JP3223554U - 屋外用宅配ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】宅配ボックスを屋外に設置しても、施解錠部に雨水が侵入しないような防水構造を備えた屋外用宅配ボックスを提供する。【解決手段】棚板により相互に独立した収納空間100Aを形成するように上下又は左右に区画され、各収納空間の前面には開閉自在な扉を設けられ、扉の施錠及び解錠を行なう施解錠部12Aを有する屋外用宅配ボックスに関して、施解錠部の周縁及び前面を覆うことができるカバー部13Aと、施解錠部の周縁を囲み、かつカバー部が施解錠部を覆う状態ではカバーの内側に配される塀部14Aとを設けることによって、施解錠部に対する防水構造を形成している。【選択図】図6

Description

本考案は、宅配物を収納空間内に収納して保管する筐体状の宅配ボックスに関し、特に屋外に設置するタイプの宅配ボックスであって、雨が降っても施解錠部内に雨水が侵入しないような防水構造を有する屋外用宅配ボックスに関する。
近年、集合住宅或いは共同住宅と呼ばれる住宅棟(アパート、マンション等)には、居住者が共同で使用する宅配ボックスが配置されることが多くなっている。通常、このような宅配ボックスは、住宅棟の居住者が使用し易く、管理人が監視し易いように、玄関ホールに配置されている。また、このような宅配ボックスは、複数の区画された収納空間(収納室)から構成されており、宅配業者等が、宅配ボックスの複数の収納室中から、空いている収納室を選んでその収納室に荷物を入れるようになっている。一方、収納室の側方にはダイヤル錠が配設されており、収納室が空の場合には配達しに来た宅配業者は、収納室の扉を開けて荷物を中に入れる。そして、施解錠部(例えば、ダイヤル錠)で所定の数列の暗証番号を入力して施錠した後、配達伝票の空欄に宅配ボックスの扉番号と暗証番号を記入してポスト等に投函しておく。配達先の入居者は、ポストに投函された配達伝票により自分宛に荷物が来ていることが分かる。そして、入居者は配達伝票の空欄に記入した扉番号のダイヤル錠に暗証番号を入力して扉を開け、収納室から荷物を取り出す。最後に、入居者は荷物を取り出した後は扉を閉める。このような入居者の操作の後、収納室が再び空の初期状態となり、他の居住者宛の荷物を保管することができる。
上述のように従来の宅配ボックスは、住宅棟の玄関ホールに設置されることが多いが、玄関ホールが広い場合は設置には全く問題はない。
しかしながら、玄関ホールに充分なスペースがない場合には、住宅棟の屋外に宅配ボックスは設けられる。
ところが、従来の宅配ボックスは、屋外への設置はほとんど考慮されていないため、雨天時に雨水が内部に浸入して収納物を汚損するばかりでなく、施錠手段(施解錠部)などの故障の原因ともなる。
そこで、特開2018−000709号公報(特許文献1)には、宅配ボックスにおいて、収納空間の開口部の構造を工夫することによって、具体的には開口部の外側辺の断面が略L字形状になるようにすることによって、水が宅配ボックスの外部へ滴下するという宅配ボックスが開示されている。
また、特開2002−085246号公報(特許文献2)には、施解錠部の電子機器を多用した宅配ボックスにおいて、扉の施錠・解錠を行なう暗証番号式の施解錠部の故障の原因ともなる雨水が、施解錠部等の内部に浸入しないようにするため、施解錠部、操作入力部、及び表示部それぞれの背面周囲に、防水シールを設けた宅配ボックスが開示されている。
特開2018−000709号公報 特開2002−085246号公報
特許文献1に記載された宅配ボックスにおいては、宅配ボックスの収納空間への雨水浸入を防止する構造が設けられているものの、施解錠部への雨水浸入を防止するような構造について、何ら設けられていない。
また、特許文献2に記載された宅配ボックスには、施解錠部の周囲、すなわち施解錠部の背面周囲と、操作入力部の背面周囲と、表示部の背面周囲には、防水シールを施されているものの、施解錠部の正面には何らの防水処理又は防水構造が設けられていない。
このため、施解錠部の正面から施解錠部の内部への雨水の浸入を有効に防止することができないと考えられる。さらに、保護手段(保護カバー等)が施解錠部の正面に設けられていないため、外から加わる力又は衝撃に脆弱であると考えられる。
本考案は上述の点に鑑みなされたものであり、本考案の目的は、宅配ボックスを屋外に設置しても、雨水が、施解錠部に侵入しないような防水構造を配置した屋外用宅配ボックスを提供することにある。
