JP2008123963A - 配線器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】専用の治具が必要なく、ケーブル21を容易かつ確実に接続できる配線器具を提供する。
【解決手段】導線22を被覆23で覆ったケーブル21をケース16のケーブル挿入孔18に挿入する。押え部材32の操作部59をケース16の外部から操作し、押え部材32を変位させる。押え部材32を変位により、端子31の接続板部45の先端45aを、基板部44との間にケーブル21を挟み込みながら基板部44へ向けて押え付ける。このとき、接続板部45の先端45aの切込み部54でケーブル21の被覆23を切り込み、端子31と導線22とを電気的に接続させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブルを接続する配線器具に関する。
従来、例えば、モジュラジャックやLAN機器などで壁面埋込形の通信用の配線器具では、壁面内に配線されるケーブルを接続する端子構造を配線器具の裏面側に備えているが、接続するケーブルの本数が多く、それでいて配線器具の外形寸法が限られているため、ケーブルを接続する端子構造が小さく、多数の端子が小さい間隔でコンパクトにまとめて配置されている。
このような通信用の配線器具の端子構造では、スリットを有する端子を用い、この端子のスリットにケーブルを押し込むことにより、端子のスリット部分でケーブルの被覆を切り込み、ケーブルの導線と端子とを導通させている(例えば、特許文献1参照。)。
但し、多数の端子が小さい間隔でコンパクトにまとめて配置されているため、実際の作業では、ケーブルを端子のスリットに直接手で押し込むことは困難であり、専用の治具を用いる必要がある。
また、端子としては、一般的に、ケーブルの端部の被覆を剥いで露出させた導線をケースの挿入孔に挿入することにより、ケース内に配置された端子のばね性で導線を挟み込んで導通するようにした速結端子がある。
特開平10−223327号公報(第3−4頁、図1)
しかしながら、従来の通信用の配線器具では、多数の端子が小さい間隔でコンパクトにまとめて配置されているため、ケーブルを接続するのに専用の治具を必要とし、また、この専用の治具を用いても小さい端子のスリットにケーブルを押し込む作業は難しく、ケーブルを確実に接続できていない場合も発生するおそれがある。
また、一般的な速結端子では、ケーブルの被覆を剥いで導線を露出させる必要があり、ケーブルの本数が多い通信用の配線器具において、多数のケーブルの被覆を1本ずつ剥ぐのは手間のかかる作業となる。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、専用の治具が必要なく、ケーブルを容易かつ確実に接続できる配線器具を提供することを目的とする。
請求項1記載の配線器具は、導線を被覆で覆ったケーブルが挿入されるケーブル挿入孔、およびケーブル挿入孔が連通する収納部を有するケースと;ケースの収納部内でケーブル挿入孔に臨むケーブル挿入域の一側に沿って配置される基板部、基板部からケーブル挿入域の他側に折り曲げられるとともに先端がケーブル挿入域の他側から一側の基板部に対向するように折り曲げられた接続板部、接続板部の先端に設けられケーブルの被覆を切り込んで導線に接続される断面略V字形の切込み部を有する端子と;ケースの収納部内で端子の接続板部に係合する係合部、端子の接続板部の先端を基板部との間へのケーブルの挿入が可能に基板部から離反させる非接続位置と端子の接続板部の先端を基板部との間にケーブルを挟み込むように基板部へ向けて押え付ける接続位置との間で変位可能とする本体部、およびケースの外部から操作可能で本体部を変位させる操作部を有する押え部材と;を具備しているものである。
配線器具は、例えば、モジュラジャックやLAN機器などの通信用の配線器具などが含まれ、壁面に設置された配線ボックスなどにサポートを用いて取り付けて使用する壁面埋込形でもよい。
ケーブルの導線は、単線でもより線でもよい。
ケースは、例えば、絶縁性を有する樹脂材料で形成されており、配線器具本体に一体に形成されていてもよいし、配線器具本体とは別体に形成されてもよい。
端子は、例えば、導電性およびばね性を有する板ばねで形成され、接続板部はケーブル挿入孔に臨む基板部の端部側から折り曲げられるのが好ましい。接続板部がケーブル挿入孔に臨む基板部の端部側から折り曲げる場合には、接続板部にケーブルが挿通する挿通孔が形成される。
