JP2008125084A - 低電圧用イメージセンサ及びそのセンシング方法 - Google Patents

低電圧用イメージセンサ及びそのセンシング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】一般的な4−トランジスタCMOSイメージセンサにおいてトランスファートランジスタの構造と駆動方式を変更して、トランスファートランジスタのディップデプレション動作と多重リセット方法を通じて、イメージラグを減少させ、フォトダイオードのウェルキャパシティを増加させることを目的とする。
【解決手段】本発明のイメージセンサは、受光素子と、多重ゲート構造のトランスファートランジスタを含み、前記受光素子で発生した光電荷を電圧に変換して出力する信号変換部と、1回の感光周期の間に、前記トランスファートランジスタのゲートに印加されるリセット信号及び/またはトランスファー信号を2回以上発するセンシング制御部と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図5A

Description

本発明は、イメージセンサ及びそのセンシング方法に関し、より詳細には、フォトダイオードのリセットとトランスファー時に使われるトランスファートランジスタの特性を改善したイメージセンサ及びそのセンシング方法に関する。
イメージセンサは、大きく、CCDセンサとCMOSイメージセンサとに区分することができ、これら2つの装置は、基本的にシリコンバンドギャップより大きいエネルギーの光によって生成された電子−ホールの対(pair)を利用し、一般的に電子またはホールのいずれかを集めることによって照射された光の量を推定する技法を利用している。
CMOSイメージセンサは、各々のイメージピクセル内部で一般的なCMOS素子の場合と同様に、フォトダイオード及びトランジスタを具現することによって、既存のCMOS半導体製造工程をほぼそのまま使用しているため、必ず別途のチップでイメージ信号処理部を有しなければならないCCDに比べてピクセル外部ブロックにイメージ信号処理及び検出のための回路を一体化して集積することができ、低電圧動作が可能であり、且つ製造コストが低いという長所がある。
一般的に使われるCMOSイメージセンサは、1つのピクセルをなすトランジスタの数によって4−トランジスタピクセル構造と3−トランジスタピクセル構造とに分けられる。フィルファクター(fill factor)や製造コストの側面で3−トランジスタピクセル構造が長所を有するにもかかわらず、受光部と検出部を分離させ、表面を除いたシリコンバルクで受光部を設けることによって、光に対する応答性や敏感度が高くて、且つ暗電流、ノイズなどに強い4−トランジスタピクセル構造が一般的に使われている。
一般的な4−トランジスタピクセル構造を図1に示した。前記4−トランジスタピクセル構造は、4個のトランジスタからなる構造となっており、光感知手段であるフォトダイオードPDと4個のNMOSトランジスタとが1つの単位ピクセルを構成する。4個のNMOSトランジスタのうちトランスファートランジスタTxは、フォトダイオードPDで生成された光電荷を拡散ノード領域FDに運送する役目をし、リセットトランジスタRxは、信号検出のために前記拡散ノード領域FDまたはフォトダイオードPDに貯蔵されている電荷を排出する役目をし、ドライブトランジスタDxは、ソースフォロワー(Source Follower)トランジスタとしての役目をし、スイッチトランジスタSxは、スイッチング(Switching)/アドレッシング(Addressing)のためのものである。
フォトダイオード領域PDとこれに並行的に存在するキャパシタンス(capacitance)118とは、受光部をなし、受光された電子を伝達するトランスファートランジスタTxは、光子(photon)によって発生した電子を拡散ノード131に伝達する役目をする。2次元のイメージを得るために1つの列を選択するためにスイッチトランジスタSxのゲート141を介して電位を加える方法を取る。特に、各ピクセルは、電流源150によってバイアスされ、前記電流源150は、ドライブトランジスタDx及びスイッチトランジスタSxを動作させて、拡散ノード131の電位を出力ノード142から読み出せるようにする。
図2Aは、一般的なフォトダイオード領域及び拡散ノードを含むトランスファートランジスタの断面図を示す例であり、一般的にp型基板201上に特定の濃度のnドーピング領域202と表面ピンニング(pinning)のためのp+領域203とが受光素子のフォトダイオードを構成し、基板201の表面に形成されたゲート絶縁膜205、ゲート電極物質206、制御ライン210及び側壁絶縁膜207で構成されたトランスファートランジスタは、光電荷の生成と蓄積が生じるnドーピング領域202のリセットと光電荷の移送に関与するようになる。この時、光電荷を電圧に変換させる役目をする拡散ノード204a、204bは、トランスファートランジスタのゲート電極物質206とセルフアライン(self align)のために通常的に側壁絶縁膜を形成する前に、n型ドーピング物質を注入した拡張領域204aを有するようになる。
一般的な4トランジスタイメージセンサにおいてフォトダイオードのリセットとトランスファー動作を行うための一般的なトランスファートランジスタ及びリセットトランジスタの駆動方法を示すタイミングダイヤグラムを図2Bに示した。通常、トランスファートランジスタ及びリセットトランジスタのターンオン電圧として電源電位Vddを使用し、ターンオフ電圧としてグランド電圧を使用する。リセットトランジスタRXがターンオンとされている状態231でトランスファートランジスタTXがターンオンとされた区間232の間に、フォトダイオードとリセットトランジスタのドレインとの間にロウインピーダンスが維持され、フォトダイオードに蓄積された電荷がピクセル外部に流れて、フォトダイオードのリセットがなされるようになる。フォトダイオードのリセット後、リセットトランジスタがターンオンされた区間235の間に拡散ノードのリセットがなされる。それにより、拡散ノードの電圧が電源電位Vddからリセットトランジスタのサブスレッショルド電圧(subthreshold voltage)Vthを差し引く電圧に固定されるようになる。フォトダイオードのリセット(232区間)が終わった後、フォトダイオードが光を受光し、光電荷の生成と蓄積が生じる区間(integration time)236の間にフォトダイオードに集積された光電荷は、トランスファートランジスタがターンオンとされ(233区間)、ソースフォロワーを構成する拡散ノードに移動して、最終的に外部回路に電圧として現れるようになる。この時、拡散ノードのリセット(235区間)がなされた後、出力ノードに現れた拡散ノードの電圧を基準にして、光電荷のトランスファー(233区間)以後、出力ノードに現れた拡散ノードの電圧降下をもって、光の強さを感知するようになる。
