JP2008119253A - 医療装置位置検出システム、医療装置誘導システム、医療装置誘導システムの位置検出方法および医療装置誘導システムの誘導方法 - Google Patents
医療装置位置検出システム、医療装置誘導システム、医療装置誘導システムの位置検出方法および医療装置誘導システムの誘導方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008119253A JP2008119253A JP2006306821A JP2006306821A JP2008119253A JP 2008119253 A JP2008119253 A JP 2008119253A JP 2006306821 A JP2006306821 A JP 2006306821A JP 2006306821 A JP2006306821 A JP 2006306821A JP 2008119253 A JP2008119253 A JP 2008119253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- medical device
- unit
- detection
- capsule medical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00147—Holding or positioning arrangements
- A61B1/00158—Holding or positioning arrangements using magnetic field
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/04—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
- A61B1/041—Capsule endoscopes for imaging
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/04—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
- A61B1/042—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances characterised by a proximal camera, e.g. a CCD camera
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B34/00—Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
- A61B34/70—Manipulators specially adapted for use in surgery
- A61B34/73—Manipulators for magnetic surgery
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/06—Devices, other than using radiation, for detecting or locating foreign bodies ; determining position of probes within or on the body of the patient
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B90/00—Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
- A61B90/39—Markers, e.g. radio-opaque or breast lesions markers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00002—Operational features of endoscopes
- A61B1/00011—Operational features of endoscopes characterised by signal transmission
- A61B1/00016—Operational features of endoscopes characterised by signal transmission using wireless means
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B90/00—Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
- A61B90/39—Markers, e.g. radio-opaque or breast lesions markers
- A61B2090/3954—Markers, e.g. radio-opaque or breast lesions markers magnetic, e.g. NMR or MRI
- A61B2090/3958—Markers, e.g. radio-opaque or breast lesions markers magnetic, e.g. NMR or MRI emitting a signal
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/06—Devices, other than using radiation, for detecting or locating foreign bodies ; determining position of probes within or on the body of the patient
- A61B5/065—Determining position of the probe employing exclusively positioning means located on or in the probe, e.g. using position sensors arranged on the probe
- A61B5/066—Superposing sensor position on an image of the patient, e.g. obtained by ultrasound or x-ray imaging
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Robotics (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】 被検体内に導入される医療装置3と、医療装置3内に配置され、磁化方向を有することにより磁界に応答し、医療装置3を誘導する磁界応答部と、被検体内に磁界を形成する磁界発生部45と、医療装置3の方向を検出する方向検出磁界を磁界発生部45から発生させる方向検出磁界制御部49と、方向検出磁界による磁界応答部の応答を検出する応答検出部と、方向検出磁界の方向記応答検出部の検出結果とに基づいて、医療装置3の方向を算出する方向算出部35と、が設けられたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
この方法では、2枚の取得画像を対比して、座標変換の履歴から医療装置の理論的な回転量が算出されている。また、連続する画像を用いた画像マッチングによって、体壁と回転の負荷による医療装置の回転角と、回転磁界の回転角との回転角誤差が算出されている。このように算出された理論的な回転量と回転角誤差とを足し合わせることで、2枚の取得画像の間における、医療装置の実際の回転量が算出されている。
本発明は、被検体内に導入される医療装置と、該医療装置内に配置され、磁化方向を有することにより磁界に応答し、前記医療装置を誘導する磁界応答部と、前記被検体内に磁界を形成する磁界発生部と、前記医療装置の方向を検出するための方向検出磁界を前記磁界発生部から発生させる方向検出磁界制御部と、前記方向検出磁界による前記磁界応答部の応答を検出する応答検出部と、前記方向検出磁界の方向と前記応答検出部の検出結果とに基づいて、前記医療装置の方向を算出する方向算出部と、が設けられた医療装置位置検出システムを提供する。
本発明によれば、上記3つの軸方向のうち、上記2つの軸方向が方向検出磁界による磁界応答部の応答から算出されるため、医療装置内に別途検出部を設ける必要がなく、その構成が簡略化される。
本発明によれば、画像取得部により取得された画像に基づいて、方向検出磁界による医療装置の応答が検出される。そのため、医療装置内に別途検出部等を設ける必要がなく構成が簡略化されることから、医療装置が小型化される。
本発明によれば、磁気力測定部により磁界応答部の応答が直接検出されることから、医療装置の方向検出の精度が高くなる。また、位置検出計算や、画像処理が不要となることから、医療装置の位置等を求める際のデータ処理が容易となる。
本発明によれば、磁界発生部から交番磁界を発生させる方法と比較して、静磁界を発生させる際における磁界発生部の制御が容易となる。
