JP2008124134A - 熱電変換モジュールおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧延による厚さ調節が可能で安価につくれる接合層を備えた熱電変換モジュールおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 下側基板11の上面に複数の下部電極13を形成するとともに、上側基板12の下面に複数の上部電極14を形成した。そして、複数の下部電極13と熱電素子15の下面とを接合層16で固定し、複数の上部電極14と熱電素子15の上面を接合層17で固定して熱電変換モジュール10を形成した。また、接合層16を、金箔18cと錫箔18bとを下部電極13の上に積層して溶融したのちに固化することにより形成し、接合層17を、金箔18cと錫箔18bとを上部電極14の上に積層して溶融したのちに固化することにより形成した。また、接合層16,17を構成する金と錫との重量比を8対2の割合に設定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金と錫とからなる接合層を備えた熱電変換モジュールおよびその製造方法に関する。
従来から、ペルチェ効果やゼーベック効果を利用して熱電変換を行う熱電変換モジュールが冷却装置や発電装置等に用いられている。このような熱電変換モジュールでは、対向する一対の絶縁基板の内面にそれぞれ電極が設けられており、この電極とチップ部品からなる熱電素子とをハンダからなる接合層を用いて固定することにより熱電変換モジュールが形成される。このような熱電変換モジュールの中に、接合層を、金と錫からなる合金で構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
この熱電変換モジュール(ペルチェ素子)の接合層(ろう材)は、電極の配置パターンに対応して配置される複数の島状ろう材と、島状ろう材どうしを連結する連結部材とで構成されている。そして、このろう材を基板上に形成された電極の上に置いて加熱して溶解することにより、各連結部材を分離させて対応する島状ろう材と一緒にして各電極の上に接合させている。
特開2003−282976号公報
しかしながら、前述した熱電変換モジュールでは、接合層を構成する材料として、金と錫との合金を用いているため、この材料が硬く脆い性質を備えるようになる。このため、金錫合金からなる材料を圧延により薄くする等して厚みを調節することが難しいという問題がある。また、金錫合金が高価であるという問題もある。
本発明は、前述した問題に対処するためになされたもので、その目的は、圧延等による厚さ調節が可能で安価につく金箔および錫箔から形成される接合層を備えた熱電変換モジュールおよびその製造方法を提供することである。
前述した目的を達成するため、本発明に係る熱電変換モジュールの構成上の特徴は、対向させて上下に配置した一対の基板における対向する両面の所定箇所に複数の電極をそれぞれ形成し、複数の電極に複数の熱電素子の上下の端面をそれぞれ金錫合金層からなる接合層で固定して構成される熱電変換モジュールであって、接合層を、金箔と錫箔とを電極の上に積層して溶融したのちに固化することにより形成したことにある。
本発明に係る熱電変換モジュールでは、接合層を構成する材料として、金と錫との合金を用いるのではなく、金箔と錫箔とを用いている。金と錫との合金は、硬く脆い材料となるため厚さを調節することが難しい上に、金と錫との重量比を任意の割合にすることが難しいが、単体からなる金箔と錫箔とはともに柔らかい性質を備えている。このため、圧延により厚さ調節することが容易になり、金箔と錫箔とを積層したときの重量比を任意の割合にすることが容易になる。すなわち、金箔と錫箔とを用いてその面積や厚みを適宜調節することにより、適正な比率で構成される良好な金錫合金層からなる接合層を得ることができる。
また、本発明に係る熱電変換モジュールの他の構成上の特徴は、接合層を形成する金箔と錫箔との重量比を8対2の割合に設定したことにある。金8に対して錫を2の割合にした場合、金箔と錫箔とを加熱して280℃にしたときに金と錫とは共晶点に達する。このため、金箔と錫箔との重量比を8対2の割合にして溶融して均一状態にしたのちに固化させることにより得られる金錫合金層からなる接合層は、安定したより強固なものになる。この安定した強固な金錫合金層からなる接合層を得るため、本発明では、金と錫との重量比を8対2に設定している。なお、この8対2は厳密に8対2であることに限定されず、8対2の近傍の割合、すなわち金と錫とが共晶またはそれに近い状態になっていればよい。
