JP2008135598A - 薄膜トランジスタパネルの製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタパネルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008135598A
JP2008135598A JP2006321218A JP2006321218A JP2008135598A JP 2008135598 A JP2008135598 A JP 2008135598A JP 2006321218 A JP2006321218 A JP 2006321218A JP 2006321218 A JP2006321218 A JP 2006321218A JP 2008135598 A JP2008135598 A JP 2008135598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
external connection
connection terminal
drain line
drain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006321218A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5200366B2 (ja
Inventor
Yoshishige Iwanami
慶成 岩浪
Eiichi Onaka
栄一 尾中
Hiroyuki Chikamori
博之 近森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2006321218A priority Critical patent/JP5200366B2/ja
Publication of JP2008135598A publication Critical patent/JP2008135598A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5200366B2 publication Critical patent/JP5200366B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

【課題】 液晶表示装置の薄膜トランジスタパネルにおいて、Crからなるソース電極等とITOからなる画素電極等との間で良好なコンタクトを得ることができるようにする。
【解決手段】 ドライエッチングにより、窒化シリコンからなるオーバーコート膜13にソース電極用コンタクトホール14およびドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール32を形成し、且つ、オーバーコート膜13およびゲート絶縁膜4にゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール22を連続して形成する。この場合、各コンタクトホール14、22、32を介して露出されたCrからなるソース電極9、ゲートライン用外部接続端子21およびドレインライン用外部接続端子31の各上面に変質層46、47、48が形成される。次に、HNO3、HCl、H2Oの混合液を用いて、変質層46、47、48を除去する。これにより、ソース電極9等と画素電極等との間の接続抵抗が増大することがなく、良好なコンタクトを得ることができる。
【選択図】 図6

Description

この発明は薄膜トランジスタパネルの製造方法に関する。
従来の液晶表示装置の薄膜トランジスタパネルには、ボトムゲート型の薄膜トランジスタを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。この薄膜トランジスタパネルでは、基板の上面にゲート電極が設けられている。ゲート電極を含む基板の上面にはゲート絶縁膜が設けられている。ゲート電極上におけるゲート絶縁膜の上面には半導体薄膜が設けられている。半導体薄膜の上面両側にはオーミックコンタクト層が設けられている。各オーミックコンタクト層の上面にはソース電極およびドレイン電極が設けられている。それらの上面全体にはオーバーコート膜が設けられている。オーバーコート膜の上面には画素電極がオーバーコート膜に設けられたコンタクトホールを介してソース電極に接続されて設けられている。
特許第2592463号公報
ところで、オーバーコート膜にコンタクトホールをウェットエッチングにより形成すると、オーバーコート膜やゲート絶縁膜にピンポールがある場合には、エッチング液がオーバーコート膜やゲート絶縁膜のピンポールを介して染み込み、オーバーコート膜やゲート絶縁膜下に設けられた配線や電極等が切断されることがある。このため、オーバーコート膜へのコンタクトホールの形成は、ウェットエッチングよりもドライエッチングの方が望ましい。
しかしながら、オーバーコート膜にコンタクトホールをドライエッチングにより形成すると、当該コンタクトホールを介して露出されたCr等の金属からなるソース電極等の上面がドライエッチングによるプラズマダメージを受けたり、エッチングガスにさらされて変質したりすることに起因して、ソース電極等と画素電極等との間の接続抵抗が増大し、良好なコンタクトが得られないという問題があった。
そこで、この発明は、ソース電極等と画素電極等との間で良好なコンタクトを得ることができる薄膜トランジスタパネルの製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、基板上に金属からなるゲート電極、該ゲート電極に接続されたゲートラインおよび該ゲートラインの一端部に接続されたゲートライン用外部接続端子を形成する工程と、それらの上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上に金属からなるソース電極、ドレイン電極、該ドレイン電極に接続されたドレインラインおよび該ドレインラインの一端部に接続されたドレインライン用外部接続端子を形成する工程と、それらの上に絶縁膜を形成する工程と、ドライエッチングにより、前記絶縁膜にソース電極用コンタクトホールおよびドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールを形成し、且つ、前記絶縁膜および前記ゲート絶縁膜にゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを連続して形成する工程と、前記ソース電極用コンタクトホール、前記ドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールおよび前記ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを介して露出された前記ソース電極、前記ドレインライン用外部接続端子および前記ゲートライン用外部接続端子の各上面に前記ドライエッチングにより形成された変質層を除去する工程と、前記絶縁膜の上面に金属酸化物からなる画素電極、上層ドレインライン用外部接続端子および上層ゲートライン用外部接続端子を前記ソース電極用コンタクトホール、前記ドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールおよび前記ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを介して前記ソース電極、前記ドレインライン用外部接続端子および前記ゲートライン用外部接続端子に接続させて形成する工程と、を有することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ソース電極、前記ドレイン電極、前記ドレインラインおよび前記ドレインライン用外部接続端子を形成する工程は、前記ゲート絶縁膜上に真性アモルファスシリコン膜を成膜し、前記ゲート電極上における前記真性アモルファスシリコン膜上にチャネル保護膜を形成し、前記チャネル保護膜を含む前記真性アモルファスシリコン膜上にn型アモルファスシリコン膜および金属膜を連続して成膜し、前記金属膜上にソース電極形成用レジスト膜、ドレイン電極形成用レジスト膜、ドレインライン形成用レジスト膜およびドレインライン用外部接続端子形成用レジスト膜を形成し、前記各レジスト膜をマスクとして前記金属膜をウェットエッチングし、次いで前記各レジスト膜および前記チャネル保護膜をマスクとして前記n型アモルファスシリコン膜および前記真性アモルファスシリコン膜を連続してドライエッチングする工程であることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ソース電極、前記ドレイン電極、前記ドレインラインおよび前記ドレインライン用外部接続端子を形成する工程は、前記ゲート絶縁膜上に真性アモルファスシリコン膜を成膜し、