JP2008124696A - ドアホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、汎用性を持たせ、またセキュリティ性の高いドアホンシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るドアホンシステム100では、屋外子機30、屋内子機20、および中継親機10を備えている。屋外子機30は、屋外に設置されている。屋内子機20は、屋外子機30との間で映像データおよび/または音声データの送受信が可能であり、屋内に設置されている。また、中継親機10は、屋内に設置されており、屋外子機30と屋内子機20との通信を中継する。さらに、中継親機10は、ルータとして機能する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ドアホンシステムに係る発明である。
従来より、訪問者が訪問したことを示す手段として使用されるドアホンシステムが活用されている。当該ドアホンシステムでは、屋外子機、屋内子機、および中継親機とで構成されており、屋外子機−中継親機間、および中継親機−屋内子機間とは有線で接続されている。
当該ドアホンシステムにおいて、訪問者が屋外子機を用いてチャイムを鳴らすと、これを認識した屋内のユーザは、中継親機または屋内子機を介して訪問者と通話を行う。このとき、ユーザは訪問者の映像を見ながら通話をすることもできる。
ところが、当該ドアホンシステムをいわゆる訪問者とユーザとの通話のみで使用するのではなく、当該ドアホンシステムに汎用性を持たせたいとの要望が出てきている。また、最近では防犯問題がよりクローズアップされているので、よりセキュリティ性の高いドアホンシステムの提供も望まれている。
そこで、本発明は、汎用性を持たせ、またセキュリティ性の高いドアホンシステムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載のドアホンシステムは、屋外に設置されている屋外子機と、前記屋外子機との間で映像データおよび/または音声データの送受信が可能であり、屋内に設置されている屋内子機と、前記屋内に設置されており、前記屋外子機と前記屋内子機との通信を中継する中継親機とを、備えており、前記中継親機は、ルータとして機能する。
また、本発明に係る請求項2に記載のドアホンシステムは、請求項1に記載のドアホンシステムであって、前記中継親機は、所定の条件を満たす場合に、前記屋内子機および/または前記屋外子機から受信した前記映像データを少なくとも、記録用データとして外部に送信することができるデータ送信部を、備えており、前記中継親機が送信した前記記録用データを格納することができ、前記屋外の他の場所に設置されているサーバを、さらに備えている。
また、本発明に係る請求項3に記載のドアホンシステムは、請求項2に記載のドアホンシステムであって、前記中継親機は、前記記録用データを一時的に格納することが可能な記録部を、さらに備えている。
また、本発明に係る請求項4に記載のドアホンシステムは、請求項3に記載のドアホンシステムであって、前記中継親機は、前記記録部が所定量以上の前記記録用データを格納した場合に、前記記録部に格納されていた前記記録データを前記サーバに送信する。
また、本発明に係る請求項5に記載のドアホンシステムは、請求項3に記載のドアホンシステムであって、前記中継親機は、前記記録部に格納されていた前記記録用データを消去することが可能な消去手段を、さらに備えており、前記中継親機は、前記消去手段が操作された場合に、当該操作以前に前記記録部に格納されていた前記記録用データを、前記サーバに送信する。
また、本発明に係る請求項6に記載のドアホンシステムは、請求項3に記載のドアホンシステムであって、前記記録部は、前記記録用データを上書きすることができ、前記中継親機は、前記記録部の前記上書き開始前に、前記記録部に格納されていた前記記録用データを、前記サーバに送信する。
また、本発明に係る請求項7に記載のドアホンシステムは、請求項5または6に記載のドアホンシステムであって、前記記録部は、格納期間が長い前記記録用データから順次、前記消去または前記上書きすることができる。
また、本発明に係る請求項8に記載のドアホンシステムは、請求項5ないし請求項7のいずれかに記載のドアホンシステムであって、前記中継親機は、前記記録用データの前記消去または前記上書きを行う場合には、前記記憶部における格納期間が所定の期間に満たない前記記録用データを、前記サーバに送信する。
また、本発明に係る請求項9に記載のドアホンシステムは、請求項5ないし請求項8のいずれかに記載のドアホンシステムであって、前記中継親機は、前記記録用データの前記消去または前記上書きを行う場合には、未だ再生されていていない前記記録用データを、前記サーバに送信する。
また、本発明に係る請求項10に記載のドアホンシステムは、請求項6に記載のドアホンシステムであって、前記中継親機は、予め設定された所定の周期で前記上書きを行い、当該上書き開始前に、前記記録部に格納されていた前記記録用データを、前記サーバに送信する。
また、本発明に係る請求項11に記載のドアホンシステムは、請求項3に記載のドアホンシステムであって、前記屋外子機には、前記屋外の様子を撮影することが可能であり、自機の異常を検知することが可能な異常検知センサを備えている、屋外カメラが少なくとも含まれており、前記中継親機は、前記異常検知センサの異常を検知したときに、当該検知後に取得した前記記録用データおよび当該検知以前に前記記録部に格納されていた前記記録用データを、前記サーバに送信する。
また、本発明に係る請求項12に記載のドアホンシステムは、請求項3に記載のドアホンシステムであって、前記中継親機は、災害に関する緊急情報を外部から受信することが可能な外部情報受信部を、さらに備えており、前記中継親機は、前記外部情報受信部が前記緊急情報を受信した場合に、当該受信後に取得した前記記録用データおよび当該受信以前に前記記録部に格納されていた前記記録用データを、前記サーバに送信する。
