JP6786684B1 - エレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】かご内スペースを圧迫することなく、かつ、トランク室のスペースを有効利用することができるエレベータを提供する。【解決手段】エレベータのかご室の背面側に設けられ、常時は閉扉されたトランク扉によってかご室と画成され、使用時にはトランク扉を開扉させることで、長尺物の搬入を可能とするトランク室と、トランク室内に設置された収納箱(緊急ボックス)と、トランク室の側面に設置されたトランク室側スライドレールと、トランク室側スライドレールと嵌合して収納箱を上下動可能にする箱側スライドレールと、を備え、トランク室の使用時には、収納箱を当該トランク室の上部にスライドさせて長尺物の搬入を許容する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、エレベータに関する。
突発的に発生する停電や地震発生等の災害時には、利用者がエレベータ内で閉じ込められる事故が多発する。現在、災害発生時における緊急事態に対応した緊急ボックスがエレベータのかご内に設置されている。
一方、ストレッチャーや棺等の長尺物をエレベータのかご室に搬入して移動させるために、かご室の背面側にトランク室を設けたエレベータもある。このトランク室は、常時は閉扉されており、長尺物を搬入する際に開扉させて、トランク室の内奥まで長尺物の先端を入れることが可能になる。
特開2007−176685号公報 登録実用新案第3164167号公報
しかし、エレベータのかご室内に設置された緊急ボックスは、非常時に使用されるものであるにも関わらず、かご内の角等に設置されるので、かご内スペースを圧迫するという問題がある。一方、かごの内奥に設置されるトランク室は、通常の運行時は使用されることが無いので、無駄なスペースとなる。
本発明は上記事情に鑑み、かご内スペースを圧迫することなく、かつ、トランク室のスペースを有効利用することができるエレベータを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための態様は、エレベータのかご室の背面側に設けられ、常時は閉扉されたトランク扉によって前記かご室と画成され、使用時には前記トランク扉を開扉させることで、長尺物の搬入を可能とするトランク室と、前記トランク室内に設置された収納箱と、前記トランク室の側面に設置されたトランク室側スライドレールと、前記トランク室側スライドレールと嵌合して前記収納箱を上下動可能にする箱側スライドレールと、を備え、前記トランク室の使用時には、前記収納箱を当該トランク室の上部にスライドさせて前記長尺物の搬入を許容する、ことを特徴とするエレベータである。
また、他の態様は、エレベータのかご室の背面側に設けられ、常時は閉扉されたトランク扉によって前記かご室と画成され、使用時には前記トランク扉を開扉させることで、長尺物の搬入を可能とするトランク室と、前記トランク室内に設置された収納箱と、前記トランク室の側面に設置されたトランク室側のスライドレールと、前記トランク室側のスライドレールと嵌合して前記収納箱を上下動可能にする箱側のスライドレールと、を備え、前記収納箱は、当該トランク室の上部に設置され、緊急時には、下方にスライドさせて使用可能にする、ことを特徴とするエレベータである。
本発明の実施形態が適用されるエレベータを正面側から見た構成図。 本発明の実施形態が適用されるエレベータを側面側から見た構成図。 実施形態のトランク室を示す構成図。 実施形態のトランク室にダンパーを設置した一例を示す構成図。 実施形態のトランク室におけるトランク扉に透明保護板を設置した一例を示す構成図。
<第1実施形態>
図1は本発明の実施形態が適用されるエレベータのかご室を正面側から見た構成図である。
図1に示すエレベータのかご室1は、かご床面2と、かご床面2から立設された左右一対の側面板3と、かご床面2から立設された背面板4と、天井5とから構成されている。出入り口には、ドア6(図2参照)が設けられている。
実施形態のエレベータでは、背面板4の内奥にトランク室7が設けられている。トランク室7は、トランク床面8と、トランク床面8から立設された左右一対のトランク室側面板9と、トランク床面8から立設されたトランク室背面板10とから構成されている。
また、トランク室7の開口部には、観音開き式のトランク扉11が設置されている。トランク扉11には、鍵12が設置され、平時は開口部を閉扉している。ストレッチャー14や棺等の長尺物を搬送する際には、トランク扉11の鍵12を解錠した後、トランク扉11を開いてトランク室7の内奥部までストレッチャー14等の長尺物の先端が挿入されることで長尺物の搬送を確保できる。
本実施形態では、トランク床面8からトランク室天井までをトランク室7と呼ぶ。このトランク室7には、緊急ボックス13が収納されている。緊急ボックス13には、飲料水や非常食、医薬品等の救援物資が収納されている。緊急ボックス13は、救援物資を取り出した後は本体をトイレとしても使用可能である。
実施形態では、図3に示すように、緊急ボックス13がトランク室7内を上下動可能に構成するために、スライドレール15が設置されている。スライドレール15は、トランク室7のトランク室側面板9に設置される壁側レール15aと、緊急ボックス13の側面に設置されるボックス側レール15bとから構成される。壁側レール15aとボックス側レール15bとがスライド可能に嵌合されることにより、緊急ボックス13がトランク室7を上下動可能にされる。
