JP2008126335A - 管内用穿孔装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】管内壁の周方向複数箇所に穿孔する場合でも、所定穿孔位置で確実に穿孔することができるものでありながら、穿孔手段の穿孔位置の変更及び位置合わせを少ない労力で能率良く容易に行う。
【解決手段】 流体管P内に搬入可能な機体Aに、管内壁の円周方向における任意の位置に対して径方向から突っ張り状態で機体Aを固定保持並びに固定解除操作自在な突っ張り保持手段Bと、管内壁に対して径方向から送込み可能な回転穿孔具20を備えた穿孔手段Cと、前記突っ張り保持手段Bが固定解除されている状態で機体Aを管内壁に沿って円周方向に回動案内する回動案内手段Dが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、受口管部とこれに管軸芯方向から挿入接続される挿口管部との重合接合管部分に管内側から穿孔し、その穿孔された箇所を係止ピンやネジ等で固定連結して、両管部の管軸芯方向での相対移動を阻止することにより、両管部の継手構造を離脱阻止機能の高い耐震用の継手構造に改善する場合、或いは、受口管部と挿口管部との重合部分に構成されるシール部に対して管内側から穿孔し、その穿孔された箇所を通してシール部内にシール材を充填することにより、両管部の継手構造におけるシール機能を補修する場合等において用いられる管内用穿孔装置に関する。
流体管の管内壁の設定穿孔位置に穿設する場合、従来では、管内に搬入した穿孔手段である電動ドリルを担ぎ、この電動ドリルの重量及び穿孔反力を肩や腕等で人為的に受止めながら穿孔する方法が一般に採られている。
また、流体管内を管軸芯方向に沿って摺動可能な移動機体に、管内壁に穿孔可能なドリル部を先端に装着してある駆動軸と、この駆動軸を管径方向でかつ鉛直方向に進退移動させる送込み部と、前記駆動軸に駆動回転力を付与する駆動部とを備えた穿孔手段を設けたものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−118088号公報
前者の穿孔方法の場合では、電動ドリルの重量及び穿孔反力を肩や腕等で人為的に受止めるため、作業者の負担が大きく、しかも、管内壁の周方向複数箇所を順番に穿孔する場合では、下向き姿勢で作業できる領域が少なく、管内の限られた空間において無理な姿勢を強いられることが多くなり、穿孔作業に多大の労力と時間を要していた。
後者の穿孔装置の場合では、穿孔手段の重量及び穿孔反力を可動機体に受止めさせることができるものの、穿孔手段による穿孔方向が鉛直方向であるため、管内壁の周方向複数箇所を順番に穿孔することはできず、穿孔作業内容が制限される不都合がある。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、管内壁の周方向複数箇所に穿孔する場合でも、所定穿孔位置で確実に穿孔することができるものでありながら、穿孔手段の穿孔位置の変更及び位置合わせを少ない労力で能率良く容易に行うことのできる管内用穿孔装置を提供する点にある。
本発明の管内用穿孔装置による第1の特徴構成は、流体管内に搬入可能な機体に、管内壁の円周方向における任意の位置に対して径方向から突っ張り状態で機体を固定保持並びに固定解除操作自在な突っ張り保持手段と、管内壁に対して径方向から送込み可能な回転穿孔具を備えた穿孔手段と、前記突っ張り保持手段が固定解除されている状態で機体を管内壁に沿って円周方向に回動案内する回動案内手段が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、例えば、管内壁の周方向複数箇所を順番に穿孔する場合、流体管内に搬入可能な機体に装備されている回動案内手段により、機体を管内壁に沿って円周方向に回動案内しながら穿孔手段の回転穿孔具を管内壁の設定穿孔位置に位置合わせし、この状態で突っ張り保持手段を突っ張り固定状態に操作して管内壁に機体を固定保持し、穿孔手段の回転穿孔具によって管内壁の設定穿孔位置に穿孔する。
この設定穿孔位置での穿孔作業が終了すると、前記突っ張り保持手段を固定解除し、前記回動案内手段によって機体を管内壁に沿って円周方向に回動案内し、穿孔手段の回転穿孔具が次の設定穿孔位置に合致した時点で突っ張り保持手段を突っ張り状態に操作し、穿孔手段の回転穿孔具によって管内壁の次の設定穿孔位置に穿孔する。
それ故に、前記突っ張り保持手段が固定解除されている状態では、この突っ張り保持手段及び穿孔装置を備えている機体の重量を回動案内手段に支持させながら、機体を管内壁に沿って円周方向に自由に回動操作することができる。それでいて、穿孔時には、突っ張り保持手段の突っ張り固定によって穿孔手段の回転穿孔具を所定の設定穿孔位置に確実、強固に位置保持することができるとともに、穿孔反力も確実に受止めることができる。
従って、管内壁の周方向複数箇所に穿孔する場合でも、所定の設定穿孔位置で確実に穿孔することができるものでありながら、穿孔手段の穿孔位置の変更及び位置合わせを少ない労力で能率良く容易に行うことができる。
本発明の管内用穿孔装置による第2の特徴構成は、管路内に搬入可能な機体に、管内壁に対して径方向から送込み可能な回転穿孔具を備えた穿孔手段と、この穿孔手段の穿孔反力を管内壁に当接した状態で受止める反力受け部と、機体を管軸芯又は略管軸芯周りで管内壁に沿って円周方向に回動案内する回動案内手段が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、例えば、管内壁の周方向複数箇所を順番に穿孔する場合、流体管内に搬入可能な機体に装備されている回動案内手段により、機体を管軸芯又は略管軸芯周りで管内壁に沿って円周方向に回動案内しながら穿孔手段の回転穿孔具を管内壁の設定穿孔位置に位置合わせするとともに、機体に装備されている反力受け部を管内壁に当接させ、穿孔手段の穿孔反力を管内壁に当接した反力受け部で受止めながら、穿孔手段の回転穿孔具によって管内壁の設定穿孔位置に穿孔する。