したがって、4−トランジスタピクセルCMOSイメージセンサの動作は、フォトダイオードリセット時点以後、フォトダイオードに蓄積された光子誘発キャリアをフローティング拡散ノードにトランスファーさせて、拡散ノードの電圧降下をもって前記光子誘発キャリアの量を感知(detect)するので、この時、蓄積された光子−誘発キャリアの量を正確で且つ均一に感知するためには、一定で且つ均一なトランスファートランジスタのリセットとトランスファー動作を必要とする。
既存の4−トランジスタピクセルにおいてトランスファートランジスタの一定のリセットとトランスファー動作のために完全リセット型ピンド(pinned)フォトダイオードなど多様な構造が開示されている。前記完全リセット型ピンドフォトダイオードは、フォトダイオードのリセット時、フォトダイオード内の全ての移動可能な(mobile)電荷が完全に空乏され、これ以上の電位変化がない状態を利用するダイオードを意味する。この場合、理想的には、フローティング拡散ノード電位などの外部バイアス環境に関係なく、フォトダイオード電位が常に一定の値にピンニング(pinning)され、かくして、トランスファートランジスタ動作によるリセットとトランスファー条件は、常に一定になり、リセットとトランスファー条件も同一になる。
しかし、最近半導体工程及び素子のスケーリング及び消費電力減少のために拡散ノード電位がますます低くなっている。このような拡散ノード電位の低減により、完全リセット型ピンドフォトダイオードの構造を使用する場合、ピンドフォトダイオードのピンニング電位も低くなり、前記ピンニング電位が減少する場合、ウェルキャパシティ(well capacity)や光に対するフォトダイオードの応答性のようなピクセルの特性が悪化し、固定パターンノイズが増加することができるので、動作電圧が減少しても、ピンニング電位の減少には限界がある。
フォトダイオードのリセットとトランスファー後に移動可能な電荷がフォトダイオード内に残留する不完全リセット型ピンドフォトダイオードを使用する場合、拡散ノードからトランスファートランジスタチャンネル領域に放出される電荷によってフォトダイオードのリセットとトランスファー条件が異なり、暗電流特性や固定パターンノイズの特性が悪くなり、イメージセンサの特性が工程変数に非常に敏感になる。
何よりも、フォトダイオードが完全リセット型ピンドフォトダイオードである場合や不完全リセット型ピンドフォトダイオードである場合に関係なく、電源電位Vddが減少するにもかかわらず、フォトダイオードの表面ピンニング(surface pinning)のためのpタイプドーピング膜203の濃度は、低くなることができないという問題点がある。フォトダイオードの上部に形成されているpタイプのドーピング膜203により光電荷の生成と蓄積が生じる領域202とトランスファートランジスタのチャンネルとの間には、ある程度のポテンシャルバリアー(barrier)が存在し、電源電位が低くなり、このようなポテンシャルバリアーは、さらに大きい問題を引き起こす。
前記ポテンシャルバリアーが十分に減少しなければ、フォトダイオードのピンニング電圧が非常に低いとしても、フォトダイオードが完全にリセットされず、トランスファー時、フォトダイオードに残っている電荷の量がバリアーにより決定され、トランスファートランジスタの光電荷伝達効率を減少させる。また、フォトダイオードに蓄積されていた光電荷の量によって前記ポテンシャルバリアーがトランスファー時に及ぼす影響が異なり、イメージラグ(image lag)を誘発するようになる。
韓国特許公開第2005-0061608号明細書 米国特許公開第2005-0017155号明細書
本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、低い動作電圧でイメージラグを抑制し、向上したダイナミックレンジを有するイメージセンサ及びトランスファートランジスタの駆動方法を提供することにある。
本発明の詳細な目的は、多重トランスファーゲートのトランスファートランジスタ構造において受光素子内に蓄積されている電荷の量に関係なくポテンシャルバリアーを効果的に抑制してイメージラグを抑制し、ダイナミックレンジを向上することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、多重ゲート構造のトランスファートランジスタを含むイメージセンサの構造において、拡散ノードの光電荷量による影響を排除するために、前記多重ゲートを多重リセット及び/または多重トランスファーの方式で駆動することを主な思想とする。
前記構成による本発明のイメージセンサを実施することによって、低い動作電圧環境でイメージラグを効果的に抑制し、フォトダイオードのウェルキャパシティを増加させる効果がある。
また、本発明は、既に使用中の工程に基づいて具現可能な多重ゲートトランスファートランジスタに加えられるスイッチング信号を変更することによって、改善を得ることができるので、従来技術から改善が容易であるという効果がある。
本発明の思想によるイメージセンサは、一般的なイメージセンサと同様に、受光素子と、前記受光素子で発生した光電荷を電圧に変換して出力する信号変換部とを含み、イメージセンサの駆動を制御するセンシング制御部を含むことができる。
前記受光素子は、特別な構造に限定されるものでなく、フォトダイオード、ピンドフォトダイオード、フォトトランジスター、フォトゲートなどのように空乏領域を有し、空乏領域で光による光電荷を生成、蓄積することができる素子である。
前記信号変換部は、受光素子で光により生成、蓄積した光電荷を電圧に変換して出力する光電荷の読み出しに関連したもので、トランスファートランジスタ、リセットトランジスタ、ドライビングトランジスタ、セレクトトランジスタを含み、イメージセンサの構造によって1つのトランジスタとしてトランスファートランジスタ及びリセットトランジスタを同時に具現することができる。
前記トランスファートランジスタは、受光素子で生成され蓄積された光誘発電荷の電荷貯蔵領域である拡散ノードへの伝達を制御し、前記リセットトランジスタは、拡散ノードの信号電荷を除去して初期化させる役目をし、前記ドライブトランジスタは、ドライブトランジスタのゲートが電気的に拡散ノードに連結され、拡散ノードに伝達された光誘発電荷に相当する電位を提供するソースフォロワー(source follower)であることができ、前記スイッチトランジスタは、ドライブトランジスタにより提供される光電荷による電位の出力を制御することができる。
前記センシング制御部は、前記信号変換部の駆動タイミングを制御するタイミングコントロール回路を含み、トランスファートランジスタ及び/またはリセットトランジスタ、ドライブトランジスタ、スイッチトランジスタのターンオン電圧レベルとターンオフ電圧レベルを調節する電位調節回路を含むことができる。
