JP3699406B2 - 管路内壁に通信ケーブルの固定装置を取付けるバンド及び当該バンドを使用した通信ケーブルの固定装置の取付け方法 - Google Patents

管路内壁に通信ケーブルの固定装置を取付けるバンド及び当該バンドを使用した通信ケーブルの固定装置の取付け方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、下水道管路の内壁面に、光ファイバーケーブル等の通信ケーブルを固定する固定装置を取付けるバンド及び当該バンドを使用した通信ケーブルの固定装置の取付け方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、日本全土に情報通信ネットワークを設立する構想のもとに、全国に埋設された下水道の管路内に通信ケーブルを敷設する計画が進められている。この様な下水道管路として、特に人間が入り込んで作業をすることが出来ない小口径の管路の材質としては、ヒューム管、土管、塩化ビニール管等があり、材質により管路内径の仕上がり寸法は、下水道の計画流下量に影響を受けない範囲で数%の誤差が認められており、これらの誤差及び正円形の歪みは各部分で異なる。
【0003】
それ故、管路内形状は必ずしも正円形状ではなく、微妙に正円形状が歪んでいる製品も多く見られる。さらに下水道管路は、マンホール間をつなぐ本管路に対し、各家庭や工場などの個別の一般使用者に接続する取付け管が、複数直角に近い状況で接続されており、夫々の取付け管における内径は異なる。
【0004】
これらの様な下水道管路の内壁に通信ケーブルを敷設する具体的な方法としては、管路内壁のほぼ上半周に通信ケーブルを把持して内壁面に圧接、固定するバネ板状の取付け具および管路補修用ライニング材で管路内面壁に挟み込む方法がある。この様なものとしては、例えば特開昭61−288709号、特開平8−289432号、特開平11−315580及び特開2000−104325号などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、取付け具を管路内壁の上半周に固定する方法では、▲1▼一定円形の製品にすると、内径の誤差及び正円形状の歪みで管路内壁面と取付け具の接触面積は、縮小されることとなり取付け具の固定力は、著しく低下する。また▲2▼管路内壁面に密着面積を多くするため各取付け部分の内径位置を調査して、個別の取付け具を作成するには、多くの時間を必要とし、費用も割高になり、施工コスト面で対応できない。▲3▼取付け具と管路内壁面にケーブル収納用の空間を作り、そこに収納するには、取付け具とケーブルを同時に搬入しなければならず、直角に接続されている取付け管部分では、管路内径が異寸法のために同時に搬入することができず、施工できない。
【0006】
管路補修材と管路内壁面にケーブル通信用チューブを挟み込む方法(特開平8−289432号)では、▲1▼通信ケーブルの敷設予定管路には、他に多くの健全な管路もあり、これらの健全な管路にとって不必要な補修をすることになる。
また一旦計画数量を敷設すると計画変更等による増管ができない場合もあり、さらに下水道管路内に物体を固定すれば、経年により流水に含まれるゴミ等が付着し、流下を妨げて流下量に影響を与えるおそれがあり、この様な場合のゴミの除去方法が確立されていない。これらの様な結果、人間が入り込めない小口径の下水道管路において取付け具による通信ケーブルの敷設は一般的に実用化されていない。
【0007】
