JP2008123652A - 光記録装置、光記録方法及び光記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の単位記録層を有する相変化型光記録媒体において、奥側の単位記録層に低パワーで記録できる光記録装置、光記録方法及び光記録媒体を提供する。
【解決手段】光記録装置は、再生部で光記録媒体Dより識別情報を読み出す。記録パルス列生成部39は、読み出された第1の単位記録層に対する第1の記録条件を示す第1の識別情報と、第2の単位記録層に対する第2の記録条件を示す第2の識別情報それぞれに基づいて、第1及び第2の記録パルス列を生成する。記録部400は、第1の単位記録層に対して第1の記録パルス列に応じた光を照射し、第2の単位記録層に対して第2の記録パルス列に応じた光を照射して記録を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、光(例えばレーザ光)の照射によって光記録媒体に情報を記録する光記録装置、光記録方法及び光記録媒体に関するものである。特に本発明は、書き換え可能な記録膜を2層有する2層型相変化光記録媒体に対して、低い記録パワーでも良好に記録を行える光記録装置、光記録方法及び光記録媒体を提供するものである。
相変化型光記録媒体とは、結晶相と非結晶相との可逆変化現象を利用して、情報を書換えることを可能とする媒体であり、例えば近年のCD−RW(繰り返し記録可能型コンパクトディスク)、DVD−RW(繰り返し記録可能型デジタル多用途ディスク)やDVD−RAM(繰り返し記録可能なランダムアクセス・デジタル多用途ディスク)である。なかでもDVD−RWやDVD−RAMは主に映像情報のような情報量が大きいものの記録、書換えに使用される。
このような相変化型光記録媒体には、優れた記録特性及びオーバライト特性の要求に加えて、長時間録画や大容量データ貯蔵の点から記録容量の増大や、高密度化記録への要求が増大している。
特開2001−283443号公報
記録容量を増大させるため、少なくとも記録膜を有する単位記録層を2層備えた2層型相変化光記録媒体が普及し、ビデオレコーダ等の据置型光記録装置、パーソナルコンピュータ、カメラ一体型光記録装置等の可搬型光記録装置用の記録媒体として使用されている。
2層型相変化光記録媒体は、記録・再生または消去用レーザ光が入射する入射面を底面とする基板上に第1単位記録層であるL0層と第2単位記録層であるL1層とをこの順に積層したものである。
L0層は、L1層に対して記録再生が行われる際にレーザ光を透過させる必要がある。従って、L0層(高透過層)を構成する記録膜や反射膜は透過率を上げるために薄く形成する。一方、2層型相変化光記録媒体において最奥層であるL1層はレーザ光を次の層のために透過させる必要がないので、L1層を構成する記録膜や反射膜は特性を確保するのに十分な膜厚に形成することができる。
しかしながら、L0層を構成する各膜を薄く形成しても、基板側から照射されたレーザ光がL0層を透過する光透過率を50%以下程度としかできない。このため、L1層に対して記録する際は、L0層での光の吸収や反射による損失を考慮した大きさのパワーを有するレーザ光を照射する必要がある。従って、L1層の記録に用いるレーザ光のパワーは、L0層の記録に用いるレーザ光のパワーよりも大きくしなければならない。
据置型の光記録装置では、L1層の記録に要するレーザ光のパワーがL0層のものより大きくなることはさほど問題とはならない。しかしながら、可搬型光記録装置では、一般的にバッテリで駆動されるので消費電力が多いことは好ましくなく、L1層の記録に要するレーザ光のパワーを極力抑えることが望まれる。
カメラ一体型光記録装置においては、装置の小型化のため、記録容量の少ない直径8cmの光記録媒体が用いられる。従って、カメラ一体型光記録装置用の光記録媒体としては記録時間を増やすため、2層型相変化光記録媒体とすることが必要である。しかしながら、従来の光記録媒体においては、L1層の記録に必要なレーザ光のパワーが大きく、バッテリ駆動のカメラ一体型光記録装置には使いにくいという問題点があった。
そこで、本発明は複数の単位記録層を有する光記録媒体における奥側の単位記録層の記録に用いるレーザ光のパワーを低く抑えることのできる光記録装置、光記録方法及び光記録媒体を提供することを目的とする。
また、奥側の単位記録層に低パワーで記録できるだけでなく、そのパワーよりも大きい通常パワーでも記録できる汎用性に優れた光記録装置、光記録方法及び光記録媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は(a)〜(l)の構成を有する光記録装置、光記録方法及び光記録媒体を提供する。
(a)光Lが入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層L0と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層L1とを積層した光記録媒体Dに前記光によって情報を記録する光記録装置において、前記光記録媒体より前記第1の単位記録層に対する第1の記録条件を示す第1の識別情報と前記第2の単位記録層に対する第2の記録条件を示す第2の識別情報とを読み出す再生部と、前記情報を変調して変調データを生成するエンコーダ42と、前記変調データに基づいて所望のマーク長nT(nは3以上14以下の整数)よりなるマークとこのマークに続くスペースとよりなる記録信号を生成する記録信号生成部41と、前記情報を書き込む単位記録層を前記第1の単位記録層とするか前記第2の単位記録層とするか切り換えるよう制御する制御部45と、前記制御部が前記情報を前記第1の単位記録層に書き込むよう制御する場合には、前記第1の識別情報に基づいて、前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスと、前記スペースの期間に前記記録パルスに続いて発生する記録パワーを有する追加パルスとよりなる第1の記録パルス列P1を生成すると共に、前記制御部が前記情報を前記第2の単位記録層に書き込むよう制御する場合には、前記第2の識別情報に基づいて、前記記録信号の前記マーク長nTに対応してnが偶数の時はn/2個の、nが奇数の時は(n−1)/2個の記録パワーを有する記録パルスよりなる第2の記録パルス列P2を生成する記録パルス列生成部39と、前記第1の単位記録層に前記第1の記録パルス列に応じた前記光を照射し、前記第2の単位記録層に前記第2の記録パルス列に応じた前記光を照射する記録部400とを備えることを特徴とする光記録装置。
(b)光Lが入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層L0と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層L1とを積層した光記録媒体Dに前記光によって情報を記録する光記録装置において、前記光記録媒体より前記第1の単位記録層に対する第1の記録条件を示す第1の識別情報と前記第2の単位記録層に対する第2の記録条件を示す第2の識別情報と前記第2の単位記録層に対する第3の記録条件を示す第3の識別情報とを読み出す再生部と、前記情報を変調して変調データを生成するエンコーダ42と、前記変調データに基づいて所望のマーク長nT(nは3以上14以下の整数)よりなるマークとこのマークに続くスペースとよりなる記録信号を生成する記録信号生成部41と、前記情報を書き込む単位記録層を前記第1の単位記録層とするか前記第2の単位記録層とするか切り換えるよう制御する制御部45と、前記制御部が前記情報を前記第1の単位記録層に書き込むよう制御する場合には、前記第1の識別情報に基づいて、前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスと、前記スペースの期間に前記記録パルスに続いて発生する記録パワーを有する追加パルスとよりなる第1の記録パルス列P1を生成すると共に、前記制御部が前記情報を前記第2の単位記録層に書き込むよう制御する場合には、前記第2の識別情報を用いることなく前記第3の識別情報に基づいて、前記第1の記録パルス列または前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスよりなる第3の記録パルス列P3を生成する記録パルス列生成部39と、前記第1の単位記録層に前記第1の記録パルス列に応じた前記光を照射し、前記第2の単位記録層に前記第1の記録パルス列または前記第3の記録パルス列に応じた前記光を照射する記録部400とを備えることを特徴とする光記録装置。
