JP2009156887A - 画像表示方法及び画像表示装置 - Google Patents

画像表示方法及び画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009156887A
JP2009156887A JP2007331421A JP2007331421A JP2009156887A JP 2009156887 A JP2009156887 A JP 2009156887A JP 2007331421 A JP2007331421 A JP 2007331421A JP 2007331421 A JP2007331421 A JP 2007331421A JP 2009156887 A JP2009156887 A JP 2009156887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
light
white
blue
green
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007331421A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroatsu Fukutomi
弘敦 福冨
Yutaka Ochi
豊 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2007331421A priority Critical patent/JP2009156887A/ja
Publication of JP2009156887A publication Critical patent/JP2009156887A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

【課題】シーケンシャル駆動を用いたディスプレイにおいて、入力映像信号からR、G、B及び白色の出力信号を生成し、かつ、R、G、Bの出力信号は入力映像信号の値を維持することで信号処理による輝度劣化を回避する。
【解決手段】シーケンシャル駆動により液晶表示素子を用いて画像表示を行う装置において、赤色信号、緑色信号、青色信号、及び白信号を任意の順序で所定時間ずつ巡回的に切り替えて液晶表示素子に入力信号として供給する素子駆動回路に、3原色信号と白信号とを供給する。このうち、3原色信号は、入力された3原色信号Rin、Gin、Binを、そのままスルーでRout、Gout、Boutとして出力する。一方、逆γ補正回路61を通した3原色信号R’、G’、B’を用いて輝度信号算出回路62で算出した輝度信号Yを、γ補正回路63を通して白信号Woutとして出力する。
【選択図】図5