本考案の上記目的は、棚板により相互に独立した収納空間を形成するように上下又は左右に区画され、各前記収納空間の前面には開閉自在な扉が設けられ、前記扉の施錠及び解錠を行なう施解錠部を有する屋外用宅配ボックスに関して、前記施解錠部の周縁及び前面を覆うことができるカバー部と、前記施解錠部の周縁を囲み、かつ前記カバー部が前記施解錠部を覆う状態では前記カバーの内側に配される塀部とを設けることによって、前記施解錠部に対する防水構造を形成していることを特徴とすることにより達成される。
また、本考案の上記目的は、前記カバー部は、前記扉に対して回動するように蝶番を介して接続されることによって、前記施解錠部の操作面を覆う、又は露出することができることにより、或いは前記蝶番が回動途中の任意の角度で止まるフリーストップ機能を備えることによって、前記カバー部が風で揺れることのないように設けられていることにより、或いは前記カバー部の裏面に緩衝体が配置されていることにより、或いは前記緩衝体が、高分子多孔質体又は発泡プラスチックであることにより、或いは雨水が前記施解錠部に浸入しないような前記防水構造を形成していることにより、或いは前記施解錠部が電子錠であることにより、或いは前記電子錠が暗証番号式であることにより、より効果的に達成される。
本考案の屋外用宅配ボックスによれば、施解錠部の周囲及び背面を覆うカバー部と、カバー部の内側に前記施解錠部を囲む塀部と、を設けることによって、施解錠部の防水構造を形成しているため、宅配ボックスを屋外に設置して、雨が降った場合でも施解錠部に雨水が侵入することはなく、施解錠部が雨水による故障又は破損を回避することができるという格別の効果を奏する。
さらに、施解錠部の前面を覆おうカバー部が、回動途中の任意の角度で止まるというフリーストップ機能を備える蝶番を介して、扉に設置されることによって、入居者及び宅配業者は、カバー部を把持することなく、施解錠部を片手で安全に操作することができるという格別の効果を奏する。特に、フリーストップ機能を備える蝶番が、カバー部を任意の開閉状態又は開閉角度で静止させることができる。
本考案に係る屋外用宅配ボックス(第1実施形態)の外観例を示す正面図である。 本考案に係る屋外用宅配ボックス(第1実施形態)の外観例を示す側面図である。 本考案に係る屋外用宅配ボックス(第1実施形態)の外観例を示す平面図である。 本考案に係る屋外用宅配ボックス(第1実施形態)において、扉の表面から収納空間側に凹んだ凹部におけるカバー部及び塀部の様子を示し、施解錠部周辺要部を示す模式図である。 図4に示される施解錠部周辺要部を切断線X−Xに沿って切断した縦断面図であり、当該施解錠部周辺の縦断面の模式図である。 図4に示される施解錠部周辺主要部の模式図において、雨水の流れ(矢印)の様子を示す図である。 本考案に係る屋外用宅配ボックス(第2実施形態)において、カバー部が閉じた状態における、施解錠部周辺の様子を示す模式図である。 図7に示される施解錠部の略中央を横切るような切断線X−Xに沿って切断した縦断面図であり、施解錠部とカバー部との位置関係を示す模式図である。 本考案に係る屋外用宅配ボックス(第2実施形態)において、カバー部が施解錠部に対して略45度開いた状態における、施解錠部周辺の様子を示す模式図である。 図9に示される施解錠部の略中央を横切るような切断線X−Xに沿って切断した縦断面図であり、施解錠部とカバー部との位置関係を示す模式図である。 本考案に係る屋外用宅配ボックス(第2実施形態)において、カバー部が施解錠部に対して略90度開いた状態における、施解錠部周辺の様子を示す模式図である。 図11に示される施解錠部の略中央を横切るような切断線X−Xに沿って切断した縦断面図であり、施解錠部とカバー部との位置関係を示す模式図である。 本考案に係る屋外用宅配ボックス(第3実施形態)において、扉の表面から収納空間側に凹んだ凹部におけるカバー部、塀部及び緩衝体の様子を示す模式図である。 図13に示される施解錠部周辺要部を切断線X−Xに沿って切断した縦断面図であり、当該施解錠部周辺の縦断面の模式図である。
本考案は、棚板により相互に独立した収納空間を形成するように上下又は左右に区画され、各収納空間の前面には開閉自在な扉を設けられ、扉の施錠及び解錠を行なう施解錠部を有する屋外用宅配ボックスに関して、施解錠部の周縁及び前面を覆うことができるカバー部と、施解錠部の周縁を囲み、かつカバー部が施解錠部を覆う状態ではカバーの内側に配される塀部と、を設けることによって、屋外に設置した場合でも、施解錠部内に雨水が侵入しない防水構造を備えるという格別の効果を奏する。
また、本考案では、回動途中の任意の角度で止まるというフリーストップ機能を備える蝶番を介して、カバー部が扉に設置される。そして、カバー部が施解錠部の前面に配置されて回動することによって、施解錠部を片手で安全に操作することができるという格別の効果を奏する。
以下、図面を参照して本考案の実施形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本考案は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(各実施例を組み合わせる等)して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
<第1実施形態>
まず、本考案の第1実施形態に係る屋外用宅配ボックスについて説明する。
図1は本考案の屋外用宅配ボックス10の外観例(正面図)を示しており、図2は本考案の屋外用宅配ボックス10の外観例(側面図)を示しており、図3は本考案の屋外用宅配ボックス10の外観例(平面図)を示している。
本考案の第1実施形態では、図1に示すように、同じスペースサイズで4つの収納空間100A、100B、100C、100Dが設けられている。また、収納空間100A、100B、100C、100Dの前面の開口部には、それぞれ開閉可能な扉11A、11B、11C、11Dが取り付けられている。また、扉11A、11B、11C、11Dの表面には、それぞれ施解錠部12A、12B、12C、12Dが取り付けられ、収納空間100Aの上に屋根構造101が設けられている。さらに、図2に示すように、収納空間100Aと100Bとの間、収納空間100Bと100Cとの間、収納空間100Cと100Dとの間は、それぞれ棚板102、103、104で上下に区画されている。
次に、図3は扉11Aの開閉状態を示しており、扉11Aは蝶番等(図示せず)で開閉可能となっている。図3に示すように、通常は状態Xの閉位置で閉まっており、荷物を収納する際或いは荷物を取り出すときに、状態Yの開位置にする。
次に、図4は、扉11Aの表面から収納空間100A側に凹んだ凹部空間110Aに施解錠部12Aが配置された様子を示している。図4に示すように、最上層の扉11Aの表面には、凹部空間110Aが設けられている。そして、施解錠部12Aが凹部空間110Aに配置される。さらに、施解錠部12Aの周囲及び前面を覆うようにカバー部13Aが配置される。そして、カバー部13Aは、蝶番(図示せず)で開閉することができるように設置されている。また、塀部14Aは、施解錠部12Aの周囲の側面を所定の距離だけ離れて囲むように設置されている。
さらに、カバー部13Aが閉じた状態では、カバー部13Aの内側及び背面(裏面)に塀部14Aは配置される。また、施解錠部12Aは、サムターン16Aを回動することによって、図4に示すように鉤部15Aがスライドする。そして、鉤部15Aのスライド動作によって、扉11Aがロックされ、又は解除される。
次に、図4に示される施解錠部周辺要部を切断線X−Xに沿って切断した当該施解錠部周辺の縦断面の模式図を図5に示す。そして、図5が示すように、施解錠部12Aは扉11Aに形成された凹部空間110A内に嵌め込まれている。さらに、施解錠部12Aの上部、下部及び左右側面を囲うように塀部14Aが配置されている。
そして、カバー部13Aが施解錠部12A及び塀部14Aを覆うように配置されている。以上説明した構造によって、塀部14Aは、屋外用宅配ボックス10の上から流れ込んだ雨水を塀部14Aの外側の側面に沿って流す役割を果たす。このような役割によって、塀部14Aは雨水が施解錠部12Aに浸入することを効果的に防ぐことができる。また、カバー部13Aは、施解錠部12A及び塀部14Aの上を覆って、蓋をすることができるように配置される。このようなカバー部13A及び塀部14Aの配置を用いて、施解錠部12Aの前面から吹き込む雨水を効果的に防ぐことができる。
次に、図4に示す施解錠部周辺要部の模式図において、雨水の流れ(矢印)の様子を図6に示す。図6が示すように、扉11Aにおいて、雨水が塀部14Aに沿って流れるため、施解錠部12Aに侵入できない。同様に、扉11B〜11Dにおいて、雨水がそれぞれ塀部12G〜14Gに沿って流れるため、雨水がそれぞれ施解錠部12B〜14Bに侵入することはない。
<第2実施形態>
次に、本考案の第2実施形態に係る屋外用宅配ボックス20について、図を用いて説明する。
本考案の第2実施形態に係る屋外用宅配ボックス20では、回動途中の任意の角度で止まるフリーストップ機能を備える蝶番17Aを介して、カバー部13Aが扉11Aに接続されている点が、本考案の第1実施形態に係る屋外用宅配ボックス10と相違し、その余の点の構成は略同じである。よって、第1実施形態と共通する構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本考案の第2実施形態に係る屋外用宅配ボックス20において、カバー部13Aが閉じた状態における、施解錠部12Aの周辺の様子を示す模式図を図7に示す。図7に示される施解錠部12Aの略中央を横切るような切断線X−Xに沿って切断した縦断面図を図8に示す。そして、図8はカバー部13Aが施解錠部12Aを覆うような位置関係を示す模式図である。
同様に、カバー部13Aが施解錠部12Aに対して略45度開いた状態における施解錠部12Aの周辺の様子を示す模式図が図9である。また、カバー部が施解錠部に対して略90度開いた状態における、施解錠部12Aの周辺の様子を示す模式図が図11である。
同様に、図9に示される施解錠部12Aの略中央を横切るような切断線X−Xに沿って切断した縦断面図を図10に示す。そして、図10はカバー部13Aが跳ね上がり施解錠部12Aが露出するような位置関係を示す模式図である。また、図11に示される施解錠部12Aの略中央を横切るような切断線X−Xに沿って切断した縦断面図を図12に示す。そして、図12はカバー部13Aが充分に跳ね上がることで、施解錠部12Aを充分に操作できるように露出したような位置関係を示す模式図である。
図10及び図12が示すように、蝶番17Aにフリーストップ機能を備えることによって蝶番17Aが回動途中の任意の角度で止まるため、すなわちカバー部13Aが開閉の途中で止まるような機能を、本考案の第2実施形態に係る屋外用宅配ボックス20は有する。
このため、居住者及び宅配業者等は、片手だけを用いても施解錠部12Aを操作することができるという格別の効果を奏する。そして、蝶番17Aが回動途中の任意の角度で止まるため、カバー部13Aが風で揺れることのないように設けられているので、安全かつ負担なく施解錠部12Aを操作することができるという格別の効果を奏する。
<第3実施形態>
次に、本考案の第3実施形態に係る屋外用宅配ボックス30では、カバー部の裏面に緩衝体18Aが配置されている点が、本考案の第1実施形態及び第2実施形態に係る屋外用宅配ボックス10及び20と相違し、その余の点の構成は略同じである。よって、第1実施形態及び第2実施形態と共通する構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本考案に係る屋外用宅配ボックス(第3実施形態)30において、扉の表面から収納空間側に凹んだ凹部空間に施解錠部が配置された施解錠部周辺の主要部の様子を示す模式図を図13に示す。図13に示される施解錠部周辺要部を切断線X−Xに沿って切断した縦断面図であり、当該施解錠部周辺の主要部縦断面の内部構造の模式図を図14に示す。図13及び図14が示すように、カバー部の裏面に例えば、高分子多孔質体の緩衝体18A又は発泡プラスチックの緩衝体18Aが配置されている。
そして、緩衝体18Aがカバー部13Aの裏面に配置されていることにより、雨水が施解錠部12Aに一層浸入できないような防水構造が形成されている。
なお、収納空間100Aと同様に、収納空間100B、100C、100Dには、それぞれ扉11B、11C、11D、施解錠部12B、12C、12D(図示せず)、凹部空間110B、110C、110D(図示せず)、カバー部13B、13C、13D(図示せず)、塀部14B、14C、14D(図示せず)、鉤部15B、15C、15D(図示せず)、サムターン16B、16C、16D(図示せず)、蝶番17B、17C、17D(図示せず)、緩衝体18B、18C、18D(図示せず)を備えているが、それらは、施解錠部12Aに対する防水構造に関して説明したと同様の作用及び効果を生ずるように配置されている。
以上、実施例を用いて本考案の実施形態について説明したが、各実施例は、好ましい一例を示したものであり、同様な効果と特徴を有する他の構造又は構成は、本考案の範疇である。そして、本考案は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において、様々な変更をなし得ることはいうまでもない。
例えば、本考案の実施形態に係る屋外用宅配ボックスにおいて、カバー部13Aは、水平方向を軸として、上下方向に回動するような例を示したが、垂直方向又は水平方向を軸としない方向に回動するようにしても良い。
また、カバー部13Aの裏面には、防水構造の補強として、緩衝体18Aを配置したが、緩衝体に関して、例えば、発泡体、スポンジ、ゲル、親水コロイド、厚い不織材、織材又は編み材の布を含むものであって、防水効果が期待できる部材ならば、任意の材質及び形状を自由に採用又は選択することができる。さらに、カバー部13Aの裏面に配置されて防水効果が期待できる部材ならば、緩衝体である必要はなく、任意の材質及び形状を自由に採用又は選択することができる。
