JP2008128761A - 検査用キット - Google Patents

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Abstract

【課題】細菌検査において、被検査部位に影響を与えずに細菌を採種することができ、検査液による細菌検査等を簡単且つ正確にすることが可能で、検査後の消毒作業等の手順を間違いなく確実に行うことができる検査キット用容器を提供する。
【解決手段】容器本体10に、細菌に反応する反応剤Pを収容せしめる第1収容部11を設ける。被検査部位の菌を採種する採種棒50を収納せしめる棒収納部12を設ける。容器本体10の第1収容部11及び棒収納部12の開口部を同時に施蓋する二股状の中蓋20を設ける。中蓋20の上部に上蓋30を配置する。この上蓋30に、溶液Qを収容せしめる第2収容部31を備える。菌採種後の採種棒50を第1収容部11内の反応剤Pに接触させる。第2収容部31内の溶液Qが第1収容部11内の流入するように設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、細菌検査において、細菌を採種し、検査液の反応を確認し消毒するなどの検査の手順を容易、且つ確実に行うための検査用キットに関する。
この種の検査キットとして、特許文献1に記載された拭き取り検査キットが提案されている。この検査キットによると、容器本体に収容された検液を所定量分注し易くしたもので、容器本体の内部に希釈液を収容し、この希釈液中に綿球を浸漬しておく。そして、綿球を用いて拭き取り操作を行った後、再度綿球を容器本体に収容することで、綿球に付着した検体を希釈液中に回収する。その後、検査キットを逆さにし、検液をシャーレ等の検査容器内へ滴下するものである。
特許文献2に記載の検査用具では、検査用培地を簡単にかつ短時間で調製することができるようにしたもので、チューブ状容器の内部に液状または粉末状の第1内容物を収容すると共に、この第1内容物と混合されることにより検査用培地が調製される第2内容物が封入された内部包装体を収容したもので、内部包装体に外部から加える変形力によって内部包装体を破裂せしめることで、チューブ状容器の内部に検査用培地を作り出すものである。
特開2003−344232号公報 特開2006−223168号公報
特許文献1の検査キットでは、希釈液中に綿球を浸漬した綿球を用いて拭き取り作業を行うので、常に湿潤した綿球が使用されることになる。そうすると、乾燥した対象物から検体を採種する際に、対象物を希釈液で濡らしてしまう不都合が生じる。また、綿球に付着した検体を希釈液中に回収した後は、検液をシャーレ等に移して培養する作業が必要になるので、検査作業に多くの手間を要するものであった。
特許文献2に記載の検査用具は、柔軟性樹脂剤で形成されたチューブ状容器の内部に内部包装体を収容し、この内部包装体にチューブ状容器の外側から圧力を加えて内部包装体を破裂せしめる構造を採用している。このため、この内部包装体に使用する材質や接着剤等がチューブ状容器内の内容物と思わぬ反応が生じる恐れがある。特に、チューブ状容器内の内容物が検査溶液などの場合は、内部包装体から溶け出した極めて微量な物質でも正確な検査を妨げる可能性がある。また、破裂した内部包装体の内部に内容物が残留する可能性もあり、正確な量の内容物を供給できずに正確な測定ができない場合も想定される。
そこで、本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、細菌検査において、被検査部位に影響を与えずに細菌を採種することができ、検査液による細菌検査等を簡単且つ正確にすることが可能で、検査後の消毒作業等の手順を間違いなく確実に行うことができる検査キット用容器の提供を目的とするものである。
本発明の第1の手段は、細菌に反応する反応剤Pを収容せしめる第1収容部11と被検査部位の菌を採種する採種棒50を収納せしめる棒収納部12とを隔離して並列に備えた容器本体10と、該容器本体10の第1収容部11及び棒収納部12の開口部を同時に施蓋すると共に採種棒50を棒収納部12又は第1収容部11のいずれか内部に懸吊せしめる二股状の中蓋20と、中蓋20の上部に配置され反応剤Pに混合する溶液Qを収容せしめる第2収容部31を備えた上蓋30と、を有し、菌採種後の採種棒50を第1収容部11内に懸吊して反応剤Pに接触させ、第2収容部31内の溶液Qが第1収容部11内の流入し、反応剤Pに混合するように設けたことにある。
第2の手段は、前記上蓋30の第2収容部31の底部に開封自在なシール材32を設け、一方、前記中蓋20に、採種棒50がわに連通する流入孔21を開穿すると共に該中蓋20に第2収容部31のシール材32方向に突出した破断用突起22を設け、上蓋30を中蓋20方向に押し込むと破断用突起22がシール材32を破断し、第2収容部31の溶液Qが流入孔21から第1収容部11に流入するように設けている。
