JP5623766B2 - 自動車の警告音発生器 - Google Patents

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Description

本発明は、走行音の音量が小さい自動車、例えばモータを駆動源とする電気自動車に取り付け、歩行者に対して自動車が接近していることを警告する警告音発生器に関するものである。
歩行者や自転車に乗る人は、ガソリン・エンジンやディーゼル・エンジンような内燃機関を駆動源とする自動車は走行音が大きいので、歩行者はその接近に気付き易いに比し、モータを駆動源とする電気自動車は走行音が小さく、特に低速で走行している場合には、歩行者は電気自動車の接近に気付かず接触事故を起こし易いとの声が近年大きくなっている。
これに対処するために、車両の走行状態に応じて、または常時、走行の擬似音または警告音を発生させる装置・機器が以下に示すようにに種々提案されている。
特許文献1には、電気自動車に積載した光量検出器によって昼間走行か夜間走行か、および繁華街か閑静な住宅街かを判定し、車速検出器によって低速走行か高速走行かを判定して、低速走行時には低音、高速走行時には高音を発生させ、かつ昼間走行時・繁華街走行時には音量を大にし、夜間走行時、住宅地走行時には音量を小にして、発音器から音を出して、歩行者に電気自動車の接近を認識させる電気自動車用警報装置が示されている。
特許文献2には、加速度センサによって自動車が走行中であると判断されると、警告音発生器によって擬似音を発生させて歩行者へ警告する機器を備えた電気自動車が示されている。特許文献3には、地図上の位置検出手段によって自動車が歩行者の多い所定地域にあることを検知すると、信号発生器によって擬似音信号を発生し、同信号に基づいて警報手段が発する警報音によって歩行者に電気自動車の接近を知らせる電気電気自動車用警報装置が示されている。
特許文献4には、自動車が発進すると警報音を発生させ、最初の5秒間は警報音の音圧を大にし、その後は小さくするようにし、車速が10km/hを超えると警報音を停止し、10km/h以下になると警報音を復活させる低騒音車両用警報装置が示されている。
特許文献5の図2には、運転者が運転用スイッチによって電気自動車を駆動させると、その作動音(モータや機構部の音等)をマイクによって集音し、その作動音をデジタル・シグナル・プロセサ(DSP)でエフェクト加工し、増幅して、スピーカーから走行音を発するようにした装置、すなわち、電気自動車の作動音は小さくても、歩行者に電気自動車が接近する状況を直感的にイメージすることができるようにした車載用発音装置が示されている。
特開平7−205753号公報 特開平11−27810号公報 特開2005−253236号公報 特開2005−343360号公報 特開2007−269044号公報
上記特許文献に記載の警報装置や警告音発生装置は何れも音を電子的に発生させるものであり、それら装置の製造や既存の自動車への後付けは必ずしも容易ではない。本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、警告音発生のための電源を必要とせず、既存の自動車への後付けが比較的容易であり、かつ低速走行時には警告音を発生するが、高速走行時には警告音を発生しない警告音発生のための専用の電源を必要とせず、かつ自動車への取り付けが比較的容易である警告音報発生器、または装飾用発光部を備えた警告音発生
器を提供することを目的とする。
上記の警告音発生器において、空洞の外周壁の中間部で容器の中心からの距離が最も大である箇所を含むスポット部を設けることにより、自動車の低速走行時には、空洞内でボールまたは円板は自在に移動し空洞の内壁に衝突して歩行者への警告音を発生するが、自動車の高速走行時には、ボールまたは円板はホイールの高速回転による遠心力を受けてスポット部へ押圧保持され、警告音を発生しないようにすることができる
本発明に係る警告音発生器はホイールの外面側の回転中心部にどのような方法で取付けてもよいが、上記回転中心部の外面端部に埋め込むことは好ましい取付け方である。
