JP2008116914A - 投写型映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像の輝度向上を図りながら、映像のコントラストの向上を図ることを可能とする投写型映像表示装置を提供する。
【解決手段】固体光源10が発する光を液晶パネル40上において所定の走査列に沿って走査する投写型映像表示装置100が、入力映像信号に応じて液晶パネル40の変調量を制御するγ補正部260と、入力映像信号に応じて基準出力を定めて、基準出力に応じて固体光源10の出力を制御するパワー制御部250とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、固体光源と光変調素子とを有しており、前記固体光源が発する光を前記光変調素子上において所定の走査列に沿って走査する投写型映像表示装置に関する。
従来、LED(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode)などの固体光源が発する光を光変調素子に照射することによって、スクリーン上に映像を表示する投写型映像表示装置が知られている。なお、固体光源がパルスレーザである場合において、パルスレーザの発振周期と光変調素子の変調周期とを同期させる技術も提案されている(例えば、特許文献1)。
投写型映像表示装置は、固体光源が発する光のスポットを光変調素子上において所定の走査列に沿って走査することによって、スクリーン上に映像を表示する。光変調素子は、固体光源が発する光を変調して、スクリーン上に投写される光の光量を制御する。固体光源の出力(すなわち、固体光源に印加される電圧)は一定であることが一般的である。
特開平11−305710号公報(請求項2、〔0018〕、図1など)
ここで、投写型映像表示装置では、スクリーン上に表示される映像の輝度向上が望まれている。一方で、投写型映像表示装置では、固体光源の出力(すなわち、固体光源に印加される電圧)が一定であると、周辺照明の影響などによってスクリーン上に表示される映像の輝度が低い場合に、映像のコントラストが低下する場合がある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、映像の輝度向上を図りながら、映像のコントラストの向上を図ることを可能とする投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一の特徴は、固体光源(固体光源10)と光変調素子(液晶パネル40)とを有しており、前記固体光源が発する光を前記光変調素子上において所定の走査列に沿って走査する投写型映像表示装置が、前記投写型映像表示装置に入力される映像信号である入力映像信号に応じて、前記光変調素子の変調量を制御する変調量制御部(γ補正部260)と、前記入力映像信号に応じて基準出力を定めて、前記基準出力に従って前記固体光源の出力を制御する出力制御部(パワー制御部250)とを備えることを要旨とする。
かかる特徴によれば、出力制御部が、入力映像信号に応じて基準出力を定めて、基準出力に従って固体光源の出力を制御する。従って、映像の輝度が低い場合に固体光源の出力を減少して、映像のコントラストを向上し、映像の輝度が高い場合に固体光源の出力を増大して、映像の輝度を向上することができる。
本発明の一の特徴は、上述した一の特徴において、前記入力映像信号を積算して、前記所定の走査列に対応する積算値を算出する積算部(積算部230)と、前記積算部によって算出された前記積算値に基づいて、前記基準出力に乗算される輝度向上係数を算出する算出部(係数算出部240)とを投写型映像表示装置がさらに備え、前記出力制御部が、前記基準出力に前記輝度向上係数を乗算した値に従って、前記固体光源の出力を制御することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、上述した一の特徴において、前記所定の走査列が、複数の所定の走査列(走査列L1〜走査列Ln)によって構成されており、前記積算部が、前記複数の所定の走査列毎に前記積算値を算出し、前記算出部が、前記複数の所定の走査列毎に算出された前記積算値に基づいて代表値を特定し、前記代表値に基づいて前記輝度向上係数を算出することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、上述した一の特徴において、前記入力映像信号に逆γ補正処理を施す逆γ補正部(逆γ補正部220)を投写型映像表示装置がさらに備え、前記積算部が、前記逆γ補正処理が施された前記入力映像信号を積算して、前記積算値を算出することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、上述した一の特徴において、前記逆γ補正処理が施された前記入力映像信号に前記輝度向上係数に応じてγ補正処理を施すγ補正部(γ補正部260)を投写型映像表示装置がさらに備え、前記変調量制御部が、前記γ補正処理が施された前記入力映像信号に応じて、前記光変調素子の変調量を制御することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、上述した一の特徴において、前記γ補正部が、前記輝度向上係数が大きい場合に、前記輝度向上係数が小さい場合よりも映像の輝度が低くなるように前記γ補正処理を施すことを要旨とする。
本発明の一の特徴は、上述した一の特徴において、投写型映像表示装置は、前記入力映像信号を積算して、前記光変調素子全体に対応する積算値を算出する積算部と、前記積算部によって算出された前記積算値に基づいて、前記基準出力に乗算される輝度向上係数を算出する算出部とをさらに備え、前記出力制御部は、前記基準出力に前記輝度向上係数を乗算した値に従って、前記固体光源の出力を制御することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、上述した一の特徴において、前記光変調素子の光変調面が、複数の分割領域によって構成されており、投写型映像表示装置は、前記入力映像信号を積算して、前記複数の分割領域のそれぞれに対応する積算値を算出する積算部と、前記積算部によって算出された前記積算値に基づいて、前記基準出力に乗算される輝度向上係数を前記複数の分割領域毎に算出する算出部とをさらに備え、前記出力制御部は、前記基準出力に前記輝度向上係数を乗算した値に従って、前記固体光源の出力を制御することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、上述した一の特徴において、前記光変調素子の光変調面が、複数の単位領域によって構成されており、前記出力制御部が、前記複数の単位領域毎に前記固体光源の出力を制御可能に構成されており、前記算出部が、前記複数の単位領域のうち、一の単位領域と前記一の単位領域に隣接する他の単位領域との間において、前記輝度向上係数の差分を減少させるように、前記輝度向上係数を補正することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、上述した一の特徴において、前記入力映像信号が、複数のフレームに対応する信号であり、前記出力制御部が、前記複数のフレーム毎に前記固体光源の出力を制御可能に構成されており、前記算出部が、前記複数のフレームのうち、一のフレームと前記一のフレームに連続する他のフレームとの間において、前記輝度向上係数の差分を減少させるように、前記輝度向上係数を補正することを要旨とする。
本発明によれば、映像の輝度向上を図りながら、映像のコントラストの向上を図ることを可能とする投写型映像表示装置を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る投写型映像表示装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(投写型映像表示装置の概略)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の概略について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の概略を示す図である。
図1に示すように、投写型映像表示装置100は、投写レンズユニット110を有しており、投写レンズユニット110によって拡大された映像光をスクリーン200上に投写する。投写型映像表示装置100は、LED(Ligth Emitting Diode)やLD(Laser Diode)などの個体光源を光源として有する。
(照明ユニットの概略構成)
以下において、第1実施形態に係る照明ユニットの概略構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。
図2に示すように、照明ユニット120は、複数の固体光源10(固体光源10R、固体光源10G及び固体光源10B)と、複数のミラー(ミラー21〜ミラー26)と、複数のレンズ(レンズ31〜レンズ36)と、複数の液晶パネル40(液晶パネル40R、液晶パネル40G及び液晶パネル40B)と、クロスダイクロイックキューブ50とを有する。
固体光源10Rは、赤成分光を発するLEDやLDなどの固体光源である。固体光源10Rは指向性を有しており、固体光源10Rが発する赤成分光はスポット光である。同様に、固体光源10G及び固体光源10Bは、緑成分光及び青成分光を発するLEDやLDなどの固体光源である。固体光源10G及び固体光源10Bは指向性を有しており、固体光源10G及び固体光源10Bが発する緑成分光及び青成分光はスポット光である。なお、各固体光源が発するスポット光の形状は、特殊レンズなどによってライン形状(長方形)に調節されてもよいことに留意すべきである。
ミラー21は、各固体光源10が発する光を反射する反射ミラーである。ミラー22は、青成分光を透過して、赤成分光及び緑成分光を反射するダイクロイックミラーである。ミラー23は、青成分光を液晶パネル40B側に反射する反射ミラーである。ミラー24は、赤成分光を透過して、緑成分光を液晶パネル40G側に反射するダイクロイックミラーである。ミラー25及びミラー26は、赤成分光を反射して液晶パネル40R側に導く反射ミラーである。
レンズ31〜レンズ36は、各固体光源10が発する光を各液晶パネル40に集光する。ここで、レンズ32及びレンズ33は、緑成分光及び青成分光の光路長と赤成分光の光路長との違いを調整するために設けられたリレーレンズである。
液晶パネル40Rは、赤入力信号Rinに応じて固体光源10Rが発する赤成分光を変調して、スクリーン200上に投写される赤成分光の光量を制御する光変調素子である。同様に、液晶パネル40G及び液晶パネル40Bは、緑入力信号Gin及び青入力信号Binに応じて固体光源10G及び固体光源10Bが発する緑成分光及び青成分光を変調して、スクリーン200上に投写される緑成分光及び青成分光の光量を制御する光変調素子である。
ここで、各固体光源10が発するスポット光は、各光変調素子上において所定の走査列(水平方向列及び垂直方向列)に沿って走査されることに留意すべきである(図3を参照)。
クロスダイクロイックキューブ50は、液晶パネル40R、液晶パネル40G及び液晶パネル40Bから出射された赤成分光、緑成分光及び青成分光を合成する。具体的には、クロスダイクロイックキューブ50は、赤成分光を投写レンズユニット110側に反射して、緑成分光を投写レンズユニット110側に透過するミラー面51aと、青成分光を投写レンズユニット110側に反射して、緑成分光を投写レンズユニット110側に透過するミラー面51bとを有する。
(固体光源が発する光の走査方法)
以下において、第1実施形態に係る固体光源10が発する光の走査方法について、図面を参照しながら説明する。図3(a)は、水平スキャンを示すイメージ図であり、図3(b)は、垂直スキャンを示すイメージ図である。
図3(a)に示すように、水平スキャンでは、固体光源10は、複数の発光素子(発光素子D〜発光素子D)が垂直方向に配列されたアレイ状の構成を有する。液晶パネル40は、入力映像信号(赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Bin)によって光量が制御される単位である画素が水平方向及び垂直方向に配列された構成を有する。
ここで、各発光素子が発するスポット光は、水平方向の列である走査列(走査列L〜走査列L)に沿って走査される。例えば、発光素子D1が発するスポット光は、走査列L1に沿って走査され、発光素子Dnが発するスポット光は、走査列Lnに沿って走査される。
一方で、図3(b)に示すように、垂直スキャンでは、固体光源10は、複数の発光素子(発光素子D1〜発光素子Dn)が水平方向に配列されたアレイ状の構成を有する。液晶パネル40は、入力映像信号(赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Bin)によって光量が制御される単位である画素が水平方向及び垂直方向に配列された構成を有する。
