JP2011195038A5 - - Google Patents

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歩行者や自転車に乗る人は、ガソリン・エンジンやディーゼル・エンジンような内燃機関を駆動源とする自動車は走行音が大きいので、歩行者はその接近に気付き易いに比し、モータを駆動源とする電気自動車は走行音が小さく、特に低速で走行している場合には、歩行者は電気自動車の接近に気付かず接触事故を起こし易いとの声が近年大きくなっている。
本発明に係る警告音発生器はホイールの外面側の回転中心部にどのような方法で取付けてもよいが、上記回転中心部の外面端部に埋め込むことは好ましい取付け方である。
また、上記目的を達成するための本発明に係る発光部付き警告音発生器は、狭幅、有底の横向き円筒状の本体とホイール側から取り付けられる蓋板とによって密閉されるケーシング内に発光部と警告音発生部とが収容され発光部の一つの要素である発電機はケーシングの外面側である本体の底面側に収容されており、ホイールの回転によって発電するように構成されている。他の要素であり発電機と接続されている発光体は、ケーシングの外周縁部において車体外へ向けて発光するように設置されている。また警告音発生部は円環体とされてケーシングのホイール側に収容され、円環体の内部には複数個の扇面形状の空洞が対称位置に設けられ、それぞれの空洞の外周壁の中間部には径外方への深さを有する浅い凹部としてのポケットが形成され、かつ空洞内にはポケットへ自在に落ち込み転がり出ることが可能なサイズの1個のボールまたは同等に作用する円板が封入されており、自動車が走行を開始すると発光体が発光し、自動車の低速走行時には、ホイールの回転と共に円周方向に回転する空洞内でボールまたは円板はポケットへ落ち込んでも脱出することにより自在に移動し空洞の内壁に衝突して歩行者への警告音を発生するが、自動車の高速走行時には、ポケットへ一旦落ち込んだボールまたは円板はホイールの高速回転による遠心力を受けてポケットから脱出することができず警告音を発生しないようになっているものである。
本発明の請求項1に係る警告音発生器は、自動車のホイールの外面側の回転中心部に取り付ける円板状容器内の外周壁に沿って複数個の扇面形状の空洞を対称の位置に設け、その空洞の外周壁の中間部にポケットを設けて、そのポケットへ自在に落ち込み転がり出ることが可能なサイズの1個のボールまたは円板を空洞内に封入したものであるから、自動車の低速走行時にはボールまたは円板が空洞の内壁にランダムに衝突し、その衝突音による警告音を発生するので、警告音の発生に電子回路、スピーカ、専用の電源等を必要としない。また既存の自動車への後付けが比較的容易である。そして、自動車の高速走行時には警告音を発生しないが、例えば人通りの多い場所での低速走行時には、歩行者に対して警告音を発生し自動車が接近しつつあることを気付かせることができる。なお、ポケットの深さを調整することにより、警告音を発生させる走行速度範囲を調整することが可能である。
また本発明の請求項4に係る発光部付き警告音発生器は、自動車のホイールの外面側の回転中心部に取り付けるケーシング内に発電機と発光体からなる発光部と警告音発生部とが収容されており、ホイールの回転によって発電する発電機は自動車が走行を開始すると発電してケーシングの外周縁部に設置された発光体を車体外へ向けて発光させ、警告音発生部はその円環体内に複数個の扇面形状の空洞を対称位置に設け、各空洞の外周壁の中間部にポケットを設けて、そのポケットへ自在に落ち込み転がり出ることが可能なサイズの1個のボールまたは円板を空洞内に封入したものであるから、自動車の低速走行時にはボールまたは円板が空洞の内壁にランダムに衝突し、その衝突音による警告音を発生するので、警告音の発生に専用の電子回路、スピーカ、電源等を必要としない。また既存の自動車への後付けが比較的容易である。そして自動車の高速走行時には警告音を発生ないが、例えば人通りの多い街路での低速走行時には、警告音を発生すると共に発光体の回転を伴うので、歩行者に自動車が接近しつつあることを一層容易に気付かせることができる。ポケットの深さを調整することにより、警告音を発生させる走行速度範囲を調整することが可能であることは請求項1の警告音発生器と同様である。
警告音発生器を示す図であり、図1(A)はその部分破断平面図、図1(B)は図1(A)における(B)−(B)線方向の部分断面図である。 警告音発生器をホイールの外面側の回転中心部へ埋め込んだ状態の一例を示す断面図である。 警告音発生器の空洞に設けるポケットの深さによって警告音発生の容易さが異なることを示す図であり、図3(A)はポケット7の深さが大であり警告音を発生させにくい場合、図3(B)はポケット7の深さが小であり低速でも警告音を発生させ易い場合を示す図である 発光部付き警告音発生器を示す図であり、図4(A)はホイールの外面側の回転中心部に取り付けた発光部付き警告音発生器110を示す正面図、図4(B)は図4(A)における(B)−(B)線方向の断面図である。 図4に示した発光部付き警告音発生器110の拡大図であり、図5(A)は正面図、図5(B)は図5(A)における(B)−(B)線方向の断面図である。 図5(B)に示した発電機142の構成を示す断面図である 警告音発生部160を示す図であり、図7(A)は正面図、図7(B)は図7(A)における(B)−(B)線方向の断面図である
<第1の実施形態>
図1は自動車のホイールの回転中心部に取り付けて使用される警告音発生器10を示す図であり、図1(A)はその部分破断平面図、図1(B)は図1(A)における(B)−(B)線方向の部分断面図である。図1(A)示すように、本実施形態の警告音発生器10は外観的には円板形状の容器1であり、図1(B)に示すように、横向きの有底円筒状の本体2と蓋3とによって密閉構造とされている。図1(A)に示すように、容器1の内部には、その外周円に沿って4個の扇面形状の空洞5が対称位置に設けられており、それらの中央には円形状の空洞6が形成されている。そして、扇面形状の各空洞5の外周壁の中間部には、底の断面が円弧状に示されるポケット7が形成されており、各空洞5内には、上記のポケット7へ自在に落ち込み、転がり出ることが可能なサイズである1個のボール8が封入されている。