また、本発明に係る請求項13に記載のドアホンシステムは、請求項2または請求項3に記載のドアホンシステムであって、前記中継親機は、所定の入力部を、さらに備えており、前記中継親機は、前記所定の入力部に対して入力操作が行われた場合に、当該入力操作以後に取得した前記記録用データを前記サーバに送信する。
また、本発明に係る請求項14に記載のドアホンシステムは、請求項1に記載のドアホンシステムであって、前記中継親機が複数存在し、各前記中継親機に対応してネットワークが各々形成されており、前記屋内子機は、IP電話機能を有する電話機能付屋内子機が、少なくとも含まれており、所定の前記ネットワークに属する前記中継親機に、他の前記ネットワークに属する前記電話機能付屋内子機の登録を行うことができる。
本発明の請求項1に記載のドアホンシステムでは、中継親機は、ルータとして機能する。
したがって、ドアホンシステムと外部の他のネットワークとを接続することができる。これにより、ドアホンシステムに汎用性を持たせることができる。
また、本発明の請求項2に記載のドアホンシステムは、中継親機が所定の条件を満たす場合に送信した記録用データ(少なくとも映像データを含む)を格納することができ、屋外の他の場所に設置されているサーバを、さらに備えている。
したがって、たとえば上記所定の条件を防犯の観点から設定した場合には、防犯前後の映像データ等を、家屋等から離れたより安全な場所に設置されているサーバに格納できる。つまり、映像データ等をより安全に保持することができる。
また、本発明の請求項3に記載のドアホンシステムは、中継親機は、記録用データを一時的に格納することが可能な記録部を、さらに備えている。
したがって、家屋内に居ながらにしてユーザは、ある程度の量の映像データ等を再生等することができる。
また、本発明の請求項4に記載のドアホンシステムは、中継親機は、記録部が所定量以上の記録用データを格納した場合に、記録部に格納されていた記録データを前記サーバに送信する。
したがって、中継親機は、大容量記録部を有する必要がなくなる。よって、中継親機の小型化および製造コストの削減を図ることができる。
また、本発明の請求項5,6,10に記載のドアホンシステムは、中継親機は、消去手段が操作された場合(または上書きが可能な場合)に、消去または上書き以前に記録部に格納されていた記録用データを、サーバに送信する。
ユーザが誤って消去手段を操作したとしても(または、上書き処理が開始されたとしても)、重要な記録用データの削除を防止することができる。
また、本発明の請求項7に記載のドアホンシステムは、記録部は、格納期間が長い記録用データから順次、消去または上書きすることができる。
したがって、比較的最近格納された記録データを記憶部に残すことができ、格納期間が長いものから、サーバに格納した上で、当該格納期間の長い記録用データの消去・上書きを行うことができる。
また、本発明に係る請求項8に記載のドアホンシステムは、中継親機は、記録用データの消去または上書きを行う場合には、記憶部における格納期間が所定の期間に満たない記録用データを、前記サーバに送信する。
したがって、古い記録用データをサーバに格納せず、新しい記録用データのみをサーバに格納しているので、サーバの容量の節約が可能となる。
また、本発明の請求項9に記載のドアホンシステムは、中継親機は、記録用データの消去または上書きを行う場合には、未だ再生されていていない記録用データを、サーバに送信する。
したがって、再生等する可能性が高い記録用データのみをサーバに格納することができる。
また、本発明に係る請求項11に記載のドアホンシステムは、中継親機は、異常検知センサの異常を検知したときに、当該検知後に取得した記録用データおよび当該検知以前に記録部に格納されていた記録用データを、サーバに送信する。
したがって、異常検知センサ後の検知後に、たとえば泥棒が中継親機を破壊したとしても、異常検知前の映像データおよび、異常が発生していない他のカメラの映像データの確保を実行できる。つまり、後日の犯人の特定の可能性が非常に高くなる。当該犯罪の早期解決の観点において、ドアホンシステムのセキュリティ性の向上を図ることができる。
また、本発明に係る請求項12に記載のドアホンシステムは、中継親機は、緊急情報を受信した場合に、当該受信後に取得した記録用データおよび当該受信以前に記録部に格納されていた記録用データを、サーバに送信する。
したがって、災害発生に起因して貴重な映像データ等を消失しないようにすることができる。
また、本発明に係る請求項13に記載のドアホンシステムは、中継親機は、所定の入力部に対して入力操作が行われた場合に、当該入力操作以後に取得した記録用データをサーバに送信する。
したがって、たとえばユーザが長期間家を空ける場合に、当該ユーザが当該所定の入力部の入力操作を行えば、留守中の映像データ等を大容量のサーバに格納させることができる。
また、本発明に係る請求項14に記載のドアホンシステムは、中継親機が複数存在し、各中継親機に対応してネットワークが各々形成されており、屋内子機は、IP電話機能を有する電話機能付屋内子機が、少なくとも含まれており、所定のネットワークに属する中継親機に、他のネットワークに属する電話機能付屋内子機の登録を行うことができる。
したがって、通常の訪問者との対応のためのドアホンとしての機能だけでなく、他のネットワーク(遠く離れた別家屋)のユーザとの通信も行えることができる。つまり、ドアホンシステムの汎用性が向上する。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
本実施の形態に係るドアホンシステムの構成を図1に示す。本実施の形態に係るドアホンシステム100は、中継親機10がルータ機能を有していることが特徴である。以下、当該ドアホンシステム100を詳細に説明する。
図1に示すように、ドアホンシステム100は、中継親機10、屋内子機20、屋外子機30から構成されている。
屋内子機20は、家屋内に設置される、中継親機10以外の通信モジュールである。また屋内子機20は、後述する屋外子機30との間で動画映像データ(以下、単に映像データと称する)および/または音声データの送受信を行うことができる。ここで、屋内子機20として、たとえばハンディ子機20a、屋内カメラ20b等がある。
