JP2008060099A - 薄膜トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 薄膜トランジスタの低抵抗のオーミックコンタクト層を酸化亜鉛膜によってバラツキが生じないように形成する。
【解決手段】 真性酸化亜鉛からなるオーミックコンタクト層(13、14)形成用膜をスパッタリングにより成膜する。この状態では、オーミックコンタクト層形成用膜は高抵抗である。次に、オーミックコンタクト層形成用膜の上面に、プラズマCVD法により、窒化シリコンからなる第1の保護膜(15、16)形成用膜を成膜する。すると、オーミックコンタクト層形成用膜の抵抗が著しく低下する。この場合、オーミックコンタクト層形成用膜の成膜は、亜鉛をターゲットとして、酸素ガスを用いた反応性スパッタリングにより行うと、ターゲットが1つで亜鉛のみからなるので、低抵抗のオーミックコンタクト層13、14をn型不純物を含まない酸化亜鉛によってバラツキが生じないように形成することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は薄膜トランジスタおよびその製造方法に関する。
薄膜トランジスタを備えた液晶表示装置で用いられる透明導電膜には、透明性と低抵抗化を要求されることから、透明性を有する真性の酸化亜鉛(ZnO)膜では高抵抗であるが、n型不純物(例えばガリウム)がドーピングされた酸化亜鉛膜では低抵抗となるので、このようなn型不純物がドーピングされた酸化亜鉛膜によって形成するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−50229号公報
ところで、n型不純物(ガリウム)がドーピングされた酸化亜鉛膜をスパッタリングにより成膜する方法としては、ガリウム−酸化亜鉛物(GaZnO)をターゲットとして成膜する方法、あるいは、ガリウムおよび亜鉛を別々のターゲットとして、酸素ガスを用いた反応性スパッタリングにより成膜する方法がある。
しかしながら、ガリウム−酸化亜鉛物をターゲットとして成膜する方法では、ターゲットが化合物であるため、その精製が困難であり、すなわち、ターゲットの化学的均一性を得ることが困難であり、成膜されたn型酸化亜鉛膜にバラツキが生じてしまうという問題がある。一方、ガリウムおよび亜鉛を別々のターゲットとして成膜する方法では、ターゲットが2つであるため、成膜されたn型酸化亜鉛膜の化学的均一性を得ることが困難であり、成膜されたn型酸化亜鉛膜にバラツキが生じてしまうという問題がある。
そこで、この発明は、低抵抗の透明導電膜を酸化亜鉛によってバラツキが生じないように形成することができる薄膜トランジスタおよびその製造方法を提供することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するため、成膜された酸化亜鉛膜上に窒化シリコン膜を成膜し、該窒化シリコン膜の成膜により、前記酸化亜鉛膜を低抵抗化するようにしたことを特徴とするものである。
この発明によれば、成膜された酸化亜鉛膜上に窒化シリコン膜を成膜することにより、バラツキが小さい低抵抗の透明導電膜を形成することができる。
(第1実施形態)
図1(A)はこの発明の第1実施形態としての薄膜トランジスタを備えた液晶表示装置の要部の透過平面図を示し、図1(B)は図1(A)のB−B線に沿う断面図を示す。この液晶表示装置はガラス基板1を備えている。ガラス基板1の上面側には、マトリクス状に配置された複数の画素電極2と、各画素電極2に接続された薄膜トランジスタ3と、行方向に配置され、各薄膜トランジスタ3に走査信号を供給する走査ライン4と、列方向に配置され、各薄膜トランジスタ3にデータ信号を供給するデータライン5とが設けられている。
すなわち、ガラス基板1の上面の各所定の箇所にはアルミニウム、クロム、ITO等からなるソース電極11、ドレイン電極12および該ドレイン電極12に接続されたデータライン5が設けられている。ソース電極11の上面のドレイン電極12側には後述の如く低抵抗化された真性の酸化亜鉛(ZnO)膜からなる一方のオーミックコンタクト層13が設けられている。データライン5の一部を含むドレイン電極12の上面のソース電極11側には同じく後述の如く低抵抗化された真性の酸化亜鉛膜からなる他方のオーミックコンタクト層14が設けられている。
この場合、オーミックコンタクト層13、14の互いに対向する端面13a、14aはソース電極11およびドレイン電極12の互いに対向する端面11a、12aと同一形状となっている。そして、オーミックコンタクト層13、14の端面11a、12aの間隔がチャネル長Lとなっており、オーミックコンタクト層13、14のチャネル長Lに直交する方向の寸法がチャネル幅Wとなっている。
