JP2008120075A - インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

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修司 小山
Satoshi Ibe
智 伊部
Yoshiaki Suzuki
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Hirotaka Komiyama
裕登 小宮山
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Abstract

【課題】無電解めっき法を採用しても、新たな保護層を必要しないインクジェット記録ヘッドおよびその製造方法を提供すること、更には、流路形成部材と基板との密着性を向上させるための密着層を用いることで、バンプ部の信頼性を向上させたインクジェット記録ヘッドおよびその製造方法を提供することにある。
【解決手段】インクジェット記録ヘッドの構成を、エネルギー発生素子と電極パッドの周囲および縁とを覆う保護層と、保護層上の流路形成部材を形成する部位に形成された、該保護層を介して流路形成部材を前記基板の表面に密着させるための密着層と、電極パッドを囲む部位の保護層上に形成された、密着層と同じ材料で形成された上部保護層と、無電解めっき法により形成された、電極パッドを覆うニッケル層と該ニッケル層を覆う金層を有するバンプと、を有する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェット記録装置に用いられるインクジェット記録ヘッドおよびその製造方法に関するものである。
インクジェット記録方法としては、熱エネルギーを液体に作用させて、液滴吐出の原動力を得て、液滴を被記録部材に付与して記録を行う方法が知られている。
この記録法では、熱エネルギーの作用を受けた液体が加熱されて気泡が発生し、この気泡発生に基づく作用力によって、記録ヘッド部先端のオリフィスから液滴が形成され、この液滴が被記録部材に付着して情報等の記録が行われる。
この記録法に適用される記録ヘッドは、一般に液体を吐出する為に設けられたオリフィスと、このオリフィスに連通して液滴を吐出する為の熱エネルギーが液体に作用する部分である熱作用部を構成の一部とする液流路とを有する液吐出部を具備している。
さらに、熱エネルギーを発生する手段である熱変換体としての発熱抵抗層と、それをインクから保護する上部保護層と蓄熱する為の下部層を具備している。
従来知られているインクジェット記録ヘッドの製造方法は、発熱抵抗素子と吐出口間の距離を高い精度で短くかつ再現よく設定可能で高品位記録が可能なインクジェット記録ヘッドが得られる製造方法である。
その製造方法は、溶解可能な樹脂でのインク流路パターン形成工程と、常温にて固体状のエポキシ樹脂を含む被覆樹脂を塗布する工程と、インク吐出口形成工程と、溶解可能な樹脂層を溶解する工程を有する製造方法である(特開平6−286149号公報参照)。
更に、インク吐出圧力発生素子を設けた基板上に、ポリエーテルアミド樹脂からなる密着層を介して、流路形成部材である被覆樹脂を接合する製造方法も知られている(特開平11−348290号公報参照)。この製造方法におけるインク吐出圧力発生素子の有する発熱抵抗体上には、絶縁層膜と、耐キャビテーション層としてTa膜が設けられている。
図8(A)及び(B)に、従来の製造方法により製造されたインクジェット記録ヘッドの斜視図と断面図を示す。また、図9(A)〜(F)は、従来のインクジェット記録ヘッドの基本的な製造工程を示した断面模式図である。バンプ6の形成方法に関しては、特開2000−43271号公報に開示されている。
図9(A)に示されているシリコン基板1としては結晶方位[100]のものを使用する。その表面には、発熱抵抗体等のインクを吐出するエネルギーを発生させるエネルギー発生素子4が複数個配置されている。また、インク供給口17を形成する際に用いる犠牲層3が設けられ、エネルギー発生素子4と犠牲層3とを覆うようにSiNからなる保護層5が形成されている。このときのシリコン基板1の裏面は、SiO2膜7で全面が覆われている。
次に、図8に示すように、配線とともにエネルギー発生素子へ電力を供給するための電極パッド上に無電解めっき法でNi(ニッケル)層及び置換金層を形成し、バンプ6を形成する。