ハンディ子機20aは持ち運び可能であり、屋外との通信・通話の目的のために使用される。またハンディ子機20aは表示部を有しており、各監視カメラ20b,30bで撮影された映像が当該表示部に表示される。屋内監視カメラ20bは、家屋内の所定の場所の映像を撮影することができる。なお、各屋内子機20の数は、図1に示された数に限定する趣旨は無く、図1に示されている数以上配設されていても良い。
屋外子機30は、家屋外に設置されている。当該屋外子機30として、たとえば玄関子機30aや屋外カメラ30b等がある。
玄関子機30aは、通常玄関付近に設置されており、チャイム機能を有する。当該玄関子機30aを用いることにより、訪問者は、前記ハンディ子機20a(または後述する中継親機10)を使用する屋内の人物と、通話等を行うことができる。また、当該玄関子機30aはカメラが内蔵されており、訪問者を撮影することができる。屋外監視カメラ30bは、家屋外の所定の場所の映像を撮影することができる。なお、各屋外子機30の数は、図1に示された数に限定する趣旨は無く、図1に示されている数以上配設されていても良い。
中継親機10は、家屋内に設置されており、屋内子機20と屋外子機30との通信を中継する。ここで、中継親機10とハンディ子機20aとの間の通信プロトコルとして、無線LANを採用できる。また図1では、中継親機10と玄関子機30aとの接続は有線であるが、無線で接続しても良い。また、図1では、中継親機10と各監視カメラ20b,30bとの接続は無線であるが、有線で接続しても良い。
当該無線・有線の別や無線の通信プロトコルの別は、コストパフォーマンス(通信モジュールの機能、工事費等)に応じて適宜変更される。
また、図1には図示していないが中継親機10が表示部や通信部を備え、他の子機20,30と通信・通話・映像表示等ができるように、当該中継親機10を構成しても良い。また、中継親機10は、記録部(図示せず)を備えていても良い。ここで、当該記録部には、屋内子機および/または屋外子機から送信された映像データおよび/または音声データが、記録用データとして記録される。
ここで、本発明において、記録用データとは、屋内子機20(より具体的に屋内監視カメラ20b)および/または屋外子機30(より具体的に玄関子機30a屋外監視カメラ30b)から受信した映像データであり、サーバ50や中継親機10の記録部に記録させるためのデータである。また、各子機20,30から送信される音声データをも、記録用データとしてサーバ50や中継親機10の記録部に格納しても良い。
また、本実施の形態では中継親機10は、ルータとして機能する。具体的に、当該中継親機10は、図1に示されているドアホンシステム100と異なる他の外部ネットワークとの接続を可能とする。また、中継親機10は、優先経路を決定するルーティングを行うことができる。また、中継親機10は、外部からのウィルスを含む信号を内部ネットワークに侵入することを防止する機能を有していても良い。なお、ルータの機能・定義は、周知なので、ここでの詳細な説明は省略する。
以上のように、本実施の形態に係るドアホンシステム100では、中継親機10は、ルータとして機能する。
したがって、ドアホンシステム100と外部の他のネットワークとを接続することができる。これにより、ハンディ子機20aを用いて他のネットワークに存する端末と通信等を行うことができる(たとえば、一の家屋内で閉じているドアホンシステム100のユーザと、他の家屋内で閉じているドアホンシステム100のユーザとが、ハンディ子機20aを用いて通信できる)。また、実施の形態2で説明するように、中継親機10と外部サーバとの接続を可能とすることができる。つまり、ドアホンシステム100に外部ネットワークとの接続可能という汎用性を持たせることができる(ドアホンシステム100の機能が飛躍的に向上する)。
<実施の形態2>
本実施の形態に係るドアホンシステム200は、図2に示すように、図1に示した構成に、インターネットを介して接続されるサーバ50が付加されている。
中継親機10は、データ送信部(図示せず)を備えている。そして、中継親機10は、所定の条件を満たす場合に、当該データ送信部を介して記録用データを外部に存するサーバ50に対して送信する。
なお、当該記録用データは、中継親機10が備える記録部に一時的に格納された後に、所定の条件を満たす場合にサーバ50に送信されても良い。他方、所定の条件を満たす場合に、記録部を介さずに、直接サーバ50に送信されても良い。
サーバ50は、屋外の他の場所(たとえばデータセンタ)に設置されている。また、サーバ50は、メモリ(図示せず)を有しており、中継親機10から送信された記録用データを当該メモリに格納することができる。
ここで、サーバ50には、予め次の登録(設定)が行われる。つまり、サーバ50に対するユーザ設定、前記記録用データ格納のためにユーザにどの程度の記録容量を割り当てるかの設定、当該ユーザが有する各子機20,30の設定、および格納された記録用データを読み出すためのパスワード設定等が行われる。
次に、本実施の形態に係るドアホンシステム200における記録用データのサーバ50への格納動作について説明する。ここで、当該説明では、中継親機10は、記録用データを一時的に格納することが可能な記録部(図示せず)を備えている。
各監視カメラ20b,30bおよび玄関子機30aが、動画の撮像を行う。すると、各通信モジュール20b,30a,30bは、当該動画内容の映像データを中継親機10に対して送信する。中継親機10は、当該受信した映像データを自機が有する記録部(図示せず)に、記録用データとして格納する。ここで、ハンディ子機20bや玄関子機30bから送信されてくる音声データをも、当該記録用データとして上記記録部に格納しても良い。
そして、中継親機10が所定の条件を満たしたとする。たとえば、中継親機10が有する記録部が所定量以上の記録用データを格納したとする(一例として、記録部が記録用データで満たされた場合。換言すれば、記録用データにより記録部の容量が無くなった場合)。当該場合には、記録部に格納されていた記録データをサーバ50に送信する。