オーミックコンタクト層13、14の上面には窒化シリコンからなる第1の保護膜15、16が設けられている。第1の保護膜15、16の中央部にはコンタクトホール17、18が設けられている。ここで、第1の保護膜15、16とオーミックコンタクト層13、14とは、図1(A)に図示される如く、平面外形形状が同一である。
コンタクトホール17、18を介して露出されたオーミックコンタクト層13、14の上面を含む第1の保護膜15、16の上面全体およびその間のガラス基板1の上面には真性の酸化亜鉛(ZnO)からなる半導体薄膜19が設けられている。半導体薄膜19の上面全体には酸化シリコンからなる第2の保護膜20が設けられている。この場合、第2の保護膜20と半導体薄膜19とは、図1(A)に図示される如く、平面形状が同一である。
第2の保護膜20、ソース電極11、ドレイン電極12およびデータライン5を含むガラス基板1の上面には窒化シリコンからなる絶縁膜21が設けられている。絶縁膜21の上面の各所定の箇所にはアルミニウム、クロム、ITO等からなるゲート電極22および該ゲート電極22に接続された走査ライン4が設けられている。
ここで、ソース電極11、ドレイン電極12、オーミックコンタクト層13、14、第1の保護膜15、16、半導体薄膜19、第2の保護膜20、絶縁膜21およびゲート電極22により、トツプゲート構造の薄膜トランジスタ3が構成されている。この場合、薄膜トランジスタ3のゲート絶縁膜は、第2の保護膜20および絶縁膜21によって形成されている。
ゲート電極22および走査ライン4を含む絶縁膜21の上面には窒化シリコンからなるオーバーコート膜23が設けられている。ソース電極11の所定の箇所に対応する部分におけるオーバーコート膜23および絶縁膜21にはコンタクトホール24が設けられている。オーバーコート膜20の上面の所定の箇所にはITO等の透明導電材料からなる画素電極2がコンタクトホール24を介してソース電極11に接続されて設けられている。
次に、この液晶表示装置の製造方法の一例について説明する。まず、図2(A)、(B)に示すように、ガラス基板1の上面の各所定の箇所に、スパッタリングにより成膜されたアルミニウム、クロム、ITO等からなる金属膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、ソース電極11、ドレイン電極12および該ドレイン電極12に接続されたデータライン5を形成する。
次に、ソース電極11、ドレイン電極12およびデータライン5を含むガラス基板1の上面に真性の酸化亜鉛(ZnO)からなるオーミックコンタクト層形成用膜31を成膜する。この場合、オーミックコンタクト層形成用膜31の成膜は、亜鉛をターゲットとして、酸素ガスを用いた反応性スパッタリングにより行うと、ターゲットが1つで亜鉛のみからなるので、オーミックコンタクト層形成用膜31をバラツキが生じないように成膜することができる。また、この状態では、オーミックコンタクト層形成用膜31は成膜されただけの酸化亜鉛膜によって形成されているので、高抵抗である。
次に、図3(A)、(B)に示すように、オーミックコンタクト層形成用膜31の上面に、プラズマCVD法により、窒化シリコンからなる第1の保護膜形成用膜32を成膜する。すると、酸化亜鉛からなるオーミックコンタクト層形成用膜31の抵抗が著しく低下し、低抵抗化される。
ここで、ガラス基板上に成膜された膜厚500Åの酸化亜鉛膜について、その200μm×8μmの領域の8μm方向の両側から20Vの電圧を印加したところ、電流値は概ね1〜10pAであり、高抵抗であった。これに対し、酸化亜鉛膜の上面にプラズマCVD法により窒化シリコン膜を成膜し、上記と同様の条件で電圧を印加したところ、電流値は概ね200mAであり、4〜5桁大きくなり、低抵抗であった。また、この後に、窒化シリコン膜をドライエッチングにより除去しても、酸化亜鉛膜は低抵抗のままであった。
したがって、酸化亜鉛からなるオーミックコンタクト層形成用膜31の上面にプラズマCVD法により窒化シリコンからなる第1の保護膜形成用膜32を成膜すると、オーミックコンタクト層形成用膜31は低抵抗化される。また、この後に、後述するが、第1の保護膜形成用膜32の一部をドライエッチングにより除去して、オーミックコンタクト層形成用膜31の一部を露出させても、この露出されたオーミックコンタクト層形成用膜31は低抵抗のままである。
次に、図4(A)、(B)に示すように、第1の保護膜形成用膜32の上面の各所定の箇所に、フォトリソグラフィ法により、第1の保護膜15、16形成用のレジストパターン33a、33bを形成する。次に、レジストパターン33a、33bをマスクとして、第1の保護膜形成用膜32をエッチングすると、図5(A)、(B)に示すように、レジストパターン33a、33b下に第1の保護膜15、16が形成される。