図2は上記の警告音発生器10を自動車のホイールの外面側の回転中心部へ埋め込んだ状態の一例を示す断面図である。なおハブ軸13ハブ14は断面ではない。タイヤ9を取り付けるホイール18は、ハブ14の周縁部に立てられた複数本のスタッドボルト15と締め付け用のナット16によってハブ14に固定されるが、警告音発生器10はそのホイール18の回転中心部の外面側に設けた凹部19に埋め込まれている。その埋め込みには、例えば警告音発生器10が金属製の場合には機械的に固定してもよく、プラスチックス製の場合にはビスや接着剤を用いて固定してもよい。
なお上記において、低速走行時には警告音を発生し、高速走行時には警告音を発生しない場合の境界の走行速度は、扇面形状の空洞5に設けるポケット7の深さによって調整することができる。その調整の一例を図3によって示す。すなわち、図3(A)は各空洞5に設けたポケット7の深さがの場合であり、図3(B)はポケット7の深さがの場合を示す図である。ポケット7の深さを小にするほどボール8はポケットから脱出し易くなるが、その状態でボール8を脱出させないようにするにはボール8にかかる遠心力を大にすることを要し、自動車を高速走行させることを要するから、警告音を発生しなくなる自動車の走行速度は高速側になる。ポケット7の深さを大にするほどボール8はポケット7から脱出し難くなるので、警告音を発生しなくなる自動車の走行速度は低速側になる。このようにポケット7の深さを調整して、警告音が発生しなくなる自動車の走行速度を好みの速度に設定することができる。例えば、ポケット7の深さを大にして走行速度20km/hでは警告音を発生させるようにすること、ないしはポケット7の深さを小にして走行速度30km/hでは警告音を発生させるようにすることが可能である。
発光部140は図5(B)に示す発電機142と、その発電機142で発電された電気によって発光する発光体としての発光ダイオード(LED)150とからなり、発電機142は本体121の皿状部123の底面に固定されている。LED150は、本体121の皿状部123の丸孔部129において、円筒状部124内から発光先端部151をケーシング120の外側へ突き出して取り付けられている。また図5(A)を参照し、ケーシング120の周縁部において、5個のLED150は発光先端部151を露出させており、隣り合う2個の発光先端部151の中心角が等角度であるように配置されている。後述の図6に示すように、発電機142はケーシング120と共に回転する外装ケース141
内に配置された回転子コイル143と、そのコイル143の中心部で回転しないように設けられた固定子マグネット円板144とからなる。なお、発電機142とLED150とを接続する配線は図示を省略している。
図6は発電機142の断面図である。ケーシング120と共に回転する外装ケース141の右半の大径部内では外周壁に沿って回転子コイル143が円環状に設置されており、該回転子コイル143に囲われるように固定子マグネット円板144が配置されている。固定子マグネット円板144は円板の円周面に磁石のN極とS極とが交互に配置されたものである。この固定子マグネット円板144は外装ケース141の左右の壁に設けた軸受145に回転自在に支持されている取付け軸146に取付け固定されている。また外装ケース141の左半の小径部内では取付け軸146に軸方向から見て中心角が約60度の扇形の重錘147が取り付けられており、外装ケース141が回転しても、固定子マグネット円板144は回転されないようにしている。従って、自動車が駆動されてホイール118が回転し、発光部付き警告音発生器110のケーシング120と共に外装ケース141が回転をすることによって、回転子コイル143は回転されるが、固定子マグネット円板144は実質的に回転されないので、回転子コイル143に電流が生じてLED150を発光させる。
そして、図7(A)に示すように、警告音発生部160はその円環体161内に5個の扇面形状の空洞165が中心角を等角度にして形成されており、各空洞165内にはボール168が装入されている。なお各空洞165にはポケットは設けられていない。そして各空洞165の間には図5(B)における丸孔部129に対応する切り欠き部169が設けられており、LED150と発電機14との間の配線が布設される。
次に発光部付き警告音発生器110の作用を説明する。自動車が駆動されると、図4(B)を参照し、ハブ軸113が回転されてハブ114を回転させ、それと共にホイール118が回転され、ホイール118の凹部119を塞いで取り付けられている発光部付き警告音発生器110も円周方向へ回転され、それに伴い図5(B)、図6に示す発電機14が発電するので、5個のLED150は回転されながら発光する。なお、この回転する発光は常時は装飾光となる。
そして自動車が例えば歩行者が多い街路を低速走行する場合には、図7(A)を参照し、円周方向に回転される警告音発生部160の扇面形状の各空洞165内において、ボール168は持ち上げられ落下することを繰り返すが、その間、ボール168は空洞165を囲む内周壁へランダムに衝突し、その衝突音によって車外へ警告音を発生し、かつ図5に示した回転する5個のLED150の発光を伴っているので、歩行者に自動車が接近しつつあることを一層容易に気付かせることができる。
第1の実施形態において、扇面形状の空洞5内にボール8を封入したが、このボール8は、ボール8と同等の直径を有し、厚さもボール8の直径と略同等であり、ボール8と同様に作用する円板に換えることができる。このことは第2の実施形態におけるボール168についても同等である。
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