以下に、無電解めっき法を用いたバンプ形成方法を説明する。まず、電極パッドが形成された基板を用意する。この電極パッドは、Al(アルミニウム)が含まれている材料であればよく、Alのみの他、AlとSi(シリコン)の合金やAlとCu(銅)の合金等が用いられても良い。その後、電極パッドのAl面の表面に形成されている酸化膜を除去し、ジンケート処理をした後、Ni層(ニッケル層)を形成する。このNi層は、電極パッドのAl面の表面に付着しているZn(亜鉛)と置換して形成された後、還元反応で成長していく。その後、電極パッドのAl面の上に形成されたNi層を覆うように置換金層を形成して、所望のバンプ6を形成する。
次に、図9(C)に示すように、シリコン基板1の表面と裏面とに、密着層8及びエッチングマスク層9を形成するために、ポリエーテルアミド樹脂をそれぞれ塗布し、熱処理により硬化させる。密着層8は、ポリエーテルアミド樹脂の層にポジ型レジストをスピンコート等により塗布、露光、現像し、ポリエーテルアミド樹脂の層をドライエッチング等によりパターニングした後、ポジ型レジストを剥離し、残ったポリエーテルアミド樹脂層として得られる。
表面への処理と同様の工程で裏面にエッチングマスク層9のパターニングをする為に、裏面のポリエーテルアミド樹脂層にポジ型レジストをスピンコート等により塗布、露光、現像する。その後、ポリエーテルアミド樹脂層をドライエッチング等によりエッチングしてパターニングした後、ポジ型レジストを剥離する。これにより、図9(C)に示すように、裏面にポリエーテルアミド樹脂層の裏面開口2を有するエッチングマスク層9が形成される。
図9(D)において、シリコン基板1の表面に、インク流路の形状に相当する型材11となるポジ型レジストをパターニングする。
次に、型材11上に流路形成部材13となる被覆感光性樹脂をスピンコート等により形成する。この被覆感光性樹脂上には、撥水材14がドライフィルムのラミネート等により形成される。
インク吐出口15は、流路形成部材13に対して、その表面の所定の位置に紫外線やDeepUV光等による露光、現像を行ってパターニングして開孔して形成される。
次に、図9(E)に示すように、型材11及び流路形成部材13等が形成されているシリコン基板1の表面及び側面に対して、保護材16をスピンコート等により塗布して覆う。
シリコン基板1の裏面のSiO2膜7は、エッチングマスク層9をマスクとして除去される。これにより、除去された部位にシリコン基板1の裏面の一部が露出し、ウエットエッチングの開始面となる。
次に、シリコン基板1にインク供給口17を形成する。このインク供給口17は、例えば、強アルカリ溶液による異方性エッチングといったような、基板を化学的にエッチングすることで形成される。
そして、図9(F)に示すように、裏面から異方性エッチングを行っていくと、表面の犠牲層3に到達し、インク供給口17がシリコン基板1を貫通して形成される。次に、エッチングマスク層9及び保護材16を除去する。
更に、型材11を、インク吐出口15及びインク供給口17から溶出・除去させることにより、型材11が存在していた空間に、インク流路及び発泡室が形成される。
そして、インク吐出口15を有する流路形成部材13が形成されたシリコン基板1を、ダイシングソー等により所定の大きさ、形状に切断分離すると、図8(A)に示すようなインクジェット記録ヘッドのチップが完成する。
さらに、インク吐出エネルギー発生素子4を駆動させる為の電気的接合を行った後、インク供給の為のチップタンク部材との接続部を設けて、インクジェット記録ヘッドが完成する。このとき、チップタンク部とチップとを一体に接続する形態のものもある。
特開平6−286149号公報 特開平11−348290号公報
上述した従来のインクジェット記録ヘッドを形成する製造方法においては、以下のような課題が挙げられる。
つまり、完成された半導体基板に無電解めっきを行うと、電極パッドの周囲を保護する保護層5にピンホールが存在する場合には、電子がリークし、無電解めっきの膜厚コントロールが困難になることがあった。
また、ピンホールの下部にAl層がある場合、Alの異常析出が発生することがあった。さらに、この異常析出を防ぐためには、無電解めっきを行う前に、電極パッドの周囲を保護する保護層上に、更に、無電解めっき専用の保護層を形成しなければならなかった。
本発明の目的は、無電解めっき法を採用しても、新たな保護層を必要しないインクジェット記録ヘッドおよびその製造方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、流路形成部材と基板との密着性を向上させるための密着層を用いることで、バンプ部の信頼性を向上させたインクジェット記録ヘッドおよびその製造方法を提供することにある。
本発明のインクジェット記録ヘッドの製造方法は、
