JP5243897B2 - 継手部の離脱防止構造と継手部の離脱防止工法及び継手部の離脱防止用内面継ぎ輪 - Google Patents
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Description
前記内面継ぎ輪の設定連結箇所には、前記連結部材を径方向内方から装着可能な連結孔又は連結長孔が予め貫通形成され、この連結孔又は連結長孔が、前記両管部の設定連結箇所に径方向内方に開口する連結穴又は連結長穴を穿孔装置で形成するときの倣い孔又は倣い長孔に構成され、前記内面継ぎ輪の管軸芯方向両側辺の少なくとも一方が、前記穿孔装置の移動手段を円周方向に移動案内するガイド面に構成されている点にある。
また、前記内面継ぎ輪に予め貫通形成されているある一つの連結孔又は連結長孔を倣い孔又は倣い長孔とする穿孔工程が終了して、周方向で隣接する次の連結孔又は連結長孔に穿孔装置の穿孔手段を移動させる際、前記内面継ぎ輪の管軸芯方向両側辺の少なくとも一方に構成されたガイド面に沿って穿孔装置の移動手段を円周方向に移動案内することができるから、穿孔装置の穿孔手段の管軸芯方向での位置ずれが無い又は位置ずれが少なくなり、その分だけ次の穿孔工程に早く着手することができる。
また、前記内面継ぎ輪に予め貫通形成されているある一つの連結孔又は連結長孔を倣い孔又は倣い長孔とする穿孔工程が終了して、周方向で隣接する次の連結孔又は連結長孔に穿孔装置の穿孔手段を移動させる際、前記内面継ぎ輪の管軸芯方向両側辺の少なくとも一方に構成されたガイド面に沿って穿孔装置の移動手段を円周方向に移動案内することができるから、穿孔装置の穿孔手段の管軸芯方向での位置ずれが無い又は位置ずれが少なくなり、その分だけ次の穿孔工程に早く着手することができる。
前記内面継ぎ輪の設定連結箇所には、前記連結部材を径方向内方から装着可能な連結孔又は連結長孔が予め貫通形成され、この連結孔又は連結長孔が、前記両管部の設定連結箇所に径方向内方に開口する連結穴又は連結長穴を管内壁に対して管外壁を貫通しない状態で穿孔装置の穿孔手段で形成するときの倣い孔又は倣い長孔に構成され、
前記内面継ぎ輪が、円周方向で複数に分割された分割継ぎ輪体と、複数の分割継ぎ輪体の隣接端部同士を径方向内方側に屈曲可能に連結する連結手段とから構成され、複数の分割継ぎ輪体を前記両管部の内周面に輪状又は略輪状に当て付けた状態で、前記内面継ぎ輪の円周方向での両端部となる両分割継ぎ輪体の先端部にわたって連結板が締結具で固定連結されている点にある。
上記構成によれば、前記内面継ぎ輪に予め貫通形成されているある一つの連結孔又は連結長孔を倣い孔又は倣い長孔とする穿孔工程が終了して、周方向で隣接する次の連結孔又は連結長孔に穿孔装置の穿孔手段を移動させる際、前記内面継ぎ輪の管軸芯方向両側辺の少なくとも一方に構成されたガイド面に沿って穿孔装置の移動手段を円周方向に移動案内することができるから、穿孔装置の穿孔手段の管軸芯方向での位置ずれが無い又は位置ずれが少なくなり、その分だけ次の穿孔工程に早く着手することができる。
また、前記内面継ぎ輪に予め貫通形成されているある一つの連結孔又は連結長孔を倣い孔又は倣い長孔とする穿孔工程が終了して、周方向で隣接する次の連結孔又は連結長孔に穿孔装置の穿孔手段を移動させる際、前記内面継ぎ輪の管軸芯方向両側辺の少なくとも一方に構成されたガイド面に沿って穿孔装置の移動手段を円周方向に移動案内することができるから、穿孔装置の穿孔手段の管軸芯方向での位置ずれが無い又は位置ずれが少なくなり、その分だけ次の穿孔工程に早く着手することができる。
図1〜図4は、水道管やガス管等の流体管Pの配管系に用いられる継手部の一例であるフランジ継手部を示し、流路方向に沿って隣接配置される鋳鉄製の両流体管Pの接続管部1に形成された連結フランジ部1A同士を突き合わせ状態でボルト2・ナット3にて固定連結するとともに、前記両連結フランジ部1Aの接合面間には、密封用のシール部材の一例であるOリング4が介装されている。
[1]4つに分割された分割継ぎ輪体6Aが蝶番(連結手段)6Bを介して枢支連結され、かつ、接続管部1との重合部分の設定連結箇所に円形状の連結孔5が予め貫通形成されている金属製の内面継ぎ輪6を、前記蝶番6Bで折り畳み、その折り畳み姿勢で前記両流体管P内の接続管部1の内周面1aにわたる部位に搬入し、図6、図7に示すように、折り畳まれている分割継ぎ輪体6Aを接続管部1の内周面1aに沿って円環状に伸展させる。