前記ゲート電極上における前記真性アモルファスシリコン膜上にチャネル保護膜を形成し、前記チャネル保護膜を含む前記真性アモルファスシリコン膜上にn型アモルファスシリコン膜および金属膜を連続して成膜し、前記金属膜上にソース電極形成用レジスト膜、ドレイン電極形成用レジスト膜、ドレインライン形成用レジスト膜およびドレインライン用外部接続端子形成用レジスト膜を形成し、前記各レジスト膜をマスクとして前記金属膜をウェットエッチングして前記ソース電極、前記ドレイン電極、前記ドレインラインおよび前記ドレインライン用外部接続端子を形成し、前記各レジスト膜を剥離し、前記ソース電極、前記ドレイン電極、前記ドレインライン、前記ドレインライン用外部接続端子および前記チャネル保護膜をマスクとして前記n型アモルファスシリコン膜および前記真性アモルファスシリコン膜を連続してドライエッチングする工程であることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、基板上に金属からなるゲート電極、該ゲート電極に接続されたゲートラインおよび該ゲートラインの一端部に接続されたゲートライン用外部接続端子を形成する工程と、それらの上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上に金属からなるソース電極、ドレイン電極、該ドレイン電極に接続されたドレインラインおよび該ドレインラインの一端部に接続されたドレインライン用外部接続端子を形成するとともに、こられの上に金属酸化物からなるソース電極用金属酸化膜、ドレイン電極用金属酸化膜、ドレインライン用金属酸化膜およびドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜を形成する工程と、それらの上に絶縁膜を形成する工程と、ドライエッチングにより、前記絶縁膜にソース電極用コンタクトホールおよびドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールを形成し、且つ、前記絶縁膜および前記ゲート絶縁膜にゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを連続して形成する工程と、前記ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを介して露出された前記ゲートライン用外部接続端子の上面に前記ドライエッチングにより形成された変質層を除去する工程と、前記絶縁膜の上面に金属酸化物からなる画素電極、上層ドレインライン用外部接続端子および上層ゲートライン用外部接続端子を前記ソース電極用コンタクトホール、前記ドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールおよび前記ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを介して前記ソース電極用金属酸化膜、前記ドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜および前記ゲートライン用外部接続端子に接続させて形成する工程と、を有することを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記金属はCrであり、前記変質層の除去はHNO3、HCl、H2Oの混合液を用いて行なうことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記金属酸化物はITOであることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、基板上に金属からなるゲート電極、該ゲート電極に接続されたゲートラインおよび該ゲートラインの一端部に接続されたゲートライン用外部接続端子を形成するとともに、こられの上にゲート電極用金属酸化膜、ゲートライン用金属酸化膜およびゲートライン用外部接続端子用金属酸化膜を形成する工程と、それらの上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上に金属からなるソース電極、ドレイン電極、該ドレイン電極に接続されたドレインラインおよび該ドレインラインの一端部に接続されたドレインライン用外部接続端子を形成するとともに、こられの上に金属酸化物からなるソース電極用金属酸化膜、ドレイン電極用金属酸化膜、ドレインライン用金属酸化膜およびドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜を形成する工程と、それらの上に絶縁膜を形成する工程と、ドライエッチングにより、前記絶縁膜にソース電極用コンタクトホールおよびドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールを形成し、且つ、前記絶縁膜および前記ゲート絶縁膜にゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを連続して形成する工程と、前記絶縁膜の上面に金属酸化物からなる画素電極、上層ドレインライン用外部接続端子および上層ゲートライン用外部接続端子を前記ソース電極用コンタクトホール、前記ドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールおよび前記ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを介して前記ソース電極用金属酸化膜、前記ドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜および前記ゲートライン用外部接続端子用金属酸化膜に接続させて形成する工程と、を有することを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項4または7に記載の発明において、前記ソース電極、前記ドレイン電極、前記ドレインラインおよび前記ドレインライン用外部接続端子を形成するとともに、こられの上に前記ソース電極用金属酸化膜、前記ドレイン電極用金属酸化膜、前記ドレインライン用金属酸化膜および前記ドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜を形成する工程は、前記ゲート絶縁膜上に真性アモルファスシリコン膜を成膜し、前記ゲート電極上における前記真性アモルファスシリコン膜上にチャネル保護膜を形成し、前記チャネル保護膜を含む前記真性アモルファスシリコン膜上にn型アモルファスシリコン膜、金属膜および金属酸化膜を連続して成膜し、前記金属酸化膜上にソース電極形成用レジスト膜、ドレイン電極形成用レジスト膜、ドレインライン形成用レジスト膜およびドレインライン用外部接続端子形成用レジスト膜を形成し、前記各レジスト膜をマスクとして前記金属酸化膜および前記金属膜を連続してウェットエッチングして前記ソース電極、前記ドレイン電極、前記ドレインラインおよび前記ドレインライン用外部接続端子を形成するとともに、こられの上に前記ソース電極用金属酸化膜、前記ドレイン電極用金属酸化膜、前記ドレインライン用金属酸化膜および前記ドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜を形成し、前記各レジスト膜を剥離し、前記ソース電極用金属酸化膜、前記ドレイン電極用金属酸化膜、前記ドレインライン用金属酸化膜、前記ドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜および前記チャネル保護膜をマスクとして前記n型アモルファスシリコン膜および前記真性アモルファスシリコン膜を連続してドライエッチングする工程であることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、請求項4、7、8のいずれかに記載の発明において、前記金属はCrであり、前記金属酸化膜はITOであることを特徴とするものである。
この発明によれば、ソース電極用コンタクトホール、ドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール、ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを介して露出されたソース電極、ドレインライン用外部接続端子、ゲートライン用外部接続端子の各上面にドライエッチングにより形成された変質層を除去し、あるいは、ソース電極、ドレインライン用外部接続端子、ゲートライン用外部接続端子の各上面に変質膜が形成されないようにするための金属酸化膜を形成しているので、ソース電極等と画素電極等との間で良好なコンタクトを得ることができる。