この設定穿孔位置での穿孔作業が終了すると、前記回動案内手段によって機体を管内壁に沿って円周方向に回動案内し、穿孔手段の回転穿孔具を次の設定穿孔位置に合致させたのち、反力受け部を管内壁に当接させた状態で穿孔手段の回転穿孔具によって管内壁の次の設定穿孔位置に穿孔する。
それ故に、前記穿孔装置及び反力受け部を備えている機体の重量を回動案内手段に支持させながら、機体を管内壁に沿って円周方向に自由に回動操作することができる。それでいて、穿孔時には、反力受け部によって穿孔反力を確実に受止めることにより、穿孔手段の回転穿孔具を所定の設定穿孔位置に容易に位置保持することができる。
従って、管内壁の周方向複数箇所に穿孔する場合でも、所定の設定穿孔位置で確実に穿孔することができるものでありながら、穿孔手段の穿孔位置の変更及び位置合わせを少ない労力で能率良く容易に行うことができる。
本発明の管内用穿孔装置による第3の特徴構成は、前記回動案内手段には、穿孔手段の穿孔中心線に対して直交又は略直交する方向から管内壁に対して円周方向に移動自在に当接する当接部を備え、かつ、前記当接部が管内壁に当接している状態で機体を管軸芯又は略管軸芯周りで回動自在に支持する一対の回動支持アームが設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、前記一対の回動支持アームの当接部が、穿孔手段の穿孔中心線に対して直交又は略直交する方向から管内壁に当接した状態では、機体を管軸芯又は略管軸芯周りで自由に回動操作することができ、穿孔手段の穿孔位置の変更及び位置合わせを少ない労力で能率良く容易に行うことができる穿孔装置を構造面及び製造コスト面で有利に製作することができる。
本発明の管内用穿孔装置による第4の特徴構成は、前記回動支持アームが、前記穿孔手段の穿孔中心線に対して直交又は略直交する回動支持姿勢とその回動支持姿勢に対して交差する方向に退避させた格納姿勢とに切換え可能に構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、穿孔時においては、前記回動支持アームを回動支持姿勢にして、回動支持アームの当接部を穿孔手段の穿孔中心線に対して直交又は略直交する方向から管内壁に当接させることにより、機体を管軸芯又は略管軸芯周りで自由に回動操作することができ、穿孔手段の穿孔位置の変更及び位置合わせを少ない労力で能率良く容易に行うことができる。
また、穿孔作業が終了して機体を管軸芯方向に沿って移動させる必要が生じた場合には、回動支持姿勢にある回動支持アームをその回動支持姿勢に対して交差する方向に退避させた格納姿勢に切換えることにより、回動支持アームが移動方向に対して横方向に張り出すことに起因する管内壁との衝突を抑制することができる。
本発明の管内用穿孔装置による第5の特徴構成は、前記回動支持アームの先端に設けられた当接部が、前記回動支持アームが格納姿勢にある状態での機体の傾動操作に連れて管内壁の底面側に当接可能で、かつ、その当接状態では機体を管内壁から浮上させたまま管軸芯方向に沿って移動操作可能に構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、穿孔装置を流体管内に沿って搬入又は搬出する際、前記回動支持アームを格納姿勢に切換えたのち機体を傾動操作すると、回動支持アームの先端側の当接部が管内壁の底面側に当接し、更に、この管内壁の底面側に当接した当接部を支点として引き続き傾動操作することにより機体が管内壁から浮上し、その浮上状態のまま当接部を走行部にして管軸芯方向に沿って移動させることができるから、穿孔装置の管内での移動作業を迅速、容易に行うことができるばかりでなく、機体を周方向に可動案内するための回動案内手段の構成を利用して構造面、コスト面でも有利に実施することができる。
本発明の管内用穿孔装置による第6の特徴構成は、前記回動支持アームの径方向長さを調節する長さ調節手段が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、前記流体管の口径に応じて回動支持アームの径方向長さを調節することによって、流体管の口径に拘わらす機体を管内壁に沿って円周方向に確実に回動案内することができる。
本発明の管内用穿孔装置による第7の特徴構成は、前記突っ張り保持手段に、前記管内壁における穿孔手段の穿孔中心線と交差する部位の周方向両側脇に対して管径方向に沿う方向から当接する押圧部が備えられている点にある。
上記特徴構成によれば、機体に設けた突っ張り保持手段により、管内壁の円周方向における任意の位置に対して径方向から突っ張り状態で機体を固定保持する際、前記突っ張り保持手段の押圧部が、管内壁における穿孔手段の穿孔中心線と交差する部位の周方向両側脇に配置されているので、周方向両側脇に位置する押圧部による突っ張り作用に連れて互いに逆向きとなる穿孔中心線側への移動分力が発生するため、穿孔装置を位置合わせした穿孔位置で確実、強固に固定保持することができる。
本発明の管内用穿孔装置による第8の特徴構成は、前記突っ張り保持手段に、径方向での突っ張り長さを調節する突っ張り長さ調節手段と、この突っ張り長さ調節手段による調節範囲を流体管の内径に応じて管径方向に複数段に変更可能な調節範囲変更手段が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、前記突っ張り保持手段の調節範囲変更手段により、流体管の口径に応じて突っ張り長さを大きな調節単位で変更し、更に、前記突っ張り長さ調節手段によって、突っ張り長さを流体管の種類や公差等に応じて小さな調節単位で調節することにより、流体管の種類や公差等に拘わらず機体を管内壁に確実、強固に固定保持することができる。
本発明による第9の特徴構成は、受口管部とこれに管軸芯方向から挿入接続される挿口管部との管軸芯方向での相対移動を阻止するべく、両管部の重合接合管部分にわたって径方向に沿う係合連結用の係止孔を管内側から穿設する管内用穿孔装置であって、
