JP2008136756A - 男性用失禁パッド - Google Patents
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Abstract
【課題】圧迫感が少なく、着用しても目立ちにくく、ムレや臭いが生じにくい男性用失禁パッドを提供すること。
【解決手段】失禁パッド1は、着用者の陰茎を保持する陰茎保持部Pと、着用者の陰嚢を保持する陰嚢保持部Qとからなる。前記陰茎保持部Pは、表面シート2側に、前記失禁パッド1の長手方向に沿った両側部P1,P1が該両側部に挟まれた中央部P2に比して大きい厚みの段差tを有する立体構造を有し、前記陰嚢保持部Qは、前記失禁パッド1の幅方向において前記表面シート2側に凹のカップ状の立体構造を有し、前記陰嚢保持部Qの前記陰茎保持部寄りの領域Qpは、前記陰茎保持部Pの前記中央部P2に比して前記吸収体4が高坪量で配されている。
【選択図】図1
【解決手段】失禁パッド1は、着用者の陰茎を保持する陰茎保持部Pと、着用者の陰嚢を保持する陰嚢保持部Qとからなる。前記陰茎保持部Pは、表面シート2側に、前記失禁パッド1の長手方向に沿った両側部P1,P1が該両側部に挟まれた中央部P2に比して大きい厚みの段差tを有する立体構造を有し、前記陰嚢保持部Qは、前記失禁パッド1の幅方向において前記表面シート2側に凹のカップ状の立体構造を有し、前記陰嚢保持部Qの前記陰茎保持部寄りの領域Qpは、前記陰茎保持部Pの前記中央部P2に比して前記吸収体4が高坪量で配されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、男性用の失禁パッドに関する。
従来、男性用失禁パッドとして、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、及び両シート間に介在配置された液保持性の吸収体を含んで構成される吸収性本体をベースにして製造されたものが知られている。例えば、前記吸収性本体の長手方向の両側縁に折り返し部を設けることにより、その肌当接面側にポケットを形成したもの(特許文献1)逆三角形形状の前記吸収性本体で性器全体を覆うようにしたもの(特許文献2)、前記吸収性本体に性器を収容する袋状の開口を設けたもの(特許文献3)、前記吸収性本体に陰茎を収容する袋状のポケットを設けたもの(特許文献4)が提案されている。
しかし、このような従来のパッドは、パルプ繊維や高吸収性ポリマー等の吸収性物質を多量に含み、一定の厚み及び硬度を有する吸収体が、表面シートを介して着用時に性器全体に当接する構造となっているため、着用時に性器が受ける圧力が大きく、強い圧迫感があった。この種のパッドは、通常、ブリーフタイプやボクサータイプのような、身体にフィットするタイプの下着に取り付けられて使用されるところ、このような下着はその着用時に性器の形状に追従して生地が伸長するため圧迫感が少ないのに対し、該パッド、特に該パッドにおける吸収体配置箇所はこのような伸縮性を有していないため、その厚みや硬度に比例して性器に強い圧迫感を与えるのである。
また、従来のパッドは、このように性器と当接する部分が比較的厚手に作られているため、着用した場合に、ズボンの上からパッドの着用が目立ち、外観的にも問題があった。
また、従来のパッドには、性器に対する圧迫感を低減するために、パッド自体の寸法、特に幅方向の寸法を大きくして、着用時における性器の自由度を高めているものがあるが、このような幅広のパッドは、性器周辺を中心に熱がこもりやすく、ムレや悪臭の発生を招きやすい。
また、従来のパッドは、このように性器と当接する部分が比較的厚手に作られているため、着用した場合に、ズボンの上からパッドの着用が目立ち、外観的にも問題があった。
また、従来のパッドには、性器に対する圧迫感を低減するために、パッド自体の寸法、特に幅方向の寸法を大きくして、着用時における性器の自由度を高めているものがあるが、このような幅広のパッドは、性器周辺を中心に熱がこもりやすく、ムレや悪臭の発生を招きやすい。
従って本発明の目的は、圧迫感が少なく、着用しても目立ちにくく、ムレや臭いが生じにくい男性用失禁パッドを提供することにある。