また、本考案の実施形態に係る屋外用宅配ボックスにおいて、カバー部13Aが、回動途中の任意の角度で、又は段階的に止まるようなフリーストップ機能を有する蝶番を採用する例を示したが、フリーストップ機能を有する蝶番に限定される必要はなく、回動途中の任意の角度で止まるような機構又は仕組みであれば、蝶番に代わるどのような部材でもよい。
例えば、カバー部13Aを扉に対して、水平方向を軸として、上下方向に不連続又は段階的に回動するような部材、例えば「角度調節金具」又は「鋼製フリーストップ機構付トルクステー」を、蝶番に代えて採用又は選択しても良い。なお、「鋼製フリーストップ機構付トルクステー」に関して、金属板の摩擦力を利用してトルクを発生させるディスク構造を採用し、筐体内の空間を有効利用し、任意の位置で扉を保持できるようなフリーストップ機構付きの可動パーツである。さらに、水平方向及び垂直方向を軸として、上下方向及び左右方向に不連続又は段階的に回動するような部材、例えば、「2軸フリーストップヒンジ」を採用又は選択しても良い。
また、本発明の実施形態に係る屋外用宅配ボックスにおいて、施解錠部12A、12B、12C、12Dは、機械錠、例えばシリンダー錠でも良い。そして、このような機械錠に代えて鍵が模倣されないようにしてセキュリティ性を向上するようにした各種の電子錠でも良い。さらに、電子錠に関しては電気式、電波式、光学式のいずれの電子錠を用いても良い。例えば、本実施形態では詳細は説明していないが、本発明の実施形態に係る屋外用宅配ボックスにおいて、特許文献2で説明されているような施錠/開錠機構が設けても良い。
本考案は居住者の戸建住宅、マンション等の集合住宅、オフィス・ビル等から利用者が荷物を直接発送できると共に、宅配業者或は酒店やクリーニング店等のサービス業者からの配達物を収納できる屋外用宅配ボックスに関するものである。
10、20、30・・・・・・・・・・・・・・屋外用宅配ボックス
11A、11B、11C、11D・・・・・・・扉
12A、12B、12C、12D・・・・・・・施解錠部
13A、13B、13C、13D・・・・・・・カバー部
14A、14B、14C、14D・・・・・・・塀部
15A、15B、15C、15D・・・・・・・鉤部
16A、16B、16C、16D・・・・・・・サムターン
17A、17B、17C、17D・・・・・・・蝶番
18A、18B、18C、18D・・・・・・・緩衝体
100A、100B、100C、100D・・・収納空間
101・・・・・・・・・・・・・・・・・・・屋根構造
102、103、104・・・・・・・・・・・棚板
110A、110B、110C、110D・・・凹部空間














Claims (8)

  1. 棚板により相互に独立した収納空間を形成するように上下又は左右に区画され、各前記収納空間の前面には開閉自在な扉が設けられ、前記扉の施錠及び解錠を行なう施解錠部を有する屋外用宅配ボックスであって、
    前記施解錠部の周縁及び前面を覆うことができるカバー部と、
    前記施解錠部の周縁を囲み、かつ前記カバー部が前記施解錠部を覆う状態では前記カバーの内側に配される塀部とを設けることによって、
    前記施解錠部に対する防水構造を形成していることを特徴とする屋外用宅配ボックス。
  2. 前記カバー部は、前記扉に対して回動するように蝶番を介して接続されることによって、前記施解錠部の操作面を覆う、又は露出することができる請求項1に記載の屋外用宅配ボックス。
  3. 前記蝶番が回動途中の任意の角度で止まるフリーストップ機能を備えることによって、前記カバー部が風で揺れることのないように設けられている請求項2に記載の屋外用宅配ボックス。
  4. 前記カバー部の裏面に緩衝体が配置されている請求項1乃至3のいずれかに記載の屋外用宅配ボックス。
  5. 前記緩衝体が、高分子多孔質体又は発泡プラスチックである請求項4に記載の屋外用宅配ボックス。
  6. 雨水が前記施解錠部に浸入しないような前記防水構造を形成している請求項1乃至5のいずれかに記載の屋外用宅配ボックス。
  7. 前記施解錠部が電子錠である請求項1乃至6のいずれかに記載の屋外用宅配ボックス。
  8. 前記電子錠が暗証番号式である請求項7に記載の屋外用宅配ボックス。
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