ここで、各発光素子が発するスポット光は、垂直方向の列である走査列(走査列L1〜走査列Ln)に沿って走査される。例えば、発光素子D1が発するスポット光は、走査列L1に沿って走査され、発光素子Dnが発するスポット光は、走査列Lnに沿って走査される。
(制御ユニットの構成)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置に設けられた制御ユニットの構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係る制御ユニット150の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、制御ユニット150は、信号受付部210と、逆γ補正部220と、積算部230と、係数算出部240と、パワー制御部250と、γ補正部260とを有する。
信号受付部210は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binを入力映像信号として受付ける。入力映像信号は、液晶パネル40に印加される電圧と液晶パネル40から出力される出力との関係に応じて調整されている。
逆γ補正部220は、入力映像信号(赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Bin)に逆γ補正処理を施す。逆γ補正処理は、入力映像信号と入力映像信号に応じて定まる輝度とが線形性を有するように、入力映像信号を補正する処理である。逆γ補正部220は、逆γ補正処理が施された入力映像信号(赤入力信号R、緑入力信号G及び青入力信号B)を積算部230に入力する。
積算部230は、逆γ補正処理が施された入力映像信号(赤入力信号R1、緑入力信号G1及び青入力信号B1)を走査列毎に積算して、各走査列に対応する積算値(積算値A、積算値A及び積算値A)を算出する。なお、固体光源10の出力最大値は、固体光源10の耐久性や省エネルギー化の観点から、固体光源10に印加可能な電圧に応じて定められた値であることに留意すべきである。
係数算出部240は、各走査列に対応する積算値(積算値AR、積算値AG及び積算値AB)に基づいて、各固体光源10に対応する輝度向上係数(輝度向上係数C、輝度向上係数C、輝度向上係数C)を算出する。具体的には、係数算出部240は、各走査列に対応する積算値の中から代表値を特定し、特定した代表値に基づいて各固体光源10に対応する輝度向上係数を算出する。なお、代表値は、走査列L1〜走査列Lnに対応する積算値のうち、最も値が大きい積算値であってもよく、走査列L1〜走査列Lnに対応する積算値の平均値であってもよい。
輝度向上係数(輝度向上係数CR、輝度向上係数CG及び輝度向上係数CB)は、各固体光源10に含まれる複数の発光素子(発光素子D1〜発光素子Dn)に共通することが好ましい。これによって、複数の発光素子毎に輝度向上係数が異なることに起因して、映像の輝度が走査列毎にばらつくことが抑制される。
なお、各走査列に対応する積算値(積算値AR、積算値AG及び積算値AB)が小さければ小さいほど、輝度向上係数(輝度向上係数CR、輝度向上係数CG及び輝度向上係数CB)を大きくすることが可能であることに留意すべきである。
ここで、係数算出部240は、所定の観測期間においてパワー制御部250によって制御された固体光源10の出力の積算値が固体光源10の出力最大値の積算値を超えない範囲で、輝度向上係数を算出することに留意すべきである。
パワー制御部250は、入力映像信号(赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Bin)に応じて定められる基準出力に従って、各固体光源10の出力を制御する。具体的には、パワー制御部250は、固体光源10毎に定められた基準出力に輝度向上係数(輝度向上係数CR、輝度向上係数CG及び輝度向上係数CB)を乗算した値(PW、PW及びPW)に従って、各固体光源10の出力を制御する。なお、基準出力は、固体光源10の出力を制御する周期(以下、出力制御周期)における入力映像信号の平均値、最大値又は最小値などに応じて定められる。
γ補正部260は、逆γ補正処理が施された入力映像信号(赤入力信号R1、緑入力信号G1及び青入力信号B1)にγ補正処理を施して、γ補正処理が施された映像信号である出力映像信号(赤出力信号Rout、緑出力信号Gout及び青出力信号Bout)を各液晶パネル40に入力する。γ補正処理は、逆γ補正処理が施された入力映像信号(所望光量)と出力映像信号(液晶パネル40に印加される電圧)との関係に応じて、逆γ補正処理が施された入力映像信号を補正する処理である。
ここで、γ補正部260は、γ補正処理で用いる補正量を輝度向上係数に応じて変更する。具体的には、γ補正部260は、図5に示すように、輝度向上係数が大きいケースでは、映像の輝度が高である場合に補正量Alargeを用い、映像の輝度が中である場合に補正量Blargeを用い、映像の輝度が低である場合に補正量Clargeを用いる。一方、γ補正部260は、輝度向上係数が小さいケースでは、映像の輝度が高である場合に補正量Asmallを用い、映像の輝度が中である場合に補正量Bsmallを用い、映像の輝度が低である場合に補正量Csmallを用いる。
補正量Alarge、補正量Blarge及び補正量Clargeの関係は、Alarge>Blarge>Clargeであり、補正量Asmall、補正量Bsmall及び補正量Csmallの関係は、Asmall>Bsmall>Csmallである。補正量Alarge及び補正量Asmallの関係は、Alarge≒Asmallであり、補正量Blarge及び補正量Bsmallの関係は、Blarge<Bsmallであり、補正量Clarge及び補正量Csmallの関係は、Clarge<Csmallである。なお、Csmall−Clargeの値は、Bsmall−Blargeの値よりも大きい。
このように、γ補正処理で用いる補正量は、輝度向上係数が大きい場合には、輝度向上係数が小さい場合よりも、映像の輝度が低くなるように定められる。特に、映像の輝度が低いケースでは、γ補正処理で用いる補正量は、輝度向上係数が大きい場合には、輝度向上係数が小さい場合よりも、映像の輝度が低くなるように定められる。
