JP2008122862A - 光コネクタの抜け止め解除補助装置およびプリント基板装置 - Google Patents

光コネクタの抜け止め解除補助装置およびプリント基板装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光ファイバの接続に用いる光コネクタの抜け止めの解除のための操作性を改善し、光コネクタが狭い場所に設けられていた場合であってもプラグの着脱を容易に行えるようにすること。
【解決手段】解除補助装置6は、レセプタクル11に対して固定的に設けられるベース部と、ベース部に対して弾性変形可能に設けられしかもレバーの変形方向に対して直角方向に弾性変形可能なように設けられた補助レバー52とを含み、補助レバー52は、レバー41の先端部に側方から当接することが可能な斜面押当部62を有し、補助レバー52の外面側を押して変形させることによって、斜面押当部62がレバー41の先端部に押当して移動させ、抜け止めのための係合部42,28同士の係合を解除することが可能に構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、光ファイバが連結されるプラグとプラグが挿入されるレセプタクルからなる光コネクタの抜け止め解除補助装置に関する。
近年の情報ネットワークの拡大にともなって光ファイバ通信方式が主流となってきたが、さらに光回線の増大と高密度化が要求されている。
光通信システムの各ノードには通信装置が設置され、その架内シェルフには光回線を収容しかつ制御する機能を持たせたプリント基板が実装される。プリント基板には、インタフェース用光コネクタが取り付けられ、光コネクタに光ファイバが着脱可能に接続される。このような光コネクタとして、種々の形状のものが提案されまた規格化されている(特許文献1〜3)。例えば小型かつ高密度化可能なLCタイプのコネクタは北米の通信キャリアにおいて標準的に使用されている。
そのような光コネクタは、抜け止めのためのラッチ機構を持っており、光ファイバが接続されたプラグをレセプタクルに挿入することによってラッチ機構が自動的に働き、これらを確実に連結することができる。プラグを引き抜くときは、プラグに設けられたレバーを指先で操作することによってラッチ機構を解除し、その状態でプラグをレセプタクルから引き抜くことができる。
特開2005−17602号 特開平11−64682号 特許第3390697号
しかし、プラグの引き抜きに際して、小さなレバーを指先で操作してラッチ機構を解除することは、十分なスペースが確保された環境においては容易であるが、光コネクタが狭い場所に実装されていた場合には容易ではない。
つまり、通常、上に述べたプリント基板は、多数枚が密集した状態でシェルフに実装される。例えば、多数のプリント基板を互いに隣接してスロットに装着した場合に、各プリント基板に取り付けられた階段状の前面板に光コネクタのレセプタクルが取り付けられる。この場合に、光コネクタに接続される光ファイバの飛び出し領域も含めてシェルフ内の領域に納める必要があるため、必然的に光コネクタの実装位置はシェルフの表面から奥まった位置となる。この状態においては、プラグの着脱のための指を入れ難く、特にラッチ機構の解除のためにレバーを指先で操作することは困難である。
そのため、従来においては、プラグの引き抜きの際に、ラッチ機構の解除のために工具を必要としていた。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、光ファイバの接続に用いる光コネクタの抜け止めの解除のための操作性を改善し、光コネクタが狭い場所に設けられていた場合であってもプラグの着脱を容易に行えるようにすることを目的とする。