本発明によれば、方向検出磁界として形成された勾配磁界による磁界応答部の応答から、医療装置の方向が検出されるため、磁界発生部は、勾配磁界である方向検出磁界と、均一な磁界である他の磁界とを形成する発生部として共有される。
本発明によれば、方向検出磁界を磁界応答部に作用させることにより、磁界応答部は略円筒形状の中心軸周りに回転される。応答検出部に検出された磁界応答部の回転角に基づいて、方向検出磁界の磁界方向と磁界応答部の磁化方向とのなす角が算出され、磁界応答部の磁化方向が求められる。
なお、求められた磁化方向は中心軸に対して略垂直であるとともに、上記2つの軸からなる面に対して交差することから、上記2つの軸からなる面は中心軸に対して略平行となる。
本発明によれば、方向検出磁界を磁界応答部に作用させることにより、磁界応答部は略円筒形状の中心軸周りに回転される。回転前の磁界応答部の磁化方向と回転後の磁界応答部の磁化方向とを含む面を求めることにより、上記2つの軸からなる面が求められる。回転前および回転後の磁界応答部の磁化方向は、中心軸に対して略垂直であるから、求められた上記2つの軸からなる面も中心軸に対して略垂直となる。
そのため、上記2つの軸からなる面を求めることにより、医療装置の中心軸の方向が求められる。
本発明によれば、磁気力測定部により磁界応答部の応答が、圧力、歪およびトルクの少なくとも一つとして直接検出される。
また、磁界応答部の応答が、センサである磁気力測定部を介して医療装置に伝達されるため、医療装置の誘導に磁界応答部が用いられる。
例えば、磁気力測定部により磁界応答部に発生する力を測定する場合には、方向検出磁界の強度を、磁気力測定部が上記力を測定できる強度以上であって、医療装置が動かない強度以下とすることで、医療装置を動かすことなく、方向検出を高い精度で行うことができる。
本発明によれば、磁界発生部から発生された誘導磁界の向きを調整して、誘導磁界を効率よく磁界応答部に作用させることができる。また、磁界応答部の方向に対して意図した通りに磁界を作用させることができ、医療装置を安定して制御することができる。
本発明の医療装置誘導システムおよび医療装置誘導システムの誘導方法によれば、医療装置方向算出部の算出結果に基づいて、磁界発生部から発生された誘導磁界の磁界方向を調整するため、医療装置を安定して、かつ、効率よく誘導制御することができるという効果を奏する。
以下、本発明の第1の実施形態に係る医療装置誘導システムについて図1から図12を参照して説明する。
図1には、本実施形態に係る医療装置誘導システムの概略を説明する模式図が示されている。
医療装置誘導システム1には、図1に示すように、被検体の体腔内に導入されるカプセル医療装置(医療装置)3と、カプセル医療装置3の位置および方向を検出するとともにカプセル医療装置3を誘導する外部装置5と、が設けられている。
カプセル医療装置3には、図2に示すように、up軸(以後、u軸と表記する。)、right軸(以後、r軸と表記する)、front軸(以後、f軸と表記する。)からなる右手座標軸が設定されている。具体的には、永久磁石21の磁化方向に延びるのがu軸、カプセル医療装置3の半径方向に延びるのがr軸、カプセル医療装置3の長手軸線方向に延びるのがf軸である。一方、外部装置5には、x軸、y軸、z軸からなる右手座標系が設定されている。
カプセル医療装置3は、図3に示すように、内部に各種の機器を収納する外装7と、被検体の体腔内画像を取得する撮像部(画像取得部、応答検出部)9と、外装7内部の各種機器に動力を供給する電源部11と、発振磁界を発生する発振コイル15と、画像データ等を体外に向けて送信する無線送信機17と、電源部11、撮像部9、発振コイル15および無線送信機17を制御する制御部19と、磁界に対して応答する永久磁石(磁界応答部)21とを備えている。
また、外装7のカプセル本体7aの外周面には、f軸を中心として断面円形の線材を螺旋状に巻いた螺旋部23が備えられている。そのため、カプセル医療装置は、f軸を中心として回転されることにより、前進または後進することができる。
また、LED31は基板25aに、f軸を中心として周方向に間隔をあけて複数配置されている。
つまり、発振コイル15は中心軸線がf軸方向と略平行に配置され、発振コイル15の開口方向は、永久磁石21の磁化方向に対して直交する方向に配置されている。
位置姿勢検出部33は、外部装置5の座標系におけるカプセル医療装置3の座標値(位置)と、カプセル医療装置3のf軸の方向、つまりカプセル医療装置3のu軸、r軸周りの回転位相と、の5自由度を検出するものである。これらの座標値および回転位相の算出方法については、公知の算出方法を用いることができ、特に限定するものではない。位置姿勢検出部33には、図4に示すように、複数の検出コイル47が設けられ、検出コイル47の検出信号が入力されている。
検出コイル47は、カプセル医療装置3の発振コイル15から発振された発振磁界を検出するものであり、カプセル医療装置3の作動範囲の周囲に配置されている。
方向検出磁界制御部49は、カプセル医療装置3の方向検出時に、磁界発生部45が発生する磁界を制御する磁界形成信号を出力する。一方、誘導磁界制御部51は、カプセル医療装置3の誘導時に、磁界発生部45が発生する磁界を制御する磁界制御信号を出力する。
磁界制御部37には、方向算出部35からカプセル医療装置3のf軸周りの回転位相が入力され、インターフェイス41のデータ処理部53から操作者が入力した操作情報が入力されている。
なお、上述のように、誘導磁界M2が回転磁界であって、カプセル医療装置3が回転磁界により駆動されてもよいし、図5に示すように、誘導磁界M2が磁気勾配のある静磁界である勾配磁界であって、カプセル医療装置3が勾配磁界により駆動されてもよく、特に限定するものではない。図5においては、右側に向うほど勾配が急となる誘導磁界が形成され、カプセル医療装置3を右側に駆動する磁気引力が作用している状態が示されている。
このように磁界発生部45から勾配磁界を発生させることにより、交番磁界である回転磁界を発生させる方法と比較して、磁界発生部45の制御が容易となる。
インターフェイス41は、操作者からカプセル医療装置3の操作量が入力されるとともに、カプセル医療装置3が取得した画像を表示するものである。インターフェイス41には、図6に示すように、データ処理部53と、操作部55と、表示部57とが設けられている。
また、データ処理部は、操作部55から入力されたカプセル医療装置の座標系(u軸、r軸、f軸からなる座標系)に基づく操作情報を、カプセル医療装置3のf軸周りの回転位相に基づいて、外部装置5の座標系(x軸、y軸、z軸からなる座標系)に変換している。
操作部55は、操作者からカプセル医療装置3の進行方向および進行速度(操作情報)が入力されるものである。操作部55には、図7および図8に示すように、カプセル医療装置3の進行方向が入力される方向制御部59と、カプセル医療装置3の前進および後進を含む進行速度が入力されるアクセル61とが設けられている。
表示部57は、カプセル医療装置3により撮像された画像データを表示するものである。表示部57には、図6に示すように、データ処理部53から静止した画像データが入力され、静止した画像が表示される。具体的には、図9に示すように、表示部57におけるup軸およびright軸が、カプセル医療装置3のu軸およびr軸と一致するように静止画像が表示される。
また、本実施形態では、同一のコイルにより方向検出磁界M1と誘導磁界M2を形成する場合に適用して説明するが、方向検出磁界M1を形成するコイルと、誘導磁界M2を形成するコイルとを別々に設けてもよく、特に限定するものではない。
まず、カプセル医療装置3の誘導法の概略および画像の取得方法について説明し、その後に本実施形態の特徴であるカプセル医療装置3におけるf軸周りの回転位相の検出方法および検出された回転位相に基づいたカプセル医療装置3の誘導方法について説明する。
次いで、カプセル医療装置3の電源を入れ、カプセル医療装置3を被検者の口部または肛門から体腔内に投入する。また、外部装置5においても位置姿勢検出部33等への電力を供給開始する。
なお、誘導磁界M2の回転軸方向は、カプセル医療装置3の方向(f軸の方向)や進行方向を制御するものであり、回転方向は、カプセル医療装置3の前進および後進を制御するものであり、回転速度はカプセル医療装置3の進行速度を制御するものである。
まず、磁界制御部37の方向検出磁界制御部49は、位置姿勢検出部33により算出されたカプセル医療装置3のf軸の方向に対して、垂直な面(u−r平面)内で磁界方向が任意方向で、磁界強度がH1の方向検出磁界M1を発生する磁界形成信号を磁界発生部45に出力する。これにより、磁界発生部45は方向検出磁界M1を発生する。
カプセル医療装置3の永久磁石21に対して方向検出磁界M1が働いている状態で、イメージセンサ27により、図10に示すような、体腔内壁の画像が取得される。ここで、方向検出磁界M1の磁界方向と永久磁石21の磁化方向との角度ズレを検出するのに用いられる検出パターンPが設定される。
方向検出磁界M1の磁界強度が強くなると、永久磁石21に働くトルクTが強くなり、カプセル医療装置3はf軸周りに回転する。
このようにカプセル医療装置3に磁界強度がH2の方向検出磁界M1を作用させた後、イメージセンサ27により、図11に示すような、体腔内壁の画像が取得される。このとき画像に写されている検出パターンPは、図10に示す画像と比較して、角度αだけ回転している。