前記両管部内に搬入可能な機体に、管内壁の円周方向における任意の位置に対して径方向から突っ張り状態で機体を固定保持並びに固定解除操作自在な突っ張り保持手段と、管内壁に対して径方向から送込み可能な回転穿孔具を備えた穿孔手段と、前記突っ張り保持手段が固定解除されている状態で機体を管内壁に沿って円周方向に回動案内する回動案内手段が設けられているとともに、前記突っ張り保持手段には、前記挿口管部の端面又はこれに管軸芯方向で相対向する受口管部の段差内面から設定穿孔位置までの距離を表示する穿孔位置表示手段が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、受口管部と挿口管部との重合接合管部分の周方向複数箇所において、重合接合管部分にわたって径方向に沿う係合連結用の係止孔を管内側から穿設する際、両管部内に搬入可能な機体に装備されている回動案内手段により、機体を管内壁に沿って円周方向に回動案内しながら穿孔手段の回転穿孔具を管内壁の設定穿孔位置に位置合わせする。このとき、前記穿孔位置表示手段の表示に基づいて挿口管部の端面又はこれに管軸芯方向で相対向する受口管部の段差内面から設定穿孔位置までの距離を設定距離に調整し、この状態で突っ張り保持手段を突っ張り固定状態に操作して機体を管内壁に固定保持し、穿孔手段の回転穿孔具によって重合接合管部分の設定穿孔位置に穿孔する。
この設定穿孔位置での穿孔作業が終了すると、前記突っ張り保持手段を固定解除し、前記回動案内手段によって機体を管内壁に沿って円周方向に回動案内し、穿孔手段の回転穿孔具が次の設定穿孔位置に合致した時点で突っ張り保持手段を突っ張り固定状態に操作し、穿孔手段の回転穿孔具によって重合接合管部分の次の設定穿孔位置に穿孔する。
それ故に、前記突っ張り保持手段が固定解除されている状態では、この突っ張り保持手段及び穿孔装置を備えている機体の重量を回動案内手段に支持させながら、機体を管内壁に沿って円周方向に自由に回動操作することができる。それでいて、穿孔時には、突っ張り保持手段の突っ張り固定によって穿孔手段の回転穿孔具を所定の設定穿孔位置に確実、強固に位置保持することができるとともに、穿孔反力も確実に受止めることができ、更に、前記挿口管部の端面又は受口管部の段差内面から設定穿孔位置までの距離合わせも迅速、容易に行うことができる。
従って、受口管部と挿口管部との重合接合管部分の周方向複数箇所に穿孔する際、所定の設定穿孔位置で確実に穿孔することができるものでありながら、穿孔手段の穿孔位置の変更及び位置合わせを少ない労力で能率良く容易に行うことができる。
本発明の管内用穿孔装置による第10の特徴構成は、前記穿孔位置表示手段が、前記管内壁に当接する突っ張り保持手段の押圧部に設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、前記突っ張り保持手段の構成部材の中でも管内壁に最も近接する押圧部を利用して、挿口管部の端面又はこれに管軸芯方向で相対向する受口管部の段差内面から設定穿孔位置までの距離を表示するから、挿口管部の端面又は受口管部の段差内面から設定穿孔位置までの距離合わせも迅速、容易に行うことができるとともに、前記穿孔位置表示手段を突っ張り保持手段の押圧部を利用して構造面及び製造コスト面で有利に構成することができる。
本発明の管内用穿孔装置による第11の特徴構成は、前記穿孔位置表示手段には、前記挿口管部の端面又は受口管部の段差内面に当接する位置決め部材が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、前記穿孔位置表示手段の位置決め部材を挿口管部の端面又は受口管部の段差内面に当て付けるだけで、この挿口管部の端面又は受口管部の段差内面から設定穿孔位置までの距離表示が確定するから、挿口管部の端面又は受口管部の段差内面から設定穿孔位置までの距離合わせの容易化を促進することができる。
本発明の管内用穿孔装置による第12の特徴構成は、前記穿孔位置表示手段が、前記挿口管部の端面又は受口管部の段差内面から設定穿孔位置までの表示距離を変更可能に構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、例えば、前記挿口管部の端面と受口管部の段差内面との管軸芯方向での対向面間距離(胴付間隔)が施工現場毎に変動しても、前記穿孔位置表示手段の表示距離を前記変動値に応じた表示距離に変更することができるから、挿口管部の端面又は受口管部の段差内面から設定穿孔位置までの距離合わせも正確、容易に行うことができる。
〔第1実施形態〕
本願発明の管内穿孔装置は、例えば、図19に示すように、一方の流体管Pの受口管部1とこれに管軸芯X方向から挿入接続される他方の流体管Pの挿口管部2との重合接合管部分の周方向複数箇所において、両管部1,2の重合接合管部分にわたる状態で管内側から管径方向に沿って係止孔3を穿設し、各係止孔3に係合や螺合等の適宜手段で係止ピンやネジ等の連結部材4を挿設して、両管部1,2を管軸芯X方向で相対移動不能に固定連結することにより、両管部1,2の継手構造を離脱阻止機能の高い耐震用の継手構造に改善する場合などに用いられる。
前記管内穿孔装置は、図1〜図10に示すように、前記流体管P内に搬入可能な機体Aに、管内壁の円周方向における任意の位置に対して径方向から突っ張り状態で機体Aを固定保持並びに固定解除操作自在な突っ張り保持手段Bと、管内壁に対して径方向から送込み可能な回転穿孔具の一例であるドリル20を備えた穿孔手段Cと、前記突っ張り保持手段Bが固定解除されている状態で機体Aを管内壁に沿って円周方向に回動案内する回動案内手段Dが設けられているとともに、前記突っ張り保持手段Bには、前記挿口管部2の端面2a又はこれに管軸芯X方向で相対向する受口管部1の段差内面1bから設定穿孔位置、つまり穿孔手段Cによる穿孔予定位置までの距離を表示する穿孔位置表示手段Eが設けられている。
前記機体Aは、図1〜図3に示すように、穿孔手段Cの穿孔中心線Yに対してそれと直交する方向に等間隔をおいて穿孔中心線Yと平行に配設される一対の支柱軸7と、該両支柱軸7の一端側近傍箇所にわたって前記直交方向に架設される第1横桟部材8と、前記両支柱軸7における管軸芯Xよりも少し他端側に変位した中間部分にわたって前記直交方向に架設される第2横桟部材9とをもって略井状に枠組み構成されている。