まず、多重ゲート構造について説明する。本発明において、多重とは、二重または三重またはそれ以上を意味するものであることを明らかにする。
多重ゲート構造を利用する場合においても、受光素子のリセットとトランスファー時に拡散ノードの影響を排除するためには、トランスファートランジスタのターンオン電圧を低くしなければならない条件と、受光素子のウェルキャパシティを増加させ、効果的なリセットとトランスファーのためにトランスファートランジスタのターンオン電圧を高めなければならない条件と、2つの相反する条件を満足することができる。すなわち、多重ゲート構造のトランスファートランジスタを含むイメージセンサでも、受光素子の内部に蓄積されている電荷の量によってリセットとトランスファー時にポテンシャルバリアーが異なり、これにより、イメージラグが現れる問題点が依然として存在する。
拡散ノードの影響を排除することができ、トランスファートランジスタのターンオン電圧を高めることができる多重ゲート構造において、イメージラグを防止し、受光素子のウェルキャパシティを増加させることができる方法は、フォトダイオードのリセットやトランスファー時にフォトダイオードに蓄積された電荷の量に関係なく、トランスファートランジスタのチャンネルが常に一定のディップデプレション状態でトランスファーとリセットがなされるようにすることである。
前記原理を詳述すれば、受光素子のリセットとトランスファー時に受光素子に隣接するトランスファーゲートにターンオン電圧が印加されれば、前記トランスファーゲートの下部は、一定のディープデプレション(deep depletion)状態で受光素子に存在する電荷をチャンネルにもたらすようになり、受光素子からチャンネルに移行する光電荷の量によって、チャンネルは、平衡チャンネル電荷を維持したり、若干のディープデプレション状態で光電荷をチャンネルに閉じ込むようになる。
次に、図3を参照して、多重ゲート構造のトランスファートランジスタを有するイメージセンサにおいて、イメージラグが発生する現象を説明する。
図3(a)乃至図3(d)に、受光素子からトランスファーゲートチャンネル領域に移動する光電荷の量によるゲート電極物質とゲート酸化膜、チャンネル領域のポテンシャルダイヤグラムを示した。図3(a)のように、受光素子に蓄積された電荷の量が少ない時、前記ゲートチャンネル領域は、大きいディップデプレション状態にあるようになり、ゲートチャンネル領域のポテンシャルがディップデプレションにより低くなる分だけフォトダイオードとゲートチャンネルとの間に存在するポテンシャルバリアーをも効果的に抑制される。
受光素子に蓄積された電荷の量が大きくなり、トランスファーゲートチャンネル領域に放出された電荷の量が多くなれば、これにより、チャンネル領域のポテンシャルは、図3(b)及び図3(c)を経てトランスファーゲートチャンネルの平衡電荷Q1に達すれば、図3(d)の状態となる。
多重ゲート構造のトランスファートランジスタにおいて、受光素子に隣接するトランスファーゲートの平衡チャンネル電荷の量Q1が、受光素子が最大限蓄積できる電荷の量Qwcより小さければ、受光素子のリセットやトランスファー後、受光素子に残っている移動可能な電荷の量が前記平衡チャンネル電荷の量Q1によって決定される。したがって、受光素子に隣接するトランスファーゲートの平衡チャンネル電荷量Q1は、受光素子が最大限蓄積できる電荷の量Qwcより大きくなければならない。
したがって、受光素子から受光素子に最も隣接するトランスファーゲートチャンネルに移動した電荷の量が少ない時(すなわち光が存在しない条件)、前記トランスファーゲートチャンネル領域のポテンシャルは、図3(a)の通りであり、最大蓄積電荷Qwcがチャンネルに移行する時には、図3(c)の通りである。
図3に示す電子のフェルミ電位E とホールのフェルミ電位E との差異は、チャンネルのディップデプレションにより引き起こされたもので、電子のフェルミ電位とホールのフェルミ電位との差E −E は、実質的にトランスファーゲートに印加したターンオン電圧が増加したことと同じ効果を与え、受光素子とトランスファーゲートのチャンネルとの間に存在するポテンシャルバリアーを効果的に抑制し、受光素子のウェルキャパシティを増加させるようになる。
しかし、受光素子からトランスファーゲートチャンネル領域に移行する電荷の量によって、図3(a)及び図3(c)に示すように、電子のフェルミ電位とホールのフェルミ電位との差[E (a)−E (a)]、[E (c)−E (c)]が異なるので、イメージラグが発生するようになる。
本発明では、多重ゲート構造のトランスファートランジスタを有するイメージセンサでも存在するようになるイメージラグを除去するために、前記多重ゲート構造のトランスファートランジスタを多重リセットまたは多重トランスファーさせることを提案する。これにより、受光素子に蓄積された電荷に関係なく、リセットやトランスファー時に受光素子に隣接するトランスファーゲートのポテンシャルが図3aのように維持され、一定のポテンシャルバリアーの抑制効果を有するようになる。
本発明の思想によるイメージセンサは、受光素子と、多重ゲート構造のトランスファートランジスタを含み、前記受光素子で発生した光電荷を電圧に変換して出力する信号変換部と、1回の感光周期の間に、前記トランスファートランジスタのゲートに印加されるリセット信号及び/またはトランスファー信号を2回以上発するセンシング制御部と、を含むことを特徴とする。
ここで、前記センシング制御部でCMOSイメージセンサの1回センシング周期に行われるセンシング方法は、前記CMOSイメージセンサの受光素子をリセットさせる段階と、前記受光素子に集光する段階と、前記受光素子に生成された光電荷を前記拡散ノードにトランスファーする段階と、を含み、前記リセット段階で2回以上のリセットを実行及び/または前記トランスファー段階で2回以上のトランスファーを実行することを特徴とする。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例について本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本発明は、様々な異なる形態で具現されることができ、ここで説明する実施例に限定されない。
例えば、下記の実施例では、本発明の感光ピクセルを4−トランジスタCMOSイメージセンサに適用し、受光素子をピントフォトダイオードで、信号変換部を4個のトランジスタで具現して具体化して説明するが、他の種類の受光素子及び受光素子で生成された光誘発電荷を移動させるためのトランジスタを具備した他のイメージセンサ構造、例えば、CCDの低電圧出力端センス回路にも適用することができ、これも本発明の権利範囲に属することは自明である。