また、上記目的を達成するための本発明に係る発光部付き警告音発生器は、狭幅、有底の横向き円筒状の本体とホイール側から取り付けられる蓋板とによって密閉されるケーシング内に発光部と警告音発生部とが収容されており、発光部の一つの要素である発電機はケーシングの外面側である本体の底面側に収容され、ホイールの回転によって発電するように構成されており、他の要素であり発電機と接続されている発光体は、ケーシングの外周縁部において車体外へ向けて発光するように設置されており、警告音発生部は円環体とされてケーシングのホイール側に収容され、円環体の内部には複数個の扇面形状の空洞が対称位置に設けられ、それぞれの空洞の外周壁の中間部にはケーシングの中心からの距離が最も大である箇所を含むスポット部が形成され、かつ空洞内には自動車の低速走行時にスポット部から転がり出ることが可能なサイズの1個のボールまたは同等に作用する円板が封入されており、自動車が走行を開始すると発光体が発光し、自動車の低速走行時には、ホイールの回転と共に円周方向に回転する空洞内でボールまたは円板はスポット部へ至っても自在に移動し空洞の内壁に衝突して歩行者への警告音を発生するが、自動車の高速走行時には、ボールまたは円板はホイールの高速回転による遠心力を受けてスポット部に押圧固定され、警告音を発生しないようになっているものである。
上記の発光部付き警告音発生部において、空洞の外周壁の中間部でケーシングの中心からの距離が最も大である箇所を含むスポット部が形成されており、自動車の低速走行時には、空洞内でボールまたは円板は自在に移動し空洞の内壁に衝突して歩行者への警告音を発生するが、自動車の高速走行時には、ボールまたは円板はホイールの高速回転による遠心力を受けてスポット部へ押圧保持され、警告音を発生しないようになる
また、本発明に係る発光部付き警告音発生器は、発光部の発光体として低電力で高輝度、長寿命の発光ダイオード(LED)を使用することが好ましい。また、本発明に係る発光部を備えた警告音発生器は、ホイールの外面側の回転中心部にどのような方法で取り付けてもよいが、ケーシングの外周縁部にフランジを設け、そのフランジを介して上記回転中心部の外周側へボルトで取り付けることは好ましい取り付け方である。
本発明の請求項1に係る警告音発生器は、自動車のホイールの外面側の回転中心部に取り付ける円板状容器内の外周壁に沿って複数個の扇面形状の空洞を対称位置に設け、その空洞の外周壁の中間部にスポット部を設けて、そのスポット部へ自在に至り、転がり出ることが可能なサイズの1個のボールまたは円板を空洞内に封入したものであるから、自動車の低速走行時にはボールまたは円板が空洞の内壁にランダムに衝突し、その衝突音によって警告音を発生するので、警告音の発生に電子回路、スピーカ、専用の電源等を必要としない。また既存の自動車への後付けが比較的容易である。そして、自動車の高速走行時には、歩行者に対して警告音を発生しないが、例えば人通りの多い場所での低速走行時には、歩行者に対して警告音を発生し自動車が接近しつつあることを気付かせることができる。
また本発明の請求項3に係る発光部付き警告音発生器は、自動車のホイールの外面側の回転中心部に取り付けるケーシング内に発電機と発光体からなる発光部と警告音発生部とが収容されており、ホイールの回転によって発電する発電機は自動車が走行を開始すると発電してケーシングの外周縁部に設置された発光体を車体外へ向けて発光させ、警告音発生部はその円環体内に複数個の扇面形状の空洞を対称位置に設け、各空洞の外周壁の中間部にスポット部を設けて、 自動車の低速走行時にはスポット部へ至っても空洞内を自在に移動することが可能なサイズの1個のボールまたは円板を空洞内に封入したものであるから、自動車の低速走行時にはボールまたは円板が空洞の内壁にランダムに衝突し、その衝突音による警告音を発生するので、警告音の発生に専用の電子回路、スピーカ、電源等を必要としない。また既存の自動車への後付けが比較的容易である。そして自動車の高速走行時には警告音を発生しないが、例えば人通りの多い街路での低速走行時には、警告音を発生すると共に発光体の回転を伴うので、歩行者に自動車が接近しつつあることを一層容易に気付かせることができる。
警告音発生器を示す図であり、図1(A)はその部分破断平面図、 図1(B)は図1(A)における(B)−(B)線方向の部分断面図である。 警告音発生器をホイールの外面側の回転中心部へ埋め込んだ状態を示す図である。 発光部付き警告音発生器を示す図であり、図3(A)はホイールの外面側の回転中心部に取り付けた発光部付き警告音発生器110の正面図、図3(B)は図3(A)における(B)−(B)線方向の断面図である。 発光部付き警告音発生器110の拡大図であり、図4(A)は正面図、図4(B)は図4(A)における(B)−(B)線方向の面図である。 発光部付き警告音発生器内の発電機の構成を示す断面図である。 発光部付き警告音発生器内の警告音発生部を示す図であり、図6(A)は警告音発生部の正面図、図6(B)は図6(A)における(B)−(B)線方向の断面図である。 (出願当初の図3を削除したことにより、図番号を順に記載するために、この段落[0016]のみ、出願当初の図4〜図7の図番を繰り上げて図3〜図6としています。)