方向算出部35は、図10および図11に示す画像を比較して、検出パターンPの回転角αを検出することにより、カプセル医療装置3のf軸周りの回転角αを求める(応答検出ステップ)。検出パターンPを複数個設定することで、より正確にαを求めることができる。
方向算出部35は、方向検出磁界M1の磁界強度変化の前後における永久磁石21に働くトルクの関係式と、方向検出磁界M1の磁界方向と永久磁石21の磁化方向とのなす角θの変化と回転角αとの関係式に基づいて、なす角θ(角度ズレ)を算出する(方向検出ステップ)。
ここで、磁界強度Hの方向検出磁界M1により、磁界強度Mの永久磁石21に働くトルクTは、図12に示す図から下記の式(1)により求められることが判る。
T=MHsinθ ・・・(1)
MH1sinθ1=MH2sinθ2 ・・・(2)
ここで、θ1は、磁界強度H1の方向検出磁界M1が形成されている時の方向検出磁界M1の磁界方向と永久磁石21の磁化方向とのなす角であり、θ2は、磁界強度H2の方向検出磁界M1が形成されている時の方向検出磁界M1の磁界方向と永久磁石21の磁化方向とのなす角である。
また、回転角αはなす角θ1とθ2を用いて下記の式(3)のように表される。
θ1−θ2=α ・・・(3)
このように算出されたなす角θ1,θ2および方向検出磁界M1の磁界方向により、永久磁石21の磁化方向、つまりカプセル医療装置3のf軸周りの回転位相(方向、姿勢)が求められる。
なす角θは、方向検出磁界M1の磁界強度を強くした時のカプセル医療装置3(永久磁石21)の回転角αに基づいて、方向算出部35において算出される。このように、算出されたなす角θを用いることで、方向算出部35はカプセル医療装置3のf軸周りの向き(永久磁石21の磁化方向の向き)を算出できる。
回転磁界である誘導磁界M2を発生させ、カプセル医療装置3をf軸周りに回転させながら誘導する場合には、誘導磁界M2発生中に磁界発生部45に供給される電流は変化する。このように、供給される電流が変化する場合には、電源39に過大な負荷がかかるのを避けるため、磁界強度の強い誘導磁界M2の発生は行われない。
次に、本発明の第1の実施形態の第1変形例について図13および図14を参照して説明する。
本変形例の医療装置誘導システムの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、永久磁石の磁化方向の算出方法が異なっている。よって、本変形例においては、図13および図14を用いて永久磁石の磁化方向の算出方法のみを説明し、医療装置誘導システムの構成等の説明を省略する。
図13および図14は、本変形例における方向検出磁界の磁界方向と永久磁石の磁化方向との角度ズレの検出方法を説明する図である。
カプセル医療装置3の誘導は、第1の実施形態と同様に、カプセル医療装置3は回転磁界である誘導磁界M2により回転駆動され、所望の位置に誘導される。かかる場合に、カプセル医療装置3の誘導が停止、つまり誘導磁界M2の回転が停止されると、誘導磁界M2の磁界方向と永久磁石21の磁化方向とは、図13に示す関係となる。
なお、誘導磁界M2はカプセル医療装置3のf軸を中心に回転する磁界である。
そして、カプセル医療装置3の撮像部9により撮像された画像を観察し、カプセル医療装置3が時計回りに回転開始する誘導磁界M2の回転角θ3を計測する。
そこで、方向算出部35は、誘導磁界M2が回転停止したときの磁界方向から、時計回りにθ3/2だけ回転した方向を、永久磁石21の磁化方向、つまりカプセル医療装置3のf軸周りの回転位相として算出する。
また、画像処理においては、カプセル医療装置3が回転を開始することを検出すればよい。したがって、第1の実施形態のように画像のパターンマッチングが複雑にならないので、より短時間で正確な角度検出が可能となる。
次に、本発明の第1の実施形態の第2変形例について図15から図20を参照して説明する。
本変形例の医療装置誘導システムの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、永久磁石の磁化方向の算出方法が異なっている。よって、本変形例においては、図15から図20を用いて永久磁石の磁化方向の算出方法のみを説明し、医療装置誘導システムの構成等の説明を省略する。
図15は、本変形例における永久磁石の磁化方向を求める際に形成される回転磁界MR1を説明する斜視図である。図16は、本変形例における永久磁石の磁化方向を求める際に形成される回転磁界MR2を説明する斜視図である。図17は、図16の回転磁界をZ軸から見た上面視図である。
まず、図15に示すように、カプセル医療装置3におけるZ−X平面内においてY軸を中心として回転する回転磁界MR1を発生させる。次に、図16および図17に示すように、カプセル医療装置3におけるZ−X平面に対して角度αだけ回転した平面(以後、回転平面と表記する。)内において、Y軸との交点を中心として回転する回転磁界回転磁界MR2を発生させる。
ここで、図16および図17におけるX軸、Y軸およびZ軸は、図2におけるr軸、f軸およびu軸に相当するものである。
図18および図19は、回転磁界MR1,MR2を印加して画像を取得する時の、発生磁界とカプセル医療装置3、永久磁石21の関係をそれぞれ示した図である。
Δθ=θ−φ ・・・(4)
また、発生磁界の方向と、発生磁界の方向と永久磁石21の磁化方向に角度差Δθから、カプセル医療装置3のY軸周りの回転位相を求めることができる。
つまり、カプセル医療装置3のY軸方向を転換させる際、カプセル医療装置3のY軸に垂直な面(Z−X面)と、回転磁界である誘導磁界M2の面との間に角度差が発生する。この角度差を利用して上述の永久磁石21の磁化方向の検出を行うことができる。また、カプセル医療装置3の誘導中に、上述の永久磁石21の磁化方向の検出を行うことができるため、カプセル医療装置3の誘導および位置検出の効率がよくなる。
次に、本発明の第1の実施形態の第3変形例について図21から図23を参照して説明する。
本変形例の医療装置誘導システムの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、永久磁石の磁化方向の算出方法が異なっている。よって、本変形例においては、図21から図23を用いて永久磁石の磁化方向の算出方法のみを説明し、医療装置誘導システムの構成等の説明を省略する。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
カプセル医療装置103には、図21に示すように、永久磁石21の周囲に圧力センサ(磁気力測定部)122が配置されている。圧力センサ122は、永久磁石21に作用する磁気引力を検出するものである。本変形例においては、永久磁石21の周囲に等間隔に4つ配置されている例に適用して説明する。
カプセル医療装置103の誘導は、第1の実施形態と同様に、カプセル医療装置103は回転磁界である誘導磁界M2により回転駆動され、所望の位置に誘導される。その後に、誘導磁界M2の発生が停止される。
誘導磁界M2の停止後、図22に示すように勾配磁界MSを発生させ、停止時における誘導磁界M2の磁界方向に働く磁気引力Fを永久磁石21に作用させる。ここで、図22に示す勾配磁界は、停止時における誘導磁界M2の磁界方向に沿って磁力線が延びるとともに、上記磁界方向に向かって磁力線の密度が高くなる勾配磁界である。また、永久磁石21の磁化方向と、停止時における誘導磁界M2の磁界方向とのなす角はΔθである。
F=F0cosΔθ ・・・(5)
このように求められたΔθと、停止時における誘導磁界M2の磁界方向とに基づいて、永久磁石21の磁化方向が算出される。
言い換えると、方向検出のために形成された勾配磁界MSにより永久磁石21に働く磁気引力F(応答)から、カプセル医療装置103のf軸周りの位相が算出される。そのため、磁界発生部45は、勾配磁界MSと、カプセル医療装置103を誘導する他の均一な磁界を形成する発生部として共有することができる。
また、永久磁石21に働く磁気引力が、圧力センサ122を介してカプセル医療装置103に伝達されるため、カプセル医療装置103の誘導を継続することができる。
次に、本発明の第1の実施形態の第4変形例について図24を参照して説明する。
本変形例の医療装置誘導システムの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、永久磁石の磁化方向の算出方法が異なっている。よって、本変形例においては、図24を用いて永久磁石の磁化方向の算出方法のみを説明し、医療装置誘導システムの構成等の説明を省略する。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
カプセル医療装置203には、図24に示すように、永久磁石221の周囲に力センサ(磁気力測定部)222が配置されている。本実施例においては、磁化方向に平行な一対の面が形成されている永久磁石に適用して説明する。力センサ222は、永久磁石221に作用する磁気引力を検出するものである。本変形例においては、永久磁石221の一対の面に合計4つ配置されている例に適用して説明する。
カプセル医療装置203の誘導は、第1の実施形態と同様に、カプセル医療装置203は回転磁界である誘導磁界M2により回転駆動され、所望の位置に誘導される。
