JP2008128511A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008128511A
JP2008128511A JP2006311176A JP2006311176A JP2008128511A JP 2008128511 A JP2008128511 A JP 2008128511A JP 2006311176 A JP2006311176 A JP 2006311176A JP 2006311176 A JP2006311176 A JP 2006311176A JP 2008128511 A JP2008128511 A JP 2008128511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
water supply
bath
circulation
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006311176A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisataka Sonoda
寿貴 園田
Hiroshi Kitanishi
博 北西
Kentaro Sahashi
賢太郎 佐橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006311176A priority Critical patent/JP2008128511A/ja
Publication of JP2008128511A publication Critical patent/JP2008128511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control For Baths (AREA)

Abstract

【課題】浴槽の残水量を正確に演算すること。
【解決手段】浴水戻り温度センサ32と、給湯循環流量センサ36と、熱交換器出口温度センサ34と、給湯循環戻り温度センサ36の検知信号を用いて残湯量を演算する残湯量演算装置37を備えることにより、ガス種やガス成分による熱源の発熱量のばらつき、また機器ばらつきや、一次側循環回路の循環水温度による熱効率のばらつきの影響を受けず、残湯量が正確に演算される。
【選択図】図1

Description

本発明は、バーナの燃焼により加熱する給湯熱交換器を備え、前記給湯熱交換器で加熱された湯水を循環する給湯循環回路に風呂熱交換器を設けた給湯装置に関し、特に、浴槽に溜まっている残水量を演算する残湯量演算装置を備えたものに係る。
従来この種の給湯装置として、給湯路と浴槽に接続された風呂追い焚き路が共通の熱交換器を持つ一缶二水路式燃焼装置において、浴槽内の水を風呂追い焚き路内に導き、循環させる循環ポンプと、風呂追い焚き路内に導かれた浴槽内の水の水温を測定する温度検出手段とを備え、燃焼が行われないときに、循環ポンプを駆動させて浴槽内の水温を検出する。
また、浴槽内の水を風呂追い焚き路内に導き、循環ポンプと、風呂追い焚き路内に導かれた浴槽内の水の温度を検出する温度検出手段と循環ポンプによる風呂追い焚き路内の水の循環量の制御手段とを備え、給湯中に風呂追い焚き要求が出されたとき、制御手段は、給湯温度が変化しない程度の循環量で循環ポンプを駆動させ、温度検出手段によって浴槽内の水の水温を検出するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、熱源によって加熱された温水を循環させ、液−液型の風呂用熱交換器を介して浴槽内の湯水を加熱したり、該温水を床暖房用の温水マットや温水暖房放熱器のような暖房端末器に流し室内の暖房を行なう加熱循環システムがある。
この時の浴槽の残湯量は、熱源を予め設定された一定の発熱量で燃焼させ、熱交換器の効率を乗じて、浴槽内の湯水に伝達される熱量を求め、所定時間燃焼した後の残水の温度差を基に求めるようになっていた。
特開平11−37551号公報
