JP2008133197A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

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和彦 香村
Hiroko Sugiyama
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Kotaro Yamada
光太郎 山田
Yohei Shimizu
陽平 清水
Tetsuo Ito
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Abstract

【課題】 手や顔の皮膚表面を傷つけることなく汚れを取り、感触が優れる身体用洗浄剤を提供することである。
【解決手段】 弾性のある吸水した吸水性樹脂微粒子を身体用洗浄剤の研磨剤として用いる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、研磨剤として吸水した吸水性樹脂微粒子を用いた身体用洗浄剤組成物に関し、更に詳しくは、研磨剤として用いる吸水した吸水性樹脂が弾性を有するクレンジング化粧品などに用いる洗浄組成物に関するものである。
従来から手洗い、洗顔に用いられる手足や顔などの皮膚用の洗浄剤に配合する研磨剤としては、梅の核粉末(特許文献1)や無水珪酸、アンズ核粉末、サンゴ粉末、クルミ核粉末、オリーブ核粉末、炭粉末などが知られている。
特開平7−25723号公報
しかし、洗浄剤に用いる上記のような研磨剤は、研磨剤として用いる粒子自体が固いことから、通常の顔の部位に用いた場合、眼の角膜を傷つける問題や、皮脂を除去しすぎ皮膚のバリアーを損なう問題や、また皮膚アレルギー反応原因の一つになるなどの問題などの解決しなければならない課題を持っていた。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、研磨剤として弾性を有する吸水した吸水性樹脂の微粒子を用いることで、本来の目的とする洗浄効果を出すとともに従来の研磨剤の有していた洗浄対象の表面を傷つけるという問題を解決する洗浄剤を提供するものである。
本発明者らは、効果的な洗浄を行えるとともに洗浄対象の表面を傷つけない研磨剤について鋭意検討した結果、本発明に到達した。即ち本発明は、 吸水した吸水性樹脂微粒子を研磨剤として含有することを特徴とする身体用洗浄剤組成物である。
従来から洗浄剤の配合物として用いられている研磨剤(梅の核粉末、無水珪酸、アンズ核粉末、サンゴ粉末、クルミ核粉末、オリーブ核粉末および炭粉末など)と違って、本発明の弾性を有する吸水させた吸水性樹脂の微粒子は、対象表面を傷つけることなく研磨剤としての汚れを取る働きを示すこと、また研磨剤自体が弾性を有していることから化粧品などを手で取り扱う際の感触が優れるなど本発明実施後の効果は極めて大きい。
本発明における吸水性樹脂微粒子としては、特に限定されず、例えば、ポリアクリル酸部分中和塩の架橋体、自己架橋型ポリアクリル酸部分中和塩、デンプン−アクリル酸グラフト共重合体部分中和塩の架橋物、デンプンーアクリロニトリルグラフト重合体の加水分解物、酢酸ビニルーアクリル酸エステル共重合体のケン化物、アクリル酸塩ーアクリルアミド共重合体架橋物、ポリアクリルアミド架橋物またはこの加水分解物、アクリル酸と2−アクリルアミド−2メチルプロパンスルホン酸共重合体の塩の架橋物、イソブチレンー無水マレイン酸共重合体塩の架橋物、架橋カルボキシメチルセルロース塩などの吸水性樹脂の微粒子が挙げられ 、これらは2種以上を併用できる。
上記において塩としては、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩など) 、アンモニウム塩、アミン塩(メチルアミン、トリメチルアミンなどのアルキルアミン塩;トリエタノールアミン、ジエタノールアミンなどのアルカノールアミン塩など)などの塩が挙げられる。好ましい塩はナトリウム塩またはカリウム塩である。
さらに、食塩水などの電解質水溶液でも十分吸水する耐塩性の吸水性樹脂を用いると、洗浄剤に用いる場合、吸水性能に変化が無く有効となる。汗や海水などの塩分を含む水においても研磨剤としての性能やフィット性、水切れ性などが優れる。
このような耐塩性吸水性樹脂としては、スルホン酸(塩)系吸水性樹脂、ノニオン系吸水性樹脂及びカチオン系吸水性樹脂等が挙げられる。