(c)光Lが入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層L0と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層L1とを積層した光記録媒体Dに前記光によって情報を記録する光記録方法において、前記光記録媒体より、前記第1の単位記録層に対する第1の記録条件を示す第1の識別情報と前記第2の単位記録層に対する第2の記録条件を示す第2の識別情報とを読み出す読み出しステップと、前記情報を変調して変調データを生成する変調ステップと、前記変調データに基づいて所望のマーク長nT(nは3以上14以下の整数)よりなるマークとこのマークに続くスペースとよりなる記録信号を生成する記録信号生成ステップと、前記情報を書き込む単位記録層を前記第1の単位記録層とするか前記第2の単位記録層とするか切り換えるよう制御する制御ステップと、前記記録信号に基づいて前記光記録媒体に対して前記光を照射し、前記第1の単位記録層または前記第2の単位記録層に前記情報を示す記録マークを記録する記録ステップとを含み、前記記録ステップは、前記制御ステップにて前記情報を前記第1の単位記録層に書き込むように制御された場合には、前記第1の識別情報に基づいて、前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスと、前記スペースの期間に前記記録パルスに続いて発生する記録パワーを有する追加パルスとよりなる第1の記録パルス列P1を生成し、前記第1の単位記録層に前記第1の記録パルス列に応じた前記光を照射し、前記制御ステップにて前記情報を前記第2の単位記録層に書き込むように制御された場合には、前記第2の識別情報に基づいて、前記記録信号の前記マーク長nTに対応してnが偶数の時にはn/2個、nが奇数の時には(n−1)/2個の記録パワーを有する記録パルスよりなる第2の記録パルス列P2を生成し、前記第2の単位記録層に前記第2の記録パルス列に応じた前記光を照射することを特徴とする光記録方法。
(d)光Lが入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層L0と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層L1とを積層した光記録媒体Dに前記光によって情報を記録する光記録方法において、前記光記録媒体より、前記第1の単位記録層に対する第1の記録条件を示す第1の識別情報と前記第2の単位記録層に対する第2の記録条件を示す第2の識別情報と前記第2の単位記録層に対する第3の記録条件を示す第3の識別情報とを読み出す読み出しステップと、前記情報を変調して変調データを生成する変調ステップと、前記変調データに基づいて所望のマーク長nT(nは3以上14以下の整数)よりなるマークとこのマークに続くスペースとよりなる記録信号を生成する記録信号生成ステップと、前記情報を書き込む単位記録層を前記第1の単位記録層とするか前記第2の単位記録層とするか切り換えるよう制御する制御ステップと、前記記録信号に基づいて前記光記録媒体に対して前記光を照射し、前記第1の単位記録層または前記第2の単位記録層に前記情報を示す記録マークを記録する記録ステップとを含み、前記記録ステップは、前記制御ステップにて前記情報を前記第1の単位記録層に書き込むように制御された場合には、前記第1の識別情報に基づいて、前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスと、前記スペースの期間に前記記録パルスに続いて発生する記録パワーを有する追加パルスとよりなる第1の記録パルス列P1を生成し、前記第1の単位記録層に前記第1の記録パルス列に応じた前記光を照射し、前記制御ステップにて前記情報を前記第2の単位記録層に書き込むように制御された場合には、前記第2の識別情報を用いることなく前記第3の識別情報に基づいて、前記第1の記録パルス列または前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスよりなる第3の記録パルス列P3を生成し、前記第2の単位記録層に前記第1の記録パルス列または第3の記録パルス列に応じた前記光を照射することを特徴とする光記録方法。
(e)光Lによって情報が記録される相変化型の光記録媒体Dにおいて、前記光が入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層L0と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層L1とが積層され、前記第1の単位記録層の記録には、前記情報に基づいた所望のマーク長nT(nは3以上14以下の整数)よりなるマークとこのマークに続くスペースとよりなる記録信号の前記マーク長nTに対して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスと、前記スペースの期間に前記記録パルスに続いて発生する記録パワーを有する追加パルスとよりなる第1の記録パルス列P1を用いることを示す第1の識別情報と、前記第2の単位記録層の記録には、前記情報に基づいた前記記録信号の前記マーク長nTに対応してnが偶数の時はn/2個、nが奇数の時は(n−1)/2個の記録パワーを有する記録パルスよりなる第2の記録パルス列P2を用いることを示す第2の識別情報とを所定のエリア23に物理的に記録していることを特徴とする光記録媒体。
(f)前記第2の単位記録層の記録には、前記第1の記録パルス列または前記情報に基づいた前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスよりなる第3の記録パルス列P3を用いることを示す第3の識別情報を所定のエリアに物理的に記録していることを特徴とする(e)記載の光記録媒体。
(g)前記所定のエリアは、リードインエリアであることを特徴とする(e)または(f)記載の光記録媒体。
(h)光Lが入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層L0と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層L1とを積層した光記録媒体Dに前記光によって情報を記録する光記録装置において、前記光記録媒体より前記第2の単位記録層に対する記録に用いる最適記録パワーPo1が35mW以内であることを示す高感度識別情報が記録されているか否かを読み出す再生部と、前記高感度識別情報が読み出された場合には、前記第2の単位記録層に35mW以内のパワーを有する前記光を照射して前記情報を記録し、前記高感度識別情報が読み出されない場合には、前記光記録媒体に前記情報を記録しないように制御する制御部45とを備えることを特徴とする光記録装置。
(i)光Lが入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層L0と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層L1とを積層した光記録媒体Dに前記光によって情報を記録する光記録装置において、前記光記録媒体より前記第2の単位記録層に対する記録に用いる最適記録パワーPo1が35mW以内の第1のパワーであることを示す第1の情報か、前記最適記録パワーが35mWより大きい第2のパワーであることを示す第2の情報を読み出す再生部と、前記再生部で前記第1の情報が読み出された場合には、前記光記録媒体に前記第1のパワーを有する前記光を照射して前記情報を記録し、前記再生部で前記第2の情報が読み出された場合には、前記光記録媒体に前記第2のパワーを有する前記光を照射して前記情報を記録するように制御する制御部45とを備えることを特徴とする光記録装置。