前記各支柱軸7には、第1横桟部材8及び第2横桟部材9に対する取付け位置を表示するマーク7aが形成されているとともに、前記第1横桟部材8は、両支柱軸7に対して軸径方向から装着可能な半割連結部8aを両端に備えた第1横桟本体8Aと、この第1横桟本体8Aの半割連結部8aとの間でボルト8Cの締め込みによって支柱軸7を挾持固定する半割連結体8Bとから構成され、更に、前記第2横桟部材9も、両支柱軸7に対して軸径方向から装着可能な半割連結部9aを両端に備えた第2横桟本体9Aと、この第2横桟本体9Aの半割連結部9aとの間でボルト9Cの締め込みによって支柱軸7を挾持固定する略半円弧状の半割連結体9Bとから構成されている。
前記突っ張り保持手段Bは、図1〜図4に示すように、前記両支柱軸7の一端部に、前記挿口管部2の管内壁における穿孔手段Cの穿孔中心線Yと交差する部位(穿孔予定位置)の周方向両側脇に位置する壁面に対して管径方向に沿う方向から当接する円柱状の第1押圧部11を、それの円柱中心が管軸芯X方向に平行となる状態で略T字状に一体形成されているとともに、前記両支柱軸7の他端部に螺合連結されたネジ軸12には、これのネジ軸芯方向に摺動自在な略T字状の押圧部材13と、該押圧部材13を挿口管部2の管内壁に向かって管径方向外方に押し出し移動させるナット14を装着して構成されている。
前記両押圧部材13は、前記挿口管部2の管内壁における穿孔予定位置の周方向両側脇に位置する壁面に対して管径方向に沿う方向から当接する円柱状の第2押圧部13Aと、ネジ軸12に対してネジ軸芯方向に摺動自在に外嵌される取付け筒部13Bとを備え、前記取付け筒部13Bに対して第2押圧部13Aがそれの円柱中心が管軸芯X方向に平行となる状態で略T字状に一体形成されている。
そして、前記ネジ軸12と押圧部材13及びナット14とをもって、前記第1押圧部11の押圧面11aから第2押圧部13Aの押圧面13aまでの径方向での突っ張り長さを調節する突っ張り長さ調節手段B1が構成され、この突っ張り長さ調節手段B1による突っ張り長さ調節範囲が、前記ネジ軸12の雄ネジ部12aに螺合されたナット14の螺合操作範囲となる。
更に、図10に示すように、前記ネジ軸12を、長さの異なる複数種類のネジ軸12A,12B、12Cから構成して、このネジ軸12A,12B、12Cを管径(管口径)に応じて付け替えることにより、前記突っ張り長さ調節手段B1による調節範囲を管径に応じて管径方向に複数段に変更可能に構成されている、換言すれば、長さの異なる複数種類のネジ軸12A,12B、12Cをもって前記突っ張り長さ調節手段B1による調節範囲を管径に応じて管径方向に複数段に変更可能な調節範囲変更手段B2が構成されている。
前記複数種類のネジ軸12A,12B、12Cの各々に形成される雄ネジ部12aの長さは同一長さに統一構成されているが、ネジ軸12A,12B、12Cの長さに応じて各雄ネジ部12aの長さを設定してもよい。
また、前記両第1押圧部11の押圧面11a及び両第2押圧部13Aの押圧面13aは、図1に示すように、支柱軸7及びネジ軸12の軸芯延長線よりも穿孔中心線Yから遠ざかる側に偏倚した部位において管内壁に当接するように構成されているため、押圧部11,13Aによる突っ張り作用に連れて互いに逆向きとなる穿孔中心線Y側への分力が発生し、穿孔装置を位置合わせした穿孔位置で確実に固定保持することができる。
前記両第1押圧部11の管軸芯方向両端面のうち、管軸芯方向で同じ側に位置する端面にわたって第1補強板15がボルト16にて固定連結されているとともに、前記両第2押圧部13Aも同様に、管軸芯方向で同じ側に位置する端面にわたって第2補強板17がボルト16にて固定連結されている。
前記穿孔位置表示手段Eは、突っ張り保持手段Bの構成部材である押圧部11,13Aのうち、支柱軸7の軸芯から一端面11b,13bまでの長さを、支柱軸7の軸芯Y1から他端面11c,13cまでの距離L2よりも短く構成してある。
更に、前記支柱軸7の軸芯から一端面11b,13bまでの長さと補強板15,17の厚みを加えた距離を、前記挿口管部2の端面2aから設定穿孔位置までの設定距離と同一に設定構成されているとともに、前記補強板15,17外側面には、前記挿口管部2の端面2aとこれに管軸芯X方向で相対向する受口管部1の段差内面1bとの間の環状空間内に入り込んで挿口管部2の端面2aに管軸芯X方向から当接する位置決め部材18が、前記補強板15,17と共締め固定状態で設けられている。
そして、前記受口管部1と挿口管部2との重合接合管部分の周方向複数箇所において、重合接合管部分にわたって径方向に沿う係合連結用の係止孔3を管内側から穿設する際、前記穿孔手段Cのドリル20の穿孔中心位置を、挿口管部2の端面2a又は受口管部1の段差内面1bから設定距離L1だけ離れた設定穿孔位置に合わせる必要があるが、このとき、前記押圧部11,13Aの一端面11b,13b側に設けられている位置決め部材18を挿口管部2の端面2aに管軸芯X方向から当て付けるだけで、穿孔手段Cのドリル20の穿孔中心位置が設定穿孔位置を通る円周ライン上に位置することになり、位置合わせ作業を能率良く確実、容易に行うことができる。
また、前記位置決め部材18の板厚は、前記挿口管部2の端面2aと受口管部1の段差内面1bとの環状空間の幅よりも僅かに小さな寸法に構成されているため、前記位置決め部材18の外面側を、受口管部1の段差内面1bに管軸芯X方向から当て付けても、穿孔手段Cのドリル20の穿孔中心位置が設定穿孔位置を通る円周ライン上に略位置することになり、位置合わせ作業を能率良く確実、容易に行うことができる。
尚、前記位置決め部材18は、前記押圧部11,13Aの一端面11b,13b側の少なくとも一つに設けられていればよく、また、前記位置決め部材18が設けられておらず、かつ、支柱軸7の軸芯から一端面11b,13bまでの長さが、前記挿口管部2の端面2aから設定穿孔位置までの設定距離と同一に設定構成されている場合には、前記押圧部11,13Aの一端面11b,13bを挿口管部2の端面2aに合わせることになる。
次に、前記穿孔手段Cについて説明する。