第3の手段は、前記容器本体10の開口部外周にフランジ13を設けると共に、該フランジ13にねじ止め装着する回転リング40を設け、前記中蓋20と上蓋30との周囲に回転リング40を回転自在に装着し、回転リング40をフランジ13に着脱することで、中蓋20及び上蓋30を容器本体10に着脱するように設ける。
第4の手段は、前記上蓋30と前記回転リング40との間に連結帯体43を設け、該連結帯体43を取り除いたときに上蓋30が中蓋20方向にスライドするように設けている。
第5の手段は、前記第1収容部11内に収容する反応剤Pとして、細菌の有無を検査する検査液を収容し、前記第2収容部31内に収容する溶液Qとして、第2収容部31内の反応剤P及び採種棒50を殺菌する消毒液を収容する。
第6の手段は、前記第1収容部11内に収容する反応剤Pとして、細菌を培養する液状、ゲル状、粉末状の培養地を収容し、前記第2収容部31内に収容する溶液Qとして、培養地を調整せしめる添加剤を収容したことを課題解消のための手段とする。
本発明の請求項1により、容器本体10を使用して、細菌の採種から検査、殺菌等の工程を一連の手順で行うことができるので、たとえば検査液による細菌検査を簡単且つ正確にすることができ、検査後の消毒作業等の手順を間違いなく確実に行うことができる。
また、採種棒50は、容器本体10の棒収納部12に収納されているから、特許文献1の如く、採種棒50が湿潤することがないので、被検査部位に影響を与えずに細菌を採種することが可能である。
請求項2により、上蓋30を中蓋20方向に押し込むと破断用突起22がシール材32を破断し、第2収容部31の溶液Qが流入孔21から第1収容部11に流入するように設けたことで、反応剤Pと溶液Qとの混合作業を簡単な操作で確実に行うことができる。
請求項3によると、容器本体10のフランジ13にねじ止め装着する回転リング40を設け、この回転リング40の操作のみで、中蓋20及び上蓋30の着脱が同時に行え、しかも、中蓋20による容器本体10の施蓋を極めて合理的に行える。
請求項4により、連結帯体43を取り除いたときに、上蓋30が中蓋20方向にスライドするように設けているので、作業者は、反応剤Pと溶液Qとの混合作業を、回転リング40を除去して上蓋30を押し込むという一連の作業を確認しながら行うことになり、誤って上蓋30を押し込むおそれがない。また、連結帯体43が残っているときは、混合作業が行われていないことを目視で確認できる。
請求項5の如く、反応剤Pとして細菌の有無を検査する検査液を使用し、溶液Qとして反応剤P及び採種棒50を殺菌する消毒液を使用すると、細菌の有無を確認して消毒するまでの検査工程を極めて合理的に行うことができる。
請求項6の如く、反応剤Pとして細菌を培養する液状、ゲル状、粉末状の培養地を使用し、溶液Qとして培養地を調整する添加剤を使用すると、細菌や微生物等を分離培養することも可能になる。
このように本発明によると、細菌検査において、被検査部位に影響を与えずに細菌を採種することができ、たとえば検査液による細菌検査を簡単且つ正確にすることが可能で、検査後の消毒作業等の手順を間違いなく確実に行うことができるなどといった優れた効果を奏するものである。
本発明の最良の形態は、細菌に反応する反応剤Pを収容せしめる第1収容部11と被検査部位の菌を採種する採種棒50を収納せしめる棒収納部12とを隔離して並列に備えた容器本体10を設ける。該容器本体10の第1収容部11と棒収納部12との開口部を同時に施蓋すると共に採種棒50を棒収納部12又は第1収容部11のいずれか内部に懸吊せしめる二股状の中蓋20を設ける。中蓋20の上部に配置され反応剤Pに混合する溶液Qを収容せしめる第2収容部31を備えた上蓋30を設ける。前記上蓋30の第2収容部31の底部に開封自在なシール材32を設ける。一方、前記中蓋20に、採種棒50がわに連通する流入孔21を開穿すると共に該中蓋20に第2収容部31のシール材32方向に突出した破断用突起22を設ける。菌採種後の採種棒50を第1収容部11に収納した反応剤Pに接触させた後で、上蓋30を中蓋20方向に押し込むと破断用突起22がシール材32を破断し、第2収容部31の溶液Qが流入孔21から第1収容部11に流入するように設けることで、当初の目的を達成するものである。
本発明検査キットの基本構成は、容器本体10、中蓋20、上蓋30、回転リング40、採種棒50からなる(図1参照)。
容器本体10は、縦長の容器で内部に第1収容部11と棒収納部12との二つの部屋を並列に備えている。一方の部屋は第1収容部11であり、細菌に反応する反応剤Pを収容する。他方の部屋は、棒収納部12であり、この棒収納部12は空の状態にしておき、菌を採種する採種棒50を無菌状態で収納する(図1参照)。採種棒50は、綿棒の使用を予定しているが、他の棒状部材を利用することも可能である。これらの第1収容部11及び棒収納部12の開口部は、同じ寸法で同形状を成しており、後述する二股の中蓋20で両方の開口部が同時に施蓋されるものである。
中蓋20は、第1収容部11と棒収納部12との開口部を同時に施蓋すると共に、採種棒50を棒収納部12又は第1収容部11のいずれか内部に懸吊せしめるものである。すなわち、中蓋20は、第1収容部11の開口部に差し込む密封突部23と、棒収納部12の開口部に差し込む懸吊突部24とを備えた二股状を成している(図7参照)。この懸吊突部24には、採種棒50の上端部を吊持せしめる吊持部24Aを設けている(図2、図6参照)。そして、未使用の採種棒50を、懸吊突部24の吊持部24Aに吊持して棒収納部12内に収納する(図1参照)。また、菌採種後は、懸吊突部24に懸吊したまま採種棒50を第1収容部11内に挿入し、第1収容部11の開口部に懸吊突部24を差し込み固定する(図3参照)。一方、密封突部23は、空になった棒収納部12の開口部に固定する。
更に、中蓋20には、中蓋20の上面から採種棒50がわに連通する流入孔21を開穿している(図5、図6参照)。この流入孔21は、中蓋20の上に配置した上蓋30の第2収容部31に収容した溶液Qを、第1収容部11に流入させるものである。そのため、中蓋20から第2収容部31方向に突出した破断用突起22を設けてあり、後述する第2収容部31のシール材32を破断するように設けている(図5、図7参照)。図示例では、破断したシール材32を開放状態に保持するため、シール材32を突き上げておく開放保持部25を中蓋20に設けている(図5、図6参照)。この開放保持部25により、第2収容部31内の溶液Qを余すことなく排出させることができる。
上蓋30は、中蓋20の上部に配置されており、反応剤Pに混合する溶液Qを収容せしめる第2収容部31を備えている(図1参照)。この第2収容部31の底部には、開封自在なシール材32を設けてあり、このシール材32を前記破断用突起22にて突き破ることで、第2収容部31の溶液Qが漏れ出し、中蓋20の流入孔21から第1収容部11に流入する(図5参照)。このとき、吊持部24Aの溝に沿って流入孔21を開穿することで、側板20内の溶液Qを第1収容部11へと確実に導入することができる。
回転リング40は、中蓋20及び上蓋30に連結すると共に、これらを容器本体10の第1収容部11に着脱自在に装着するものである(図1、図2参照)。この回転リング40は、容器本体10の開口外周部に設けたフランジ13にねじ止め装着する(図2参照)。そして、中蓋20及び上蓋30の周囲に、この回転リング40を回転自在に装着している。このような回転リング40をフランジ13にネジ止めすると、中蓋20及び上蓋30が、回転リング40と共にフランジ13に装着されることになる。更に、中蓋20の密封突部23及び密封突部23は、回転リング40を締め付けるほど容器本体10の開口部をしっかりと施蓋するようになる(図1参照)。また、回転リング40を緩めると、これら密封突部23及び密封突部23は、容器本体10の開口部から離脱するようになる(図2参照)。
更に、この回転リング40と前記上蓋30との間に連結帯体43を設けている(図3参照)。この連結帯体43を回転リング40から取り除いたときに(図4参照)、回転リング40からフリーになった上蓋30が中蓋20方向にスライドするように設けている。そして、このように上蓋30を中蓋20方向にスライド移動させると、第2収容部31のシール材32を中蓋20の破断用突起22が突き破るものである(図5参照)。
図示例の回転リング40は、容器本体10のフランジ13にねじ止め自在に装着するネジ部41と、中蓋20の外周に設けられたフランジ26を回転自在に保持する中蓋保持溝42とを設けている(図2参照)。更に、中蓋20の外周に上蓋30をスライド自在に嵌合し、回転リング40の上部に設けた連結帯体43を介して上蓋30を回転自在に保持すると共に、この上蓋30が下方へスライドするのをこの連結帯体43により阻止している。図示の連結帯体43は、回転リング40の上端に、薄肉部43Aや切り離し用のスリット43Bなどを介して切り離し容易に設けられ(図4参照)、上蓋30の外周に回転自在に装着すると共に、上蓋30の外周や下端部等に係止して上蓋30が下方へ移動するのを阻止するものである(図3参照)。そして、回転リング40から、この連結帯体43を切り離すと(図4参照)、上蓋30のスライド移動を阻止するものがなくなるので、この上蓋30を強制的に中蓋20方向へ押し込むことが可能になる(図5参照)。