(固体光源10の出力制御の一例)
以下において、第1実施形態に係る固体光源10の出力制御の一例について、図面を参照しながら説明する。図6は、第1実施形態に係る固体光源10の出力制御の一例を示す図である。なお、図6では、走査列の左側及び右側の輝度が走査列の中央の輝度よりも低い場合を例に挙げて説明する。なお、固体光源10の出力を制御する周期(出力制御周期)は、1フレームを3等分した周期である。
図6(a)に示すように、投写型映像表示装置100は、逆γ補正処理が施された入力映像信号を走査列毎に積算して、各走査列に対応する積算値を算出する。続いて、投写型映像表示装置100は、積算値に基づいて輝度向上係数を算出する。
図6(b)に示すように、投写型映像表示装置100は、入力映像信号に応じて定められる基準出力に輝度向上係数を乗算した値を固体光源10の出力とする。すなわち、固体光源10の出力は、基準出力と追加出力とを合算した出力となる。
このように、走査列の中央では、基準出力に輝度向上係数を乗算した値が固体光源10の出力最大値を超えているが、走査列の左側及び右側では、基準出力に輝度向上係数を乗算した値が固体光源10の出力最大値を超えていない。また、所定の観測期間(ここでは、1フレーム)では、基準出力に輝度向上係数を乗算した値の積算値が固体光源10の出力最大値の積算値を超えていない。
なお、図6では、各出力制御周期に対応する輝度向上係数は一律であるが、これに限定されるものではない。具体的には、各出力制御周期に対応する輝度向上係数は、出力制御周期の平均輝度に応じて変更されてもよい。例えば、平均輝度が高い中央の出力制御周期に対応する輝度向上係数は、平均輝度が低い左側及び右側の出力制御周期に対応する輝度向上係数よりも大きくてもよい。平均輝度が低い左側及び右側の出力制御周期に対応する輝度向上係数は1であってもよい(すなわち、基準出力を変更しなくてもよい)。
(投写型映像表示装置100の動作)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の動作について、図面を参照しながら説明する。図7は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の動作を示すフロー図である。
図7に示すように、ステップ10において、投写型映像表示装置100は、赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Binを入力映像信号として受付ける。
ステップ20において、投写型映像表示装置100は、入力映像信号(赤入力信号Rin、緑入力信号Gin及び青入力信号Bin)に逆γ補正処理を施して、入力映像信号と入力映像信号に応じて定まる輝度とが線形性を有するように入力映像信号を補正する。
ステップ30において、投写型映像表示装置100は、逆γ補正処理が施された入力映像信号(赤入力信号R1、緑入力信号G1及び青入力信号B1)を走査列毎に積算して、各走査列に対応する積算値(積算値AR、積算値AG及び積算値AB)を算出する。
ステップ40において、投写型映像表示装置100は、各走査列に対応する積算値(積算値AR、積算値AG及び積算値AB)に基づいて、各固体光源10に対応する輝度向上係数(輝度向上係数CR、輝度向上係数CG及び輝度向上係数CB)を算出する。
ステップ50において、投写型映像表示装置100は、γ補正処理で用いるγ値を輝度向上係数に応じて変更した上で、逆γ補正処理が施された入力映像信号(赤入力信号R1、緑入力信号G1及び青入力信号B1)にγ補正処理を施す。
ステップ60において、投写型映像表示装置100は、γ補正処理が施された出力映像信号(赤出力信号Rout、緑出力信号Gout及び青出力信号Bout)に応じて、各固体光源10が発する光を変調する。
ステップ70において、投写型映像表示装置100は、固体光源10毎に定められた基準出力に輝度向上係数(輝度向上係数CR、輝度向上係数CG及び輝度向上係数CB)を乗算した値(PW、PW及びPW)に従って、各固体光源10の出力を制御する。
なお、ステップ60及びステップ70の処理が同期して行われることは勿論である。ステップ60及びステップ70の処理を同期させるために、1フレームに対応する映像信号を蓄積可能なフレームバッファを用いてもよい。
(作用及び効果)
第1実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、パワー制御部250が、入力映像信号に応じて基準出力を定めて、基準出力に従って固体光源10の出力を制御する。従って、映像の輝度が低い場合に固体光源10の出力を減少して、映像のコントラストを向上し、映像の輝度が高い場合に固体光源10の出力を増大して、映像の輝度を向上することができる。
第1実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、パワー制御部250が、入力映像信号に応じて定められる基準出力に応じて固体光源10の出力を制御するため、必要な光量を保ちながら固体光源10の出力が抑制される。
係数算出部240が、入力映像信号の積算値に基づいて輝度向上係数を算出し、パワー制御部250が、基準出力に輝度向上係数を乗算した値に従って、固体光源10の出力を制御する。これによって、固体光源の出力の抑制によって生じた固体光源10の余力を映像の輝度向上のために効率的に用いることができる。
係数算出部240が、所定の観測時間において固体光源10の出力の積算値が固体光源の出力最大値の積算値を超えない範囲で輝度向上係数を算出するため、固体光源10の出力が固体光源10の出力最大値を単位時間において瞬間的に超えることがあっても、所定の観測時間において固体光源10の出力が固体光源10の出力最大値を超えない。
このように、所定の観測時間における固体光源10の出力を一定値内に保ちながら、映像の輝度を効率的に向上することができる。
第1実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、係数算出部240が、各走査列に対応する積算値の中から代表値を特定し、特定した代表値に基づいて各固体光源10に対応する輝度向上係数を算出する。従って、固体光源10に含まれる複数の発光素子毎に輝度向上係数が異なることに起因して、映像の輝度が走査列毎にばらつくことが抑制される。