また、トランク床面8と緊急ボックス13の下面との間は、ダンパー16が設置されている。このダンパー16は、油圧等によって、常時は、緊急ボックス13を上方に押し上げており、図4に示すように、緊急時において、緊急ボックス13を必要とする際には、油圧を制御して緊急ボックス13をトランク床面8側に下降させることができる。
なお、図5に示すように、トランク扉11には、鍵を表面から覆う透明保護板が設置されている。この透明保護板17は、封印シール・ボタンロック(アクリル付)等で構成され、緊急ボッス13が悪戯等によって使用されたか否かを判断することができる。
上記構成において、緊急ボックス13をトランク室7の上部に設置した場合、災害等が発生した際は、緊急ボックス13を引き下ろす事で使用可能とする。その際、ダンパー16によって、下降時における圧力を吸収することができるので、お年寄りや子供等であっても安心して利用する場ことができる。また、緊急ボックス13をトランク室7の下部に設置した場合、ストレッチャー14等を運搬する際は緊急ボックス13を上部に持ち上げることで、トランク室7にストレッチャーが収納できるスペースを確保することができる。
<他の実施形態>
なお、ダンパー16は必ずしも設置しなくてもよい。緊急ボックスが軽量であれば、ダンパー16で支えなくとも、常時は、床に置いておけばよい。ストレッチャー14等をトランク室7まで搬入する際には、トランク扉11を開扉して緊急ボックス13を人力でスライドレール15を介して上部に押し上げる。そして、緊急ボックス13がスライドレール15からずれ落ちないように、適宜、壁側レール15aとボックス側レール15bとをロック部材(図示せず)によって、固定するように構成してもよい。逆に、常時は、緊急ボックス13をトランク室7の上部に配置し、壁側レール15aとボックス側レール15bとをロック部材(図示せず)によって、固定する。そして、緊急時には、トランク扉11の鍵12を解錠して開扉しロック部材を解除した後、緊急ボックス13を下方にスライドさせ、トランク床面8に載置するようにしてもよい。
このように、緊急ボックス13をトランク床面8に設置して上部にスライドさせる方法、逆に、緊急ボックス13をトランク上部に設置して緊急時に下にスライドさせる方法の2通りの方法を採用することが可能になる。このため、エレベータの利用形態に応じて、適宜、2通りの方法を選択することができるので、その利便性が向上する。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…かご室、2…かご床面、3…側面板、4…背面板、5…天井、6…ドア、7…トランク室、8…トランク床面、9…トランク室側面板、10…トランク室背面板、11…トランク扉、12…鍵、13…緊急ボックス(収納箱)、14…ストレッチャー、15…スライドレール、15a…壁側レール、15b…ボックス側レール、16…ダンパー、17…透明保護板

Claims (5)

  1. エレベータのかご室の背面側に設けられ、常時は閉扉されたトランク扉によって前記かご室と画成され、使用時には前記トランク扉を開扉させることで、長尺物の搬入を可能とするトランク室と、
    前記トランク室内に設置された収納箱と、
    前記トランク室の側面に設置されたトランク室側のスライドレールと、
    前記トランク室側のスライドレールと嵌合して前記収納箱を上下動可能にする箱側のスライドレールと、を備え、
    前記トランク室の使用時には、前記収納箱を当該トランク室の上部にスライドさせて前記長尺物の搬入を許容する、
    ことを特徴とするエレベータ。
  2. エレベータのかご室の背面側に設けられ、常時は閉扉されたトランク扉によって前記かご室と画成され、使用時には前記トランク扉を開扉させることで、長尺物の搬入を可能とするトランク室と、
    前記トランク室内に設置された収納箱と、
    前記トランク室の側面に設置されたトランク室側のスライドレールと、
    前記トランク室側のスライドレールと嵌合して前記収納箱を上下動可能にする箱側のスライドレールと、を備え、
    前記収納箱は、当該トランク室の上部に設置され、緊急時には、下方にスライドさせて使用可能にする、
    ことを特徴とするエレベータ。
  3. 前記収納箱の下面とトランク床面との間には、ダンパーが設置されており、
    前記ダンパーは油圧により前記収納箱を上下動可能に構成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  4. 前記トランク扉には、鍵と、鍵を表面から封印シールする透明保護板が設置され、透明保護板の封印シールを解除することで前記鍵の解錠を可能とする、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のエレベータ。
  5. 前記収納箱は、緊急時に使用される医薬品、飲食物等を収納する緊急ボックスであることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のエレベータ。
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