押え部材は、例えば、絶縁性を有する樹脂材料で形成され、本体部が回動やスライドなどして変位するようにケース内に配置される。本体部の非接続位置では、端子の接続板部の先端を基板部との間へのケーブルの挿入が可能に基板部から離反するように変位させるが、本体部の変位に連動して端子の接続板部を強制的に変位させても、端子の接続板部のばね性で変位するようにしてもよい。操作部は、外部から操作可能であればケースの外部に突出していてもケース内に位置していてもよく、本体部を接続位置に変位させたときには操作部がケースに着脱可能に係止されるようにしてもよい。
そして、導線を被覆で覆ったケーブルをケースのケーブル挿入孔に挿入し、押え部材の操作部をケースの外部から操作して押え部材の本体部を非接続位置から接続位置に変位させることにより、端子の接続板部の先端を基板部との間にケーブルを挟み込むように基板部へ向けて押え付けるとともに、接続板部の先端の切込み部でケーブルの被覆を切り込み、端子と導線とを電気的に接続させる。
請求項2記載の配線器具は、請求項1記載の配線器具において、端子の接続板部の先端であって切込み部の両側の先端部分が対向する基板部の両側に切欠部が形成されているものである。
そして、ケーブルの接続時に、端子の接続板部の先端であって切込み部の両側の先端部分が、基板部の表面位置まで変位するような場合でも、端子の基板部の両側に形成された切欠部によって接続板部の先端が当接することがなく、つまり接続板部の先端が基板部の表面に当接して接続板部の変位を制限してしまうことがない。
請求項1記載の配線器具によれば、導線を被覆で覆ったケーブルをケースのケーブル挿入孔に挿入し、押え部材の操作部をケースの外部から操作して押え部材の本体部を非接続位置から接続位置に変位させることにより、端子の接続板部の先端を基板部との間にケーブルを挟み込むように基板部へ向けて押え付けるとともに、接続板部の先端の切込み部でケーブルの被覆を切り込み、端子と導線とを電気的に接続させることができるため、専用の治具が必要なく、ケーブルを容易に接続でき、しかも、接続板部の先端をケーブルの導線に導通した状態に押え付け、端子をケーブルの導線に確実に接続できる。
請求項2記載の配線器具によれば、請求項1記載の配線器具の効果に加えて、ケーブルの接続時に、端子の接続板部の先端であって切込み部の両側の先端部分が、基板部の表面位置まで変位するような場合でも、端子の基板部の両側に形成された切欠部によって接続板部の先端が当接することがなく、つまり接続板部の先端が基板部の表面に当接して接続板部の変位を制限してしまうことがなく、接続板部の先端の切込み部がケーブルの被覆に確実に切り込み、端子とケーブルの導線との接続を確実にできる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は配線器具の押え部材が非接続位置にある一部を切り欠いた斜視図、図2は配線器具の押え部材が接続位置にある一部を切り欠いた斜視図、図3は配線器具の押え部材が非接続位置にある断面図、図4は図3のA−A視の断面図、図5は配線器具の押え部材が接続位置にある断面図、図6は図5のB−B視の断面図、図7は配線器具の斜視図、図8は配線器具の背面図である。
図7および図8に示すように、配線器具11は、モジュラジャックやLAN機器などで壁面埋込形の通信用の配線器具であり、配線器具本体12を有し、この配線器具本体12には壁面に設置されている配線ボックスに取り付けるためのサポート13が一体または別体に設けられている。
配線器具本体12の前面には、モジュラケーブルあるいはLANケーブルを接続するコネクタ14などが配設されている。
配線器具本体12の背面の上辺および下辺には、端子ユニット15が配設されている。端子ユニット15は、配線器具本体12に着脱可能に取り付けられるケース16を有し、このケース16には壁面内に配線される屋内配線の複数のケーブルが接続される複数の端子部17が配列されている。配線器具本体12の背面に対応するものであってケーブル挿入方向に対向するケース16の外面16aに、各端子部17の位置に対応してケーブルを挿入するケーブル挿入孔18が設けられている。配線器具本体12の上面または下面に対応するものであってケーブル挿入方向と平行なケース16の外面16bに、各端子部17の位置に対応して端子部17を操作するための操作部領域19が設けられている。
