JP2008134226A - 車両のシート用乗員荷重センサのノイズシールド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで軽量化、省スペース化を図り、車両において発生するノイズを効果的にシールドすることができる車両のシート用乗員荷重センサのノイズシールド構造を提供する。
【解決手段】車両のフロアにシートを固定するためのフロア側固定部材とシート側固定部材との間に介在され、前記シートに着座している乗員の荷重を測定するための車両のシート用乗員荷重センサにおいて、起歪体の裏面又は表面に固定され取付け部が起歪体の裏面又は表面より側方に延在するように形成されたアッパブラケットと、アッパブラケットの取付け部に起歪体と並設され、歪みゲージからの信号を増幅するためのアンプ基板が収納されたアンプケースと、を備え、アンプケースに収納された前記アンプ基板の一方の片面は、前記取付け部によって覆われ、アンプ基板の他方の片面は、金属箔のグランドパターンで覆われていること。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用シートに着座する乗員の重量を測定する乗員検知センサのノイズシールド構造に関する。
近年、シートベルトやエアバッグ等の各種安全装置の性能を向上させるため、車両用シートに着座している乗員の重量に合わせてこれらの安全装置の動作をコントロールする場合がある。
そのような、着座者の重量を測定する装置として、特許文献1に記載されるものが知られている。これは、車両側に固定される左右一対の固定レールそれぞれの上を前後に移動可能に設けられた左右一対の可動レールと、前記一対の可動レール上に搭載され、上に延出したロッドを有した複数の荷重センサと、前記一対の稼動レールの上方に配置され、前記複数の荷重センサに対応した複数の取付孔が上下に貫通するように形成された矩形フレームと、を備え、前記複数の荷重センサのロッドが前記複数の取付孔を下から上へ挿入されて前記矩形フレームが前記複数の荷重センサに搭載されるものである。
このように、予め枠組みされた矩形フレームに形成された取付孔に荷重センサのロッドが下から上に挿入されて、矩形フレームが荷重センサに搭載されているから、矩形フレームの部品を荷重センサに搭載して後にそれら部品を組んで矩形フレームを枠組みするよりも、初期歪みや初期荷重を抑え、乗員重量を正確に測定することができるというものである。
国際公開第WO2006/011597号パンフレット
かかる乗員の重量測定装置において、乗員重量による荷重は、荷重センサのセンシング部において歪みゲージにより電気信号に変換されるが、この電気信号はわずかな電気抵抗の変化を検知するため、一般に電子回路を含むアンプ装置が並設され、わずかな電気抵抗の変化を増幅させて読み取るようになっている。一方、車両には、備えられた駆動機器、照明機器等より様々な電磁波が生じ、ノイズとして複雑な電子回路に影響して測定誤差や誤作動となるおそれがある。そのため、一般にこのようなアンプ装置はアルミ等の金属によるアンプケースに入れられるとともに、アンプケースとアンプ装置のグランドとの接続を行うことで電磁波(ノイズ)をシールドしている。しかし、アルミ製のアンプケースでは、高価であり、さらなる軽量化、省スペース化を図るために、樹脂製のアンプケースが検討されたが、この樹脂製のアンプケースでは、電気信号に生ずるノイズを抑えることが困難であるという問題があった。
本発明は係る従来の問題点に鑑みてなされたものであり、低コストで軽量化、省スペース化を図り、車両において発生するノイズを効果的にシールドすることができる車両のシート用乗員荷重センサのノイズシールド構造を提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、車両のフロアにシートを固定するためのフロア側固定部材とシート側固定部材との間に介在され、前記シートに着座している乗員の荷重を測定するための車両のシート用乗員荷重センサにおいて、前記フロア側固定部材及び前記シート側固定部材の一方に形成された取付け面に、該取付け面から所定隙間を置いて両端部で固定