サーバ50では、受信した上記記録用データを自機が有するメモリ(図示せず)の所定の領域に格納する。たとえば、サーバ50に、屋外監視カメラ30b用のフォルダと屋内監視カメラ用20bのフォルダとが設定されている場合には、該当するフォルダに、振り分けて上記記録用データが格納される。そして、ユーザが予め登録されているパスワードを入力することにより、当該記録用データを読み出すことができ、外部に存するPCを用いて当該記録用データの再生・編集等を行うことができる。
以上のように、本実施の形態に係るドアホンシステム200では、中継親機10は、所定の条件を満たす場合に、映像データ(記録用データ)を外部に送信し、屋外の他の場所に設置されているサーバ50が、当該記録用データを格納している。
したがって、たとえば上記所定の条件を防犯の観点から設定した場合には、防犯前後の映像データ等を、家屋等から離れたより安全な場所に設置されているサーバ50に格納できる。つまり、映像データ等をより安全に保持することができる。
また、本実施の形態では、中継親機10は、映像データ等の記録用データを一時的に格納することが可能な記録部を備えている。
したがって、家屋内に居ながらにしてユーザは、ある程度の量の映像データ等を再生等することができる。
また、本実施の形態では、中継親機10は、自機の記録部が所定量以上の記録用データを格納した場合に、当該記録部に格納されていた記録データをサーバ50に送信している。
したがって、中継親機10は、大容量記録部を有する必要がなくなる。よって、中継親機10の小型化および製造コストの削減を図ることができる。さらに、当該中継親機10の効果を図りつつ、長時間分の映像データをサーバ50において保存できる。
また、自宅とは別の場所(たとえば、災害等に耐え得るデータセンタ等)に、当該サーバ50を設置することができる。これにより、火事等により自宅内のシステムを構成する各通信モジュール10,20,30が破損したとしても、所定の記録用データをサーバ50において、確保することができる。
<実施の形態3>
実施の形態2では、中継親機10は、自機が有する記録部の空き容量の状況(所定の条件と把握できる)に応じて、サーバ50に記録用データを送信するか否かを判断していた。
本実施の形態では、中継親機10は、自機が有する記録部に対して消去操作がなされた(所定の条件と把握できる)場合に、当該操作以前に記録部に格納されていた記録用データをサーバ50に送信する。
つまり、本実施の形態に係る中継親機10は、自機の記録部に格納されていた記録用データを消去することが可能な消去手段を備えている。当該中継親機10は、当該消去手段が操作された場合に、当該操作以前に記録部に格納されていた記録用データ(たとえば、消去の対象となる記録用データ)を、サーバ50対して送信する。換言すれば、中継親機10は、記録部内に格納されていた記録用データを、消去処理を行う前にサーバ50にアップロードする。
本実施の形態に係るドアホンシステムは上記のように構成されているので、ユーザが誤って消去手段を操作したとしても、当該誤った操作に起因した記録用データの削除を防止することができる。
<実施の形態4>
本実施の形態は、中継親機10がサーバ50に対して記録用データを送信する「所定の条件」の、実施の形態2,3以外の態様に関するものである。
本実施の形態に係る中継親機10は、自機が有する記録部に対して上書き操作がなされた(所定の条件と把握できる)場合に、当該操作前に記録部に既に格納されている記録用データをサーバ50に送信する。
つまり、本実施の形態に係る中継親機10は、自機の記録部に格納されていた記録用データを上書きすることができる(つまり、当該記録部は上書き可能である)。当該中継親機10は、記録部の上書き開始前に、当該記録部に格納されていた記録用データ(たとえば、上書きの対象とっている既格納の記録用データ)を、サーバ50対して送信する。
本実施の形態に係るドアホンシステムは上記のように構成されているので、データの上書き処理により、重要な映像データ等を消去されてしまうことを防止できる。
また、中継親機10には、任意に設定可能な所定の周期が予め設定されている。当該中継親機10は、当該所定の周期で記録部に格納されている記録用データの上書きを行う。ここで、中継親機10は、当該上書き開始前に、記録部に格納されていた記録用データをサーバ50に事前に送信する。
たとえば、上記所定の周期が「1日」であるとする。すると、第1日に撮影等された映像データ等は、中継親機10内の記録部に格納される。そして、第2日のたとえば午前0時になると、中継親機10は、まず第1日分の記録用データをサーバ50にアップロードする。そして、当該アップロード後、中継親機10は、第2日分の映像データ等の記録のために、上記記録部に対して記録用データの上書き処理を行う。
当該形態の場合にも、上記で説明した本実施の形態に係る効果と同様の効果を奏することができる。なお、上記所定の周期の設定は、ユーザが任意に変更できる。
<実施の形態5>
本実施の形態は、実施の形態3、4に係るドアホンシステムに依拠したものである。
つまり、本実施の形態においても、中継親機10が有する記録部は、記録用データの消去・上書きは可能である。これに加えて、本実施の形態では、当該記録部は、格納期間が長い記録用データから順次、上書きまたは消去することができる。換言すれば、より古い記録用データから順に消去・上書きされる。
さらに、本実施の形態に係る中継親機10は、記録用データの消去または上書きを行う場合には、記憶部における格納期間が所定の期間に満たない記録用データのみを、サーバ50に送信する。
たとえば、中継親機10に、上記所定の期間として「5日」という期間が予め設定・登録されていた状況を想定する。当該状況において、中継親機10が有する記録部に格納されている記録用データの消去・上書きが行われるとする。
すると、中継親機10は、当該消去・上書きの対象とっている記録用データの記録部における格納期間を検出する。そして、中継親機10は、上記所定の期間(5日)と当該検出された格納期間とを比較する。
当該比較の結果、検出された格納期間が5日未満であれば、消去・上書き前に、中継親機10は、当該消去・上書きの対象とっている記録用データを、サーバ50に対して送信する。これに対して、検出された格納期間が5日以上であれば、記録用データをサーバ50に送信すること無く、中継親機10は、記録部に格納されている記録用データの消去・上書きを行う。