この場合、レジストパターン33a、33b下以外の領域における酸化亜鉛からなるオーミックコンタクト層形成用膜31の上面が露出される。ところで、酸化亜鉛は酸にもアルカリにも溶けやすく、エッチング耐性が極めて低い。そこで、窒化シリコンからなる第1の保護膜形成用膜32のエッチング方法は、第1の保護膜形成用膜32のエッチング速度は速いが、酸化亜鉛からなるオーミックコンタクト層形成用膜31をなるべく侵さないようにするために、六フッ化イオウ(SF6)を用いた反応性プラズマエッチング(ドライエッチング)が好ましい。
次に、レジストパターン33a、33bをレジスト剥離液を用いて剥離する。この場合、第1の保護膜15、16下以外の領域におけるオーミックコンタクト層形成用膜31の上面がレジスト剥離液に曝されるが、この曝された部分はデバイスエリア以外であるので、別に支障はない。すなわち、第1の保護膜15、16下のオーミックコンタクト層形成用膜31は第1の保護膜15、16によって保護されている。
次に、第1の保護膜15、16をマスクとして、オーミックコンタクト層形成用膜31をエッチングすると、図6(A)、(B)に示すように、第1の保護膜15、16下にオーミックコンタクト層13、14が形成される。この場合、酸化亜鉛からなるオーミックコンタクト層形成用膜31のエッチング液としては、加工の制御性を良好とするため、アルカリ水溶液を用いる。例えば、水酸化ナトリウム(NaOH)30wt%未満水溶液、好ましくは2〜10wt%水溶液を用いる。エッチング液の温度は、5〜40℃、好ましくは室温(22〜23℃)とする。
そして、エッチング液として水酸化ナトリウム(NaOH)5wt%水溶液(温度は室温(22〜23℃))を用いたところ、エッチング速度は約80nm/分であった。ところで、エッチング速度は、加工の制御性を考慮した場合、余り大きいと膜厚や密度等のばらつきの要因のためエッチング終了の制御が難しく、勿論、小さすぎれば生産性が低下する。そこで、エッチング速度は、一般的に、100〜200nm/分程度が好ましいと言われている。エッチング速度が約80nm/分の水酸化ナトリウム(NaOH)5wt%水溶液は、一応、満足できる範囲と言える。
以上のようにして形成されたオーミックコンタクト層13、14では、上述の如く、その元となる酸化亜鉛からなるオーミックコンタクト層形成用膜31をバラツキが生じないように成膜することができ、且つ、窒化シリコンからなる第1の保護膜形成用膜32の成膜によりオーミックコンタクト層形成用膜31を低抵抗化することができるので、n型不純物を含まなくても、低抵抗でバラツキが生じないように形成することができる。
なお、上記では、レジストパターン33a、33bを剥離した後、第1の保護膜15、16をマスクとして、オーミックコンタクト層形成用膜31をエッチングする順序としているが、オーミックコンタクト層形成用膜31をエッチングした後、レジストパターン33a、33bを剥離するようにしてもよい。
次に、図7(A)、(B)に示すように、フォトリソグラフィ法により、第1の保護膜15、16の中央部にコンタクトホール17、18を形成する。この場合、コンタクトホール17、18を介してオーミックコンタクト層13、14の上面が露出されるが、この露出されたオーミックコンタクト層13、14は低抵抗のままである。
また、コンタクトホール17、18を介してオーミックコンタクト層13、14の上面が露出されるため、窒化シリコンからなる第1の保護膜15、16にコンタクトホール17、18を形成するためのエッチング方法としては、六フッ化イオウ(SF6)を用いた反応性プラズマエッチング(ドライエッチング)が好ましい。
ところで、コンタクトホール13、14を形成するためのレジストパターン(図示せず)をレジスト剥離液を用いて剥離するとき、オーミックコンタクト層13、14の周側面およびコンタクトホール17、18を介して露出されたオーミックコンタクト層13、14の上面がレジスト剥離液に曝される。ここで、レジスト剥離液として、酸性もアルカリ性も呈さない(電解質を含まない)もの、例えば、単一の有機溶媒(例えばジメチルスルホキシド(DMSO))を用いても、レジスト剥離を良好に行えることは、発明者において確認されている。
そして、このレジスト剥離液により酸化亜鉛からなるオーミックコンタクト層13、14の周側面がエッチングされるが、その場合のサイドエッチング量はそれ程大きくなく、チャネル長Lに影響を与える程ではない。また、このレジスト剥離液によりコンタクトホール17、18を介して露出されたオーミックコンタクト層13、14の上面がエッチングされるが、オーミックコンタクト層13、14の膜減りは薄膜トランジスタの特性に影響を与えることがないので、問題はない。