(j)光Lが入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層L0と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層L1とを積層した光記録媒体Dに前記光によって情報を記録する光記録方法において、前記光記録媒体より前記第2の単位記録層に対する記録に用いる最適記録パワーPo1が35mW以内であることを示す高感度識別情報が記録されているか否かを読み出す読み出しステップと、前記読み出しステップで前記高感度識別情報が読み出された場合には、前記第2の単位記録層に35mW以内のパワーを有する前記光を照射して前記情報を記録し、前記読み出しステップで前記高感度識別情報が読み出されない場合には、前記光記録媒体へ前記情報を記録しない記録ステップとを備えることを特徴とする光記録方法。
(k)光Lが入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層L0と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層L1とを積層した光記録媒体Dに前記光によって情報を記録する光記録方法において、前記光記録媒体より前記第2の単位記録層に対する記録に用いる最適記録パワーPo1が35mW以内の第1のパワーであることを示す第1の情報か、前記最適記録パワーが35mWより大きい第2のパワーであることを示す第2の情報を読み出す読み出しステップと、前記読み出しステップで前記第1の情報が読み出された場合には、前記光記録媒体に前記第1のパワーを有する前記光を照射して前記情報を記録し、前記読み出しステップで前記第2の情報が読み出された場合には、前記光記録媒体に前記第2のパワーを有する前記光を照射して前記情報を記録する記録ステップとを備えることを特徴とする光記録方法。
(l)光Lによって情報が記録される相変化型の光記録媒体Dにおいて、前記光が入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層L0と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層L1とが積層され、前記第2の単位記録層に対する記録に用いる最適記録パワーPo1が35mW以内であり、前記第2の単位記録層は35mW以内の記録パワーで記録可能な高感度な単位記録層であることを示す高感度識別情報を所定のエリア23に物理的に記録していることを特徴とする光記録媒体。
本発明によれば、奥側の単位記録層の記録に用いるレーザ光のパワーを小さくでき、また情報が良好に記録できる。
≪第1実施形態≫
≪光記録再生装置≫
本発明の光記録再生装置の一実施形態を図1に示す。
まず、スピンドルモータ31は光記録媒体Dを回転させる。スピンドルモータ31の回転数が目的の記録速度に対応する記録線速度となるよう回転制御部32が制御する。また光記録媒体Dの記録・再生または消去に用いる半導体レーザ(LD)33や、LD33のレーザ光を集光照射させる対物レンズ(図示せず)及び例えば4分割受光素子(図示せず)を備えた光ヘッド34が、光記録媒体Dの半径方向に移動自在に設けられている。
なお、本実施形態の光記録再生装置に用いる記録用の光源としては、レーザ光、ストロボ光のように高強度の光源が好ましい。なかでも半導体レーザ光は光源が小型化できること、消費電力が小さいこと、変調が容易であることから好ましい。
光ヘッド34の4分割受光素子は、光記録媒体DにLD33から照射したレーザ光の反射光を受光する。4分割受光素子が受光した光に基づいて信号生成部57はプッシュプル信号を生成し、ウォブル検出部36に出力する。また、4分割受光素子が受光した光に基づいて信号生成部57はフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号をドライブコントローラ44に出力する。更に信号生成部57は、4分割受光素子の合成信号である再生信号(RF信号)を生成し、反射率検出部46及びドライブコントローラ44に出力する。
ドライブコントローラ44は、信号生成部57より供給されたフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づいてアクチュエータ制御部35を制御する。アクチュエータ制御部35は、光ヘッド34のフォーカス及びトラッキングを制御する。
ドライブコントローラ44は回転制御部32、ウォブル検出部36、アドレス復調回路37、記録クロック生成部38も制御する。
システムコントローラ45はドライブコントローラ44及び各部を制御している。
ウォブル検出部36はプログラマブルバンドパスフィルタ(BPF)361を備え、光記録媒体Dの基板に形成されたウォブルしたトラックより検出したウォブル信号をアドレス復調回路37に出力する。アドレス復調回路37は検出されたウォブル信号からアドレス情報を復調して出力する。復調されたアドレス情報が入力される記録クロック生成部38はPLLシンセサイザ回路381を有し、記録チャネルクロックを生成して記録パルス列生成部39及びパルス数制御部40に出力する。
ここで、光記録再生装置における光記録媒体Dの再生に係る構成及び動作を詳述する。
図2に光記録媒体Dの平面図を示す。光記録媒体Dはセンターホール21と、その外周にクランプエリア22を有する。クランプエリア22の外周には情報エリア(リードインエリア)23及び最適パワーコントロールゾーン(OPCゾーン)25が同心円上に設けられていて、さらにその外周領域は映像情報や音声情報などの実データを記録するための記録エリア24となっている。
本実施形態のリードインエリア23は、物理的形状であるリーダブルエンボスの状態で後述する識別情報を再生専用の記録情報として格納している。その他に、トラッキング信号を得るためのレーザガイド溝に高周波ウォブルやピットを形成することにより識別情報を格納する方法もある。
リードインエリア23には、光記録媒体Dが良好な特性を得られるよう記録されるための記録条件が識別情報として記録されている。識別情報は例えば後述するように、記録情報に基づく記録マーク形成時に用いる記録パルス列を示す記録パルス列情報であり、記録用レーザ光のレーザ強度(後述する記録パワーPoや消去パワーPeなど)やその印加時間(パルス幅)を示す記録パラメータ(記録条件)等を含む。本実施形態において記録パワーPoは、各単位記録層の記録特性が最も良好となる記録パワーの値(最適記録パワー)を記録している。更には、光記録媒体Dの種類、光記録媒体Dのメーカ情報や光記録媒体Dが備える単位記録層の数を識別情報として記録していても良い。
既に記録エリア24に情報が記録された光記録媒体Dが光記録再生装置の装着部58に装着されると、光記録媒体Dの回転が目的の記録速度に対応する記録線速度となるようにスピンドルモータ31の回転数を回転制御部32により制御する。光ヘッド34のLD33はリードインエリア23に微弱な読み取り(再生用)レーザ光を照射し、光ヘッド34は4分割受光素子で受光した反射光を信号生成部57に供給する。LD33と光ヘッド34と信号生成部57とは、光記録媒体Dより記録情報を再生する再生部として動作している。
信号生成部57は反射光に基づいて再生信号を生成し、反射率検出部46に供給する。反射率検出部46はその反射率変化の傾きの正負を判断して光記録媒体Dを構成するいずれの単位記録層であるかを識別する。例えば、L1層(最奥層)であるかL0層(高透過層)であるか等を識別する。アクチュエータ制御部35は光ヘッド34を上下させ、LD33が目的の記録膜に焦点を結ぶように制御する。アクチュエータ制御部35は、光ヘッド34の光記録媒体Dを構成する各記録膜へのフォーカス及び各記録膜に形成されたトラックへのトラッキングを制御する、フォーカス・トラッキング制御部として動作する。
続いて光ヘッド34が記録エリア24からの受光信号を信号生成部57に出力し、信号生成部57は再生信号を生成して出力する。再生信号は図示せぬ復調部で復調され出力される。同時にウォブル検出部36は信号生成部57から供給されたラジアルプッシュプル信号より、ウォブル信号及びLPP信号を検出し、アドレス復調回路37に出力する。
アドレス復調回路37はLPP信号を復調してアドレス情報を取得し、ドライブコントローラ44に出力する。
次に光記録再生装置における光記録媒体Dの記録に係る構成及び動作を説明する。
