JP2008136747A - 装飾具及びその装飾用玉係止方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価に製造可能で且つ外観を向上させた装飾具及びその装飾用玉係止方法を提供する。
【解決手段】複数の装飾用玉(2,3)と、この複数の装飾用玉(2,3)を係止する複数の爪部4とを備える装飾具1において、複数の装飾用玉(2,3)のうち少なくとも1つの装飾用玉(2)は、隣接する複数の装飾用玉(3)により係止されている構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】複数の装飾用玉(2,3)と、この複数の装飾用玉(2,3)を係止する複数の爪部4とを備える装飾具1において、複数の装飾用玉(2,3)のうち少なくとも1つの装飾用玉(2)は、隣接する複数の装飾用玉(3)により係止されている構成とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ダイヤモンド等の装飾用玉を複数有する装飾具及びその装飾用玉係止方法に関し、更に詳しくは、安価に製造可能で且つ外観を向上させた装飾具及びその装飾用玉係止方法に関する。
従来、身体等を装飾する装身具において、ダイヤモンド等の複数の装飾用玉を備えたものが用いられている。そのような装飾具においては、通常、金属等の爪により、各装飾用玉を例えばその周縁部の4箇所において係止させている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、従来の複数の装飾用玉を備えた装飾具を示す概略平面図である。
同図において、装飾具21は、中央に配置された中央装飾用玉22と、この中央装飾用玉22の外周に配置された6個の外側装飾用玉23と、これら中央装飾用玉22及び外側装飾用玉23を固定する爪部24a,24bとを備えている。
同図において、装飾具21は、中央に配置された中央装飾用玉22と、この中央装飾用玉22の外周に配置された6個の外側装飾用玉23と、これら中央装飾用玉22及び外側装飾用玉23を固定する爪部24a,24bとを備えている。
同図に示す装飾具21では、隣接する外側装飾用玉23の間の6箇所において、中央装飾用玉22を係止する爪部24aと外側装飾用玉23を係止する爪部24bとが設けられているため、計12個の爪部24a,24bが設けられていることになる。
実用新案登録第3107031号公報
ところで、上述の装飾用玉を係止する爪部は、一般的に18金やプラチナなどの高価な金属からなるため、爪部を多く用いると爪部のコストがかかり、ひいては装飾具の価格が高くなるという問題があった。
また、爪部を多く用いると、装飾用玉の係止のための工程が増加することにより、生産時間がかかり、この点も装飾愚の価格を上昇させる一因となっていた。
更には、爪部を多く用いると、爪部が装飾用玉を覆う面積が増えてしまうため、装飾用玉の外観、即ち装飾具の全体としての外観が損なわれてしまっていた。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、安価に製造可能で且つ外観を向上させた装飾具及びその装飾用玉係止方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の装飾具は、複数の装飾用玉と、この複数の装飾用玉を係止する複数の爪部とを備える装飾具において、上記複数の装飾用玉のうち少なくとも1つの装飾用玉は、隣接する上記複数の装飾用玉により係止されている構成とする。
また、上記複数の装飾用玉は、ブリリアントカットされてなり、上記係止された装飾用玉は、そのクラウン面が、上記係止する複数の装飾用玉のパビリオン面に当接することにより係止される構成とするとよい。
上記課題を解決するために、本発明の装飾具の装飾用玉係止方法は、複数の爪部を用いて複数の装飾用玉を係止する装飾具の装飾用玉係止方法において、少なくとも1つの上記装飾用玉を、隣接する上記複数の装飾用玉により係止させた状態で、上記少なくとも1つの装飾用玉を係止する複数の装飾用玉を、上記複数の爪部により係止させるようにする。