次に、図8(A)、(B)に示すように、コンタクトホール17、18を介して露出されたオーミックコンタクト層13、14の上面、第1の保護膜15、16、ソース電極11、ドレイン電極12およびデータライン5を含むガラス基板1の上面に、上記反応性スパッタリングにより、真性の酸化亜鉛からなる半導体薄膜形成用膜19aを成膜する。
次に、半導体薄膜形成用膜19aの上面に、プラズマCVD法により、酸化シリコンからなる第2の保護膜形成用膜20aを成膜する。この場合、半導体薄膜形成用膜19aの上面に酸化シリコンからなる第2の保護膜形成用膜20aを成膜しても、半導体薄膜形成用膜19aは高抵抗のままであり、低抵抗化されることはない。
次に、第2の保護膜形成用膜20aの上面の所定の箇所に、フォトリソグラフィ法により、デバイスエリア形成用のレジストパターン34を形成する。次に、レジストパターン34をマスクとして、第2の保護膜形成用膜20aをエッチングすると、図9(A)、(B)に示すように、レジストパターン34下に第2の保護膜20が形成される。
この場合、レジストパターン34下以外の領域における半導体薄膜形成用膜19aの上面が露出される。そこで、酸化シリコンからなる第2の保護膜形成用膜20aのエッチング方法としては、第2の保護膜形成用膜20aのエッチング速度は速いが、酸化亜鉛からなる半導体薄膜形成用膜19aをなるべく侵さないようにするために、六フッ化イオウ(SF6)を用いた反応性プラズマエッチング(ドライエッチング)が好ましい。
次に、レジストパターン34をレジスト剥離液を用いて剥離する。この場合、第2の保護膜20下以外の領域における半導体薄膜形成用膜19aの上面がレジスト剥離液に曝されるが、この曝された部分はデバイスエリア以外であるので、別に支障はない。すなわち、第2の保護膜20下の半導体薄膜形成用膜19aは第2の保護膜20によって保護されている。
なお、この場合のレジスト剥離液として、酸性もアルカリ性も呈さない(電解質を含まない)もの、例えば、単一の有機溶媒(例えばジメチルスルホキシド(DMSO))を用いてもよい。また、ここで、図5に示すレジストパターン33a、33bを剥離するためのレジスト剥離液として、酸性もアルカリ性も呈さない(電解質を含まない)もの、例えば、単一の有機溶媒(例えばジメチルスルホキシド(DMSO))を用いてもよい。
次に、第2の保護膜20をマスクとして、半導体薄膜形成用膜19aをエッチングすると、図10(A)、(B)に示すように、第2の保護膜20下に半導体薄膜19が形成される。この場合、酸化亜鉛からなる半導体薄膜形成用膜19aのエッチング液として上記水酸化ナトリウム水溶液を用いると、加工の制御性を良好とすることができる。ここで、オーミックコンタクト層13、14の間隔がチャネル長Lとなり、オーミックコンタクト層13、14のチャネル長Lに直交する方向の寸法がチャネル幅Wとなる。
なお、上記では、レジストパターン34を剥離した後、第2の保護膜20をマスクとして、半導体薄膜形成用膜19aをエッチングする順序としているが、半導体薄膜形成用膜19aをエッチングした後、レジストパターン34を剥離するようにしてもよい。
次に、図1(A)、(B)に示すように、第2の保護膜20、ソース電極11、ドレイン電極12およびデータライン5を含むガラス基板1の上面に、プラズマCVD法により、窒化シリコンからなる絶縁膜21を成膜する。次に、絶縁膜21の上面の所定の箇所に、スパッタリングにより成膜されたクロム、アルミニウム、ITO等からなる金属膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、ゲート電極22および該ゲート電極22に接続された走査ライン4を形成する。
次に、ゲート電極22および走査ライン4を含む絶縁膜21の上面に、プラズマCVD法により、窒化シリコンからなるオーバーコート膜23を成膜する。次に、ソース電極15の所定の箇所に対応する部分におけるオーバーコート膜23および絶縁膜21に、フォトリソグラフィ法により、コンタクトホール24を連続して形成する。
次に、オーバーコート膜20の上面の所定の箇所に、スパッタリングにより成膜されたITO等の透明導電材料からなる画素電極形成用膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、画素電極2をコンタクトホール24を介してソース電極11に接続させて形成する。かくして、図1(A)、(B)に示す液晶表示装置が得られる。
(第2実施形態)
図11(A)はこの発明の第2実施形態としての薄膜トランジスタを備えた液晶表示装置の要部の透過平面図を示し、図11(B)は図11(A)のB−B線に沿う断面図を示す。この液晶表示装置において、図1(A)、(B)に示す液晶表示装置と大きく異なる点は、薄膜トランジスタ3をボトムゲート構造とし、且つ、画素電極2、ゲート電極22、走査ライン4、ソース電極11、ドレイン電極12およびデータライン5を低抵抗化された真性の酸化亜鉛(ZnO)膜によって形成し、オーミックコンタクト層13、14をn型酸化亜鉛膜によって形成した点である。