力センサ222は、回転駆動される永久磁石221により押圧され力Fを検出する。力センサ222の検出信号は、撮像部9が撮像した画像データに重畳され外部装置5の画像データ受信部43に送信される。
T=MHcosθ ・・・(6)
このように求められたθと、誘導磁界M2の磁界方向とに基づいて、永久磁石221の磁化方向が算出される。
また、永久磁石221の磁化方向の算出の際に行われるデータ処理が、位置検出計算や画像処理が不要なため容易となる。したがって、永久磁石221の磁化方向の算出の応答性がよくなり、磁気勾配の発生方向の制御性や、取得した画像データの回転補正における制御性が向上する。
なお、上述の第1の実施形態から第1の実施形態の第4変形例においては、医療装置としてカプセル医療装置を用いて説明したが、図25に示すように、内視鏡装置303を用いてもよく、特に限定するものではない。
内視鏡305には、体腔内を撮像するイメージングセンサ327と、イメージングセンサ327に体腔内の像を結像させるレンズ群329と、鉗子を内視鏡305の先端まで誘導する鉗子孔331とが設けられている。
螺旋部323は永久磁石321の外周面に螺旋状に配置され、内視鏡305に対して永久磁石321とともに回転可能に配置されている。
次に、本発明の第2の実施形態について図26から図29を参照して説明する。
本実施形態の医療装置誘導システムの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、カプセル医療装置におけるf軸方向の検出方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図26から図29を用いてカプセル医療装置におけるf軸方向の検出方法のみを説明し、医療装置誘導システムの構成等の説明を省略する。
図26は、本実施形態に係る医療装置誘導システムの概略を説明する模式図が示されている。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
カプセル医療装置303には、図27に示すように、磁化方向がカプセル医療装置303の半径方向と一致する永久磁石21と、中心軸線が永久磁石21の磁化方向と一致する発振コイル315と、が備えられている。
図28は、図26のカプセル医療装置に働く静磁界の磁界方向と、永久磁石の磁化方向と、カプセル医療装置のf軸方向との関係を説明する模式図である。図29は、図28のf軸方向から見た、カプセル医療装置に働く静磁界の磁界方向と、永久磁石の磁化方向の関係を説明する図である。
具体的には、永久磁石21(カプセル医療装置303)は静磁界Mを発生させる前の方向D1から、静磁界Mを発生させることにより方向D2に回転する。
磁気引力によりカプセル医療装置303を誘導する場合には、上述のように求められたf軸方向に基づいて、効率よく磁気引力を発生させる磁気勾配の方向が決定される。
このようにすることで、カプセル医療装置303がほとんど旋回せず、正確なf軸方向を検出できる。
このように、回転磁界を発生させながらf軸方向を検出する場合は、誘導を行いながらカプセル医療装置303のf軸方向を検出できるので効率がよい。
また、検出用の磁界を一回発生させることで、カプセル医療装置303のf軸方向を求めることができるため、求められたf軸方向の情報を、カプセル医療装置303の誘導制御へフィードバックするのに効率がよい。
次に、本発明の第2の実施形態の第1変形例について図30から図32を参照して説明する。
本変形例の医療装置誘導システムの基本構成は、第2の実施形態と同様であるが、第2の実施形態とは、カプセル医療装置におけるf軸方向の検出方法が異なっている。よって、本変形例においては、図30から図32を用いてカプセル医療装置におけるf軸方向の検出方法のみを説明し、医療装置誘導システムの構成等の説明を省略する。
図30は、本変形例における方向検出時に発生される磁界の磁界方向を説明する模式図である。
なお、第2の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。また、カプセル医療装置303の誘導法の概略および画像の取得方法も第2の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
まず、位置姿勢検出部333により予め検出された永久磁石21の磁化方向M(発振コイル315の中心軸線方向)に対して、同じ角度差を有する複数の方向検出磁界M1を発生させる。
具体的には、カプセル医療装置303の回転面は、位置姿勢検出部333により検出された方向検出磁界M1の発生前および発生後における永久磁石21の磁化方向Mに基づいて算出される。
図31は、複数の方向検出磁界M1を発生させる前に撮像された画像を説明する図である。図32は、複数の方向検出磁界M1を発生させた後に撮像された画像を説明する図である。
そして、複数の方向検出磁界M1を発生させた状態で、被検体の体腔内を撮像部9により撮像する。このようにして撮像された画像において、検出パターンPは図32に示すように位置P1からP2に移動している。
また、検出パターンPは複数個設定することで、より正確な回転方向成分MR,径方向成分MDを求めることができる。
次に、本発明の第2の実施形態の第2変形例について図33から図35を参照して説明する。
本変形例の医療装置誘導システムの基本構成は、第2の実施形態と同様であるが、第2の実施形態とは、カプセル医療装置におけるf軸方向の検出方法が異なっている。よって、本変形例においては、図33から図35を用いてカプセル医療装置におけるf軸方向の検出方法のみを説明し、医療装置誘導システムの構成等の説明を省略する。
図33は、本変形例における位置検出に用いる磁界の発生前および発生後の永久磁石の磁化方向と、位置検出用の磁界の磁界方向との関係を説明する図である。
なお、第2の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。また、カプセル医療装置303の誘導法の概略および画像の取得方法も第2の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
まず、位置姿勢検出部333により予め検出された永久磁石21の磁化方向M(発振コイル315の中心軸線方向)に対して、近い角度を有する方向検出磁界M1を発生させる。すると、カプセル医療装置303は方向検出磁界M1により回転する。
そして、以下に説明するように、画像のパターンマッチングからカプセル医療装置303における回転面における回転角αを求める。
具体的には、図33に示すように、撮像部9により撮像された画像において、検出パターンPは位置P1からP2に移動している。
この検出パターンPの移動を、画像の中心を回転中心とする円周上を移動する回転方向成分MRと、画像の中心から径方向に移動する径方向成分MDに分離し、分離された回転方向成分MRから回転角αが算出される。
ここで、H1は、方向検出磁界M1の発生前における永久磁石21の磁化方向を表すベクトルであり、H1=(a1,b1,c1)である。H2は、方向検出磁界M1の発生後における永久磁石21の磁化方向を表すベクトルであり、H2=(a2,b2,c2)である。
図34において、H1を含む回転面とH2を含む旋回面との交線に沿った単位ベクトルをVとすると、V−H1平面が回転面PRであり、V−H2平面が旋回面PTとなる。ベクトルVは、ベクトルH1が回転面PRに沿って回転角αだけ回転したときの方向を示す単位ベクトルであり、V=(x,y,z)と表される。
さらに、ベクトルH1とベクトルVとのなす角が上述の回転角αとなり、ベクトルH2とベクトルVとのなす角が旋回角βとなる。
回転面PRと旋回面PTは直交する。このとき、回転面PRに含まれ、回転面PRと旋回面PTの交線ベクトル(H1)に垂直なベクトル(H1−Vcosα)は、旋回面PTに含まれる任意のベクトル(H2)と垂直となる。したがって、式(9)は、ベクトルH2とベクトルH1−Vcosαとが垂直であることに基づき導かれた式である。
決定された(x,y,z)=Vにより、回転面PRおよび旋回面PTが算出し、磁界発生後のカプセル医療装置303のf軸方向が算出される。
1方向の静磁界を発生させることにより、カプセル医療装置303のf軸方向が求められるため、他の方法と比較して効率がよい。
また、検出用の磁界を一回発生させることで、カプセル医療装置303のf軸方向を求めることができるため、求められたf軸方向の情報を、カプセル医療装置303の誘導制御へフィードバックするのに効率がよい。
次に、本発明の第2の実施形態の第3変形例について図35から図38を参照して説明する。
本変形例の医療装置誘導システムの基本構成は、第2の実施形態と同様であるが、第2の実施形態とは、カプセル医療装置におけるf軸方向の検出方法が異なっている。よって、本変形例においては、図35から図38を用いてカプセル医療装置におけるf軸方向の検出方法のみを説明し、医療装置誘導システムの構成等の説明を省略する。
図35は、本変形例におけるカプセル医療装置の永久磁石周辺の構成と、永久磁石に働く方向検出磁界の磁界方向と、を説明する図である。
なお、第2の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