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1は自動車のホイールの回転中心部に取り付けて使用される警告音発生器10を示す図であり、図1(A)はその部分破断平面図、図1(B)は図1(A)における(B)−(B)線方向の部分断面図である。図1(A)に示すように、本実施形態の警告音発生器10は外観的には円板形状の容器であり、図1(B)に示すように、横向きの有底円筒状の本体2と蓋3とに密閉構造とされている。図1(A)に示すように、容器1の内部には、その外周円に沿って4個の扇面形状の空洞5が対称位置に設けられており、それらの中央には円形状の空洞6が形成されている。そして、扇面形状の各空洞5の外周壁の中間部にはスポット部4が形成されており、各空洞5内には、上記のスポット部4へ自在に至り、転がり出ることが可能なサイズである1個のボール8が封入されている。
図2は上記の警告音発生器10を自動車のホイールの外面側の回転中心部へ埋め込んだ状態の一例を示す断面図である。なおハブ軸13およびハブ14は断面として示されていない。タイヤ9を取り付けるホイール18は、ハブ14の周縁部に立てられた複数本のスタッド15と締め付け用ナット16によってハブ14に固定されるが、警告音発生器10はそのホイール18の回転中心部の外面側に設けた凹部19に埋め込まれている。その埋め込みには、例えば警告音発生器10が金属製の場合には機械的に固定してもよく、プラスチックス製の場合にはビスや接着剤を用いて固定してもよい。
次に警告音発生器10の作用を説明する。自動車が駆動されると、図2を参照し、ハブ軸13が回転されてハブ14を回転させ、それと共にホイール18が回転され、ホイール18の凹部19に埋め込まれている警告音発生器10も円周方向へ回転される。そして自動車が例えば歩行者が多い街路を低速走行する場合には、図1(A)を参照し、円周方向に回転される警告音発生器10の扇面形状の各空洞5内において、ボール8は持ち上げられ落下することを繰り返すが、スポット部4へ至ったボール8は容易に転がり出る。従って、その間、ボール8は空洞5を囲む内周壁へランダムに衝突し、その衝突音によって車外へ警告音を発生して、歩行者に自動車の接近を気付かせることができる。当然であるが、上記の警告音にはボール8の衝突音が中央の円形状の空洞6で共鳴して生ずる共鳴音も含まれる。
他方、歩行者を見かけないような道路を自動車が高速走行する場合には、図1(A)を参照し、ボール8はランダムに持ち上げられ落下するが、この間に、一旦、ポケット7へ入ったボール8はハブ14の高速回転による遠心力を受けるのでポケット7から脱出することができず、警告音発生器10は各空洞5のポケット7にボール8が入ったままの状態でホイール18と共に回転されるようになる。このような状態では、ボール8は空洞5を囲む周壁へ衝突しないので衝突音を発生せず、自動車は警告音を発生せずに走行する。その後にブレーキをかけて自動車が低速走行になると、警告音発生器10が警告音を発生することは言うまでもない。
<第2の実施形態>
図4は自動車のホイールの外面側の回転中心部に取り付けて使用される一例の発光部付き警告音発生器110を示す図である。すなわち、図4(A)はタイヤ109を取り付けるホイール118の回転中心部に取り付けた発光部付き警告音発生器110を示す正面図である。図4(B)は図4(A)における(B)−(B)線方向の断面図であり、図中のサスペンション・コイル111、軸受112、ハブ軸113、ハブ114は概念的に示すものであり断面ではない。図4(A)、(B)に示すように、タイヤ109を取り付けるためのスポーク117を備えたホイール118はハブ114に立てられた5本のスタッドボルト115とそのナット116によってハブ114に固定されるが、そのホイール118の外面側の回転中心部に形成されている凹部119に蓋をするように発光部付き警告音発生器110が取り付けられている。詳細は後述するが、発光部付き警告音発生器110はそのケーシング120に設けたフランジ122のネジ孔132を挿通するネジによって図4(B)に示す凹部119の外周側に固定されている。
図5は図4に示した発光部付き警告音発生器110の拡大図であり、図5(A)は発光部付き警告音発生器110の正面図、図5(B)は図5(A)における(B)−(B)線方向の断面図である。発光部付き警告音発生器110は、図4(B)、図5(B)に示すように、外側に面している皿状部123と、ハブ114側の円筒状部124と、それらの外周側に設けられたフランジ122とからなる本体121と、ハブ114側の蓋板127とによって形成されるケーシング120内に発光部140と警告音発生部160とを収容したものである。上記蓋板127は本体121の皿状部123の内面側に立設されたビス受125に長ビス126で固定されている。