また、本発明に係る熱電変換モジュールの製造方法の構成上の特徴は、対向させて上下に配置した一対の基板における対向する両面の所定箇所に複数の電極をそれぞれ形成し、複数の電極に複数の熱電素子の上下の端面をそれぞれ金錫合金層からなる接合層で固定して構成される熱電変換モジュールの製造方法であって、接合層の形成を、金箔と錫箔とを電極の上に積層して溶融したのちに固化することにより行うようにしたことにある。
これによると、金箔と錫箔とを重ねて電極の上に置き、その状態で加熱して金箔と錫箔とを溶解して均一にしたのちに固化することにより金錫合金からなる接合層の形成ができるため簡単な操作で接合層を形成することができる。
また、本発明に係る熱電変換モジュールの製造方法の他の構成上の特徴は、接合層の形成を、金箔と錫箔とを重ね合わせて、基板における複数の電極上に設置する設置工程と、金箔と錫箔における電極以外の部分に位置する部分をレーザ光線の照射により昇華させる昇華工程と、金箔および錫箔の積層体上に熱電素子を配置し、積層体を加熱して溶融したのちに固化する熱電素子固定工程とを実施することにより行うようにしたことにある。
この熱電変換モジュールの製造方法では、接合層を形成するための材料を金箔と錫箔とで構成しているため、金箔と錫箔とを重ね、その積層したものを基板における複数の電極の上に重ねて置くことにより、電極上への金箔と錫箔との積層を容易に行うことができる。そして、金箔と錫箔との余分な部分をレーザ光線で昇華させることにより適正な状態の積層体を形成することができる。
また、金箔と錫箔との積層体上に熱電素子を配置し、積層体を加熱して溶融したのちに固化することにより金錫合金からなる接合層で電極と熱電素子とを固定することができるため、熱電変換モジュールを製造するための工程が少なくて済み、効率のよい製造が可能になる。なお、この場合の金箔および錫箔の大きさは、電極の大きさに一致させる必要はなく、電極の上に形成する接合層に必要な量を確保できる大きさであればよい。すなわち、金箔と錫箔における余分な部分が除去された残りの部分で適正な接合層を形成できる大きさであればよい。
また、本発明に係る熱電変換モジュールの製造方法の他の構成上の特徴は、接合層の形成を、金箔と錫箔とを重ね合わせて、基板における複数の電極上に設置する設置工程と、金箔と錫箔における電極以外の部分に位置する部分をレーザ光線の照射により昇華させる昇華工程と、基板における電極上に設置された金箔と錫箔とを加熱して溶融させたのちに固化する金錫合金層形成工程と、金錫合金層形成工程において形成された金錫合金層上に熱電素子を配置し、金錫合金層を加熱して溶融したのちに固化する熱電素子固定工程とを実施することにより行うようにしたことにある。
この熱電変換モジュールの製造方法では、金錫合金層形成工程を設けて、金箔と錫箔とで形成される接合層で電極と熱電素子とを固定する前に、金錫合金層を形成するようにしている。そして、その金錫合金層の表面に熱電素子を配置して、金錫合金層を加熱溶融したのちに固化することにより、金錫合金からなる接合層で電極と熱電素子とを固定するようにしている。これによると、適正な均一状態で電極上に形成された金錫合金層の上に、熱電素子を配置するようになるため、接合層を介した電極と熱電素子との固定がより強固で適正なものになる。
また、本発明に係る熱電変換モジュールの製造方法のさらに他の構成上の特徴は、金錫合金層形成工程を、水素還元雰囲気中で行うようにしたことにある。これによると、金箔と錫箔とを加熱する際に、酸化が生じないためより良好な金錫合金層を形成することができる。
また、本発明に係る熱電変換モジュールの製造方法のさらに他の構成上の特徴は、金箔と錫箔とを電極の上に積層する前に、金箔と錫箔とを圧着するようにしたことにある。これによると、金箔と錫箔とを電極の上に積層する前に、金箔と錫箔とが1枚のシート状になるため、金箔と錫箔とを電極の上に積層する処理が容易になる。
また、本発明に係る熱電変換モジュールの製造方法のさらに他の構成上の特徴は、接合層を形成する金箔と錫箔との重量比を8対2の割合に設定したことにある。この場合、金箔と錫箔との大きさ、特に厚みを、金箔と錫箔とが溶融固化して金錫合金からなる接合層に形成されたときに、金と錫との重量比が8対2になるように設定しておく。
また、本発明に係る熱電変換モジュールの製造方法のさらに他の構成上の特徴は、金箔と錫箔との組み合わせを、基板における複数の電極が形成された部分を覆うことのできる大きさに形成された1枚の金箔と電極に対応する大きさに形成された複数の錫箔、電極に対応する大きさに形成された複数の金箔と基板における複数の電極が形成された部分を覆うことのできる大きさに形成された1枚の錫箔または基板における複数の電極が形成された部分を覆うことのできる大きさに形成された1枚の金箔と基板における複数の電極が形成された部分を覆うことのできる大きさに形成された1枚の錫箔のいずれかにしたことにある。