インクを吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、該エネルギー発生素子へ電力を供給するための配線及び電極パッドと、インク吐出口に連通するインク流路が形成された流路形成部材と、を有するインクジェット記録ヘッドの製造方法において、
前記エネルギー発生素子と前記配線と前記電極パッドとが形成された基板を用意する工程と、
前記エネルギー発生素子と前記電極パッドの周囲および縁とを覆う保護層を形成する工程と、
前記保護層上の前記流路形成部材を形成する部位と前記電極パッドを囲む部位とに、当該保護層を介して前記流路形成部材を前記基板の表面に密着させるための密着層をパターニングして形成する工程と、
無電解めっき法により、前記電極パッドを覆うニッケル層と当該ニッケル層を覆う金層を形成してバンプを形成する工程と、
を有することを特徴とする。
本発明のインクジェット記録ヘッドは、
インクを吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、該エネルギー発生素子へ電力を供給するための配線及び電極パッドと、インク吐出口に連通するインク流路が形成された流路形成部材と、を基板に有するインクジェット記録ヘッドにおいて、
前記エネルギー発生素子と前記電極パッドの周囲および縁とを覆う保護層と、
前記保護層上の前記流路形成部材を形成する部位に形成された、当該保護層を介して前記流路形成部材を前記基板の表面に密着させるための密着層と、
前記電極パッドを囲む部位の前記保護層上に形成された、前記密着層と同じ材料で形成された上部保護層と、
無電解めっき法により形成された、前記電極パッドを覆うニッケル層と当該ニッケル層を覆う金層を有するバンプと、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、無電解めっき法を採用しても、新たな保護層を必要しないインクジェット記録ヘッドおよびその製造方法を提供することができる。さらに、本発明によれば、流路形成部材と基板との密着性を向上させるための密着層を用いることで、バンプ部の信頼性を向上させたインクジェット記録ヘッドおよびその製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1(A)及び(B)に、本実施形態の製造方法により製造されたインクジェット記録ヘッドの斜視図と断面図を示す。
まず、図1(A)に関して説明する。このインクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)は、エネルギー発生素子4が所定ピッチで2列並んで形成されたシリコン基板1を有している。エネルギー発生素子4として、ここでは電気熱変換素子(ヒータ)を用いている。
次いで、流路形成部材13及び撥水材14に対して、各エネルギー発生素子4の上方に位置する部位に開口するインク吐出口(液体吐出口)15が形成されている。
シリコン基板1を異方性エッチングして形成されたインク供給口(液体供給口)17が、インク吐出エネルギー発生素子4の2つの列の間に開口されている。
このインクジェット記録ヘッドは、インク供給口17を介してインク流路内に充填されたインク(液体)に、エネルギー発生素子4の発生する圧力を加えることによって、インク吐出口15からインク液滴を吐出させ、記録媒体に付着させることにより記録を行う。
このようなインク液の供給を行なうために、流路形成部材13には、インク供給口17からエネルギー発生素子4の配された部位を経て各インク吐出口15に至るインク流路が形成されている。
次に、図1(B)について説明する。A−A断面図に示すように、シリコン基板1にインクを導入するためのインク供給口17が形成されている。その基板上に、インクを吐出させるために必要な、エネルギー発生素子(ヒータ)4、インク流路18、インク吐出口15が形成されている。
また、B−B断面図は、B−B線に沿って1つのバンプ6が配置された部分の断面図である。B−B断面図に示されているように、電極パッド12上に、Ni(ニッケル)層19、置換金層20、還元金層21の層を形成することで、バンプ6が形成されている。
シリコン基板1上には、被覆感光性樹脂による流路形成部材13との密着性を向上させるための密着層8であるポリエーテルアミド樹脂層が形成されている。
このインクジェット記録ヘッドは、プリンタ、複写機、通信システムを有するファクシミリ、プリンタ部を有するワードプロセッサなどの装置、更には各種処理装置と複合的に組み合わせた産業記録装置に搭載可能である。
そして、このインクジェット記録ヘッドを用いることによって、紙、糸、繊維、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックなど種々の記録媒体に記録を行うことができる。