上述の第1実施形態では、前記内面継ぎ輪6の設定連結箇所に、前記係合ピン8を径方向内方から装着可能な連結孔5を予め貫通形成して、この連結孔5を、前記両管部1の設定連結箇所に径方向内方に向かって開口する連結穴7を穿孔装置の穿孔手段Eで形成するときの倣い孔に構成したが、図14に示すように、前記内面継ぎ輪6の設定連結箇所に、前記両管部1の設定連結箇所に径方向内方に向かって開口する状態で形成される連結穴7及びこれに対して径方向で連通する連結孔5を穿孔装置の穿孔手段Eで形成するための穿孔位置表示用指標部である穿孔位置表示用小径孔58を予め貫通形成してもよい。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
図15に示すように、前記内面継ぎ輪6の設定連結箇所に、前記両管部1の設定連結箇所に径方向内方に向かって開口する状態で形成される連結穴7及びこれに対して径方向で連通する連結孔5を穿孔装置の穿孔手段Eで形成するための穿孔位置表示用指標部である穿孔位置表示用窪み59を予め形成してもよい。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
上述の第1実施形態では、前記内面継ぎ輪6を、両接続管部1における内周面1aの内径と同一又は略同一寸法の外径で略1/4円弧状に構成された4つの帯板状の分割継ぎ輪体6Aに分割構成したが、図16、図17に示すように、前記内面継ぎ輪6を、これの管軸芯X方向の最大幅よりも小なる細幅、具体的には1/10以下の細幅で角柱に構成された円周方向に沿う連結部材6Cと、当該連結部材6Cにおける設定連結箇所に対応する周方向複数箇所に嵌合状態で取付けられる前記連結孔5を予め形成してある連結プレート6Dから構成してもよい。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
上述の第4実施形態では、前記連結プレート6Dを両接続管部1の内周面1aに固定したとき、前記連結部材6Cが連結プレート6Dの内周面側に位置するように構成したが、図18に示すように、前記連結プレート6Dを両接続管部1の内周面1aに固定したとき、前記連結部材6Cが内周面1aと対面する連結プレート6Dの外周面側に位置するように構成してもよい。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
上述の各実施形態では、両流体管Pの接続管部1に形成された連結フランジ部1A同士を固定連結したフランジ継手部について説明したが、図19に示すように、一方の流体管Pの受口管部(接続管部の一例)60に挿入接続された他方の流体管Pの挿口管部(接続管部の一例)61に、前記受口管部60の大径内周面60aと挿口管部61の外周面61aとの間を密封可能な合成ゴム製のシール材62と、挿口管部61に外嵌する状態で受口管部60の端部に固定連結される環状部材の一例で、前記シール材62を管軸芯X方向から押圧して密封状態(水密状態)にまで圧縮可能な鋳鉄製の押輪63とが外装されているとともに、前記押輪63の連結フランジ部63Aと受口管部60の連結フランジ部60Aとの間には、押輪63と受口管部60とを管軸芯X方向から相対的に引寄せながら締付け固定する締結具の一例であるT字状のボルト64とナット65が設けられている継手部に本発明の技術を適用してもよい。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
上述の第1実施形態では、前記両管部1の隣接端面間に嵌合又は少なくとも一方の隣接端面に当接可能な位置合わせ用突起16を形成したが、この位置合わせ用突起16を設ける代わりに、図20に示すように、前記内面継ぎ輪6の周方向の一箇所又は複数箇所に、これの内周面側から前記両管部1の隣接端面を透視可能な位置合わせ用窓19を形成してもよい。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
上述の第1実施形態では、前記両流体管Pの接続管部1の内径が同一に構成されている場合を例に挙げて説明したが、図21に示すように、両流体管Pの接続管部1の内径が公差によって異なる場合では、前記内面継ぎ輪6の外周面における幅方向両側部に、前記両接続管部1の内周面1aに当接する天然ゴムや合成ゴム製等の弾性体67を付設して実施するとよい。
