JP2019150408A - 壁状部及び装置類 - Google Patents

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【課題】 雨等に濡れる場所での使用においても装置類等の内部側が効果的に防水される透孔部を有する壁状部及びその壁状部を備えた装置類の提供。【解決手段】 保管庫Aの扉体Dを構成する略垂直状をなす鋼製の表側板部D1の右半分程度に、多数の透孔部D2を有し、その裏側に、透明合成樹脂製の裏側板部D3が、裏側板部D3の表側面が接する状態で重なり合うよう保持されている。表側板部D1の全ての透孔部D2は、裏側板部D3により覆われている。表側板部D1は、その下端裏側におけるほぼ全横幅にわたり、上方開口の溝状をなる水受け部Daを一体的に有する。水受け部Daは、水系液体が自然に流出する上下貫通の透孔である流出部Dbを右端部付近に備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、外部から操作するための操作部を外周部に有する装置における防水構造及びその防水構造を備えた装置に関する。
特開2014−81802号公報には、自動販売機本体14、自動販売機本体14の前面に設けられた扉体16、および扉体16の前面に取り付けられた覆い体12を備え、覆い体12は、扉体16の前面を覆う透明部材28を有し、透明部材28と扉体16の前面との間に表示体30を配置した自動販売機10が示されている。
透明部材28と扉体16の前面との間には、防水部材83として、扉体16の前面に配置され、各表示体30i,30jの周辺部に接触する環状のパッキングが介在する。
しかしながら、例えば配送物を一時的に保管する保管庫等の装置類の扉体又はその他の壁状部として、外部から内部を視認し得るようにしたり、内部に外部からの光を取り入れたり、デザイン上の要請を満たしたりする上で、扉体等に、1又は2以上の透孔部、特に多数の透孔部を有し、それらの透孔部の裏側に透明部材又はその他の部材を配する構造とすることを要する場合、パッキングを用いた防水構造は適切とは言えない。
特開2014−81802号公報
本発明は、雨等に濡れる場所での使用においても装置類等の内部側が効果的に防水される、透孔部を有する壁状部及びその壁状部を備えた装置類を提供することを目的とする。
本発明の壁状部及び装置類は、次のように表すことができる。
(1) 内部と外部をほぼ水平方向に隔てるための、開閉し得る又は開閉し得ない壁状部であって、
前記壁状部は、1又は2以上の透孔部を有する表側板部と、裏側板部を有してなり、
前記裏側板部は、前記表側板部の裏側に、裏側板部の表側面が接する状態又は近接する状態で重なり合うよう保持され、
前記表側板部の裏側に、上方開口の溝状をなし水系液体が自然に流出する流出部を備える水受け部を有し、
その水受け部は、前記透孔部又はその他より前記表側板部の裏側と前記裏側板部の表側面の間に浸入してその裏側板部の下端縁部から流出する水系液体を受容するよう位置することを特徴とする壁状部。
(2) 裏側板部の下端縁部が、水受け部の溝状部内に位置する上記(1)記載の壁状部。
(3) 上記裏側板部が、全体又は部分が透明性又は透光性を有し、表側板部の透孔部及び透明性又は透光性を有する裏側板部を通じ、外部と内部の間で一定程度の視認性又は光透過性を有する上記(1)又は(2)記載の壁状部。
(4) 上記裏側板部が、その裏側板部の両側縁部の上下方向の全長若しくは相当範囲又は複数箇所が表側板部の裏側との間に挟まれた状態で表側板部の裏側に保持されている上記(1)乃至(3)の何れか1項に記載の壁状部。
(5) 表側板部の裏側における裏側板部の側縁部が位置する部分に、裏側板部の当該側縁部の水平方向外側から当該側縁部の側に開口する上下方向の側縁溝状部を有し、その側縁溝状部内に裏側板部の側縁部が位置する上記(1)乃至(4)の何れか1項に記載の壁状部。
(6) 開閉し得る扉体である上記(1)乃至(5)の何れか1項に記載の壁状部。
(7) 内部と外部を有し、内部と外部をほぼ水平方向に隔てるために上記(1)乃至(6)の何れか1項に記載の壁状部を備える装置類。