第1実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、係数算出部240が、逆γ補正処理が施された入力映像信号(赤入力信号R1、緑入力信号G1及び青入力信号B1)の積算値に基づいて輝度向上係数を算出する。すなわち、係数算出部240が、入力映像信号と入力映像信号に応じて定まる輝度とが線形性を有するように入力映像信号が補正されてから輝度向上係数を算出するため、輝度向上係数の算出精度が高まる。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第2実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、各走査列に対応する積算値(積算値AR、積算値AG及び積算値AB)は、1フレームに対応する積算値である(図6を参照)。
これに対して、第2実施形態では、各走査列に対応する積算値(積算値AR、積算値AG及び積算値AB)は、複数のフレーム(例えば、2フレーム)に対応する積算値である。
(固体光源10の出力制御の一例)
以下において、第2実施形態に係る固体光源10の出力制御の一例について、図面を参照しながら説明する。図8は、第2実施形態に係る固体光源10の出力制御の一例を示す図である。なお、図8では、フレーム1における走査列の左側及び右側の輝度が走査列の中央の輝度よりも低く、フレーム2における走査列の輝度がフレーム1における走査列の輝度よりも低い場合を例に挙げて説明する。
図8(a)に示すように、投写型映像表示装置100は、逆γ補正処理が施された入力映像信号を複数のフレームに亘って積算して、走査列に対応する積算値を算出する。続いて、投写型映像表示装置100は、複数のフレームに対応する積算値に基づいて輝度向上係数を算出する。
図8(b)に示すように、投写型映像表示装置100は、入力映像信号に応じて定められる基準出力に輝度向上係数を乗算した値を固体光源10の出力とする。すなわち、固体光源10の出力は、基準出力と追加出力とを合算した出力となる。
このように、フレーム1における走査列の左側、中央及び右側では、図6(b)に示した場合に比べて固体光源10の出力が大きいが、所定の観測期間(ここでは、2フレーム)において基準出力に輝度向上係数を乗算した値の積算値が固体光源10の出力最大値の積算値を超えていない。
なお、図8では、各フレームに対応する輝度向上係数は一律であるが、これに限定されるものではない。具体的には、各フレームに対応する輝度向上係数は、各フレームの平均輝度に応じて変更されてもよい。例えば、平均輝度が高いフレーム1に対応する輝度向上係数は、平均輝度が低いフレーム2に対応する輝度向上係数よりも大きくてもよい。平均輝度が低いフレーム2に対応する輝度向上係数は1であってもよい(すなわち、基準出力を変更しなくてもよい)。
[第3実施形態]
以下において、第3実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第3実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、積算部(積算部230)は、入力映像信号を走査列毎に積算して、各走査列に対応する積算値を算出する。算出部(係数算出部240)は、各走査列に対応する積算値に基づいて、各固体光源に対応する輝度向上係数を算出する。
これに対して、第3実施形態では、積算部は、入力映像信号を光変調素子(液晶パネル40)全体で積算して、光変調素子全体に対応する積算値を算出する。算出部(係数算出部240)は、光変調素子全体に対応する積算値に基づいて、各固体光源に対応する輝度向上係数を算出する。
(固体光源が発する光の走査方法)
以下において、第3実施形態に係る固体光源10が発する光の走査方法について、図面を参照しながら説明する。図9は、液晶パネル40の光変調面(映像表示面)全体を単数の固体光源10がスキャンする動作を示すイメージ図である。なお、液晶パネル40は、第1実施形態と同様に、入力映像信号によって光量が制御される単位である画素が水平方向及び垂直方向に配列された構成を有する。
図9に示すように、単数の固体光源10が発する光は、水平方向の列である走査列(走査列L〜走査列L)に沿って走査される。ここで、単数の固体光源10が発する光は、走査列L〜走査列Lの順に走査される。また、走査列Lの走査が終了した場合には、走査列Lに戻って再び走査が開始される。
(制御ユニットの構成)
以下において、第3実施形態に係る投写型映像表示装置に設けられた制御ユニットの構成について、図面を参照しながら説明する。図10は、第3実施形態に係る制御ユニット150の構成を示すブロック図である。図10では、図4と同様の構成について同様の符号を付していることに留意すべきである。
図10に示すように、制御ユニット150は、積算部230に代えて積算部230aを有しており、係数算出部240に代えて係数算出部240aを有している。
積算部230aは、入力映像信号を液晶パネル40全体で積算して、液晶パネル40全体に対応する積算値を算出する。具体的には、積算部230aは、逆γ補正処理が施された赤入力信号R1(1フレーム)を積算して、液晶パネル40R全体に対応する積算値ARを算出する。積算部230aは、逆γ補正処理が施された緑入力信号G1(1フレーム)を積算して、液晶パネル40G全体に対応する積算値AGを算出する。積算部230aは、逆γ補正処理が施された青入力信号B1(1フレーム)を積算して、液晶パネル40B全体に対応する積算値ABを算出する。
係数算出部240aは、液晶パネル40全体(1フレーム)に対応する積算値に基づいて、固体光源10に対応する輝度向上係数(輝度向上係数CR、輝度向上係数CG及び輝度向上係数CB)を算出する。具体的には、係数算出部240aは、所定の観測期間においてパワー制御部250によって制御された固体光源10の出力の積算値が固体光源10の出力最大値の積算値を超えない範囲で、輝度向上係数を算出する。
なお、第1実施形態と同様に、液晶パネル40全体に対応する積算値(積算値AR、積算値AG及び積算値AB)が小さければ小さいほど、輝度向上係数(輝度向上係数CR、輝度向上係数CG及び輝度向上係数CB)を大きくすることが可能である。
[第4実施形態]
以下において、第4実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第4実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、積算部(積算部230)は、入力映像信号を走査列毎に積算して、各走査列に対応する積算値を算出する。算出部(係数算出部240)は、各走査列に対応する積算値に基づいて、各固体光源に対応する輝度向上係数を算出する。