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態としての製造方法により製造された薄膜トランジスタパネルの要部の断面図を示す。この場合、図1の左側から右側に向かって、画素電極15を含む薄膜トランジスタ11の部分の断面図、ゲートライン用外部接続端子21の部分の断面図、ドレインライン用外部接続端子31の部分の断面図を示す。
まず、画素電極15を含む薄膜トランジスタ11の部分について説明する。ガラス基板1の上面の所定の箇所にはCr等の金属からなるゲート電極2および該ゲート電極2に接続されたゲートライン3が設けられている。ゲート電極2およびゲートライン3を含むガラス基板1の上面には窒化シリコンからなるゲート絶縁膜4が設けられている。
ゲート電極2上におけるゲート絶縁膜4の上面の所定の箇所には真性アモルファスシリコンからなる半導体薄膜5が設けられている。半導体薄膜5の上面ほぼ中央部には窒化シリコンからなるチャネル保護膜6が設けられている。チャネル保護膜6の上面両側およびその両側における半導体薄膜5の上面にはn型アモルファスシリコンからなるオーミックコンタクト層7、8が設けられている。オーミックコンタクト層7、8の各上面にはCr等の金属からなるソース電極9およびドレイン電極10が設けられている。
ここで、ゲート電極2、ゲート絶縁膜4、半導体薄膜5、チャネル保護膜6、オーミックコンタクト層7、8、ソース電極9およびドレイン電極10により、ボトムゲート型の薄膜トランジスタ11が構成されている。
ゲート絶縁膜4上の所定の箇所には、ドレイン電極10と同一の金属からなるドレインライン12が設けられている。この場合、ドレインライン12は、ゲート絶縁膜4の上面に設けられた真性アモルファスシリコン膜12aの上面全体に設けられたn型アモルファスシリコン膜12bの上面全体に設けられている。したがって、ドレインライン12は実質的には3層構造となっている。そして、真性アモルファスシリコン膜12a、n型アモルファスシリコン膜12bおよびドレインライン12の一端部は、ドレイン電極10形成領域における半導体薄膜5、オーミックコンタクト層8およびドレイン電極10に接続されている。
薄膜トランジスタ11およびドレインライン12を含むゲート絶縁膜4の上面には窒化シリコンからなるオーバーコート膜(絶縁膜)13が設けられている。ソース電9の所定の箇所に対応する部分におけるオーバーコート膜13にはソース電極用コンタクトホール14が設けられている。オーバーコート膜13の上面の所定の箇所にはITO等の金属酸化物からなる画素電極15がソース電極用コンタクトホール14を介してソース電極9に接続されて設けられている。
次に、ゲートライン用外部接続端子21の部分について説明する。ガラス基板1の上面の所定の箇所には、ゲートライン3と同一の金属からなるゲートライン用外部接続端子21がゲートライン3の一端部に接続されて設けられている。ゲートライン用外部接続端子21の所定の箇所に対応する部分におけるオーバーコート膜13およびゲート絶縁膜4にはゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール22が設けられている。オーバーコート膜13の上面の所定の箇所には、画素電極15と同一の金属酸化物からなる上層ゲートライン用外部接続端子23がゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール22を介してゲートライン用外部接続端子21に接続されて設けられている。
次に、ドレインライン用外部接続端子31の部分について説明する。ゲート絶縁膜4上の所定の箇所には、ドレインライン12と同一の金属からなるドレインライン用外部接続端子31は設けられている。この場合、ドレインライン用外部接続端子31は、ゲート絶縁膜4の上面に設けられた真性アモルファスシリコン膜31aの上面全体に設けられたn型アモルファスシリコン膜31bの上面全体に設けられている。したがって、ドレインライン用外部接続端子31は実質的には3層構造となっている。
そして、真性アモルファスシリコン膜31a、n型アモルファスシリコン膜31bおよびドレインライン用外部接続端子31は、実質的には3層構造のドレインライン12の他端部における真性アモルファスシリコン膜12a、n型アモルファスシリコン膜12bおよびドレインライン12に接続されている。
ドレインライン用外部接続端子31の所定の箇所に対応する部分におけるオーバーコート膜13にはドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール32が設けられている。オーバーコート膜13の上面の所定の箇所には、画素電極15と同一の金属酸化物からなる上層ドレインライン用外部接続端子33がドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール32を介してドレインライン用外部接続端子31に接続されて設けられている。
次に、この薄膜トランジスタバネルの製造方法の一例について説明する。まず、図2に示すように、ガラス基板1の上面の所定の箇所に、スパッタ法により成膜されたCr等の金属からなる金属膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、ゲート電極2、該ゲート電極2に接続されたゲートライン3および該ゲートライン3の一端部に接続されたゲートライン用外部接続端子21を形成する。
次に、ゲート電極2、ゲートライン3およびゲートライン用外部接続端子21を含むガラス基板1の上面に、プラズマCVD法により、窒化シリコンからなるゲート絶縁膜4、真性アモルファスシリコン膜41および窒化シリコンからなるチャネル保護膜形成用膜42を連続して成膜する。次に、チャネル保護膜形成用膜42をフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、チャネル保護膜6を形成する。
次に、図3に示すように、チャネル保護膜6を含む真性アモルファスシリコン膜41の上面に、プラズマCVD法により、n型アモルファスシリコン膜43を成膜する。次に、n型アモルファスシリコン膜43の上面に、スパッタ法により、Cr等の金属からなる金属膜44を成膜する。
次に、金属膜44の上面の各所定の箇所に、印刷等により塗布されたレジスト膜あるいはラミネートされたドライフィルムレジストをフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、ソース電極形成用レジスト膜45a、ドレイン電極形成用レジスト膜45b、ドレインライン形成用レジスト膜45cおよびドレインライン用外部接続端子形成用レジスト膜45dを形成する。
次に、レジスト膜45a、45b、45c、45dをマスクとして金属膜44をウェットエッチングし、次いでレジスト膜45a、45b、45c、45dおよびチャネル保護膜6をマスクとしてn型アモルファスシリコン膜43および真性アモルファスシリコン膜41を連続してドライエッチングすると、図4に示すようになる。
すなわち、ソース電極形成用レジスト膜45a下にソース電極9および一方のオーミックコンタクト層7が形成される。ドレイン電極形成用レジスト膜45b下にドレイン電極10および他方のオーミックコンタクト層8が形成される。2つのオーミックコンタクト層7、8およびチャネル保護膜6下に半導体薄膜5が形成される。
ドレインライン形成用レジスト膜45c下にドレインライン12、n型アモルファスシリコン膜12bおよび真性アモルファスシリコン膜12aが形成される。ドレインライン用外部接続端子形成用レジスト膜45d下にドレインライン用外部接続端子31、n型アモルファスシリコン膜31bおよび真性アモルファスシリコン膜31aが形成される。次に、レジスト膜45a、45b、45c、45dを剥離する。
次に、図5に示すように、薄膜トランジスタ11、ドレインライン12およびドレインライン用外部接続端子31を含むゲート絶縁膜4の上面に、プラズマCVD法により、窒化シリコンからなるオーバーコート膜13を成膜する。次に、図6に示すように、フォトリソグラフィ法により、オーバーコート膜13の各所定の箇所にソース電極用コンタクトホール14およびドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール32を形成し、且つ、オーバーコート膜13およびゲート絶縁膜4の所定の箇所にゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール22を連続して形成する。
この場合、コンタクトホール14、22、32をドライエッチングにより形成すると、各コンタクトホール14、22、32を介して露出されたCr等の金属からなるソース電極9、ゲートライン用外部接続端子21およびドレインライン用外部接続端子31の各上面がドライエッチングによるプラズマダメージを受けたり、エッチングガスにさらされたりすることにより、当該各上面に変質層46、47、48が形成される。