図1、図2、図5に示すように、前記機体Aの両横桟部材8,9のうち、穿孔中心線Yに対してそれと直交する方向に等間隔をおいて穿孔中心線Yと平行な方向で相対向する部位に、駆動源の一例である電動機21からドリル20への動力伝達系の減速機構を内装する減速ケース22を摺動自在に保持する一対の摺動ガイド軸23が架設されているとともに、前記減速ケース22の軸受け24と第1横桟部材8に設けた軸受け25とにわたって、前記ドリル20を付け替え可能に取付けてある駆動回転軸26が減速ケース22と一体的に移動する状態で回転自在に保持され、前記第2横桟部材9には、前記駆動回転軸26の他端側に相対回転のみ自在に保持されたネジ部材27に螺合する送り操作軸28が回転のみ自在に支承され、この送り操作軸28の他端部には、これと前記ネジ部材27を介して駆動回転軸26に送り力又は戻り力を付与するための操作ハンドル29が装着されている。
また、前記減速ケース22の入力部には、電動機21をボルト等で脱着自在に取付け可能な取付け座22aが形成されているとともに、前記一方の摺動ガイド軸23には、ドリル20の最大送込み位置を減速ケース22との当接によって規制するストッパー30が設けられている。
前記回動案内手段Dには、図1〜図3、図6〜図9に示すように、穿孔手段Cの穿孔中心線Yに対して直交又は略直交する方向から円周方向に移動自在に管内壁に当接する当接部35を備え、かつ、前記当接部35が管内壁に当接している状態で機体Aを管軸芯X又は略管軸芯X周りで回動自在に支持する一対の回動支持アーム36が設けられているとともに、前記回動支持アーム36の基端部には、前記穿孔手段Cの穿孔中心線Yに対して直交又は略直交する回動支持姿勢とその回動支持姿勢に対して交差する方向に突出する格納姿勢とに切換えることができるように、前記支柱軸7に対して回動操作可能な状態で固定連結する連結部37が設けられている。
前記回動支持アーム36は、基端側に小径の嵌合連結軸部36aを形成してあるネジ軸利用の第1アーム部36Aと、該第1アーム部36Aに対して軸芯方向に摺動自在に外嵌される筒軸利用の第2アーム部36Bと、該第2アーム部36Bの基端側端面を先端側(径方向外方側)に押圧可能な状態で第1アーム部36Aに螺合されるテンションナット36Cと、第2アーム部36Bの先端に固着された連結フランジ部36Dとから構成されているとともに、前記第1アーム部36Aの雄ネジ部とテンションナット36Cとをもって、前記回動支持アーム36のアーム長さを調節する長さ調節手段Fが構成されている。
前記第2アーム部36Bには、第1アーム部36Aに軸芯方向に沿って形成された係止溝36bに係合することにより、両アーム部36A,36Bの相対回転を阻止するストッパーボルト36Eが設けられ、更に、このストッパーボルト36Eの締付け操作により、両アーム部36A,36Bを伸縮不能な状態に固定連結可能に構成されている。
前記各当接部35は、管内壁に沿って転動可能な一つの輪体(ローラー)35Aとこれを軸支するホルダー35Bから構成されていて、前記ホルダー35Bが第2アーム部36Bの連結フランジ部36Dにボルト38・ナット39で固定連結されている。
前記連結部37は、前記支柱軸7に対してそれの直径方向の一方側から外装可能な第1連結体37Aと、前記支柱軸7に対してそれの直径方向の他方側から外装可能な第2連結体37Bと、第1連結体37Aにおける連結合わせ面方向の両側部にボルト40・ナット41を介して取付けられた第1連結リンク37C及び第2連結リンク37Dとからなり、前記第1連結体37Aの第1連結リンク37Cの先端部には、第2連結体37Bの対応部位が相対揺動自在にボルト40・ナット41を介して枢支連結され、さらに、前記第1連結体37Aの第2連結リンク37Dには、前記両連結体37A,37Bが連結姿勢にある状態で第2連結体37Bの対応部位を固定ボルト42にて固定連結するためのネジ孔37dが形成されている。
前記第1連結体37Aには、第1アーム部36Aの嵌合連結軸部36aが嵌合される嵌合連結孔37aが形成されているとともに、この嵌合連結孔37aに嵌合された嵌合連結軸部36aを抜止め固定する連結ボルト43が設けられている。
前記回動支持アーム36を回動支持姿勢から格納姿勢に切換える場合には、前記両支柱軸7が鉛直姿勢にある状態で各回動支持アーム36を支柱軸7周りに90度回動操作することにより、前記両回動支持アーム36の格納姿勢が管軸芯X方向に沿う姿勢となり、しかも、この状態では、前記両回動支持アーム36の先端に設けられた当接部35の輪体35Aも、管軸芯Xに対して直交する水平軸芯又は略水平軸芯周りで転動可能に構成されている。
そのため、前記両当接部35の輪体35Aが、前記回動支持アーム36が格納姿勢にある状態での機体Aの後方側への傾動操作に連れて管内壁の底面側に当接可能で、さらに、その当接状態での機体Aの持ち上げ操作により、機体Aを管内壁から浮上させたまま管軸芯X方向に沿って走行操作可能に構成されている。つまり、前記回動案内手段Dを構成する両回動支持アーム36の当接部35としての輪体35Aを、管内壁に沿って穿孔装置を搬入・搬出するための走行輪に兼用構成されている。
更に、図10に示すように、前記第1アーム部36Aを、長さの異なる複数種類のネジ軸36Aa,36Ab,36Acから構成して、このネジ軸36Aa,36Ab,36Acを管径等に応じて付け替えることにより、前記長さ調節手段Fによるアーム長さ調節範囲を管径(管口径)に応じて管径方向に複数段に変更可能に構成されている、換言すれば、長さの異なる複数種類のネジ軸36Aa,36Ab,36Acをもって前記長さ調節手段Fによるアーム長さ調節範囲を管径に応じて管径方向に複数段に変更可能な調節範囲変更手段Gが構成されている。
次に、上述の如く構成された管内穿孔装置を用いた継手構造の耐震改造工法について簡単に説明する。
(1)図11、図12に示すように、前記挿口管部2の内周面2b及び受口管部1の小径内周面1bに施されているモルタルライニング層45のうち、全体が密封用の弾性シール層に構成されている円環状の内面バンド46の装着領域よりも若干大きな領域に位置するモルタルライニング層45を剥離し、この剥離箇所に、前記突っ張り保持手段Bの突っ張り長さ調節手段B1を短縮状態に操作し、かつ、前記回動案内手段Dの両回動支持アーム36を格納姿勢に切換え操作してある穿孔装置を搬入する。