次に、図1ないし図6に示すように、端子部17に接続するケーブル21には、単線である導線22が絶縁性を有する被覆23で覆われた被覆電線が用いられる。
そして、端子部17は、ケース16と、このケース16内に収容される端子31と、この端子31を変位させる押え部材32とで構成されている。
ケース16は絶縁性を有する樹脂材料で形成されており、このケース16には、各端子部17の位置において、ケーブル挿入孔18が連通していて端子31および押え部材32を収納する収納部35が形成され、ケーブル挿入孔18が形成されたケース16の外面16aに対して反対面側に開口部36が形成され、この開口部36を通じて収納部35内に端子31および押え部材32が着脱される。
ケース16の収納部35内のケーブル挿入孔18が開口する内面でそのケーブル挿入孔18に臨むケーブル挿入域35aの側部域に、押え部材32を回動可能に支持する円弧面状の回動支持面37を有する押え部材支持部38が形成されている。
ケーブル挿入方向と平行であって操作部領域19に臨むケース16の外面16bには、回動支持面37の端部位置から開口部36にわたってスリット39が形成され、このスリット39の両側でケース16の開口部36側に寄った位置に断面略L字形の係止部40が互いに対向するように突出形成され、これら両側の係止部40間に係止溝41が形成されている。
また、端子31は、導電性およびばね性を有する金属製の板ばね材料で、ケース16の収納部35内でケーブル挿入域35aの一側の内壁面16cに沿って当接する状態に配置される基板部44、この基板部44のケーブル挿入孔18に臨む端部から折り曲げられた接続板部45、基板部44のケーブル挿入孔18と反対側の端部から折り曲げられた規制板部46を有している。端子31は、収納部35に収納した状態で、収納部35の両側の内壁面間に保持される横幅に形成されているとともに、収納部35のケーブル挿入孔18が開口する内面とケース16の開口部36に配置される部材との間に保持される長さに形成されている。ケース16の開口部36に配置される部材とは、ケース16を配線器具本体12に取り付けた際の配線器具本体12の一部である。
基板部44は、ケーブル挿入域35aに沿って長く形成され、接続板部45の先端45aが臨む両側に切欠部47が形成されている。
接続板部45は、基板部44のケーブル挿入孔18に臨む端部からケーブル挿入域35aの他側に折り曲げられるとともに先端45aがケーブル挿入域35aの他側から一側の基板部44に対向するように折り曲げられている。すなわち、接続板部45は、基板部44のケーブル挿入孔18に臨む端部からケーブル挿入域35aの他側に向けて折り曲げられた折曲部48、この折曲部48の先端から基板部44に対して離反する斜め方向に向けて直線状に突出された係合板部49、この係合板部49の先端から基板部44に向けて折り曲げられた折曲部50、この折曲部50の先端から基板部44へ向けて突出する接続部51を備えている。折曲部48にはケーブル挿入孔18に対抗してケーブル21の挿通を可能とする挿通孔52が形成され、係合板部49には係合孔53が形成され、接続部51の先端にはケーブル21の被覆23を切り込んで導線22に接続可能とする断面略V字形の切込み部54が形成されている。基板部44の両側の切欠部47は、端子31の接続板部45の先端45aであって切込み部54の両側の先端部分が対向する位置に形成されている
規制板部46は、基板部44のケーブル挿入孔18と反対側の端部からケーブル挿入域35aの他側に略U字形に折り曲げられ、その先端は接続板部45と接触しないように形成されている。
また、押え部材32は、絶縁性を有する樹脂材料で形成され、本体部57、端子31に係合する係合部58、押え部材32を操作する操作部59を有している。
本体部57には、ケース16の収納部35内で円弧状の回動支持面37に回動可能に係合する円弧状の周面部60が形成されている。
係合部58には、本体部57の周面部60の一部を直線状として端子31の係合板部49の一方の面と係合可能とする係合面61が形成され、この係合面61から略L字形の係合片部62が突設されている。この係合片部62は、係合板部49の係合孔53を挿通して係合板部49の他方の面と係合可能とし、係合面61との間に係合板部49を保持する保持溝63が形成されている。
