JP2008127189A - エレベータのかご - Google Patents

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Hideo Kai
秀男 甲斐
Takanori Isono
隆規 磯野
Yoshito Goto
義人 五藤
Nobuhiro Nishimura
信寛 西村
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Abstract

【課題】地震等の災害時において、災害の規模が大きく広範囲に被害が発生し、エレベータのかご内に乗客が長時間に亘って閉じ込められた場合でも、精神的、肉体的ストレスを和らげることができるエレベータのかごを得る。
【解決手段】かご室1と、かご室に設けられ、携帯電話を含む非常用備品8〜11を収納する非常用備品収納ボックス6と、非常用備品収納ボックスの前面開口部に開閉自在に設けられ、通常時は閉塞されており、非常時に解除されて開放される開閉蓋12と、非常用備品収納ボックスの昇降路側の一部に設けられた電波透過用開口部14と、電波透過用開口部を覆うように設けられ、電波透過材にて形成された電波透過体15とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、地震等の災害時において、乗客がかご内に閉じ込められた際に有効な機能を備えたエレベータのかごに関するものである。
地震等の災害時において、災害の規模が大きく広範囲に被害が発生した場合、エレベータのかご内に乗客が長時間に亘って閉じ込められる可能性がある。その際には、乗客は長時間に亘って精神的、肉体的ストレスを受けることになる。
また、従来技術として、非常時に用いる非常用物品を収納する収納部と、収納部から非常用物品の取り出しを許容する取出用開閉部と、通常時は、取出用開閉部の開閉を禁止する開閉禁止手段と、収納部内の非常用物品のメンテナンスを許容するメンテナンス用開閉許容手段とを備えた非常用物品収納箱をエレベータのゴンドラ(かご)内に設置したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3122679号公報
地震等の災害時において、エレベータのかご内に乗客が長時間に亘って閉じ込められると、乗客は長時間に亘って精神的、肉体的ストレスを受けることになるので、それを取り除いたり、或いは和らげたりする必要があった。
また、従来の非常用物品箱をエレベータのゴンドラ内に設置したものでは、非常時に用いる携帯ラジオ、懐中電灯、乾パン、非常水ペットボトル等を収納し、乗客が長時間に亘って閉じ込められた場合に備えているが、何らかの理由により備え付けのインターホン等が故障して外部との連絡が断たれた場合は、乗客の不安感は一層増し、より多くの精神的、肉体的ストレスを受けることになる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、地震等の災害時において、災害の規模が大きく広範囲に被害が発生し、エレベータのかご内に乗客が長時間に亘って閉じ込められた場合でも、精神的、肉体的ストレスを和らげることができるエレベータのかごを提供するものである。
この発明に係るエレベータのかごにおいては、かご室と、かご室に設けられ、携帯電話を含む非常用備品を収納する非常用備品収納ボックスと、非常用備品収納ボックスの前面開口部に開閉自在に設けられ、通常時は閉塞されており、非常時に解除されて開放される開閉蓋と、非常用備品収納ボックスの昇降路側の一部に設けられた電波透過用開口部と、電波透過用開口部を覆うように設けられ、電波透過材にて形成された電波透過体とを備えたものである。
この発明によれば、地震等の災害時において、災害の規模が大きく広範囲に被害が発生し、エレベータのかご内に乗客が長時間に亘って閉じ込められた場合でも、非常用備品を容易に取り出すことができる。また、もし外部との連絡が断たれた場合でも、携帯電話を非常用備品収納ボックスに近づけると、電波透過用開口部に設けられた電波透過体を通して携帯電話が繋がりやすくなり、外部との連絡が取れるので、乗客の不安感を解消することができ、精神的、肉体的ストレスを和らげることができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかごを室内側から見た斜視図、図2は図1のA−A線に沿った拡大断面図、図3は開閉蓋を開き非常用備品箱を取り出した状態を示す図2相当図である。
図において、1はエレベータのかご室、2はかご室1の出入口に設けられたかごの戸、3はかご室1の一方の袖壁4に設けられたかご操作盤で、行き先階登録ボタン、戸開ボタン、戸閉ボタン、かご内ディスプレイ装置、インターホン等を備えている。5はかご操作盤3の背面に設けられた操作盤ボックス、6はかご操作盤3の下方の袖壁4の背面に設けられ、かつ操作盤ボックス5の下方に位置する非常用備品収納ボックスで、例えば電波を透過しにくい金属材料等から構成されている。7はこの収納ボックス6内に収納された非常用備品箱で、内部には携帯電話8、携帯ラジオ9、非常食10、充電器付き懐中電灯11等が収納されている。12は袖板4に設けられた非常用備品収納ボックス6の前面開口部を開閉自在に閉塞する開閉蓋で、常時は閉塞されているが、閉じ込めが発生し、非常ボタン(図示せず)が押された時に、ロックが解除されて開放されるものである。13は非常用備品収納ボックス6の上部壁面に設けられ、非常時に上記開閉蓋12が開放されると点灯し、非常用備品収納ボックス6内とその近傍を照らすようにしている。14は非常用備品収納ボックス6の上部壁面の背面側と背面壁の上部に跨って形成された電波透過用開口部、15はこの電波透過用開口部14を覆うように傾斜して設けられたガラス、樹脂などからなる電波透過材にて形成された電波透過体、16は上記開閉蓋12の裏面に設けられた非常用名板で、例えば、「非常用備品収納ボックスに携帯電話を近づけると携帯電話が繋がり易くなります」等のメッセージが記載されているものである。
この発明によるエレベータのかご室は、以上のように構成されているので、地震等の災害時において、災害の規模が大きく広範囲に被害が発生し、エレベータのかご内に乗客が長時間に亘って閉じ込められた場合は、乗客が非常ボタンを押し、非常用備品収納ボックス6の開閉蓋12のロックを解除する。この時、自動アナウンスや文字が発光する名板等で乗客にロック解除を知らせることもできる。また、開閉蓋12が開放されると、非常灯13が自動的に点灯して、周囲を明るく照らすので、非常用備品箱7を容易に取り出すことができ、非常用備品箱7内の非常用備品8〜11を取り出すことができる。そして、万一、何らかの理由により備え付けのインターホン等が故障して外部との連絡が断たれた場合には、開閉蓋12の裏面に設けられた非常用名板16のメッセージの記載内容に従って、携帯電話8を非常用備品収納ボックス6に近づけると、電波透過用開口部14に設けられた電波透過体15を通して携帯電話8が繋がりやすくなり、外部との連絡が取れるので、乗客の不安感をいち早く解消することができ、精神的、肉体的ストレスを和らげることができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、非常用備品収納ボックス6をかご操作盤3の下方の袖壁4の背面で、かつ操作盤ボックス5の下方に位置するように設けたが、この実施の形態2においては、図1の左側に示すように、かご室1のかご操作盤3と反対側の袖壁の下端コーナー部に、横断面が三角形状の非常用備品収納ボックス17を設けたものである。上記以外の構成は、図示を省略しているが、実施の形態1とほぼ同様である。
この発明の実施の形態1におけるエレベータのかごを室内側から見た斜視図である。 図1のA−A線に沿った拡大断面図である。 開閉蓋を開き非常用備品箱を取り出した状態を示す図2相当図である。
符号の説明
1 かご室
2 かごの戸
3 かご操作盤
4 袖壁
5 操作盤ボックス
6 非常用備品収納ボックス
7 非常用備品箱
8 携帯電話
9 携帯ラジオ
10 非常食
11 充電器付き懐中電灯
12 開閉蓋
13 非常灯
14 電波透過用開口部
15 電波透過体
16 非常用名板
17 三角形状の非常用備品収納ボックス