(8) 内部と外部を有し、内部と外部をほぼ水平方向に隔てるために上記(6)記載の壁状部を備える装置類であって、
上記扉体が、垂直状の軸線のまわりに回動開閉し得るものであり、
前記装置類本体に、前記扉体の上面を覆い、下面が水平状又は外方に向かって下降傾斜した庇部を有し、
前記扉体の上面は、閉扉状態において外方に向かって下降傾斜するものである装置類。
(9) 庇部の下面と閉扉状態の前記扉体の上面の上下方向間隔が、内方に向かって縮小し、最小間隔は表面張力により水滴を保持し得る間隔よりも大きい上記(8)記載の装置類。
(10) 水受け部のうち溝幅方向の内部側の上側又は水受け部よりも内部側の上側に、水受け部に対し平行状に、下向き溝状部を有する上記(7)乃至(9)の何れか1項に記載の記載の装置類。
本発明の壁状部及び本発明の装置類における壁状部は、1又は2以上の透孔部を有する表側板部の裏側に、裏側板部の表側面が接する状態又は近接する状態で重なり合うよう保持されてなり、表側板部の透孔部又はその他より表側板部の裏側と裏側板部の表側面の間に浸入してその裏側板部の下端縁部から流出する水系液体が、水受け部により受容され、流出部より自然に流出するので、雨等に濡れる場所での使用においても装置類等の内部側が効果的に防水される。
閉扉状態の保管庫の前方側斜視図である。 保管部に配送物が収容された保管庫の開扉状態の前方側斜視図である。 閉扉状態の保管庫の縦断斜視図である。 閉扉状態の保管庫の右側面の前上角部拡大図である。
[1] 本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図面は何れも本発明の壁状部を扉体として備える本発明の装置類の実施の形態の一例としての保管庫に関するものである。
(1) この保管庫Aは、対象物を収容する内部空間である保管部Sに宅配荷物等の配送物Vを配送業者等が預け入れて一時的に保管し、配送物Vの受取人が必要時に取り出すために主に使用されるものである。
保管庫Aは、外形が略直方体形状をなし、保管部Sを備えた保管庫本体Bと、保管部Sに前記対象物を出し入れするために前方に開口する縦長長方形状の開口部Pと、その開口部Pを開閉し得る施錠可能な扉体Dを有する。
(2) 扉体Dは、物品の収容及び取り出しのために開き、保管部Sに収容した物品を保管するために閉じるものである。
扉体Dは、縦長長方形の略垂直板状をなし、扉体Dの右方の長辺部が、扉体D支持軸Fを介して、垂直方向の回動軸線のまわりに回動し得るよう保管庫本体Bに対し支持されている。
(2-1) 扉体Dを構成する略垂直状をなす鋼製の表側板部D1には、外部前方から見て右側の半分程度の領域に、多数の透孔部D2が形成されており、その裏側に、透明合成樹脂製の縦長長方形状の裏側板部D3が、裏側板部D3の表側面が接する状態で重なり合うよう保持されている。表側板部D1の全ての透孔部D2の裏側は、裏側板部D3により覆われている。
裏側板部D3は、その両側縁部のそれぞれ上端部付近から下端部付近にわたり、縦長細板状の側縁部保持体Hにより表側板部D1の裏側との間に挟んで保持されている。
両側の側縁部保持体Hは、表側板部D1の裏側の横方向中央部付近及び右端部にそれぞれ突起する上下方向の突条状部と共に、裏側板部D3の当該側縁部の水平方向外側から当該側縁部の側に開口する上下方向の側縁溝部Rを構成している。
(2-2) 閉扉状態においては、これらの透孔部D2及び透明な裏側板部D3を通じ、外部から保管部S内に荷物が収容されているか否か、人が閉じ込められているか否か等の確認が可能であると共に、保管部S内に閉じ込められた者が、扉体Dの表側板部D1の透孔部D2及び透明な裏側板部D3を通じて保管部S内を照らし得る外光により保管部S内の様子を可及的に視認し得、非常開扉操作部や非常脱出具や非常通報装置を有する場合に、適切な操作・脱出・通報等の行動に繋がり易い。
(3) 表側板部D1は、その下端裏側におけるほぼ全横幅にわたり、上方開口の溝状をなる水受け部Daを一体的に有する。
水受け部Daは、水等の水系液体が自然に流出する上下貫通の透孔である流出部Dbを右端部付近に備える。また、流出部Dbの下方外部に近接して、水系液体の流出を妨げない限りにおいてできるだけ狭い間隙を隔有する遮蔽板部Daが保管庫本体Bの前下端部に設けられている。