尚、本発明において「記録」とは、文字や図形などの意味を持つ画像を記録媒体に対して付与することだけでなく、パターンなどの意味を持たない画像を付与することも意味する。
本発明の特徴の一つは、流路形成部材13とシリコン基板1との密着性を向上させるために設ける密着層8を、従来は設けていなかった部位、即ち、少なくともバンプ6の周囲に設けて保護層5の更なる保護をすることにある。より具体的には、従来は、密着層8を形成する熱可塑性の樹脂、例えばポリエーテルアミド樹脂層は、流路形成部材13が設けられるシリコン基板1の部位の表面に塗布等で配されていた。そのため、密着層8は、流路形成部材13とシリコン基板1との間、もしくは流路形成部材13の外周のシリコン基板1の表面上に存在するだけであった。しかしながら、本発明では、ポリエーテルアミド樹脂を流路形成部材13に対する密着層8として形成する際に、電極パッド12の周囲を囲んで保護層5を覆うように形成している。
なお、後述する実施例においては、シリコンシリコン基板1の裏面にエッチングマスク層9を、密着層8を形成するポリエーテルアミド樹脂を用いて形成しているが、これは、バンプ6の保護層5の保護自体には直接には関与しないものである。
(実施例1)
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。ここでは、図1のインクジェット記録ヘッドを作成する為の工程を、図2(A)〜(F)を用いて説明する。
図2(A)〜(F)は、図1のA−Aに相当する位置での断面図(A−A断面図)と、B−Bに相当する位置での断面図(B−B断面図)で表した、本発明に係る実施例としてのインクジェット記録ヘッドの基本的な製造工程を示す為の模式図である。
図2(A)に示されるシリコン基板1の表面には、複数の発熱抵抗体等のエネルギー発生素子4と、インク供給口17を形成するときに用いる犠牲層3とが形成される。この犠牲層3は、アルカリ溶液でエッチングすることができるもので、ポリシリコンやエッチング速度の速いAl(アルミニウム)、Al−Si(シリコン)、Cu(銅)、Al−Si−Cuなどの材料で形成される。シリコン基板1の表面は、エネルギー発生素子4と犠牲層3とを覆うようにSiNからなる保護層5が形成される。また、シリコン基板1の裏面は、その全面を覆うSiO2膜7が形成される。
なお、エネルギー発生素子4の配線やそのエネルギー発生素子4を駆動する為の半導体素子は、ここでは不図示である。
このとき、B−B断面図においては、電極パッド12を覆う保護層5がパターニング・除去され、電極パッド12の材料であるAl面が露出した状態になっている。
次に、図2(B)に示すように、シリコン基板1の表面に密着層8、裏面にエッチングマスク層9となるポリエーテルアミド樹脂を、それぞれスピンコート等により塗布し、熱処理により硬化させる。そして、裏面のエッチングマスク層9にインク供給口17を形成する際に用いるマスクの開口を形成する為に、ポジ型レジストをポリエーテルアミド樹脂の上にスピンコート等により塗布、露光、現像する。そして、ドライエッチング等によりパターニングし、ポジ型レジストを剥離すると、図2(B)に示すように、裏面の開口2が形成される。
図2(B)のB−B断面図に示すように、密着層8の形成に利用するために、表面のポリエーテルアミド樹脂層がパターニングされている。その際、電極パッド12の露出面が開口領域(パターン幅Aによる開口に相当)に含まれるように、電極パッド12よりも少し大きめにポリエーテルアミド樹脂層をパターニングする。
次に、図2(C)のB−B断面に示すように、電極パッド12であるAl層にNi層19、置換金層20、還元金層21の順番で、無電解めっきを行う。このとき、電極パッド12が形成された領域の密着層8を構成するポリエーテルアミド樹脂層は、還元金層21及び置換金層20と、保護層5との間にまで延在し、さらにNi層19の内部にまで延在している。つまり、密着層8は、保護層5上の流路形成部材13を形成する部位と、電極パッド12を囲む部位とに、パターニングして形成される。
ここで、無電解めっきによるバンプ形成方法を説明する。
まず、図2(B)のB−B断面図のように、電極パッド12と電極パッド12の殆どを露出してシリコン基板1の表面部分を覆う保護層5が形成された基板を用意する。この電極パッド12はAlが含まれている材料であればよく、Al、Ai−Si、Al−Cu等が用いられる。その後、電極パッド12の露出したAl層の表面に形成されている酸化膜を除去し、ジンケート処理をした後、Ni層19を形成する。このNi層19はAl層の表面に付着しているZn(亜鉛)と置換して形成された後、還元反応で成長していく。次いで、Ni層19の上を覆うように置換金層20を形成する。そして、置換金層20を覆うように還元金層20を形成する。このようにして図2(C)のB−B断面図に示すような電極バンプ6が形成される。