(2)図12に示すように、前記突っ張り保持手段Bのナット14を操作して押圧部材13の第2押圧部13Aを径方向外方に押出し、前記押圧部11,13Aの一端面11b,13bに設けられている位置決め部材18を、前記挿口管部2の端面2aとこれに管軸芯X方向で相対向する受口管部1の段差内面1bとの間の環状空間47内に入り込ませながら、管軸芯X方向及び円周方向に移動操作できる状態で各押圧部11の押圧面11aを管内壁に軽く接触させたのち、前記押圧部11,13Aの位置決め部材18を、挿口管部2の端面2aに管軸芯X方向から当て付ける。
この状態では、前記穿孔手段Cのドリル20の穿孔中心位置が設定穿孔位置を通る円周ライン上に位置することになるため、ドリル20の穿孔中心位置と設定穿孔位置とが合致するように円周方向での位置ズレを修正したのち、前記突っ張り保持手段Bのナット14を操作して押圧部11を径方向外方に押出し、機体Aを管内壁に強固に固定保持する。
また、前記回動案内手段Dの両回動支持アーム36を、前記穿孔手段Cの穿孔中心線Yに対して直交又は略直交する回動支持姿勢に切換え操作するとともに、補助的な支えが必要である場合或いは穿孔後における円周方向への回動操作を能率良く円滑に行う必要がある場合には、前記テンションナット36Cを回転操作し、前記両接当部35の輪体35Aが管内壁面に沿って転動可能な状態にまで管径方向外方に押圧操作してもよい。
(3)図13、図14に示すように、前記穿孔手段Cの減速ケース22の取付け座22aに電動機21をボルト等で取付けたのち、操作ハンドル29を操作して、電動機21にて駆動されているドリル20を管内壁の設定穿孔位置に送り込み、前記減速ケース22が摺動ガイド軸23に設けられたストッパー30に当接したときに送り込み操作を停止すると、前記両管部1,2の重合接合管部分にわたる状態で管内側から管径方向に沿って所定深さの係止孔3が穿設される。
(4)図15、図16に示すように、前記両接当部35の輪体35Aが、機体Aを支持したまま管内壁面に沿って転動可能な状態で管内壁に圧接操作されていない場合には、前記テンションナット36Cを回転操作して輪体35Aを管内壁に圧接させたのち、前記突っ張り保持手段Bのナット14を操作して押圧部材13の第2押圧部13Aを径方向内方に戻し移動させ、前記突っ張り保持手段Bによる突っ張り固定を解除する。
この解除状態で機体Aに回転力を付与すると、管内壁に沿って転動する両接当部35の輪体35Aにより、機体Aが管軸芯X周りでスムースに回動し、穿孔手段Cのドリル20の穿孔中心位置が次の設定穿孔位置に到達した時点で回動操作を停止する。
この回動操作時においては、一方の前記第1押圧部11の押圧面11aは管内壁に摺接した状態にあり、両回動支持アーム36との協働で機体AをT字状に支持しながら前記回動案内手段Dによる回動案内を補助している。
(5)図17に示すように、前記突っ張り保持手段Bのナット14を操作して押圧部11を径方向外方に押出し、機体Aを管内壁に強固に固定保持する。
このとき、必要であれば、前記テンションナット36Cを緩み側に回転操作して輪体35Aを管内壁から離間させる。
(6)次に、操作ハンドル29を操作して、電動機21にて駆動されているドリル20を管内壁の設定穿孔位置に送り込み、前記減速ケース22が摺動ガイド軸23に設けられたストッパー30に当接したときに送り込み操作を停止し、前記両管部1,2の重合接合管部分にわたる状態で管内側から管径方向に沿って所定深さの係止孔3を穿設する。
(7)そして、上述の(4)から(6)の工程を繰り返しながら、受口管部1と挿口管部2との重合接合管部分の周方向複数箇所の設定穿孔位置を順番に穿孔したのち、図18に示すように前記両支柱軸7が鉛直姿勢にある状態で各回動支持アーム36を支柱軸7周りに90度回動操作して、前記両回動支持アーム36を管軸芯X方向に沿う格納姿勢に切換えるとともに、前記突っ張り保持手段Bのナット14を操作して押圧部材13の第2押圧部13Aを径方向内方に戻し移動させ、前記突っ張り保持手段Bによる突っ張り固定を解除する。
この状態では、前記両回動支持アーム36の先端に設けられた当接部35の輪体35Aも、管軸芯Xに対して直交する水平軸芯又は略水平軸芯周りで転動可能となり、機体Aの後方側への傾動操作に連れて管内壁の底面側に当接し、さらに、その当接状態での機体Aの持ち上げ操作により、機体Aを管内壁から浮上させたまま管軸芯X方向に沿って走行操作することができる。
尚、図19において、図中48は、前記受口管部1の大径内周面1cと挿口管部2の外周面2cとの間を密封可能な合成ゴム製のシール材49を管軸芯X方向から押圧して密封状態(水密状態)にまで圧縮可能な鋳鉄製の押輪であり、図中50,51は、前記押輪48の連結フランジ部48Aと受口管部1の連結フランジ部1Aとの間に渡って配置される押輪4と受口管部1とを管軸芯X方向から相対的に引寄せながら締付け固定するボルト・ナットである。
また、図中52は、内面バンド46の管軸芯X方向一端側を挿口管部2の内周面2bに押し付け固定する第1圧着具であり、図中53は、内面バンド46の管軸芯X方向他端側を受口管部1の小径内周面1aに押し付け固定する第2圧着具である。
〔第2実施形態〕
上述の第1実施形態では、前記両支柱軸7の一端部に、前記挿口管部2の管内壁における穿孔手段Cの穿孔中心線Yと交差する部位(穿孔予定位置)の周方向両側脇に位置する壁面に対して管径方向に沿う方向から当接する円柱状の第1押圧部11を一体形成して、管内壁の円周方向における任意の位置に対して径方向から突っ張り状態で機体Aを固定保持並びに固定解除操作自在な突っ張り保持手段Bの一部を構成したが、図20、図21に示すように、前記両支柱軸7の一端部から第1押圧部11を除去して、前記両支柱軸7とこれの他端部に螺合連結されるネジ軸12と、これのネジ軸芯方向に摺動自在な略T字状の押圧部材13と、該押圧部材13を挿口管部2の管内壁に向かって管径方向外方に押し出し移動させるナット14とをもって、穿孔手段Cの穿孔反力を管内壁に当接した状態で受止める反力受け部Hを構成してもよい。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第3実施形態〕