発光部140は図5(B)に示す発電機142と、その発電機142で発電された電気によって発光する発光体としての発光ダイオード(LED)150とからなり、発電機142は本体121の皿状部123の底面に固定されている。LED150は、本体121の皿状部123の丸孔部129において、円筒状部124内から発光先端部151をケーシング120の外側へ突き出して取り付けられている。また図5(A)を参照し、ケーシング120の周縁部において、5個のLED150は発光先端部151を露出させており、隣り合う2個の発光先端部151の中心角が等角度であるように配置されている。後述の図6に示すように、発電機142はケーシング120と共に回転する外装ケース141
内に配置された回転子コイル143と、そのコイル143の中心部で回転しないように設けられた固定子マグネット円板144とからなる。なお、発電機142とLED150とを接続する配線は図示を省略している。
図6は発電機142の断面図である。ケーシング120と共に回転する外装ケース141の右半の大径部内では外周壁に沿って回転子コイル143が円環状に設置されており、該回転子コイル143に囲われるように固定子マグネット円板144が配置されている。固定子マグネット円板144は円板の円周面に磁石のN極とS極とが交互に配置されたものである。この固定子マグネット円板144は外装ケース141の左右の壁に設けた軸受145に回転自在に支持されている取付け軸146に取付け固定されている。また外装ケース141の左半の小径部内では取付け軸146に軸方向から見て中心角が約60度の扇形の重錘147が取り付けられており、外装ケース141が回転しても、固定子マグネット円板144は回転されないようにしている。従って、自動車が駆動されてホイール118が回転し、発光部付き警告音発生器110のケーシング120と共に外装ケース141が回転をすることによって、回転子コイル143は回転されるが、固定子マグネット円板144は実質的に回転されないので、回転子コイル143に電流が生じてLED150を発光させる。
図7は警告音発生部160を示す図であり、図7(A)は警告音発生部160の平面図、図7(B)は図7(A)における(B)−(B)線方向の断面図である。図7(A)に示すように、警告音発生部160は概しては中心空間を有する円環体161として形成されており、図5(B)に示すように、警告音発生部160は本体121の円周状部124内において、皿状部123と蓋体127とに挟持された状態で装着されている。そして、図7(A)に示した円環体161の中心空間に図6に示した発電機142の外装ケース141の小径部が挿入されている。
そして、図7(A)に示すように、警告音発生部160はその円環体161内に5個の扇面形状の空洞165が中心角を等角度にして形成されており、各空洞165内にはボール168が装入されている。なお各空洞165にはスポット部166が設けられている。そして各空洞165の間には図5(B)における丸孔部129に対応する切り欠き部169が設けられており、図5(B)に示したLED150と発電機14との間の配線が布設される。
次に発光部付き警告音発生器110の作用を説明する。自動車が駆動されると、図4(B)を参照し、ハブ軸113が回転されてハブ114を回転させ、それと共にホイール118が回転され、ホイール118の凹部119を塞いで取り付けられている発光部付き警告音発生器110も円周方向へ回転され、それに伴い図5(B)、図6に示す発電機14が発電するので、5個のLED150は回転されながら発光する。なお、この回転する発光は常時は装飾光となる。
そして自動車が例えば歩行者が多い街路を低速走行する場合には、図7(A)を参照し、円周方向に回転される警告音発生部160の扇面形状の各空洞165内において、ボール168は持ち上げられ落下することを繰り返すが、その間、ボール168は空洞165を囲む内周壁へランダムに衝突し、その衝突音によって車外へ警告音を発生し、かつ図5に示した回転する5個のLED150の発光を伴っているので、歩行者に自動車が接近しつつあることを一層容易に気付かせることができる。
他方、歩行者を見かけないような道路を自動車が高速走行する場合には、図7(A)を参照し、ボール168はハブ117の高速回転による遠心力を受けるので、各空洞165の外周壁の中間部で円環体161の中心からの距離が最も大である箇所を含むスポット部166に遠心力で押圧されて固定され、ボール168は空洞165の内周壁に衝突しないので衝突音を発生せず、自動車は警告音を発生せずに走行する。この場合、例えば自動車は走行速度40km/hでは警告音を発生するが、それ以上の走行速度では警告音を発生しなくなる。
第1の実施形態において、扇面形状の空洞5内にボール8を封入したが、このボール8同等の直径を有し、厚さもボール8の直径と略同等であり、ボール8と同様に作用する円板にかえることができる。このことは第2の実施形態におけるボール168についても同である。