このとき、前工程の図2(B)でパターニングした密着層8となるポリエーテルアミド樹脂層のパターン幅Aよりもバンブの幅Bの方が大きくなるように、バンプ6の高さとポリエーテルアミド樹脂層のパターン幅Aを設計する。
このようにして無電解めっきを行い、バンプ6を形成した結果、バンプ6は良好な状態に形成できた。このとき、密着層8がチップの表面のほぼ全域に存在するため、この密着層8が保護層5に対する上部保護層となる。そのため、保護層5にピンホールがあった場合においても、そのピンホールは上部保護層としての密着層8(ポリエーテルアミド層)により封止され、ピンホールが原因となるめっきの異常析出を抑えることができた。
以降の図2(D)〜(F)のA−A断面図に示す工程では、前述の図9(D)〜(F)のA−A断面図の工程と同じ処理を行なう。この間の流路形成部材13をシリコン基板1の表面に形成する各工程を経ても、図2(D)〜(F)の各B−B断面図のバンプ6の形状は、図2(A)〜(C)の各B−B断面図の工程において無電解めっきを行って形成されたときと同じ形状を保っている。
ここで、図3(A)に示すように、密着層8とエッチングマスク層9を形成するポリエーテルアミド樹脂層の種類によっては、無電解めっき工程後、保護層5の上に、金の付着物(付着金22)が見られる場合がある。この付着金22が生じた場合には、ポリエーテルアミド樹脂による密着層8の有する密着向上機能を低下させたり、付着金22の剥れによるダスト発生やノズル目詰まりを引き起こしたりする可能性が考えられる。そのため、この付着金22は、一連の工程において、できるだけ早い段階で取り除く必要がある。
実際に図3(A)のように、密着層8のポリエーテルアミド樹脂層の上に付着金22が見られるような場合には、以下に示す2つの方法によって、付着金22をそのポリエーテルアミド樹脂層最表面から効率的に除去することができる。
1番目の方法は、図2(C)のB−B断面図にあるように無電解めっきした後、図3(A)から図3(B)のように、密着層8を形成するポリエーテルアミド樹脂層を付着金22と共に適量の厚み分だけエッチング除去する方法である。すなわち、ポリエーテルアミド樹脂層の表面の一部と付着金22を一緒に除去する。このとき、シリコン基板1の裏面に形成されたエッチングマスク層9の表面に付着金22がある場合には、同様に除去されるので、裏面側の付着金22の剥れによる前述のダスト発生やノズル目詰まりなどの弊害を抑えることができる。
この方法によると、エッチング処理によって密着層8を形成しているポリエーテルアミド樹脂層の厚みが薄くなる。また、裏面に同じ材料でエッチングマスク層9を形成している場合も、その材料であるポリエーテルアミド樹脂層の厚みが薄くなる。そこで、図2(B)の工程において、シリコン基板1の表面への密着層8を形成する際には、エッチング量を考慮してそれぞれのポリエーテルアミド樹脂層を厚く塗布しておく必要がある。裏面にポリエーテルアミド樹脂によるエッチングマスク層9を形成した場合も同様である。
2番目の方法は、図4(A)のように付着金22が付着した密着層8の上に、再度ポリエーテルアミド樹脂層23を塗布(積層)することで、付着金22をポリエーテルアミド樹脂層で覆って埋め込む方法である。これにより、新しい密着層8の最表面となるポリエーテルアミド樹脂層23を付着金22の存在しない表面とする方法である。このとき、シリコン基板1の裏面に、ポリエーテルアミド樹脂によるエッチングマスク層9を形成した場合であってその表面に付着金22があるとき、同様に新たなポリエーテルアミド樹脂層24によってその付着金22が覆って隠される。この場合にも、付着金22の剥れによる前述の弊害を抑えることができる。
この2番目の方法によると、1回目(図4(A))と2回目(図4(B))のポリエーテルアミド樹脂の塗付量をコントロールして、本方法による処理後のポリエーテルアミド樹脂層のトータル厚みを制御する必要がある。なお、トータル厚みとは、図4(B)の「密着層8と再塗布によるポリエーテルアミド樹脂層23との各層の合計」あるいは「エッチングマスク層9と再塗布によるポリエーテルアミド樹脂層24との各層の合計」である。