される起歪体と、該起歪体に垂直方向に固定され前記フロア側固定部材及び前記シート側固定部材の他方に固定される連結部材と、前記起歪体の表面に貼付された歪みゲージと、前記起歪体の裏面に固定され取付け部が前記起歪体の裏面より側方に延在するように形成されたアッパブラケットと、該アッパブラケットの取付け部に前記起歪体と並設され前記歪みゲージからの信号を増幅するためのアンプ基板が収納されたアンプケースと、を備え、前記アンプケースに収納された前記アンプ基板の一方の片面は、前記取付け部によって覆われ、該アンプ基板の他方の片面は、金属箔のグランドパターンで覆われていることである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記ブラケットは、前記起歪体に固定される際に接触する固定面と、前記取付け部に設けられ、前記アンプケースが接触するケース取付け面とを有し、前記固定面とケース取付け面とが同じ側にあることである。
請求項1に係る発明によると、アンプケースはフロア側固定部材及びシート側固定部材の側方に離れて配されるので、フロア側固定部材及びシート側固定部材の間に配された起歪体に貼付された歪みゲージと、アンプ基板との距離を極めて短くでき、フロア側固定部材とシート側固定部材との間隔を小さくして省スペースを図ることができる。そして、このように配置されたアンプケースは、アンプ基板の両面が、ノイズシールド効果を有する金属製のフロア側固定部材及びシート側固定部材から側方へ外れることとなるが、アンプケースをフロア側固定部材及びシート側固定部材の側方に固定するに使用する金属製のアッパブラケットを利用してアンプ基板の片面を覆ってノイズシールドし、さらに、アンプ基板のグランドパターンでアンプ基板の他方の片面を覆うことでノイズシールドする。このように、アンプ基板の各面を夫々シールド性の高い金属で覆うことで、効果的にノイズシールドするとともに、金属ケースのようなノイズシールド専用の部品を使用しないので、部品点数を減少させてコストダウンを図ることができる。
請求項2に係る発明によると、起歪体とアンプケースとが、ブラケットの同じ側に並んで配されて、起歪体に貼付された歪ゲージとアンプケースに収納されたアンプ基板との距離を短くすることができるので、歪ゲージで検出された微弱な信号の減衰や該信号がアンプ基板に送られるまでに生じるノイズの付加を極力防止することができる。
以下本発明の実施の形態に係る車両のシート用乗員荷重センサ10を図面に基づいて説明する。シート用乗員荷重センサ10は、図1に示す車両のシート11に着座している乗員の荷重を測定するものである。図1においてシート11を車両のフロア12に位置調整可能に固定するシートスライド装置13は、フロア12に固定され車両の前後方向に延在する一対のロアレール14と、ロアレール14に移動可能に支持されるアッパレール16等とで構成されている。
図1及び図2に示されるように、前記シート11の下部はシートクッションの下面に組付けられるフレーム17(シート側固定部材)で構成され、フレーム17の下面4隅はシート用乗員荷重センサ10を介して一対のアッパレール16(フロア側固定部材)の上面に形成された取付け面18に固定されている。シート用乗員荷重センサ10が固定される各アッパレール16の各両端部には、シート用乗員荷重センサ10を取付け面18上に固定するための一対の固定軸19が車両の前後方向に所定距離だけ隔てて垂直方向に突設されている。
図4及び図6に示すように、シート用乗員荷重センサ10は、起歪体20と、起歪体20の表面(下面)に貼付された歪ゲージG1,G2と、起歪体20を両端部でロアレール14の取付け面18に固定する第1、第2ロアブラケット21,22と、起歪体20の中央部に垂直方向に固定されシート11のフレーム17に固定される連結軸23と、起歪体20の上面に両端部で固定されるブラケットとしてのアッパブラケット24と、アッパブラケット24の取付け部47に起歪体20と並んで取り付けられ歪ゲージG1,G2からの信号を増幅するためのアンプ基板26が収納されたアンプケース27と、歪ゲージG1,G2とアンプ基板26とに接続されるFPC基板28等から構成されている。