そこでこの発明は、これらの点に鑑み、通信ケーブルの固定及び撤去が容易かつ安価にでき、さらに管路内における流水の流下量を妨げない、通信ケーブルを固定する固定装置の取り付けバンド及び当該バンドを使用した通信ケーブルの固定装置の取付け方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、一定幅の平板を管路内壁の湾曲と略同様の形状に湾曲させて当該管路内周より一定長長い円形状のバンドを設け、当該バンドの両端部を重合させて当該バンドの内周に設けたスプリングの両端を当該バンドの各端部に夫々固定して当該バンドの両端部を伸縮自在に接続し、かつ当該スプリングにより常時当該バンドが拡張するように付勢して設け、当該バンドの一部の三箇所を切断して、これらを蝶番によりバンドの内側に凹部を形成するように折曲自在に接続して設け、当該蝶番により折曲自在に設けた部分を折り曲げて当該バンドの内側に上記凹部を形成して当該バンドを縮小させ、この状態を保持して管路内に搬入し、当該管路内におけるバンドの取付け位置に到達した後、上記凹部を形成した蝶番部分を外側へ押圧してバンドを円形状にし、当該バンドの円周長をスプリングの付勢により拡張させて、管路内壁面に取付ける管路内壁に通信ケーブルの固定装置を取付けるバンドとした。
【0010】
請求項2の発明は、管路内壁に通信ケーブルを固定する固定装置の取付けにおいて、一定幅の平板を管路内壁の形状の湾曲と略同様の形状に湾曲させて当該管路内周より一定長長い円形状とし、当該円形状の平板の両端部を重合させて当該バンドの内周に設けたスプリングの両端を当該バンドの各端部に固定して当該バンドの両端部を伸縮自在に接続し、かつ当該スプリングにより常時当該円形状の平板が拡張するように付勢して設け、当該円形状の平板の一部の三箇所を切断して、これらを蝶番により円形状の平板の内側に凹部を形成するように折曲自在に接続したバンドを設け、当該バンドの、蝶番により折曲自在に設けた部分を折り曲げて当該バンドの内側に上記凹部を形成して当該バンドを縮小させ、この状態を保持して管路内に搬入し、当該管路内におけるバンドの取付け位置に到達した後、当該バンドを管路内壁に押し当て、上記凹部を形成した蝶番部分を外側へ押圧してバンドを円形状にし、当該バンドの円周長をスプリングの付勢により拡張させて、管路内壁面に取付けることを特徴とする、管路内壁に通信ケーブルの固定装置を取付けるバンドを使用した通信ケーブルの固定装置の取付け方法とした。
【0012】
【実施の形態】
以下、この発明の実施の形態例を図に基づいて説明する。
図1に示すのは、人間が入り込むことが出来ない小径の管路内壁に、通信ケーブルの固定装置を取付けるバンドAの第一の実施の形態例である。このバンドAは、平鋼を、取付ける管路内壁の形状の湾曲と略同様の形状に湾曲させたものから成り、全体の長さは、取付ける管路内周の長さより、幾分長く(具体的には後述し、ここでは『αcm』とする。)設けている。またバンドAにおいては、当該バンドAの一部の三箇所を一旦切断し、その後これらを三つの蝶番1,1,1によりバンドAの内側に凹部2を形成するように折曲自在に接続して設けている。
【0013】
これらの三つの蝶番1,1,1により接続された部分3は、上記の通りこれら三つの蝶番1,1,1により折曲してバンドAの内側に凹部2を形成自在としている。さらにこのバンドAの一方の先端aと、他方の先端bから一定長離れた夫々の位置に板状のスプリング止め具4を夫々立設し、これらのスプリング止め具4にスプリング5の各端部を固着して、これによりバンドAを接続して円形状に設けている。このスプリング5の伸縮により、バンドAの他方の先端bの内側面上を一方の先端aが移動し、このスプリング5によりバンドAは伸縮自在に設けられている。但しこのスプリング5は、バンドAの円周長を伸ばすように付勢されている。
【0014】
また三つの蝶番1,1,1により接続された部分3を頂上の位置にした際、バンドAのスプリング5がある位置は、凡そ上記頂上の位置から左側略直角の位置としている。ここで上記バンドAの他方の先端bに立設するスプリング止め具4の位置は、他方の先端bから上記αcmの位置であり、この長さはおおよそ取付けるスプリング5の長さの位置であり、具体的には数cm程度である。また上記三つの蝶番1,1,1により凹部2を形成した際のスプリング5は、図2(a)に示すように、圧縮されず力がかかっていない状態(伸長している状態)である。
【0015】
次にこのバンドAを管路内壁に取付ける様子を説明する。
まず取付ける管路B(図3参照)内に搬入する前に、予めこのバンドAにおける三つの蝶番1,1,1により接続された部分3を、図1に示すように、バンドAの内側に折り曲げて凹部2としてバンドAを縮小し、さらにこのバンドAを円形状にして管路B内壁に取付けた際、当該三つの蝶番1,1,1により接続された部分3が管路B内壁の頂上部にくる位置にし、この位置を保持して別途設けたバンド取付けロボットに装着し(図示省略)、その後このバンド取付けロボットを管路B内を進行させてバンドの取付け位置に到達した後、このバンド取付けロボットにより、バンドAを管路B内壁に押し当て、図3に示すように上記凹部2の蝶番1部分を内側から外側へ押圧して(図3では、白抜き矢印で示す)上記三つの蝶番1,1,1により折り込まれた凹部2を復元させる。
【0016】
すると、図4に示すように、バンドA全体にスプリング5の付勢が伝わり、バンドAは外側に拡張する力(図4では、白抜き矢印で示す)が加えられた状態となる。この後、バンド取付けロボットにおけるバンドAの装着を解除すると、図5に示すように、バンドAは三つの蝶番1,1,1により接続された部分3を管路B内壁面の頂上にして密着する。この様にスプリング5によるバンドAを拡張しようとする力は、このバンドAが管路B内壁面に密着すると、今度はこのバンドAを管路B内壁面に押し付ける押圧力となり、固定する力となる。
【0017】
次に管路Bの内径が規定と異なり大小の変化を有する場合のバンドAとスプリング5の関係を説明する。
図2(b)は、バンドAを管路内壁に装着した状態でバンドA上に凹部2を形成しておらず、管路B内径が規定寸法通りに仕上がっている場合を示し、この場合のスプリング5の状況は稼動範囲の約1/2圧縮された状態となっており、図2(c)は、同じくバンドAを管路内壁に装着した状態でバンドA上に凹部2を形成しておらず、管路B内径が規定寸法より小さく仕上がっている場合を示し、この場合スプリング5の状況は非常に圧縮された状態を示し、図2(d)は、同じくバンドAを管路内壁に装着した状態でバンドA上に凹部2を形成しておらず、管路B内径が規定寸法より大きく仕上がっている場合を示し、この場合スプリング5の状況は少し圧縮された状態を示している。
【0018】
この様に、使用されるスプリング5の稼動範囲内であれば、取付けられる管路B内径の規定範囲内の大小の変化があったとしても、バンドAの当該管路B内壁面に対する一定の密着力は維持される。また使用するスプリング5の強弱を選択することにより、当該スプリング5が管路B内壁に与える押圧力を変えることが出来、この押圧力を長期間に渡って維持することができる。
【0019】
さらにこのバンドAを使用した他の例として、バンドAを、平鋼に代えて外側に拡張するように付勢したバネ板で設けても良く(図示省略)、その場合、スプリング5の付勢にさらにこのバネ板の付勢も加わり、強力な管路内壁に対する押圧力が得られる。さらにバンドAを永久磁石により作成し、通信ケーブルに、一定間隔で磁性体を設けたり又は帯状にした磁性体を設けて、バンドAに吸着させることにより通信ケーブルを敷設してもよく(図示省略)、また図6に示すように、断面略チャネル型でスプリングや開閉扉によりその内側に通信ケーブルを着脱自在な固定装置6を、バンドAに接着剤、ビス及び磁石などにより、固着して通信ケーブル7を敷設してもよい。
【0020】
図7に示すのは、管路B内壁に、通信ケーブルの固定装置を取付けるバンドの第二の実施の形態例である。このバンドDは、取付ける管路B内壁の形状の湾曲と略同様の湾曲を有し、長さが当該管路B内周の約6割の長さである、一定幅の平鋼より設けており、また図8に示すように、この平鋼の、長手方向の両端の二つの部位を蝶番8を介して内側に折り返し自在に、かつこの蝶番8に設けたコイルスプリング9により二つの部材は常時外側に拡張するように付勢した湾曲形状に設けている。
【0021】
次にこのバンドDを管路B内壁に取付ける様子を説明する。
まず取付ける管路B内に搬入する前に、予めこのバンドDにおける上記二つの蝶番8によりバンドDの両端部dを内側に回動させて折り込んでこのバンドDを縮小し、さらにこのバンドDを元の状態にして管路B内壁に取付けた際、バンドDの湾曲した頂上部が管路B内壁の頂上部にくる位置にし、この位置で別途設けたバンド取付けロボットに装着し(図示省略)、その後管路B内を進行させてバンドDの取付け位置に到達した後、バンド取付けロボットにより、管路B内壁の上部に押し当てた後、上記バンドDの縮小の保持を解除し、コイルスプリング9,9の付勢による外側へ拡張する力により、バンドDは管路B内壁面に密着する。
【0022】
このバンドDに、上記図6に示した固定装置6を固着して通信ケーブル7を敷設した状態を図9及び図10に示す。またバンドDを、平鋼に代えて外側に拡張するように付勢したバネ板で設けても良く(図示省略)、その場合、コイルスプリング9の付勢にさらにこのバネ板の付勢も加わり、強力な管路内壁に対する押圧力が得られる。
【0023】
なお上記の実施の形態例では、バンドAの三つの蝶番1,1,1により接続された部分3を頂上にし、バンドAのスプリング5の位置を凡そ頂上の位置から左側略直角の位置に設けているが、これらの位置に設けることはこの発明の必須要件ではなく、これらの位置は管路B内を流れる流水の妨げにならない位置であればよい。またバンドDを管路B内壁の頂上部に取付ける様子を述べているが、このバンドDを取付ける位置は、管路B内壁の頂上部に限るものではなく、管路B内壁の側面等でも勿論よい。
【0024】
またバンドA及びバンドDを平鋼によって形成しているが、材質としては平鋼に限るものではなく、プラススチックなどでもよい。また管路B内壁の取付けを作業用ロボットによって行っているが、これらの作業用ロボットは、この発明の必須要件ではない。さらに第二の実施の形態例において、コイルスプリング9によりバンドDを常時外側に拡張するように設けているが、コイルスプリング9に換えてバネ状の他のものを使用してもよい。
【0025】
【発明の効果】
請求項1及び2の各発明によれば、管路内壁の形状と略同様の形状を有し、バンドの内周に設けたスプリングによって、バンドの円周方向に拡張自在なバンドを蝶番により折曲自在に設けた部分を折り曲げて、当該バンドの内側に凹部を形成して縮小させて管路内壁に搬入し、その後上記凹部を形成した蝶番部分を外側へ押圧してバンドを円形状にし、上記スプリングによって管路内で拡張させて、この拡張する力により、管路内壁を押圧して固着しているので、これらのバンドを使用した通信ケーブルの固定装置の取付けが、極めて簡単、確実かつ安価にでき、また望む位置に取付ける事が出来る。これにより、取り付けられる管路内径に規定範囲内の大小の変化があったとしてもバンドの管路内壁面に対する一定の密着力は維持される。また通信ケーブル敷設位置の変更や増加があったとしても十分に対応でき、さらに管路内の流水を妨げることが極めて少ない。また取外しにおいても極めて容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一の実施の形態例におけるバンドにおいて、三つ蝶番により接続された部分を折り曲げて内側に凹部を形成した状態の斜視図である。
【図2】(a)この発明の第一の実施の形態例のバンドにおいて、三つの蝶番により接続された部分を折り曲げて凹部を形成した際の当該バンドのスプリングの状態を示す説明図である。
(b)この発明の第一の実施の形態例のバンドにおいて、三つの蝶番により接続された部分により凹部を形成していない状態で、規定寸法通りの管路内径に取付けたバンドのスプリングの状態を示す説明図である。
(c)この発明の第一の実施の形態例のバンドにおいて、三つの蝶番により接続された部分により凹部を形成していない状態で、規定寸法より小さな管路内径に取付けたバンドのスプリングの状態を示す説明図である。
(d)この発明の第一の実施の形態例のバンドにおいて、三つの蝶番により接続された部分により凹部を形成していない状態で、規定寸法より大きな管路内径に取付けたバンドのスプリングの状態を示す説明図である。
【図3】この発明の第一の実施の形態例のバンドを縮小して管路内に搬入し、凹ませた凹部を管路内壁方向に押圧する様子を示す説明図である。
【図4】この発明の第一の実施の形態例のバンドにおいて、凹部を復元させた状態であって、このバンドの外側に拡張する力、及びこの拡張する力によりバンドが管路内壁に密着固定している状態を示す正面図である。
【図5】この発明の第一の実施の形態例のバンドを、三つの蝶番により接続された部分を管路内壁面の頂上部にして密着固定させた状態を示す説明図である。
【図6】この発明の第一の実施の形態例の管路内壁に取付けられたバンドに断面略チャネル型でスプリングや開閉扉によりその内側に通信ケーブルを着脱自在な固定装置を固着して通信ケーブルを敷設した状態を示す説明図である。
【図7】この発明の第二の実施の形態例のバンドの斜視図である。
【図8】この発明の第二の実施の形態例のバンドにおいて、その両端部を内側に折曲自在に設けた様子を示す説明図である。
【図9】この発明の第二の実施の形態例のバンドを管路内壁に取付け、さらにこのバンドに、断面略チャネル型でスプリングや開閉扉によりその内側に通信ケーブルを着脱自在な固定装置を固着して、通信ケーブルを敷設した状態の正面図である。
【図10】この発明の第二の実施の形態例のバンドを管路内壁に取付け、さらにこのバンドに、断面略チャネル型でスプリングや開閉扉によりその内側に通信ケーブルを着脱自在な固定装置を固着して、通信ケーブルを敷設した状態の斜視図である。
【符号の説明】
A バンド B 管路
1 蝶番 2 凹部
3 三つの蝶番により接続された部分
5 スプリング 7 通信ケーブル
8 蝶番 9 コイルスプリング

Claims (2)

  1. 一定幅の平板を管路内壁の湾曲と略同様の形状に湾曲させて当該管路内周より一定長長い円形状のバンドを設け、当該バンドの両端部を重合させて当該バンドの内周に設けたスプリングの両端を当該バンドの各端部に夫々固定して当該バンドの両端部を伸縮自在に接続し、かつ当該スプリングにより常時当該バンドが拡張するように付勢して設け、当該バンドの一部の三箇所を切断して、これらを蝶番によりバンドの内側に凹部を形成するように折曲自在に接続して設け、
    当該蝶番により折曲自在に設けた部分を折り曲げて当該バンドの内側に上記凹部を形成して当該バンドを縮小させ、この状態を保持して管路内に搬入し、当該管路内におけるバンドの取付け位置に到達した後、上記凹部を形成した蝶番部分を外側へ押圧してバンドを円形状にし、
    当該バンドの円周長をスプリングの付勢により拡張させて、管路内壁面に取付けることを特徴とする、管路内壁に通信ケーブルの固定装置を取付けるバンド。
  2. 管路内壁に通信ケーブルを固定する固定装置の取付けにおいて、
    一定幅の平板を管路内壁の形状の湾曲と略同様の形状に湾曲させて当該管路内周より一定長長い円形状とし、当該円形状の平板の両端部を重合させて当該バンドの内周に設けたスプリングの両端を当該バンドの各端部に固定して当該バンドの両端部を伸縮自在に接続し、かつ当該スプリングにより常時当該円形状の平板が拡張するように付勢して設け、当該円形状の平板の一部の三箇所を切断して、これらを蝶番により円形状の平板の内側に凹部を形成するように折曲自在に接続したバンドを設け、
    当該バンドの、蝶番により折曲自在に設けた部分を折り曲げて当該バンドの内側に上記凹部を形成して当該バンドを縮小させ、この状態を保持して管路内に搬入し、当該管路内におけるバンドの取付け位置に到達した後、当該バンドを管路内壁に押し当て、上記凹部を形成した蝶番部分を外側へ押圧してバンドを円形状にし、
    当該バンドの円周長をスプリングの付勢により拡張させて、管路内壁面に取付けることを特徴とする、管路内壁に通信ケーブルの固定装置を取付けるバンドを使用した通信ケーブルの固定装置の取付け方法。
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