Claims (5)

  1. かご室と、
    前記かご室に設けられ、携帯電話を含む非常用備品を収納する非常用備品収納ボックスと、
    前記非常用備品収納ボックスの前面開口部に開閉自在に設けられ、通常時は閉塞されており、非常時に解除されて開放される開閉蓋と、
    前記非常用備品収納ボックスの昇降路側の一部に設けられた電波透過用開口部と、
    前記電波透過用開口部を覆うように設けられ、電波透過材にて形成された電波透過体と、
    を備えたことを特徴とするエレベータのかご。
  2. かご室と、
    前記かご室に設けられ、携帯電話等を含む非常用備品を収納する非常用備品収納ボックスと、
    前記非常用備品収納ボックスの前面開口部に開閉自在に設けられ、通常時は閉塞されており、非常時に解除されて開放される開閉蓋と、
    前記非常用備品収納ボックスの昇降路側の一部に設けられた電波透過用開口部と、
    前記電波透過用開口部を覆うように設けられ、電波透過材にて形成された電波透過体と、
    前記開閉蓋の裏面に設けられ、非常時に出現して前記携帯電話を非常用備品収納ボックスに近づけて使用するように促すメッセージが記載された非常用名板と、
    を備えたことを特徴とするエレベータのかご。
  3. 電波透過体は、ガラス又は樹脂にて形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータのかご。
  4. 非常用備品収納ボックスは、かご室のかご操作盤の下方の袖壁内に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータのかご。
  5. 非常用備品収納ボックスは、かご室のかご操作盤と反対側の袖壁の下端コーナー部に設けられ、断面三角形状であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータのかご。
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