本発明に係る装置は、光ファイバが連結されるプラグと前記プラグが挿入されるレセプタクルからなる光コネクタの抜け止め解除補助装置であって、前記プラグの本体の正面側には、先端部を指で操作して前記プラグの本体に近づけるように弾性変形させることが可能なレバーが形成されており、前記レバーに形成された係合部と前記レセプタクルに設けられた係合部とが係合することによって互いの抜け止めがなされ、かつ前記操作によって前記レバーをその弾性力に抗して変形させることによって前記係合部同士の係合が解除され、これによって前記プラグを前記レセプタクルから引き抜くことが可能に構成されており、抜け止め解除補助装置は、前記レセプタクルに対して固定的に設けられるベース部と、前記ベース部に対して弾性変形可能に設けられしかも前記レバーの変形方向に対して直角方向に弾性変形可能なように設けられた補助レバーと、を含み、前記補助レバーは、前記レバーの先端部に側方から当接することが可能な斜面押当部を有し、当該補助レバーの外面側を押して当該補助レバーを変形させることによって、前記斜面押当部が前記レバーの先端部に押当して当該レバーを移動させ、前記係合部同士の係合を解除することが可能に構成されている。
プラグを引き抜く場合に、ユーザは補助レバーを指で押せばよい。これによって、補助レバーが弾性変形して斜面押当部が移動し、レバーを押し込んでレセプタクルとの係合を解除する。補助レバーから指を離せば、補助レバーは自身の弾力性によって元の位置に戻る。
好ましくは、前記ベース部は、前記レセプタクルの外周を囲むように矩形の枠状に形成され、前記ベース部の両側の辺部に前記2つの前記補助レバーが設けられており、前記レセプタクルの前面板への取り付けの際に当該レセプタクルと当該前面板との間に前記ベース部が挟まれることによって、当該抜け止め解除補助装置が固定されるように構成される。
本発明によると、光ファイバの接続に用いる光コネクタの抜け止めの解除のための操作性が改善され、光コネクタが狭い場所に設けられていた場合であってもプラグの着脱を容易に行うことができる。
〔第1の実施形態〕
図1は本発明に係る第1の実施形態の解除補助装置6を用いたプリント基板3の一部を断面して示す平面図、図2はプリント基板3の正面図、図3はプリント基板3の右側面図、図4は光コネクタ5の一部を断面して示す正面図、図5は光コネクタ5を構成するプラグ12の上面図および正面図、図6は光コネクタ5の右側面図、図7は光コネクタ5の上面断面図、図8は第1の実施形態の解除補助装置6の平面図、正面図、および右側面図、図9は解除補助装置6の斜視図である。
図1〜図4において、プリント基板3には、薄い金属板などから階段状に形成された前面板(表面板ともいう)7が取り付けられ、その前面板7に光コネクタ5および解除補助装置6が取り付けられている。なお、プリント基板3は、図示しない通信装置の架内シェルフ内に実装された多数のプリント基板のうちの1つである。それらのプリント基板は、互いに平行に配置され密集した状態で取り付けられている。
本実施形態に示した光コネクタ5は、2つのレセプタクルが一体で形成された2連のものであり、それぞれに光ファイバを連結したプラグが挿入されるようになっている。レセプタクルおよびプラグはいずれも同じ構造であるので、ここでは1つののみについて説明する。
上に述べたように、光コネクタ5は、光ファイバHFが連結されたプラグ12、プラグ12が挿入されるレセプタクル11からなるが、このような光コネクタ5それ自体は、従来から公知のLCタイプの光コネクタである。したがって、レセプタクル11およびプラグ12それ自体の形状、構造、操作方法については公知であるので、ここでは簡単に説明するに留める。
光コネクタ5は、図3に示すレセプタクル11の真上からプラグ12を挿入することによって接続するように、前面板7から突出して取り付けられている。プラグ12をレセプタクル11から引き抜く際には、解除補助装置6を指で操作しながらプラグ12を引っ張ることとなる。
図6および図7をも参照して、レセプタクル11は、外形が直方体状で合成樹脂からなるハウジング21、内部の中央に設けられたジルコニアなどからなるワリスリーブ22、および、バネ材料からなる固定金具23などを有する。ハウジング21には2つの穴25,25が設けられており、各穴25の両側の開口部からプラグ12がそれぞれ挿入される。同じ穴25に両側から挿入された2つのプラグ12は、それぞれの先端部に設けられたLCフェルール43がワリスリーブ22の端面に当接して光結合される。