記録エリア24に未記録部を有する光記録媒体Dが記録再生装置の装着部58に装着されると、光ヘッド34のLD33はリードインエリア23に微弱な読み取り(再生用)レーザ光を照射し、光ヘッド34は4分割受光素子で受光した反射光を信号生成部57に供給する。信号生成部57は反射光に基づいて再生信号を生成し、再生信号を復調した識別情報をシステムコントローラ45に供給する。識別情報は既に述べたように、記録パラメータなどを示す記録パルス列情報を含んでいる。
システムコントローラ45は識別情報をメモリ451に書き込み、この識別情報に基づいてドライブコントローラ44を制御する。ドライブコントローラ44はシステムコントローラ45からの制御に基づいて、アクチュエータ制御部35、ウォブル検出部36、アドレス復調回路37を制御する。
光記録媒体Dの記録に際してシステムコントローラ45は、記録情報をL0層、L1層いずれの単位記録層に書き込むかを切り換えるよう制御する制御部として動作する。続いて、反射率検出部46は単位記録層の反射率変化の傾きの正負を判断してL0層か、L1層であるかを識別し、アクチュエータ制御部35は書き込む指示を受けた単位記録層への光ヘッド34のフォーカス及びトラッキングを制御する。
光ヘッド34は記録用のレーザ光を光記録媒体Dに照射する。ドライブコントローラ44はウォブル検出部36より供給されたウォブル信号を、記録クロック生成部38に出力する。また、アドレス復調回路37より供給されたアドレス情報をシステムコントローラ45に出力する。
復調されたアドレス情報が入力される記録クロック生成部38はPLLシンセサイザ回路381を有し、記録チャネルクロックを生成して記録パルス列生成部39及びパルス数制御部40に出力する。
システムコントローラ45はEFM+エンコーダ42、マーク長カウンタ41、及びパルス数制御部40を制御する。更にシステムコントローラ45は、先に述べた識別情報に基づき、記録パルス列生成部39及びLDドライバ部43を制御する。
EFM+エンコーダ42は入力された記録情報を8−16変調して変調データとし、記録パルス列生成部39とマーク長カウンタ41に出力する。マーク長カウンタ41は変調データに基づいて所定のマーク長をカウントしそのカウント値を記録パルス列生成部39とパルス数制御部40に出力する。マーク長カウンタ41は、所望のマーク長よりなるマークとこのマークに続くスペースとよりなる記録信号を生成する記録信号生成部として動作する。パルス数制御部40は、供給されたカウント値と記録チャネルクロックに基づいて記録パルスが所定のパルスとなるように記録パルス列生成部39を制御する。
記録パルス列生成部39は先頭パルス制御信号生成部39tとマルチパルス制御信号生成部39mとラストパルス制御信号生成部39lと冷却パルス制御信号生成部39cと消去先頭パルス制御信号生成部39etとを備え、識別情報に基づいて記録パルス列を生成する。
先頭パルス制御信号生成部39tは先頭パルス制御信号を、マルチパルス制御信号生成部39mはマルチパルス制御信号を、冷却パルス制御信号生成部39cは冷却パルス制御信号を、ラストパルス制御信号生成部39lはラストパルス制御信号を、消去先頭パルス制御信号生成部39etは消去先頭パルス制御信号をそれぞれ生成する。
それぞれの制御信号はLDドライバ部43に供給され、スイッチング部431は記録パワーPoの駆動電流源431o、消去パワーPeの駆動電流源431e、ボトムパワーPbの駆動電流源431b、消去先頭パワーPetの駆動電流源431etを供給された制御信号に基づいてスイッチングすることで記録パルス列を生成する。
Po駆動電流源431o、Pe駆動電流源431e、Pb駆動電流源431b及びPet駆動電流源431etは、システムコントローラ45のメモリ451に記憶されている記録パワーPo、消去パワーPe、ボトムパワーPb及び消去先頭パワーPetに基づいて光ヘッド34に電流を供給する。これら4値は光記録媒体Dの記録特性を良好にするための最適な値であり、この最適な値を示す識別情報は光記録媒体Dより読み出され、メモリ451に格納されている。なお、メモリ451は例えば記録可能なRAM(Random Access Memory)である。
ところで、本実施形態の光記録再生装置は、光記録媒体Dの高線速度(高倍速)化に対応して複数の記録線速度のうちから選択した記録線速度を設定できるようにしている。システムコントローラ45は記録線速度(倍速モード)を選択するための指示信号が入力されると、メモリ451に記憶されている指示された記録線速度における識別情報に基づいてPo駆動電流源431o、Pe駆動電流源431e、Pb駆動電流源431b及びPet駆動電流源431etを上記同様に制御する。メモリ451には複数の記録線速度における識別情報が上述したように格納されている。
生成された記録パルス列は光ヘッド34に入力される。光ヘッド34はLD33が所望の記録パルス列及びパワーを有するLD発光波形を出力するよう制御することにより、記録情報を光記録媒体Dに記録する。
記録パルス列生成部39とLDドライバ部43と光ヘッド34とは、識別情報とマーク長カウンタ41で生成された記録信号とに基づいて所望の記録パルス列を生成し、記録膜に対してLD33より記録光を所望の記録パルス列に応じて照射して記録情報を示す記録マークを記録する記録部400として動作している。
以上の実施形態では、記録マークデータを生成する記録変調方式がEFM系の場合を説明したが、1−7変調方式などにも適用可能である。
本実施形態の光記録再生装置を用いて、次に示す光記録媒体Dに情報を記録する。
図3は、光記録媒体Dの積層構造を示す縦断面図である。
L0層は第1基板1上に形成され、第1保護膜2、第1記録膜3、第2保護膜4、第1反射膜5、高熱伝導膜6、第3保護膜7を順次積層した単位記録層である。L1層は第2基板12のレーベル面12Bを底面とした第2基板12上に形成され、第2反射膜11、第5保護膜10、第2記録膜9、第4保護膜8を順次積層した単位記録層である。L0層の第3保護膜7とL1層の第4保護膜8とが中間層13(接着層13)を介して対向するように接着されている。すなわちL0層は、レーザ光Lが入射する光記録媒体Dの入射面1Aから最も手前にある第1の単位記録層(高透過層)であり、L1層は、入射面1Aから奥側にある第2の単位記録層(最奥層)である。
接着層13は、紫外線(UV)硬化型樹脂を用いても、両面粘着型シートを用いても良い。
板厚が0.58mmのポリカーボネイト樹脂製の第1基板1上に、膜厚66nmの第1保護膜2をZnS−SiOを用いて形成した。続いて、第1記録膜3をAg−In−Sb−Teの4元素単一合金ターゲットで膜厚7nm、続いて第2保護膜4を第1保護膜2と同じ材料で9nm、半透明な第1反射膜5をAg合金ターゲットで膜厚5nmとして順次積層した。第1反射膜5上に、Al−Nx(xは窒素の導入量で調整する窒化度)により高熱伝導膜6を膜厚5nmで形成し、膜厚が56nmの第3保護膜7を第1保護膜2と同じ材料で形成し、第1単位記録層であるL0層を形成した。
第2単位記録層であるL1層は、第1基板1と同様に成形された0.60mm厚の第2基板12上に、第2反射膜11をAg合金ターゲットで80nm、第5保護膜10を第1保護膜2と同じ材料で15nm、第2記録膜9をAg−In−Sb−Teの4元素単一合金ターゲットで膜厚20nm、第4保護膜8を第1保護膜2と同じ材料で66nmとして順次積層した。
両面粘着型シート13(接着層13)を用いて第3保護膜7と第4保護膜8とを向かい合うように貼り合わせて、2層型相変化光記録媒体Dを作製した。光記録媒体Dは、2倍速の記録速度に対応する。
なお、第1基板1及び第2基板12の直径は、120mmでも80mmでもよい。
≪光記録方法≫
既述したように、バッテリ駆動される可搬型光記録装置では消費電力を極力抑えることが求められ、記録の際に用いるレーザ光Lのパワーを低くすることが必要である。そこで、可搬型光記録装置において出力が許容できるレーザ光Lのパワーの上限を、35mWとする。なお、据置型光記録装置は35mWを超えるパワーのレーザ光Lを許容でき、上限は45mWとする。
L1層の記録パワーを低く抑えるために、本発明者の知見に基づき次のように光記録媒体Dに対して記録し、各光記録媒体Dの記録特性を調べた。光記録媒体DのL0層には後述する第1記録パルス列P1を用いて記録し、L1層には第1記録パルス列P1、後述する第2記録パルス列P2及び第3記録パルス列P3をそれぞれ用いた。