水受け部Daの溝底は、水系液体の自然流出上、流出部Dbが位置する右方に向かってやや傾斜することが好ましい。
(3-1) 裏側板部D3の水平状をなす下端縁部は、水受け部Daの溝状部の溝底部のうち表側板部D1側(外部側)に位置し、流出部Dbは、裏側板部D3の下端縁部よりも内部側に位置する。
雨等に濡れる場所での使用において、表側板部D1の透孔部D2又はその他より表側板部D1の裏側と裏側板部D3の表側面の間に浸入してその裏側板部D3の下端縁部から流出する水系液体は、水受け部Daに受容され、流出部Dbから自然に流出する。防水構造上、パッキングを使用していない。
(3-2) 水受け部Daよりも溝幅方向の内部側(裏側板部D3の裏方向の側)に近接した上側に、水受け部Daに対し平行状に、保管部Sへの水の浸入を防ぐための下向き溝状部B1を有する。また、同じく保管部Sへの水の浸入を防ぐために、保管部Sの開口部Pの両側部及び上部に、それぞれ側部外方開口の外向き溝状部B2及び上方開口の上向き溝状部B3を有する。
(3-3) 保管部Sの底面上には、扉体Dの開閉時の雨水等を含めて保管部Sに万一水が多少の浸入した場合に備えて、スノコ状敷体Gが配置されている。
(4) 保管庫本体Bは、扉体Dの上面D4を覆い、下面が水平状である庇部Baを有し、扉体Dの上面D4は、閉扉状態において外方に向かって下降傾斜する。
雨等に濡れる場所での使用において、扉体Dの上面から保管部S内に雨水等が浸入することを庇部Baにより防ぎ、扉体Dの上面に付着し得る雨水等が開扉時に扉体D上面の外方下降傾斜により外方に流れて保管庫本体B側に流下することを防ぐためである。
この場合、庇部Baの下面と閉扉状態の扉体Dの上面D4の上下方向間隔は、内方に向かって縮小し、最小間隔Lは表面張力により水滴を保持し得る間隔よりも大きいものとすることができる。上下方向間隔の内方縮小により内方に雨水等が浸入することを防ぎつつ、表面張力で水が保持されて扉を開ける際に水が保管庫本体B側に流下して保管部S内に流入することを防ぐためである。
[2] 本発明の実施の形態を、上記以外の形態を含めて更に説明する。
(1) 本発明の壁状部は、内部と外部をほぼ水平方向に隔てるための、開閉し得る壁状部(例えば扉体[開き戸、引戸を含む])又は開閉し得ない壁状部(例えば壁部)である。
本発明の装置類(例えば保管庫等の装置や各種の構造体等)は、内部と外部を有し、内部と外部をほぼ水平方向に隔てるための本発明の壁状部を(例えば扉体として又は壁部として)備えるものである。
(2) 壁状部は、1又は2以上の透孔部を有する表側板部と、裏側板部を有してなり、裏側板部は、前記表側板部の裏側に、裏側板部の表側面が接する状態又は近接する状態で重なり合うよう保持されている。
(2-1) 表側板部は、1又は2以上の透孔部(例えば多数の透孔部)を有する。複数の透孔部を有する場合、それらの透孔部は同一の形状及び大きさであってもよく、互いに異なる2種又は3種以上の透孔部を有するものであっていてもよい。
表側板部は、扉体等の壁状部において内部と外部を有する装置類の外部側に位置するものとすることができる。
また、表側板部は、例えば、扉体の主要部を構成する一体的な部材のような、ほぼ独立した部材であってもよく、装置類の壁状部を構成する部材の一部であってもよい。
表側板部は、鋼製若しくはその他の金属材料製又はその他の材料製とすることができる。
(2-2) 裏側板部は、全体又は部分が透明性又は透光性を有し、表側板部の透孔部及び透明性又は透光性を有する裏側板部を通じ、外部と内部の間で一定程度の視認性又は光透過性を有するものとすることができる。
裏側板部は、例えば、各種の合成樹脂製又は強化ガラス等のガラス製とすることができる。
裏側板部は、透孔を有しないものであることが好ましいが、表側板部と重なり合った状態で表側板部の透孔部と重ならない位置に透孔がある場合を必ずしも排除しない。
(2-3) 裏側板部は、表側板部の全体又は部分(例えば、少なくとも透孔が存在する部分)の裏側に、裏側板部の表側面が接する状態又は近接する状態で重なり合うよう、表側板部又はその他の部位に対し、表側板部の一部により直接又は別の部材を介して保持されている。