1枚の金箔と複数の錫箔とを用いた場合には、金箔の上に電極の配置と同じ配置で錫箔を重ね、その積層したものを基板における複数の電極の上に重ねて置くことにより、電極上への金箔と錫箔との積層を容易に行うことができる。そして、金箔の余分な部分をレーザ光線で昇華させることにより適正な状態の接合層または金錫合金層を形成することができる。また、複数の金箔と1枚の錫箔とを用いた場合には、錫箔の上に電極の配置と同じ配置で金箔を重ね、その積層したものを基板における複数の電極の上に重ねて置くことにより、錫箔と金箔との積層を容易に行うことができる。そして、錫箔の余分な部分をレーザ光線で昇華させることにより適正な状態の接合層または金錫合金層を形成することができる。これによると、無駄になる材料が錫箔の一部になるため安価になる。
さらに、1枚の金箔と1枚の錫箔とを用いた場合には、基板における複数の電極の上に金箔と錫箔とを重ねてそのまま置くことができ、これによると、金箔と錫箔との積層がさらに容易になる。この場合は、金箔と錫箔との双方の余分な部分をレーザ光線で昇華させることにより適正な状態の接合層を形成することができる。なお、複数の錫箔や複数の金箔を用いた場合、その錫箔や金箔の大きさは電極の大きさに一致させる必要はなく、電極の上に形成する接合層または金錫合金層に必要な量を確保できる大きさであればよい。すなわち、余分な部分が除去された残りの部分で適正な接合層または金錫合金層を形成できる大きさであればよい。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係る熱電変換モジュール10を示している。この熱電変換モジュール10は、アルミナからなる四角板状の下側基板11と上側基板12とからなる一対の絶縁基板を備えている。下側基板11の長手方向(図1における左右方向)の長さは、上側基板12の長手方向の長さよりも長く設定されており、下側基板11の長手方向に沿った一端部(図1の左側端部)は、上側基板12の長手方向に沿った一端部よりも水平方向に沿って突出している。
下側基板11の上面には、一定間隔を保って複数の下部電極13が形成され、上側基板12の下面には、一定間隔を保って複数の上部電極14が形成されている。そして、下部電極13の端部側部分には、直方体に形成されたビスマス・テルル系の合金からなる複数の熱電素子15の下端面がそれぞれ金錫合金層で構成される接合層16によって固定され、上部電極14の端部側部分には、熱電素子15の上端面がそれぞれ金錫合金層で構成される接合層17によって固定されている。この複数の熱電素子15を介して、下側基板11と上側基板12とが一体的に連結されている。また、下部電極13と上部電極14とは、それぞれ2個の熱電素子15を、間隔を保って設置できる長方形に形成されている。
そして、上部電極14は、それぞれ下部電極13に対して熱電素子15の略1個分の幅に等しい距離をずらして上側基板12に形成されている。すなわち、各熱電素子15、下部電極13および上部電極14が電気的に接続されるようにして、2個の熱電素子15の下端面が各下部電極13の両側部分に接合され、2個の熱電素子15の上端面が各上部電極14の両側部分に接合されている。
なお、図1に示した下部電極13のうちの左端の下部電極13(図2に示した左端の2個の下部電極13)には、それぞれ1個の熱電素子15だけが接合されている。この2個の熱電素子15はそれぞれ下部電極13の右端部側に接合されており、この2個の下部電極13の左側部分は、配線(図示せず)を接続するために用いられる。また、熱電素子15は、P型熱電素子とN型熱電素子とで構成されており、P型熱電素子とN型熱電素子とが交互に配置されている。このP型熱電素子とN型熱電素子とはともにBiやTeで構成されているがその組成は若干異なっている。
下部電極13および上部電極14は、それぞれ銅層とニッケル層を積層して形成されている。そして、接合層16,17は、金と錫との合金層で構成されている。接合層16は、金箔18a(図3参照)と複数の錫箔18b(図4参照)とを重ねて所定の大きさにしたのちに溶融し、さらに固化することにより金錫合金層16a(図7参照)を形成し、この金錫合金層16aに熱電素子15の表面(下端部)を設置して、再度溶解したのちに固化することにより形成されている。