上述の第1実施形態では、前記回動支持アーム36の先端に設けられる当接部35を、管内壁に沿って転動可能な一つの輪体(ローラー)35Aとこれを軸支するホルダー35Bから構成したが、図22に示すように、管内壁に沿って転動可能な二つの輪体(ローラー)35Aとこれを軸支するホルダー35Bから構成してもよい。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第4実施形態〕
上述の第1実施形態では、前記回動支持アーム36を、ネジ軸利用の第1アーム部36Aと、これに対して軸芯方向に摺動自在に外嵌される筒軸利用の第2アーム部36Bと、該第2アーム部36Bの基端側端面を先端側(径方向外方側)に押圧可能な状態で第1アーム部36Aに螺合されるテンションナット36Cと、第2アーム部36Bの先端に固着された連結フランジ部36Dとから構成したが、図23に示すように、前記テンションナット36Cと第2アーム部36Bの基端側端面との間に、該第2アーム部36Bを先端側(径方向外方側)に移動付勢する弾性付勢手段の一例であるコイルバネ55を介装して、管内壁の凹凸に追従して管径方向に移動可能に構成してもよい。
また、当該実施形態では、前記第1アーム部36Aの雄ネジ部とテンションナット36C及びコイルバネ55とをもって、前記回動支持アーム36のアーム長さを調節する長さ調節手段Fが構成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第5実施形態〕
上述の第1実施形態では、管内壁の円周方向における任意の位置に対して径方向から突っ張り状態で機体Aを固定保持並びに固定解除操作自在な突っ張り保持手段Bと、前記突っ張り保持手段Bが固定解除されている状態で機体Aを管内壁に沿って円周方向に回動案内する回動案内手段Dとを各別に構成したが、図24、図25に示すように、前記突っ張り保持手段B中に、これが固定解除されている状態で機体Aを管内壁に沿って円周方向に回動案内する回動案内手段Dを組付けて構成してもよい。
即ち、第1実施形態における突っ張り保持手段Bの第1押圧部11及び第2押圧部13Aを、管内壁に沿って転動可能な輪体(ローラー)35Aとこれを軸支するホルダー35Bからなる当接部35に変更するとともに、前記押圧部材13の取付け筒部13Aの側端面と突っ張り長さ調節手段B1のネジ軸12の雄ネジ部12aに螺合されたナット14との間に、前記押圧部材13を先端側(径方向外方側)に移動付勢する弾性付勢手段の一例であるコイルバネ56を介装して構成してある。
そして、穿孔時には、前記ナット14を締付け側に操作して、コイルバネ56を介して四つの輪体35Aを管内壁に圧接して機体Aを固定保持し、また、前記穿孔手段Cのドリル20を周方向で隣接する次の設定穿孔位置に回動操作する場合には、前記四つの輪体35Aが管内壁に沿って転動できる固定解除状態にまでナット14を緩み側に操作する。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第6実施形態〕
上述の第1実施形態では、前記穿孔手段Cのドリル20の穿孔中心位置を、挿口管部2の端面2a又は受口管部1の段差内面1bから設定距離L1だけ離れた設定穿孔位置に合わせる際、前記押圧部11,13Aの一端面11b,13b側に設けられている位置決め部材18を挿口管部2の端面2aに管軸芯X方向から当て付けたが、図26に示すように、前記挿口管部2の端面2aと受口管部1の段差内面1bとの管軸芯X方向での対向面間距離(胴付間隔)が設定間隔以上に拡大している場合には、前記位置決め部材18の外面側を受口管部1の段差内面1bに管軸芯X方向から当て付け、この受口管部1の段差内面1bを基準にして設定穿孔位置に合わせる。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第7実施形態〕
上述の第1実施形態では、前記穿孔位置表示手段Eの位置決め部材18を補強板15,17外側面に固定したが、図27に示すように、前記穿孔位置表示手段Eに、前記挿口管部2の端面2a又は受口管部1の段差内面1bから設定穿孔位置までの表示距離を変更操作自在な調整手段E1を組み付けて構成してもよい。
この調整手段E1は、前記押圧部11,13Aの外周面に雄ネジ58を形成し、前記位置決め部材18の内周面に雌ネジを形成して、この位置決め部材18を押圧部11,13Aの外周面に沿って管軸芯X方向に螺合調整自在に構成してある。
尚、図27では、前記押圧部材13の押圧部13A側だけを図示したが、前記第1押圧部11も同様に構成されている。
また、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第8実施形態〕
図28は、上述の第7実施形態で説明した前記穿孔位置表示手段Eの調整手段E1の別実施形態を示し、これは、前記押圧部11,13Aの中心部から管軸芯X方向に沿って突設された調節ボルト59に、これに外装された位置決め部材18を位置変更可能な状態で挾持固定する一対のナット60を螺合して構成してある。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第9実施形態〕
図29は、上述の第8実施形態で説明した前記穿孔位置表示手段Eの調整手段E1の別実施形態を示し、これは、前記調節ボルト59に外装された位置決め部材18と補強板15,17との間に、複数枚の調節スペーサー61を脱着自在に装着するとともに、前記位置決め部材18を調節スペーサー61側に押圧固定するためのナット60を螺合して構成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の第1実施形態において、前記回動案内手段Dの当接部35を、穿孔手段Cの穿孔中心線Yに対して直交又は略直交する方向から円周方向に摺動自在に管内壁に当接す橇等の摺動体から構成してもよい。
(2)上述の第1実施形態では、前記操作ハンドル29の人為操作によってドリル20を送込むように構成したが、電動モータ等の駆動力を使用してドリル20を送込むように構成してもよい。
(3)上述の第1実施形態において、前記回動案内手段Dの輪体35Aを自由回転状態に構成したが、この輪体35Aに回転力を付与する電動モータ等の駆動源を設けて実施してもよい。