これに対して、第4実施形態では、積算部は、入力映像信号を複数のブロック毎に積算して、複数のブロックのそれぞれに対応する積算値を算出する。算出部(係数算出部240)は、複数のブロックのそれぞれに対応する積算値に基づいて、各固体光源に対応する輝度向上係数を算出する。なお、複数のブロックは、光変調素子(液晶パネル40)の光変調面(映像表示面)を構成することに留意すべきである。
(固体光源が発する光の走査方法)
以下において、第4実施形態に係る固体光源10が発する光の走査方法について、図面を参照しながら説明する。図11は、液晶パネル40の光変調面(映像表示面)全体を複数の固体光源10がスキャンする動作を示すイメージ図である。なお、液晶パネル40は、第1実施形態と同様に、入力映像信号によって光量が制御される単位である画素が水平方向及び垂直方向に配列された構成を有する。
図9に示すように、液晶パネル40の光変調面(映像表示面)は、複数のブロック(ブロック(m1,n1)〜ブロック(m3、n3))によって構成される。各ブロックには、ブロック内を走査する光を発する固体光源10が設けられている。各固体光源10が発する光は、水平方向の列である走査列に沿って各ブロック内において走査される。
(制御ユニットの構成)
以下において、第4実施形態に係る投写型映像表示装置に設けられた制御ユニットの構成について、図面を参照しながら説明する。図12は、第4実施形態に係る制御ユニット150の構成を示すブロック図である。図12では、図4と同様の構成について同様の符号を付していることに留意すべきである。
図12に示すように、制御ユニット150は、積算部230に代えて積算部230bを有しており、係数算出部240に代えて係数算出部240bを有している。
積算部230bは、入力映像信号を複数のブロック毎に積算して、各ブロックに対応する積算値を算出する。具体的には、積算部230bは、逆γ補正処理が施された赤入力信号R1を複数のブロック毎に積算して、液晶パネル40Rに含まれる各ブロックに対応する積算値ARを算出する。積算部230bは、逆γ補正処理が施された緑入力信号G1を複数のブロック毎に積算して、液晶パネル40Gに含まれる各ブロックに対応する積算値AGを算出する。積算部230bは、逆γ補正処理が施された青入力信号B1を複数のブロック毎に積算して、液晶パネル40Bに含まれる各ブロックに対応する積算値ABを算出する。
係数算出部240bは、各ブロックに対応する積算値に基づいて、固体光源10に対応する輝度向上係数(輝度向上係数CR、輝度向上係数CG及び輝度向上係数CB)をブロック毎に算出する。具体的には、係数算出部240aは、所定の観測期間においてパワー制御部250によって制御された固体光源10の出力の積算値が固体光源10の出力最大値の積算値を超えない範囲で、輝度向上係数を算出する。
なお、第1実施形態と同様に、液晶パネル40全体に対応する積算値(積算値AR、積算値AG及び積算値AB)が小さければ小さいほど、輝度向上係数(輝度向上係数CR、輝度向上係数CG及び輝度向上係数CB)を大きくすることが可能である。
[第5実施形態]
以下において、第5実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第4実施形態と第5実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第4実施形態では特に触れていないが、第5実施形態では、互いに隣接するブロックの境界において映像の輝度に段差が生じることが抑制される。
第5実施形態では、パワー制御部250は、複数の単位領域毎に固体光源10の出力を制御可能に構成されている。すなわち、単位領域は、固体光源10の出力を制御可能な最小単位である。なお、単位領域の面積は、ブロックの面積よりも小さいことを前提としている。単位領域は、例えば、画素である。
算出部は、互いに隣接する単位領域間において、輝度向上係数の差分を減少させるように、ブロック毎に算出された輝度向上係数を補正する。これによって、複数のブロックの境界において、映像の輝度に段差が生じることが抑制される。
(輝度向上係数の補正方法)
以下において、輝度向上係数の補正方法について、図面を参照しながら説明する。図13は、第5実施形態に係る輝度向上係数の補正方法について説明するための図である。
図13に示すように、液晶パネル40の光変調面(映像表示面)は、第4実施形態と同様に、複数のブロック(ブロック(m1,n1)〜ブロック(m3、n3))によって構成される。
ここで、ブロック(m1,n1)とブロック(m2,n1)との間において、輝度向上係数を補正する方法について例示する。“A”は、ブロック(m1,n1)の中心であり、“B”は、ブロック(m2,n1)の中心である。“C”は、ブロック(m1,n1)又はブロック(m2,n1)内における任意の単位領域(例えば、画素)である。“a”は、“A”と“C”との距離であり、“b”は、“B”と“C”との距離である。また、“C(m1,n1)”は、ブロック(m1,n1)に対応する積算値に基づいて算出された輝度向上係数である。“C(m2,n1)”は、ブロック(m2,n1)に対応する積算値に基づいて算出された輝度向上係数である。
このような前提で、係数算出部240bは、“C”における輝度向上係数(“C(c)”)を式(1)に従って算出する。
(c)=(C(m1,n1)×b+C(m2,n1)×a)/(a+b)・・・式(1)
このように、係数算出部240bは、互いに隣接するブロックの中心からの距離に応じて、ブロック内に含まれる任意の単位領域に対応する輝度向上係数を算出する。すなわち、係数算出部240bは、互いに隣接する単位領域間において、輝度向上係数の差分を減少させるように、ブロック毎に算出された輝度向上係数を補正する。
なお、第5実施形態では、任意の単位領域に対応する輝度向上係数は、2つのブロックに対応する輝度向上係数に基づいて算出されるが、これに限定されるものではない。具体的には、任意の単位領域に対応する輝度向上係数は、3つ以上のブロックに対応する輝度向上係数に基づいて算出されてもよい。
[第6実施形態]
以下において、第6実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第6実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では特に触れていないが、第6実施形態では、互いに連続するフレーム間で映像の輝度に段差が生じることが抑制される。
具体的には、第6実施形態では、算出部は、互いに連続するフレーム間において、輝度向上係数の差分を減少させるように輝度向上係数を補正する。
(輝度向上係数の補正方法)
以下において、輝度向上係数の補正方法について、図面を参照しながら説明する。図14は、第6実施形態に係る輝度向上係数の補正方法について説明するための図である。
図14に示すように、係数算出部240は、フレーム毎に輝度向上係数を算出する(「輝度向上係数」欄を参照)。続いて、係数算出部240は、互いに連続するフレーム間において、輝度向上係数の差分を減少させるように輝度向上係数を補正する。なお、輝度向上係数の補正値は、2フレームに対応する輝度向上係数の平均値などである(「2フレーム平均値」欄を参照)。
ここで、フレームn−1に対応する輝度向上係数が“C(n−1)”であり、フレームnに対応する輝度向上係数が“C(n)”である。
このような前提で、係数算出部240は、フレームnに対応する輝度向上係数の補正値“C(n,revised)”を式(2)に従って算出する。
(n,revised)=(C(n−1)+C(n))/2・・・式(2)
このように、係数算出部240bは、互いに連続するフレーム間において、輝度向上係数の差分を減少させるように、輝度向上係数の補正値を算出する。
なお、第6実施形態では、輝度向上係数の補正値は、2つのフレームに対応する輝度向上係数に基づいて算出されるが、これに限定されるものではない。具体的には、輝度向上係数の補正値は、3つ以上のフレームに対応する輝度向上係数に基づいて算出されてもよい。
第1実施形態に示したように、輝度向上係数が走査列毎に算出される場合には、輝度向上係数の補正値は、フレーム内における位置が同じ走査列を対象として算出される。
第3実施形態に示したように、輝度向上係数がフレーム毎に算出される場合には、輝度向上係数の補正値は、フレーム単位で算出される。
第4実施形態に示したように、輝度向上係数がブロック毎に算出される場合には、輝度向上係数の補正値は、フレーム内における位置が同じブロックを対象として算出される。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上述した実施形態では、走査列は、1つの画素列に対応するが、これに限定されるものではない。具体的には、走査列は、複数の画素列に対応してもよい。この場合に、走査列の積算値は、複数の画素列に対応する入力映像信号を積算した値である。
上述した実施形態では、入力映像信号の積算値は走査列毎に算出されるが、これに限定されるものではない。具体的には、入力映像信号の積算値は、1フレームに対応する入力映像信号の全てを積算した値であってもよい。
上述した実施形態では、輝度向上係数は、固体光源10毎に算出されるが、これに限定されるものではない。具体的には、輝度向上係数は、各固体光源10に共通する一の係数であってもよい。
上述した実施形態では、複数の固体光源10が、各固体光源10に割り当てられた光変調素子の領域を走査するが、これに限定されるものではない。具体的には、CRTなどの走査と同様に、一の固体光源10が光変調素子の全面を順に走査してもよい。
上述した実施形態では、光変調素子の一例として液晶パネル40を挙げたが、これに限定されるものではない。具体的には、光変調素子は、DMD(Digital Micro−mirror Device)やLCOS(Liquid Crystal on Silicon)であってもよい。
上述した実施形態では、図15に示すように、固体光源10が発するスポット光は、走査方向におけるスポット光のサイズと同じ分解能で走査される。従って、各時間(T1、T2、T3、T4)において、実出射光量(出力映像信号)は、必要照射光量(入力映像信号)と同じである。
一方で、図16に示すように、固体光源10が発するスポット光は、走査方向におけるスポット光のサイズの半分の分解能で走査されてもよい。この場合には、各時間(T1、T’1、T2、T’2、T3、T’3、T4、T’4)において、必要照射光量に応じて算出される算出光量は、各時間における必要照射光量と一つ前の時間における算出光量との差分となる。従って、時間T3に示すように、算出光量が負の値をとる場合がある。これに応じて、算出光量が負の値となる場合には、実照射光量(出力映像信号)を“0”に変換する変換処理が行われる。
さらに、時間nにおける実照射光量(出力映像信号)は、時間nにおける必要照射光量(入力映像信号)と時間n−1における実照射光量(出力映像信号)との差分であることが好ましい。従って、時間T3において上述した変換処理が行われた場合には、時間T3’に示すように、実照射光量(出力映像信号)は、時間T3’における必要照射光量(入力映像信号)と時間T3における実照射光量(出力映像信号)との差分となる。
上述した実施形態では特に触れていないが、第3実施形態及び第4実施形態は組み合わされてもよい。
具体的には、液晶パネル40全体(1フレーム)に対応する積算値に基づいて輝度向上係数が算出され、各固体光源10が発する光がブロック毎に走査されてもよい。逆に、ブロックに対応する積算値に基づいて輝度向上係数がブロック毎に算出され、単数の固体光源10が発する光が液晶パネル40全体(1フレーム)を走査されてもよい。
さらに、ブロック(m,n)に対応する輝度向上係数の補正値として、液晶パネル40全体(1フレーム)に対応する積算値に基づいて算出された輝度向上係数と、ブロック(m,n)に対応する積算値に基づいて算出された輝度向上係数との平均値が用いられてもよい。
上述した第1実施形態では特に触れていないが、走査列(L)に対応する輝度向上係数の補正値として、走査列(L)に対応する輝度向上係数と、走査列(L)に隣接する走査列に対応する輝度向上係数との平均値が用いられてもよい。
上述した第5実施形態では特に触れていないが、ブロック(m,n)に対応する輝度向上係数の補正値として、ブロック(m,n)に対応する輝度向上係数と、ブロック(m,n)に隣接するブロックに対応する輝度向上係数との平均値が用いられてもよい。
第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の概略を示す図である。 第1実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。 第1実施形態に係る固体光源10が発する光の走査方法を示す図である。 第1実施形態に係る制御ユニット150の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るγ補正処理にほける補正量の一例を示す図である。 第1実施形態に係る固体光源10の出力制御の一例を示す図である。 第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の動作を示すフロー図である。 第2実施形態に係る固体光源10の出力制御の一例を示す図である。 第3実施形態に係る固体光源10が発する光の走査方法を示す図である。 第3実施形態に係る制御ユニット150の構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係る固体光源10が発する光の走査方法を示す図である。 第3実施形態に係る制御ユニット150の構成を示すブロック図である。 第5実施形態に係る輝度向上係数の補正方法について説明するための図である。 第6実施形態に係る輝度向上係数の補正方法について説明するための図である。 固体光源10が発するスポット光の走査分解能の一例を示す図である。 固体光源10が発するスポット光の走査分解能の一例を示す図である。
符号の説明
10・・・固体光源、21〜26・・・ミラー、31〜36・・・レンズ、40・・・液晶パネル、50・・・クロスダイクロイックキューブ、100・・・投写型映像表示装置、110・・・投写レンズユニット、120・・・照明ユニット、150・・・制御ユニット、200・・・スクリーン、210・・・信号受付部、220・・・逆γ補正部、230・・・積算部、240・・・係数算出部、250・・・パワー制御部、260・・・γ補正部

Claims (10)

  1. 固体光源と光変調素子とを有しており、前記固体光源が発する光を前記光変調素子上において所定の走査列に沿って走査する投写型映像表示装置であって、
    前記投写型映像表示装置に入力される映像信号である入力映像信号に応じて、前記光変調素子の変調量を制御する変調量制御部と、
    前記入力映像信号に応じて基準出力を定めて、前記基準出力に従って前記固体光源の出力を制御する出力制御部とを備えることを特徴とする投写型映像表示装置。
  2. 前記入力映像信号を積算して、前記所定の走査列に対応する積算値を算出する積算部と、
    前記積算部によって算出された前記積算値に基づいて、前記基準出力に乗算される輝度向上係数を算出する算出部とをさらに備え、
    前記出力制御部は、前記基準出力に前記輝度向上係数を乗算した値に従って、前記固体光源の出力を制御することを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
  3. 前記所定の走査列は、複数の所定の走査列によって構成されており、
    前記積算部は、前記複数の所定の走査列毎に前記積算値を算出し、
    前記算出部は、前記複数の所定の走査列毎に算出された前記積算値に基づいて代表値を特定し、前記代表値に基づいて前記輝度向上係数を算出することを特徴とする請求項2に記載の投写型映像表示装置。
  4. 前記入力映像信号に逆γ補正処理を施す逆γ補正部をさらに備え、
    前記積算部は、前記逆γ補正処理が施された前記入力映像信号を積算して、前記積算値を算出することを特徴とする請求項2に記載の投写型映像表示装置。
  5. 前記逆γ補正処理が施された前記入力映像信号に前記輝度向上係数に応じてγ補正処理を施すγ補正部をさらに備え、
    前記変調量制御部は、前記γ補正処理が施された前記入力映像信号に応じて、前記光変調素子の変調量を制御することを特徴とする請求項4に記載の投写型映像表示装置。
  6. 前記γ補正部は、前記輝度向上係数が大きい場合に、前記輝度向上係数が小さい場合よりも映像の輝度が低くなるように前記γ補正処理を施すことを特徴とする請求項5に記載の投写型映像表示装置。
  7. 前記入力映像信号を積算して、前記光変調素子全体に対応する積算値を算出する積算部と、
    前記積算部によって算出された前記積算値に基づいて、前記基準出力に乗算される輝度向上係数を算出する算出部とをさらに備え、
    前記出力制御部は、前記基準出力に前記輝度向上係数を乗算した値に従って、前記固体光源の出力を制御することを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
  8. 前記光変調素子の光変調面は、複数の分割領域によって構成されており、
    前記入力映像信号を積算して、前記複数の分割領域のそれぞれに対応する積算値を算出する積算部と、
    前記積算部によって算出された前記積算値に基づいて、前記基準出力に乗算される輝度向上係数を前記複数の分割領域毎に算出する算出部とをさらに備え、
    前記出力制御部は、前記基準出力に前記輝度向上係数を乗算した値に従って、前記固体光源の出力を制御することを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
  9. 前記光変調素子の光変調面は、複数の単位領域によって構成されており、
    前記出力制御部は、前記複数の単位領域毎に前記固体光源の出力を制御可能に構成されており、
    前記算出部は、前記複数の単位領域のうち、一の単位領域と前記一の単位領域に隣接する他の単位領域との間において、前記輝度向上係数の差分を減少させるように、前記輝度向上係数を補正することを特徴とする請求項8に記載の投写型映像表示装置。
  10. 前記入力映像信号は、複数のフレームに対応する信号であり、
    前記出力制御部は、前記複数のフレーム毎に前記固体光源の出力を制御可能に構成されており、
    前記算出部は、前記複数のフレームのうち、一のフレームと前記一のフレームに連続する他のフレームとの間において、前記輝度向上係数の差分を減少させるように、前記輝度向上係数を補正することを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
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