また、接合層17は、金箔19a(図9参照)と複数の錫箔19b(図10参照)とを重ねて所定の大きさにしたのちに溶融し、さらに固化することにより金錫合金層17a(図13参照)を形成し、この金錫合金層17aに熱電素子15の表面(上端部)を設置して、再度溶解したのちに固化することにより形成されている。接合層16は各下部電極13の表面に形成され、接合層17は各上部電極14の表面に形成されて、それぞれ各下部電極13と各熱電素子15および各上部電極14と各熱電素子15とを固定している。また、各接合層16,17は、それぞれ金と錫との重量比が8対2の割合になるようにして形成されている。
つぎに、図2ないし図7および図8ないし図13を用いて、熱電変換モジュール10を製造する方法について説明する。この場合、まず、図2に示したように、下側基板11の上面に、下部電極13を形成するとともに、図8に示したように、上側基板12の上面(図1の状態では下面)に、上部電極14を形成する。下側基板11の大きさは、長さが25mm、幅が14mm、厚みが0.635mmに設定され、上側基板12の大きさは、長さが20mm、幅が14mm、厚みが0.635mmに設定されている。また、下部電極13と上部電極14とは、ともに長さが5.5mmで、幅が2.5mmに設定されている。
つぎに、図3に示した平面視による大きさが下側基板11と同じ大きさの金箔18aと、図9に示した平面視による大きさが上側基板12と同じ大きさの金箔19aとを準備する。また、図4に示した平面視による大きさが下部電極13よりも小さな(細い)複数の錫箔18bと、図10に示した平面視による大きさが上部電極14よりも小さな複数の錫箔19bも準備する。なお、図4の錫箔18bは、下部電極13の配置に合わせた状態を示しており、図10の錫箔19bは、上部電極14の配置に合わせた状態を示している。金箔18a,19aの厚みはともに5μmに設定され、錫箔18b,19bは、ともに長さが5.5mm、幅が1.66mm、厚みが5μmに設定されている。この金箔18a,19aおよび錫箔18b,19bは、それぞれ圧延加工することにより前述した厚みに調整されている。
つぎに、図5に示したように、金箔18aの上面に下部電極13と同じ配置で錫箔18bを並べるとともに、図11に示したように、金箔19aの上面に上部電極14と同じ配置で錫箔19bを並べる。そして、これらの積層体を室温でプレスにより圧着してそれぞれ1枚のシート状にする。ついで、金箔18aと錫箔18bとの積層体を下側基板11の上面に設置したのちに数箇所の下部電極13の位置にスポットレーザ光を照射することにより仮固定するとともに、金箔19aと錫箔19bとの積層体を上側基板12の上面に設置したのちに数箇所の上部電極14の位置にスポットレーザ光を照射することにより仮固定する。
そして、下側基板11上に圧着された積層体における金箔18aの余分な部分(下部電極13の上面に位置する部分以外の部分)をスポットレーザ光を照射することにより昇華させて、図6の状態にするとともに、上側基板12上に圧着された積層体における金箔19aの余分な部分(上部電極14の上面に位置する部分以外の部分)をスポットレーザ光を照射することにより昇華させて、図12の状態にする。これによって、下側基板11の下部電極13上には、長さが5.5mmで、幅が2.5mmの金箔18cと、長さが5.5mmで、幅が1.66mmの錫箔18bとの積層体が形成され、上側基板12の上部電極14上には、長さが5.5mmで、幅が2.5mmの金箔19cと、長さが5.5mmで、幅が1.66mmの錫箔19bとの積層体が形成される。
つぎに、下部電極13上に金箔18cと錫箔18bとの積層体が形成された下側基板11と、上部電極14上に金箔19cと錫箔19bとの積層体が形成された上側基板12とをそれぞれ加熱装置(図示せず)を用い、水素還元雰囲気中で300℃に加熱して溶融したのちに固化させる。これによって、下側基板11の下部電極13上には、図7に示したように、金箔18cと錫箔18bとが合金化した金錫合金層16aが形成され、上側基板12の上部電極14上には、図13に示したように、金箔19cと錫箔19bとが合金化した金錫合金層17aが形成される。
これらの各金錫合金層16a,17aは、すべて共晶状態の金錫合金(80Au20Sn)で構成される。すなわち、金と錫とは、重量比が8対2のときの共晶点が280℃であるため、この280℃よりもやや高い300℃で加熱して共晶点を越えさせたのちに冷却して固化することにより安定するとともに強固な共晶状態の金錫合金を得ることができる。そして、各金錫合金層16a,17aの表面にフラックスを塗る。
ついで、両端面に金メッキまたは錫メッキが施された熱電素子15を、下側基板11における図7に示した左端の2個の金錫合金層16a以外の金錫合金層16aの両側部分および左端の2個の金錫合金層16aの右側部分に設置する。つぎに、上側基板12の上下を反転して、金錫合金層17aの各両側部分を各熱電素子15の上端面に合わせた状態で、上側基板12を熱電素子15の上に設置する。そして、その状態の下側基板11、上側基板12および熱電素子15からなる組付体を、窒素雰囲気中の加熱装置(図示せず)内で300℃に加熱したのちに冷却する。