また、前記弾性体67を設けない場合には、前記内面継ぎ輪6の外周面に、公差による両接続管部1の内周面1aの段差に相当する段差面を形成するとよい。
上述の第1実施形態では、前記両流体管Pの接続管部1の内周面1aにわたって当て付けられる内面継ぎ輪6に、前記接続管部1との重合部分の設定連結箇所に円形の連結孔5を予め貫通形成し、この連結孔5を倣い孔として穿孔装置の穿孔手段Eで両接続管部1の設定連結箇所に径方向内方に向かって開口する連結穴7を形成し、径方向で連通する連結孔5と連結穴7とにわたって、連結部材の一例である円柱状の係合ピン8を、管内側から管径方向に沿って挿入して固定連結したが、図22に示すように、前記両流体管Pの接続管部1の内周面1aにわたって当て付けられる内面継ぎ輪6に、前記接続管部1との重合部分の設定連結箇所に長円形の連結長孔70を予め貫通形成し、この連連結長孔70を倣い孔として穿孔装置の穿孔手段Eで両接続管部1の設定連結箇所に径方向内方に向かって開口する長円形の連結長穴71を形成し、径方向で連通する連結長孔70と連結長穴71とにわたって、連結部材の一例である長円ブロック状の係合ピース72を、管内側から管径方向に沿って挿入して固定連結してもよい。
また、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
(1)上述の第1実施形態では、前記内面継ぎ輪6の両側辺の端面を、前記穿孔装置の移動手段の一例である転輪36を円周方向に沿って移動案内するためのガイド面17に構成したが、前記内面継ぎ輪6の一方の側辺の端面のみを転輪36用のガイド面17に構成してもよい。
また、前記内面継ぎ輪6を、円周方向の一箇所が切断された縮径側に弾性変形可能なC字状に構成してもよい。
X 管軸芯
1 接続管部
1a 内周面
5 連結孔
6 内面継ぎ輪
6A 分割継ぎ輪体
6B 連結手段(蝶番)
6C 連結部材
6D 連結プレート
7 連結穴
8 連結部材(係合ピン)
12 連結板
13 締結具(ネジ)
16 位置合わせ用突起
17 ガイド面
19 位置合わせ用窓
58 穿孔位置表示用指標部(穿孔位置表示用小径孔)
59 穿孔位置表示用指標部(穿孔位置表示用窪み)
60 受口管部
60b 内周面(小径内周面)
61 挿口管部
61b 内周面
67 弾性体
70 連結長孔
71 連結長穴
72 連結部材(係合ピース)
Claims (8)
- 流路を構成する状態で接続される両管部の内周面にわたって輪状又は略輪状に形成された内面継ぎ輪が当て付けられているとともに、前記両管部と内面継ぎ輪とが、それらの重合部分の設定連結箇所に径方向内方から装着される連結部材を介して固定連結されている継手部の離脱防止構造であって、
前記内面継ぎ輪の設定連結箇所には、前記連結部材を径方向内方から装着可能な連結孔又は連結長孔が予め貫通形成され、この連結孔又は連結長孔が、前記両管部の設定連結箇所に径方向内方に開口する連結穴又は連結長穴を穿孔装置の穿孔手段で形成するときの倣い孔又は倣い長孔に構成され、前記内面継ぎ輪の管軸芯方向両側辺の少なくとも一方が、前記穿孔装置の移動手段を円周方向に移動案内するガイド面に構成されている継手部の離脱防止構造。 - 流路を構成する状態で接続される両管部の内周面にわたって、これとの重合部分の設定連結箇所に連結孔又は連結長孔が予め貫通形成されている内面継ぎ輪を輪状又は略輪状に当て付けた状態で固定し、この内面継ぎ輪に貫通形成されている前記連結孔又は連結長孔を倣い孔又は倣い長孔として径方向内方から挿通される穿孔装置の穿孔手段により、前記両管部の設定連結箇所に径方向内方に開口する連結穴又は連結長穴を形成し、そのうち、径方向で相対向する前記内面継ぎ輪の連結孔又は連結長孔と前記両管部の連結穴又は連結長穴とにわたって連結部材を径方向内方から装着する継手部の離脱防止工法において、
前記連通孔又は連通長孔に前記穿孔装置の穿孔手段を移動させる際、前記内面継ぎ輪の管軸芯方向両側辺の少なくとも一方に形成されたガイド面により、前記穿孔装置の移動手段を円周方向に移動案内する継手部の離脱防止工法。 - 流路を構成する状態で接続される両管部の内周面にわたって輪状又は略輪状に当て付け可能で、且つ、当て付けられた重合部分の設定連結箇所に対して径方向内方から装着される連結部材を介して両管部に固定連結される継手部の離脱防止用内面継ぎ輪であって、前記両管部の設定連結箇所に径方向内方に開口する状態で形成される連結穴又は連結長穴に対して径方向で連通する連結孔又は連結長孔が予め貫通形成され、この連結孔又は連結長孔が、前記両管部の連結穴又は連結長穴を穿孔装置の穿孔手段で形成するときの倣い孔又は倣い長孔に構成され、管軸芯方向両側辺の少なくとも一方が、前記穿孔装置の移動手段を円周方向に移動案内するガイド面に構成されている継手部の離脱防止用内面継ぎ輪。