反応剤Pや溶液Qは、目的に応じて任意に変更することができる。たとえば、第1収容部11内に収容する反応剤Pに、細菌の有無を検査する検査液を収容し、第2収容部31内に収容する溶液Qに、第2収容部31内の反応剤P及び採種棒50を殺菌する消毒液を収容すると、簡単な細菌検査キットとして使用できる。すなわち、採種棒50を使用して、たとえば営業用の台所などにおける細菌の有無を簡単に確認し、その後、採種棒50と反応剤Pを溶液Qで簡単に消毒することができる。
このような細菌検査キットの使用手順は、まず容器本体10から外した中蓋20を操作して、この懸吊突部24に吊持した採種棒50で被検査部位を撫で回し、菌を採種する。次に、菌採種後の採種棒50を第1収容部11に挿入し、収納した検査液に接触させ、細菌の有無を判定する。この判定後、回転リング40の連結帯体43を切り離し、上蓋30を押し下げて、シール材32を破る。そうすると、第2収容部31内の消毒液が中蓋20の流入孔21を通過して第1収容部11内に流入し、検査後の検査液と採種棒50とを同時に消毒するものである。
また、第1収容部11内に収容する反応剤Pとして、細菌を培養する液状、ゲル状、粉末状の培養地を収容しておき、第2収容部31内に収容する溶液Qとして、培養地の環境を左右せしめる添加剤を収容することで、細菌等を培養するキットとしても使用可能である。
尚、本発明における図示例の各構成は、本発明の一実施例に過ぎず、容器本体10や中蓋20、上蓋30や回転リング40等の形状や構造等の設計変更、材質の転換及び使用態様の変更など、本発明の要旨を変更しない範囲において自由に変更することができるものである。
本発明の使用前の実施例を示す縦断面図である。 本発明の使用状態を示す縦断面図である。 本発明の検査状態を示す縦断面図である。 本発明の連結帯体を切り離した状態を示す縦断面図である。 本発明の上蓋を押し下げてシール材を破断した状態を示す縦断面図である。 本発明の中蓋の一実施例を示す斜視図である。 本発明の中蓋の一実施例を示す側面図である。
符号の説明
P 反応剤
Q 溶液
10 容器本体
11 第1収容部
12 棒収納部
13 フランジ
20 中蓋
21 流入孔
22 破断用突起
23 密封突部
24 懸吊突部
24A吊持部
25 開放保持部
26 フランジ
30 上蓋
31 第2収容部
32 シール材
40 回転リング
41 ネジ部
42 中蓋保持溝
43 連結帯体
43A薄肉部
43Bスリット
50 採種棒

Claims (6)

  1. 細菌に反応する反応剤を収容せしめる第1収容部と被検査部位の菌を採種する採種棒を収納せしめる棒収納部とを隔離して並列に備えた容器本体と、該容器本体の第1収容部及び棒収納部の開口部を同時に施蓋すると共に採種棒を棒収納部又は第1収容部のいずれか内部に懸吊せしめる二股状の中蓋と、中蓋の上部に配置され反応剤に混合する溶液を収容せしめる第2収容部を備えた上蓋と、を有し、菌採種後の採種棒を第1収容部内に懸吊して反応剤に接触させ、第2収容部内の溶液が第1収容部内の流入し、反応剤に混合するように設けたことを特徴とする検査用キット。
  2. 前記上蓋の第2収容部の底部に開封自在なシール材を設け、一方、前記中蓋に、採種棒がわに連通する流入孔を開穿すると共に該中蓋に第2収容部のシール材方向に突出した破断用突起を設け、上蓋を中蓋方向に押し込むと破断用突起がシール材を破断し、第2収容部の溶液が流入孔から第1収容部に流入するように設けた請求項1記載の検査用キット。
  3. 前記容器本体の開口部外周にフランジを設けると共に、該フランジにねじ止め装着する回転リングを設け、前記中蓋と上蓋との周囲に回転リングを回転自在に装着し、回転リングをフランジに着脱することで、中蓋及び上蓋を容器本体に着脱するように設けた請求項1又は2記載の検査用キット。
  4. 前記上蓋と前記回転リングとの間に連結帯体を設け、該連結帯体を取り除いたときに上蓋が中蓋方向にスライドするように設けた請求項3記載の検査用キット。
  5. 前記第1収容部内に収容する反応剤として、細菌の有無を検査する検査液を収容し、前記第2収容部内に収容する溶液として、第2収容部内の反応剤及び採種棒を殺菌する消毒液を収容した請求項1乃至4いずれか記載の検査用キット。
  6. 前記第1収容部内に収容する反応剤として、細菌を培養する液状、ゲル状、粉末状の培養地を収容し、前記第2収容部内に収容する溶液として、培養地を調整せしめる添加剤を収容した請求項1乃至4いずれか記載の検査用キット。
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