これによって、下側基板11の下部電極13と熱電素子15の下端面とが金錫合金層16aを溶解固化して形成される接合層16によって固定されるとともに、上側基板12の上部電極14と熱電素子15の上端面とが金錫合金層17aを溶解固化して形成される接合層17によって固定されて、図1に示した熱電変換モジュール10が得られる。この場合、接合層16,17は、加熱により一旦溶融したのちに固化することにより、接合層16は下部電極13と熱電素子15との間に密着し、接合層17は上部電極14と熱電素子15との間に密着する。また、これによって、下部電極13、上部電極14および熱電素子15は、接合層16,17を介して電気的に接続される。
このように、本実施形態にかかる熱電変換モジュール10では、接合層16,17を構成する材料として、それぞれ1枚からなる大きな金箔18a,18aと、それぞれ複数からなる小さな錫箔18b,19bとを用いている。そして、金箔18a,18aの余分な部分を昇華させて除去するようにしている。このため、金箔18a,19aおよび錫箔18b,19bの厚みをそれぞれ圧延により所定の厚さに調節しておくことにより、金箔18a,19aを所定の大きさにして形成した複数の金箔18c,19cとそれにそれぞれ対応する錫箔18b,19bとを積層したときの重量比を8対2の割合にすることが容易になる。すなわち、金箔18c,19cと錫箔18b,19bとの面積や厚みを適宜調節することにより、適正な比率で構成される良好な金錫合金層16a,17a(接合層16,17)を得ることができる。
なお、得られた接合層16,17は、共晶の状態の金錫合金になるため安定したより強固なものになる。また、金錫合金層16aを形成するための金箔18cと錫箔18bおよび金錫合金層17aを形成するための金箔19cと錫箔19bとを溶融して合金化する際の加熱処理を水素還元雰囲気中で行うとともに、下側基板11、上側基板12および熱電素子15の組付体を加熱して一体化するための加熱処理を窒素雰囲気中で行うため、金箔18c,19cや錫箔18b,19b等に酸化が生じなくなり、より良好な金錫合金層16a,17a(接合層16,17)を形成することができる。
(第2実施形態)
つぎに、図14ないし図18および図19ないし図23を用いて、本発明の第2実施形態に係る熱電変換モジュールを製造する方法について説明する。この場合も、まず、図2に示したように、上面に下部電極13が形成された下側基板11と、図8に示したように、上面に上部電極が形成された上側基板12とを準備する。
つぎに、図14に示した平面視による大きさが下部電極13よりも小さな複数の金箔28aと、図19に示した平面視による大きさが上部電極14よりも小さな複数の金箔29aとを準備する。また、図15に示した平面視による大きさが下側基板11と同じ大きさの錫箔28bと、図20に示した平面視による大きさが上側基板12と同じ大きさの錫箔29bも準備する。金箔28a,29aは、ともに長さが3.5mm、幅が2.0mm、厚みが15μmに設定され、錫箔28b,29bの厚みはともに5μmに設定されている。
つぎに、図16に示したように、錫箔28bの上面に下部電極13と同じ配置で金箔28aを並べるとともに、図21に示したように、錫箔29bの上面に上部電極14と同じ配置で金箔29aを並べる。そして、これらの積層体を室温でプレスにより圧着してそれぞれ1枚のシート状にする。ついで、錫箔28bと金箔28aとの積層体を下側基板11の上面に設置したのちに数箇所の下部電極13の位置にスポットレーザ光を照射することにより仮固定するとともに、錫箔29bと金箔29aとの積層体を上側基板12の上面に設置したのちに数箇所の上部電極14の位置にスポットレーザ光を照射することにより仮固定する。
そして、下側基板11上に圧着された積層体における錫箔28bの余分な部分(下部電極13の上面に位置する部分以外の部分)をスポットレーザ光を照射することにより昇華させて、図17の状態にするとともに、上側基板12上に圧着された積層体における錫箔29bの余分な部分(上部電極14の上面に位置する部分以外の部分)をスポットレーザ光を照射することにより昇華させて、図22の状態にする。これによって、下側基板11の下部電極13上には、長さが5.5mmで、幅が2.5mmの錫箔28cと、長さが3.5mmで、幅が2.0mmの金箔28aとの積層体が形成され、上側基板12の上部電極14上には、長さが5.5mmで、幅が2.5mmの錫箔29cと、長さが3.5mmで、幅が2.0mmの金箔29aとの積層体が形成される。