以上のように、本実施の形態に係るドアホンシステムでは、記録部は、格納期間が長い記録用データから順次、消去または上書きを行う。
したがって、比較的最近格納された記録用データを記憶部に残すことができ、格納期間が長いものから、たとえばサーバ50に格納した上で、当該格納期間の長い記録用データの消去・上書きを行うことができる。
また、本実施の形態では、中継親機10は、記録用データの消去または上書きを行う場合には、格納期間が所定の期間に満たない記録用データのみをサーバ50に送信している。
通常、格納期間が長い記録用データを再度再生等することは無い。したがって、古い記録用データをサーバ50に格納せず、新しい記録用データのみをサーバ50に格納しているので、サーバ50の容量の節約が可能となる。さらに、より再生等する可能性が高い記録用データのみをサーバ50に格納することができる。
なお、上記所定の期間の日時等は、ユーザが任意の値に変更できる。
また、中継親機10は、記録用データの消去または上書きを行う場合には、上記のように比較的格納期間の短いものの内、未だ再生されていていない記録用データのみを、サーバ50に対して送信する態様も採用することができる。若しくは、中継親機10は、格納期間に依存せず、未だ再生されていない記録用データのみをサーバ50に対して送信する態様を採用しても良い。
たとえば、記録用データに含まれる再生の有無を示すフラグを、中継親機10が自機の記録部に格納されている記録用データから検出する。そして、当該フラグが立っている(たとえば再生済み)の場合には、中継親機10は、記録部に格納されていた記録用データのサーバ50へのアップロードは行わない。これに対して、当該フラグが立っていない(未再生)の場合には、中継親機10は、記録部に格納されていた記録用データのサーバ50へのアップロードを実行する。
未だ再生されていない記録用データは、一般的に再生される可能性が高い。したがって、上記態様(未再生記録用データのみのサーバ50へのアップロード)を採用することにより、上記同様に、再生等する可能性が高い記録用データのみをサーバ50に格納することができる。
<実施の形態6>
本実施の形態は、中継親機10がサーバ50に対して記録用データを送信する「所定の条件」の、他の態様に関するものである。
本実施の形態に係る中継親機10は、屋外監視カメラ30bに異常があった(所定の条件と把握できる)場合に、異常検知後に取得した記録用データおよび記録部に既に格納されている記録用データ等をサーバ50に送信する。
本実施の形態では、屋外の様子を撮影することが可能な屋外監視カメラ30bには、自機の異常(たとえば、当該自機の破壊、または自機の故障等)を検知することが可能な異常検知センサが備えられている。
本実施の形態に係る中継親機10は、当該異常検知センサからの異常信号を検知したときに、当該検知後に撮像等された記録用データおよび当該検知以前に中継親機10の記録部に格納されていた記録用データを、サーバ50に対して送信する。
たとえば、泥棒が家屋内に侵入するに際して、自己の撮影を妨害する目的で、屋外監視カメラ30bを破壊したとする。すると、屋外監視カメラ30bの異常検知センサが異常を検知し、当該異常の旨を中継親機10に対して通知する。当該通知を受信すると、中継親機10は、それまで記録部に格納されていた記録用データをサーバ50にアップロードする。
さらに、未だ異常が検知されていない(つまり、正常に動作している)他の屋外監視カメラ30b、屋内監視カメラ20b等が存在する場合には、上記通知を受信した中継親機10は、これらの通信モジュール20b,30b等から送信されてくる映像データ等を、記録部を介すること無く、記録用データとして直接サーバ50に格納する。
以上のように、本実施の形態に係るドアホンシステムでは、中継親機10は、屋外監視カメラ30bの異常を検知し、これに応じて、当該異常検知前後に取得した記録用データをサーバ50に対して送信している。
したがって、たとえば、屋外監視カメラ30bを壊した上で屋内に侵入してきた泥棒が、屋内に存する中継親機10を破壊したとしても、異常検知前の記録用データおよび、正常に動作している他のカメラ20,30からの映像データ等の確保を実行できる。つまり、後日の犯人の特定の可能性が非常に高くなる。当該犯罪の早期解決の観点において、ドアホンシステムのセキュリティ性の向上を図ることができる(要するに、ドアホンシステムを防犯システムとして汎用させることができ、システムの機能が飛躍的に向上する)。また、通常のドアホンシステムに防犯システムも盛り込むことにより、別個独立に各システムを設ける場合より、安価にシステムを提供できる。
なお、各監視カメラ20b,30bの存在により、事前に犯罪を防ぐ効果も当該ドアホンシステムが有していることは言うまでも無い。
<実施の形態7>
本実施の形態は、中継親機10がサーバ50に対して記録用データを送信する「所定の条件」の、他の態様に関するものである。
本実施の形態に係る中継親機10は、災害緊急情報(EWS:Emergency Warning System)を受信した(所定の条件と把握できる)場合に、当該受信後に取得した記録用データおよび記録部に既に格納されている記録用データ等をサーバ50に送信する。
本実施の形態に係る中継親機10は、地上デジタル放送を受信できる外部情報受信部を備えている(つまり、デジタル放送受信用のチューナが搭載されている)。当該中継親機10(より具体的には、上記外部情報受信部)が、災害に関する緊急情報(EWS)を外部から受信する。すると、当該中継親機10は、当該受信後に取得した記録用データおよび当該受信以前に中継親機10が備える記録部に格納されたいた記録用データを、サーバ50に対して送信する。
たとえば、図3に示す構成において、放送局60が地震発生の緊急情報を流す。ここで、図3では、放送局60は、当該緊急情報は有線でインターネットを介して伝送している。しかし、放送局60が、当該緊急情報を無線による電波伝送で送信する場合であっても良い。
中継親機10はデジタル放送が受信可能な外部情報受信部にて、当該緊急情報を受信する。すると、中継親機10は、当該受信までに記録部(図示せず)に格納されていた記録用データを、サーバ50にアップロードする。さらに、中継親機10は、当該受信以後に他の通信モジュール20,30で撮影等された映像データ等を、記録部(図示せず)を介すること無く、記録用データとして直接サーバ50に対して送信する。
なお、ハンディ子機20a(または中継親機10)に表示部および音声出力部がある場合には、放送局60から送信される緊急災害放送を視聴することもできる(図4参照。図4では、ハンディ子機20aにおいて緊急災害放送を視聴する場合である)。なお、前記までの構成(デジタル放送を受信可能な外部情報受信部、表示部、音声出力部等)を採用すれば、所定の通信モジュールを用いて、緊急時以外でも当然にデジタル放送は視聴できる。
以上のように、本実施の形態に係るドアホンシステム300では、中継親機10は、災害緊急情報(EWS)を受信した(所定の条件と把握できる)場合に、記録用データをサーバ50に送信している。
したがって、災害発生に起因して貴重な映像データ等を消失しないようにすることができる。さらに、災害発生後にたとえば監視カメラ20b,30bで撮影された映像データを直接サーバ50に送信されるので、災害発生後の防犯対策も可能とすることができる。つまり、災害発生後に、当該災害に乗じて不在となった家屋に侵入する者がいても、当該侵入者を早期に捜索することができる(犯罪の早期解決に繋がる)。
<実施の形態8>
本実施の形態は、中継親機10がサーバ50に対して記録用データを送信する「所定の条件」の、他の態様に関するものである。
本実施の形態に係る中継親機10は、所定の入力操作が行われた(所定の条件と把握できる)場合に、当該入力操作以後に取得した記録用データをサーバ50に送信する。
本実施の形態に係る中継親機10は、所定の入力部を備えている。そして、当該所定の入力部に対して入力操作が行われた場合に、中継親機10は、当該入力操作以後に各通信モジュール20,30で撮影等された映像データ等(上記各実施の形態同様に音声データを含んでも良い)を、記録用データとしてサーバ50に対して送信する。
ここで、中継親機10は記録部を有さず、上記入力操作が行われた場合のみ、当該入力操作後に取得した記録用データをサーバ50に送信する構成を採用しても良い。他方、中継親機10が記録部を有しており、上記入力操作が行われた場合は、記録用データをサーバ50に直接送信し、入力操作が解除された場合や入力操作が行われていない場合には、当該記録部に記録用データを格納させる構成を採用しても良い。
以上のように、本実施の形態に係るドアホンシステムでは、中継親機10は、所定の入力操作が行われた(所定の条件と把握できる)場合に、当該入力操作以後に取得した記録用データをサーバ50に送信する。
したがって、たとえばユーザが長期間家を空ける場合に、当該ユーザが当該所定の入力部の入力操作を行えば、留守中の映像データ等を大容量のサーバ50に格納させることができる。また、中継親機10が記録部を有したとしても本実施の形態に係るドアホンシステムでは、当該記録部の容量は大容量である必要は無い(長期間の留守の場合の記録用データはサーバ50に格納されるため)。なお、記録部を有する構成において、サーバ50に対して記録用データを格納する場合は、上記入力操作を行う。他方、記録部に記録用データを格納する場合には、当該入力操作を解除する操作等を実施すれば良い。
<実施の形態9>
上記各実施の形態に係るドアホンシステムでは、中継親機10は、インターネットを介して外部に存するサーバ50と接続されていた。
本実施の形態に係るドアホンシステムでは、ルータ機能を有する複数の中継親機同士がインターネットを介して接続されている。そして、屋内子機には、IP電話機能付ハンディ子機が含まれている。以下、本実施の形態に係るドアホンシステムを図5を用いて詳細に説明する。
図5に示すように、ルータ機能を有する中継親機10は複数存在している(図5では図示簡略化のため、二つの中継親機10A1,10A2のみ図示している)。そして、当該中継親機10の数に対応してネットワーク(図5では、ネットワークN1,N2)が、各々形成されている。
つまり、一つの閉じられたネットワークN1,N2には、ルータ機能を有する一の中継親機10が配設される(ルータ機能を有さない単なる中継親機は、一つのネットワークN1,N2に複数配設されていても良い)。たとえば、図5に示すように、ネットワークN1には、ルータ機能を有する一の中継親機10A1が配設される。また、ネットワークN2には、ルータ機能を有する他の一の中継親機10A2が配設される。
また、本実施の形態では、屋内子機20として、IP電話機能を有するIP電話機能付ハンディ子機(電話機能付屋内子機と把握できる)20a1,20a2が、含まれている。ここで、中継親機10A1,10A2はルータ機能を有しているので、TCP/IPプロトコルでの通信を可能せしめるために、IP電話機能付ハンディ子機20a1,20a2は各々、「IP電話機能」を有している。これにより、中継親機10A1,10A2では、IPアドレスに基づいたルーティングテーブルを作成できる。
また、他の実施の形態でも同様であるが、同一のネットワーク内において、ハンディ子機20aを用いた通信(たとえば、同一のネットワークにおける監視カメラ20b,30b(または玄関子機30a)とハンディ子機20aとの間の通信、または同一ネットワークに属するハンディ子機20a間の通信等)を行うことができるように、当該ネットワークに属する中継親機10に対して、当該ネットワークに属する所定のハンディ子機20aの設定(登録)を行う。
より具体的に、図5に示すドアホンシステム400では、中継親機10A1には、ネットワークN1に含まれているIP電話機能付ハンディ子機20a1が、登録される。同様に、中継親機10A2には、ネットワークN2に含まれているIP電話機能付ハンディ子機20a2が、登録される。
これにより、上述の通り、ハンディ子機20a1,20a2を用いた同一ネットワークN1,N2内の通信が可能となる。
なお、ハンディ子機20a1,20a2を用いて同一ネットワークN1,N2内に属する他の通信モジュール20,30等との通信を可能とするためには、もちろん、中継親機10A1,A2には、同一ネットワークN1,N2に属する他の通信モジュール(監視カメラ20b1,30b1,20b2,30b2や玄関子機30a1,30a2)の登録も行われる。
また、当然であるが、各通信モジュール20,30が通信可能範囲内に存する限り、同一ネットワークN1,N2内において、各通信モジュール20,30間の通信は行える。たとえば、無線の場合にはその通信範囲に限界があるので、当該通信範囲外にでると、同一ネットワークN1,N2に属する通信モジュール20,30間であっても、無線による通信は行えない。
さて、上記に加えて本実施の形態に係るドアホンシステム400では、異なるネットワークN1,N2間において、IP電話機能付ハンディ子機20a1.20a2を用いた通信(ネットワークN1−ネットワークN2間における動画像を見ながらのIP電話機能付ハンディ子機20a1,20a2間の通話、ネットワークN1−ネットワークN2間における監視カメラ20b,30b(または玄関子機30a)とIP電話機能付ハンディ子機20a1,20a2と間の通信等)を行うことができるように、各中継親機10A1,10A2に対して、異なるネットワークに属する所定のIP電話機能付ハンディ子機20a1,20a2の設定(登録)を行う。
より具体的に、図5に示すシステム400において、中継親機10A1には、自機が属する所定のネットワークN1と異なる他のネットワークN2(当該他のネットワークN2は、所定のネットワークN1との通信を行いたいネットワークである)に含まれえている、IP電話機能付ハンディ子機20a2が、登録される。同様に、中継親機10A2には、自機が属する所定のネットワークN2と異なる他のネットワークN1(当該他のネットワークN1は、所定のネットワークN2との通信を行いたいネットワークである)に含まれえている、IP電話機能付ハンディ子機20a1が、登録される。
以上により、本実施の形態に係るドアホンシステム400では、IP電話機能付ハンディ子機20a1,20a2を用いた、異なるネットワーク間(ネットワークN1−ネットワークN2間)の通信が可能となる。
たとえば、上記構成の各中継親機10A1,10A2対して、IP電話機能付ハンディ子機20a2の登録を行う。なお、中継親機10A1には、ネットワークN1に属する他の通信モジュール20a1,20b1,30a1,30b1の登録も行われている。
すると、ネットワークN2に属するIP電話機能付ハンディ子機20a2を用いて(つまり離れた場所から)、ネットワークN1に属する各監視カメラ20b1,30b1の映像を視認することができる。また、ネットワークN2に属するIP電話機能付ハンディ子機20a2を用いて(つまり離れた場所から)、ネットワークN1に属する玄関子機30a1からの映像および音声を受信できる。さらには、ネットワークN2に属するIP電話機能付ハンディ子機20a2を用いて(つまり離れた場所から)、ネットワークN1に属するIP電話機能付ハンディ子機20a1と通話(通信)することができる。
、上記構成の各中継親機10A1,10A2対して、IP電話機能付ハンディ子機20a1の登録を行う。なお、中継親機10A2には、ネットワークN2に属する他の通信モジュール20a2,20b2,30a2,30b2の登録も行われている。
すると、ネットワークN1に属するIP電話機能付ハンディ子機20a1を用いて(つまり離れた場所から)、ネットワークN2に属する各監視カメラ20b2,30b2の映像を視認することができる。また、ネットワークN1に属するIP電話機能付ハンディ子機20a1を用いて(つまり離れた場所から)、ネットワークN2に属する玄関子機30a2からの映像および音声を受信できる。さらには、ネットワークN1に属するIP電話機能付ハンディ子機20a1を用いて(つまり離れた場所から)、ネットワークN2に属するIP電話機能付ハンディ子機20a2と通話(通信)することができる。
なお、図5とは異なり、ネットワークN1,N2以外の別のネットワークが存在し、当該別のネットワークに属するIP電話機能付ハンディ子機から、たとえばネットワークN1に属するIP電話機能付ハンディ子機20a1に通話を要求したとする。しかし、ネットワークN1に属する中継親機10A1は当該要求を拒否し、通話は成立しない。なぜなら、中継親機10A1に当該別のネットワークに属するIP電話機能付ハンディ子機の登録を行っていないからである。
以上のように、本実施の形態に係るドアホンシステム400では、通常の訪問者との対応のためのドアホンとしての機能だけでなく、他のネットワーク(遠く離れた別家屋)のユーザとの通信も行えることができる。つまり、ドアホンシステム400の汎用性が向上する。
また、たとえばネットワークN2(遠く離れた別家屋)から当該ネットワークN2に属するIP電話機能付ハンディ子機20a2を用いて、自宅に訪問してきた訪問者(自宅のネットワークN1の属する玄関子機30a1付近居る人物)等との通信も行える。さらには、自宅(ネットワークN1)への侵入者もネットワークN2から察知することもできるので、セキュリティ性の高いドアホンシステム400を提供することができる。
なお、上記各実施の形態では、ルータ機能を有する中継親機10,10A1は、サーバ50、放送局50または、他のルータ機能有する中継親機10A2と接続されていた。しかし、たとえば、ルータ機能を有する中継親機10は、インターネットを介して携帯電話機と接続可能としても良い。
当該場合には、たとえば携帯電話機のユーザが所定の中継親機10に電話をかけることにより、当該中継親機10と同じネットワークに属する各通信モジュール10,20,30と当該携帯電話とが、通信を行えることができる。たとえば、外出先から当該システムのユーザは、携帯電話機の表示部や音声入出力部を介して、玄関子機30a付近に居る訪問者の対応を行うことができる。
実施の形態1に係るドアホンシステムの構成を示す図である。 実施の形態2に係るドアホンシステムの構成を示す図である。 実施の形態7に係るドアホンシステムの構成を示す図である。 ハンディ子機の表示部を通じてデジタル放送を視聴できることを示す図である。 実施の形態9に係るドアホンシステムの構成を示す図である。
符号の説明
10,10A1,10A2 (ルータ機能を有する)中継親機
20 屋内子機
20a ハンディ子機
20a1,20a2 IP電話機能付ハンディ子機
20b 屋内監視カメラ
30 屋外子機
30a 玄関子機
30b 屋外監視カメラ
50 サーバ
60 放送局
N1,N2 ネットワーク
100,200,300 ドアホンシステム

Claims (14)

  1. 屋外に設置されている屋外子機と、
    前記屋外子機との間で映像データおよび/または音声データの送受信が可能であり、屋内に設置されている屋内子機と、
    前記屋内に設置されており、前記屋外子機と前記屋内子機との通信を中継する中継親機とを、備えており、
    前記中継親機は、
    ルータとして機能する、
    ことを特徴とするドアホンシステム。
  2. 前記中継親機は、
    所定の条件を満たす場合に、前記屋内子機および/または前記屋外子機から受信した前記映像データを少なくとも、記録用データとして外部に送信することができるデータ送信部を、備えており、
    前記中継親機が送信した前記記録用データを格納することができ、前記屋外の他の場所に設置されているサーバを、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のドアホンシステム。
  3. 前記中継親機は、
    前記記録用データを一時的に格納することが可能な記録部を、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のドアホンシステム。
  4. 前記中継親機は、
    前記記録部が所定量以上の前記記録用データを格納した場合に、前記記録部に格納されていた前記記録データを前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のドアホンシステム。
  5. 前記中継親機は、
    前記記録部に格納されていた前記記録用データを消去することが可能な消去手段を、さらに備えており、
    前記中継親機は、
    前記消去手段が操作された場合に、当該操作以前に前記記録部に格納されていた前記記録用データを、前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のドアホンシステム。
  6. 前記記録部は、
    前記記録用データを上書きすることができ、
    前記中継親機は、
    前記記録部の前記上書き開始前に、前記記録部に格納されていた前記記録用データを、前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のドアホンシステム。
  7. 前記記録部は、
    格納期間が長い前記記録用データから順次、前記消去または前記上書きすることができる、
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のドアホンシステム。
  8. 前記中継親機は、
    前記記録用データの前記消去または前記上書きを行う場合には、前記記憶部における格納期間が所定の期間に満たない前記記録用データを、前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれかに記載のドアホンシステム。
  9. 前記中継親機は、
    前記記録用データの前記消去または前記上書きを行う場合には、未だ再生されていていない前記記録用データを、前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする請求項5ないし請求項8のいずれかに記載のドアホンシステム。
  10. 前記中継親機は、
    予め設定された所定の周期で前記上書きを行い、当該上書き開始前に、前記記録部に格納されていた前記記録用データを、前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のドアホンシステム。
  11. 前記屋外子機には、
    前記屋外の様子を撮影することが可能であり、自機の異常を検知することが可能な異常検知センサを備えている、屋外カメラが少なくとも含まれており、
    前記中継親機は、
    前記異常検知センサの異常を検知したときに、当該検知後に取得した前記記録用データおよび当該検知以前に前記記録部に格納されていた前記記録用データを、前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のドアホンシステム。
  12. 前記中継親機は、
    災害に関する緊急情報を外部から受信することが可能な外部情報受信部を、さらに備えており、
    前記中継親機は、
    前記外部情報受信部が前記緊急情報を受信した場合に、当該受信後に取得した前記記録用データおよび当該受信以前に前記記録部に格納されていた前記記録用データを、前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のドアホンシステム。
  13. 前記中継親機は、
    所定の入力部を、さらに備えており、
    前記中継親機は、
    前記所定の入力部に対して入力操作が行われた場合に、当該入力操作以後に取得した前記記録用データを前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のドアホンシステム。
  14. 前記中継親機が複数存在し、各前記中継親機に対応してネットワークが各々形成されており、
    前記屋内子機は、
    IP電話機能を有する電話機能付屋内子機が、少なくとも含まれており、
    所定の前記ネットワークに属する前記中継親機に、他の前記ネットワークに属する前記電話機能付屋内子機の登録を行うことができる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のドアホンシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014229915A (ja) * 2013-05-17 2014-12-08 アイホン株式会社 インターホンシステム

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