図4に示すように、第1ロアブラケット21は、所定厚さのベース部29と、該ベース部29から突出して起歪体20の一端部に穿設された一端穴30に圧入される中軸部31と、中軸部31から突出する上軸部32と、中心に貫通して穿設された取付け穴33から構成されている。第2ロアブラケット22は、所定厚さのベース部34と、該ベース部34から突出して起歪体20の他端部に穿設された他端穴35に遊嵌される中軸部36と、中心に貫通して穿設された取付け穴37から構成されている。
起歪体20には両端部に一端穴30および他端穴35が、前記アッパレール16の各両端部に突設された固定軸19の間隔と同じ所定距離だけ隔てて穿設されている。起歪体20は、図5に示すように、表面が第1、第2ロアブラケット21,22のベース部29,34に当接するまで一端穴30が中軸部31に圧入され(なお、圧入されない場合もある)、他端穴35が中軸部36に遊嵌される。起歪体20の中央部には中央穴38が穿設され、中央穴38には連結軸23の中軸部39が圧入されている。連結軸23の端部には、第1、第2ロアブラケット21,22のベース部29,34より厚さが小さいフランジ40が形成され起歪体20の表面に当接されている。中軸部39の端面から先軸部41が突設され、先軸部41の端面からは固定ねじ部42が突設されている。起歪体20の中央穴38に連結軸23の中軸部39が圧入された状態で先軸部41にセンタブラケット48が圧入されることにより、連結軸23はフランジ40とセンタブラケット48との間に起歪体20を挟着して基端部において起歪体20に固定される。
一方、図2に示されるように、第1、第2ロアブラケット21,22の取付け穴33,37がアッパレール16の端部に垂直方向に突設されている固定軸19に嵌合され、ベース部29,34の底面が取付け面18上に着座される。固定軸19の先端に刻設されたねじ部に螺着されたナット60が、後述するアッパブラケット24の固定部43,44を押圧することにより、シート用乗員荷重センサ10の起歪体20はアッパレール16の取付け面18に該取付け面18から所定隙間を置いて両端部で固定される。
また、前記連結軸23の先端部は、以下のようにシート11に連結されるようになっている。まず、シート11のフレーム17には、連結面62が形成され、該連結面62に連結穴63が穿設されている。連結軸23の固定ねじ部42に連結穴63が嵌装されて連結面62の下面がセンタブラケット48の上面に当接し、フレーム11が起歪体20を介してアッパレール16上に載置され、固定ねじ部42に螺着されたナット65が連結面62をセンタブラケット48に圧着することにより、シート用乗員荷重センサ10の連結軸23がシート11のフレーム17に固定される。
この起歪体20は、シート11に着座する乗員の荷重が連結軸23を介して起歪体20に作用すると、その両端部を第1、第2ロアブラケット21,22に両端支持されて撓み、起歪体20の表面には、第1、第2ロアブラケット21,22と連結軸23との各間に、荷重に比例して第1、第2ロアブラケット21,22側に圧縮歪、連結軸23側に引張歪が生じるようになっている。これら圧縮歪、引張歪を検出するために、起歪体20の両端部と中央部との各間、即ち第1、第2ロアブラケット21,22と連結軸23との各間には、ハーフブリッジを構成する2素子を夫々有する歪ゲージG1,G2が貼付されている。歪ゲージG1,G2の各ハーフブリッジでフルブリッジが構成され、起歪体20の撓みとしてシート11に着座する乗員の荷重を測定するように構成されている。
起歪体20の上面の両端部には、図4に示すように、例えば鋼板製のアッパブラケット24が組み付けられている。アッパブラケット24の両端には固定部43,44が設けられ、固定部43,44には固定穴45,46が穿設されている。これらの固定穴45,46には起歪体20の上面から突き出た第1、第2ブラケット21,22の上軸部32、中軸部36が圧入され、起歪体20はその両端部でアッパブラケット24の固定部43,44と第1、第2ブラケット21,22のベース部29,34との間に挟持されるようになっている。ここで、図5に示すように、アッパブラケット24の固定部43,44が起歪体20に接触する面が固定面43a,44aとなっている。