本実施形態では、図4に示す第1記録パルス列P1、図5に示す第2記録パルス列P2及び図6に示す第3記録パルス列P3を使用する。
図4(A)は一例として、8Tマーク及び3Tマークを形成するための記録信号を示し、図4(B)は図4(A)の記録信号に基づいた記録パルスを示す。
第1記録パルス列P1は図4(B)に示すように、消去パワーPeから立ち上がって最初に記録膜にレーザ光を記録パワーPoで印加する先頭パルスTtopと、先頭パルスTtopに続くパルスであり、記録パワーPoとボトムパワーPbとを交互に印加するマルチパルスTmpと、レーザ光をボトムパワーPbから消去パワーPeまで立ち上がらせる冷却パルスTclと、冷却パルスTclに続くパルスであり消去先頭パワーPetを印加する消去先頭パルスTetとで構成される。消去先頭パルスTetは、各マークに対応した第1記録パルス列P1の終端となる。本実施形態の第1記録パルス列P1では、記録パワーPoと消去先頭パワーPetとは同じレーザ強度とした。
先頭パルスTtopとマルチパルスTmpとは、記録膜に対して記録マークを形成するための加熱パルス(記録パルス)となっている。
第1記録パルス列P1は、1Tの期間に1つのマルチパルスTmpが設けられている。ここで、Tとは単位クロックであり、2層型DVD(2層型相変化光記録媒体D)では1倍速時(ディスク回転速度:3.84m/s)で1T=38.2ns、4倍速時(ディスク回転速度:15.4m/s)で1T=9.6nsである。
第1記録パルス列P1に基づく光記録媒体Dへの記録は、4値(記録パワーPo、消去パワーPe、ボトムパワーPb、消去先頭パワーPet)のレーザ強度で変調し、所望のマーク長に対応してマルチパルスTmpの数を増減させて行う。例えばDVD−RWであれば、記録マークのマーク長nTは3T、4T、5T、6T、7T、8T、9T、10T、11T、14Tの10種類ある。
マーク長をnTとした場合、本実施形態の第1記録パルス列P1を構成する、記録パワーPoを印加する記録パルスである先頭パルスTtopとマルチパルスTmpとを合わせたパルス数は、図4(B)に示すように(n−1)である。
図5(A)は上述した3T〜14Tマークを形成するための記録信号を示し、図5(B)は図5(A)の記録信号に基づいた3Tマークの記録パルス、図5(C)は11Tマークの記録パルス、図5(D)は14Tマークの記録パルスをそれぞれ示す。
第2記録パルス列P2は図5(B)〜(D)に示すように、マーク長nTのnが奇数、偶数の場合でそれぞれ異なる。
まずnが奇数の場合について説明する。
マーク長nTのnが3の場合(3T)、第2記録パルス列P2は消去パワーPeから立ち上がって最初に記録膜にレーザ光を記録パワーPoで印加する先頭パルスTtopと、先頭パルスTtopに続くパルスで、レーザ光をボトムパワーPbで印加した後消去パワーPeで印加する冷却パルスTclとから構成される。
nが3より大きい奇数の場合、第2記録パルス列P2は先頭パルスTtopと、先頭パルスTtopに続くパルスであり、記録パワーPoとボトムパワーPbとを交互に印加するマルチパルスTmpと、レーザ光をボトムパワーPbから記録パワーPoまで立ち上がらせるラストパルスTlpと、レーザ光をボトムパワーPbから消去パワーPeまで立ち上がらせる冷却パルスTclとから構成される。
先頭パルスTtopとマルチパルスTmpとラストパルスTlpとは、記録膜に対して記録マークを形成するための記録パルスである。ただし、nが3の場合にはマルチパルスTmpとラストパルスTlpとを備えていないので、記録パルスは先頭パルスTtopのみである。nが奇数の場合、先頭パルスTtopとマルチパルスTmpとラストパルスTlpとを合わせた数は(n−1)/2個となる。
次にnが偶数の場合について説明する。
マーク長nTのnが偶数の場合、第2記録パルス列P2は先頭パルスTtopとマルチパルスTmpとラストパルスTlpと冷却パルスTclとから構成される。いずれのパルスも、nが奇数の場合に説明したパルスと同様のパルスである。先頭パルスTtopとマルチパルスTmpとラストパルスTlpとは記録パルスであり、これらのパルスを合わせた数はn/2個となる。
第2の記録パルス列P2は、4T〜14Tマークにおいて、2Tの期間に1つのマルチパルスTmpを設けたものである。所望のマーク長nTに対応して、マルチパルスTmpの数を増減させる。
図5に示す第2の記録パルス列P2は、マーク長nTのnがkと(k+1)の場合(n=4と5、6と7、8と9、10と11)では、記録パルスの数が同じである。n=kと(k+1)とでは、ラストパルスTlpの印加時間(パルス幅)を調整することによってそれぞれのマーク長nTに対応した加熱時間としている。
図6(A)は一例として、8Tマーク及び3Tマークを形成するための記録信号を示し、図6(B)は図6(A)の記録信号に基づいた記録パルスを示す。
第3記録パルス列P3は図6(B)に示すように、消去パワーPeから立ち上がって最初に記録膜にレーザ光を記録パワーPoで印加する先頭パルスTtopと、先頭パルスTtopに続くパルスであり、記録パワーPoとボトムパワーPbとを交互に印加するマルチパルスTmpと、レーザ光をボトムパワーPbから消去パワーPeまで立ち上がらせる冷却パルスTclとで構成され、冷却パルスTclは各マークに対応した第3記録パルス列P3の終端となる。先頭パルスTtopとマルチパルスTmpとは、記録膜に対して記録マークを形成するための記録パルスとなっている。なお、マルチパルスTmpがなく先頭パルスTtopのみで第3記録パルス列P3が形成される場合もある。
本実施形態の第3記録パルス列P3を構成する、先頭パルスTtopとマルチパルスTmpとを合わせた(記録パルス)パルス数は(n−1)であり、1Tの期間に1つマルチパルスTmpが設けられている。
なお、本実施形態のいずれの記録パルス列においても、レーザ強度はPo>Pe>Pbの関係である。それぞれの印加時間(パルス幅)は、情報を記録する光記録媒体Dが最も良好な記録特性となる値に設定すればよい。
図4(B)に示す第1記録パルス列P1は、図6(B)に示す第3記録パルス列P3の終端である冷却パルスTclの直後に、消去パワーPeより高いパワーの消去先頭パワーPetに立ち上がり、消去パワーPeまで降下する消去先頭パルスTetを追加した構成である。L0層の記録に特に好ましい。
図5(B)〜(D)に示す第2記録パルス列P2は、第1記録パルス列P1や第3記録パルス列P3と比較して、記録パワーPoの上昇を抑える効果がある。
第3記録パルス列P3は、第1記録パルス列P1の消去先頭パワーPetを0とした(消去先頭パルスTetがない)構成としているため、第1記録パルス列P1と比較すると記録膜に印加するレーザパワーの平均値を低く抑えることができる。
(実施例1)
L0層に第1の記録パルス列P1を用いて記録し、L1層に第2記録パルス列P2を用いて記録した。記録線速度は、7.5m/sである(DVD2倍速)。
L0層における最適記録パワーPo0は20mWであり、このときのジッタは8.7%である。最適記録パワーとは、ジッタが最も小さい値を示す記録パワーである。L1層における最適記録パワーPo1は32mWであり、このときのジッタは8.5%である。L0層の最適記録パワーPo0とL1層の最適記録パワーPo1とのパワー比(Po1/Po0)は1.6である。L1層の変調度は55%である。ここで、変調度は50%以上の値を示すと規格を満たし好ましい。これらの結果及び後述する実施例2、3の結果を併せて図7に示す。
(実施例2)
L0層に第1記録パルス列P1を用いて記録し、L1層に第1記録パルス列P1を用いて記録した。記録線速度は、7.5m/sである(DVD2倍速)。
L0層における最適記録パワーPo0は20mWであり、このときのジッタは8.7%である。L1層における最適記録パワーPo1は37mWであり、このときのジッタは8.3%である。L0層の最適記録パワーPo0とL1層の最適記録パワーPo1とのパワー比(Po1/Po0)は1.85である。L1層の変調度は53%と良好な値を示した。
(実施例3)
L0層に第1記録パルス列P1を用いて記録し、L1層に第3記録パルス列P3を用いて記録した。記録線速度は、7.5m/sである(DVD2倍速)。