操作部59には、本体部57の周面部60から突出するとともにケース16のスリット39を挿通して移動可能に挿通配置されるレバー部64が形成され、ケース16の外面16bより外側に突出するレバー部64の先端にはケース16の両側の係止部40間の係止溝41に着脱可能に係止可能とするレバー操作部65が形成されている。
そして、押え部材32は、本体部57の周面部60がケース16の円弧状の回動支持面37に沿って回動することにより、端子31の接続板部45の先端45aを基板部44との間へのケーブル21の挿入が可能に基板部44から離反させる非接続位置と、端子31の接続板部45の先端45aを基板部44との間にケーブル21を挟み込むように基板部44へ向けて押え付ける接続位置との間で変位する。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
端子ユニット15にはケース16の各収納部35に端子31と押え部材32とが組み合わされて収納配置され、この端子ユニット15が配線器具本体12に取り付けられている。
収納部35内の端子31は、収納部35の両側の内壁面間に保持されるとともに、収納部35のケーブル挿入孔18が開口する内面とケース16の開口部36に配置される配線器具本体12側の部材との間に保持されている。また、収納部35内の押え部材32は、本体部57の周面部60がケース16の円弧状の回動支持面37に係合し、その係合方向に端子31の接続板部45のばね性によって押し付けられている。したがって、端子31と押え部材32とが組み合わさって収納部35に収納されていることによる相互作用によって、ケース16内で端子31と押え部材32とが保持されている。
そして、図1、図3および図4に示すように、ケーブル21を接続する前の状態では、押え部材32が非接続位置にあり、端子31の接続板部45の先端45aが基板部44との間へのケーブル21の挿入を許容するように基板部44から離反している。この端子31および押え部材32の状態は、接続板部45のばね作用によって保持されている。
押え部材32の操作部59は、スリット39を通じてケース16の外面16bから突出していて、係止部40の係合溝41から外れた位置に配置されている。
そのため、ケーブル21を端子部17に接続する際に、ケース16のケーブル挿入孔18に挿入したケーブル21は、端子31の挿通孔52を通じて端子31の基板部44と接続板部45との間に挿入できる。
ケース16のケーブル挿入孔18に挿入したケーブル21は、ケーブル21の先端が規制板部46に当接することで挿入が規制される。そのため、ケーブル21が挿入規制されるまで挿入すれば、ケーブル21が一定の挿入位置まで挿入され、ケーブル21を端子31に対して確実に接続できるようになる。
図2、図5および図6に示すように、ケーブル21を挿入した後、押え部材32の操作部59をケーブル挿入方向と同方向へ向けて押動操作することにより、本体部57の周面部60をケース16の円弧状の回動支持面37に沿って回動させ、押え部材32を非接続位置から接続位置に変位させる。この押え部材32の操作部59は、複数の端子部17が小さい間隔でコンパクトにまとめて配置されていても、例えば、作業者の爪先、あるいはドライバの先端、ボールペンの先端、細い棒の先端、または定規の角部などで操作でき、専用の治具は必要ない。
これにより、押え部材32の係合部58を介して端子31の接続板部45の先端45aを基板部44との間にケーブル21を挟み込みながら基板部44へ向けて押え付ける。
このとき、接続板部45の先端45aの断面略V字形の切込み部54がケーブル21に係合し、この切込み部54でケーブル21の被覆23を切り込んで導線22に電気的に接続する。
接続位置に変位させた押え部材32の操作部59のレバー操作部65がケース16の両側の係止部40の係止溝41内に係合し、押え部材32を接続位置で保持する。
このように、導線22を被覆23で覆ったケーブル21をケース16のケーブル挿入孔18に挿入し、押え部材32の操作部59をケース16の外部から操作して押え部材32の本体部57を非接続位置から接続位置に変位させることにより、端子31の接続板部45の先端45aを基板部44との間にケーブル21を挟み込むように基板部44へ向けて押え付けるとともに、接続板部45の先端45aの切込み部54でケーブル21の被覆23を切り込み、端子31と導線22とを電気的に接続させることができるため、専用の治具が必要なく、ケーブル21を容易に接続できる。しかも、接続板部45の先端45aをケーブル21の導線22に導通した状態に押え付け、端子31をケーブル21の導線22に確実に接続できる。