要するに、少なくとも、1回目のポリエーテルアミド樹脂の厚み(密着層8とエッチングマスク層9との厚み)を前述の各例の場合と比べて薄くすることが好ましい。即ち、図2(B)のB−B断面の工程において、密着層8と工程で形成するポリエーテルアミド樹脂層の厚みを、例えば、図2(B)のA−A断面の工程の密着層8の厚みより薄く形成する。その後、2回目のポリエーテルアミド樹脂の塗布によって、図2(C)〜(F)のB−B断面の工程における密着層8のポリエーテルアミド樹脂層の厚み相当となるように、ポリエーテルアミド樹脂を塗布することになる。
このように、前述した2つの方法のいずれを用いても、仮に付着金22が見られる場合であっても、その付着金22による、無電解めっき後の工程への悪影響を効果的に抑えることができる。
さらに、前述のような付着金22金に限定されず、他の無機物あるいは有機物が、密着層8あるいはエッチングマスク層9の表面に付着したとしても、前述の2つの方法により、その付着物によるめっき後工程への悪影響を効果的に抑えることができる。
以上、説明した各工程を経て、流路形成部材13、インク吐出口5、エネルギー発生素子4等が形成されたシリコン基板1を、ダイシングソー等により切断・分離して、チップ化する。そして、インク吐出エネルギー発生素子4を駆動させる為の電気的接合を行った後、インク供給の為のチップタンク部材を接続するための接続部を設けて、インクジェット記録ヘッドが完成する。
(実施例2)
以下、本発明の他の実施例について図面を参照して説明する。ここでは、図1のインクジェット記録ヘッドを作成する為の工程を、図5(A)〜(F)を用いて説明する。図5(A)〜(F)は、図1のA−Aに相当する位置での断面図(A−A断面図)と、B−Bに相当する位置での断面図(B−B断面図)で表した、本実施例としてのインクジェット記録ヘッドの基本的な製造工程を示す為の模式図である。図5(A)〜(F)のA−A断面図の各工程の説明は、前述の実施例1の図2(A)〜(F)のA−A断面図の各工程の説明と同じであるので、ここでは省略する。
本実施例と実施例1との相違は、図5(B)のB−B断面図に示す工程において、ポリエーテルアミド樹脂層(密着層8)のパターン幅Aを、図2(B)のB−B断面図に示す工程のパターン幅Aよりも大きくしたことである。これにより、図5(C)のB−B断面図に示す工程において、電極パッド12が形成された領域の密着層8を構成するポリエーテルアミド樹脂層は、還元金層21及び置換金層20の下にまでは延在していない。ポリエーテルアミド樹脂層(密着層8)の電極パッド側の端は、還元金層21とは接触することなく、還元金層21との間に保護層5が露出している。なお、無電解めっきによるバンプ6の形成方法は、図5(B)のB−B断面から図5(C)のB−B断面に至る間に、前述の実施例1のときの場合と同様である。このとき、図5(B)及び(C)のB−B断面のようにパターニングした密着層8となるポリエーテルアミド樹脂層のパターン幅Aよりもバンブの幅Bの方が小さくなるように、バンプ6の高さとポリエーテルアミド樹脂層のパターン幅Aを設計する。
このようにして無電解めっきを行い、バンプ6を形成した結果、バンプ6は良好な状態に形成できた。このとき、密着層8がチップの表面のほぼ全域に存在するため、この密着層8が保護層5に対する上部保護層となる。そのため、保護層5にピンホールがあった場合においても、そのピンホールは上部保護層としての密着層8(ポリエーテルアミド層)により封止され、ピンホールが原因となるめっきの異常析出を抑えることができた。本実施例の場合、例えば、図5(C)から明らかなように、実施例1の場合と比べて、密着層8を形成するポリエーテルアミド樹脂と還元金層21との間に、ポリエーテルアミド樹脂に覆われていない保護層5の部位がある。しかしながら、この部位と電極パッド12との間の距離が、インク中に含まれるイオンが電極パッド12まで浸透してくることを困難とするものなので、前述のような効果を奏することができる。
ここで、実施例1で述べたものと同様の現象として、図3(A)に示したのと同様に図6(A)に示すように、また図4(A)に示したのと同様に図7(A)に示すように、無電解めっき工程後、保護層5の上に、金の付着物(付着金22)が見られる場合がある。
この付着金22は、ポリエーテルアミド樹脂による密着層8の有する密着向上機能を低下させたり、付着金22の剥れによるダスト発生やノズル目詰まりを引き起こしたりする可能性が考えられる。そのため、実施例2においても、この付着金22は、一連の工程において、できるだけ早い段階で取り除く必要がある。
そこで、図3A〜図4Bを用いて実施例1において説明した2つの対処方法と同様の2つの方法により(対応する図6A〜図7B参照)、付着金22をそのポリエーテルアミド樹脂層最表面から効率的に除去することができる。