第1の実施形態では、扇面形状の空洞部5にホケット7に換わるスポット部を説明しなかったが、第2の実施形態と同様にボール8がスポット部へ押圧固定されるようにしてもよい。
本発明における記載において歩行者に対して警告音を発生するとしたが、歩行者は単に歩行者に限らず、自転車に乗って走行する人を含む。
本発明の警告音発生器および発光部付き警告音発生器は、電気自動車に限らず、道路を走行する走行音の小さい全ての走行車両に適用される。
1 容器 2 本体
3 蓋 5 扇面形状の空洞
7 ポケット 8 ボール
10 警告音発生器 13 ハブ軸
14 ハブ 15 スタッドボルト
16 ナット 18 ホイール
19 凹部 110 発光部付き警告音発生器
113 ハブ軸 114 ハブ
115 スタッドボルト 116 ナット
118 ホイール 119 凹部
120 ケーシング 121 本体
122 フランジ 123 皿状部
124 円筒状部 125 ビス受
126 長ビス 127 蓋板
129 丸孔部(皿状部) 132 ネジ孔
140 発光部 141 外装ケース 142 発電機 143 回転子コイル
144 固定子マグネット円板 145 軸受
146 取付け軸 147 扇形の重錘
150 LED 160 警告音発生部
161 円環体 165 扇面形状の空洞
166 スポット部 168 ボール
169 切欠き部(円環体)

Claims (4)

  1. 走行音が小さい自動車のホイールの回転中心部の外面側に取り付けられる警告音発生器であって、前記警告音発生器は狭幅、有底の横向き円筒状であり外面側となる本体と、前記ホイール側から取り付けられる蓋板とによって密閉される円板形状の容器内に、その周壁に沿って複数個の扇面形状の空洞が対称位置に設けられており、
    それぞれの前記空洞の外周壁の中間部には、前記容器の中心からの距離が最も大である箇所を含むスポット部が形成されており、かつ前記空洞内には前記自動車の低速走行時には前記スポット部へ至っても自在に移動し、前記自動車の高速走行時には前記ホイールの高速回転による遠心力を受けて前記スポット部へ押圧保持される1個のボール又は同等に作用する円板が封入されており、
    前記自動車の低速走行時には、前記ボールまたは円板は前記ホイールの回転と共に円周方向に回転する前記空洞内で自在に移動し前記空洞の内壁に衝突して歩行者への警告音を発生するが、
    前記自動車の高速走行時には、前記ボールまたは円板は前記スポット部へ押圧保持され、前記警告音を発生しないように構成されていることを特徴とする警告音発生器。
  2. 請求項1に記載の警告音発生器において、前記ホイールの回転中心部の外面側の端部に埋め込まれている警告音発生器
  3. 走行音が小さい自動車のホイールの回転中心部の外面側に取り付けられる発光部付き警告音発生器であって、前記発光部付き警告音発生器は狭幅、有底の横向き円筒状であり外面側となる本体と、前記ホイール側から取り付けられる蓋板とによって密閉されるケーシング内に、発光部と警告音発生部とが収容されており、
    前記発光部の一つの要素である発電機は、前記ケーシングの外面側である本体の底面側に収容されて前記ホイールの回転によって発電するように構成されており、他の要素であり前記発電機と接続されている発光体は、前記ケーシングの外周縁部において車体外へ向けて発光するように設置されており、
    前記警告音発生部は円環体とされて前記ケーシングの外周縁部において前記ホイール側に収容され、前記円環体の内部には複数個の扇面形状の空洞が対称位置に設けられており、それぞれの前記空洞の外周壁の中間部には前記ケーシングの中心からの距離が最も大である箇所を含むスポット部が形成されており、かつ前記空洞内には前記自動車の低速走行時に前記スポット部へ至っても自在に移動することが可能なサイズの1個のボール又は同等に作用する円板が封入されており、
    前記自動車が走行を開始すると前記発光体が発光し、前記自動車の低速走行時には、前記ボールまたは円板は前記ホイールの回転と共に円周方向に回転する前記空洞内で自在に移動し、前記空洞の内壁に衝突して衝突音による歩行者への警告音を発生するが、
    前記自動車の高速走行時には、前記ボールまたは円板は前記ホイールの高速回転による遠心力を受けて前記スポット部へ押圧保持され、前記警告音を発生しないように構成されていることを特徴とする発光部付き警告音発生器。
  4. 請求項3に記載の発光部付き警告音発生器において、前記ケーシングの外周縁に取り付け用のフランジが設けられており、前記フランジを介して前記ホイールの回転中心部の外周側にボルトで取り付けられている発光部付き警告音発生器。
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