すなわち、ガラス基板1の上面の各所定の箇所には低抵抗化された真性の酸化亜鉛(ZnO)膜からなるゲート電極22および該ゲート電極22に接続された走査ライン4が設けられている。ゲート電極22および走査ライン4を含むガラス基板1の上面には窒化シリコンからなるゲート絶縁膜41が設けられている。
ゲート電極22上におけるゲート絶縁膜41の上面の所定の箇所には真の性酸化亜鉛(ZnO)からなる半導体薄膜19が設けられている。半導体薄膜19の上面中央部には酸化シリコンからなるチャネル保護膜42が設けられている。チャネル保護膜42の上面両側およびその両側における半導体薄膜19の上面にはn型酸化亜鉛からなるオーミックコンタクト層13、14が設けられている。
一方のオーミックコンタクト層13の上面およびゲート絶縁膜41の上面の所定の箇所には低抵抗化された酸化亜鉛膜からなるソース電極11および該ソース電極11に接続された画素電極2が設けられている。他方のオーミックコンタクト層14の上面およびゲート絶縁膜41の上面の所定の箇所には低抵抗化された酸化亜鉛膜からなるドレイン電極12および該ドレイン電極12に接続されたデータライン5が設けられている。
ソース電極11、ドレイン電極12、チャネル保護膜42、データライン5および画素電極2を含むゲート絶縁膜41の上面には窒化シリコンからなるオーバーコート膜23が設けられている。画素電極2の外周部以外の領域に対応する部分におけるオーバーコート膜23には開口部43が設けられている。
次に、この液晶表示装置の製造方法の一例について説明する。まず、図12(A)、(B)に示すように、ガラス基板1の上面の各所定の箇所に、上記反応性スパッタリングにより成膜された酸化亜鉛膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、ゲート電極22および該ゲート電極22に接続された走査ライン4を形成する。この状態では、ゲート電極22および走査ライン4は成膜されてパターニングされただけの酸化亜鉛膜によって形成されているので、高抵抗である。
次に、図13(A)、(B)に示すように、ゲート電極22および走査ライン4を含むガラス基板1の上面に、プラズマCVD法により、窒化シリコンからなるゲート絶縁膜41を成膜する。すると、酸化亜鉛からなるゲート電極22および走査ライン4の抵抗が著しく低下し、低抵抗化される。
この場合も、ゲート電極22および走査ライン4は、上記第1実施形態の場合と同様に、その元となる酸化亜鉛膜をバラツキが生じないように成膜することができ、且つ、窒化シリコンからなるゲート絶縁膜41の成膜により当該酸化亜鉛膜を低抵抗化することができるので、n型不純物を含まなくても、低抵抗でバラツキが生じないように形成することができる。
次に、図14(A)、(B)に示すように、ゲート絶縁膜41の上面に、上記反応性スパッタリングにより、酸化亜鉛からなる半導体薄膜形成用膜19aを成膜する。次に、半導体薄膜形成用膜19aの上面に、プラズマCVD法により、酸化シリコンからなるチャネル保護膜形成用膜42aを成膜する。この場合、半導体薄膜形成用膜19aの上面に酸化シリコンからなるチャネル保護膜形成用膜42aを成膜しても、半導体薄膜形成用膜19aは高抵抗のままであり、低抵抗化されることはない。
次に、チャネル保護膜形成用膜42aをフォトリソグラフィ法によりパターニングすると、図15(A)、(B)に示すように、チャネル保護膜42が形成される。次に、図16(A)、(B)に示すように、チャネル保護膜42を含む半導体薄膜形成用膜19aの上面に、プラズマCVD法により、n型酸化亜鉛からなるオーミックコンタクト層形成用膜51を成膜する。
次に、オーミックコンタクト層形成用膜51および半導体薄膜形成用膜19aをフォトリソグラフィ法により連続してパターニングすると、図17(A)、(B)に示すように、オーミックコンタクト層13、14が形成され、且つ、オーミックコンタクト層13、14およびチャネル保護膜42下に半導体薄膜19が形成される。
次に、図18(A)、(B)に示すように、オーミックコンタクト層13、14の各上面およびゲート絶縁膜41の上面の各所定の箇所に、上記反応性スパッタリングにより成膜された酸化亜鉛膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、ソース電極11および該ソース電極11に接続された画素電極2と、ドレイン電極12および該ドレイン電極12に接続されたデータライン5とを形成する。この状態では、ソース電極11、画素電極2、ドレイン電極12およびデータライン5は成膜されてパターニングされただけの酸化亜鉛膜によって形成されているので、高抵抗である。