力センサ422は、永久磁石21に作用する回転トルクを検出するものである。本変形例においては、永久磁石21のf軸に対して垂直な一対の面に少なくとも4つの力センサ422が配置されている例に適用して説明する。
なお、図36から図38におけるX軸,Y軸,Z軸は、それぞれカプセル医療装置のf軸,r軸,u軸に対応するものである。
力センサ422の検出信号と、力センサ422の配置とに基づき、永久磁石21に働いた回転トルクTが求められる。一方、永久磁石21に働く回転トルクTは、方向検出磁界M1の磁界強度Hと、永久磁石21の磁界強度Mと、上述のなす角αおよびなす角θを用いて、下記の式(10)で表される。
T=HMsinαcosθ ・・・(10)
この式(10)を解くことにより、θは2つの解(±x)として求められる。
また、永久磁石21の磁化方向の算出の際に行われるデータ処理が、位置検出計算や画像処理が不要なため容易となる。したがって、永久磁石21の磁化方向の算出の応答性がよくなり、磁気勾配の発生方向の制御性や、取得した画像データの回転補正における制御性が向上する。
なお、上述の第2の実施形態から第2の実施形態の第3変形例においては、発振コイルの中心軸線が、永久磁石の磁化方向と略平行に配置された例に適用して説明しているが、図39および図40に示すように、発振コイルの中心軸線が、永久磁石の磁化方向とが大きく離れて(例えば略垂直に)配置されていてもよく、特に限定するものではない。
このように配置することで、永久磁石の磁化方向と、誘導磁界の磁化方向とのズレが小さい場合には、発振コイルの中心軸線と、誘導磁界の磁化方向とを含む平面に対して略垂直な方向がカプセル医療装置のf軸方向と算出することができる。
また、永久磁石の磁化方向と、誘導磁界の磁化方向とのズレが大きい場合には、上述の第2の実施形態から第2の実施形態の第3変形例を同様な方法で、カプセル医療装置のf軸方向と算出することが望ましい。
次に、本発明の第3の実施形態について図41から図43を参照して説明する。
本実施形態の医療装置誘導システムの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、カプセル医療装置におけるf軸方向の検出方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図41から図43を用いてカプセル医療装置におけるf軸方向の検出方法のみを説明し、医療装置誘導システムの構成等の説明を省略する。
図41は、本実施形態におけるカプセル医療装置の永久磁石周辺の構成を説明する縦断面視図である。図42は、図41のカプセル医療装置の永久磁石周辺の構成を説明する正面視図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、医療装置誘導システム501には、位置姿勢検出部33は設けられていない。
f軸に対して略垂直な一対の面には、永久磁石521に働くr軸(図41における紙面に対して垂直方向の軸)周りの回転トルクを検出する力センサ522Rが少なくとも4つ配置されている。また、r軸に対して略垂直な一対の面には、永久磁石521に働くf軸(図42における紙面に対して垂直方向の軸)周りの回転トルクを検出する力センサ522Fが少なくとも4つ配置されている。
まず、図43に示されるように、任意の磁界方向を有する位置検出磁界MG1がカプセル医療装置503の永久磁石521に印加される。
永久磁石521に位置検出磁界MG1が印加されると、永久磁石521に回転トルクが働き、力センサ522R,522Fを押圧する。押圧力は力センサ522R,522Fに検出され、力センサ522R,522Fの検出信号は、画像データに重畳されて外部装置の画像データ受信部43に送信される。
T=HMcosθG1 ・・・(11)
さらに、算出された永久磁石521の磁化方向に対して、カプセル医療装置503におけるf軸方向が90°−θの関係を有することから、カプセル医療装置503におけるf軸方向も算出される。
また、なす角θG1,θG2,θG3を算出するデータ処理が、位置検出計算や画像処理が不要なため容易となる。したがって、永久磁石521の磁化方向の算出の応答性がよくなり、磁気勾配の発生方向の制御性や、取得した画像データの回転補正における制御性が向上する。
次に、本発明の第4の実施形態について図44から図48を参照して説明する。
本実施形態の医療装置誘導システムの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、カプセル医療装置におけるf軸方向の検出方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図44から図48を用いてカプセル医療装置におけるf軸方向の検出方法のみを説明し、医療装置誘導システムの構成等の説明を省略する。
図44は、本実施形態におけるカプセル医療装置の永久磁石周辺の構成を説明する縦断面視図である。図45は、図44のカプセル医療装置の永久磁石周辺の構成を説明する正面視図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、医療装置誘導システム601には、位置姿勢検出部33は設けられていない。
f軸に対して略垂直な一対の面には、永久磁石621に働くr軸およびu軸周りの回転トルクを検出する力センサ622が少なくとも8つ配置されている。
ここで、本変形例の特徴であるカプセル医療装置603におけるf軸方向の検出方法について説明する。
まず、図46に示されるように、任意の磁界方向を有する位置検出磁界MG1がカプセル医療装置603の永久磁石621に印加される。
以後、第3の実施形態と同様に、位置検出磁界MG1の磁界方向を中心軸線とした円錐面C1と、位置検出磁界MG2の磁界方向を中心軸線とした円錐面C2と、位置検出磁界MG3の磁界方向を中心軸線とした円錐面C3の共通交線が、カプセル医療装置603におけるf軸方向として算出される。
なお、上述のように、位置検出磁界MG1,MG2,MG3を用いてカプセル医療装置603におけるf軸方向を算出してもよいし、図47に示すように、位置検出磁界MG1,MG2のみを用いてカプセル医療装置603におけるf軸方向を算出してもよく、特に限定するものではない。
このとき、図48に示すように、カプセル医療装置603におけるf軸方向は2つ求められる。そのため、位置検出磁界MG1,MG2に対する永久磁石に働く力の方向と、位置検出磁界MG1,MG2とカプセル医療装置のf軸方向の位置関係が一致するものを、カプセル医療装置603におけるf軸方向として決定する。
なお、上述の第4の実施形態においては、医療装置としてカプセル医療装置を用いて説明したが、図49および図50に示すように、内視鏡装置703を用いてもよく、特に限定するものではない。
内視鏡705には、体腔内を撮像するイメージングセンサ727と、イメージングセンサ727に体腔内の像を結像させるレンズ群729と、鉗子を内視鏡705の先端まで誘導する鉗子孔731とが設けられている。
力センサ722は、永久磁石721をr軸やu軸周りに回転させる回転トルクを検出するセンサであって、具体的には、永久磁石721が回転する際に力センサ722を押圧する力を検出するものである。
3,103,203,303,403,503,603 カプセル医療装置(医療装置)
9 撮像部(画像取得部、応答検出部)
21,321,521,721 永久磁石(磁界応答部)
35 方向算出部
45 磁界発生部
49 方向検出磁界制御部
122 圧力センサ(磁気力測定部)
222,422,522R,522F,622,722 力センサ(磁気力測定部)
303,703 内視鏡装置(医療装置)
Claims (14)
- 被検体内に導入される医療装置と、
該医療装置内に配置され、磁化方向を有することにより磁界に応答し、前記医療装置を誘導する磁界応答部と、
前記被検体内に磁界を形成する磁界発生部と、
前記医療装置の方向を検出するための方向検出磁界を前記磁界発生部から発生させる方向検出磁界制御部と、
前記方向検出磁界による前記磁界応答部の応答を検出する応答検出部と、
前記方向検出磁界の方向と前記応答検出部の検出結果とに基づいて、前記医療装置の方向を算出する方向算出部と、
が設けられた医療装置位置検出システム。 - 前記医療装置における互いに異なる方向を有する3つの軸方向のうち、
互いに異なる方向を有する2つの軸の方向が前記応答検出部により算出され、
前記2つの軸からなる平面に対して交差する軸の方向が前記方向算出部により算出される請求項1記載の医療装置位置検出システム。 - 前記応答検出部が前記被検体内の画像を取得する画像取得部からなる請求項1または2に記載の医療装置位置検出システム。
- 前記応答検出部前記磁界応答部に発生する力を測定する磁気力測定部からなる請求項1または2に記載の医療装置位置検出システム。
- 前記方向検出磁界制御部が、静磁界を発生するように前記磁界発生部を制御する請求項1から4のいずれかに記載の医療装置位置検出システム。
- 前記方向検出磁界制御部が、方向または強度が異なる複数の磁界を順次発生するように前記磁界発生部を制御し、
前記方向算出部が、前記複数の磁界に対する前記応答検出部の各検出結果に基づいて前記医療装置の方向を算出する請求項5に記載の医療装置位置検出システム。 - 前記方向検出磁界制御部が、勾配磁界を発生するように前記磁界発生部を制御する請求項1から4のいずれかに記載の医療装置位置検出システム。