さらに、ケーブル21の接続時に、端子31の接続板部45の先端45aであって切込み部54の両側の先端部分が、基板部44の表面位置まで変位するような場合でも、端子31の基板部44の両側に形成された切欠部47によって接続板部45の先端45aが当接することがなく、つまり接続板部45の先端45aが基板部44の表面に当接して接続板部45の変位を制限してしまうことがなく、接続板部45の先端45aの切込み部54がケーブル21の被覆23に確実に切り込み、端子31とケーブル21の導線22との接続を確実にできる。
また、接続したケーブル21を外す場合には、押え部材32の操作部59のレバー操作部65をケース16の両側の係止部40の係止溝41から外すように、ケーブル挿入方向に対して反対方向へ向けて操作することにより、本体部57の周面部60をケース16の円弧状の回動支持面37に沿って回動させ、押え部材32を接続位置から非接続位置に変位させる。
これにより、端子31の接続板部45の先端45aが、基板部44から離反するように変位してケーブル21から外れる。このとき、押え部材32の係合片部62によって接続板部45を強制的に変位させてケーブル21から確実に外すことができる。さらに、ケーブル21が端子31の挿通孔52に挿通されているとともに、ケーブル21の先端部が略U字形の規制板部46の内側に係合しているため、接続板部45の切込み部54に係合しているケーブル21が係合状態を保ったまま変位する接続板部45と一緒に動いてしまって、接続板部45からケーブル21が外れないようなことがなく、接続板部45からケーブル21を確実に外すことができる。
非接続位置に変位させた押え部材32および端子31の状態は、接続板部45のばね作用によって保持される。そのため、ケーブル21をケース16のケーブル挿入孔18から引き抜くことができる。
なお、前記実施の形態では、押え部材32を回動させて非接続位置と接続位置との間で変位させたが、スライドなどの他の変位方式によって変位させてもよい。
本発明の一実施の形態を示す配線器具の押え部材が非接続位置にある一部を切り欠いた斜視図である。 同上配線器具の押え部材が接続位置にある一部を切り欠いた斜視図である。 同上配線器具の押え部材が非接続位置にある断面図である。 同上図3のA−A視の断面図である。 同上配線器具の押え部材が接続位置にある断面図である。 同上図5のB−B視の断面図である。 同上配線器具の斜視図である。 同上配線器具の背面図である。
符号の説明
11 配線器具
16 ケース
18 ケーブル挿入孔
21 ケーブル
22 導線
23 被覆
31 端子
32 押え部材
35 収納部
35a ケーブル挿入域
44 基板部
45 接続板部
47 切欠部
45a 先端
54 切込み部
57 本体部
58 係合部
59 操作部

Claims (2)

  1. 導線を被覆で覆ったケーブルが挿入されるケーブル挿入孔、およびケーブル挿入孔が連通する収納部を有するケースと;
    ケースの収納部内でケーブル挿入孔に臨むケーブル挿入域の一側に沿って配置される基板部、基板部からケーブル挿入域の他側に折り曲げられるとともに先端がケーブル挿入域の他側から一側の基板部に対向するように折り曲げられた接続板部、接続板部の先端に設けられケーブルの被覆を切り込んで導線に接続される断面略V字形の切込み部を有する端子と;
    ケースの収納部内で端子の接続板部に係合する係合部、端子の接続板部の先端を基板部との間へのケーブルの挿入が可能に基板部から離反させる非接続位置と端子の接続板部の先端を基板部との間にケーブルを挟み込むように基板部へ向けて押え付ける接続位置との間で変位可能とする本体部、およびケースの外部から操作可能で本体部を変位させる操作部を有する押え部材と;
    を具備していることを特徴とする配線器具。
  2. 端子の接続板部の先端であって切込み部の両側の先端部分が対向する基板部の両側に切欠部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の配線器具。
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