L0層における最適記録パワーPo0は20mWであり、このときのジッタは8.7%である。L1層における最適記録パワーPo1は37mWであり、このときのジッタは8.1%である。L0層の最適記録パワーPo0とL1層の最適記録パワーPo1とのパワー比(Po1/Po0)は1.85である。L1層の変調度は53%と良好な値を示した。
以上の実施例1〜3より、実施例1のようにL1層に対して第2記録パルス列P2に基づいて記録すると、実施例2、3と比較してL1層における最適記録パワーPo1を低く抑えることができる。
また、実施例1の記録方法であれば、L1層の最適記録パワーPo1が32mWであるので、レーザ光Lの上限出力が35mWの可搬型光記録装置を用いて良好な記録特性が得られる。
従って、可搬型光記録装置はL1層に対して35mW以内のパワーを有するレーザ光Lで情報を記録する高感度光記録方法を採用することが好ましい。高感度光記録方法であれば、L1層に記録する際に用いるレーザ光Lのパワーを低く抑えることができ、光記録媒体Dにおいて十分に良好な記録特性も得られる。
一方、ビデオレコーダ等の据置型光記録装置は、35mWより大きいパワーのレーザ光Lの出力を許容できるので、実施例2や3のように最適記録パワーPo1が37mWとなる記録方法を用いることができる。
実施例2のようにL0層、L1層共に同じ第1記録パルス列P1を用いれば、光記録再生装置の設計や制御が容易となり好ましい。また実施例3のようにL0層とL1層とに用いる記録パルス列を変えても、第1記録パルス列P1と第3記録パルス列P3とは先述したように消去先頭パルスTetの有無のみが記録パルス列構成において異なる点であるため、光記録再生装置の制御が複雑にならず好ましい。更に、実施例2、3いずれにおいても光記録媒体Dは、良好な記録特性を得られた。
従って、据置型光記録装置では、L1層に対して35mWより大きいパワーを有するレーザ光Lを用いて情報を記録する通常感度光記録方法を採用してもよい。
ここで、据置型光記録装置を通常感度光記録装置と称し、据置型光記録装置と比較して、出力できるレーザ光のパワーの上限が低い可搬型光記録装置を、高感度光記録装置と称する。本実施形態において高感度光記録装置は、高感度光記録方法のみ対応する。通常感度光記録装置は、通常感度光記録方法のみに対応する場合と、高感度光記録方法と通常感度光記録方法との双方に対応する場合とがある。
なお光記録媒体Dは、図3に示したL0層、L1層の膜構成に限定するものではない。他の膜構成であっても、高感度または通常感度光記録方法によって情報が記録されると、実施例1〜3と同様の記録特性が得られるものである。
次に図8に、本実施形態の光記録再生装置において記録再生される本実施形態の光記録媒体Dのリードインエリア23の模式図を示す。リードインエリア23の後ろには、OPCゾーン25と記録エリア24とが続いて形成されている。
リードインエリア23には、L0層に対する第1の記録条件を示す第1の識別情報と、L1層に対する第2の記録条件を示す第2の識別情報と、L1層に対する第3の記録条件を示す第3の識別情報とが、物理的形状であるリーダブルエンボス状態で記録されている。第1の識別情報及び第2の識別情報は必ず記録されているが、第3の識別情報は、L1層に対する記録条件のオプションであるため、必要に応じて記録されていればよい。
第1の識別情報〜第3の識別情報は上述したように、それぞれ記録に用いるレーザ光Lのレーザ強度やその印加時間を示す記録パラメータ等を含む。
本実施形態の光記録媒体Dは、第1の識別情報として第1の記録パルス列P1を生成するための第1の記録条件、第2の識別情報として第2の記録パルス列P2を生成するための第2の記録条件、第3の識別情報として第1の記録パルス列P1または第3の記録パルス列P3を生成するための第3の記録条件を記録している。
既述したように、高感度(可搬型)光記録装置を用いて光記録媒体Dに情報を記録する場合は、高感度光記録方法を採用することが好ましい。従って、リードインエリア23より第1の識別情報と第2の識別情報とを読み出し、L0層には第1の識別情報に基づいて第1の記録パルス列P1を用いて記録し、L1層には第2の識別情報に基づいて第2の記録パルス列P2を用いて記録すればよい。
通常感度(据置型)光記録装置を用いて光記録媒体Dに情報を記録する場合は、通常感度光記録方法を採用することが好ましい。従って、リードインエリア23より第1の識別情報〜第3の識別情報を読み出し、L0層には第1の識別情報に基づいて第1の記録パルス列P1を用いて記録し、L1層には第2の識別情報を用いることなく第3の識別情報に基づいて第1の記録パルス列P1または第3の記録パルス列P3を用いて記録すればよい。
先に述べたように第3の識別情報は、L1層に対する記録条件のオプションであるため必須ではないため、リードインエリア23に第1の識別情報と第2の識別情報とを記録しておけば、高感度光記録装置において良好な記録特性が得られて好ましい。しかしながら、本実施形態のように、リードインエリア23に第1の識別情報〜第3の識別情報を記録しておくと、高感度光記録装置でも通常感度光記録装置でも良好に記録が行え、汎用性に優れてより好ましい。
≪第2実施形態≫
第1実施形態の通常感度及び高感度光記録装置において記録再生される光記録媒体Dのうち、高感度光記録装置において最適な記録が行われるように構成されたものを高感度光記録媒体Dhと称し、通常感度光記録装置において最適な記録が行われるように構成されたものを通常感度光記録媒体Dlと称する。
図9に、高感度光記録媒体Dhと通常感度光記録媒体Dlのリードインエリア23の模式図を示す。リードインエリア23の後ろには、OPCゾーン25と記録エリア24が続いて形成されている。リードインエリア23には、識別情報として各種情報と共に高感度識別フラグが物理的形状であるリーダブルエンボス状態で記録されている。
高感度識別フラグは、L1層における最適記録パワーPo1が35mW以内であり、L1層が35mW以内のパワー(記録パワーPo)を有するレーザ光Lで記録可能な高感度な単位記録層であることを示す識別情報(高感度識別情報)である。
リードインエリア23に記録されている高感度識別フラグが1であると、L1層は高感度な単位記録層であることを示し、高感度識別フラグが0であると、L1層は通常感度の単位記録層であることを示す。通常感度とは、L1層が35mWより大きい記録パワーPoで記録可能であることとする。
高感度光記録装置において最適な記録が行われるように構成された、高感度光記録媒体Dhのリードインエリア23には、高感度識別フラグ1が記録されている。
通常感度光記録装置において最適な記録が行われるように構成されたものを通常感度光記録媒体Dlのリードインエリア23には、高感度識別フラグ0が記録されている。
図10は、高感度光記録装置に光記録媒体Dが挿入されると開始される高感度光記録装置の動作をフローチャートに示す。高感度光記録装置は図1に示した光記録再生装置と同じ構成であり、その詳細な動作についても同じである。
高感度光記録装置はステップS1で、反射率検出部46を用いて光記録媒体Dの種類(例えば、再生専用、書き換え用、単層、二層等)を認識する。続いてステップS2で、再生部がリードインエリア23より各種情報を読み出す。次にステップS3で、読み出した各種情報に含まれる高感度識別フラグが1であるか0であるかをシステムコントローラ45が判断する。システムコントローラ45は、読み出された高感度識別フラグが1であると、ステップS4へ進み、L1層に対して35mW以内の記録パワーPoを有するレーザ光Lを照射して情報を記録する高感度光記録方法に基づいた高感度記録モードの状態で待機するよう各部を制御する。一方で高感度識別フラグが0であると、ステップS5で情報を記録せずに光記録媒体Dを排出するようシステムコントローラ45が各部を制御する。システムコントローラ45は制御部として動作する。
高感度光記録装置は、高感度光記録媒体Dhに対して高感度光記録方法に基づいて記録し、通常感度光記録媒体Dlには情報を記録せず排出する。
図11は、通常感度光記録方法のみに対応する通常感度光記録装置に光記録媒体Dが挿入されると開始される通常感度光記録装置の動作をフローチャートに示す。ステップS1〜ステップS3までは、図10に示した高感度光記録装置と同様の動作を行うため、説明を省略する。