アッパブラケット24には、両端の固定部43,44を連結する取付け部47が起歪体20より側方に延在するように形成されている。このように、アッパブラケット24が両端の固定部43,44以外、即ち取付け部47では起歪体20と重ならないようにすることにより、アッパブラケット24が起歪体20の変形に影響を与えることがなく、乗員の荷重を正確に測定することができるようになっている。
アッパブラケット24の取付け部47には、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂製のアンプケース27が起歪体20と並んでねじ49によって取り付けられている。ここで、図5に示すように、アッパブラケット24の取付け部47がアンプケース27に接触する面がケース取付け面47aを構成する。アンプケース27は、PBT樹脂製とすることによって従来のアルミ製ケースよりも軽量化、低コスト化が可能になる。アンプ基板26の上面側には図略の増幅回路のパターンが形成され、アンプ基板26の下面側には、図3に示すように、例えば銅箔によるグランドパターン45が前記増幅回路パターンの裏面を覆うようにエッチングで形成されている。アンプ基板26の上面側の後述するFPC基板28側には4つの端子46a,46b,46c,46dが突設され、これらの端子のうち一つの端子46a(図3において左端)はグランドパターン45に接続されている。また、アンプケース27には、アンプ基板26の出力を図略の電子制御ユニットに送信するための通信線を接続するコネクタ59が設けられている。
図4において、コの字形状をしたFPC(Flexible Printed Circuits)基板28は、両脚部の先端で歪ゲージG1,G2に起歪体20の両端部と中央部との各間で接続され、該FPC基板28の中間部にはFPC基板28の配線パターンに接続する4つのスルーホールが設けられ、これらのスルーホールは前記アンプ基板26の端子46a,46b,46c,46dに夫々接続されている。また、FPC基板28の脚部と歪ゲージG1,G2との接合部53,54は、図3に示すように、例えばポリエステル系樹脂のホットメルトによるコーティング部55で保護されている。
上記のように構成されたノイズシールド構造を備えた車両のシート用乗員荷重センサによると、乗員がシート11に着座すると、シートクッションに固定されたフレーム17に乗員の荷重が加わる。これによりシート用乗員荷重センサ10の連結軸23を介して各起歪体20に荷重が加わり、各起歪体20の表面には、荷重に比例して第1、第2ロアブラケット21,22側に圧縮歪、連結軸23側に引張歪が生じる。そして、歪は歪ゲージG1,G2により電気抵抗の変化として検出され、さらに電圧に変換される。この出力される電圧出力は微弱であるため、アンプ基板26の増幅回路により増幅される。増幅回路により増幅された電圧出力は、アンプ基板26のA/D変換回路でデジタル信号に変換され、アンプ基板26の送信回路により外部に送信される。こうして、シート11に着座する乗員の荷重は、アンプ基板26からのデジタル信号出力として得ることができる。
また、実施形態に係る車両のシート用乗員荷重センサのノイズシールド構造によると、アンプケース27がアッパレール16およびフレーム17から側方に離れて配されるので、起歪体20に貼付された歪ゲージG1,G2とアンプケース27に収納されたアンプ基板26との距離を極めて短くすることができるとともに、アッパレール16およびフレーム17の間隔を小さくして省スペースを図ることができる。
そして、このように配置されたアンプケース27は、アンプ基板26の両面が、ノイズシールド効果を有する金属製のアッパレール(フロア側固定部材)16及びフレーム(シート側固定部材)17から側方へ外れることとなるが、アンプケース27をアッパレール16及びフレーム17の側方に固定するに使用する金属製のアッパブラケット24を利用してアンプ基板26の上面を覆い、さらに、アンプ基板26のグランドパターン45でアンプ基板26の下面を覆うことでノイズシールドする。このように、アンプ基板26の各面を夫々シールド性の高い金属で覆うことで、効果的にノイズシールドするとともに、金属ケースのようなノイズシールド専用の部品を使用しないので、部品点数を減少させてコストダウンを図ることができる。