つぎに、下部電極13上に錫箔28cと金箔28aとの積層体が形成された下側基板11と、上部電極14上に錫箔29cと金箔29aとの積層体が形成された上側基板12とを、それぞれ前述した第1実施形態における処理と同様に、加熱装置(図示せず)を用いて、水素還元雰囲気中で300℃に加熱して溶融したのちに固化することによって、下側基板11の下部電極13上には、図18に示した金錫合金層26aを形成し、上側基板12の上部電極14上には、図23に示した金錫合金層27aを形成する。これらの金錫合金層26a,27aも、すべて共晶状態の金錫合金(80Au20Sn)で構成される。
そして、前述したメッキ処理が施された熱電素子15を、フラックスを介して下側基板11と上側基板12との間に組み付け、その組付体を、窒素雰囲気中の加熱装置(図示せず)内で300℃に加熱したのちに冷却する。これによって、下側基板11の下部電極13と熱電素子15の下端面とが金錫合金層26aを溶解固化して形成される接合層(図示せず)によって固定されるとともに、上側基板12の上部電極14と熱電素子15の上端面とが金錫合金層27aを溶解固化して形成される接合層(図示せず)によって固定されて、図1に示した熱電変換モジュール10と同一の熱電変換モジュールが得られる。
この熱電変換モジュールの製造方法では、錫箔28b,29bの大きさを大きくして、金箔28a,29aの大きさを下部電極13および上部電極14の大きさによりもやや小さな大きさにしている。そして、錫箔28b,29bの余分な部分をレーザ光線で昇華させることにより、金と錫との割合が適正な状態になった金錫合金層26a,27a(接合層)を形成するようにしている。このため、無駄になる材料が錫箔28b,29bの一部になり安価につくようになる。この実施形態におけるそれ以外の作用効果については、前述した第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
つぎに、図24ないし図27および図28ないし図31を用いて、本発明の第3実施形態に係る熱電変換モジュールを製造する方法について説明する。この場合も、まず、図2に示したように、上面に下部電極13が形成された下側基板11と、図8に示したように、上面に上部電極が形成された上側基板12とを準備する。
つぎに、図24に示した平面視による大きさが下側基板11と同じ大きさの金箔38aと、図28に示した平面視による大きさが上側基板12と同じ大きさの金箔39aとを準備する。また、図25に示した平面視による大きさが下側基板11と同じ大きさの錫箔38bと、図29に示した平面視による大きさが上側基板12と同じ大きさの錫箔39bも準備する。金箔38a,39aは、ともに厚みが7.5μmに設定され、錫箔38b,39bの厚みはともに5μmに設定されている。
つぎに、金箔38aの上面に錫箔38bを重ねるとともに、金箔39aの上面に錫箔39bを重ね、これらの積層体を室温でプレスにより圧着してそれぞれ1枚のシート状にする。ついで、金箔38aと錫箔38bとの積層体を下側基板11の上面に設置したのちに数箇所の下部電極13の位置にスポットレーザ光を照射することにより仮固定するとともに、金箔39aと錫箔39bとの積層体を上側基板12の上面に設置したのちに数箇所の上部電極14の位置にスポットレーザ光を照射することにより仮固定する。そして、下側基板11上に圧着された積層体における余分な部分(下部電極13の上面に位置する部分以外の部分)をスポットレーザ光を照射することにより昇華させて、図26の状態にする。
また、上側基板12上に圧着された積層体における余分な部分(上部電極14の上面に位置する部分以外の部分)をスポットレーザ光を照射することにより昇華させて、図30の状態にする。これによって、下側基板11の下部電極13上には、ともに、長さが5.5mmで、幅が2.5mmの金箔(図示せず)と、錫箔38cとの積層体が形成され、上側基板12の上部電極14上には、ともに、長さが5.5mmで、幅が2.5mmの金箔(図示せず)と錫箔39cとの積層体が形成される。
つぎに、各積層体の表面にフラックスを塗布するとともに、前述したメッキ処理が施された熱電素子15を、下側基板11と上側基板12との間に組み付け、その組付体を、窒素雰囲気中の加熱装置(図示せず)内で300℃に加熱したのちに冷却する。これによって、下側基板11の下部電極13と熱電素子15の下端面とが接合層36によって固定されるとともに、上側基板12の上部電極14と熱電素子15の上端面とが接合層37によって固定されて、図1に示した熱電変換モジュール10と同一の熱電変換モジュールが得られる。なお、図27は、接合層36が形成された下側基板11を示し、図31は、接合層37を示しており、ともに熱電素子15(二点鎖線の部分)を除いた状態を示している。