例えば、裏側板部の両側縁部の上下方向の全長若しくは相当範囲又は複数箇所を表側板部の裏側との間に挟んで保持するものとすることができる。或いは例えば、裏側板部の両側縁部に加えて(又は両側縁部を除いて)上端部、下端部、上下方向若しくは左右方向の中央部等の1又は2以上を表側板部の裏側との間に挟んで保持することもできる。
(2-4) 表側板部の裏側における裏側板部の側縁部が位置する部分には、裏側板部の当該側縁部の水平方向外側から当該側縁部の側に開口する上下方向の側縁溝状部を設け、その側縁溝状部内に裏側板部の側縁部が位置するようにすることにより、雨等に濡れる場所での使用において、表側板部の透孔部又はその他より表側板部の裏側と裏側板部の表側面の間に浸入した水系液体が裏側板部の当該側縁部と表側板部の間から側方に流出又は滲出した場合に、側縁溝状部により、その水系液体が側方へ広がることを防いでその水系液体を下方へ流下させ、水受け部に受容させるものとすることができる。この点において、防水構造上、パッキングを使用することを要しない。
(3) 表側板部の裏側に、上方開口の溝状をなし水系液体が自然に流出する流出部を備える水受け部を有する。水受け部は、雨等に濡れる場所での使用において、表側板部の透孔部又はその他より表側板部の裏側と裏側板部の表側面の間に浸入してその裏側板部の下端縁部から流出する水系液体を受容するよう位置する。この点においても、防水構造上、パッキングを使用することを要しない。
(3-1) 水受け部は、表側板部の裏側に一体的に形成されたものとすることができるほか、表側板部の裏側に水受け部形成体を接合して設けることもできる。
裏側板部の下端縁部は、水受け部の溝状部内(溝底の上方又は溝底)に位置することが、裏側板部の下端縁部から流出する水系液体を確実性高く受容する上で好ましいが、例えば、水受け部の上方位置に裏側板部の下端部が位置するものとして裏側板部の下端縁部から流出する水系液体を水受け部が受容するようにすることもできる。水受け部により裏側板部の下端縁部が上向きに支持されるものとすることもできる。
水受け部の溝幅方向における裏側板部の下端縁部の位置は、例えば溝幅方向の表側寄りの位置とすることができるが、必ずしもこれに限るものではない。
また、水受け部は、裏側板部の水平方向幅全体にわたるものであることが好ましい。
(3-2) 水受け部は、受容した水系液体が自然に流出する流出部を備える。
流出部は、例えば、溝状をなす水受け部の1箇所又は2,3箇所に下方透孔として有するものとすることができるほか、下方開口の透孔を多数箇所に又は全長にわたり溝底部を網目構造とする等によりほぼ満遍なく設けることもできるが、1箇所又は少数箇所とすることが、下方外部からの水の浸入や何らかの下方外部からの侵入を防止する上で好ましい。
裏側板部の下端縁部が水受け部の溝状部内に位置する場合、裏側板部の下端縁部により流出部からの水系液体が自然に流出が妨げられない位置に流出部を有するものとすることが望ましい。
流出部が下方外部に通じるものである場合、流出部の下方外部に、水系液体の流出を妨げないようなできるだけ狭い間隙等を形成しつつ遮蔽板等を設けることができる。
また、水受け部の溝底は、受容した水系液体が流出部から自然に流出する上で、必要に応じ傾斜を設けることができることは言うまでもない。
(3-3) 水受け部のうち溝幅方向の内部側(裏側板部の裏方向の側)の上側(水受け部の溝幅方向の上方の範囲内)又は水受け部よりも内部側(例えばやや離隔した内部側)の上側に、水受け部に対し平行状に、下向き溝状部を有することが、装置類等の内部への水の浸入を防ぐ上で好ましい。
このような下向き溝状部は、水受け部が存在しない部分についても設けることができる。また、扉体を有する装置類等の内部への水の浸入を防ぐ上で、扉体により開口する部分の下側に水受け部が存在するか否かに関わらずこのような下向き溝状部を設けるほか、開口する部分の側部及び上部にもそれぞれ側部外方開口の外向き溝状部及び上方開口の上向き溝状部を設けて水の浸入を防ぐものとすることができる。
(3-4) 本発明の装置類が保管庫のように本体側に物品を収容するためのものである場合、万一水が多少の浸入した場合に備えて、本体側の底面上に、スノコ状敷体を配置しておくことが好ましい。