次に、変質層46、47、48を処理液を用いて除去する。変質層46、47、48がCrの変質層である場合には、処理液としてHNO3、HCl、H2Oの混合液を用いて、変質層46、47、48を除去する。すると、図7に示すように、各コンタクトホール14、22、32を介してソース電極9、ゲートライン用外部接続端子21およびドレインライン用外部接続端子31の各上面が露出される。
次に、図1に示すように、オーバーコート膜13の上面の各所定の箇所に、スパッタ法により成膜されたITO等の金属酸化物からなる金属酸化膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、画素電極15をソース電極用コンタクトホール14を介してソース電極9に接続させて形成し、また上層ゲートライン用外部接続端子23をゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール22を介してゲートライン用外部接続端子21に接続させて形成し、さらに上層ドレインライン用外部接続端子33をドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール32を介してドレインライン用外部接続端子31に接続させて形成する。かくして、図1に示す薄膜トランジスタパネルが得られる。
このようにして得られた薄膜トランジスタパネルでは、ドライエッチングにより形成された各コンタクトホール14、22、32を介して露出されたソース電極9、ゲートライン用外部接続端子21およびドレインライン用外部接続端子31の各上面に形成された変質層46、47、48を除去しているので、画素電極15とソース電極9との間、上層ゲートライン用外部接続端子23とゲートライン用外部接続端子21との間および上層ドレインライン用外部接続端子33とドレインライン用外部接続端子31との間の接続抵抗が増大することがなく、良好なコンタクトを得ることができる。
ここで、上記のような変質層除去処理を行なうことによって得られた薄膜トランジスタパネル(以下、本発明品という)と行なわないことによって得られた薄膜トランジスタパネル(以下、比較品という)とを用意し、ソース電極9と画素電極15との間の接続抵抗値(100μm□)を調べたところ、図8に示す結果が得られた。この場合、ソース電極9はCrによって形成し、画素電極15はITOによって形成し、処理液はHNO3、HCl、H2Oの混合液を用いた。図8(対数目盛)から明らかなように、接続抵抗値は、比較品の場合には約1000Ω〜約6000Ωと比較的高く、本発明品の場合には約100Ω〜約250Ωと比較的低い。
(第2実施形態)
図9はこの発明の第2実施形態としての製造方法により製造された薄膜トランジスタパネルの要部の断面図を示す。この薄膜トランジスタパネルにおいて、図1に示す薄膜トランジスタパネルと異なる点は、ソース電極9の上面においてソース電極用コンタクトホール14以外の領域に変質層46が形成され、ドレイン電極10の上面に変質層49が形成され、ドレインライン12の上面に変質層50が形成され、ドレインライン用外部接続端子31の上面においてドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール32以外の領域に変質層48が形成されている点である。
次に、この薄膜トランジスタパネルの製造方法の一例について説明する。この場合、図3に示す工程において、レジスト膜45a、45b、45c、45dをマスクとして金属膜44をウェットエッチングすると、図10に示すように、ソース電極形成用レジスト膜45a下にソース電極9が形成され、ドレイン電極形成用レジスト膜45b下にドレイン電極10が形成され、ドレインライン形成用レジスト膜45c下にドレインライン12が形成され、ドレインライン用外部接続端子形成用レジスト膜45d下にドレインライン用外部接続端子31が形成される。
次に、レジスト膜45a、45b、45c、45dを剥離する。次に、ソース電極9、ドレイン電極10、ドレインライン12、ドレインライン用外部接続端子31およびチャネル保護膜6をマスクとしてn型アモルファスシリコン膜43および真性アモルファスシリコン膜41を連続してドライエッチングすると、図11に示すようになる。
すなわち、ソース電極9下に一方のオーミックコンタクト層7が形成される。ドレイン電極10下に他方のオーミックコンタクト層8が形成される。2つのオーミックコンタクト層7、8およびチャネル保護膜6下に半導体薄膜5が形成される。ドレインライン12下にn型アモルファスシリコン膜12bおよび真性アモルファスシリコン膜12aが形成される。ドレインライン用外部接続端子31下にn型アモルファスシリコン膜31bおよび真性アモルファスシリコン膜31aが形成される。
この場合、n型アモルファスシリコン膜43および真性アモルファスシリコン膜41をドライエッチングすると、ソース電極9、ドレイン電極10、ドレインライン12およびドレインライン用外部接続端子31の各上面がドライエッチングによるプラズマダメージを受けたり、エッチングガスにさらされたりすることにより、当該各上面に変質層46、49、50、48が形成される。
次に、図12に示すように、薄膜トランジスタ11、ドレインライン12およびドレインライン用外部接続端子31を含むゲート絶縁膜4の上面に、プラズマCVD法により、窒化シリコンからなるオーバーコート膜13を成膜する。次に、フォトリソグラフィ法により、オーバーコート膜13の各所定の箇所にソース電極用コンタクトホール14およびドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール32を形成し、且つ、オーバーコート膜13およびゲート絶縁膜4の所定の箇所にゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール22を連続して形成する。
この状態では、ソース電極用コンタクトホール14およびドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール32を介して、ソース電極9およびドレインライン用外部接続端子31の各上面に形成された変質層46、48が露出される。また、コンタクトホール14、22、32をドライエッチングにより形成すると、ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール32を介して露出されたゲートライン用外部接続端子21の上面がドライエッチングによるプラズマダメージを受けたり、エッチングガスにさらされたりすることにより、当該上面に変質層47が形成される。
次に、各コンタクトホール14、22、32を介して露出された変質層46、47、48を処理液を用いて除去する。変質層46、47、48がCrの変質層である場合には、処理液としてHNO3、HCl、H2Oの混合液を用いて、変質層46、47、48を除去する。すると、図13に示すように、各コンタクトホール14、22、32を介してソース電極9、ゲートライン用外部接続端子21およびドレインライン用外部接続端子31の各上面が露出される。
次に、図9に示すように、オーバーコート膜13の上面の各所定の箇所に、スパッタ法により成膜されたITO等の金属酸化物からなる金属酸化膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、画素電極15をソース電極用コンタクトホール14を介してソース電極9に接続させて形成し、また上層ゲートライン用外部接続端子23をゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール22を介してゲートライン用外部接続端子21に接続させて形成し、さらに上層ドレインライン用外部接続端子33をドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール32を介してドレインライン用外部接続端子31に接続させて形成する。かくして、図9に示す薄膜トランジスタパネルが得られる。
このようにして得られた薄膜トランジスタでも、ドライエッチングにより形成された各コンタクトホール14、22、32を介して露出されたソース電極9、ゲートライン用外部接続端子21およびドレインライン用外部接続端子31の各上面に形成された変質層46、47、48を除去しているので、画素電極15とソース電極9との間、上層ゲートライン用外部接続端子23とゲートライン用外部接続端子21との間および上層ドレインライン用外部接続端子33とドレインライン用外部接続端子31との間の接続抵抗が増大することがなく、良好なコンタクトを得ることができる。
この場合、ソース電極9の上面においてソース電極用コンタクトホール14以外の領域に変質層46が形成され、ドレイン電極10の上面に変質層49が形成され、ドレインライン12の上面に変質層50が形成され、ドレインライン用外部接続端子31の上面においてドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール32以外の領域に変質層48が形成されているが、別に問題はない。