次に、図19(A)、(B)に示すように、ソース電極11、画素電極2、ドレイン電極12およびデータライン5を含むゲート絶縁膜41の上面に、プラズマCVD法により、窒化シリコンからなるオーバーコート膜23を形成する。すると、酸化亜鉛からなるソース電極11、画素電極2、ドレイン電極12およびデータライン5の抵抗が著しく低下し、低抵抗化される。
この場合も、ソース電極11、画素電極2、ドレイン電極12およびデータライン5は、上記第1実施形態の場合と同様に、その元となる酸化亜鉛膜をバラツキが生じないように成膜することができ、且つ、窒化シリコンからなるオーバーコート膜23の成膜により当該酸化亜鉛膜を低抵抗化することができるので、n型不純物を含まなくても、低抵抗でバラツキが生じないように形成することができる。
次に、図11(A)、(B)に示すように、フォトリソグラフィ法により、画素電極2の外周部以外の領域に対応する部分におけるオーバーコート膜23に開口部43を形成する。この場合、画素電極2の外周部以外の領域は開口部43を介して露出されるが、この露出された領域は低抵抗のままである。かくして、図11(A)、(B)に示す液晶表示装置が得られる。
なお、上記実施形態においては、真性の酸化亜鉛膜上に窒化シリコン膜を形成するものであったが、不純物がドーピングされている酸化亜鉛膜上に窒化シリコン膜を形成する場合においても、バラツキが小さく低抵抗化された酸化亜鉛膜とすることができる。
(A)はこの発明の第1実施形態としての薄膜トランジスタを備えた液晶表示装置の要部の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図2に示す液晶表示装置の製造に際し、当初の工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図2に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図3に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図4に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図5に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図6に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図7に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図9に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図8に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)はこの発明の第2実施形態としての薄膜トランジスタを備えた液晶表示装置の要部の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図11に示す液晶表示装置の製造に際し、当初の工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図12に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図13に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図14に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図15に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図16に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図17に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。 (A)は図18に続く工程の透過平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。
符号の説明
1 ガラス基板
2 走査ライン
3 データライン
4 画素電極
5 薄膜トランジスタ
11 ソース電極
12 ドレイン電極
13、14 オーミックコンタクト層
15、16 第1の保護膜
17、18 コンタクトホール
19 半導体薄膜
20 第2の保護膜
21 絶縁膜
22 ゲート電極
23 オーバーコート膜
24 コンタクトホール
41 ゲート絶縁膜
42 チャネル保護膜
43 開口部

Claims (24)