(4) 壁状部が垂直状の軸線のまわりに回動開閉し得る扉体(例えば保管庫等の装置類の扉体)である場合、前記装置類本体に、前記扉体の上面を覆い、下面が水平状又は外方に向かって下降傾斜した庇部を有し、前記扉体の上面は、閉扉状態において外方に向かって下降傾斜するものとすることができる。
雨等に濡れる場所での使用において、扉体の上面から装置類本体内に雨水等が浸入することを庇部により防ぎ、扉体の上面に付着し得る雨水等が開扉時に扉体上面の外方下降傾斜により外方に流れて装置類本体側に流下することを防ぐためである。
この場合、庇部の下面と閉扉状態の前記扉体の上面の上下方向間隔は、内方に向かって縮小し、最小間隔は表面張力により水滴を保持し得る間隔よりも大きいものとすることができる。上下方向間隔の内方縮小により内方に雨水等が浸入することを防ぎつつ、表面張力で水が保持されて扉を開ける際に水が装置類本体側に流下することを防ぐためである。
A 保管庫
B 保管庫本体
B1 下向き溝状部
B2 外向き溝状部
B3 上向き溝状部
Ba 庇部
Bb 遮蔽部
D 扉体
D1 表側板部
D2 透孔部
D3 裏側板部
D4 上面
Da 水受け部
Db 流出部
F 扉体支持軸
H 側縁部保持体
G スノコ状敷体
L 最小間隔
P 開口部
R 側縁溝部
S 保管部
V 配送物

Claims (10)

  1. 内部と外部をほぼ水平方向に隔てるための、開閉し得る又は開閉し得ない壁状部であって、
    前記壁状部は、1又は2以上の透孔部を有する表側板部と、裏側板部を有してなり、
    前記裏側板部は、前記表側板部の裏側に、裏側板部の表側面が接する状態又は近接する状態で重なり合うよう保持され、
    前記表側板部の裏側に、上方開口の溝状をなし水系液体が自然に流出する流出部を備える水受け部を有し、
    その水受け部は、前記透孔部又はその他より前記表側板部の裏側と前記裏側板部の表側面の間に浸入してその裏側板部の下端縁部から流出する水系液体を受容するよう位置することを特徴とする壁状部。
  2. 裏側板部の下端縁部が、水受け部の溝状部内に位置する請求項1記載の壁状部。
  3. 上記裏側板部が、全体又は部分が透明性又は透光性を有し、表側板部の透孔部及び透明性又は透光性を有する裏側板部を通じ、外部と内部の間で一定程度の視認性又は光透過性を有する請求項1又は2記載の壁状部。
  4. 上記裏側板部が、その裏側板部の両側縁部の上下方向の全長若しくは相当範囲又は複数箇所が表側板部の裏側との間に挟まれた状態で表側板部の裏側に保持されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の壁状部。
  5. 表側板部の裏側における裏側板部の側縁部が位置する部分に、裏側板部の当該側縁部の水平方向外側から当該側縁部の側に開口する上下方向の側縁溝状部を有し、その側縁溝状部内に裏側板部の側縁部が位置する請求項1乃至4の何れか1項に記載の壁状部。
  6. 開閉し得る扉体である請求項1乃至5の何れか1項に記載の壁状部。
  7. 内部と外部を有し、内部と外部をほぼ水平方向に隔てるために請求項1乃至6の何れか1項に記載の壁状部を備える装置類。
  8. 内部と外部を有し、内部と外部をほぼ水平方向に隔てるために請求項6記載の壁状部を備える装置類であって、
    上記扉体が、垂直状の軸線のまわりに回動開閉し得るものであり、
    前記装置類本体に、前記扉体の上面を覆い、下面が水平状又は外方に向かって下降傾斜した庇部を有し、
    前記扉体の上面は、閉扉状態において外方に向かって下降傾斜するものである装置類。
  9. 庇部の下面と閉扉状態の前記扉体の上面の上下方向間隔が、内方に向かって縮小し、最小間隔は表面張力により水滴を保持し得る間隔よりも大きい請求項8記載の装置類。
  10. 水受け部のうち溝幅方向の内部側の上側又は水受け部よりも内部側の上側に、水受け部に対し平行状に、下向き溝状部を有する請求項7乃至9の何れか1項に記載の記載の装置類。
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