本発明は、表面シート、裏面シート、及び両シート間に介在配置された吸収体を有する実質的に縦長の吸収性本体を備えた、実質的に縦長の男性用失禁パッドであって、着用者の陰茎を保持する陰茎保持部と、着用者の陰嚢を保持する陰嚢保持部とからなり、前記陰茎保持部は、前記表面シート側に、前記失禁パッドの長手方向に沿った両側部が該両側部に挟まれた中央部に比して大きい厚みの段差を有する立体構造を有し、前記陰嚢保持部は、前記失禁パッドの幅方向において前記表面シート側に凹のカップ状の立体構造を有し、前記陰嚢保持部の前記陰茎保持部寄りの領域は、前記陰茎保持部の前記中央部に比して前記吸収体が高坪量で配されている男性用失禁パッドを提供することにより、上記の目的を達成したものである。
本発明の男性用失禁パッドは、性器に対する圧迫感が少なく、着用しても目立ちにくく、ムレや臭いが生じにくい。
以下、本発明の男性用失禁パッド(以下、失禁パッドともいう)を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照して説明する。
本実施形態の失禁パッド1は、図1〜図4に示すように、表面シート2、裏面シート3、及び両シート2,3間に介在配置された吸収体4を有する実質的に縦長の吸収性本体5を備えており、実質的に縦長に形成されている。失禁パッド1の着用時には、平面状に拡げた失禁パッド1の両面のうち、表面シート2側が、着用者の肌側に向けられる面(肌当接面)となり、裏面シート3側が、下着側(着用者の肌側とは反対側)に向けられる面(非肌当接面)となる。失禁パッド1の裏面シート3側には、該失禁パッド1を下着に固定する粘着部6が、該失禁パッド1の長手方向の略全長に亘って設けられている。
本実施形態の失禁パッド1は、図1〜図4に示すように、表面シート2、裏面シート3、及び両シート2,3間に介在配置された吸収体4を有する実質的に縦長の吸収性本体5を備えており、実質的に縦長に形成されている。失禁パッド1の着用時には、平面状に拡げた失禁パッド1の両面のうち、表面シート2側が、着用者の肌側に向けられる面(肌当接面)となり、裏面シート3側が、下着側(着用者の肌側とは反対側)に向けられる面(非肌当接面)となる。失禁パッド1の裏面シート3側には、該失禁パッド1を下着に固定する粘着部6が、該失禁パッド1の長手方向の略全長に亘って設けられている。
失禁パッド1は、着用者の陰茎を保持する陰茎保持部Pと、着用者の陰嚢を保持する陰嚢保持部Qとからなる。陰茎保持部Pは、失禁パッド1の着用時に陰茎を身体の前側からガードし、陰嚢保持部Qは、着用時に陰嚢を身体の下方からガードする。
失禁パッド1は、その長手方向の略中央を境に、長手方向一端1a側がその全幅に亘って陰茎保持部P、長手方向他端1b側がその全幅に亘って陰嚢保持部Qとなっており、陰茎保持部P及び陰嚢保持部Qは失禁パッド1の長手方向に連なって形成されている。
より良好な着用感を得る観点から、陰茎保持部Pは、失禁パッド1において、該失禁パッド1の長手方向全長に対して、40〜80%、特に50〜70%に亘る領域を占めていることが好ましい。失禁パッド1における陰茎保持部P以外の領域は、陰嚢保持部Qである。尚、長手方向全長とは、失禁パッド1が湾曲せずに平面状態(フラットな状態)にされているときの該失禁パッド1あるいはその構成部材の長手方向全長を意味する。また、以下、幅方向全長という語句を使用することがあるが、これは、失禁パッド1が湾曲せずに平面状態にされているときの該失禁パッド1あるいはその構成部材の幅方向全長を意味する。
より良好な着用感を得る観点から、陰茎保持部Pは、失禁パッド1において、該失禁パッド1の長手方向全長に対して、40〜80%、特に50〜70%に亘る領域を占めていることが好ましい。失禁パッド1における陰茎保持部P以外の領域は、陰嚢保持部Qである。尚、長手方向全長とは、失禁パッド1が湾曲せずに平面状態(フラットな状態)にされているときの該失禁パッド1あるいはその構成部材の長手方向全長を意味する。また、以下、幅方向全長という語句を使用することがあるが、これは、失禁パッド1が湾曲せずに平面状態にされているときの該失禁パッド1あるいはその構成部材の幅方向全長を意味する。
陰茎保持部Pは、図2に示すように、表面シート2側(肌当接面側)に、失禁パッド1の長手方向に沿った両側部(陰茎保持部Pの長手方向両側部)P1,P1が、該両側部P1,P1に挟まれた中央部P2に比して大きい厚みの段差tを有する立体構造を有している。即ち、陰茎保持部Pの幅方向中央部P2には、両側部P1,P1に対して段差tに相当する分、高さが低く形成された溝状部20が、失禁パッド1の長手方向に沿って形成されている。
陰茎保持部Pがこのような立体構造を有していることにより、陰茎を溝状部20に沿わせるように失禁パッド1を着用することによって、着用時に陰茎が受ける圧力が、このような立体構造を有していない失禁パッドを使用した場合に比して大幅に低減され、圧迫感が少なく、快適な着用感が得られる。
また、陰茎保持部Pがこのような立体構造を有していることにより、パッド着用時における陰茎の自由度が大きく制限され、パッド着用時に陰茎が殆ど動かないため、失禁パッド1の幅(製品幅)を従来品より小さく設計したり、あるいは吸収体の配置箇所を限定的にして吸収材料の使用量を減らしたりすることが可能となり、この結果、幅広で吸収体が多く配されている従来のパッドに比して、着用時における熱のこもり、ムレや悪臭の発生を効果的に防止することができる。
陰茎保持部Pがこのような立体構造を有していることにより、陰茎を溝状部20に沿わせるように失禁パッド1を着用することによって、着用時に陰茎が受ける圧力が、このような立体構造を有していない失禁パッドを使用した場合に比して大幅に低減され、圧迫感が少なく、快適な着用感が得られる。
また、陰茎保持部Pがこのような立体構造を有していることにより、パッド着用時における陰茎の自由度が大きく制限され、パッド着用時に陰茎が殆ど動かないため、失禁パッド1の幅(製品幅)を従来品より小さく設計したり、あるいは吸収体の配置箇所を限定的にして吸収材料の使用量を減らしたりすることが可能となり、この結果、幅広で吸収体が多く配されている従来のパッドに比して、着用時における熱のこもり、ムレや悪臭の発生を効果的に防止することができる。
本実施形態においては、陰茎保持部Pにおける両側部P1,P1は、それぞれ、図2及び図5に示すように、吸収性本体5の長手方向側縁5aをその長手方向と平行な第1折曲線L1において該吸収性本体5の内方に折り返して形成された第1折り返し部51と、該第1折り返し部51を該吸収性本体5の長手方向と平行な第2折曲線L2において該吸収性本体5の外方へ折り返して形成された第2折り返し部52とを含んで構成されている。
そして、陰茎保持部Pにおいては、第1折り返し部51及び該第1折り返し部51と第1折曲線L1を挟んで対向する第1折り返し部対向部51’に、吸収体4が内在されている。即ち、両側部P1,P1それぞれにおいて、吸収体4は、第1折曲線L1で折り曲げられた状態で配されている。
また、陰茎保持部Pにおいては、第1折り返し部51と該第1折り返し部対向部51’との間が、該陰茎保持部Pの長手方向全長に亘って線状の固定部7において、接着剤、熱溶着、超音波溶着等の手段によって接合固定されている。また、第1折り返し部51と第2折り返し部52との間も、該陰茎保持部Pの長手方向全長に亘って線状の固定部8において、同様に接合固定されている。
陰茎保持部Pにおける両側部P1,P1がこのように構成されていることにより、該陰茎保持部Pの肌当接面側に適切な厚みの段差tが作られ、上述した効果が安定して奏される立体構造が得られる。
そして、陰茎保持部Pにおいては、第1折り返し部51及び該第1折り返し部51と第1折曲線L1を挟んで対向する第1折り返し部対向部51’に、吸収体4が内在されている。即ち、両側部P1,P1それぞれにおいて、吸収体4は、第1折曲線L1で折り曲げられた状態で配されている。
また、陰茎保持部Pにおいては、第1折り返し部51と該第1折り返し部対向部51’との間が、該陰茎保持部Pの長手方向全長に亘って線状の固定部7において、接着剤、熱溶着、超音波溶着等の手段によって接合固定されている。また、第1折り返し部51と第2折り返し部52との間も、該陰茎保持部Pの長手方向全長に亘って線状の固定部8において、同様に接合固定されている。
陰茎保持部Pにおける両側部P1,P1がこのように構成されていることにより、該陰茎保持部Pの肌当接面側に適切な厚みの段差tが作られ、上述した効果が安定して奏される立体構造が得られる。
尚、本実施形態においては、陰茎保持部Pにおける両側部P1,P1が、上記のように、吸収性本体5の両側縁5a,5aそれぞれをその全長に亘って折り返して形成されていることにより、自ずと、陰嚢保持部Qの失禁パッド1の長手方向に沿った両側部(陰嚢保持部Qの長手方向両側部)Q1,Q1も、両側部P1,P1と同様に、第1折り返し部51と第2折り返し部52とを含んで構成されている(図4参照)。
但し、陰嚢保持部Qにおいては、図5に示すように、第1折り返し部51と第1折り返し部対向部51’との間は、該陰嚢保持部Qの長手方向全長に亘って接合固定されておらず、一部で接着剤、熱溶着、超音波溶着等の手段によって接合固定されているのみである。即ち、陰嚢保持部Qにおいては、第1折り返し部51と第1折り返し部対向部51’との間は、陰嚢保持部Qの長手方向一端(失禁パッド1の長手方向他端1b)の両側にて、所定の長さに亘って線状の固定部9において接合固定されている。該固定部9の長さは、好ましくは5〜15mmである。
但し、陰嚢保持部Qにおいては、図5に示すように、第1折り返し部51と第1折り返し部対向部51’との間は、該陰嚢保持部Qの長手方向全長に亘って接合固定されておらず、一部で接着剤、熱溶着、超音波溶着等の手段によって接合固定されているのみである。即ち、陰嚢保持部Qにおいては、第1折り返し部51と第1折り返し部対向部51’との間は、陰嚢保持部Qの長手方向一端(失禁パッド1の長手方向他端1b)の両側にて、所定の長さに亘って線状の固定部9において接合固定されている。該固定部9の長さは、好ましくは5〜15mmである。
上記のような陰茎保持部Pの立体構造による効果を確実に奏させるようにする観点から、両側部P1,P1と中央部P2との厚みの段差tは5mm以上、特に5〜10mmであることが好ましい。厚みの段差tが20mmを越えると、パッド全体としての厚みが大きくなり過ぎ、着用時にズボンの上からパッドの着用が目立ち、外観的に問題が生じるおそれがある。尚、失禁パッド及びその各構成部材(陰茎保持部、陰嚢保持部等)の厚み並びに前記段差tは、何れも、失禁パッド全体に15cN/cm2の荷重を掛けて、該パッド全体が湾曲せずに平面状態(フラットな状態)にされているときの厚み測定値である。
また、同様の観点から、陰茎保持部Pの幅方向中央部P2の該幅方向の長さ、即ち、溝状部20の幅方向の長さは、陰茎保持部P(失禁パッド1)の幅方向全長に対して、30〜70%、特に40〜60%の割合であることが好ましく、該幅方向中央部P2の長手方向の長さ、即ち、溝状部20の長手方向の長さは、陰茎保持部Pの長手方向全長に対して、60〜90%、特に70〜85%の割合であることが好ましい。
陰茎保持部Pの前記立体構造を確実に形成すると共に、パッド着用時における熱のこもり、ムレや悪臭の発生を一層効果的に防止する観点から、陰茎保持部Pの中央部P2には、吸収体4が配されていないか、又は該陰茎保持部Pの両側部P1,P1それぞれに比して吸収体4が低坪量で配されていることが好ましい。本実施形態においては、図2に示すように、中央部P2には吸収体4は配されておらず、該中央部P2は、表面シート2及び裏面シート3から形成されている。本実施形態のように陰茎保持部Pの幅方向中央部P2に吸収体4を全く配さない形態は、熱のこもり、ムレや悪臭の発生の防止に最も効果がある。一方、該幅方向中央部P2に相対的に低坪量の吸収体4を配する形態は、尿漏れの防止に特に効果がある。どちらの形態を選択するかは、着用者の失禁量の程度等に応じて決定することができる。
陰茎保持部Pの両側部P1,P1それぞれには、本実施形態のように吸収体4が配されていることが前記立体構造の形成容易等の点で好ましく、その坪量は、好ましくは100〜600g/m2、更に好ましくは300〜500g/m2である。
また、上記のように、陰茎保持部Pの幅方向中央部P2に吸収体4を配する場合、該中央部P2における吸収体の坪量と側部P1における吸収体の坪量との比率は、P2:P1=1:1〜1:20が好ましく、1:2〜1:4が更に好ましい。
また、上記のように、陰茎保持部Pの幅方向中央部P2に吸収体4を配する場合、該中央部P2における吸収体の坪量と側部P1における吸収体の坪量との比率は、P2:P1=1:1〜1:20が好ましく、1:2〜1:4が更に好ましい。
陰嚢保持部Qは、図4に示すように、失禁パッド1の幅方向において表面シート2側に凹のカップ状の立体構造を有している。本実施形態においては、該立体構造として、陰嚢保持部Qの長手方向両側部Q1,Q1によって二方が囲まれてなる凹部30が形成されている。凹部30には、着用者の陰嚢が収められる。
また、陰嚢保持部Qの長手方向両側部Q1,Q1それぞれには、1本又は複数本(本実施形態においては複数本)の弾性部材10が配されている。該弾性部材10は、長手方向側部Q1(第1折り返し部51及び第2折り返し部52)の立ち上がりをより確実にするためのものである。即ち、本実施形態においては、吸収性本体5の長手方向側部を上述の如く折曲することにより長手方向両側部Q1,Q1それぞれが構成されていることに加えて、更に弾性部材10,10の弾性収縮により、長手方向両側部Q1,Q1が失禁パッド1の着用時において着用者の肌側に向かってしっかりと立ち上がり、これにより凹部30において陰嚢を収まりよく収容することが可能になされている。
弾性部材10は、失禁パッド1の長手方向の端部1bから陰嚢保持部Qを越えて陰茎保持部Pの長手方向の略中央部に亘って配されている。弾性部材10は、伸張状態で略直線状に配されている。本実施形態においては、弾性部材10は、第2折り返し部52に接合固定されており、詳しくは、該第2折り返し部52における表面シート2と裏面シート3との間に接合固定されている。このように、少なくとも陰嚢保持部Qの両側部Q1,Q1に弾性部材10を張設することにより、該陰嚢保持部Qを失禁パッド1の長手方向において表面シート2側に湾曲するよう引っ張るとともに、両側部Q1,Q1を立ち上げて、上記凹部30が形成される。
本実施形態の失禁パッド1においては、図1〜図3に示すように、陰嚢保持部Qの陰茎保持部P寄りの領域Qp(図1中、斜線を付して示した領域。以下、陰茎保持部隣接領域ともいう。)は、該陰茎保持部Pの中央部P2(溝状部20)に比して吸収体4が高坪量で配されている。陰茎保持部隣接領域Qpは、陰嚢保持部Qの一部であり、陰茎保持部Pと陰嚢保持部Qとの仮想境界線R(中央部P2の内方寄りの長手方向一端部と重なる、失禁パッド1の幅方向と平行な仮想線)から、失禁パッド1の長手方向に該失禁パッド1の長手方向全長の10%に相当する距離離間した箇所に亘って存在する長方形形状の領域である。
尚、「中央部P2に比して吸収体4が高坪量で配されている」は、該中央部P2に吸収体4が全く配されていない場合における、該中央部P2との比較も含む意味であり、この場合は、領域Qpに僅かでも吸収体が配されていれば、「中央部P2に比して吸収体4が高坪量で配されている」ことになる。
尚、「中央部P2に比して吸収体4が高坪量で配されている」は、該中央部P2に吸収体4が全く配されていない場合における、該中央部P2との比較も含む意味であり、この場合は、領域Qpに僅かでも吸収体が配されていれば、「中央部P2に比して吸収体4が高坪量で配されている」ことになる。
陰茎保持部隣接領域Qp、特に該領域Qpの幅方向中央部は、パッド1の着用時に着用者の陰茎の先端部と当接する部分であり、尿の供給量が最も多い部分である。このように尿が多く供給される領域Qpに、上記のように、陰茎保持部Pの中央部P2との関係において相対的に吸収体を高坪量で配することにより、領域Qpが中央部P2に比して大きい厚みの段差を有する立体構造が形成され、この段差が、尿の陰嚢保持部Q側への侵入を防止する一種の堰として機能し、尿漏れが効果的に防止される。
別の観点から言えば、失禁パッド1においては、上述したように着用者の陰茎は中央部P2(溝状部20)に保持されていて殆ど動かないため、尿が供給される箇所は領域Qpにほぼ限定されており、該領域Qpに吸収体を尿漏れ防止に十分な量配しさえすれば、他の領域は吸収体の量を低減させても実質的に問題ないのである。むしろ、領域Qp以外の他の領域に配する吸収体の量を低減することによって、パッド着用時における熱のこもり、ムレや悪臭が効果的に防止されるようになる。
別の観点から言えば、失禁パッド1においては、上述したように着用者の陰茎は中央部P2(溝状部20)に保持されていて殆ど動かないため、尿が供給される箇所は領域Qpにほぼ限定されており、該領域Qpに吸収体を尿漏れ防止に十分な量配しさえすれば、他の領域は吸収体の量を低減させても実質的に問題ないのである。むしろ、領域Qp以外の他の領域に配する吸収体の量を低減することによって、パッド着用時における熱のこもり、ムレや悪臭が効果的に防止されるようになる。
陰茎保持部隣接領域Qpにおける吸収体4の坪量は、好ましくは100〜600g/m2、更に好ましくは300〜500g/m2である。
また、上記のように、陰茎保持部Pの幅方向中央部P2に吸収体4を配する場合、陰茎保持部隣接領域Qpにおける吸収体の坪量と、該中央部P2における吸収体の坪量との比率は、Qp:P2=1:1〜1:20、特に1:2〜1:10であることが、尿漏れを確実に防止する点で好ましい。
また、上記のように、陰茎保持部Pの幅方向中央部P2に吸収体4を配する場合、陰茎保持部隣接領域Qpにおける吸収体の坪量と、該中央部P2における吸収体の坪量との比率は、Qp:P2=1:1〜1:20、特に1:2〜1:10であることが、尿漏れを確実に防止する点で好ましい。
また、パッド着用時における熱のこもり、ムレや悪臭の発生を一層効果的に防止する観点から、陰嚢保持部Qにおける陰茎保持部隣接領域Qpを除く領域(非陰茎保持部隣接領域)には、吸収体4が配されていないか、又は該陰茎保持部隣接領域Qpに比して吸収体4が低坪量で配されていることが好ましい。本実施形態においては、図1及び図4に示すように、陰嚢保持部Qにおける非陰茎保持部隣接領域には吸収体4は配されておらず、該領域は、表面シート2及び裏面シート3から形成されている。本実施形態のように非陰茎保持部隣接領域に吸収体4を全く配さない形態は、熱のこもり、ムレや悪臭の発生の防止に最も効果がある。一方、非陰茎保持部隣接領域に相対的に低坪量の吸収体4を配する形態は、尿漏れの防止に特に効果がある。どちらの形態を選択するかは、着用者の失禁量の程度等に応じて決定することができる。
上記のように、前記非陰茎保持部隣接領域に吸収体4を配する場合、陰茎保持部隣接領域Qpにおける吸収体の坪量と、該非陰茎保持部隣接領域における吸収体の坪量との比率は、前者:後者=1:1〜1:3が好ましく、1:1〜1:2が更に好ましい。
上述したように、失禁パッド1の裏面シート3側(非肌当接面側)には、該失禁パッド1を下着に固定する粘着部6が、該失禁パッド1の長手方向の略全長に亘って設けられている。粘着部6は、実質的に縦長で、長方形形状を有しており、該失禁パッド1の幅方向中央に、その長手方向を該失禁パッドの長手方向と一致させて設けられている。粘着部6の長手方向の長さは、失禁パッド1の長手方向全長に対して、20〜90%、特に25〜75%の割合であることが好ましい。また、粘着部6の幅方向の長さは、下着のそけい部における失禁パッド1の伸長を阻害しないようにするため、20〜50mmであることが好ましい。このような粘着部を設けることにより、該粘着部による下着の伸縮阻害が抑えられるため、男性性器に対する圧迫感を一層低減させることができる。粘着部6形成用の粘着剤としては、この種の吸収性物品の粘着部形成用に従来用いられている各種の粘着剤を特に制限なく用いることができる。
表面シート2及び裏面シート3としては、それぞれ、この種の失禁パッド、使い捨ておむつ、生理用ナプキン等の吸収性物品において従来用いられている各種のものを用いることができる。
表面シート2としては、尿などの液体を透過させることができるものであれば制限はなく、例えば、合成繊維又は天然繊維からなる織布や不織布、多孔性シート等が挙げられる。
裏面シート3としては、透湿性又は非透湿性の樹脂フィルム、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの高分子化合物製フィルムや、これと不織布との積層体等が挙げられる。また、スパンボンド不織布とメルトブロー不織布が複合化されたシート(例えばSM、SMS、SMMSなど)を用いることも通気性と柔軟性の点から好ましい。
表面シート2としては、尿などの液体を透過させることができるものであれば制限はなく、例えば、合成繊維又は天然繊維からなる織布や不織布、多孔性シート等が挙げられる。
裏面シート3としては、透湿性又は非透湿性の樹脂フィルム、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの高分子化合物製フィルムや、これと不織布との積層体等が挙げられる。また、スパンボンド不織布とメルトブロー不織布が複合化されたシート(例えばSM、SMS、SMMSなど)を用いることも通気性と柔軟性の点から好ましい。