また、起歪体20とアンプケース27とが、アッパブラケット24の同じ側にある固定面43a,44a及びケース取付け面47aに夫々並んで配されており、起歪体20に貼付された歪ゲージG1,G2とアンプケース27に収納されたアンプ基板26との距離を短くすることができるので、歪ゲージG1,G2で検出された信号の減衰や該信号がアンプ基板26に送られるまでに生じるノイズの付加を極力防止することができる。
なお、上記実施の形態では、アンプ基板の上面を鋼板製のアッパブラケットで覆い、下面を銅箔によるグランドパターンで覆うものとしたがこれに限定されず、例えばアンプ基板の上面をグランドパターンで覆い、プリント基板の下面を同様なブラケットで覆うものでも良い。
また、アッパブラケットを鋼板製のものとしたが、これに限定されず例えばアルミ合金製のものでもよい。
また、グランドパターンを銅箔によるものとしたが、これに限定されず電導性のある既知の金属箔を任意に選択して使用することができる。
グランドパターンで覆う範囲も、必ずしも図3に示す範囲に限定されず、例えば、図7に示すように、アンプ基板26や端子の一部を覆うものでもよい。
また、アンプケース27の基板室51について、図8に示すように、FPC基板28の背部とアンプ基板26の端子46a,46b,46c,46dとの接続部およびアンプ基板26を樹脂の低圧成型部57で覆って保護するため、例えばポリエステル系樹脂でホットメルト低圧成形してもよい。
実施形態の車両のシート用乗員荷重センサが用いられるシートの斜視図。 シート用乗員荷重センサのフレームへの組付け状態を示す図。 同荷重センサの裏面図。 同荷重センサの分解斜視図。 各ブラケット、連結軸の起歪体への組付けを示す図。 組立てられたシート用乗員荷重センサの斜視図。 グランドパターンの別例を示す図。 アンプケースの裏面を保護した別例示す図。
符号の説明
10…シート用乗員荷重センサ、11…シート、12…フロア、16…フロア側固定部材(アッパレール)、17…シート側固定部材(フレーム)、20…起歪体、23…連結部材(連結軸)、24…ブラケット(アッパブラケット)、26…アンプ基板、27…アンプケース、43a…固定部、44a…固定部、45…グランドパターン、47…取付け部、47a…ケース取付け面、G1…歪ゲージ、G2…歪ゲージ。

Claims (2)

  1. 車両のフロアにシートを固定するためのフロア側固定部材とシート側固定部材との間に介在され、前記シートに着座している乗員の荷重を測定するための車両のシート用乗員荷重センサにおいて、
    前記フロア側固定部材及び前記シート側固定部材の一方に形成された取付け面に、該取付け面から所定隙間を置いて両端部で固定される起歪体と、
    該起歪体に垂直方向に固定され前記フロア側固定部材及び前記シート側固定部材の他方に固定される連結部材と、
    前記起歪体に貼付された歪みゲージと、
    前記起歪体に固定され取付け部が前記起歪体より側方に延在するように形成された金属製のブラケットと、
    該ブラケットの取付け部に前記起歪体と並設され前記歪みゲージからの信号を増幅するためのアンプ基板が収納された樹脂製のアンプケースと、を備え、
    前記アンプケースに収納された前記アンプ基板の一方の片面は、前記取付け部によって覆われ、該アンプ基板の他方の片面は、金属箔のグランドパターンで覆われていることを特徴とする車両のシート用乗員荷重センサのノイズシールド構造。
  2. 請求項1において、前記ブラケットは、前記起歪体に固定される際に接触する固定面と、
    前記取付け部に設けられ、前記アンプケースが接触するケース取付け面とを有し、
    前記固定面と前記ケース取付け面とが同じ側にあることを特徴とする車両のシート用乗員荷重センサのノイズシールド構造。
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