スルホン酸(塩)系吸水性樹脂としては、(メタ)アクリルアミド−N−アルキル(炭素数1〜5)スルホン酸及び/又はそのアルカリ金属塩の架橋物、(メタ)アクリル酸アルキル(炭素数1〜5)スルホン酸(アルカリ金属塩)の架橋物、スチレンスルホン酸(アルカリ金属塩)の架橋物等;及びこれらスルホン酸系ポリマーの構成成分と(メタ)アクリル酸(アルカリ金属中和塩)等に代表されるカルボン酸系モノマーの共重合物の架橋体等を例示できる
ノニオン系吸水性樹脂としては、(メタ)アクリルアミド重合体架橋物、ビニルアルコール重合体架橋物、エチレンオキサイド重合体架橋物、ヒドロキシアルキル(炭素数2〜5)(メタ)アクリレート架橋重合体、ポリエチレングリコール(PEGの数平均分子量:200〜4,000)(メタ)アクリレート重合体架橋物、メトキシPEG(PEGの数平均分子量:200〜4,000)(メタ)アクリレート架橋重合体、デンプン架橋体、ヒドロキシエチルセルロース架橋体:及びこれらノニオン系ポリマーの構成成分と(メタ)アクリル酸(アルカリ金属中和塩)等に代表されるカルボン酸(塩)系モノマーの共重合物の架橋体等を例示できる。
カチオン系吸水性樹脂は、ジアルキル(炭素数1〜4)アミノアルキル(炭素数2〜6)(メタ)アクリレート及びその4級塩(アルキル(炭素数1〜4)ハライド又はジアルキル(炭素数1〜4)硫酸との反応物)、ジアルキル(炭素数1〜4)アミノヒドロキシアルキル(炭素数2〜6)(メタ)アクリレート及びその4級塩、ジアルキル(炭素数1〜4)アミノ(メタ)アクリルアミド及びその4級塩、ジアルキル(炭素数1〜4)アミノヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミド及びその4級塩、N−アルキル(炭素数1〜4)アミノビニルピリジニウムハライド、トリアルキル(炭素数1〜4)アリルアンモニウムハライド等に代表されるカチオン系モノマー(a)の重合体架橋物;これらカチオンモノマー(a)と(メタ)アクリルアミド、ビニルアルコール(酢酸ビニルケン化物)、ヒドロキシアルキル(炭素数2〜5)(メタ)アクリレート、PEG(数平均分子量:200〜4,000)(メタ)アクリレート、ポリメトキシPEG(PEGの数平均分子量:200〜4,000)(メタ)アクリレート等に代表されるノニオン系モノマー(b)との共重合体架橋物;該カチオン系モノマーと該ノニオン性系モノマー及び(メタ)アクリル酸等に代表されるカルボン酸系モノマー(c)の共重合体架橋物等を例示することができる。
耐塩性吸水性樹脂のうち、好ましくはスルホン酸(塩)系吸水性樹脂である。
上記のうちで好ましい吸水性樹脂は、最終的に得られる吸水性樹脂の吸収性能を考慮すると、酸基を有するラジカル重合性モノマー及び/又は加水分解により酸基を形成するラジカル重合性モノマーと架橋剤及び必要によりグラフト基剤からなる重合成分を水溶液重合し、必要により加水分解して中和し、乾燥、粉砕して得られる吸水性樹脂、およびこれらの粒状の吸水性樹脂の表面近傍をさらに架橋した吸水性樹脂である。
更に好ましくは、吸収性能に優れ、水可溶性成分量の少ない樹脂が得られると言う点で、ラジカル重合性モノマーとしてアクリル酸(塩)を使用し、架橋剤として2個以上のラジカル重合性二重結合を有する化合物を使用して重合し得られる粒状の吸水性樹脂であり、このような吸水性樹脂粒子の表面近傍をさらに表面架橋した樹脂も好適である。
吸水性樹脂の製造法については、ラジカル重合開始剤を使用する逆相懸濁重合法、水溶液重合法、光開始重合法、噴霧重合法、電子線や紫外線などで重合を開始させる方法など従来から公知の重合方法で製造される。好ましくは逆相懸濁重合法および重合時の温度制御が不要な水溶液断熱重合法である。
さらに好ましくは、得られる樹脂の粒子の形状がパール状となる逆相懸濁重合法である。特に好ましくは、逆相懸濁重合法で製造されたポリアクリル酸部分中和塩の架橋体である。
吸水性樹脂の粒子の形状についてはパール状、破砕状、塊状、リン片状、顆粒状、微粉状、造粒状などがあるが、洗浄剤の配合物に用いる研磨剤としては、研磨剤の性能に加えて使用感に優れるパール状の粒子が好ましい。
本発明の吸水性樹脂の吸水性能としては、純水に対する吸水性能として少なくとも100ml/g、好ましくは50ml/g以下のものが適している。100ml/g以上の多量の水を吸水した吸水性樹脂は、吸水したゲルの弾性に欠けることから本来の目的とする研磨剤としての効果が不十分である。
また、吸水前の吸水性樹脂の形状は粉末状のものが好ましく、粒度は通常840μm以下、好ましくは200μm以下である。
本発明の洗浄剤組成物には、上記の吸水性樹脂以外に、油剤と界面活性剤を含有し、必要によりその他の添加剤がさらに用いられる。
本発明の洗浄剤の用途の一つであるクレンジング化粧品には、油剤を主成分としたクレンジングオイルとすることが好ましい。
基剤となる油剤としては、通常化粧料に汎用されているものであれば特に制限されないが、使用感及び安定性に優れたクレンジングオイルを調製するためには常温で液状のものが好ましく、好適な例としてスクワラン、流動パラフィン等の炭化水素、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、アルモンド油、カロット油、グレープシード油、アボカド油、ヘーゼルナッツ油、米糠油、マカデミアナッツ油、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル等のトリグリセライド、パルミチン酸オクチル、ミリスチン酸イソセチル、オクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル・オクチルドデシル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、ジグリセリルオリゴエステル等のエステル油等が挙げられる。
本発明の洗浄剤組成物に用いる洗浄剤成分の界面活性剤としては、通常に洗浄剤成分として汎用されているものであれば特に制限されず、例えば非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤等が挙げられる。優れた洗浄性を得るためには、非イオン性界面活性剤を用いることが好ましい。
好適な界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられ、特に好ましくは、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル(エチレンオキサイドの付加モル数が3〜60であり、且つ脂肪酸部分の炭素数が12〜22であり、飽和、不飽和及び直鎖状、分岐鎖状のいずれでもよい)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(エチレンオキサイドの付加モル数が5〜100である)、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(エチレンオキサイドの付加モル数が6〜40であり、且つ脂肪酸部分の炭素数が12〜22であり、飽和、不飽和及び直鎖状、分岐鎖状のいずれでもよい)である。本発明ではこれらを1種単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
界面活性剤の配合量は、洗浄剤の総量を基準として、8.0〜30.0質量%であるが、好ましくは8.0〜12.0質量%であり、更に好ましくは9.0〜11.0質量%である。配合量が8.0質量%未満の場合、十分な洗浄力が得られない場合があり、また30.0質量%を超えて配合すると、刺激感が生じる等、安全性の面で好ましくない。
本発明の洗浄剤組成物に用いられる油剤や界面活性剤以外に、必要により保湿剤、感触向上剤、高分子、増粘・ゲル化剤、溶剤、噴射剤、酸化防止剤、還元剤、酸化剤、防腐剤、抗菌剤、キレート剤、pH調整剤、酸、アルカリ、粉体、無機塩、紫外線吸収剤、美白剤、ビタミン類及びその誘導体類、消炎剤、抗炎症剤、育毛用薬剤、血行促進剤、刺激剤、ホルモン類、抗しわ剤、抗老化剤、ひきしめ剤、冷感剤、温感剤、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、植物・動物・微生物エキス、鎮痒剤、角質剥離・溶解剤、制汗剤、清涼剤、収れん剤、酵素、核酸、香料、色素、着色剤、染料、顔料などが用いられる。
本発明の洗浄剤組成物の製造方法としては、あらかじめ吸水性樹脂に水を吸水させてから配合する方法、または吸水性樹脂を洗浄剤組成物に配合した後に水を加えることで吸水させる方法がが有るが特に制限するものではない。また界面活性剤や油剤など他の成分の配合についても通常行われている配合方法従って行えばよく、特に制限されない。
以下の製造例、実施例及び比較例にて本発明を更に説明する。
製造例1 (吸水性樹脂A)
三角フラスコに80重量%アクリル酸水溶液92gを入れ、氷冷しながら21.0重量%水酸化ナトリウム水溶液146.0gを滴下して75モル%のアクリル酸の中和を行い、単量体濃度38重量%のアクリル酸部分中和塩水溶液を調製した。得られたアクリル酸部分中和塩水溶液に、架橋剤としてN,N’−メチレンビスアクリルアミド9.2mgおよび重合開始剤として過硫酸カリウム92mgを添加し、これを単量体水溶液とした。
五つ口円筒型丸底フラスコに、n−ヘプタン340g(500ml)と、界面活性剤としてショ糖ステアリン酸エステル0.92gを加えてn−ヘプタンに溶解させた後、上記の重合用の単量体水溶液を加えて35℃に保ち攪拌下で懸濁した。その後、系内を窒素で置換後、70℃に昇温して逆相懸濁重合を行った。
重合反応終了後、系内のn−ヘプタンと水を加熱留去することにより、本発明の洗浄剤組成物に使用する吸水性樹脂Aを得た。
製造例2 (吸水性樹脂B)
アクリル酸100g、テトラアリロキシエタン0.25g、精製水343gを混合して断熱重合可能な重合槽に入れ、溶液中に窒素ガスを導入することにより、溶液中の溶存酸素量を0.3ppm以下、溶液温度を5℃とした。この重合溶液に、0.1%過酸化水素水5g、0.1%アスコルビン酸水溶液2g、1%のV−50(和光純薬工業製アゾ系触媒)水溶液5gを添加して重合させたところ(アクリル酸の重合濃度:22%)、発熱とともにゲル状となった。
重合開始から8時間後に生成したゲル状含水架橋重合体を取り出した。この含水ゲル状重合体をニーダーで小片に細断しながら、50%の水酸化ナトリウム水溶液80gを添加し、均一に混練して72モル%のアクリル酸の中和を行った。この中和された含水ゲル状重合体を150℃に加熱されたドラムドライヤーで乾燥した後、35〜100メッシュの粒度に粉砕して、本発明の洗浄剤組成物に使用する吸水性樹脂Bを得た。
製造例3 (化粧オイルA )
下記表1に示す成分を常法により配合調製し、化粧オイルAを得た。
Figure 2008133197
実施例1
製造例1で作成した吸水性樹脂Aの微粒子10gに対して、精製水15gを加え、弾性を有する吸水膨潤した吸水性樹脂を用意し、この全量を製造例3で配合調製した化粧オイルA100gに配合することで本発明のクレンジングオイル−1を得た。
実施例2
製造例2で作成した吸水性樹脂Bの微粒子10gに対して精製水20gを加え、弾性を有する吸水した吸水性樹脂を用意し、これを化粧オイルA100gに配合することで本発明のクレンジングオイル−2を得た。
比較例1
梅の核を破砕してその核皮と胚を分離し、この核皮を10μm〜80μmに粉砕した梅の核の粉末を研磨剤として15gを用意し、化粧オイルA100gに配合することで本発明のクレンジングオイル−3を得た。
比較例2
研磨剤を配合しない化粧オイルAだけをクレンジングオイルとする。
クレンジングオイルの評価
手の甲に市販のリップクリーム(赤)を塗り、その1時間後、実施例および比較例のクレンジングオイルを用いて、1分間、一定の力および速さで手の甲を指でマッサージを行い、その洗浄力および使用感について下記の判定基準で評価を行った。
<洗浄力評価>(クレンジングクリームを除いた後の皮膚外観判定)
○:リップクリームの赤みが良く落ちている
△:マッサージした後にリップクリームの赤みを感じる
×:リップクリームの赤みがやや残っている
<使用感評価>
○:なめらかな使用感
△:きしむような使用感
×:不快な使用感
上記の評価結果を表2に示す。
Figure 2008133197
実施例1と実施例2の本発明のクレンジングオイルは洗浄力が優れ、なめらかな使用感が得られた。一方、研磨剤を一切使用しない比較例2はリップクリームが残り、きしむような使用感であった。また、研磨剤として梅の核の粉末を使用した比較例2は、使用感が不快であった。
本発明の洗浄剤組成物は、身体用洗浄剤として洗浄性に優れるだけでなく使用感においても良好な洗浄剤を提供するものである。
また、本洗浄剤で用いる弾性研磨剤は、身体用ばかりでなく、洗浄表面を傷つけることなく洗浄力をアップさせる効果を有することから高級自動車のボディー洗浄や、鏡面仕上げの金属表面の洗浄や、液晶ディスプレーやプラズマディスプレーのガラス表面の洗浄や、彫刻や歴史的建造物などの貴重品の洗浄などに特に有効である。

Claims (5)

  1. 吸水した吸水性樹脂微粒子を研磨剤として含有することを特徴とする身体用洗浄剤組成物。
  2. 該吸水性樹脂微粒子の吸水性能が、純水に対する吸水性能として100ml/g以下である請求項1記載の洗浄剤組成物。
  3. クレンジング化粧品として使用する請求項1または2記載の洗浄剤組成物。
  4. 該吸水性樹脂微粒子が、ポリアクリル酸部分中和塩の架橋体である請求項1〜3いずれか記載の洗浄剤組成物。
  5. 該吸水性樹脂微粒子が、逆相懸濁重合法で製造された吸水性樹脂微粒子である請求項1〜4いずれか記載の洗浄剤組成物。
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