吸収体4としては、この種の吸収性物品において従来用いられている各種のものを用いることができ、尿などの液吸収性を有するものであればその種類は特に制限されず、例えば高吸収性ポリマー、粉砕パルプ等の吸収性物質を吸収紙や不織布に挟み込んだものなどが挙げられる。高吸収性ポリマーは用いなくてもよい。高吸収性ポリマーを用いる場合、例えば、ポリアクリル酸ソーダ、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、ポリアクリル酸ソーダ架橋体、(デンプン−アクリル酸)グラフト重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物、ポリアクリル酸カリウム、並びにポリアクリル酸セシウム等が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
吸収体4は、その全体あるいは一部が被覆シート(図示せず)で被覆されていてもよい。該被覆シートは、吸収体4を被覆することにより、その保形性を保ち、また、高吸収性ポリマー等の該吸収体4の構成成分の脱落を防止することができる。
前記被覆シートとしては、この種の吸収性物品において台紙などと称して従来用いられている各種のものを用いることができ、液透過性を有するものが好ましく、例えば、ティッシュペーパー等の紙、各種不織布、穿孔フィルムなどを用いることができる。
前記被覆シートとしては、この種の吸収性物品において台紙などと称して従来用いられている各種のものを用いることができ、液透過性を有するものが好ましく、例えば、ティッシュペーパー等の紙、各種不織布、穿孔フィルムなどを用いることができる。
本実施形態の失禁パッド1は、通常のこの種の失禁パッドと同様に使用することができ、上述した陰茎保持部P及び陰嚢保持部Qの特徴的な立体構造により、性器に対する圧迫感が少なく、着用しても目立ちにくく、ムレや臭いが生じにくい。
本発明の男性用失禁パッドは、上述した実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変形可能である。
例えば前記実施形態においては、陰嚢保持部Qにおけるカップ状の立体構造(凹部30)は、吸収性本体5の長手方向両側部の折り曲げと、陰嚢保持部Qの長手方向両側部Q1,Q1それぞれに配された弾性部材10の弾性収縮とによって形成されていたが、何れか一方(吸収性本体の折り曲げ、又は弾性部材の所定箇所への配置)のみによって形成しても良い。
例えば前記実施形態においては、陰嚢保持部Qにおけるカップ状の立体構造(凹部30)は、吸収性本体5の長手方向両側部の折り曲げと、陰嚢保持部Qの長手方向両側部Q1,Q1それぞれに配された弾性部材10の弾性収縮とによって形成されていたが、何れか一方(吸収性本体の折り曲げ、又は弾性部材の所定箇所への配置)のみによって形成しても良い。
1 失禁パッド
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 吸収性本体
6 粘着部
20 溝状部
30 カップ部
P 陰茎保持部
P1 陰茎保持部の失禁パッドの長手方向に沿った側部(陰茎保持部の長手方向側部)
P2 陰茎保持部の幅方向中央部
Q 陰嚢保持部
Q1 陰嚢保持部の失禁パッドの長手方向に沿った側部(陰嚢保持部の長手方向側部)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 吸収性本体
6 粘着部
20 溝状部
30 カップ部
P 陰茎保持部
P1 陰茎保持部の失禁パッドの長手方向に沿った側部(陰茎保持部の長手方向側部)
P2 陰茎保持部の幅方向中央部
Q 陰嚢保持部
Q1 陰嚢保持部の失禁パッドの長手方向に沿った側部(陰嚢保持部の長手方向側部)
Claims (7)
- 表面シート、裏面シート、及び両シート間に介在配置された吸収体を有する実質的に縦長の吸収性本体を備えた、実質的に縦長の男性用失禁パッドであって、
着用者の陰茎を保持する陰茎保持部と、着用者の陰嚢を保持する陰嚢保持部とからなり、
前記陰茎保持部は、前記表面シート側に、前記失禁パッドの長手方向に沿った両側部が該両側部に挟まれた中央部に比して大きい厚みの段差を有する立体構造を有し、
前記陰嚢保持部は、前記失禁パッドの幅方向において前記表面シート側に凹のカップ状の立体構造を有し、
前記陰嚢保持部の前記陰茎保持部寄りの領域は、前記陰茎保持部の前記中央部に比して前記吸収体が高坪量で配されている男性用失禁パッド。 - 前記陰茎保持部の前記中央部には、前記吸収体が配されていないか、又は該陰茎保持部の前記両側部それぞれに比して前記吸収体が低坪量で配されている請求項1記載の男性用失禁パッド。
- 前記陰嚢保持部における前記陰茎保持部寄りの前記領域を除く領域には、前記吸収体が配されていないか、又は該陰茎保持部寄りの該領域に比して前記吸収体が低坪量で配されている請求項1又は2記載の男性用失禁パッド。
- 前記陰茎保持部の前記両側部及び前記陰嚢保持部の前記両側部は、それぞれ、前記吸収性本体の長手方向側縁をその長手方向と平行な第1折曲線において該吸収性本体の内方に折り返して形成された第1折り返し部と、該第1折り返し部を該吸収性本体の長手方向と平行な第2折曲線において該吸収性本体の外方へ折り返して形成された第2折り返し部とを含んで構成されている請求項1〜3の何れかに記載の男性用失禁パッド。
- 前記陰茎保持部においては、前記第1折り返し部及び該第1折り返し部と前記第1折曲線を挟んで対向する第1折り返し部対向部に、前記吸収体が内在されており、且つ該第1折り返し部と該第1折り返し部対向部との間が、該陰茎保持部の長手方向全長に亘って接合固定されている請求項4記載の男性用失禁パッド。
- 前記陰嚢保持部における前記失禁パッドの長手方向に沿った両側部に弾性部材が配されている請求項1〜5の何れかに記載の男性用失禁パッド。
- 前記裏面シート側に、前記失禁パッドを下着に固定する粘着部が設けられており、該粘着部は、実質的に縦長であり、該失禁パッドの幅方向中央に、その長手方向を該失禁パッドの長手方向と一致させて設けられている請求項1〜6の何れかに記載の男性用失禁パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006327842A JP2008136756A (ja) | 2006-12-05 | 2006-12-05 | 男性用失禁パッド |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006327842A JP2008136756A (ja) | 2006-12-05 | 2006-12-05 | 男性用失禁パッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008136756A true JP2008136756A (ja) | 2008-06-19 |
Family
ID=39598824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006327842A Withdrawn JP2008136756A (ja) | 2006-12-05 | 2006-12-05 | 男性用失禁パッド |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008136756A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015142759A (ja) * | 2015-03-25 | 2015-08-06 | 株式会社アート良幸 | メンズナプキン、及び、メンズサニタリーショーツ |
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JP2019146918A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | 大王製紙株式会社 | 使い捨て着用物品 |
-
2006
- 2006-12-05 JP JP2006327842A patent/JP2008136756A/ja not_active Withdrawn
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