- 流路を構成する状態で接続される両管部の内周面にわたって輪状又は略輪状に形成された内面継ぎ輪が当て付けられているとともに、前記両管部と内面継ぎ輪とが、それらの重合部分の設定連結箇所に径方向内方から装着される連結部材を介して固定連結されている継手部の離脱防止構造であって、
前記内面継ぎ輪の設定連結箇所には、前記連結部材を径方向内方から装着可能な連結孔又は連結長孔が予め貫通形成され、この連結孔又は連結長孔が、前記両管部の設定連結箇所に径方向内方に開口する連結穴又は連結長穴を管内壁に対して管外壁を貫通しない状態で穿孔装置の穿孔手段で形成するときの倣い孔又は倣い長孔に構成され、
前記内面継ぎ輪が、円周方向で複数に分割された分割継ぎ輪体と、複数の分割継ぎ輪体の隣接端部同士を径方向内方側に屈曲可能に連結する連結手段とから構成され、複数の分割継ぎ輪体を前記両管部の内周面に輪状又は略輪状に当て付けた状態で、前記内面継ぎ輪の円周方向での両端部となる両分割継ぎ輪体の先端部にわたって連結板が締結具で固定連結されている継手部の離脱防止構造。 - 前記内面継ぎ輪の管軸芯方向両側辺の少なくとも一方が、前記穿孔装置の移動手段を円周方向に移動案内するガイド面に構成されている請求項4記載の継手部の離脱防止構造。
- 流路を構成する状態で接続される両管部の内周面にわたって、これとの重合部分の設定連結箇所に連結孔又は連結長孔が予め貫通形成されている周方向で複数に分割された分割継ぎ輪体を備え且つ複数の分割継ぎ輪体の隣接端部同士を径方向内方側に屈曲可能な連結手段により輪状又は略輪状に連結されている内面継ぎ輪を当て付け、この内面継ぎ輪の円周方向での両端部となる両分割継ぎ輪体の先端部にわたって連結板を締結具で固定連結して、内面継ぎ輪を両管部の内周面に当て付けた状態で固定し、この内面継ぎ輪に貫通形成されている前記連結孔又は連結長孔を倣い孔又は倣い長孔として径方向内方から挿通される穿孔装置の穿孔手段により、前記両管部の設定連結箇所に径方向内方に開口する連結穴又は連結長穴を管内壁に対して管外壁を貫通しない状態で形成し、そのうち、径方向で相対向する前記内面継ぎ輪の連結孔又は連結長孔と前記両管部の連結穴又は連結長穴とにわたって連結部材を径方向内方から装着することを特徴とする継手部の離脱防止工法。
- 流路を構成する状態で接続される両管部の内周面にわたって輪状又は略輪状に当て付け可能で、且つ、当て付けられた重合部分の設定連結箇所に対して径方向内方から装着される連結部材を介して両管部に固定連結される継手部の離脱防止用内面継ぎ輪であって、円周方向で複数に分割された分割継ぎ輪体と、複数の分割継ぎ輪体の隣接端部同士を径方向内方側に屈曲可能に連結する連結手段とから構成され、複数の分割継ぎ輪体を前記両管部の内周面に当て付けた状態で、前記内面継ぎ輪の円周方向での両端部となる両分割継ぎ輪体の先端部にわたって連結板が締結具を介して固定連結され、前記両管部の設定連結箇所に径方向内方に開口する状態で形成される連結穴又は連結長穴に対して径方向で連通する連結孔又は連結長孔が予め貫通形成され、この連結孔又は連結長孔が、前記両管部の連結穴又は連結長穴を管内壁に対して管外壁を貫通しない状態で穿孔装置の穿孔手段で形成するときの倣い孔又は倣い長孔に構成されている継手部の離脱防止用内面継ぎ輪。
- 流路を構成する状態で接続される両管部の内周面にわたって輪状又は略輪状に当て付け可能で、且つ、当て付けられた重合部分の設定連結箇所に対して径方向内方から装着される連結部材を介して両管部に固定連結される継手部の離脱防止用内面継ぎ輪であって、前記両管部の設定連結箇所に径方向内方に開口する状態で形成される連結穴又は連結長穴に対して径方向で連通する連結孔又は連結長孔を穿孔装置の穿孔手段で形成するための穿孔位置表示用指標部が予め形成され、管軸芯方向両側辺の少なくとも一方が、前記穿孔装置の移動手段を円周方向に移動案内するガイド面に構成されている継手部の離脱防止用内面継ぎ輪。
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