レセプタクル11は、前面板7への取り付けに際し、前面板7に設けられた矩形の穴に、固定金具23の設けられた側を前面板7の裏側から差し込まれる。固定金具23が前面板7の表側に貫通した位置で、固定金具23の端縁とハウジング21に設けられた鍔部26とが前面板7を挟むこととなり、これによってレセプタクル11が前面板7に固定される。ハウジング21の壁面の一部には、穴25に貫通するスリット窓27が設けられている。
ハウジング21の内面側は、プラグ12を挿入したときにこれを保持するような形状となっている。例えば、ハウジング21の穴25は、プラグ12の本体40の断面形状とほぼ同じ形状となっており、かつ、プラグ12のレバー41の両側に設けられた係合凸部42と係合して抜け止めの機能を果たす突起部28が形成されている(図4参照)。
図5を参照して、プラグ12の本体40は、合成樹脂からなり、断面がほぼ正方形の角柱状である。本体40の正面側の側面には、上に述べたレバー41が一体で形成されている。レバー41は弾力性を有し、先端部41aを指などで操作してプラグ12の本体40に近づけるように弾性変形させることが可能である。レバー41のほぼ中央部の両側端面に、上に述べた係合凸部42が左右に突出するように設けられている。本体40の先端部には、ジルコニアなどからなる円柱状のLCフェルール43が設けられ、本体40の後端部から挿入された光ファイバHFと内部において光結合されている。また、本体40の後端部分にはチューブ44が被さっており、これによって光ファイバHFの引き出し部が保護されている。
再び図1および図4を参照して、プラグ12をレセプタクル11に挿入する際には、プラグ12をそのままレセプタクル11の穴25に挿入することによって、レバー41はレセプタクル11の壁面により押されて弾性変形し、係合凸部42が突起部28に係合して抜け止めがなされた状態となる。プラグ12をレセプタクル11から引き抜く際には、レバー41の先端部41aを指などで押さえてレバー41をその弾性力に抗して変形させ、これによって係合凸部42と突起部28との係合を解除し、この状態でプラグ12をレセプタクル11から引き抜く。しかし、レバー41を指で直接操作することが容易でないので、解除補助装置6を介してレバー41を操作する。
次に、図1〜図4および図8〜図9を参照して、解除補助装置6は、ベース部51および補助レバー52の全体がABS樹脂などの弾力性を有した合成樹脂によって一体に形成されて構成される。ベース部51は、レセプタクル11に対して固定的に設けられる。補助レバー52は、ベース部51に対して弾性変形可能であって、しかもレバー41の変形方向に対して直角方向に弾性変形可能なように設けられている。
すなわち、補助レバー52は、平板状部61および斜面押当部62を有する。平板状部61は、上に述べたようにベース部51に対して弾性変形可能である。斜面押当部62は、平板状部61の先端において、その表面から突出するように形成されている。斜面押当部53は、レバー41の先端部41aに側方から当接することが可能であって、補助レバー52の外面側を指で押して当該補助レバー52を変形させることによって、斜面押当部53がレバー41の先端部41aに押当してレバー41を移動させ、係合凸部42と突起部28との係合を解除するようになっている。なお、自由状態においては、斜面押当部62はレバー41とは接触しておらず、補助レバー52を指で押したときに接触するようになっている。
なお、本実施形態のレセプタクル11は、最初に述べたように2連のものであるので、2つのプラグ12が横並びで挿入可能となっており、図1および図3によく示されるように、2つのプラグ12のレバー41をそれぞれ操作することができるように、2つの解除補助装置6が設けられており、かつ、2つの解除補助装置6のそれぞれの補助レバー52は、2つのプラグ12の本体40の外方から操作して矢印M1,M2方向に押すことが可能なように設けられている。
解除補助装置6についてさらに詳しく説明する。
図8および図9を参照して、ベース部51は、帯状に形成されており、その下面には2つの係合部55、56が突出している。係合部55、56は、いずれも断面が矢符の形状を呈しており、前面板7に設けられたスリット状の穴53に挿入されることによって、解除補助装置6の全体が前面板7に支持される。
平板状部61は、ベース部51との連結部分において、2つの矩形の穴63,63が設けられており、したがって、平板状部61は3つの脚部63aによってベース部51に連結されている。解除補助装置6を操作すると、脚部63aが撓んで全体が変形することとなる。平板状部61には、表面に3つの帯状の凹部64,64,64が設けられており、これが操作部65となっている。つまり、凹部64により凹凸ができて滑りにくくなっているので、ユーザが解除補助装置6を操作するときには指を操作部65に当てて押せばよい。
図8(C)および図9によく示されているように、斜面押当部62は、平板状部61の先端に連続する斜面部62aと支持部62bとからV字状に形成されている。斜面部62aは、解除補助装置6の変形方向であるM1方向に対して約30度程度の角度を有している。斜面部62aのM1方向への移動によって、レバー41の先端部41aはM0方向へ移動してレバー41を変形させながら押し込み、上に述べたように係合凸部42と突起部28との係合を解除する。
このように、プラグ12を引き抜く場合に、ユーザは、プラグ12の本体40の外方から補助レバー52を指で押せばよい。これによって、補助レバー52が弾性変形して斜面押当部62が移動し、レバー41を押し込んでレセプタクル11との係合を解除する。補助レバー52から指を離せば、補助レバー52は自身の弾力性によって元の位置に戻る。したがって、光コネクタ5が狭い場所に取り付けられた場合であっても、レバー41の係合を解除するための操作に必要な隙間を容易に確保することができ、また指がプラグ12に当たってしまって干渉するということがなく、簡単な操作でレバー41の係合を容易に解除することができる。
なお、レセプタクル11が1連の場合には、1つの解除補助装置6のみを設ければよい。また、レセプタクル11が2連以上であっても、必要な箇所のみに解除補助装置6を設ければよい。
〔第2の実施形態〕
次に、第2の実施形態の解除補助装置6Bについて説明する。
第1の実施形態では、1つのプラグ12に対して1つの解除補助装置6を適用するように構成した。したがって、2連のレセプタクル11に対して2つの解除補助装置6を用いた例を説明した。これに対して、第2の実施形態では、2つの補助レバー52を1つの解除補助装置6Bに設けた例、つまり2連の解除補助装置6Bの例を説明する。
第2の実施形態の解除補助装置6Bにおいて、個々の要素の機能などは第1の実施形態と同様であるので、同じ要素を有する要素には同じ符号を付し、以下においてはそれらの相違点について主に説明する。
図10は第2の実施形態の解除補助装置6Bを用いたプリント基板3の右側面図、図11は第2の実施形態の解除補助装置6Bの平面図、正面図、および右側面図、図12は解除補助装置6Bの斜視図である。
図10〜図12において、解除補助装置6Bは、ベース部51Bおよび2つの補助レバー52の全体が弾力性を有した合成樹脂によって一体に形成されて構成される。
ベース部51Bは、レセプタクル11の外周を囲むように矩形の枠状に形成されている。つまり、ベース部51Bは、矩形の板状のものに矩形の穴66が形成された形状であり、穴66の大きさは、レセプタクル11の全体と干渉しないようレセプタクル11が間隙を持って挿通可能な程度である。
ベース部51Bの両側の辺部67a、67bの裏面に、それぞれ2つの係合部55、56が設けられ、これらが前面板7に設けられた4つの穴53にそれぞれ挿入されることによって前面板7に固定される。辺部67a、67bの表面には、2つの補助レバー52,52が一体に設けられている。2つの補助レバー52,52によって、2つのプラグ12のレバー41のそれぞれの係合を解除可能である。
このように、第2の実施形態の解除補助装置6Bによると、2連のレセプタクル11に対して1つの解除補助装置6Bを装着することで、2つのプラグ12の抜け止めの解除を個別に行うことができる。したがって、第1の実施形態の場合と比較して構造が簡単となり、取り付けが容易である。
〔第3の実施形態〕
次に、第3の実施形態の解除補助装置6Cについて説明する。
第1および第2の実施形態では、解除補助装置6,6Bを合成樹脂によって一体成形して製作したが、これに対して、第3の実施形態では、2連の解除補助装置6Cを板金加工によって製作する。
つまり、第3の実施形態の解除補助装置6Cでは、全体の形状および個々の要素の機能などは第2の実施形態の解除補助装置6Bと同様であり、弾力性を有する金属材料を用いて板金加工によって製作されている点が、解除補助装置6Bとの主な相違点である。但し、板金加工であることにともなう形状の変更は行われている。また、第1および第2の実施形態では、ベース部51,51Bの裏面に設けられた係合部55、56によって前面板7に固定したが、第3の実施形態では、係合部55、56を設けることなく、前面板7とレセプタクル11との間にベース部51Cを挟み込むことによって解除補助装置6Cを固定する。
図13は第3の実施形態の解除補助装置6Cの斜視図、図14は解除補助装置6Cを前面板7に取り付けた状態を示す一部断面平面図である。
図13および図14において、解除補助装置6Cは、ベース部51Cと2つの補助レバー52Cとが、バネ性を持った薄い金属板を板金加工することによって形成されている。金属板として、例えば十分の数ミリメートル程度の厚さの鋼板またはステンレス鋼板などが用いられる。ベース部51Cとその両側の2つの平板状部61Cとは、1枚の金属板を折り曲げることによって一体に形成され、2つの斜面押当部62Cは、それぞれ金属板を三角形状に折り曲げたものを平板状部61Cの所定の位置に溶接することによって形成されている。
ベース部51Cには穴66Cが設けられ、レセプタクル11の外周を囲むように矩形の枠状に形成されている。穴66Cの大きさは、レセプタクル11のハウジング21の外形と同じ大きさであり、したがってレセプタクル11のハウジング21は挿通可能であるが、鍔部26は外形が大きいため挿通不可能である。つまり、穴66Cは、レセプタクル11の取り付けのために前面板7に設けられる穴と同じ大きさである。ベース部51Cの辺部68a、68bに、2つの補助レバー52Cが曲げ加工によって設けられていることとなる。
解除補助装置6Cは、その穴66Cが前面板7の穴と一致する状態で前面板7の表面に置き、その状態でレセプタクル11のハウジング21を解除補助装置6Cの側から穴66Cに挿入する。鍔部26をベース部51Cの表面に強く押し当てることによって、図14に示されるようにレセプタクル11の固定金具23の端縁が前面板7の裏面に係合し、これによって、解除補助装置6Cは前面板7とレセプタクル11との間に挟み込まれて固定される。なお、ベース部51Cは厚さが薄いので、これを前面板7と重ねても、固定金具23が適当に撓んで取り付けが可能である。
第3の実施形態の解除補助装置6Cによると、第2の実施形態のような係合部55、56が不要であり、また前面板7に取り付け用の穴53を設ける必要もなく、構造が簡単である。したがって、解除補助装置6Cは、取り付け用の穴53が設けられていない既存のプリント基板にも簡単に取り付けることが可能である。
なお、斜面押当部62Cは、三角形状ではなく、例えばV字形状とすることも可能である。また、斜面押当部62Cは、接着剤など溶接以外の方法で平板状部61Cに固定することが可能である。また、斜面押当部62Cを後で平板状部61Cに取り付けるのではなく、当初から一体に形成することも可能である。例えば、ベース部51Cおよび補助レバー52Cを、斜面押当部62Cを含んだ展開形状としておき、それを折り曲げたり延ばしたりすることによって形成することが可能である。
また、斜面押当部62Cを金属板から製作するのでなく、合成樹脂などから製作して平板状部61Cに取り付けてもよい。なお、解除補助装置6Cの製作に当たって、金属板には適当な表面処理を施しておいてよい。
上に述べた各実施形態では、平板状部61,61B,61Cの先端部に斜面押当部62,62B,62Cを設けたが、先端部に設けるのではなく、斜面押当部62,62B,62Cよりも上方へ平板状部61,61B,61Cが突出するようにしてもよい。
上に述べた解除補助装置6,6B,6Cにおいて、ベース部、補助レバー、平板状部、斜面押当部、その他解除補助装置の全体または各部の構造、形状、寸法、個数、材質などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。また、光コネクタ5として種々の形状および構造の光コネクタに適用することが可能である。
本発明に係る第1の実施形態のプリント基板の平面図である。 プリント基板の正面図である。 プリント基板の右側面図である。 光コネクタの一部を断面して示す正面図である。 光コネクタを構成するプラグの上面図および正面図である。 光コネクタの右側面図である。 光コネクタの上面断面図である。 第1の実施形態の解除補助装置の形状を示す図である。 解除補助装置の斜視図である。 第2の実施形態のプリント基板の右側面図である。 第2の実施形態の解除補助装置のの形状を示す図である。 解除補助装置の斜視図である。 第3の実施形態の解除補助装置の斜視図である。 解除補助装置を前面板に取り付けた状態を示す一部断面平面図である。
符号の説明
3 プリント基板(プリント基板装置)
5 光コネクタ
6,6B,6C 解除補助装置(抜け止め解除補助装置)
7 前面板
11 レセプタクル
12 プラグ
21 ハウジング
28 突起部(係合部)
40 本体
41 レバー
42 係合凸部(係合部)
51,51B,51C ベース部
52,52B,52C 補助レバー
61,61B,61C 平板状部
62,62B,62C 斜面押当部
68a,68b 辺部

Claims (5)

  1. 光ファイバが連結されるプラグと前記プラグが挿入されるレセプタクルからなる光コネクタの抜け止め解除補助装置であって、
    前記プラグの本体の正面側には、先端部を指で操作して前記プラグの本体に近づけるように弾性変形させることが可能なレバーが形成されており、前記レバーに形成された係合部と前記レセプタクルに設けられた係合部とが係合することによって互いの抜け止めがなされ、かつ前記操作によって前記レバーをその弾性力に抗して変形させることによって前記係合部同士の係合が解除され、これによって前記プラグを前記レセプタクルから引き抜くことが可能に構成されており、
    抜け止め解除補助装置は、
    前記レセプタクルに対して固定的に設けられるベース部と、
    前記ベース部に対して弾性変形可能に設けられしかも前記レバーの変形方向に対して直角方向に弾性変形可能なように設けられた補助レバーと、を含み、
    前記補助レバーは、前記レバーの先端部に側方から当接することが可能な斜面押当部を有し、当該補助レバーの外面側を押して当該補助レバーを変形させることによって、前記斜面押当部が前記レバーの先端部に押当して当該レバーを移動させ、前記係合部同士の係合を解除することが可能に構成されている、
    ことを特徴とする光コネクタの抜け止め解除補助装置。
  2. 前記補助レバーは、弾性変形可能な平板状部の先端に前記斜面押当部が設けられた形状である、
    請求項1記載の光コネクタの抜け止め解除補助装置。
  3. 前記レセプタクルは、少なくとも2つのプラグが横並びで挿入可能となっており、
    前記抜け止め解除補助装置は、
    2つのプラグのレバーをそれぞれ操作することができるように、前記ベース部に2つの前記補助レバーが設けられており、かつ、2つの前記補助レバーは、前記2つのプラグの本体の外方から操作して押すことが可能なように設けられている、
    請求項1または2記載の光コネクタの抜け止め解除補助装置。
  4. 前記ベース部は、前記レセプタクルの外周を囲むように矩形の枠状に形成され、
    前記ベース部の両側の辺部に前記2つの前記補助レバーが設けられており、
    前記レセプタクルの前面板への取り付けの際に当該レセプタクルと当該前面板との間に前記ベース部が挟まれることによって、当該抜け止め解除補助装置が固定されるように構成されている、
    請求項3記載の光コネクタの抜け止め解除補助装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の光コネクタの抜け止め解除補助装置が、プリント基板の表板に取り付けられた光コネクタに取り付けられてなる、
    ことを特徴とするプリント基板装置。
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