この熱電変換モジュールの製造方法では、金箔38a,39aの大きさおよび錫箔38b,39bの大きさをともに、対応する下側基板11または上側基板12の大きさに合わせている。このため、金箔38aと錫箔38bおよび金箔39aと錫箔39bとをそれぞれ積層する際の処理がさらに容易になる。また、この熱電変換モジュールの製造方法では、熱電素子15を下部電極13と上部電極14とに固定する前に、金箔と錫箔とを一旦溶解固化して金錫合金層を形成する金錫合金層形成工程を省略しているため、製造工程が少なくなり効率のよい熱電変換モジュールの製造が可能になる。この実施形態におけるそれ以外の作用効果については、前述した各実施形態と同様である。
また、本発明は、前述した実施形態に限定するものでなく、適宜変更実施が可能である。例えば、前述した第1実施形態では、錫箔18b,19bを別体からなる複数個で構成し、第2実施形態では、金箔28a,29aを別体からなる複数個で構成しているが、これらの錫箔18b,19bや金箔28a,29aは、細い連結部等によって連結された1個または複数個のもので構成することもできる。また、前述した各実施形態では、金箔18a等と錫箔18b等との積層体を、下側基板11の下部電極13等の上に設置する際に、スポットレーザ光を照射することにより積層体を仮固定するようにしているが、この固定は治具等を用いて行ってもよい。
さらに、前述した第3実施形態では、金錫合金層形成工程を省略しているが、この場合も第1および第2実施形態と同様に、金錫合金層形成工程を行ってもよい。また、第1および第2実施形態において、金錫合金層形成工程を省略することもできる。さらに、前述した各実施形態では、接合層16等を構成する金と錫との重量比を8対2に設定しているが、この比率は8対2に限定するものでなく、他の比率に設定することもできる。
また、下側基板11等や上側基板12等を構成する材料は、アルミナに限定されず、絶縁基板であれば、窒化アルミ、炭化珪素、窒化珪素、表面が絶縁処理されたアルミニウムなどの金属基板等で構成してもよい。また、下部電極13や上部電極14を構成する層は、銅層、ニッケル層に限らず、他の金属を用いることができる。また、その他、熱電変換モジュール10等を構成する各部材の材質、形状、サイズ等も使用目的に応じて変更することができる。
本発明の実施形態に係る熱電変換モジュールを示した側面図である。 下側基板の上面に下部電極を形成した状態を示した平面図である。 第1実施形態で下側基板に用いる金箔を示した平面図である。 第1実施形態で下側基板に用いる錫箔を示した平面図である。 第1実施形態で下側基板に用いる金箔の上面に錫箔を設置した状態を示した平面図である。 図5の積層体から金箔の余分な部分を除去した状態を示した平面図である。 第1実施形態で用いる下側基板に金錫合金層を形成した状態を示した平面図である。 上側基板に上部電極を形成した状態を示した平面図である。 第1実施形態で上側基板に用いる金箔を示した平面図である。 第1実施形態で上側基板に用いる錫箔を示した平面図である。 第1実施形態で上側基板に用いる金箔の上面に錫箔を設置した状態を示した平面図である。 図11の積層体から金箔の余分な部分を除去した状態を示した平面図である。 第1実施形態で用いる上側基板に金錫合金層を形成した状態を示した平面図である。 第2実施形態で下側基板に用いる金箔を示した平面図である。 第2実施形態で下側基板に用いる錫箔を示した平面図である。 第2実施形態で下側基板に用いる錫箔の上面に金箔を設置した状態を示した平面図である。 図16の積層体から錫箔の余分な部分を除去した状態を示した平面図である。 第2実施形態で用いる下側基板に金錫合金層を形成した状態を示した平面図である。 第2実施形態で上側基板に用いる金箔を示した平面図である。 第2実施形態で上側基板に用いる錫箔を示した平面図である。 第2実施形態で上側基板に用いる錫箔の上面に金箔を設置した状態を示した平面図である。 図21の積層体から錫箔の余分な部分を除去した状態を示した平面図である。 第2実施形態で用いる上側基板に金錫合金層を形成した状態を示した平面図である。 第3実施形態で下側基板に用いる金箔を示した平面図である。 第3実施形態で下側基板に用いる錫箔を示した平面図である。 下側基板上の積層体から金箔と錫箔の余分な部分を除去した状態を示した平面図である。 第3実施形態で用いる下側基板に接合層を形成した状態を示した平面図である。 第3実施形態で上側基板に用いる金箔を示した平面図である。 第3実施形態で上側基板に用いる錫箔を示した平面図である。 上側基板上の積層体から金箔と錫箔の余分な部分を除去した状態を示した平面図である。 第3実施形態で用いる上側基板に接合層を形成した状態を示した平面図である。