- 前記医療装置が略円筒形状で、
前記磁界応答部の磁化方向が、前記略円筒形状の中心軸に対して略垂直であり、
前記応答検出部により検出される前記2つの軸からなる面が、前記中心軸に対して略平行である請求項2記載の医療装置位置検出システム。 - 前記医療装置が略円筒形状で、
前記磁界応答部の磁化方向が、前記略円筒形状の中心軸に対して略垂直であり、
前記応答検出部により検出される前記2つの軸からなる面が、前記中心軸に対して略垂直である請求項2記載の医療装置位置検出システム。 - 前記磁気力測定部が、前記磁界応答部に働く圧力、歪およびトルクの少なくとも一つを測定するセンサであり、
前記磁界応答部が前記センサを介して前記医療装置に固定される請求項4に記載の医療装置位置検出システム。 - 請求項1から10のいずれかに記載の医療装置位置検出システムと、
前記医療装置を誘導する誘導磁界を前記磁界発生部から発生させる誘導磁界制御部と、が設けられ、
前記方向算出部の算出結果に基づいて、前記誘導磁界制御部が前記磁界発生部を制御する医療装置誘導システム。 - 前記方向検出磁界制御部によって前記磁界発生部が発生する磁界の強度が、前記誘導磁界制御部によって前記磁界発生部が発生する磁界の強度よりも小さい請求項11記載の医療装置誘導システム。
- 磁界発生部が、医療装置に備えられた磁界応答部の磁化方向を検出する方向検出磁界を発生する検出磁界発生ステップと、
前記磁界応答部の応答を検出する応答検出ステップと、
前記磁界応答部の応答と、前記方向検出磁界の方向から、前記医療装置の方向を検出する方向検出ステップと、
からなる医療装置誘導システムの位置検出方法。 - 請求項13記載の医療装置誘導システムの位置検出方法における前記方向検出ステップの後に、
前記検出された医療装置の方向に基づいて、前記磁界発生部が前記医療装置を誘導する誘導磁界を発生する誘導磁界発生ステップを備える医療装置誘導システムの誘導方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006306821A JP5484651B2 (ja) | 2006-11-13 | 2006-11-13 | 医療装置位置検出システムおよび医療装置誘導システム |
PCT/JP2007/071873 WO2008059773A1 (fr) | 2006-11-13 | 2007-11-12 | Système pour détecter la position d'un dispositif médical, système de guidage de dispositif médical, procédé de détection de position pour un système de guidage de dispositif médical et procédé de guidage de système de guidage de dispositif médical |
CN201310095302.7A CN103169442B (zh) | 2006-11-13 | 2007-11-12 | 医疗装置位置检测系统 |
EP07831603.1A EP2090215A4 (en) | 2006-11-13 | 2007-11-12 | SYSTEM FOR DETECTING POSITION OF A MEDICAL DEVICE, MEDICAL DEVICE GUIDING SYSTEM, POSITION DETECTING METHOD FOR MEDICAL DEVICE GUIDING SYSTEM, AND MEDICAL DEVICE GUIDING SYSTEM GUIDING METHOD |
US12/514,401 US20100049033A1 (en) | 2006-11-13 | 2007-11-12 | Medical device position detection system, medical device guidance system, position detection method of medical device guidance system, and guidance method of medical device guidance system |
CN2007800417840A CN101534700B (zh) | 2006-11-13 | 2007-11-12 | 医疗装置位置检测系统、医疗装置引导系统、医疗装置引导系统的位置检测方法以及医疗装置引导系统的引导方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006306821A JP5484651B2 (ja) | 2006-11-13 | 2006-11-13 | 医療装置位置検出システムおよび医療装置誘導システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008119253A true JP2008119253A (ja) | 2008-05-29 |
JP5484651B2 JP5484651B2 (ja) | 2014-05-07 |
Family
ID=39401580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006306821A Expired - Fee Related JP5484651B2 (ja) | 2006-11-13 | 2006-11-13 | 医療装置位置検出システムおよび医療装置誘導システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20100049033A1 (ja) |
EP (1) | EP2090215A4 (ja) |
JP (1) | JP5484651B2 (ja) |
CN (2) | CN103169442B (ja) |
WO (1) | WO2008059773A1 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010000203A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Olympus Medical Systems Corp | 検査装置およびこれを用いた磁気誘導システム |
JP2010042155A (ja) * | 2008-08-13 | 2010-02-25 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡用処置具 |
JP2010094374A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Olympus Medical Systems Corp | 磁気誘導システムおよび磁気誘導方法 |
US20120116162A1 (en) * | 2009-11-19 | 2012-05-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Capsule medical device guidance system |
US8419620B2 (en) | 2008-06-19 | 2013-04-16 | Olympus Medical Systems Corp. | Magnetically guiding system and magnetically guiding method |
WO2013172312A1 (ja) | 2012-05-14 | 2013-11-21 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | カプセル型医療装置及び医療システム |
CN106691366A (zh) * | 2016-12-13 | 2017-05-24 | 重庆金山医疗器械有限公司 | 一种可控胶囊内镜的控制方法 |
WO2017158896A1 (ja) * | 2016-03-15 | 2017-09-21 | オリンパス株式会社 | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置の作動方法 |
JP2018506408A (ja) * | 2015-02-12 | 2018-03-08 | ファウンドリー イノベーション アンド リサーチ 1,リミテッドFoundry Innovation & Research 1,Ltd. | 心不全を監視するための移植可能デバイスおよび関連方法 |
JP7530226B2 (ja) | 2020-07-21 | 2024-08-07 | 株式会社北川鉄工所 | 医療用磁気誘導装置 |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5314913B2 (ja) * | 2008-04-03 | 2013-10-16 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | カプセル医療システム |
US8235888B2 (en) * | 2008-07-08 | 2012-08-07 | Olympus Medical Systems Corp. | System for guiding capsule medical device |