本発明では、複数の装飾用玉のうち少なくとも1つの装飾用玉を、隣接する複数の装飾用玉により係止させている。そのため、装飾用玉を係止する爪部の数を削減でき、したがって、爪部のコスト及び爪部による装飾用玉の係止工程を削減することができる。また、装飾用玉が爪部により覆われる面積が減るため、装飾用玉の外観が損なわれるのが防止される。よって、本発明によれば、装飾具を安価に製造できると共に装飾具の外観を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る装飾具を示す概略平面図であり、図2は、上記装飾具を示す概略側面図である。
図1は本発明の一実施の形態に係る装飾具を示す概略平面図であり、図2は、上記装飾具を示す概略側面図である。
図1及び図2において、装飾具1は、中央に配置された中央装飾用玉2と、この中央装飾用玉2の外側に配置された6個の外側装飾用玉3と、隣接する外側装飾用玉3間において外側装飾用玉3を係止する6個の爪部4と、これら6個の爪部4と一体に形成され外側装飾用玉3の下部を支持する基部5とを備えている。
装飾具1は、例えば基部5において、指輪、ペンダント、ピアス等の装身具等に取り付けられる。また、中央装飾用玉2及び外側装飾用玉3には、例えばダイヤモンド、ルビー、エメラルド、サファイア等を用いることができる。なお、基部5は、中央装飾用玉2の下部をも支持する構成とするとよいが、中央装飾用玉2の下部を支持しない構成とする場合には、中央装飾用玉2の脱落を防止するため、中央装飾用玉2の下部及び基部5を支持する台座等を設けるようにするとよい。
ここで、装飾具1は、中央装飾用玉2を、隣接する6個の外側装飾用玉3により係止させた状態で、外側装飾用玉3を、複数の爪部4により係止させてなる。具体的には、図3に示すように、中央装飾用玉2及び外側装飾用玉3は、共にブリリアントカットされてなり、中央装飾用玉2は、そのクラウン面2aが、外側装飾用玉3のパビリオン面3bに当接することにより係止されている。
上記のブリリアントカットとは、ダイヤモンド等の宝石が最も輝くように58面体等に形成するカット手法をいう。ブリリアントカットされた中央装飾用玉2及び外側装飾用玉3は、図3に示すように、上面たるテーブル面2c,3cと、このテーブル面2c,3cから最も幅広のガードル2d,3dにかけて外側に且つ下方に延びるクラウン面2a,3aと、ガードル2d,3dから下端たるキューレット2e,3eにかけて内側に且つ下方に延びるパビリオン面2b,3bとを有している。
なお、本実施の形態では、中央装飾用玉2を1個の場合で説明したが、中央装飾用玉2は複数個であってもよい。また、複数の中央装飾用玉2の更に中央において、中央装飾用玉2に係止される装飾用玉を配置することもできる。更には、外側装飾用玉3の数は、6個の場合で説明したが、中央装飾用玉2を係止可能ならば2以上の数であればよい。
以上説明した本実施の形態では、中央装飾用玉2を、外側装飾用玉3により係止させている。そのため、爪部4の数を削減でき、したがって、爪部4のコスト及び爪部4による装飾用玉2,3の係止工程を削減することができる。また、中央装飾用玉2が爪部4により覆わないで済むため、中央装飾用玉2の外観が損なわれるのが防止される。よって、本実施の形態によれば、装飾具1を安価に製造できると共に装飾具1の外観を向上させることができる。
また、本実施の形態では、中央装飾用玉2及び外側装飾用玉3は、ブリリアントカットされてなり、中央装飾用玉2は、そのクラウン面2aが、外側装飾用玉3のパビリオン面3bに当接することにより係止されている。そのため、平面同士が当接して状態で係止することになり、したがって、外側装飾用玉3による中央装飾用玉2の係止の構成が簡素である。よって、装飾具1をより安価に製造できると共に装飾具1の外観を一層向上させることができる。
図4は、本発明の他の実施の形態に係る装飾具を示す概略平面図である。
同図に示す装飾具11は、中央に配置された中央装飾用玉12と、この中央装飾用玉12の外側に配置された2個の外側装飾用玉13と、これら内側装飾用玉12及び外側装飾用玉13を係止する8個の爪部14と、これら8個の爪部4と一体に形成され中央装飾用玉12及び外側装飾用玉13の下部を支持する図示しない基部とを備えている。