しかしながら、風呂用熱交換器を介して浴槽内の湯水に伝達される熱量は、熱源の発熱量および給湯熱交換器の効率から求められるが、熱源の発熱量は、ガス種やガス成分によるばらつき、また給湯熱交換器の熱効率は機器のばらつきや、1次側循環回路の循環水温度によってばらつき、その結果、風呂用熱交換器を介して浴槽内の湯水に伝達される熱量に誤差を生じ、上記残湯量が正確に演算されないという課題を有するものであった。
前記従来の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、ガス種やガス成分による熱源の発熱量のばらつき、また機器ばらつきや、一次側の循環水温度による熱効率のばらつきの影響を受けず、正確に浴槽の残湯量を演算できる給湯装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の給湯装置は、給水路より供給される水をバーナの燃焼により加熱し出湯路に湯水を供給する給湯熱交換器と、前記出湯路と前記給水路を接続して形成した循環路に風呂熱交換器と循環ポンプを配設した給湯循環回路と、前記風呂熱交換器を経由した後の給湯循環回路から分岐して給湯栓に至る給湯回路と、前記給湯循環回路中に配置し、循環流量を検知する循環流量センサと、前記給湯熱交換器の出口温度を検知する給湯熱交換器出口温度センサと、前記風呂熱交換器を経由した後の温水を検知する給湯循環戻り温度センサと、前記風呂熱交換器の二次側に形成した風呂追い焚き回路
に設け、浴槽からの浴水の戻り温度を検知する浴水戻り温度センサと、前記浴水戻り温度センサ、給湯循環流量センサ、給湯熱交換器出口温度センサ、給湯循環戻り温度センサの各検知信号を用いて浴槽の残湯量を演算する残湯量演算装置を備えたものである。
これによって、風呂熱交換器を介して浴槽内の湯水に伝達される熱量を都度直接、正確に演算するので、ガス種やガス成分による熱源の発熱量のばらつき、また機器ばらつきや、風呂熱交換器の1次側である給湯循環回路の循環水温度による熱効率のばらつきの影響を受けず、残湯量が正確に演算できる。
本発明の給湯装置は、風呂用熱交換器を介して浴槽内の湯水に伝達される熱量を都度直接、正確に演算するので、ガス種やガス成分による熱源の発熱量のばらつき、また機器ばらつきや、給湯循環回路の循環水温度による熱効率のばらつきの影響を受けず、残湯量が正確に演算できる。
第1の発明は、給水路より供給される水をバーナの燃焼により加熱し出湯路に湯水を供給する給湯熱交換器と、前記出湯路と前記給水路を接続して形成した循環路に風呂熱交換器と循環ポンプを配設した給湯循環回路と、前記風呂熱交換器を経由した後の給湯循環回路から分岐して給湯栓に至る給湯回路と、前記給湯循環回路中に配置し、循環流量を検知する循環流量センサと、前記給湯熱交換器の出口温度を検知する給湯熱交換器出口温度センサと、前記風呂熱交換器を経由した後の温水を検知する給湯循環戻り温度センサと、前記風呂熱交換器の二次側に形成した風呂追い焚き回路に設け、浴槽からの浴水の戻り温度を検知する浴水戻り温度センサと、前記浴水戻り温度センサ、給湯循環流量センサ、給湯熱交換器出口温度センサ、給湯循環戻り温度センサの各検知信号を用いて浴槽の残湯量を演算する残湯量演算装置を備えたものである。
これによって、風呂熱交換器を介して浴槽内の湯水に伝達される熱量を都度直接、正確に演算するので、ガス種やガス成分による熱源の発熱量のばらつき、また機器ばらつきや、風呂熱交換器の一次側である給湯循環回路の循環水温度による熱効率のばらつきの影響を受けず、残湯量が正確に演算される。
第2の発明は、特に、第1の発明の残湯量演算装置として、給湯循環回路の循環とともに、風呂追い焚き回路の循環動作により浴槽内湯水を循環して風呂熱交換器を介して熱を加え、循環開始からの所定の時間と、給湯循環流量センサの循環流量と、その間の給湯熱交換器出口温度センサと給湯循環戻り温度センサの温度差から加えた熱量を演算し、その間の浴水戻り温度センサの上昇温度から残湯量を求めるものである。
これによって、風呂熱交換器を介して浴槽内の湯水に伝達される熱量を直接正確に演算するので、ガス種やガス成分による熱源の発熱量のばらつき、また機器ばらつきや、風呂熱交換器の一次側である給湯循環回路の循環水温度による熱効率のばらつきの影響を受けず、残湯量が正確に演算される。
第3の発明は、特に、第1の発明の残湯量演算装置として、給湯循環回路の循環とともに、風呂追い焚き回路の循環により浴槽内湯水を循環して風呂熱交換器を介して熱を加え、循環開始から浴水戻り温度センサが所定の温度になるまでの間の時間と、給湯循環流量センサーの循環流量と、その間の給湯熱交換器出口温度センサと給湯循環戻り温度センサの温度差から加えた熱量を演算し、その間の浴水戻り温度センサの上昇温度から残湯量を求めたものである。
これによって、風呂熱交換器を介して浴槽内の湯水に伝達される熱量を直接正確に演算するので、ガス種やガス成分による熱源の発熱量のばらつき、また機器ばらつきや、風呂熱交換器の一次側である給湯循環回路の循環水温度による熱効率のばらつきの影響を受けず、残湯量が正確に演算される。
第4の発明は、特に、第1または第2の発明の残湯量演算装置として、給湯循環回路の循環とともに、風呂追い焚き回路の循環により浴槽内湯水を循環して風呂熱交換器を介して熱を加え、循環開始から所定時間経過した後に残湯量の演算を開始するようにしたものである。これによって、風呂用熱交換器を介して浴槽内の湯水に伝達される熱量を直接正確に演算するので、ガス種やガス成分による熱源の発熱量のばらつき、また機器ばらつきや、風呂熱交換器の一次側である給湯循環回路の循環水温度による熱効率のばらつきの影響を受けず、残湯量が正確に演算される。
また、残湯量演算の開始を所定時間遅らせることにより、循環開始初期の温度変化の著しい部分を排除できるので、さらに精度を上げて残湯量の演算をすることができる。
第5の発明は、特に、第1または第2の発明の残湯量演算装置として、給湯循環回路の循環とともに、風呂追い焚き回路の循環により浴槽内湯水を循環して風呂熱交換器を介して熱を加え、循環動作開始から浴水戻り温度センサーが所定温度上昇した後に残湯量の演算を開始するようにしたものである。
これによって、風呂用熱交換器を介して浴槽内の湯水に伝達される熱量を直接正確に演算するので、ガス種やガス成分による熱源の発熱量のばらつき、また機器ばらつきや、風呂熱交換器の一次側である給湯循環回路の循環水温度による熱効率のばらつきの影響を受けず、循環流量が正確に演算される。
また、浴水戻り温度センサが所定の温度上昇を検知するまで残湯量演算の開始を遅らせることにより、循環開始初期の温度変化の著しい部分を排除できるので、さらに精度を上げて残湯量の演算をすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における給湯装置の構造図を示すものである。図1において、まず給水路1より供給される水をバーナ2の燃焼により給湯熱交換器15を加熱し所定の温度に上昇した後、出湯路3を経由して風呂熱交換器27に供給し、循環ポンプ17を介して給湯熱交換器15の上流側の給水路1に戻し、給湯熱交換器15の入口と出口を液―液型の風呂用熱交換器27及び循環ポンプ17介して接続した一側循環回路である給湯循環回路19を構成している。この給湯循環回路19には、風呂熱交換器27の出口側にあって循環流量を検出する循環流量センサー36が設けられており、風呂追い焚き運転が行われているときの循環流量を求めることができる。
そして、風呂熱交換器27を経由し循環ポンプ17に至る給湯循環回路19の風呂熱交換器27の出口側の途中から分岐して給湯栓6に接続した給湯回路26を構成し、この給湯回路26と給水路1を連通して形成したバイパス通路4から給水路1より供給される水の一部をバイパス制御弁5を介して供給することで所望の湯水に調整し、給湯栓6より出湯するようにしている。
ここで、バーナ2はガス元電磁弁7、ガス比例弁8、ガス切替弁9が配設されたガス供
給路10より燃料が供給され、燃焼用ファン11より燃焼用空気が供給されて、予め定められたシーケンスに従い燃焼動作が行われる。そして、バーナ2の燃焼により発生する燃焼ガスは燃焼室12を通って排気通路13を経由し排気口14から器具外に排出される。
次に、風呂熱交換器27はその一次側に形成された給湯循環回路19に接続され、給湯熱交換器15で加熱された高温水を循環ポンプ17で循環させながら二次側と熱交換し、二次側循環回路である風呂追い焚き回路28に熱量を供給する。風呂追い焚き回路28は風呂ポンプ29、水量検知部30を通って浴槽31の湯を風呂熱交換器27の二次側に供給し所定時間循環させることで浴槽水の追い焚きを行う。また、浴槽31へ湯張りを行う注湯回路38として、バイパス通路4の下流側の出湯路3から風呂追い焚き回路28に連通する経路を形成している。
まず、給湯運転時には、給湯栓6を開くと給水路1に配設した給水側流量センサ23が通水を検知し、この通水信号で燃焼用ファン11が動作し同時にガス元電磁弁7、ガス比例弁8が開き、バーナ2に燃料と燃焼用空気が供給されて着火動作により燃焼が開始する。このバーナ2の燃焼開始により発生した燃焼ガスは燃焼室12から排気通路13を経由して排気口14より排出される。この燃焼ガスの排気動作の過程において燃焼室12に配設した給湯熱交換器15で給水路1より供給される水が加熱される。
給湯熱交換器15で加熱された湯水は、給湯熱交換器15を迂回するように給水路1と給湯回路26を連通して設けたバイパス通路4に配設したバイパス制御弁5により入水側の水と混合される。混合された湯は遠隔操作用リモコン24で設定した給湯設定温度になるよう出湯サーミスタ25の信号によりバイパス制御弁5の開度を調整し、給湯栓6より給湯される。
このように、給湯単独運転を選択する場合は、遠隔操作用リモコン24で所望の温度を設定し給湯栓6を開くことで自動的に設定された湯温の湯水を確保することができる。
次に風呂追い焚き運転時には、遠隔操作用リモコン24で風呂運転の指示を行うと、風呂追い焚き回路28に設けた風呂ポンプ29が駆動し水流検知部30で浴槽水の循環が検知されると、その検知信号で給湯循環回路19の湯水を循環させる給湯循環ポンプ17が駆動し、同時にバーナ2の着火動作により燃焼が開始される。
このバーナ2の燃焼開始により発生した燃焼ガスは燃焼室12から排気通路13を経由して排気口14より排出される。この燃焼ガスの排気動作の過程において燃焼室12に配設した給湯熱交換器15で給水路1より供給される水が加熱される。
給湯熱交換器15で加熱された湯水は給湯循環ポンプ17で風呂熱交換器27に供給され、水−水熱交換構成により熱交換され風呂追い焚き回路28へ伝熱される。風呂熱交換器27で受熱した風呂追い焚き回路28の熱は、浴槽31の湯温を上昇させ所定の追い焚き湯温を確保する。
そして、風呂熱交換器27で熱交換された高温水は給湯熱交換器15の上流側の給水路1に戻し、給湯循環回路19を形成し、遠隔操作用リモコン24で設定された所定の追い焚き条件を満足するまで所定の湯温に維持して循環を継続する。
このように、風呂熱交換器27に供給する湯水を、給湯回路を構成する出湯路3から分岐して取り出し給湯循環回路19を形成することで、風呂追い焚き運転に必要な高温水を確保しつつ、給湯回路に対して高温水から低温水まで幅広い範囲の湯水を調節して供給することが可能な給湯優先動作を確保することができる。
お湯はり運転時には、遠隔操作用リモコン24でお湯はり運転の指示を行うと、風呂循環ポンプ29が駆動し、水流検知部30で浴槽水の循環が検知されない場合は、ポンプ運転を停止し、注湯弁39を開弁し、前記給湯運転時と同様に、加熱・混合された所定温度の温水を注湯回路38より風呂追い焚き回路28に供給し、お湯はり運転が開始される。遠隔操作用リモコン24で予め設定された湯量の注湯が終了すると、注湯弁39を閉止し、お湯はり運転を終了する。その後、前記風呂追い炊き運転を行い、遠隔操作用リモコン24で予め設定された温度まで追い焚きを行う。
前記お湯はり運転時の風呂循環ポンプ29の運転の際、水流検知部30で浴槽水の循環を検知した場合は、以下に述べる残湯量演算により残湯量を演算し、遠隔操作用リモコン24で予め設定された湯量から演算された残湯量を減じた分の注湯を行う。
以上説明した給湯単独運転、風呂追い焚き運転、お湯はり運転の制御は、遠隔操作用リモコン24からの指示を受けた制御手段37が内蔵したプログラムを実行して行うものであり、制御手段37はマイクロコンピュータおよびその周辺回路で構成されている。そして、制御手段37は以下に説明する上記の残湯量を演算する残湯量演算装置も格納しているものである。
ここで、残湯量W(l)を求めるには、前記風呂追い焚き運転を開始し、風呂追い焚き運転時に給湯熱交換器出口サーミスタ34で検出される温度T1(℃)と給湯循環戻り温度サーミスタ35で検出される温度T2(℃)の温度差ΔT(deg)を一定時間ごとに計測し制御手段37の記憶部に記憶しておくと共に、追い焚き時間t(min)も計測し記憶しておく。また、同時に、初期の浴水戻り温度サーミスタ32で検出される温度と、追い焚き終了後(t(min)後)の浴水戻り温度サーミスタ32で検出される温度の温度差Δt(deg)を制御手段37の記憶部に記憶しておく。さらに、給湯循環流量センサ36で検出される循環流量Q(l/min)を一定時間ごとに計測し制御手段37の記憶部に記憶しておく。これらの値を用い制御手段37の残湯量演算装置は残湯量W(l)を(式1)により求める。
W=QAvr×(ΔTAvr)×t/Δt・・・・(1)
(ただし、ΔTAvr(deg):ΔT(deg)の平均値
ΔQAvr(l/min):Q(l/min)の平均値とする)
さらに、この時、各温度および循環流量の値を所定時間経過後に取り込み始めることにより、循環開始初期の温度変化の著しい部分を排除できるので、上記ΔT(deg)が安定し、さらに精度を上げて残湯量の演算することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、風呂熱交換器を介して浴槽内の湯水に伝達される熱量を都度直接、正確に演算するので、ガス種やガス成分による熱源の発熱量のばらつき、また機器ばらつきや、風呂熱交換器の1次側である給湯循環回路の循環水温度による熱効率のばらつきの影響を受けず、残湯量が正確に演算できる。
以上のように、本発明にかかる給湯装置は給湯循環流量センサと、給湯熱交換器出口温度センサと、給湯循環戻り温度センサーの検知信号を用いて浴槽内の湯水に伝達される熱量を正確に演算し、さらに浴水戻り温度センサの検知信号を用いて残湯量を正確に演算することが可能となるため、ガス、石油、電気の給湯風呂装置、給湯暖房機等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における給湯装置の構造図
符号の説明
1 給水路
2 バーナ(加熱手段)
3 出湯路
15 給湯熱交換器
17 給湯循環ポンプ
19 給湯循環回路
23 流量センサ
27 風呂熱交換器
28 風呂追い焚き回路
29 風呂循環ポンプ
31 浴槽
32 浴水戻り温度サーミスタ
33 浴水往き温度サーミスタ
34 給湯熱交換器出口サーミスタ
35 給湯循環戻り温度サーミスタ
36 給湯循環流量センサ
37 制御手段(残湯量演算装置)

Claims (5)

  1. 給水路より供給される水をバーナの燃焼により加熱し出湯路に湯水を供給する給湯熱交換器と、前記出湯路と給水路を接続して形成した循環路に風呂熱交換器と循環ポンプを配設した給湯循環回路と、前記風呂熱交換器を経由した後の給湯循環回路から分岐して給湯栓に至る給湯回路と、前記給湯循環回路中に配置し循環流量を検知する循環流量センサと、前記給湯熱交換器の出口温度を検知する給湯熱交換器出口温度センサと、前記風呂熱交換器を経由した後の温水を検知する給湯循環戻り温度センサーと、前記風呂熱交換器の二次側に形成した風呂追い焚き回路に設け、浴槽からの浴水の戻り温度を検知する浴水戻り温度センサと、前記浴水戻り温度センサ、循環流量センサ、給湯熱交換器出口温度センサ、給湯循環戻り温度センサの各検知信号を用いて残湯量を演算する残湯量演算装置を備えた給湯装置。
  2. 残湯量演算装置は、給湯循環回路の循環動作とともに、風呂追い焚き回路の循環動作により浴槽内湯水を循環して風呂熱交換器を介して熱を加え、循環動作開始からの所定の時間と、給湯循環流量センサの循環流量と、その間の給湯熱交換器出口温度センサと給湯循環戻り温度センサの温度差から加えた熱量を演算し、その間の浴水戻り温度センサの上昇温度から残湯量を求める請求項1記載の給湯装置。
  3. 残湯量演算装置は、給湯循環回路の循環動作とともに、風呂追い焚き回路の循環動作により浴槽内湯水を循環して風呂熱交換器を介して熱を加え、循環動作開始から浴水戻り温度センサが所定温度上昇するまでの時間と、循環流量センサーの循環流量と、その間の給湯熱交換器出口温度センサと給湯循環戻り温度センサーの温度差から加えた熱量を演算し、その間の浴水戻り温度センサの上昇温度から残湯量を求める請求項1記載の給湯装置。
  4. 残湯量演算装置は、給湯循環回路の循環動作とともに、風呂追い焚き回路の循環動作により浴槽内湯水を循環して風呂熱交換器を介して熱を加え、循環開始から所定時間経過した後に残湯量の演算を開始する請求項2または3記載の給湯装置。
  5. 残湯量演算装置は、給湯循環回路の循環動作とともに、風呂追い焚き回路の循環動作により浴槽内湯水を循環して風呂熱交換器を介して熱を加え、循環動作開始から浴水戻り温度センサが所定温度上昇した後に残湯量の演算を開始する請求2または3記載の給湯装置。
JP2006311176A 2006-11-17 2006-11-17 給湯装置 Pending JP2008128511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006311176A JP2008128511A (ja) 2006-11-17 2006-11-17 給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006311176A JP2008128511A (ja) 2006-11-17 2006-11-17 給湯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008128511A true JP2008128511A (ja) 2008-06-05

Family

ID=39554521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006311176A Pending JP2008128511A (ja) 2006-11-17 2006-11-17 給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008128511A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108317732A (zh) 一种自动混水的调温装置及燃气热水器
JP2007278674A (ja) 給湯装置
JP4477566B2 (ja) 温水システム
JP2008128511A (ja) 給湯装置
JP2017044413A (ja) 複合熱源機
JP4656106B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2021032487A (ja) 給湯装置
JP6428364B2 (ja) 温水装置
JP3767956B2 (ja) 一缶二水路風呂給湯器
JP3776997B2 (ja) 一缶二水路風呂給湯器
JP6515550B2 (ja) 一缶二水路給湯装置
JP3850635B2 (ja) 浴槽残水量の検出方法
JP3776998B2 (ja) 一缶二水路風呂給湯器
JP2589237Y2 (ja) 一缶二回路式の給湯機
JP3777005B2 (ja) 一缶二水路風呂給湯器
JP2017122535A (ja) 風呂給湯器
JP3767959B2 (ja) 一缶二水路風呂給湯器
JPH1026416A (ja) 給湯器付き風呂釜
JP3777001B2 (ja) 一缶二水路式燃焼装置
JP2019066057A (ja) 給湯器
KR0178186B1 (ko) 가스보일러의 온수온도제어 방법
JPH11325586A (ja) 一缶多水路式燃焼機器
JP2019066126A (ja) 風呂給湯器
JP2019219067A (ja) 熱源装置
JP2010032076A (ja) 間接加熱型温水装置及び温水の間接加熱方法