(4)また、前記穿孔位置表示手段Eとしては、前記押圧部11,13Aに挿口管部2の端面2aから設定穿孔位置までの設定距離を表示する目盛を付記して構成してもよい。
本発明による管内用穿孔装置の第1実施形態を示す全体正面図 管内用穿孔装置の全体側面図 管内用穿孔装置の全体平面図 (イ)は突っ張り保持手段の拡大縦断側面図(ロ)は突っ張り保持手段を固定解除したときの拡大縦断側面図 (イ)は穿孔手段の拡大縦断側面図(ロ)は穿孔手段を送りこみ操作したときの拡大縦断側面図 回動案内手段の拡大正面図 回動案内手段の拡大平面図 (イ)は回動案内手段が収縮状態にあるときの拡大正面断面図(ロ)は回動案内手段が張り出し状態にあるときの拡大正面断面図 回動支持アームの連結部を連結解除したときの要部の平面図 管径に応じた三種類の調節範囲変更状態を示し、(イ)は最小調節範囲変更状態を示す正面図(ロ)は中間調節範囲変更状態を示す正面図(ハ)は最大調節範囲変更状態を示す正面図 穿孔作業のライニング剥離工程図 穿孔作業の搬入工程図 穿孔作業の突っ張り固定工程図 穿孔作業の穿孔工程図 穿孔作業の回動工程図 穿孔作業の突っ張り固定工程図 穿孔作業の穿孔工程図 穿孔作業の搬出工程図 離脱阻止機能の高い耐震用の継手構造を示す要部の断面図 本発明による管内用穿孔装置の第2実施形態を示す全体正面図 管内用穿孔装置の側面図 本発明による管内用穿孔装置の第3実施形態を示す要部の平面図 本発明による管内用穿孔装置の第4実施形態を示す要部の正面図 本発明による管内用穿孔装置の第5実施形態を示す全体正面図 管内用穿孔装置の側面図 本発明による管内用穿孔装置の第6実施形態を示す要部の断面側面図 本発明による管内用穿孔装置の第7実施形態を示す要部の側面図 本発明による管内用穿孔装置の第8実施形態を示す要部の側面図 本発明による管内用穿孔装置の第9実施形態を示す要部の側面図
符号の説明
A 機体
B 突っ張り保持手段
B1 突っ張り長さ調節手段
B2 長さ調節手段
C 穿孔手段
D 回動案内手段
E 穿孔位置表示手段
F 長さ調節手段
G 調節範囲変更手段
H 反力受け部
P 流体管
X 管軸芯
Y 穿孔中心線
1 受口管部
1b 段差内面
2 挿口管部
2a 端面
3 係止孔
11 押圧部(第1押圧部)
13A 押圧部(第2押圧部)
20 回転穿孔具(ドリル)
35 当接部
36 回動支持アーム

Claims (12)

  1. 流体管内に搬入可能な機体に、管内壁の円周方向における任意の位置に対して径方向から突っ張り状態で機体を固定保持並びに固定解除操作自在な突っ張り保持手段と、管内壁に対して径方向から送込み可能な回転穿孔具を備えた穿孔手段と、前記突っ張り保持手段が固定解除されている状態で機体を管内壁に沿って円周方向に回動案内する回動案内手段が設けられている管内用穿孔装置。
  2. 管路内に搬入可能な機体に、管内壁に対して径方向から送込み可能な回転穿孔具を備えた穿孔手段と、この穿孔手段の穿孔反力を管内壁に当接した状態で受止める反力受け部と、機体を管軸芯又は略管軸芯周りで管内壁に沿って円周方向に回動案内する回動案内手段が設けられている管内用穿孔装置。
  3. 前記回動案内手段には、穿孔手段の穿孔中心線に対して直交又は略直交する方向から管内壁に対して円周方向に移動自在に当接する当接部を備え、かつ、前記当接部が管内壁に当接している状態で機体を管軸芯又は略管軸芯周りで回動自在に支持する一対の回動支持アームが設けられている請求項1又は2記載の管内用穿孔装置。
  4. 前記回動支持アームが、前記穿孔手段の穿孔中心線に対して直交又は略直交する回動支持姿勢とその回動支持姿勢に対して交差する方向に退避させた格納姿勢とに切換え可能に構成されている請求項3記載の管内用穿孔装置。
  5. 前記回動支持アームの先端に設けられた当接部が、前記回動支持アームが格納姿勢にある状態での機体の傾動操作に連れて管内壁の底面側に当接可能で、かつ、その当接状態では機体を管内壁から浮上させたまま管軸芯方向に沿って移動操作可能に構成されている請求項4記載の管内用穿孔装置。
  6. 前記回動支持アームには、それのアーム長さを調節する長さ調節手段が設けられている請求項3、4又は5記載の管内用穿孔装置。
  7. 前記突っ張り保持手段には、前記管内壁における穿孔手段の穿孔中心線と交差する部位の周方向両側脇に対して管径方向に沿う方向から当接する押圧部が備えられている請求項1記載の管内用穿孔装置。
  8. 前記突っ張り保持手段には、突っ張り長さを調節する突っ張り長さ調節手段と、この突っ張り長さ調節手段による調節範囲を流体管の内径に応じて管径方向に複数段に変更可能な調節範囲変更手段が設けられている請求項1又は7記載の管内用穿孔装置。
  9. 受口管部とこれに管軸芯方向から挿入接続される挿口管部との管軸芯方向での相対移動を阻止するべく、両管部の重合接合管部分にわたって径方向に沿う係合連結用の係止孔を管内側から穿設する管内用穿孔装置であって、
    前記両管部内に搬入可能な機体に、管内壁の円周方向における任意の位置に対して径方向から突っ張り状態で機体を固定保持並びに固定解除操作自在な突っ張り保持手段と、管内壁に対して径方向から送込み可能な回転穿孔具を備えた穿孔手段と、前記突っ張り保持手段が固定解除されている状態で機体を管内壁に沿って円周方向に回動案内する回動案内手段が設けられているとともに、前記突っ張り保持手段には、挿口管部の端面又はこれに管軸芯方向で相対向する受口管部の段差内面から設定穿孔位置までの距離を表示する穿孔位置表示手段が設けられている管内用穿孔装置。
  10. 前記穿孔位置表示手段が、前記管内壁に当接する突っ張り保持手段の押圧部に設けられている請求項9記載の管内用穿孔装置。
  11. 前記穿孔位置表示手段には、前記挿口管部の端面又は受口管部の段差内面に当接する位置決め部材が設けられている請求項9又は10記載の管内用穿孔装置。
  12. 前記穿孔位置表示手段が、前記挿口管部の端面又は受口管部の段差内面から設定穿孔位置までの表示距離を変更可能に構成されている請求項9〜11のいずれか1項に記載の管内用穿孔装置。
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