ところで、上記第1実施形態の製造方法では、図4に示すように、レジスト膜45a、45b、45c、45dおよびチャネル保護膜6をマスクとしてn型アモルファスシリコン膜43および真性アモルファスシリコン膜41を連続してドライエッチングしているので、レジスト膜45a、45b、45c、45dがドライエッチングによりダメージを受け、レジスト剥離液を用いて剥離しても、レジスト残りが発生しやすい。
これに対し、上記第2実施形態の製造方法では、図10に示すレジスト膜45a、45b、45c、45dを剥離し、次いで、ソース電極9、ドレイン電極10、ドレインライン12、ドレインライン用外部接続端子31およびチャネル保護膜6をマスクとしてn型アモルファスシリコン膜43および真性アモルファスシリコン膜41を連続してドライエッチングしているので、レジスト膜45a、45b、45c、45dがドライエッチングによるダメージを受けることがなく、レジスト残りが発生しにくいようにすることができる。
(第3実施形態)
図14はこの発明の第3実施形態としての製造方法により製造された薄膜トランジスタパネルの要部の断面図を示す。この薄膜トランジスタパネルにおいて、図1に示す薄膜トランジスタパネルと異なる点は、ソース電極9、ドレイン電極10、ドレインライン12およびドレインライン用外部接続端子31の各上面にITO等の金属酸化物からなるソース電極用金属酸化膜9a、ドレイン電極用金属酸化膜10a、ドレインライン用金属酸化膜12cおよびドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜31cを形成した点である。
この場合、ドレインライン12上に形成されたドレインライン用金属酸化膜12cの一端部はドレイン電極用金属酸化膜10aに接続されている。ドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜31cは、ドレインライン12上に形成されたドレインライン用金属酸化膜12cの他端部に接続されている。
次に、この薄膜トランジスタパネルの製造方法の一例について説明する。この場合、図2に示す工程後に、図15に示すように、チャネル保護膜6を含む真性アモルファスシリコン膜41の上面に、プラズマCVD法により、n型アモルファスシリコン膜43を成膜する。次に、n型アモルファスシリコン膜43の上面に、スパッタ法により、Cr等の金属からなる金属膜44およびITO等の金属酸化物からなる金属酸化膜51を連続して成膜する。
次に、金属酸化膜51の上面の各所定の箇所に、印刷等により塗布されたレジスト膜あるいはラミネートされたドライフィルムレジストをフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、ソース電極形成用レジスト膜45a、ドレイン電極形成用レジスト膜45b、ドレインライン形成用レジスト膜45cおよびドレインライン用外部接続端子形成用レジスト膜45dを形成する。
次に、レジスト膜45a、45b、45c、45dをマスクとして金属酸化膜51および金属膜44を連続してウェットエッチングすると、図16に示すように、ソース電極形成用レジスト膜45a下にソース電極用金属酸化膜9aおよびソース電極9が形成され、ドレイン電極形成用レジスト膜45b下にドレイン電極用金属酸化膜10aおよびドレイン電極10が形成され、ドレインライン形成用レジスト膜45c下にドレインライン用金属酸化膜12cおよびドレインライン12が形成され、ドレインライン用外部接続端子形成用レジスト膜45d下にドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜31cおよびドレインライン用外部接続端子31が形成される。
次に、レジスト膜45a、45b、45c、45dを剥離する。次に、金属酸化膜9a、10a、12c、31cおよびチャネル保護膜6をマスクとしてn型アモルファスシリコン膜43および真性アモルファスシリコン膜41を連続してドライエッチングすると、図17に示すようになる。
すなわち、ソース電極9下に一方のオーミックコンタクト層7が形成される。ドレイン電極10下に他方のオーミックコンタクト層8が形成される。2つのオーミックコンタクト層7、8およびチャネル保護膜6下に半導体薄膜5が形成される。ドレインライン12下にn型アモルファスシリコン膜12bおよび真性アモルファスシリコン膜12aが形成される。ドレインライン用外部接続端子31下にn型アモルファスシリコン膜31bおよび真性アモルファスシリコン膜31aが形成される。
この場合、n型アモルファスシリコン膜43および真性アモルファスシリコン膜41をドライエッチングしても、Cr等の金属からなるソース電極9、ドレイン電極10、ドレインライン12およびドレインライン用外部接続端子31の各上面はITO等の金属酸化物からなる各金属酸化膜9a、10a、12c、31cによって覆われているので、ソース電極9、ドレイン電極10、ドレインライン12およびドレインライン用外部接続端子31の各上面に変質層が形成されることはない。
また、ITO等の金属酸化物からなるソース電極用金属酸化膜9a、10a、12c、31cの各上面はドライエッチングによるプラズマダメージに強く、またエッチングガスにさらされても変質しないため、当該各上面に変質層が形成されることはない。さらに、n型アモルファスシリコン膜43および真性アモルファスシリコン膜41をドライエッチングするとき、レジスト膜45a、45b、45c、45dはすでに剥離されているため、レジスト残りが発生しにくいようにすることができる。
次に、図18に示すように、薄膜トランジスタ11、ドレインライン用金属酸化膜12cおよびドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜31cを含むゲート絶縁膜4の上面に、プラズマCVD法により、窒化シリコンからなるオーバーコート膜13を成膜する。次に、フォトリソグラフィ法により、オーバーコート膜13の各所定の箇所にソース電極用コンタクトホール14およびドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール32を形成し、且つ、オーバーコート膜13およびゲート絶縁膜4の所定の箇所にゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール22を連続して形成する。
この場合、コンタクトホール14、22、32をドライエッチングにより形成すると、ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール32を介して露出されたゲートライン用外部接続端子21の上面がドライエッチングによるプラズマダメージを受けたり、エッチングガスにさらされたりすることにより、当該上面に変質層47が形成される。一方、ソース電極用コンタクトホール14およびドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール32を介して露出されたソース電極用金属酸化膜9aおよびドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜31cの各上面には変質層は形成されない。
次に、ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール22を介して露出された変質層47を処理液を用いて除去する。変質層47がCrの変質層である場合には、処理液としてHNO3、HCl、H2Oの混合液を用いて、変質層47を除去する。すると、図19に示すように、ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール22を介してゲートライン用外部接続端子21の上面が露出される。
次に、図14に示すように、オーバーコート膜13の上面の各所定の箇所に、スパッタ法により成膜されたITO等の金属酸化物からなる金属酸化膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、画素電極15をソース電極用コンタクトホール14を介してソース電極用金属酸化膜9aに接続させて形成し、また上層ゲートライン用外部接続端子23をゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール22を介してゲートライン用外部接続端子21に接続させて形成し、さらに上層ドレインライン用外部接続端子33をドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール32を介してドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜31cに接続させて形成する。かくして、図14に示す薄膜トランジスタパネルが得られる。
このようにして得られた薄膜トランジスタパネルでは、ソース電極用金属酸化膜9aおよびドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜31cの各上面がドライエッチングによるプラズマダメージに強く、またエッチングガスにさらされても変質していないため、これらの金属酸化膜9a、31cを介して、画素電極15とソース電極9との間および上層ドレインライン用外部接続端子33とドレインライン用外部接続端子31との間の接続抵抗が増大することがなく、良好なコンタクトを得ることができる。
また、ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール22を介して露出されたゲートライン用外部接続端子21の上面に形成された変質層47を除去しているので、上層ゲートライン用外部接続端子23とゲートライン用外部接続端子21との間の接続抵抗が増大することがなく、良好なコンタクトを得ることができる。
(第4実施形態)
図20はこの発明の第4実施形態としての製造方法により製造された薄膜トランジスタパネルの要部の断面図を示す。この薄膜トランジスタパネルにおいて、図14に示す薄膜トランジスタパネルと異なる点は、ゲート電極2、ゲートライン3およびゲートライン用外部接続端子21の各上面にITO等の金属酸化物からなるゲート電極用金属酸化膜2a、ゲートライン用金属酸化膜3aおよびゲートライン用外部接続端子用金属酸化膜21aを形成した点である。
この場合の製造方法としては、まず、ガラス基板1の上面に、スパッタ法により、Cr等の金属からなる金属膜およびITO等の金属酸化物からなる金属酸化膜を連続して成膜する。次に、この成膜された金属酸化膜および金属膜をフォトリソグラフィ法により連続してパターニングすると、ガラス基板1の上面の各所定の箇所に、ゲート電極2、ゲートライン3およびゲートライン用外部接続端子21が形成され、且つ、それらの上面に金属酸化膜2a、3a、21aが形成される。
以下の工程は、上記第3実施形態の場合と基本的には同じである。ただし、この場合、ゲートライン用外部接続端子21の上面にゲートライン用外部接続端子用金属酸化膜21aが形成されているため、図18に示すような工程において、コンタクトホール14、22、32をドライエッチングにより形成しても、ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール22を介して露出されるゲートライン用外部接続端子用金属酸化膜21aの上面に変質層は形成されない。したがって、この場合には、変質層を除去するための工程は不要である。
そして、この場合の製造方法により得られた薄膜トランジスタパネルでは、ソース電極用金属酸化膜9a、ゲートライン用外部接続端子用金属酸化膜21aおよびドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜31cの各上面がドライエッチングによるプラズマダメージに強く、またエッチングガスにさらされても変質していないため、これらの金属酸化膜9a、21a、31cを介して、画素電極15とソース電極9との間、上層ゲートライン用外部接続端子23とゲートライン用外部接続端子21との間および上層ドレインライン用外部接続端子33とドレインライン用外部接続端子31との間の接続抵抗が増大することがなく、良好なコンタクトを得ることができる。
この発明の第1実施形態としての製造方法により製造された薄膜トランジスタパネルの要部の断面図。 図1に示す薄膜トランジスタパネルの製造に際し、当初の工程の断面図。 図2に続く工程の断面図。 図3に続く工程の断面図。 図4に続く工程の断面図。 図5に続く工程の断面図。 図6に続く工程の断面図。 本発明品および比較品のソース電極と画素電極との間の接続抵抗値を説明するために示す図。 この発明の第2実施形態としての製造方法により製造された薄膜トランジスタパネルの要部の断面図。 図9に示す薄膜トランジスタパネルの製造に際し、所定の工程の断面図。 図10に続く工程の断面図。 図11に続く工程の断面図。 図12に続く工程の断面図。 この発明の第3実施形態としての製造方法により製造された薄膜トランジスタパネルの要部の断面図。 図14に示す薄膜トランジスタパネルの製造に際し、所定の工程の断面図。 図15に続く工程の断面図。 図16に続く工程の断面図。 図17に続く工程の断面図。 図18に続く工程の断面図。 この発明の第4実施形態としての製造方法により製造された薄膜トランジスタパネルの要部の断面図。
符号の説明
1 ガラス基板
2 ゲート電極
3 ゲートライン
4 ゲート絶縁膜
5 半導体薄膜
6 チャネル保護膜
7、8 オーミックコンタクト層
9 ソース電極
10 ドレイン電極
11 薄膜トランジスタ
12 ドレインライン
13 オーバーコート膜
14 ソース電極用コンタクトホール
15 画素電極
21 ゲートライン用外部接続端子
22 ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホール
23 上層ゲートライン用外部接続端子
31 ドレインライン用外部接続端子
32 ドレインライン用外部接続端子用コンタクトホール
33 上層ドレインライン用外部接続端子
41 真性アモルファスシリコン膜
42 チャネル保護膜形成用膜
43 n型アモルファスシリコン膜
44 金属膜
45a、45b、45c、45d レジスト膜
46、47、48 変質層

Claims (9)

  1. 基板上に金属からなるゲート電極、該ゲート電極に接続されたゲートラインおよび該ゲートラインの一端部に接続されたゲートライン用外部接続端子を形成する工程と、
    それらの上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上に金属からなるソース電極、ドレイン電極、該ドレイン電極に接続されたドレインラインおよび該ドレインラインの一端部に接続されたドレインライン用外部接続端子を形成する工程と、
    それらの上に絶縁膜を形成する工程と、
    ドライエッチングにより、前記絶縁膜にソース電極用コンタクトホールおよびドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールを形成し、且つ、前記絶縁膜および前記ゲート絶縁膜にゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを連続して形成する工程と、
    前記ソース電極用コンタクトホール、前記ドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールおよび前記ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを介して露出された前記ソース電極、前記ドレインライン用外部接続端子および前記ゲートライン用外部接続端子の各上面に前記ドライエッチングにより形成された変質層を除去する工程と、
    前記絶縁膜の上面に金属酸化物からなる画素電極、上層ドレインライン用外部接続端子および上層ゲートライン用外部接続端子を前記ソース電極用コンタクトホール、前記ドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールおよび前記ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを介して前記ソース電極、前記ドレインライン用外部接続端子および前記ゲートライン用外部接続端子に接続させて形成する工程と、
    を有することを特徴とする薄膜トランジスタパネルの製造方法。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記ソース電極、前記ドレイン電極、前記ドレインラインおよび前記ドレインライン用外部接続端子を形成する工程は、前記ゲート絶縁膜上に真性アモルファスシリコン膜を成膜し、前記ゲート電極上における前記真性アモルファスシリコン膜上にチャネル保護膜を形成し、前記チャネル保護膜を含む前記真性アモルファスシリコン膜上にn型アモルファスシリコン膜および金属膜を連続して成膜し、前記金属膜上にソース電極形成用レジスト膜、ドレイン電極形成用レジスト膜、ドレインライン形成用レジスト膜およびドレインライン用外部接続端子形成用レジスト膜を形成し、前記各レジスト膜をマスクとして前記金属膜をウェットエッチングし、次いで前記各レジスト膜および前記チャネル保護膜をマスクとして前記n型アモルファスシリコン膜および前記真性アモルファスシリコン膜を連続してドライエッチングする工程であることを特徴とする薄膜トランジスタパネルの製造方法。
  3. 請求項1に記載の発明において、前記ソース電極、前記ドレイン電極、前記ドレインラインおよび前記ドレインライン用外部接続端子を形成する工程は、前記ゲート絶縁膜上に真性アモルファスシリコン膜を成膜し、前記ゲート電極上における前記真性アモルファスシリコン膜上にチャネル保護膜を形成し、前記チャネル保護膜を含む前記真性アモルファスシリコン膜上にn型アモルファスシリコン膜および金属膜を連続して成膜し、前記金属膜上にソース電極形成用レジスト膜、ドレイン電極形成用レジスト膜、ドレインライン形成用レジスト膜およびドレインライン用外部接続端子形成用レジスト膜を形成し、前記各レジスト膜をマスクとして前記金属膜をウェットエッチングして前記ソース電極、前記ドレイン電極、前記ドレインラインおよび前記ドレインライン用外部接続端子を形成し、前記各レジスト膜を剥離し、前記ソース電極、前記ドレイン電極、前記ドレインライン、前記ドレインライン用外部接続端子および前記チャネル保護膜をマスクとして前記n型アモルファスシリコン膜および前記真性アモルファスシリコン膜を連続してドライエッチングする工程であることを特徴とする薄膜トランジスタパネルの製造方法。
  4. 基板上に金属からなるゲート電極、該ゲート電極に接続されたゲートラインおよび該ゲートラインの一端部に接続されたゲートライン用外部接続端子を形成する工程と、
    それらの上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上に金属からなるソース電極、ドレイン電極、該ドレイン電極に接続されたドレインラインおよび該ドレインラインの一端部に接続されたドレインライン用外部接続端子を形成するとともに、こられの上に金属酸化物からなるソース電極用金属酸化膜、ドレイン電極用金属酸化膜、ドレインライン用金属酸化膜およびドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜を形成する工程と、
    それらの上に絶縁膜を形成する工程と、
    ドライエッチングにより、前記絶縁膜にソース電極用コンタクトホールおよびドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールを形成し、且つ、前記絶縁膜および前記ゲート絶縁膜にゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを連続して形成する工程と、
    前記ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを介して露出された前記ゲートライン用外部接続端子の上面に前記ドライエッチングにより形成された変質層を除去する工程と、
    前記絶縁膜の上面に金属酸化物からなる画素電極、上層ドレインライン用外部接続端子および上層ゲートライン用外部接続端子を前記ソース電極用コンタクトホール、前記ドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールおよび前記ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを介して前記ソース電極用金属酸化膜、前記ドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜および前記ゲートライン用外部接続端子に接続させて形成する工程と、
    を有することを特徴とする薄膜トランジスタパネルの製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記金属はCrであり、前記変質層の除去はHNO3、HCl、H2Oの混合液を用いて行なうことを特徴とする薄膜トランジスタパネルの製造方法。
  6. 請求項5に記載の発明において、前記金属酸化物はITOであることを特徴とする薄膜トランジスタパネルの製造方法。
  7. 基板上に金属からなるゲート電極、該ゲート電極に接続されたゲートラインおよび該ゲートラインの一端部に接続されたゲートライン用外部接続端子を形成するとともに、こられの上にゲート電極用金属酸化膜、ゲートライン用金属酸化膜およびゲートライン用外部接続端子用金属酸化膜を形成する工程と、
    それらの上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上に金属からなるソース電極、ドレイン電極、該ドレイン電極に接続されたドレインラインおよび該ドレインラインの一端部に接続されたドレインライン用外部接続端子を形成するとともに、こられの上に金属酸化物からなるソース電極用金属酸化膜、ドレイン電極用金属酸化膜、ドレインライン用金属酸化膜およびドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜を形成する工程と、
    それらの上に絶縁膜を形成する工程と、
    ドライエッチングにより、前記絶縁膜にソース電極用コンタクトホールおよびドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールを形成し、且つ、前記絶縁膜および前記ゲート絶縁膜にゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを連続して形成する工程と、
    前記絶縁膜の上面に金属酸化物からなる画素電極、上層ドレインライン用外部接続端子および上層ゲートライン用外部接続端子を前記ソース電極用コンタクトホール、前記ドレインライン用外部接続端子用コンタクトホールおよび前記ゲートライン用外部接続端子用コンタクトホールを介して前記ソース電極用金属酸化膜、前記ドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜および前記ゲートライン用外部接続端子用金属酸化膜に接続させて形成する工程と、
    を有することを特徴とする薄膜トランジスタパネルの製造方法。
  8. 請求項4または7に記載の発明において、前記ソース電極、前記ドレイン電極、前記ドレインラインおよび前記ドレインライン用外部接続端子を形成するとともに、こられの上に前記ソース電極用金属酸化膜、前記ドレイン電極用金属酸化膜、前記ドレインライン用金属酸化膜および前記ドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜を形成する工程は、前記ゲート絶縁膜上に真性アモルファスシリコン膜を成膜し、前記ゲート電極上における前記真性アモルファスシリコン膜上にチャネル保護膜を形成し、前記チャネル保護膜を含む前記真性アモルファスシリコン膜上にn型アモルファスシリコン膜、金属膜および金属酸化膜を連続して成膜し、前記金属酸化膜上にソース電極形成用レジスト膜、ドレイン電極形成用レジスト膜、ドレインライン形成用レジスト膜およびドレインライン用外部接続端子形成用レジスト膜を形成し、前記各レジスト膜をマスクとして前記金属酸化膜および前記金属膜を連続してウェットエッチングして前記ソース電極、前記ドレイン電極、前記ドレインラインおよび前記ドレインライン用外部接続端子を形成するとともに、こられの上に前記ソース電極用金属酸化膜、前記ドレイン電極用金属酸化膜、前記ドレインライン用金属酸化膜および前記ドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜を形成し、前記各レジスト膜を剥離し、前記ソース電極用金属酸化膜、前記ドレイン電極用金属酸化膜、前記ドレインライン用金属酸化膜、前記ドレインライン用外部接続端子用金属酸化膜および前記チャネル保護膜をマスクとして前記n型アモルファスシリコン膜および前記真性アモルファスシリコン膜を連続してドライエッチングする工程であることを特徴とする薄膜トランジスタパネルの製造方法。
  9. 請求項4、7、8のいずれかに記載の発明において、前記金属はCrであり、前記金属酸化物はITOであることを特徴とする薄膜トランジスタパネルの製造方法。
JP2006321218A 2006-11-29 2006-11-29 薄膜トランジスタパネルおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP5200366B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006321218A JP5200366B2 (ja) 2006-11-29 2006-11-29 薄膜トランジスタパネルおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006321218A JP5200366B2 (ja) 2006-11-29 2006-11-29 薄膜トランジスタパネルおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008135598A true JP2008135598A (ja) 2008-06-12