DE102008035092B4 (de) * | 2008-07-28 | 2015-08-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur Durchführung einer minimalinvasiven Diagnose oder Intervention im Körperinneren eines Patienten mit einem Kapselendoskop sowie Verfahren zur Ermittlung der Istposition eines Kapselendoskops im Körperinneren eines Patienten |
CN102421350B (zh) * | 2009-03-11 | 2014-12-17 | 奥林巴斯医疗株式会社 | 图像处理系统、其外部装置及其图像处理方法 |
JP4876203B2 (ja) * | 2009-11-10 | 2012-02-15 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | カプセル型医療装置用誘導システムおよびカプセル型医療装置の誘導方法 |
WO2011108306A1 (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-09 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | カプセル型内視鏡起動システム |
US20110248706A1 (en) * | 2010-04-09 | 2011-10-13 | Raytheon UTD, Inc. | Method and system for navigation using magnetic dipoles |
US20120130171A1 (en) * | 2010-11-18 | 2012-05-24 | C2Cure Inc. | Endoscope guidance based on image matching |
JP5916031B2 (ja) * | 2011-09-05 | 2016-05-11 | 株式会社ミュー | 医療装置 |
EP2939599B1 (en) | 2011-09-06 | 2018-03-07 | eZono AG | Magnetic medical device and magnetizer |
WO2013185204A1 (en) * | 2012-06-13 | 2013-12-19 | Corporation De L'ecole Polytechnique De Montreal | Aggregation and control of magneto-responsive entities |
CN102743175A (zh) * | 2012-06-30 | 2012-10-24 | 安翰光电技术(武汉)有限公司 | 基于不少于四磁场传感器阵列平面远程定位方法及系统 |
US9459087B2 (en) | 2013-03-05 | 2016-10-04 | Ezono Ag | Magnetic position detection system |
GB201303917D0 (en) | 2013-03-05 | 2013-04-17 | Ezono Ag | System for image guided procedure |
US9257220B2 (en) | 2013-03-05 | 2016-02-09 | Ezono Ag | Magnetization device and method |
WO2016021248A1 (ja) * | 2014-08-08 | 2016-02-11 | オリンパス株式会社 | カプセル型医療装置誘導システム |
EP3212111B1 (en) * | 2014-10-27 | 2023-09-06 | Sirius Medical Systems B.V. | Magnetic marker, location detection system and introducer. |
CN104720805A (zh) * | 2015-03-24 | 2015-06-24 | 上海交通大学 | 基于永磁体的动力胶囊实时定位方法 |
CN106687022A (zh) * | 2015-03-25 | 2017-05-17 | 奥林巴斯株式会社 | 位置检测系统以及引导系统 |
CN105352691B (zh) * | 2015-11-26 | 2017-09-22 | 清华大学 | 测量医疗器械振动的方位调节装置和系统以及方法 |
CN112656353A (zh) * | 2021-02-01 | 2021-04-16 | 河南省中医院(河南中医药大学第二附属医院) | 一种防雾型肛肠内窥镜 |
CN113171185A (zh) * | 2021-04-26 | 2021-07-27 | 吉林大学 | 一种磁力引导的肠道病变标记物微创探测追踪及位置锁定装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003299612A (ja) * | 2002-04-08 | 2003-10-21 | Olympus Optical Co Ltd | カプセル内視鏡システム |
JP2005185497A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Olympus Corp | 被検体内位置検出システム |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8284970B2 (en) * | 2002-09-16 | 2012-10-09 | Starkey Laboratories Inc. | Switching structures for hearing aid |
US7623904B2 (en) * | 2003-08-06 | 2009-11-24 | Olympus Corporation | Medical apparatus, medical apparatus guide system, capsule type medical apparatus, and capsule type medical apparatus guide apparatus |
JP4137740B2 (ja) * | 2003-08-06 | 2008-08-20 | オリンパス株式会社 | カプセル型医療装置及びカプセル型医療装置誘導システム |
DE10343494B4 (de) * | 2003-09-19 | 2006-06-14 | Siemens Ag | Magnetisch navigierbare Einrichtung für den Einsatz auf dem Gebiet der medizinischen Endoskopie |
JP4542326B2 (ja) | 2003-09-30 | 2010-09-15 | オリンパス株式会社 | カプセル型医療装置誘導システム |
WO2005044094A1 (ja) * | 2003-11-11 | 2005-05-19 | Olympus Corporation | カプセル型医療装置システム、及びカプセル型医療装置 |
US7751866B2 (en) * | 2004-03-08 | 2010-07-06 | Olympus Corporation | Detecting system of position and posture of capsule medical device |
JP4560359B2 (ja) * | 2004-09-13 | 2010-10-13 | オリンパス株式会社 | 位置検出装置、被検体内導入システムおよび位置検出方法 |
JP4727975B2 (ja) * | 2004-11-29 | 2011-07-20 | オリンパス株式会社 | 医療システム |
DE102005007631A1 (de) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Siemens Ag | Verfahren zum Antreiben einer Kapsel innerhalb eines Patienten mit Hilfe eines elektrischen Spulensystems |
DE102005032370A1 (de) * | 2005-07-08 | 2007-01-11 | Siemens Ag | Verfahren zur Bestimmung der Position und Orientierung einer unter Verwendung eines mittels Navigationseinrichtung erzeugten Navigationsmagnetfelds durch ein Untersuchungsobjekt geführten |
-
2006