実施例1の図3(A)〜図4(B)に示す工程と実施例2の図6(A)〜図7(B)に示す工程との相違は、バンプ6を保護する密着層8の端とバンプ6との位置関係にあり、その他は同様である。要するに、実施例1では、密着層8の端はNi層19、置換金層20及び還元金層21の下にまで延在しており、実施例2では、密着層8の端は還元金層21とも接触しないで離れた位置にある。つまり、密着層8は、保護層5上の流路形成部材13を形成する部位と、電極パッド12を囲む部位とに、パターニングして形成される点は実施例1と同様である。
即ち、1番目の方法は、図6(C)のB−B断面図にあるように無電解めっきを行った後、図6(A)から図6(B)のように、密着層8を形成するポリエーテルアミド樹脂層を付着金22と共に適量の厚みエッチング除去する方法である。このとき、シリコン基板1の裏面に形成されたエッチングマスク層9の表面に付着金22がある場合にも、同様に除去されるので、裏面側の付着金22の剥れによる前述の弊害を抑えることができる。
この方法によると、エッチング処理によってポリエーテルアミド樹脂層の厚みが薄くなる。そこで、図5(B)の工程において、シリコン基板1の表面へのポリエーテルアミド樹脂の塗付の際には、エッチング量を考慮してポリエーテルアミド樹脂層を厚く塗布しておく必要がある。
2番目の方法は、図7(A)のように付着金22が付着した密着層8の上に、再度ポリエーテルアミド樹脂層23を塗布(積層)することで、図7(B)のように付着金22をポリエーテルアミド樹脂層で覆って埋め込む方法である。これにより、新しい密着層8の最表面となるポリエーテルアミド樹脂層23を付着金22の存在しない表面とする方法である。このとき、シリコン基板1の裏面に形成されたエッチングマスク層9の表面に付着金22がある場合にも、同様に新たなポリエーテルアミド樹脂層24によってその付着金22が覆って隠されるので、付着金22の剥れによる前述の弊害を抑えることができる。
この2番目の方法によると、実施例1のときと同様、1回目(図7(A))と2回目(図7(B))のポリエーテルアミド樹脂の塗付量をコントロールして、本方法による処理後のポリエーテルアミド樹脂層のトータル厚みを制御する必要がある。即ち、少なくとも、1回目のポリエーテルアミド樹脂の厚みを図5(B)のB−B断面図の場合と比べて薄くすることが好ましい。
このように、前述した2つの方法のいずれを用いても、仮に付着金22が見られる場合であっても、その付着金22による、無電解めっき後の工程への悪影響を効果的に抑えることができる。
さらに、前述のような付着金22金に限定されず、他の無機物あるいは有機物が、密着層8あるいはエッチングマスク層9の表面に付着したとしても、前述の2つの方法により、その付着物によるめっき後工程への悪影響を効果的に抑えることができる。
以上、説明した各工程を経て、流路形成部材13、インク吐出口5、エネルギー発生素子4等が形成されたシリコン基板1を、ダイシングソー等により切断・分離して、チップ化する。そして、インク吐出エネルギー発生素子4を駆動させる為の電気的接合を行った後、インク供給の為のチップタンク部材を接続するための接続部を設けて、インクジェット記録ヘッドが完成する。
本発明の実施例としてのインクジェット記録ヘッドの模式的斜視図と断面図である。 本発明に係る実施例1の製造方法を、図1(A)のA−A位置における断面及びB−B位置における断面を用いて、各製造工程ごとに示した模式的断面図である。 実施例1の付着物の処理方法を説明するための模式的断面図である。 実施例1の付着物の他の処理方法を説明するための模式的断面図である。 実施例2の製造方法を、図1(A)のA−A位置における断面及びB−B位置における断面を用いて、各製造工程ごとに示した模式的断面図である。 実施例2の付着物の処理方法を説明するための模式的断面図である。 実施例2の付着物の他の処理方法を説明するための模式的断面図である。 従来のインクジェット記録ヘッドの模式的斜視図と断面図である。 図8(A)のA−A位置における断面を用いて、各製造方法ごとに示した模式的断面図である。

Claims (14)

  1. インクを吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、該エネルギー発生素子へ電力を供給するための配線及び電極パッドと、インク吐出口に連通するインク流路が形成された流路形成部材と、を有するインクジェット記録ヘッドの製造方法において、
    前記エネルギー発生素子と前記配線と前記電極パッドとが形成された基板を用意する工程と、
    前記エネルギー発生素子と前記電極パッドの周囲および縁とを覆う保護層を形成する工程と、
    前記保護層上の前記流路形成部材を形成する部位と前記電極パッドを囲む部位とに、当該保護層を介して前記流路形成部材を前記基板の表面に密着させるための密着層をパターニングして形成する工程と、
    無電解めっき法により、前記電極パッドを覆うニッケル層と当該ニッケル層を覆う金層を形成してバンプを形成する工程と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  2. 前記密着層を、その幅がバンプの幅よりも小さくなるように前記電極パッドの周囲を囲んで前記保護層を覆い、前記金層と前記保護層との間に延在するように形成した請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  3. 前記密着層を、前記金層とは接しないように、その幅がバンプの幅よりも大きくなるように前記電極パッドの周囲を囲んで前記保護層を覆うように形成した請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  4. 前記密着層は、熱可塑性の樹脂で形成される請求項1ないし3のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  5. 前記熱可塑性の樹脂は、ポリエーテルアミド樹脂である請求項4に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  6. 前記金層は、無電解めっきで順に形成された、置換金で形成する層を還元金で形成する層で覆う構成を有する請求項1ないし5のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  7. 前記電極パッドを囲む部位に形成された密着層の厚みを薄くする工程を含む請求項1ないし6のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  8. 前記電極パッドを囲む部位に形成された密着層の厚みを厚くする工程を含む請求項1ないし6のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  9. インクを吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、該エネルギー発生素子へ電力を供給するための配線及び電極パッドと、インク吐出口に連通するインク流路が形成された流路形成部材と、を基板に有するインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記エネルギー発生素子と前記電極パッドの周囲および縁とを覆う保護層と、
    前記保護層上の前記流路形成部材を形成する部位に形成された、当該保護層を介して前記流路形成部材を前記基板の表面に密着させるための密着層と、
    前記電極パッドを囲む部位の前記保護層上に形成された、前記密着層と同じ材料で形成された上部保護層と、
    無電解めっき法により形成された、前記電極パッドを覆うニッケル層と当該ニッケル層を覆う金層を有するバンプと、
    を有することを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  10. 前記密着層は、その幅がバンプの幅よりも小さくなるように前記電極パッドの周囲を囲んで前記保護層を覆い、前記金層と前記保護層との間に延在している請求項9に記載のインクジェット記録ヘッド。
  11. 前記密着層は、前記金層とは接しないように、その幅がバンプの幅よりも大きくなるように前記電極パッドの周囲を囲んで前記保護層を覆っている請求項9に記載のインクジェット記録ヘッド。
  12. 前記密着層は、熱可塑性の樹脂で形成される請求項9ないし11のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
  13. 前記熱可塑性の樹脂は、ポリエーテルアミド樹脂である請求項12に記載のインクジェット記録ヘッド。
  14. 前記金層は、無電解めっきで順に形成された、置換金で形成する層を還元金で形成する層で覆う構成を有する請求項9ないし13のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014200991A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッドおよびその製造方法

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