JP5200366B2 JP5200366B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=39560236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006321218A Expired - Fee Related JP5200366B2 (ja) 2006-11-29 2006-11-29 薄膜トランジスタパネルおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5200366B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012069808A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Casio Comput Co Ltd 薄膜トランジスタ基板の製造方法
JP2012099721A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Mitsubishi Electric Corp 薄膜トランジスタアレイ基板、及び液晶表示装置
CN103579794A (zh) * 2012-07-30 2014-02-12 泰科电子公司 同轴电缆组件
JP2020010030A (ja) * 2018-07-02 2020-01-16 シャープ株式会社 アクティブマトリクス基板およびアクティブマトリクス基板の製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5984525A (ja) * 1982-11-08 1984-05-16 Hitachi Ltd 薄膜素子の製造方法
JPH07321202A (ja) * 1994-05-25 1995-12-08 Fuji Xerox Co Ltd 多層配線の形成方法
JPH10232409A (ja) * 1996-12-18 1998-09-02 Nec Corp 薄膜トランジスタアレイ基板およびその製造方法
WO2003088193A1 (fr) * 2002-04-16 2003-10-23 Sharp Kabushiki Kaisha Substrat, affichage a cristaux liquides comprenant ce substrat et procede de production du substrat
JP2005340569A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Casio Comput Co Ltd 金属膜パターンの形成方法および金属膜パターンを備えた薄膜トランジスタパネル
JP2006235284A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Casio Comput Co Ltd 表示装置およびその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5984525A (ja) * 1982-11-08 1984-05-16 Hitachi Ltd 薄膜素子の製造方法
JPH07321202A (ja) * 1994-05-25 1995-12-08 Fuji Xerox Co Ltd 多層配線の形成方法
JPH10232409A (ja) * 1996-12-18 1998-09-02 Nec Corp 薄膜トランジスタアレイ基板およびその製造方法
WO2003088193A1 (fr) * 2002-04-16 2003-10-23 Sharp Kabushiki Kaisha Substrat, affichage a cristaux liquides comprenant ce substrat et procede de production du substrat
JP2005340569A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Casio Comput Co Ltd 金属膜パターンの形成方法および金属膜パターンを備えた薄膜トランジスタパネル
JP2006235284A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Casio Comput Co Ltd 表示装置およびその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012069808A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Casio Comput Co Ltd 薄膜トランジスタ基板の製造方法
JP2012099721A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Mitsubishi Electric Corp 薄膜トランジスタアレイ基板、及び液晶表示装置
US8908117B2 (en) 2010-11-04 2014-12-09 Mitsubishi Electric Corporation Thin film transistor array substrate and liquid crystal display apparatus comprising a transparent conductive film pattern having a first type pattern and a second type pattern
CN103579794A (zh) * 2012-07-30 2014-02-12 泰科电子公司 同轴电缆组件
JP2020010030A (ja) * 2018-07-02 2020-01-16 シャープ株式会社 アクティブマトリクス基板およびアクティブマトリクス基板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5200366B2 (ja) 2013-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4823989B2 (ja) Tft―lcdアレイ基板及びその製造方法
KR100445286B1 (ko) 액정 표시 장치 및 그 제조 방법
JP5333160B2 (ja) 薄膜トランジスタおよびその製造方法
KR100865451B1 (ko) 박막 트랜지스터 lcd 화소 유닛 및 그 제조방법
JP5234301B2 (ja) 薄膜トランジスタ、薄膜トランジスタアレイ基板、液晶表示装置およびそれらの製造方法
JP5777153B2 (ja) アレイ基板のマザーボードの製造方法
JP2008166765A (ja) Tftアレイ構造及びその製造方法
JP2006100760A (ja) 薄膜トランジスタおよびその製造方法
US20150340455A1 (en) Thin film transistor and method of fabricating the same, array substrate and method of fabricating the same, and display device
JP2007157916A (ja) Tft基板及びtft基板の製造方法
CN106847704B (zh) 对金属层表面粗糙化处理的方法、薄膜晶体管及制作方法
JP2004172150A (ja) 積層構造配線の製造方法
WO2014161238A1 (zh) 阵列基板制备方法及阵列基板和显示装置
JP5788259B2 (ja) 薄膜トランジスタ表示板の製造方法
JP5200366B2 (ja) 薄膜トランジスタパネルおよびその製造方法
JP2008060099A (ja) 薄膜トランジスタおよびその製造方法
JP2002258319A (ja) 液晶表示装置
TWI459477B (zh) 畫素結構及其製作方法
JPH10173198A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JP2008098642A (ja) 薄膜トランジスタ基板の製造方法
JP2006235284A (ja) 表示装置およびその製造方法
JP2009117620A (ja) 画像読取装置およびその製造方法
JP2002110631A (ja) 多層薄膜パターンの製造方法
JP5087825B2 (ja) アクティブ基板の製造方法
KR101813719B1 (ko) 박막트랜지스터 어레이 기판의 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080515

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees