車速が速くなり、気付き音発生装置20の回転速度が所定値以上となった場合には、同様に鈴30から気付き音が発生しないようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
図4に示す車両10が前進すると、車両10の前輪12のホイール14に取付けられたホイールキャップ16は、前輪12及びホイール14とともに、車速の変化に追従して回転速度が変化する。
従って、車両10が前進すると、図2に示される如く、気付き音発生装置20が軸心20Aを回転中心として図2の反時計回転方向(図2の矢印A方向)する。このとき、車速が遅くて、気付き音発生装置20の回転速度が低い場合には、気付き音発生装置20の回転によって、凹部28に乗った鈴30は、図2に二点鎖線で示す下方の位置から、図2に実線で示す上方の位置の方向(図2の矢印A方向)へ移動するが、気付き音発生装置20の回転によって発生する鈴30の遠心力が小さいため、鈴30は自重(鈴30に作用する重力)によって、回転方向へ移動する凹部28から車両下方(図2の矢印B方向)の凹部28へ転がり落ちて、下方側の凹部28へ移動する。この結果、鈴30から気付き音が発生し、気付き音発生装置20から気付き音が発生する。
なお、車両10が後進する際にも、車速が遅くて、気付き音発生装置20の回転速度が低い場合には、同様に気付き音発生装置20から気付き音が発生するようになっている。
一方、図3に示される如く、車速が速くなり、気付き音発生装置20の回転速度が所定値以上となった場合、即ち、気付き音発生装置20の回転によって発生する鈴30の遠心力F1が、鈴30の自重(鈴30に作用する重力G1)より大きくなった場合(F1>G1)には、図3に実線で示すように、鈴30は凹部28から外れず、気付き音発生装置20と一体となって回転する。この結果、鈴30から気付き音が発生せず、気付き音発生装置20から気付き音が発生しない。
なお、車両10が後進する際にも、車速が速くなり、気付き音発生装置20の回転速度が所定値以上となった場合には、同様に気付き音発生装置20から気付き音が発生しない。
この結果、本実施形態では、従来技術のように、車速センサやスピーカ等の電子機器を使用しない低コストの構成によって、車両の接近を知らせる気付き音の発音と発音無しとを制御できる。また、鈴30に作用する遠心力を利用することで、車速に応じて、車両接近気付き音の発音と発音無しとを簡単な構成で制御できる。
更に、本実施形態では、鈴30の重量と凹部28の形状を調整することで、気付き音の発生を開始する車速を設定することができる。
なお、上記実施形態では気付き音発生装置20の内部に一つの鈴30を入れた構成としたが、これに代えて、気付き音発生装置20の内部に複数の鈴30を入れた構成としてもよい。
また、上記実施形態では気付き音発生装置20の内部に鈴30を入れた構成としたが、鈴30に代えて、金属球等の他の音発生部材を使用した構成としてもよく、この場合には、金属球等の他の音発生部材が、凹部28と当たることで気付き音が発音する。
また、鈴30を使用する場合には、本体部22の内周部22Cに凹部28を形成しない構成としても、気付き音の発音と発音無しとを制御できる。
次に、本発明における車両接近気付き音発生装置の第2実施形態を図5〜図7に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材に付いては、同一符号を付してその説明を省略する。
図5には、気付き音発生装置20が車両斜め前方外側から見た斜視図が示されている。
図5に示される如く、本実施形態では、気付き音発生装置20における本体部22の内周部22Cが円形となっており、内周部22Cには周方向に等間隔で音発生部材保持手段としての3本の板ばね40が設けられている。各板ばね40は円弧状に撓んでおり、一方の端部40Aが本体部22の内周部22Cに嵌め込み等によって固定されている。また、各板ばね40の他方の端部40Bには音発生部材としての錘42が嵌め込み等によって固定されている。錘42は円柱状の金属棒材で構成されており、長手方向を気付き音発生装置20の軸心20Aと平行に配置されている。
図6には図5の6−6断面線に沿った拡大断面図が示されている。
図6に示される如く、板ばね40は本体部22の内周部22C側に凸に撓んでおり、長手方向中央部40Cと本体部22の内周部22Cとの間には、音発生部材保持手段としてのコイルばね44が取付けられている。また、板ばね40の弾性力とコイルばね44の弾性力によって、錘42を気付き音発生装置20の軸心20Aの近傍位置(図6に二点鎖線で示す位置)に保持するようになっている。
気付き音発生装置20の中央部には、軸心20Aと同軸的に音発生部材としての歯車46が設けられており、歯車46は底板部26に固定されている。また、歯車46は凸部先端46Aが円弧状となっていると共に、気付き音発生装置20が回転速度が低い場合には、図6に二点鎖線で示すように、歯車46の凸部先端46Aに錘42が当たるようになっている。
従って、車両10が前進し、気付き音発生装置20が図6の反時計回転方向(図6の矢印A方向)へ回転した際に、車速が遅くて、気付き音発生装置20の回転速度が低い場合には、歯車46の凸部先端46Aと錘42とが当たり、図6に実線で示す位置にはじかれ、板ばね40の弾性力とコイルばね44の弾性力によって、再度当たることを繰り返すことで気付き音を発生するようになっている。
なお、車両10が後進し、気付き音発生装置20が図6の時計回転方向(図6の矢印A方向と反対方向)へ回転した際も、同様に気付き音を発生するようになっている。
図7には、気付き音発生装置20が高速で回転している状態が図6に対応する断面図で示されている。
図7に示される如く、車速が速くなって、気付き音発生装置20の回転速度が所定値以上になった場合、即ち、気付き音発生装置20の回転によって発生する錘42の遠心力が、錘42の自重(錘42に作用する重力)と板ばね40の弾性力とコイルばね44の弾性力との総和より大きくなった場合には、図6に実線で示すように、錘42は本体部22の内周部22Cに近づき、歯車46の凸部先端46Aと錘42とが当たらないようになっている。この結果、気付き音が発生しなくなるようになっている。
従って、本実施形態でも第1実施形態と同様の作用効果が得られるようになっている。
なお、上記実施形態では前輪12のホイールバランスを良くするために、錘42を取付けた3本の板ばね40を本体部22の内周部22Cの周方向に沿って等間隔に3個設けたが、板ばね40の個数は1個又は他の複数としてもよい。
また、上記実施形態では、各板ばね40にコイルばね44を取付けたが、コイルばね44を無くし、板ばね40の弾性力のみで、錘42を気付き音発生装置20の軸心20Aの近傍位置(図6に二点鎖線で示す位置)に保持する構成としてもよい。
次に、本発明における車両接近気付き音発生装置の第3実施形態を図8〜図11に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材に付いては、同一符号を付してその説明を省略する。
図8には、気付き音発生装置20が車両斜め前方外側から見た斜視図が示されている。
図8に示される如く、本実施形態では、気付き音発生装置20における本体部22の内周部22Cが円形となっており、本体部22の内周部22Cに沿って磁性体で構成された鈴30が移動するようになっている。また、本体部22の外周部22Dには、音発生部材保持手段としての遠心力検知スイッチ50が埋め込まれており、気付き音発生装置20における底板部26の内周面26Aの中央部には音発生部材保持手段としての半球状の凹部52が形成されている。
なお、図示を省略するが、遠心力検知スイッチ50は、内臓された錘に所定値以上の遠心力が作用した場合に、この錘が遠心力の作用する方向に移動することで内臓されたスイッチがオン状態からオフ状態へ切り替わる周知の構成になっている。
図9には図8の9−9線に沿った断面図が示されており、図10には図9の10−10線に沿った断面図が示されている。
図9に示される如く、気付き音発生装置20における底板部26の内周面26Aに形成した凹部52の大きさは、鈴30の半分より少ない部分が入る大きさに設定されている。また、凹部52の底部52Aとなる底板部26の内部の部位には、音発生部材保持手段及び強制保持手段としての電磁石54が配置されている。
従って、電磁石54がオンしている状態(通電状態)では、図9及び図10に実線で示すように、電磁石54の磁力で鈴30が凹部52に保持されており、電磁石54がオフしている状態では、図9及び図10に二点鎖線で示すように、鈴30が自重で凹部52から外れて、本体部22の内周部22Cへ移動するようになっている。
なお、電磁石54がオフ状態からオン状態に変化した場合には、電磁石54の磁力で鈴30が本体部22の内周部22Cから凹部52に引き上げられるようになっている。更に、電磁石54の磁力で鈴30の内部の珠(磁性体)の移動が阻止されるようになっている。
また、遠心力検知スイッチ50と電磁石54は、気付き音発生装置20の底板部26のホイールキャップ取付面26Bに設けたコネクタ58を介して車両10側に設けた制御装置60に電気的に接続されている。従って、遠心力検知スイッチ50がオフからオンに変わると、制御装置60から電磁石54に電流が供給され、電磁石54がオンするようになっていると共に、遠心力検知スイッチ50がオンからオフに変わると、制御装置60から電磁石54への電流が停止され、電磁石54がオフするようになっている。
また、制御装置60には車両10側の車内のインストルメントパネル等に設けた保持状態解除手段としての操作スイッチ62が電気的に接続されており、車両10の乗員が操作スイッチ62をオン操作することで、遠心力検知スイッチ50のオンオフに関係なく、電磁石54をオフすることができるようになっている。
従って、本実施形態では、車速に応じて、遠心力検知スイッチ50がオンオフすることで、第1実施形態と同様の作用効果が得られるようになっている。更に、車速が速い場合においても、乗員が歩行者を見つけた場合には、操作スイッチ62をオン操作し、電磁石54を強制的にオフさせることで、鈴30を本体部22の凹部52から外し、気付き音発生装置20から気付き音を発音させることができる。
なお、上記実施形態では、気付き音発生装置20における底板部26の内周面26Aに半球状の凹部52を形成したが、これに代えて、凹部52を形成せず、電磁石54のみで気付き音発生装置20における底板部26の内周面26Aに鈴30等の音発生部材を保持する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、電磁石54の磁力で鈴30を凹部52に保持する構成としたが、電磁石54に代えて、ソレノイド等の他の音発生部材保持手段によって、鈴30の移動を停止する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、車両10の乗員が操作することで、遠心力検知スイッチ50のオンオフに関係なく、電磁石54を強制的にオンすることができる強制保持手段としての電磁石オンスイッチを設け、車速が遅い場合においても、車両が走行する道路の状況に応じて(例えば、歩行者がいない道路を走行中)、乗員が電磁石オンスイッチを操作することで、鈴30を本体部22の凹部52に強制的に保持し、気付き音発生装置20から気付き音を発音させない構成とすることもできる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記各実施形態では、気付き音発生装置20を車両10における前輪12のホイール14のホイールキャップ16に取付けたが、気付き音発生装置20の取付け位置は、車両10の車輪に限定されず、車速が速くなると回転速度が高くなり、車速が遅くなると回転速度が低くなる回転体であれば、ドライブシャフトやモータ軸等の他の回転体でもよい。
本発明の第1実施形態に係る車両接近気付き音発生装置を示す車両斜め前方外側から見た一部を断面とした斜視図である。 図1の2−2断面線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態に係る車両接近気付き音発生装置が高速で回転している状態を示す図2に対応する断面図である。 本発明の第1実施形態に係る車両接近気付き音発生装置を適用した車両を示す車両斜め前方から見た斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る車両接近気付き音発生装置を示す車両斜め前方外側から見た一部を断面とした斜視図である。 図5の6−6断面線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両接近気付き音発生装置が高速で回転している状態を示す図6に対応する断面図である。 本発明の第3実施形態に係る車両接近気付き音発生装置を示す車両斜め前方外側から見た一部を断面とした斜視図である。 図8の9−9断面線に沿った断面図である。 図9の10−10断面線に沿った断面図である。
符号の説明
10 車両
12 前輪
14 ホイール
16 ホイールキャップ(回転体)
20 車両接近気付き音発生装置
20A 音発生装置の軸心
22 音発生装置の本体部
24 音発生装置の蓋部
26 音発生装置の底板部
28 凹部(音発生部材保持手段)
30 鈴(音発生部材)
32 閉空間
40 板ばね(音発生部材保持手段)
42 錘(音発生部材)
44 コイルばね(音発生部材保持手段)
46 歯車(音発生部材)
50 遠心力検知スイッチ(音発生部材保持手段)
52 凹部(音発生部材保持手段)
54 電磁石(音発生部材保持手段)
62 操作スイッチ(保持状態解除手段)

Claims (3)

  1. 車両に設けられ車速が速くなると回転速度が高くなり、車速が遅くなると回転速度が低くなる回転体と、
    前記回転体に設けられ、前記回転体が回転することで気付き音を発生する音発生部材と、
    前記回転体に設けられ前記回転体の回転速度が所定値以上となった場合に、前記音発生手段を気付き音が発生しない状態に保持する音発生部材保持手段と、
    を有することを特徴とする車両接近気付き音発生装置。
  2. 前記回転体に作用する遠心力によって、前記音発生部材保持手段が前記音発生手段を気付き音が発生しない状態に保持することを特徴とする請求項1に記載の車両接近気付き音発生装置。
  3. 前記音発生部材保持手段による前記音発生手段の保持状態を車速に関係無く解除できる保持状態解除手段を有することを特徴とする請求項1、2の何れか1項に記載の車両接近気付き音発生装置。
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