- 2006-11-13 JP JP2006306821A patent/JP5484651B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-11-12 CN CN201310095302.7A patent/CN103169442B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2007-11-12 US US12/514,401 patent/US20100049033A1/en not_active Abandoned
- 2007-11-12 EP EP07831603.1A patent/EP2090215A4/en not_active Withdrawn
- 2007-11-12 CN CN2007800417840A patent/CN101534700B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2007-11-12 WO PCT/JP2007/071873 patent/WO2008059773A1/ja active Application Filing
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003299612A (ja) * | 2002-04-08 | 2003-10-21 | Olympus Optical Co Ltd | カプセル内視鏡システム |
JP2005185497A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Olympus Corp | 被検体内位置検出システム |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8968185B2 (en) | 2008-06-19 | 2015-03-03 | Olympus Medical Systems Corp. | Magnetically guiding system and magnetically guiding method |
JP2010000203A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Olympus Medical Systems Corp | 検査装置およびこれを用いた磁気誘導システム |
US8419620B2 (en) | 2008-06-19 | 2013-04-16 | Olympus Medical Systems Corp. | Magnetically guiding system and magnetically guiding method |
JP2010042155A (ja) * | 2008-08-13 | 2010-02-25 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡用処置具 |
US9301800B2 (en) | 2008-08-13 | 2016-04-05 | Olympus Corporation | Endoscopic treatment tool |
JP2010094374A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Olympus Medical Systems Corp | 磁気誘導システムおよび磁気誘導方法 |
US20120116162A1 (en) * | 2009-11-19 | 2012-05-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Capsule medical device guidance system |
WO2013172312A1 (ja) | 2012-05-14 | 2013-11-21 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | カプセル型医療装置及び医療システム |
JP2018506408A (ja) * | 2015-02-12 | 2018-03-08 | ファウンドリー イノベーション アンド リサーチ 1,リミテッドFoundry Innovation & Research 1,Ltd. | 心不全を監視するための移植可能デバイスおよび関連方法 |
WO2017158896A1 (ja) * | 2016-03-15 | 2017-09-21 | オリンパス株式会社 | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置の作動方法 |
JPWO2017158896A1 (ja) * | 2016-03-15 | 2018-03-29 | オリンパス株式会社 | 画像処理装置、画像処理システム、画像処理装置の作動方法 |
US10354436B2 (en) | 2016-03-15 | 2019-07-16 | Olympus Corporation | Image processing apparatus, image processing system and image processing apparatus operation method |
CN106691366A (zh) * | 2016-12-13 | 2017-05-24 | 重庆金山医疗器械有限公司 | 一种可控胶囊内镜的控制方法 |
JP7530226B2 (ja) | 2020-07-21 | 2024-08-07 | 株式会社北川鉄工所 | 医療用磁気誘導装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN103169442B (zh) | 2015-06-24 |
JP5484651B2 (ja) | 2014-05-07 |
WO2008059773A1 (fr) | 2008-05-22 |
US20100049033A1 (en) | 2010-02-25 |
EP2090215A1 (en) | 2009-08-19 |
EP2090215A4 (en) | 2014-01-22 |
CN103169442A (zh) | 2013-06-26 |
CN101534700A (zh) | 2009-09-16 |
CN101534700B (zh) | 2013-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5484651B2 (ja) | 医療装置位置検出システムおよび医療装置誘導システム | |
CN101505648B (zh) | 医疗装置控制系统 | |
JP4426875B2 (ja) | カプセル型医療装置磁気誘導システム | |
JP4869040B2 (ja) | 位置検出システムおよび医療装置誘導システム | |
JP5101513B2 (ja) | 医療用誘導システム | |
EP2116169A1 (en) | Operating device, monitor device, and capsule guiding system | |
CN101316545A (zh) | 医疗装置的位置检测系统、医疗装置引导系统及医疗装置的位置检测方法 | |
JP4908356B2 (ja) | カプセル誘導システム | |
JP2011147785A (ja) | 磁気駆動部を含むカプセル型内視鏡 | |
JP2006263167A (ja) | 医療装置制御システム | |
JP2005304638A (ja) | カプセル型医療装置位置・姿勢検出システム | |
JP4763732B2 (ja) | 医療装置制御システム | |
JP4668967B2 (ja) | カプセル型医療装置方向位置検出システム | |
JP5415717B2 (ja) | 検査装置およびこれを用いた磁気誘導システム | |
CN102166117B (zh) | 医疗装置控制系统 | |
JP4824048B2 (ja) | 医療装置制御システム | |
WO2012172952A1 (ja) | 生体情報取得システム | |
JP4668966B2 (ja) | カプセル型医療装置システム | |
JP4995181B2 (ja) | カプセル内視鏡システム | |
CN106793926B (zh) | 插入装置 | |
JP2005193073A (ja) | カプセル内視鏡システム及び磁場発生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111202 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120731 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121030 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20121213 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20130308 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140219 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |