JP2008122430A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】障害の報知を、障害が発生した際の状況に相応しい態様で柔軟に行う。
【解決手段】 装置内で障害が発生したことが検知された後に、当該発生中の障害を除去するためにユーザが開くべきカバーが開閉された回数をカウントし、カウントされた開閉回数に応じて、障害をユーザに報知するための報知画面に切り替える。より具体的には、開閉回数が所定数より少ない場合には、障害を除去するためにユーザが開くべきカバーを示唆する第1示唆画面S1を表示する。開閉回数が当該所定回数以上の場合には、発生している障害の要因となっている部品や、発生している障害を除去するためにユーザが操作するべき部品を示唆する第2示唆画面S2を表示する。
【選択図】図7

Description

この発明は、画像形成装置内での障害の発生をユーザに報知する技術に関する。
画像形成装置内で発生する障害のひとつに、記録紙や原稿の紙詰まりがある。原稿や記録紙の搬送経路内で紙詰まりが発生した場合、ユーザに詰まった用紙を除去させてからでなければ処理を続行できない。
しかしながら、紙詰まりは複雑に入り組んだ搬送経路内の様々な部分で発生しうるため、ユーザがどこに紙詰まりが発生しているかをなかなか特定できず、詰まった用紙を除去するのに手間取ってしまうことがよくあった。そこで、詰まった用紙をユーザにスムースに除去させるための技術が各種考案されている。
例えば、特許文献1に記載の技術では、紙詰まりを除去するために開くべきカバーと当該カバーの開閉方法とを表示部に表示する。さらに、ユーザが誤ったカバーを開いた場合にはその旨を表示する。
また、特許文献2に記載の技術では、搬送経路内に配置された開閉ガイド板のそれぞれにLEDを取り付けておき、紙詰まりが発生した場合に、紙ジャム処理の対象となる開閉ガイド板のLEDを発光させて、操作すべき開閉ガイド板をユーザに示唆する。
また、特許文献3に記載の技術では、紙詰まりの発生箇所を報知するだけでなく、カバーを自動に開く。これによってカバーの開け方がわかないユーザであっても、スムースに紙詰まりの除去作業を行うことが可能となる。
また一方では、紙詰まりが既に除去されているにも拘わらず、排紙センサの異常のために紙詰まりの警告が解除されず、処理が再開できない場合もあった。特許文献4には、このような排紙センサの異常を迅速に検出する技術が提案されている。ここでは、紙詰まりの発生時にカバーの開閉回数をカウントしておき、開閉回数が所定回数を超えてもなお紙詰まりの除去が検知されない場合には、排紙センサに異常があると判断する。
特開2001−117433号公報 特開平5−92844号公報 特開2004−43103号公報 特開平8−290868号公報
紙詰まりは、その紙詰まりの位置によって、詰まった用紙を非常に見つけにくい場合もあれば簡単に見つけることができる場合もある。また、装置の扱いに慣れていないユーザにとっては見つけにくい紙詰まりであっても、装置の扱いに慣れたユーザであれば簡単に見つけることができる場合も多い。
特許文献1〜3に記載された技術によると、紙詰まりの発生位置をユーザに特定させるための多くの情報が提供される。これらの情報はユーザが紙詰まりの発生位置を特定するために有用な情報ではあるものの、わかりやすい位置での紙詰まりや、慣れたユーザが装置を扱っている時等、ユーザが詳細な情報がなくとも紙詰まりに対応することができる場合は、紙詰まりが発生する度に装置から詳細な情報が提示されることが逆に煩わしく感じられてくる。
その一方で、装置から与える情報を少なくしてしまうと、わかりにくい位置での紙詰まりや、慣れないユーザが装置を扱っている時等の場合に、装置から与えられる情報が不十分であるためにユーザが何度も試みても紙詰まりを見つけられないという状況も生じてしまう。
特許文献4に記載された技術によると、カバーが所定回数以上開閉された場合はセンサの異常であると判断されてしまうが、本当に紙詰まりが除去されていない可能性も十分ある。その場合、紙詰まりがセンサの異常と誤認されて、紙詰まりが除去されない状態で処理が再開されてしまう。
このように、装置内で発生した障害やその対処法をユーザに報知するために必要十分な情報量は、発生している障害の種類や、障害が発生した時点で装置を扱っているユーザの障害に対する対応能力等に応じて変わってくる。したがって、画一的なやり方ではなく、障害が発生した際の状況に相応しい態様で柔軟に障害の報知が行われることが望ましい。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、障害の報知を、障害が発生した際の状況に相応しい態様で柔軟に行うことが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1の発明は、装置の筐体に設けられた複数のカバーと、前記装置の内部で発生した障害を検知する障害検知手段と、前記障害検知手段が検知した前記障害をユーザに報知する障害報知手段と、前記複数のカバーのうち、前記障害を除去するために開くべきカバーについて、前記障害が検知された後の開閉回数をカウントする計数手段と、を備え、前記障害報知手段が、前記開閉回数に応じて前記障害の報知態様を変更する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記障害報知手段が、前記障害をユーザの視覚に訴えて報知する視覚的障害報知手段と、前記障害をユーザの聴覚に訴えて報知する聴覚的障害報知手段と、を備え、前記障害報知手段が、前記開閉回数が所定回数より少ない場合に、前記視覚的障害報知手段を能動化し、前記開閉回数が前記所定回数以上の場合に、前記視覚的障害報知手段と前記聴覚的障害報知手段とを能動化する。
請求項3の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記障害報知手段が、表示画面上に前記障害の発生を報知する報知画面を表示させる報知画面表示処理手段、を備え、前記報知画面表示処理手段が、複数の報知画面候補の中から、前記障害の種類と前記開閉回数とに応じた報知画面候補を、前記表示画面上に表示させる報知画面として選択する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記報知画面表示処理手段が、前記開閉回数が所定回数より少ない場合に、前記障害を除去するために開くべきカバーを示唆する第1示唆画面を、前記表示画面上に表示させる報知画面として選択し、前記開閉回数が前記所定回数以上の場合に、前記装置の内部に格納された部品のうち前記障害の要因となっている蓋然性のある部品候補を示唆する第2示唆画面を、前記表示画面上に表示させる報知画面として選択する。
請求項1〜4に記載の発明によれば、障害を除去するために開くべきカバーについて、障害が検知された後の開閉回数をカウントし、その開閉回数に応じて障害の報知態様を変更する。つまり、カバーが開閉された回数に基づいて障害が発生した際の状況を判断し、その状況に相応しい報知態様に変更していくので、障害の報知を、障害が発生した際の状況に相応しい態様で柔軟に行うことができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、カバーの開閉回数が所定回数以上の場合に、視覚的障害報知手段に加えて聴覚的障害報知手段を能動化する。つまり、ユーザがカバーを何度か開閉しても障害が除去されない場合は、ユーザの聴覚と聴覚の両方に訴えて障害を報知するので、ユーザは視覚および聴覚の両方から与えられる多くの情報を手がかりに、障害に対処することができる。その一方で、ユーザが視覚から与えられる情報だけで障害に対処できた場合は、さらなる情報が追って与えられることがないので、ユーザは不要な情報に煩わしさを感じることもない。
特に、請求項3に記載の発明によれば、カバーの開閉回数に応じた報知画面を表示画面上に表示させる。つまり、ユーザがカバーを開閉して障害の除去を試みているにも拘わらず障害が除去されない場合には、異なる報知画面を表示して別の情報をユーザに提供するので、ユーザは新たに提供された情報を手がかりにして障害に対処することができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、カバーの開閉回数が所定回数より少ない場合には第1示唆画面を、所定回数以上の場合には第2示唆画面を候補を、それぞれ表示画面上に表示させる。この第1示唆画面は、障害を除去するために開くべきカバーを示唆する画面であり、第2示唆画面は、障害の要因となっている蓋然性のある部品候補を示唆する画面である。つまり、開くべきカバーを示唆してもなお障害が除去されない場合は、障害に関するより具体的な情報をユーザに与えるので、ユーザは追って与えられた情報を手がかりにして障害の除去を行うことができる。一方で、開くべきカバーを示唆するだけで障害が除去された場合は、さらなる情報が追って与えられることがないので、ユーザは不要な情報に煩わしさを感じることもない。
〔第1の実施の形態〕
〈1.デジタル複合機の構成〉
図1は、この発明に係る画像形成装置の第1の実施の形態に相当するデジタル複合機1の外観構成を示す図である。また、図2は、デジタル複合機1の構成を示す図である。デジタル複合機1は、FAX機能、コピー機能、スキャン機能、プリント機能などの複数の機能を有する複合機(MFP装置)として構成されている。
デジタル複合機1は、図2に示すように、制御部11と、ROM12と、データメモリ13と、画像メモリ14と、操作部15と、表示部16と、音声発生部17と、カバー開閉検知センサ18と、障害検知センサ19と、画像処理部20と、画像読取部21と、画像記録部22と、大容量蓄積部23と、通信関係の処理部24〜27とを、バスラインBLを介して電気的に接続した構成となっている。
制御部11は、CPUで構成されている。制御部11は、ROM12に記憶されたプログラムPに基づいて上記のハードウエア各部を制御し、デジタル複合機1の機能を実現する。
ROM12は、デジタル複合機1の制御に必要なプログラムPやデータを予め格納した読み出し専用の記憶装置である。
データメモリ13は、読み出しと書き込みとが可能な記憶装置であり、画像データ、FAX番号、メールアドレスなどの一時的に蓄積される諸データや、制御部11による演算処理の際に発生するデータなどを一時的に記憶する。データメモリ13はSRAMやフラッシュメモリなどで構成される。
画像メモリ14は、LANI/F27やNCU26を通じて外部装置から受信した画像データ、画像読取部21において取得された画像データ、画像処理部20において処理された画像データなどを一時的に記憶するための記憶装置である。画像メモリ14は、読み出しと書き込みとが可能なDRAM等のメモリにより構成される。
操作部15は、文字キー、テンキー、ファンクションキーなどの各種キーによって構成され、コマンドやデータの入力などのユーザ操作を受け付ける。操作部15が受けたユーザ操作は信号として制御部11に入力される。制御部11はユーザ操作に基づいて各部の動作を制御する。
表示部16は、デジタル複合機1の動作状態や、画像データなどを表示する表示装置である。表示部16は、液晶ディスプレイなどの表示装置により構成される。表示部16の示す操作ボタン機能は専用ボタンによって構成されていてもよいが、この表示部16のディスプレイ画面上に設けたタッチパネルによって実現されてもよい。
音声発生部17は、所定のアラーム音や音声メッセージ等を発生する装置である。音声発生部17は、音声データメモリ171とスピーカ172とを備えている。音声データメモリ171は、各種のアラーム音や、各種の音声メッセージを記憶する。スピーカ172は、音声データメモリ171に記憶されたアラーム音や音声メッセージを可聴音として出力する。
カバー開閉検知センサ18は、デジタル複合機1の筐体90(図1)に設けられた複数のカバーのそれぞれに設けられ、各カバーの開閉状態を検知するセンサである。図1に示すように、デジタル複合機1の筐体90には、複数のカバー91a〜91e(例えば、筐体90の上側に設けられたトップカバー91a、側面に設けられた側面カバー91b,91c、記録紙を収納するカセットのカバー91d,91e、原稿カバー91f)が形成されており、各カバー91a〜91eにはカバー開閉検知センサ18a〜18eがそれぞれ設けられている。例えば、トップカバー91aにはトップカバーセンサ18aが、側面カバー91b,91cのそれぞれには側面カバーセンサ18b,18cが、カセットカバー91d,91eにはカセットカバーセンサ18d,18eが、原稿カバー91fには原稿カバーセンサ18fが、それぞれ設けられている。
障害検知センサ19は、デジタル複合機1の装置内部の所定箇所に複数配置され、デジタル複合機1の装置内部で発生した各種の障害の発生を検知するセンサである。障害検知センサ19は、障害の発生を検知した場合に、当該検知情報を後述する障害解析部101に送る。例えば、デジタル複合機1内の所定箇所には、障害検知センサ19として、紙詰まりを検知する紙詰まり検知センサ191や、トナー切れを検知するトナーセンサ192等が設けられている。また、説明および図示は省略するが、紙詰まり検知センサ191やトナーセンサ192以外にも、各種の障害を検知するためのセンサが障害検知センサ19としてデジタル複合機1内の所定箇所に設けられている。
紙詰まり検知センサ191は、原稿や記録用紙の搬送経路上の所定箇所に配置され、原稿や記録用紙の通過を検知するセンサである。搬送経路上に設けられた搬送ローラ(図示省略)が原稿や記録用紙を所定距離だけ送り出した際に、搬送開始位置から当該所定距離の位置に配置された紙詰まり検知センサ191が原稿や記録用紙の通過を検知しない場合には、後述する障害解析部101が当該搬送経路部分において紙詰まりが発生したと判断する。
トナーセンサ192は、トナーケース(図示省略)内の下部に配置され、トナーの有無を検知するセンサである。トナーセンサ192がトナーが無くなったことを検知した場合には、後述する障害解析部101がトナー切れが発生したと判断する。
画像処理部20は、受信された画像データや、画像読取部21から取得した画像データにA/D変換、表色系の変換、色調整、画像の合成などの種々の処理を行う処理部である。
画像読取部21は、原稿上の画像をCCDラインセンサなどの読取素子によって読み取るスキャナーである。画像読取部21は、ガラス台上に載置された原稿の表面を読取素子が走査して画像を読み取るタイプのスキャナーであってもよく、原稿の載置台(図示省略)に載置された原稿を、ADF(Auto Document Feeder)によって搬送し、搬送される原稿の表面を静止した読取素子によって走査して画像を読み取るタイプのスキャナーであってもよい。
画像記録部22は、画像メモリ14に格納された画像データなどを記録用紙上へ記録するプリンタである。画像記録部22には、例えば、電子写真方式のプリンタを採用することができる。
大容量蓄積部23は、ハードディスクなどにより構成される。大容量蓄積部23は、画像読取部21により処理された画像データを蓄積することができる。
さらにこのデジタル複合機1には、通信関係の処理部として、画像データ等を複数のプロトコルに対応して符号化/復号化するコーデック(CODEC)24と、送受信データの変調および復調を行うモデム25と、電話回線の開閉制御を行うNCU26と、LANとのインターフェイスに相当するLANI/F27とが、バスラインBLを介して電気的に接続した構成となっている。
ここで、デジタル複合機1の通信環境について説明する。デジタル複合機1はLANと接続されておいる。また、LANはルータなどを介してインターネットに接続されている。これにより、デジタル複合機1は、LANを介して接続された外部装置やインターネットを介して接続された外部装置と電子メール通信などを行うことができる。さらに、デジタル複合機1は、アナログ回線用のデータ通信ネットワークであるPSTN(公衆交換電話網)と接続されている。これによって、デジタル複合機1はPSTNを介して接続された外部装置とのFAX通信を行うことができる。なお、外部装置は、例えば、モデム接続されたパソコン、デジタル複合機1と同様の装置、固定電話、携帯電話、FAX専用機等である。
〈障害の報知に関する構成〉
デジタル複合機1は、装置内で発生した障害をユーザに報知する機能を有している。図3にはこの機能に関する構成が示されている。図3に示すように、デジタル複合機1は、障害解析部101と、開閉回数カウンタ102と、障害報知部103とを有している。これら各部は、制御部11がROM12上のプログラムPを実行することにより実現される。
障害解析部101は、障害検知センサ19から取得した検知情報を解析して、発生している障害の種類や障害の発生位置を特定する。例えば、上述の通り、紙詰まり検知センサ191が紙詰まりを検知した場合、発生している障害は紙詰まりであると特定する。また、紙詰まりを検知した紙詰まり検知センサ191の配置位置から紙詰まりが発生した搬送経路部分を特定する。また、特定した障害の種類や発生位置を障害報知部103に通知する。障害解析部101は、障害対処カバー特定部111を備えている。
障害対処カバー特定部111は、発生している障害の種類や発生位置に基づいて、当該障害を除去するためにユーザが開くべきカバー(以下において、「障害対処カバー」という)を特定する。また、特定した障害対処カバーの種類を開閉回数カウンタ102に通知する。例えば、発生している障害の種類が「紙詰まり」で、その発生位置が「原稿搬送経路部分」である場合、障害対処カバーを「原稿カバー91f」に特定する。また例えば、発生している障害の種類が「紙詰まり」で、その発生位置が「上段の用紙カセット」の場合、障害対処カバーを「カセットカバー91d」に特定する。また、発生している障害の種類が「トナー切れ」の場合には、障害対処カバーを「トップカバー91a」に特定する。
開閉回数カウンタ102は、障害対処カバーに設けられたカバー開閉検知センサ18からカバーの開閉状態についての検知情報を取得して、障害対処カバーの開閉回数をカウントする。
障害報知部103は、障害検知センサ19が障害の発生を検知した場合に、その旨をユーザに報知する。障害報知部103は、報知画面表示処理部131と、音声メッセージ鳴動処理部132とを備える。
報知画面表示処理部131は、障害の発生をユーザに報知するための画面(報知画面)を表示部16のディスプレイに表示させる。より具体的には、画像メモリ14に予め格納された複数の報知画面候補の画像データから、現在発生している障害に対応した報知画面の画像データを選択して読み出して、表示部16のディスプレイに表示させる。つまり、報知画面表示処理部131は、報知画面を表示部16のディスプレイに表示させることによって、表示部16を、障害の発生をユーザの視覚に訴えて報知する視覚的障害報知手段として機能させる。
音声メッセージ鳴動処理部132は、装置内に発生した障害をユーザに報知するための音声メッセージ(報知音声メッセージ)を音声発生部から発生させる。より具体的には、音声データメモリ171に予め格納された複数の報知音声メッセージから、現在発生している障害に対応した報知音声メッセージを選択して読み出して、スピーカ172から可聴音として出力させる。つまり、音声メッセージ鳴動処理部132は、報知音声メッセージを音声発生部17から発生させることによって、音声発生部17を、障害の発生をユーザの聴覚に訴えて報知する聴覚的障害報知手段として機能させる。
〈2.処理動作〉
デジタル複合機1が装置内で発生した障害をユーザに報知する際の処理動作を図4を参照しながら説明する。
はじめに、障害検知センサ19がデジタル複合機1の装置内部で障害の発生を検知したか否かを判断する(ステップS1)。
ステップS1で、障害検知センサ19が障害を検知した場合、障害検知センサ19は当該検知情報を障害解析部101に送る。障害検知センサ19より障害の検知情報を取得した障害解析部101は、取得した情報を解析して、発生している障害の種類および障害の発生位置を特定する(ステップS2)。
続いて、障害対処カバー特定部111が、ステップS1で検知されステップS2でその種類が特定された障害(以下において「発生中障害」という)の障害対処カバーを特定する(ステップS3)。例えば、ステップS2で、ステップS1で検知された障害の種類が「紙詰まり」と特定され、その発生位置が「原稿搬送路」と特定された場合、障害対処カバーを「原稿カバー91f」に特定する。
続いて、開閉回数カウンタ102が、ステップS3で特定された障害対処カバーに設けられたカバー開閉検知センサ18からカバーの開閉状態についての検知情報を取得して、障害対処カバーの開閉回数のカウントを開始する(ステップS4)。例えば、ステップS3で障害対処カバーが「原稿カバー91f」に特定された場合、障害対処カバーが原稿カバー91fに設けられた原稿カバー開閉検知センサ18fからカバーの開閉状態についての検知情報を取得して開閉回数のカウントを開始する。
続いて、障害報知部103が、開閉回数カウンタ102から障害対処カバーの開閉回数のカウント数を取得し、開閉回数が所定数n以上であるか否かを判断する(ステップS5)。なお、所定数nの値は、2以上の任意の整数値に設定可能とする。
ステップS5で、障害対処カバーの開閉回数のカウント数が所定数n以上でないと判断された場合、障害報知部103が、第1の報知態様で障害の発生を報知する(ステップS6)。第1の報知態様とは、ユーザの視覚に訴えて報知する態様である。すなわち、報知画面表示処理部131が、画像メモリ14に予め格納された複数の報知画面候補の画像データから、発生中障害に対応した報知画面の画像データを選択して読み出して、表示部16のディスプレイに表示させる。例えば、ステップS2で、ステップS1で検知された障害の種類が「紙詰まり」と特定された場合、「紙詰まりが発生しました。」とのメッセージを表示した報知画面の画像データを画像メモリ14から読み出して、表示部16のディスプレイに表示させる。
一方、ステップS5で、障害対処カバーの開閉回数のカウント数が所定数n以上であると判断された場合、障害報知部103が、第2の報知態様で障害の発生を報知する(ステップS7)。第2の報知態様とは、ユーザの視覚および聴覚の両方に訴えて報知する態様である。すなわち、報知画面表示処理部131が、画像メモリ14に予め格納された複数の報知画面候補の画像データから、発生中障害に対応した報知画面の画像データを選択して読み出して、表示部16のディスプレイに表示させる一方で、音声メッセージ鳴動処理部132が、音声データメモリ171に予め格納された複数の報知音声メッセージから、発生中障害に対応した報知音声メッセージを選択して読み出して、スピーカ172から可聴音として出力させる。なお、音声メッセージではなく、所定のアラーム音を出力させてもよい。例えば、ステップS2で、ステップS1で検知された障害の種類が「紙詰まり」と特定された場合、「紙詰まりが発生しました。」とのメッセージを表示した報知画面を表示部16のディスプレイに表示させ続ける一方で、「紙詰まりが発生しました。」との音声メッセージを音声データメモリ171から読み出してスピーカ172から出力させる。
ステップS6やステップS7の処理が行われると、続いてステップS8に進んで、障害検知センサ19がステップS1で検知した障害の解消を検知したか否かを判断する。
ステップS8で障害検知センサ19が障害の解消を検知しない場合は、再びステップS5に戻る。
一方、ステップS8で障害検知センサ19が障害の解消を検知した場合は、報知処理を停止して(ステップS9)、障害の報知を終了する。より具体的には、表示部16に表示された報知画面を消去し、音声発生部17から音声メッセージが発生されている場合にはそれを停止して、障害の報知処理を終了する。
〈3.効果〉
この実施の形態によると、障害対処カバーの開閉回数が所定回数n以上となっても障害が解消しない場合、すなわち、ユーザが障害の除去を試みて障害対処カバーを何度も開閉しているにも拘わらず障害が解消しない場合、障害の報知態様を変更する。より具体的には、報知態様を追加し、ユーザの視覚に訴える第1の報知態様から、ユーザの視覚および聴覚の両方に訴える第2の報知態様に変更する。つまり、視覚に訴える報知を受けても障害に対処できないユーザに対しては、さらに聴覚に訴える報知を行うので、ユーザは視覚および聴覚の両方から与えられる情報を手がかりに障害に対処することができる。一方で、視覚に訴える報知を受けただけで障害に対処できたユーザに対しては聴覚に訴える報知が行われることがないので、ユーザは不要な情報に煩わしさを感じることもない。
〔第2の実施の形態〕
〈1.デジタル複合機の構成〉
この発明に係る画像形成装置の第2の実施の形態に相当するデジタル複合機2は、先に第1の実施の形態として説明したデジタル複合機1とほぼ同様の構成を有している。以下においては、第2の実施の形態に係るデジタル複合機2の構成要素のうち、第1の実施の形態に係るデジタル複合機1と同じ構成要素についてはその説明を省略するとともに、同じ参照符号(図1、図2)で示すことにする。
〈障害の報知に関する構成〉
デジタル複合機2は、装置内で発生した障害をユーザに報知する機能を有している。図5にはこの機能に関する構成が示されている。図5に示すように、デジタル複合機2は、障害解析部201と、開閉回数カウンタ102と、障害報知部203とを有している。これら各部は、制御部11がROM12上のプログラムPを実行することにより実現される。なお、開閉回数カウンタ102は、先に説明した通りである。
障害解析部201は、障害検知センサ19から取得した検知情報を解析して、発生している障害の種類や障害の発生位置を特定する。障害解析部201は、障害対処カバー特定部211と、障害要因部品候補特定部212とを備えている。障害対処カバー特定部211は先に説明した障害対処カバー特定部111と同じである。
障害要因部品候補特定部212は、発生している障害の要因となっている部品や、発生している障害を除去するためにユーザが操作するべき部品、破損のおそれがある部品(以下において、これらの部品を「障害要因部品候補」と総称する)を特定する。また、特定した障害要因部品候補を障害報知部103に通知する。特定位置に発生した特定種類の障害についてどの部品が障害要因部品候補となるかは装置の設計段階で予測可能である。デジタル複合機1においては、障害の種類や障害の発生位置と対応付けて当該障害についての障害要因部品候補が記憶された「部品候補テーブル(図示省略)」が予めメモリに格納されている。したがって、障害要因部品候補特定部212は、発生している障害の種類や発生位置についての情報を取得した場合、当該障害と対応付けられた障害要因部品候補をメモリに格納された部品候補テーブルから読み出すことによって障害要因部品候補を特定する。例えば、発生している障害の種類が「紙詰まり」であり、その発生位置が「記録紙搬送路中の経路部分A(図7(b)参照)」と特定された場合、「経路部分Aでの紙詰まり」に対応付けられた障害要因部品候(例えば、補経路部分Aで紙詰まりを発生する原因となる部品(記録紙が引っかかりやすいローラ部品等)や、紙詰まりを除去するためにユーザが操作するべき部品(詰まった記録紙を除去するために操作すべきレバーa(図7(b)参照)や、詰まった記録紙を発見するために開くべき内部カバー等))を部品候補テーブルから読み出す。
障害報知部203は、障害検知センサ19が検知した障害をユーザに報知する。障害報知部203は、報知画面表示処理部231を備える。
報知画面表示処理部231は、装置内に発生した障害をユーザに報知するための画面(報知画面)を表示部16のディスプレイに表示させる。より具体的には、画像メモリ14に予め格納された複数の報知画面候補の画像データから、現在発生している障害および現在の障害対処カバーの開閉回数に対応した報知画面の画像データを選択して読み出して、表示部16のディスプレイに表示させる。ただし、障害対処カバーの開閉回数と報知画面との対応関係は次の通りである。すなわち、障害対処カバーの開閉回数が所定回数m以上でない場合には、障害対処カバーを示唆する第1示唆画面を対応付ける。また、障害対処カバーの開閉回数が所定回数m以上の場合には、障害要因部品候補を示唆する第2示唆画面を対応付ける。なお、所定数mの値は、任意の値に設定可能とする。
図7(a),図8(a)には、表示部16に第1示唆画面S1,S10が表示された状態が例示されている。ここに示されるように、第1示唆画面は、例えば、デジタル複合機1の全体を示すイラスト中で障害対処カバー開閉する様子のアニメーション画面とすることができる。また、デジタル複合機1の全体を示すイラスト中で障害対処カバーが点滅表示される画面であってもよいし、「側面カバーを開いてください」のように障害対処カバーを言葉で示唆したメッセージ画面であってもよい。
図7(b),図8(b)には、表示部16に第2示唆画面S2,S20が表示された状態が例示されている。ここに示されるように、第2示唆画面は、例えば、障害対処カバーを開いた際に現れる内部構造を拡大して示すイラスト中で障害要因部品候補が操作すべき方向に沿って移動する様子のアニメーション画面とすることができる。また、障害要因部品候補の付近を拡大表示される画面であってもよいし、そのような画面においてさらに障害要因部品候補が点滅表示されてもよい。また、「側面カバー内部にあるレバーを右に引いてください」のように障害要因部品候補を言葉で示唆したメッセージ画面であってもよい。なお、図7(b),図8(b)では、障害要因部品候補が1つしか示されていないが、複数の障害要因部品候補が存在する場合には、各障害要因部品候補を示唆する画面が表示されることになる。この場合、1つの画面内に複数の障害要因部品候補を一度に示してもよいし、障害要因部品候補のそれぞれを示す画面を順次切り替えて表示してもよい。
〈2.処理動作〉
デジタル複合機2が装置内で発生した障害をユーザに報知する際の処理動作を図6を参照しながら説明する。
はじめに、障害検知センサ19がデジタル複合機2の装置内部で障害の発生を検知したか否かを判断する(ステップS11)。
ステップS11で、障害検知センサ19が障害を検知した場合、障害検知センサ19は当該検知情報を障害解析部201に送る。障害検知センサ19より障害の検知情報を取得した障害解析部201は、取得した情報を解析して、発生している障害の種類および障害の発生位置を特定する(ステップS12)。
続いて、障害要因部品候補特定部212が、ステップS11で検知されステップS12でその種類が特定された障害(発生中障害)の障害要因部品候補を特定する(ステップS13)。より具体的には、発生中障害の種類や発生位置と対応付けられた障害要因部品候補を部品候補テーブル(図示省略)から読み出す。例えば、ステップS12で、ステップS11で検知された障害の種類が「紙詰まり」と特定され、その発生位置が「搬送経路部分A(図7(b)参照)」と特定された場合、「レバーa(図7(b)参照)」を障害要因部品候補に特定する。また例えば、その発生位置が「上段の用紙カセット」と特定された場合、「レバーb(図8(b)参照)」を障害要因部品候補に特定する。なお、ステップS13の処理は、ステップS16で障害対処カバーの開閉回数のカウント数が所定数m以上でないと判断された場合に、ステップS18の処理を行う前に行ってもよい。
続いて、障害対処カバー特定部211が、発生中障害の障害対処カバーを特定する(ステップS14)。例えば、ステップS12で、ステップS11で検知された障害の種類が「紙詰まり」と特定され、その発生位置が「搬送経路部分A」と特定された場合、障害対処カバーを「側面カバー91b」に特定する。また例えば、その発生位置が「上段の用紙カセット」と特定された場合、障害対処カバーを「カセットカバー91d」に特定する。
続いて、開閉回数カウンタ102が、ステップS3で特定された障害対処カバーに設けられたカバー開閉検知センサ18からカバーの開閉状態についての検知情報を取得して、障害対処カバーの開閉回数のカウントを開始する(ステップS15)。
続いて、障害報知部203が、開閉回数カウンタ102から障害対処カバーの開閉回数のカウント数を取得し、開閉回数が所定数m以上であるか否かを判断する(ステップS16)。なお、所定数mの値は、2以上の任意の整数値に設定可能とする。
ステップS16で、障害対処カバーの開閉回数のカウント数が所定数m以上でないと判断された場合、報知画面表示処理部231が、画像メモリ14に予め格納された複数の報知画面候補の画像データから、発生中障害および現在の障害対処カバーの開閉回数に対応した報知画面の画像データとして障害対処カバーを示唆する第1示唆画面を選択して読み出して、表示部16のディスプレイに表示させる(ステップS17)。例えば、ステップS14で、発生中障害の障害対処カバーが「側面カバー91b」と特定された場合、「側面カバー91b」を示唆する第1示唆画面S1の画像データを画像メモリ14から読み出して、表示部16のディスプレイに表示させる(図7(a))。また例えば、発生中障害の障害対処カバーが「カセットカバー91d」と特定された場合、「カセットカバー91d」を示唆する第1示唆画面S10の画像データを画像メモリ14から読み出して、表示部16のディスプレイに表示させる(図8(a))。
一方、ステップS16で、障害対処カバーの開閉回数のカウント数が所定数m以上であると判断された場合、報知画面表示処理部231が、画像メモリ14に予め格納された複数の報知画面候補の画像データから、発生中障害および現在の障害対処カバーの開閉回数に対応した報知画面の画像データとして障害要因部品候補を示唆する第2示唆画面を選択して読み出して、表示部16のディスプレイに表示させる(ステップS18)。例えば、ステップS14で、障害要因部品候補が「レバーa」と特定された場合、「レバーa」を示唆する第2示唆画面S2の画像データを画像メモリ14から読み出して、表示部16のディスプレイに表示させる(図7(b))。また例えば、障害要因部品候補が「レバーb」と特定された場合、「レバーb」を示唆する第2示唆画面S20の画像データを画像メモリ14から読み出して、表示部16のディスプレイに表示させる(図8(b))。
ステップS17やステップS18の処理が行われると、続いてステップS19に進んで、障害検知センサ19がステップS11で検知した障害の解消を検知したか否かを判断する。
ステップS19で障害検知センサ19が障害の解消を検知しない場合は、再びステップS16に戻る。
一方、ステップS19で、障害検知センサ19が障害の解消を検知した場合は、報知処理を停止して(ステップS20)、障害の報知を終了する。より具体的には、表示部16に表示された報知画面を消去して、障害の報知処理を終了する。
〈3.効果〉
この実施の形態によると、障害を除去するために開くべきカバーが開閉された回数に応じた報知画面を表示画面上に表示させる。つまり、ユーザがカバーを開閉して障害の除去を試みているにも拘わらず障害が除去されない場合には、異なる報知画面を表示して別の情報をユーザに提供するので、ユーザは新たに提供された情報を手がかりにして障害に対処することができる。
より具体的には、障害対処カバーの開閉回数が所定回数mより少ない場合には障害対処カバーを示唆する第1示唆画面を、所定回数m以上の場合には障害要因部品候補を示唆する第2示唆画面を候補をそれぞれ表示画面上に表示させる。つまり、開くべきカバーを示唆してもなお障害が除去されない場合は、障害内容ないしはその復旧に必要なより具体的な情報をユーザに与えるので、ユーザは示唆された障害要因部品候補を実際に操作したり、その部品付近に紙が詰まっていないかを確認したりすることで、障害の除去を行うことができる。また、破損している部品がある場合には、それを迅速に発見できることができる。一方で、開くべきカバーを示唆するだけで障害が除去された場合は、さらなる情報が追って与えられることがないので、ユーザは不要な情報に煩わしさを感じることもない。
〔変形例〕
上記の第1の実施の形態では、障害対処カバーの開閉回数が所定回数nより少ない場合には視覚に訴える第1の報知態様による障害の報知を行い、所定回数n以上の場合には視覚と聴覚の両方に訴える第2の報知態様に切り替えているが、開閉回数が所定回数n以上となった場合に、表示部16に表示する報知画面を切り替える構成としてもよい。例えば、障害対処カバーの開閉回数が所定回数nより少ない場合には、表示部16に表示する報知画面として第2の実施の形態において説明した第1示唆画面を選択し、所定回数n以上の場合には、表示部16に表示する報知画面として第2の実施の形態において説明した第2示唆画面を選択してもよい。
また、上記の各実施の形態では、障害対処カバーの開閉回数が所定回数n以上の場合に報知態様を切り替えているが、より細かく段階的に報知態様を切り替えてもよい。例えば、以下のように順次報知態様を変更してもよい。障害対処カバーの開閉回数が所定回数n1より少ない場合には、表示部16に第1の報知画面(例えば、第1示唆画面)を表示する。障害対処カバーの開閉回数が所定回数n1以上の場合には、表示部16に表示する報知画面を第1の報知画面から第2の報知画面(例えば、第2示唆画面)に切り替える。障害対処カバーの開閉回数が所定回数n2(>n1)以上の場合には、報知音声メッセージの出力を開始する。また例えば、以下のように順次報知態様を変更してもよい。障害対処カバーの開閉回数が所定回数m1より少ない場合には、表示部16に第1の報知画面(例えば、「紙詰まりが発生しました」とのメッセージ画面)を表示する。障害対処カバーの開閉回数が所定回数m1以上の場合には、表示部16に表示する報知画面をメッセージ画面から第1示唆画面に切り替える。障害対処カバーの開閉回数が所定回数m2(>m1)以上の場合には、表示部16に表示する報知画面を第1示唆画面から第2示唆画面に切り替える。
また、上記の第1の実施の形態では、所定の報知音声メッセージやアラーム音を出力することによって障害を報知しているが、障害対処カバーの開閉回数に応じて音声メッセージやアラーム音を変化させてもよい。例えば、開閉回数に応じて出力音量を大きくしたり、出力音を高音に変化させてもよい。また、出力する音声メッセージやアラーム音の種類を変更してもよい。例えば、開閉回数が所定回数以上の場合には、出力する音声メッセージを、障害要因部品候補を示唆する音声メッセージに切り替えてもよい。
この発明の実施の形態に相当するデジタル複合機の外観構成を示す図である。 デジタル複合機1の構成を示す図である。 装置内で発生した障害をユーザに報知する機能に関する構成を示す図である。 装置内で発生した障害をユーザに報知する際の処理動作の流れを示す図である。 装置内で発生した障害をユーザに報知する機能に関する構成を示す図である。 装置内で発生した障害をユーザに報知する際の処理動作の流れを示す図である。 表示部に第1示唆画面および第2示唆画面がそれぞれ表示された状態を例示する図である。 表示部に第1示唆画面および第2示唆画面がそれぞれ表示された状態を例示する図である。
符号の説明
1 デジタル複合機
16 表示部
17 音声発生部
18 カバー開閉検知センサ
19 障害検知センサ
101,201 障害解析部
102 開閉回数カウンタ
103,203 障害報知部
111,211 障害対処カバー特定部
131,231 報知画面表示処理部
132 音声メッセージ鳴動処理部
212 障害要因部品候補特定部

Claims (4)

  1. 装置の筐体に設けられた複数のカバーと、
    前記装置の内部で発生した障害を検知する障害検知手段と、
    前記障害検知手段が検知した前記障害をユーザに報知する障害報知手段と、
    前記複数のカバーのうち、前記障害を除去するために開くべきカバーについて、前記障害が検知された後の開閉回数をカウントする計数手段と、
    を備え、
    前記障害報知手段が、
    前記開閉回数に応じて前記障害の報知態様を変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記障害報知手段が、
    前記障害をユーザの視覚に訴えて報知する視覚的障害報知手段と、
    前記障害をユーザの聴覚に訴えて報知する聴覚的障害報知手段と、
    を備え、
    前記障害報知手段が、
    前記開閉回数が所定回数より少ない場合に、前記視覚的障害報知手段を能動化し、
    前記開閉回数が前記所定回数以上の場合に、前記視覚的障害報知手段と前記聴覚的障害報知手段とを能動化することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記障害報知手段が、
    表示画面上に前記障害の発生を報知する報知画面を表示させる報知画面表示処理手段、
    を備え、
    前記報知画面表示処理手段が、
    複数の報知画面候補の中から、前記障害の種類と前記開閉回数とに応じた報知画面候補を、前記表示画面上に表示させる報知画面として選択することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記報知画面表示処理手段が、
    前記開閉回数が所定回数より少ない場合に、前記障害を除去するために開くべきカバーを示唆する第1示唆画面を、前記表示画面上に表示させる報知画面として選択し、
    前記開閉回数が前記所定回数以上の場合に、前記装置の内部に格納された部品のうち前記障害の要因となっている蓋然性のある部品候補を示唆する第2示唆画面を、前記表示画面上に表示させる報知画面として選択することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018140867A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 キヤノン株式会社 画像形成装置

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