符号の説明
10…熱電変換モジュール、11…下側基板、12…上側基板、13…下部電極、14…上部電極、15…熱電素子、16,17,26,27,36,37…接合層、16a,17a,26a,27a…金錫合金層、18a,18c,19a,19c,28a,29a,38a,39a…金箔、18b,19b,28b,28c,29b,29c,38b,38c,39b,39c…錫箔。

Claims (9)

  1. 対向させて上下に配置した一対の基板における対向する両面の所定箇所に複数の電極をそれぞれ形成し、前記複数の電極に複数の熱電素子の上下の端面をそれぞれ金錫合金層からなる接合層で固定して構成される熱電変換モジュールであって、
    前記接合層を、金箔と錫箔とを前記電極の上に積層して溶融したのちに固化することにより形成したことを特徴とする熱電変換モジュール。
  2. 前記接合層を形成する金箔と錫箔との重量比を8対2の割合に設定した請求項1に記載の熱電変換モジュール。
  3. 対向させて上下に配置した一対の基板における対向する両面の所定箇所に複数の電極をそれぞれ形成し、前記複数の電極に複数の熱電素子の上下の端面をそれぞれ金錫合金層からなる接合層で固定して構成される熱電変換モジュールの製造方法であって、
    前記接合層の形成を、金箔と錫箔とを前記電極の上に積層して溶融したのちに固化することにより行うようことを特徴とする熱電変換モジュールの製造方法。
  4. 前記接合層の形成を、
    前記金箔と前記錫箔とを重ね合わせて、前記基板における複数の電極上に設置する設置工程と、
    前記金箔と前記錫箔における前記電極以外の部分に位置する部分をレーザ光線の照射により昇華させる昇華工程と、
    前記金箔および前記錫箔の積層体上に前記熱電素子を配置し、前記積層体を加熱して溶融したのちに固化する熱電素子固定工程とを実施することにより行うようにした請求項3に記載の熱電変換モジュールの製造方法。
  5. 前記接合層の形成を、
    前記金箔と前記錫箔とを重ね合わせて、前記基板における複数の電極上に設置する設置工程と、
    前記金箔と前記錫箔における前記電極以外の部分に位置する部分をレーザ光線の照射により昇華させる昇華工程と、
    前記基板における電極上に設置された前記金箔と前記錫箔とを加熱して溶融させたのちに固化する金錫合金層形成工程と、
    前記金錫合金層形成工程において形成された金錫合金層上に前記熱電素子を配置し、前記金錫合金層を加熱して溶融したのちに固化する熱電素子固定工程とを実施することにより行うようにした請求項3に記載の熱電変換モジュールの製造方法。
  6. 前記金錫合金層形成工程を、水素還元雰囲気中で行うようにした請求項5に記載の熱電変換モジュールの製造方法。
  7. 前記金箔と前記錫箔とを前記電極の上に積層する前に、前記金箔と前記錫箔とを圧着するようにした請求項3ないし6のうちのいずれか一つに記載の熱電変換モジュールの製造方法。
  8. 前記接合層を形成する金箔と錫箔との重量比を8対2の割合に設定した請求項3ないし7のうちのいずれか一つに記載の熱電変換モジュールの製造方法。
  9. 前記金箔と前記錫箔との組み合わせを、前記基板における複数の電極が形成された部分を覆うことのできる大きさに形成された1枚の金箔と前記電極に対応する大きさに形成された複数の錫箔、前記電極に対応する大きさに形成された複数の金箔と前記基板における複数の電極が形成された部分を覆うことのできる大きさに形成された1枚の錫箔または前記基板における複数の電極が形成された部分を覆うことのできる大きさに形成された1枚の金箔と前記基板における複数の電極が形成された部分を覆うことのできる大きさに形成された1枚の錫箔のいずれかにした請求項3ないし8のうちのいずれか一つに記載の熱電変換モジュールの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101139837B1 (ko) * 2009-10-15 2012-04-30 주식회사 제펠 열전모듈 제조장치 및 그에 의해 제조된 열전모듈
JP2014236106A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 ヤマハ株式会社 熱電変換部品

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