通常感度光記録装置は、ステップS3において光記録媒体Dより読み出された各種情報に含まれる高感度識別フラグをステップS4で判断し、高感度識別フラグが1であると、ステップS6で光記録媒体Dを排出する。一方で高感度識別フラグが0であるとステップS7へ進み、L1層に対して35mWより大きいパワーを有するレーザ光Lを照射して記録する通常感度光記録方法に基づいた通常感度記録モードの状態で待機する。
通常感度光記録方法のみに対応する通常感度光記録装置は、通常感度光記録媒体Dlに対して通常感度光記録方法に基づいて記録し、高感度光記録媒体Dhには情報を記録せず排出する。
図12は、高感度または通常感度光記録方法いずれにも対応して記録を行う通常感度光記録装置に光記録媒体Dが挿入されると開始される、通常感度光記録装置の動作をフローチャートに示す。ステップS1〜ステップS3までは、図10に示した高感度光記録装置と同様の動作を行うため、説明を省略する。
通常感度光記録装置はステップS3において、光記録媒体Dより読み出した各種情報に含まれる高感度識別フラグをステップS4で判断し、高感度識別フラグが1であると、ステップS8へ進み、高感度記録モードの状態で待機する。一方で高感度識別フラグが0であると、ステップS9へ進み、通常感度記録モードの状態で待機する。
高感度または通常感度光記録方法いずれにも対応して記録を行う通常感度光記録装置は、全ての光記録媒体D(Dl、Dh)に対して記録が行える。
以上で説明したステップS5やステップS6で、挿入された光記録媒体Dが排出される際に、光記録再生装置において光記録媒体Dが記録できないことを示す画像を表示装置に表示させたり、同様の内容を示す音声を音声出力手段より出力させたりしてもよい。画像や音声は、光記録媒体Dまたは光記録再生装置に記録されていればよい。
光記録媒体Dのリードインエリア23に高感度識別フラグを記録し、光記録再生装置において高感度識別フラグが1であるか0であるかを判定することで、通常感度光記録方法に基づいてのみ記録を行う通常感度光記録装置に挿入された高感度光記録媒体Dhの記録膜に対して、大きな記録パワーを有するレーザ光Lが照射されることを防いだり、高感度光記録装置において通常感度光記録媒体Dlに対して高感度光記録方法に基づいた記録がされることを防ぐことができる。
本発明の一実施形態である光記録再生装置を示す図である。 光記録媒体Dの平面図である。 本発明の一実施形態である光記録媒体Dの積層構造を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態である第1記録パルス列P1を示す図である。 本発明の一実施形態である第2記録パルス列P2を示す図である。 本発明の一実施形態である第3記録パルス列P3を示す図である。 実施例1〜3の結果を示す表である。 第1実施形態のリードインエリア23を示す図である。 第2実施形態のリードインエリア23を示す図である。 高感度光記録装置における動作のフローチャートである。 通常感度光記録装置における動作のフローチャートである。 通常感度光記録装置における動作のフローチャートである。
符号の説明
33 LD(再生部)
34 光ヘッド(再生部、記録部)
39 記録パルス列生成部(記録部)
41 マーク長カウンタ(記録信号生成部)
42 EFM+エンコーダ
43 LDドライバ部(記録部)
45 システムコントローラ(制御部)
57 信号生成部(再生部)

Claims (12)

  1. 光が入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層とを積層した光記録媒体に前記光によって情報を記録する光記録装置において、
    前記光記録媒体より前記第1の単位記録層に対する第1の記録条件を示す第1の識別情報と前記第2の単位記録層に対する第2の記録条件を示す第2の識別情報とを読み出す再生部と、
    前記情報を変調して変調データを生成するエンコーダと、
    前記変調データに基づいて所望のマーク長nT(nは3以上14以下の整数)よりなるマークとこのマークに続くスペースとよりなる記録信号を生成する記録信号生成部と、
    前記情報を書き込む単位記録層を前記第1の単位記録層とするか前記第2の単位記録層とするか切り換えるよう制御する制御部と、
    前記制御部が前記情報を前記第1の単位記録層に書き込むよう制御する場合には、前記第1の識別情報に基づいて、前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスと、前記スペースの期間に前記記録パルスに続いて発生する記録パワーを有する追加パルスとよりなる第1の記録パルス列を生成すると共に、前記制御部が前記情報を前記第2の単位記録層に書き込むよう制御する場合には、前記第2の識別情報に基づいて、前記記録信号の前記マーク長nTに対応してnが偶数の時はn/2個の、nが奇数の時は(n−1)/2個の記録パワーを有する記録パルスよりなる第2の記録パルス列を生成する記録パルス列生成部と、
    前記第1の単位記録層に前記第1の記録パルス列に応じた前記光を照射し、前記第2の単位記録層に前記第2の記録パルス列に応じた前記光を照射する記録部とを備えることを特徴とする光記録装置。
  2. 光が入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層とを積層した光記録媒体に前記光によって情報を記録する光記録装置において、
    前記光記録媒体より前記第1の単位記録層に対する第1の記録条件を示す第1の識別情報と前記第2の単位記録層に対する第2の記録条件を示す第2の識別情報と前記第2の単位記録層に対する第3の記録条件を示す第3の識別情報とを読み出す再生部と、
    前記情報を変調して変調データを生成するエンコーダと、
    前記変調データに基づいて所望のマーク長nT(nは3以上14以下の整数)よりなるマークとこのマークに続くスペースとよりなる記録信号を生成する記録信号生成部と、
    前記情報を書き込む単位記録層を前記第1の単位記録層とするか前記第2の単位記録層とするか切り換えるよう制御する制御部と、
    前記制御部が前記情報を前記第1の単位記録層に書き込むよう制御する場合には、前記第1の識別情報に基づいて、前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスと、前記スペースの期間に前記記録パルスに続いて発生する記録パワーを有する追加パルスとよりなる第1の記録パルス列を生成すると共に、前記制御部が前記情報を前記第2の単位記録層に書き込むよう制御する場合には、前記第2の識別情報を用いることなく前記第3の識別情報に基づいて、前記第1の記録パルス列または前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスよりなる第3の記録パルス列を生成する記録パルス列生成部と、
    前記第1の単位記録層に前記第1の記録パルス列に応じた前記光を照射し、前記第2の単位記録層に前記第1の記録パルス列または前記第3の記録パルス列に応じた前記光を照射する記録部とを備えることを特徴とする光記録装置。
  3. 光が入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層とを積層した光記録媒体に前記光によって情報を記録する光記録方法において、
    前記光記録媒体より、前記第1の単位記録層に対する第1の記録条件を示す第1の識別情報と前記第2の単位記録層に対する第2の記録条件を示す第2の識別情報とを読み出す読み出しステップと、
    前記情報を変調して変調データを生成する変調ステップと、
    前記変調データに基づいて所望のマーク長nT(nは3以上14以下の整数)よりなるマークとこのマークに続くスペースとよりなる記録信号を生成する記録信号生成ステップと、
    前記情報を書き込む単位記録層を前記第1の単位記録層とするか前記第2の単位記録層とするか切り換えるよう制御する制御ステップと、
    前記記録信号に基づいて前記光記録媒体に対して前記光を照射し、前記第1の単位記録層または前記第2の単位記録層に前記情報を示す記録マークを記録する記録ステップとを含み、
    前記記録ステップは、