同図に示す装飾具11は、中央に配置された中央装飾用玉12と、この中央装飾用玉12の外側に配置された2個の外側装飾用玉13と、これら内側装飾用玉12及び外側装飾用玉13を係止する8個の爪部14と、これら8個の爪部4と一体に形成され中央装飾用玉12及び外側装飾用玉13の下部を支持する図示しない基部とを備えている。
ここで、装飾具11は、中央装飾用玉12を、隣接する2個の外側装飾用玉13により係止させた状態で、内側装飾用玉12及び外側装飾用玉13を、複数の爪部14により係止させてなる。具体的には、中央装飾用玉12及び外側装飾用玉13は、上記実施の形態(図3)と同様に、共にブリリアントカットされてなり、中央装飾用玉12は、そのクラウン面が、外側装飾用玉13のパビリオン面に当接することにより係止されている。
なお、本実施の形態では、外側装飾用玉13に加え内側装飾用玉12をも爪部14により係止させているが、内側装飾用玉12を外側装飾用玉13により係止させない場合、即ち本発明の係止方法を適用しない場合には、図4に示す形状の爪部14ならば最低3個の爪部14が必要となる。この点、本実施の形態では、外側装飾用玉13により内側装飾用玉12を係止させているため、これよりも少ない2個の爪部14のみで内側装飾用玉12を係止させることが可能となっている。
以上説明した本実施の形態では、中央装飾用玉12を、外側装飾用玉13により係止させている。そのため、爪部14の数を削減でき、したがって、爪部14のコスト及び爪部14による係止のための工程を削減することができる。また、中央装飾用玉12及び外側装飾用玉13が爪部14により覆われる面積が減るため、中央装飾用玉12及び外側装飾用玉13の外観が損なわれるのが防止される。よって、本実施の形態によれば、上記実施の形態と同様に、装飾具11を安価に製造できると共に装飾具11の外観を向上させることができる。
1 装飾具
2 中央装飾用玉
3 外側装飾用玉
4 爪部
5 基部
11 装飾具
12 中央装飾用玉
13 外側装飾用玉
14 爪部
2 中央装飾用玉
3 外側装飾用玉
4 爪部
5 基部
11 装飾具
12 中央装飾用玉
13 外側装飾用玉
14 爪部
Claims (3)
- 複数の装飾用玉と、該複数の装飾用玉を係止する複数の爪部とを備える装飾具において、
前記複数の装飾用玉のうち少なくとも1つの装飾用玉は、隣接する前記複数の装飾用玉により係止されていることを特徴とする装飾具。 - 前記複数の装飾用玉は、ブリリアントカットされてなり、
前記係止された装飾用玉は、そのクラウン面が、前記係止する複数の装飾用玉のパビリオン面に当接することにより係止されることを特徴とする請求項1記載の装飾具。 - 複数の爪部を用いて複数の装飾用玉を係止する装飾具の装飾用玉係止方法において、
少なくとも1つの前記装飾用玉を、隣接する前記複数の装飾用玉により係止させた状態で、前記少なくとも1つの装飾用玉を係止する複数の装飾用玉を、前記複数の爪部により係止させることを特徴とする装飾具の装飾用玉係止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006327510A JP2008136747A (ja) | 2006-12-04 | 2006-12-04 | 装飾具及びその装飾用玉係止方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022185567A1 (ja) | 2021-03-01 | 2022-09-09 | 株式会社クロスフォー | 宝石支持台および装飾具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007167395A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Nagahori Corp | 宝石の支持構造 |
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2006
- 2006-12-04 JP JP2006327510A patent/JP2008136747A/ja active Pending
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