また、実施例において多重ゲートのトランスファートランジスタの駆動方法で説明の簡略化と明瞭化のために大部分の実施例と説明を二重、三重ゲートのトランスファートランジスタで具体化したが、4個以上のゲートを使用してトランスファートランジスタを構成した場合にも、下記の実施例の構造と駆動方式が反復、類似に適用されるので、本発明の権利範囲から逸脱しないことは自明である。
構造的に本発明の駆動方法が適用されることができる構造は、多重ゲートからなるトランスファートランジスタである。理解を助けるために添加した構造の断面図で拡散ノードとトランスファーゲート間の下部構造を簡略化したが、ゲート側壁絶縁膜の物質や形成工程上の変化、拡散ノードの不純物濃度や構造の変化や拡張領域の有無、トランスファートランジスタをなすゲートの形成時、工程上の変化があるとしても、本特許が提案したイメージセンサの駆動方法を適用して所期の効果を奏することができるので、いろいろな多様な構造といろいろな工程を用いて形成された多重ゲートのトランスファートランジスタであるとしても、本特許の駆動方法を用いて目的する効果を達成することができることは自明である。
以下、構造の断面図と実施例の詳細な説明でイメージセンサの通常的な構造によって基板とフォトダイオード上部のドーピング領域はpタイプで、拡散ノードとフォトダイオードはnタイプでドーピングした構造を例として示したが、基板とフォトダイオード上部のドーピング領域はnタイプで、拡散ノードとフォトダイオードはpタイプでドーピングした構造も可能である。
図面を参照する時、駆動方式のタイミングダイヤグラム(timing diagram)では、類似の意味の駆動については、同じ番号と符号が使われた。
本実施例のイメージセンサは、フォトダイオード、前記フォトダイオードで生成された光誘発電荷を拡散ノードに伝達するためのトランスファートランジスタを含む感光ピクセル及び前記トランスファートランジスタをなす多重のトランスファーゲート各々の電圧印加時間、電圧除去時間、電圧維持時間及び印加される電圧の大きさなどを調節する駆動/制御回路部としてセンシング制御部を含む。
本実施例で、本発明の思想が適用されることができるトランスファートランジスタは、3個のトランスファーゲートからなる構造であり、理解を助けるために、図4に3個のトランスファーゲートからなるトランスファートランジスタの一実施例をフォトダイオード及び拡散ノード領域を含んで断面図で示した。
図4に示すように、トランスファートランジスタは、互いに電気的に分離されている3個のゲート電極406、407、408と、ゲート絶縁膜405と、低濃度のp型で均一にドーピングされた基板401とからなり、フォトダイオード領域は、光感知と光電荷の蓄積がなされるn型ドーピング領域402と、基板より高い濃度のp+でドーピングされた表面ドーピング領域403とからなる。
前記トランスファートランジスタを構成する3個のトランスファーゲートは、ゲート電極406、407、408と、3個のゲート電極を分離する絶縁物質410及びゲート絶縁膜405からなり、各ゲート電極406、407、408には、ターンオン/ターンオフ電圧を印加する制御ライン431、432、433が各々連結される。以下、上記の物質と構造で構成された3個のトランスファーゲート及び各ゲートに印加されるターンオン/ターンオフ電圧信号をフォトダイオードに近い順にTx1、Tx2、Tx3として総称する。
前記センシング制御部は、前記制御ラインに対するターンオン電圧やターンオフ電圧を印加する時間、維持された時間を制御するタイミング制御回路と、電圧連結を開閉するスイッチング素子及び/またはオン/オフ時に印加される電圧レベルを調節する電位調節回路をさらに含んで構成されることができる。
図4で、Tx1は、フォトダイオードに蓄積された光電荷をTx1のゲート絶縁膜の下部に放出させるのに使われ、Tx2は、信号電荷をTx2ゲート絶縁膜の下部に捕捉して信号電荷の損失なく拡散ノードとフォトダイオードとの間を大きいインピーダンス(high Impedance)状態を作ることができるようにする。Tx3は、Tx2に捕捉されている信号電荷を拡散ノードに移動させる役目をし、何よりもフォトダイオードからTx1への電荷の移動が生じる時、Tx3がターンオフ状態に維持され、拡散ノードの影響を排除させる役目をする。
より詳細に記述すれば、Tx3は、リセットやトランスファー時、Tx1にターンオフ電圧が印加された後に、Tx3にターンオン電圧が印加され、Tx1のチャンネルから移行されてきた後に、Tx2に捕捉されている信号電荷を拡散ノードに移動させるので、フォトダイオードからトランスファートランジスタ下部のチャンネルに光電荷の放出が生じる時、拡散ノードとチャンネルとの間はハイインピーダンスが維持され、拡散ノードからチャンネルに電荷の放出が生じないようになる。また、チャンネルから拡散ノードに信号電荷の移動がなされる時には、フォトダイオードとチャンネルとの間にハイインピーダンスが維持され、常に一定のリセットとトランスファーの特性を作るようになる。
ここで、Tx3と拡散ノードは、側壁絶縁膜409の下部にソース/ドレイン拡張領域が存在する一般的な構造で具現することができる。または、トランスファートランジスタの総面積を低減し、またはTx3のターンオフ電圧を拡散ノードに寄生コンデンサを介して印加する方式を有する、拡散ノードの上部にTx3が一部存在して互いにオーバーラップされる構造でも、このような一定のリセットとトランスファー特性を得ることができるようになる。また、これは、拡散ノードで電荷の放出を防止できる効果をもたらす。
すなわち、側壁絶縁膜の物質や形成工程上の変化、拡散ノードの不純物濃度や構造の変化や拡張領域の有無、トランスファーゲートと拡散ノードとのオーバーラップ(overlap)、トランスファーゲート間のオーバーラップなどの工程、構造上の変化があるとしても、本特許が提案した所期の効果をなすことができることを明示するところである。
但し、Tx3と拡散ノードとの間にオーバーラップが存在する具現の場合には、拡散ノードと基板との境界420部分は、領域421内に存在しなければならないし、領域421は、Tx3にターンオフ電圧が印加され、Tx2にターンオン電圧が印加された時、エッジ効果(edge effect)により拡散ノードからTx2チャンネル下部に電荷の瞬間的放出が生じない領域になる。
図5Aは、図4に示す実施例による3個のトランスファーゲートからなるトランスファートランジスタの構造でフォトダイオードのリセットとトランスファー時に好ましいトランスファートランジスタTx1、Tx2、Tx3とリセットトランジスタRxの駆動方法を示すタイミングダイヤグラム(timing diagram)の一実施例である。
前述したように、Tx1は、フォトダイオードに最も隣接するトランスファーゲートであり、Tx3は、拡散ノードに最も隣接するトランスファーゲートであり、Tx2は、Tx1とTx3との間に存在するトランスファーゲートである。
図示の波形図を時間別に考察すれば、フォトダイオードのリセット区間541と、拡散ノードがリセットされる区間542と、光による電荷の蓄積期間(integration time)540と、フォトダイオードに蓄積された光電荷が拡散ノードに移動するトランスファー区間545とに分けられることができる。
拡散ノードのリセット後とフォトダイオードに蓄積された光電荷のトランスファー後、CDS(correlated double sampling)のために追加的なCDSリード(read)区間が存在することができる。前記CDSリード区間は、各ピクセルの拡散ノードが順に読み出される区間に該当し、一般的に光子による電荷の蓄積区間より短い。前記CDSリード区間に対するトランスファートランジスタ及びリセットトランジスタの動作がないので、図5に示していない。
図示の3トランスファーゲートに対するリセット信号は、各リセット区間543、544でTx1−Tx2−Tx3の順に順次にゲートをターンオンさせ、本発明の思想によって1回の感光周期の間に前記リセット動作を2回行っている。
1番目のリセット区間543でフォトダイオードの内部に蓄積された電荷の量が大きい場合、Tx1とTx2のターンオン時、チャンネル領域(区間511a、521a)でのポテンシャルは、図3(d)に近接するようになる。したがって、Tx1にターンオフ電圧が印加されれば、フォトダイオードの内部に一定の量の電荷を残した状態にフォトダイオードと拡散ノードとの間に大きいインピーダンス(high impedance)が作用するようになる。その後、Tx3がターンオンとされれば(531a)、フォトダイオードからトランスファーゲートのチャンネル領域に移動して捕捉されていた電荷を拡散ノードに移動させ、最終的にはリセットトランジスタのチャンネルを介してピクセルの外部に放出されるようになる。
1番目のリセット区間543でフォトダイオードの内部に蓄積された電荷の量が小さい場合、Tx1とTx2のターンオン時、チャンネル領域(区間511a、521a)でのポテンシャルは、図3(b)に近接するようになる。したがって、Tx1及び/またはTx2にターンオン電圧が印加された時、効果的にポテンシャルベリヤの抑制がなされ、フォトダイオードの内部に移動可能な電荷が残っていないか、あるいは少ない量の一定の量の電荷を残した状態となる。
したがって、リセット前にフォトダイオードに蓄積されている電荷の量に関係なく、2番目のリセット区間544でフォトダイオードの内部からTx1及びまたはTx2のチャンネル領域に移動することができる電荷の量は、比較的小さな量であって、一定の水準に近くなる。その結果、Tx1とTx2のターンオン時、チャンネル領域(区間511b、521b)でのポテンシャルは、図3(a)に近接するようになり、一層効果的にフォトダイオードをリセットさせることができ、イメージラグを抑制することができる。
図5Bは、フォトダイオードのリセット周期及び/または光子に対する積分区間を低減することができるようにしつつ、本発明の思想を効果的に具現するためのトランスファートランジスタの駆動方法の条件を示すタイミングダイヤグラムである。
このように、各リセット区間及びトランスファー区間で互いに異なるトランスファーゲートに対する信号の一部重複を許容した状態で3個のトランスファーゲートを駆動する方法の一実施例を図5Bに示した。
Tx1、Tx2、Tx3の3個のトランスファーゲートを利用したリセットやトランスファー時の基本駆動条件は次の通りである。リセットに所要される時間を短縮し、一層効果的なフォトダイオードのリセットのために、リセットトランジスタにターンオン電圧が加えられる時点rxonは、トランスファートランジスタのTx3にターンオン電圧が加えられる時点rt3on以前でなければならない。この時、Tx2にターンオン電圧が加えられる時点rt2onは、Tx1にターンオン電圧が加えられる以前時点rt1onであってもよく、最小限Tx1にターンオフ電圧が加えられる時点rt1off以前でなければならないが、Tx1にターンオン電圧が加えられる時点rt1onと同じことが好ましい。何よりも重要なことは、Tx3にターンオン電圧が加えられる時点rt3onがTx1にターンオフ電圧が印加された時点rt1off以後とTx2にターンオフ電圧が印加された時点rt2off以前との間に存在しなければならない。
互いに異なるゲートの信号間の一部重複を許容する駆動方法は、全てのリセットとトランスファーに多様な形態で適用してもかまわないが、リセットに所要される時間を低減したり、光子の積分区間に該当するインテグレーションタイム(integration time)を短縮するために、次のような駆動条件を有することができる。
2番目のリセットのためにTx1にターンオン電圧が加えられる時点rt1on’は、Tx2にターンオフ電圧が加えられた時点rt2off直後になることができ、Tx2にターンオン電圧が加えられる時点rt2on’は、Tx3にターンオフ電圧が加えられた時点rt3off直後になることができる。Tx3にターンオン電圧が加えられる時点rt3on’は、リセットのための時点rt1off’直後と時点rt2off’直前との間にならなければならない。
短いインテグレーションタイム540’のために、トランスファーのためのTx1にターンオン電圧が印加される時点tt1onは、隣接するトランスファーゲートであるTx2にターンオフ電圧が印加された時点rt2off’直後になることができ、Tx2にターンオン電圧が印加される時点tt2onは、Tx3にターンオフ電圧が印加された時点rt3off’直後になることができる。トランスファーのためのTx3にターンオン電圧が印加される時点は、Tx1及びリセットトランジスタに共にターンオフ電圧が印加された時点tt1off、rxoff以後とTx2にターンオフ電圧が印加される時点tt2off以前でなければならない。
このような概念は、2回以上のリセットやトランスファー動作によく適用されるが、動作を一層簡単にするために1回のリセットに対して適用することができ、その図示例が図5Cである。すなわち、3個のトランスファーゲートに各々加えられる1回リセット時の好ましい形態のリセット信号を示し、同様の方法でトランスファー区間にも適用が可能であり、3個以上のトランジスタで構成されたトランスファートランジスタにも拡張して適用が可能である。
上述した技術的課題を達成するために、図4の一実施例に示す構造と類似した3個のゲートからなるトランスファーゲートの他の駆動方式のタイミングダイヤグラムの一実施例を図6に示した。
前記実施例は、図5Aの駆動方式と異なって、1回のリセット過程を利用した例を用いてフォトダイオードのリセットを行っており、前述したように、図5A及び図5Bのようなリセット過程を利用できることは自明である。この実施例には、このようなリセット方法と共に利用できる方法として、3個のゲートからなるトランスファーゲートのトランスファーの駆動方式を示すものであり、イメージラグを抑制し、フォトダイオードのウェルキャパシティを増加させ、信号対ノイズ比を増加させる方法である。
1回のリセットと2回のトランスファー駆動は、全て3ゲート基本駆動方法(図5C)を用いて同じ波形で行うことができ、リセット駆動波形及び/または1番目のトランスファーのための駆動波形及び/または2番目のトランスファーのための駆動波形が各々異なるように行うこともできる。
この時、好ましい例として図6のトランスファーに示すように、2番目のトランスファーのためにTx1にターンオン電圧が加えられる時点tt1on’は、Tx2にターンオフ電圧が加えられた時点tt2off直後になることができ、Tx2にターンオン電圧が加えられる時点tt2on’は、Tx3にターンオフ電圧が加えられた時点tt3off直後になることができる。Tx3にターンオン電圧が加えられる時点tt3on’は、時点tt1off’直後と時点tt2off’直前との間にならなければならない。
図7A乃至図7Cは、3個のゲートからなるトランスファートランジスタの駆動方法で本発明の基本思想を反映し、本発明が追求する技術的目標を達成することができるいろいろな駆動方法の変化のうち3種類を示す実施例である。図5Aの場合と比較する時、過度にリセットトランジスタの1回ターンオン期間が長くなることを防止することができる。
図7Aは、1回のリセット以後にトランスファーがなされ、さらに1回のリセットがなされる駆動方法であり、図7Bは、2回以上のリセットを行う方法であり、図7Cは、二重リセット区間の間にリセットトランジスタのターンオフ区間が存在し、Tx3を除いたトランスファーゲートに対するリセット信号のターンオンより、リセットトランジスタに対するターンオンを遅く発生させる駆動方法である。図7Cの場合、図7Aの2番目のリセット前に拡散ノードの読み出しが行われることと現実的に類似している。
図7Cで、リセットトランジスタは、少なくともTx3にターンオン電圧が加えられる前にターンオンとされた状態でなければならないし、Tx3にターンオフ電圧が加えられた以後にターンオフ状態にスイッチングされなければならない。
本実施例のイメージセンサは、フォトダイオード、前記フォトダイオードで生成された光誘発電荷を拡散ノードに伝達するためのトランスファートランジスタを含む感光ピクセル及び前記トランスファートランジスタをなす多重のトランスファーゲート各々の電圧印加時間、電圧除去時間、電圧維持時間及び印加される電圧の大きさなどを調節するセンシング制御部を含む。
本実施例で、本発明の思想が適用されることができるトランスファートランジスタは、2個のトランスファーゲートからなる構造であり、理解を助けるために、図8に2個のトランスファーゲートからなるトランスファートランジスタの一実施例をフォトダイオード及び拡散ノード領域を含んで断面図で示した。
本発明の主な思想による駆動方法を適用できるトランスファートランジスタ構造である図8の断面図と図4に示す一実施例構造との差異は、トランスファートランジスタをなすゲートの数である。トランスファートランジスタ領域を除いた他の部分の詳細な説明は、図4に詳述したことと同様なので、トランスファートランジスタ領域だけを詳述する。
図8のトランスファートランジスタは、2個のトランスファーゲートで構成されており、2個のトランスファーゲートは、ゲート電極806、807と、2個のゲート電極を分離する絶縁物質808及びゲート絶縁膜805と、ゲート電極に電圧を印加して制御する制御ライン810、820とで構成される。以下、上記の物質と構造で構成された2個のトランスファーゲート及びそのターンオン/ターンオフ電圧信号に対して、フォトダイオードに隣接するトランスファーゲートはTxa、拡散ノードに隣接するトランスファーゲートはTxbとして総称する。
前述したように、前記制御ラインは、ターンオン電圧やターンオフ電圧を印加する時間、維持された時間を制御する回路部や電圧連結を開閉するスイッチング素子及び/またはオン/オフ時に印加される電圧大きさを調節する電圧調節部に連結され、前記回路部及び調節部を含んで構成されることができる。
また、2個のトランスファーゲートからなるトランスファートランジスタを用いて本発明の思想を適用する場合にも、3個のトランスファーゲートからなるトランスファートランジスタ構造と同様に、側壁絶縁膜の物質や形成工程上の変化、拡散ノードの不純物濃度や構造の変化や拡張領域の有無、トランスファーゲートと拡散ノードとのオーバーラップ(overlap)、トランスファーゲート間のオーバーラップなどの工程、構造上の変化があるとしても、本特許が提案した所期の効果を奏することができることを明示するところである。
図9Aは、イメージラグを抑制し、フォトダイオードのウェルキャパシティを増加させる多重リセット動作の駆動方法を図8の一実施例で示した2個のトランスファーゲートからなるトランスファートランジスタに適用したタイミングダイヤグラムの一実施例である。
図示の波形図を時間別に考察すれば、フォトダイオードのリセット区間910と、拡散ノードがリセットされる区間911と、光による電荷の蓄積期間(integration time)912と、フォトダイオードに蓄積された光電荷が拡散ノードに移動するトランスファー区間913とに分けられる。
Txaは、フォトダイオードの内部に蓄積された電荷がTxaのチャンネル領域へ移動することができるようにポテンシャル井戸を提供し、フォトダイオードとチャンネル領域との間に存在するポテンシャルバリアーを抑制する役目をする。Txbは、Txaにターンオン電圧が印加され、ポテンシャル井戸が形成される時、拡散ノードからポテンシャル井戸に電荷の放出が生じないように、Txaと拡散ノードとの間に大きいインピーダンス(high impedance)を提供する役目をする。
フォトダイオードのリセットは、1番目のリセット901a、902aと2番目のリセット901b、902bからなり、前記ダブルリセットによりTxaのチャンネル領域のポテンシャルが図3(a)の状態になるので、イメージラグを抑制し、フォトダイオードのウェルキャパシティを増加させ、暗電流を減少させる。
短いリセット時間とインテグレーション時間などのためのタイミングダイヤグラムを図9Bに示した。リセットのためにリセットトランジスタにターンオン電圧が印加される時点rxonは、Txbにターンオン電圧が加えられる時点rtbon以前のいずれの時点でも関係ないが、Txaにターンオン電圧が加えられる時点rtaonと同じことが好ましい。Txbのターンオン時点rtbonは、少なくともTxaにターンオフ電圧が印加される時点rtaoff以前でなければならないし、2番目のリセットのためにTxaにターンオン電圧が印加される時点rtaon’は、Txbにターンオフ電圧が完全に印加された後(rtboff)でなければならない。2番目のリセットのためにTxbにターンオン電圧が印加される時点rtbon’も、Txaにターンオフ電圧が印加(rtaoff’)される前でなければならない。
トランスファーのためにTxaにターンオン電圧が印加される時点ttaonは、リセットトランジスタのターンオン、ターンオフ状態に関係なく、Txbにターンオフ電圧が完全に印加rtboff’された以後でなければならない。トランスファーのためにTxbにターンオン電圧印加時点ttbonは、リセットトランジスタにターンオフ電圧が印加された以後(rxoff)でなければならないし、Txaにターンオフ電圧印加時点ttaoff以前でなければならない。
1番目のリセット区間と2番目のリセット区間、トランスファー区間でTxaがターンオン状態にある時間は、できれば長いことが好ましく、Txbがターンオン状態にある時間は、できれば短いことが好ましい。
以下、上記の条件で2個のトランスファーゲートを駆動する方法でトランスファートランジスタに対する1回のリセット(またはトランスファー)実行のために生成されるリセット(またはトランスファー)信号の好ましい形態を図示すれば、図9Cの通りである。
図10A乃至図10Cは、2個のゲートからなるトランスファートランジスタの駆動方法でトランスファー動作区間に対する本発明の基本思想を反映し、本発明が追求する技術的目標を達成することができるいろいろな駆動方法の変化のうち3種類を示す実施例である。
図10Aは、1回のリセット以後(もちろんこのリセットは多重リセットで駆動されることもできる)、二重トランスファーがなされる駆動方法であり、図10Bは、1回のリセット以後にトランスファーがなされ、さらに1回のリセットがなされる駆動方法であり、図10Cは、二重リセット区間の間に1番目のリセット区間と2番目のリセット区間の時間が互いに異なるものである。好ましくは、1番目のリセットより2番目のリセット区間が全体リセットに所要される時間の大部分を占めることが好ましい。
前記トランスファー動作説明で2個のトランスファートランジスタで構成された構造でリセット動作を説明している図9Cのような方式の説明が省略されているが、前述した方式と同様に、トランスファー動作区間にも具現することができることは自明である。
上記の実施例1と実施例2に示すタイミングダイヤグラムでトランスファーゲートに加えられるターンオン電圧Vonとターンオフ電圧Voffを詳述する。トランスファーゲートのうちフォトダイオードに最も隣接するトランスファーゲート(実施例2のTxa、実施例1のTx1)のターンオン電圧は、電圧駆動回路でできれば最も大きい動作電圧である電源電位を加え、拡散ノードに最も隣接するトランスファーゲート(実施例2のTxb、実施例1のTx3)のターンオン電圧は、ゲート絶縁膜の厚さとゲート絶縁膜下部に存在するシリコンバルクの不純物濃度によって決定されるしきい電圧以上である電圧と電源電圧との間の特定の値の電位を加えることが好ましい。
フォトダイオードに最も隣接するトランスファーゲートと拡散ノードに最も隣接するトランスファーゲートとの間に存在するトランスファーゲート(実施例1のTx2)のターンオン電圧は、ゲート絶縁膜の厚さとゲート絶縁膜下部に存在するシリコンバルクの不純物濃度によって決定されるしきい電圧以上である電圧と電源電圧との間の特定の値を有することができるが、電源電圧であることが好ましい。
ターンオフ電圧は、暗電流特性改善及び/または追加的なフォトダイオード容量(well capacity)の改善のためにトランスファーゲート全体または一部のゲートに接地(ground)電位であるか、負の電位になることができる。
以上において説明した本発明は、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形及び変更が可能であるので、上述した実施例及び添付された図面に限定されるものではない。
一般的な4−トランジスタCMOSイメージセンサの構造を示す回路図である。 一般的な4−トランジスタCMOSイメージセンサのフォトダイオード及びトランスファートランジスタ領域を示す断面図である。 一般的な4−トランジスタCMOSイメージセンサでフォトダイオードのトランスファーとリセット駆動方法を示すタイミング図である。 ゲート電極物質とゲート酸化膜、チャンネル領域と基板のポテンシャルダイヤグラムである。 本発明の駆動方法が具現されることができるCMOSイメージセンサの一実施例のフォトダイオード及びトランスファートランジスタ領域を示す断面図である。 本発明の一実施例によるトランスファートランジスタ駆動方法を示すタイミング図である。 本発明の一実施例によるトランスファートランジスタ駆動方法を示すタイミング図である。 本発明の一実施例によるトランスファートランジスタ駆動方法を示すタイミング図である。 本発明の一実施例によるトランスファートランジスタ駆動方法の一例を示すタイミング図である。 本発明の一実施例によるトランスファートランジスタ駆動方法の他の例を示すタイミング図である。 本発明の一実施例によるトランスファートランジスタ駆動方法の他の例を示すタイミング図である。 本発明の一実施例によるトランスファートランジスタ駆動方法の他の例を示すタイミング図である。 本発明の駆動方法が具現されることができるCMOSイメージセンサの他の実施例のフォトダイオード及びトランスファートランジスタ領域を示す断面図である。 本発明の一実施例によるトランスファートランジスタ駆動方法の一例を示すタイミング図である。 本発明の一実施例によるトランスファートランジスタ駆動方法の一例を示すタイミング図である。 本発明の一実施例によるトランスファートランジスタ駆動方法の一例を示すタイミング図である。 本発明の一実施例によるトランスファートランジスタ駆動方法の他の例を示すタイミング図である。 本発明の一実施例によるトランスファートランジスタ駆動方法の他の例を示すタイミング図である。 本発明の一実施例によるトランスファートランジスタ駆動方法の他の例を示すタイミング図である。
符号の説明
401 基板
402 n型ドーピング領域
403 表面ドーピング領域
405 ゲート絶縁膜
406、407、408 各ゲート電極
409 側壁絶縁膜
410 絶縁物質
431、432、433 制御ライン

Claims (27)

  1. 受光素子と、
    多数のトランスファーゲートを備えたトランスファートランジスタを含み、前記受光素子で発生した光電荷を電圧に変換して出力する信号変換部と、
    1回の感光周期の間に、前記トランスファートランジスタの多数のトランスファーゲートに印加されるリセット信号及び/またはトランスファー信号を2回以上発するセンシング制御部と
    を含むイメージセンサ。
  2. 前記センシング制御部は、1つのリセット区間の間に前記トランスファートランジスタに対するリセット信号を2回以上発することを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  3. 前記リセット信号のうち最後のリセット信号の活性化時間が最も長いことを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサ。
  4. 前記リセット信号のうち少なくとも1つ以上の信号は、そのターンオフ電圧が接地電圧より低いレベルを有することを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサ。
  5. 前記トランスファー信号のうち少なくとも1つ以上の信号では、前記受光素子に最も隣接するトランスファーゲートに印加するターンオン電圧のレベルが最も高いことを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサ。
  6. 前記センシング制御部は、1つのトランスファー区間の間に前記トランスファートランジスタに対するトランスファー信号を2回以上発することを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  7. 前記トランスファー信号のうち最後のトランスファー信号の活性化時間が最も長いことを特徴とする請求項6に記載のイメージセンサ。
  8. 前記トランスファー信号のうち少なくとも1つ以上の信号は、そのターンオフ電圧が接地電圧より低いレベルを有することを特徴とする請求項6に記載のイメージセンサ。
  9. 前記トランスファー信号のうち少なくとも1つ以上の信号では、前記受光素子に最も隣接するトランスファーゲートに印加するターンオン電圧のレベルが最も高いことを特徴とする請求項6に記載のイメージセンサ。
  10. 前記受光素子は、フォトダイオード、ピンドフォトダイオード、フォトトランジスターまたはフォトゲートであることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  11. 前記信号変換部は、
    前記トランスファートランジスタにより前記受光素子の電荷が移送される拡散ノードと、
    前記拡散ノードをリセットさせるためのリセットトランジスタとをさらに含み、
    前記センシング制御部は、前記リセットトランジスタのゲートに印加されるターンオン/ターンオフ信号を発することを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  12. 前記信号変換部は、
    前記拡散ノードに載せた感光信号を増幅するためのドライビングトランジスタと、
    前記信号変換部と受光素子とからなる各ピクセルを選択するためのセレクトトランジスタと
    をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のイメージセンサ。
  13. 前記各ゲートに印加されるリセット信号は、隣り合うトランスファートランジスタのリセット信号と一部の時間領域が重畳することを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  14. 前記各ゲートに印加されるトランスファー信号は、隣り合うトランスファートランジスタのトランスファー信号と一部の時間領域が重畳することを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  15. 受光素子及び拡散ノードを含むCMOSイメージセンサの1回センシング周期に行われるセンシング方法において、
    (a)前記CMOSイメージセンサの受光素子をリセットさせる段階と、
    (b)前記受光素子に集光する段階と、
    (c)前記受光素子に生成された光電荷を前記拡散ノードにトランスファーする段階とを含み、
    前記(a)段階で2回以上のリセットを実行及び/または前記(c)段階で2回以上のトランスファーを実行することを特徴とするセンシング方法。
  16. 前記(c)段階の以後、前記拡散ノードを読み出す段階をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載のセンシング方法。
  17. 前記センシング方法は、多重ゲート構造のトランスファートランジスタを含むCMOSイメージセンサに対して行われることを特徴とする請求項15に記載のセンシング方法。
  18. 前記(a)段階では、前記トランスファートランジスタの多重ゲートのうち前記受光素子に近いものから順次にターンオンさせることを特徴とする請求項17に記載のセンシング方法。
  19. 前記トランスファートランジスタの多重ゲート各々に対してターンオンさせるリセット信号を印加し、前記各リセット信号のうち最後のリセット信号のターンオン時間が最も長いことを特徴とする請求項18に記載のセンシング方法。
  20. 前記リセット信号のうち少なくとも1つ以上の信号は、そのターンオフ電圧が接地電圧より低いレベルを有することを特徴とする請求項17に記載のセンシング方法。
  21. 前記2個以上のリセット信号のうち、前記受光素子に最も隣接するトランスファーゲートに印加するターンオン電圧のレベルが最も高いことを特徴とする請求項17に記載のイメージセンサ。
  22. 前記(c)段階は、前記トランスファートランジスタの多重ゲートのうち前記受光素子に近いものから順次にターンオン制御信号を印加することを特徴とする請求項17に記載のセンシング方法。
  23. 前記トランスファートランジスタの多重ゲート各々に対してターンオンさせるトランスファー信号を印加し、前記各トランスファー信号のうち最後のトランスファー信号のターンオン時間が最も長いことを特徴とする請求項22に記載のセンシング方法。
  24. 前記トランスファー信号のうち少なくとも1つ以上の信号は、そのターンオフ電圧が接地電圧より低いレベルを有することを特徴とする請求項17に記載のセンシング方法。
  25. 前記2個以上のトランスファー信号のうち、前記受光素子に最も隣接するトランスファーゲートに印加するターンオン電圧のレベルが最も高いことを特徴とする請求項17に記載のセンシング方法。
  26. 前記(a)段階では、隣り合うゲートに対するリセット信号のターンオン時間は、一部重畳することを特徴とする請求項15に記載のセンシング方法。
  27. 前記(c)段階では、隣り合うゲートに対するトランスファー信号のターンオン時間は、一部重畳することを特徴とする請求項15に記載のセンシング方法。
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