  1. 半導体薄膜と、前記半導体薄膜上に設けられたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に前記半導体薄膜に対向して設けられたゲート電極と、前記半導体薄膜下にそれぞれオーミックコンタクト層を介して電気的に接続されて設けられたソース電極およびドレイン電極とを有する薄膜トランジスタにおいて、前記各オーミックコンタクト層は低抵抗化された酸化亜鉛膜によって形成されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記各オーミックコンタクト層の上面にコンタクトホールを有する窒化シリコンからなる保護膜が設けられ、前記半導体薄膜は前記2つの保護膜上およびその間に前記各保護膜のコンタクトホールを介して前記各オーミックコンタクト層に接続されて設けられていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  3. 請求項2に記載の発明において、前記半導体薄膜は酸化亜鉛からなり、該半導体薄膜の上面全体に、前記ゲート絶縁膜の一部を構成する別の保護膜が設けられていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  4. 請求項3に記載の発明において、前記別の保護膜は酸化シリコンからなることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  5. 請求項4に記載の発明において、前記ゲート電極を覆うオーバーコート膜を有することを特徴とする薄膜トランジスタ。
  6. 請求項5に記載の発明において、前記オーバーコート膜の上面に画素電極が前記ソース電極に接続されて設けられていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  7. 半導体薄膜と、前記半導体薄膜下に設けられたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜下に前記半導体薄膜に対向して設けられたゲート電極と、前記半導体薄膜の上面中央部に設けられたチャネル保護膜と、前記チャネル保護膜の上面両側およびその両側における前記半導体薄膜の上面に設けられたオーミックコンタクト層と、前記各オーミックコンタクト層上に設けられたソース電極およびドレイン電極とを有する薄膜トランジスタにおいて、前記ゲート電極、前記ソース電極および前記ドレイン電極は低抵抗化された酸化亜鉛膜によって形成されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  8. 請求項7に記載の発明において、前記ドレイン電極に接続されたデータラインは低抵抗化された酸化亜鉛膜によって形成されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  9. 請求項7に記載の発明において、前記ゲート電極に接続された走査ラインは低抵抗化された酸化亜鉛膜によって形成されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  10. 請求項7に記載の発明において、前記半導体薄膜は酸化亜鉛からなることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  11. 請求項10に記載の発明において、前記チャネル保護膜は酸化シリコンからなることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  12. 請求項7に記載の発明において、前記オーミックコンタクト層はn型酸化亜鉛からなることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  13. 請求項7に記載の発明において、前記ゲート絶縁膜の上面に画素電極が前記ソース電極に接続されて設けられていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  14. 請求項13に記載の発明において、前記画素電極は低抵抗化された酸化亜鉛膜によって形成されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  15. ソース電極およびドレイン電極上に酸化亜鉛からなるオーミックコンタクト層形成用膜を成膜する工程と、
    前記オーミックコンタクト層形成用膜上に窒化シリコンからなる保護膜形成用膜を成膜し、且つ、該保護膜形成用膜の成膜により、前記オーミックコンタクト層形成用膜を低抵抗化する工程と、
    フォトリソグラフィ法により前記保護膜形成用膜をパターニングすることにより、前記ソース電極および前記ドレイン電極上における前記オーミックコンタクト層形成用膜上に2つの保護膜を形成する工程と、
    前記各保護膜をマスクとして前記オーミックコンタクト層形成用膜をエッチングすることにより、前記各保護膜下にオーミックコンタクト層を形成する工程と、
    を有することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  16. 請求項15に記載の発明において、前記オーミックコンタクト層形成用膜を成膜する工程は、亜鉛をターゲットとして、酸素ガスを用いた反応性スパッタリングにより行うことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  17. 請求項15に記載の発明において、前記オーミックコンタクト層を形成した後に、前記各保護膜にコンタクトホールを形成し、前記各保護膜のコンタクトホールを介して露出された前記各オーミックコンタクト層の上面を含む前記各保護膜の上面およびその間に酸化亜鉛からなる半導体薄膜を形成する工程を有することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  18. 請求項17に記載の発明において、前記半導体薄膜を形成する工程は、成膜された酸化亜鉛からなる半導体薄膜形成用膜上にパターン形成された酸化シリコンからなる別の保護膜をマスクとしたエッチングにより行うことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  19. 半導体薄膜と、前記半導体薄膜下に設けられたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜下に前記半導体薄膜に対向して設けられたゲート電極と、前記半導体薄膜の上面中央部に設けられたチャネル保護膜と、前記チャネル保護膜の上面両側およびその両側における前記半導体薄膜の上面に設けられたオーミックコンタクト層と、前記各オーミックコンタクト層上に設けられたソース電極およびドレイン電極と、前記ソース電極および前記ドレイン電極を覆うオーバーコート膜とを有する薄膜トランジスタの製造方法において、
    酸化亜鉛からなるゲート電極形成用膜を成膜する工程と、
    前記ゲート電極形成用膜上に窒化シリコンからなる前記ゲート絶縁膜を成膜し、且つ、該ゲート絶縁膜の成膜により、前記ゲート電極形成用膜を低抵抗化する工程と、
    フォトリソグラフィ法により前記ゲート電極形成用膜をパターニングすることにより、前記ゲート電極を形成する工程と、
    酸化亜鉛からなるソース・ドレイン電極形成用膜を成膜する工程と、
    前記ソース・ドレイン電極形成用膜上に窒化シリコンからなる前記オーバーコート膜を成膜し、且つ、該オーバーコート膜の成膜により、前記ソース・ドレイン電極形成用膜を低抵抗化する工程と、
    フォトリソグラフィ法により前記ソース・ドレイン電極形成用膜をパターニングすることにより、前記ソース電極および前記ドレイン電極を形成する工程と、
    を有することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  20. 請求項19に記載の発明において、前記ゲート電極形成用膜および前記ソース・ドレイン電極形成用膜を成膜する工程は、亜鉛をターゲットとして、酸素ガスを用いた反応性スパッタリングにより行うことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  21. 請求項19に記載の発明において、前記ゲート電極を形成する工程は、低抵抗化された酸化亜鉛膜からなる走査ラインを前記ゲート電極に接続させて形成する工程を含み、前記ソース電極および前記ドレイン電極を形成する工程は、低抵抗化された酸化亜鉛膜からなるデータラインを前記ドレイン電極に接続させて形成する工程を含むことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  22. 請求項19に記載の発明において、前記ソース電極および前記ドレイン電極を形成する工程は、低抵抗化された酸化亜鉛膜からなる画素電極を前記ソース電極に接続させて形成する工程を含むことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  23. 請求項19に記載の発明において、前記半導体薄膜を酸化亜鉛によって形成する工程を有することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  24. 請求項23に記載の発明において、前記チャネル保護膜を酸化シリコンによって形成する工程を有することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
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