    前記制御ステップにて前記情報を前記第1の単位記録層に書き込むように制御された場合には、前記第1の識別情報に基づいて、前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスと、前記スペースの期間に前記記録パルスに続いて発生する記録パワーを有する追加パルスとよりなる第1の記録パルス列を生成し、前記第1の単位記録層に前記第1の記録パルス列に応じた前記光を照射し、
    前記制御ステップにて前記情報を前記第2の単位記録層に書き込むように制御された場合には、前記第2の識別情報に基づいて、前記記録信号の前記マーク長nTに対応してnが偶数の時にはn/2個、nが奇数の時には(n−1)/2個の記録パワーを有する記録パルスよりなる第2の記録パルス列を生成し、前記第2の単位記録層に前記第2の記録パルス列に応じた前記光を照射することを特徴とする光記録方法。
  4. 光が入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層とを積層した光記録媒体に前記光によって情報を記録する光記録方法において、
    前記光記録媒体より、前記第1の単位記録層に対する第1の記録条件を示す第1の識別情報と前記第2の単位記録層に対する第2の記録条件を示す第2の識別情報と前記第2の単位記録層に対する第3の記録条件を示す第3の識別情報とを読み出す読み出しステップと、
    前記情報を変調して変調データを生成する変調ステップと、
    前記変調データに基づいて所望のマーク長nT(nは3以上14以下の整数)よりなるマークとこのマークに続くスペースとよりなる記録信号を生成する記録信号生成ステップと、
    前記情報を書き込む単位記録層を前記第1の単位記録層とするか前記第2の単位記録層とするか切り換えるよう制御する制御ステップと、
    前記記録信号に基づいて前記光記録媒体に対して前記光を照射し、前記第1の単位記録層または前記第2の単位記録層に前記情報を示す記録マークを記録する記録ステップとを含み、
    前記記録ステップは、
    前記制御ステップにて前記情報を前記第1の単位記録層に書き込むように制御された場合には、前記第1の識別情報に基づいて、前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスと、前記スペースの期間に前記記録パルスに続いて発生する記録パワーを有する追加パルスとよりなる第1の記録パルス列を生成し、前記第1の単位記録層に前記第1の記録パルス列に応じた前記光を照射し、
    前記制御ステップにて前記情報を前記第2の単位記録層に書き込むように制御された場合には、前記第2の識別情報を用いることなく前記第3の識別情報に基づいて、前記第1の記録パルス列または前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスよりなる第3の記録パルス列を生成し、前記第2の単位記録層に前記第1の記録パルス列または第3の記録パルス列に応じた前記光を照射することを特徴とする光記録方法。
  5. 光によって情報が記録される相変化型の光記録媒体において、
    前記光が入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層とが積層され、
    前記第1の単位記録層の記録には、前記情報に基づいた所望のマーク長nT(nは3以上14以下の整数)よりなるマークとこのマークに続くスペースとよりなる記録信号の前記マーク長nTに対して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスと、前記スペースの期間に前記記録パルスに続いて発生する記録パワーを有する追加パルスとよりなる第1の記録パルス列を用いることを示す第1の識別情報と、前記第2の単位記録層の記録には、前記情報に基づいた前記記録信号の前記マーク長nTに対応してnが偶数の時はn/2個、nが奇数の時は(n−1)/2個の記録パワーを有する記録パルスよりなる第2の記録パルス列を用いることを示す第2の識別情報とを所定のエリアに物理的に記録していることを特徴とする光記録媒体。
  6. 前記第2の単位記録層の記録には、前記第1の記録パルス列または前記情報に基づいた前記記録信号の前記マーク長nTに対応して記録パワーを有する(n−1)個の記録パルスよりなる第3の記録パルス列を用いることを示す第3の識別情報を所定のエリアに物理的に記録していることを特徴とする請求項5記載の光記録媒体。
  7. 前記所定のエリアは、リードインエリアであることを特徴とする請求項5または6記載の光記録媒体。
  8. 光が入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層とを積層した光記録媒体に前記光によって情報を記録する光記録装置において、
    前記光記録媒体より前記第2の単位記録層に対する記録に用いる最適記録パワーが35mW以内であることを示す高感度識別情報が記録されているか否かを読み出す再生部と、
    前記高感度識別情報が読み出された場合には、前記第2の単位記録層に35mW以内のパワーを有する前記光を照射して前記情報を記録し、前記高感度識別情報が読み出されない場合には、前記光記録媒体に前記情報を記録しないように制御する制御部とを備えることを特徴とする光記録装置。
  9. 光が入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層とを積層した光記録媒体に前記光によって情報を記録する光記録装置において、
    前記光記録媒体より前記第2の単位記録層に対する記録に用いる最適記録パワーが35mW以内の第1のパワーであることを示す第1の情報か、前記最適記録パワーが35mWより大きい第2のパワーであることを示す第2の情報を読み出す再生部と、
    前記再生部で前記第1の情報が読み出された場合には、前記光記録媒体に前記第1のパワーを有する前記光を照射して前記情報を記録し、前記再生部で前記第2の情報が読み出された場合には、前記光記録媒体に前記第2のパワーを有する前記光を照射して前記情報を記録するように制御する制御部とを備えることを特徴とする光記録装置。
  10. 光が入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層とを積層した光記録媒体に前記光によって情報を記録する光記録方法において、
    前記光記録媒体より前記第2の単位記録層に対する記録に用いる最適記録パワーが35mW以内であることを示す高感度識別情報が記録されているか否かを読み出す読み出しステップと、
    前記読み出しステップで前記高感度識別情報が読み出された場合には、前記第2の単位記録層に35mW以内のパワーを有する前記光を照射して前記情報を記録し、前記読み出しステップで前記高感度識別情報が読み出されない場合には、前記光記録媒体へ前記情報を記録しない記録ステップとを備えることを特徴とする光記録方法。
  11. 光が入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層とを積層した光記録媒体に前記光によって情報を記録する光記録方法において、
    前記光記録媒体より前記第2の単位記録層に対する記録に用いる最適記録パワーが35mW以内の第1のパワーであることを示す第1の情報か、前記最適記録パワーが35mWより大きい第2のパワーであることを示す第2の情報を読み出す読み出しステップと、
    前記読み出しステップで前記第1の情報が読み出された場合には、前記光記録媒体に前記第1のパワーを有する前記光を照射して前記情報を記録し、前記読み出しステップで前記第2の情報が読み出された場合には、前記光記録媒体に前記第2のパワーを有する前記光を照射して前記情報を記録する記録ステップとを備えることを特徴とする光記録方法。
  12. 光によって情報が記録される相変化型の光記録媒体において、
    前記光が入射する入射面から前記光の入射方向に順に相変化の記録膜を有する第1の単位記録層と相変化の記録膜を有する第2の単位記録層とが積層され、
    前記第2の単位記録層に対する記録に用いる最適記録パワーが35mW以内であり、前記第2の単位記録層は35mW以内の記録パワーで記録可能な高感度な単位記録層であることを示す高感度識別情報を所定のエリアに物理的に記録していることを特徴とする光記録媒体。
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