Description

本発明は画像表示方法及び画像表示装置に係り、特に投射型ディスプレイやビューファインダ、ヘッドマウントディスプイ等に設けられ、表示部に入射光として青色光、緑色光、赤色光を時間的に分離し入射してカラー表示する単板シーケンシャル方式における、画素単位で駆動する画像表示方法及び画像表示装置に関する。
従来、シーケンシャル駆動を用いたディスプレイでは、1フレーム期間を3つの期間に時分割し、各分割期間毎に赤色(R)の画像データ、緑色(G)の画像データ、及び青色(B)の画像データを順次ディスプレイに供給してカラー映像を表示するため、画面輝度が暗くなるという課題がある。
この課題を改善するための有効な技術として、1フレーム期間内でR、G、Bの3原色に加えて白色の各画像データを挿入してこれらを時分割にてディスプレイに供給して表示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1記載の発明では、本来シーケンシャル駆動における色割れの軽減を目的としているが、画面輝度の向上に対しても有効な手段である。この特許文献1記載の発明では、入力映像信号のR、G、Bの各値の最小値を白色の信号として出力する。また、入力映像信号のR、G、Bの各値から白色信号の値をそれぞれ減算した値を、R信号、G信号、B信号として出力する。
米国特許第6536904号明細書
しかしながら、上記の特許文献1では、R、G、Bの入力映像信号からR、G、B及び白色の出力信号を生成するが、出力信号のRGB値は信号処理により白色信号を減算した値で与えられるため、入力映像信号のR、G、Bの各値より小さい値となる。そのため、この信号処理による画面輝度の輝度低下が課題である。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、入力映像信号からR、G、B及び白色の出力信号を生成し、かつ、R、G、Bの出力信号は入力映像信号の値を維持することで信号処理による輝度劣化を回避し得る画像表示方法及び画像表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の画像表示方法は、赤色信号、緑色信号、青色信号、及び白信号を任意の順序で所定時間ずつ巡回的に切り替えて空間変調器に供給すると共に、赤色信号、緑色信号、青色信号及び白信号の空間変調器への切り替え入力に同期して、光源から空間変調器に照射する照明光を、赤色光、緑色光、青色光、及び白色光が所定時間ずつ切り替え入力信号と同じ色順で巡回的に切り替わるように光源を駆動し、空間変調器の各画素毎に照明光を、空間変調器への切り替え入力信号で変調して得た光をスクリーンに投射して表示する画像表示方法であって、
表示する画像に関する3原色信号を、空間変調器に供給する赤色信号、緑色信号、及び青色信号として出力する第1のステップと、表示する画像に関する3原色信号から所定の演算式に基づいて輝度信号を生成し、その輝度信号を空間変調器に供給する白信号として出力する第2のステップとを含むことを特徴とする。
ここで、本発明の画像表示方法は、上記の第2のステップを、表示する画像に関する3原色信号のうちの最小値の原色信号を、空間変調器に供給する白信号として出力するステップとしてもよい。
また、上記の目的を達成するため、本発明の画像表示装置は、赤色光、緑色光、青色光、及び白色光を切り替えて出射する光源と、光源からの光を照明光とする照明光学系と、各画素毎に照明光を入力信号で変調する空間変調器と、空間変調器で変調された光を投射する投射光学系と、赤色信号、緑色信号、青色信号、及び白信号を任意の順序で所定時間ずつ巡回的に切り替えて空間変調器に入力信号として供給する駆動手段と、照明光が、赤色光、緑色光、青色光、及び白色光が所定時間ずつ入力信号と同じ色順で同期して巡回的に切り替わるように光源を駆動制御する制御手段と、表示する画像に関する3原色信号を、空間変調器に供給する赤色信号、緑色信号、及び青色信号として駆動手段へ出力すると共に、表示する画像に関する3原色信号から所定の演算式に基づいて輝度信号を生成し、その輝度信号を白信号として駆動手段へ出力する信号生成手段とを有することを特徴とする。
ここで、本発明の画像表示装置は、上記の信号生成手段を、表示する画像に関する3原色信号を、そのまま空間変調器に供給する赤色信号、緑色信号、及び青色信号として駆動手段へ出力すると共に、表示する画像に関する3原色信号のうちの最小値の原色信号を、白信号として駆動手段へ出力する構成としてもよい。
本発明の画像表示方法及び画像表示装置では、表示する画像に関する3原色信号を、そのまま空間変調器に供給する赤色信号、緑色信号、及び青色信号として用いると共に、白信号はこれら3原色信号から生成した輝度信号又は最小値の原色信号を用いるようにしているため、3原色信号の画面輝度低下を回避することができる。
本発明によれば、3原色信号のカラー画像に白信号の画像を重畳表示するため、3原色信号のみのシーケンシャル駆動による画像よりも表示画像の輝度を向上させることができる。
次に、本発明の一実施の形態について図面と共に詳細に説明する。
図1は、本発明になる画像表示装置の一実施の形態の構成図を示す。本実施の形態の画像表示装置10は、パルス光を出射する光源1と、光源1からのパルス光を液晶表示素子3に照射するための照明光学系2と、素子駆動回路7からのサブフレームデータでパルス光を画素毎に変調する空間光変調器である液晶表示素子3と、液晶表示素子3によって変調された光を投射するための投射光学系4と、液晶表示素子3によって変調された光が投射光学系4により投射されて画像表示するスクリーン5と、本実施の形態の特徴である白信号を生成する白信号生成回路6と、白信号生成回路6の出力信号を入力として受け、サブフレームデータ等を生成して液晶表示素子3を駆動する素子駆動回路7と、素子駆動回路7の動作と同期して光源1を制御、駆動する制御回路8とを備えた、シーケンシャル駆動により画像表示を行う構成である。
この画像表示装置10で画像を表示する場合、表示する画像の画像データは後述する白信号生成回路6を通して素子駆動回路7に入力される。素子駆動回路7は、入力された画像データRout、Gout、Bout、Woutに基づいて生成したサブフレームデータを、液晶表示装置3に送り、液晶表示装置3により画像を表示させるために光変調させる。また、素子駆動回路7に入力される画像データの例えば、垂直同期信号に基づいて制御回路8は光源1の制御信号を発生し、その制御信号に基づいて光源1を駆動し、光源1からパルス光を発生させる。光源1には、具体的には発光ダイオード、半導体レーザ、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプなどのいずれかが使用される。
カラー画像を表示する場合、光源1として発光ダイオードを用いる場合は、光の3原色に対応する赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード、青色発光ダイオードを使用する。光源1として半導体レーザを用いる場合は、赤色半導体レーザ、緑色半導体レーザ、青色半導体レーザを使用する。白色光を得るときは、3つの発光ダイオード又は3つの半導体レーザを同時に動作させる。光源1としてハロゲンランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプなどを使用する場合は、ランプをそれぞれ3個配置し、ダイクロイックミラー等を用いて、赤色パルス光、緑色パルス光、青色パルス光、白色パルス光に分割する。または、ランプを1個配置し、赤色、緑色、青色、白色フィルタ等を1枚の円盤に組み合わせ、赤色光、緑色光、青色光、白色光に分離する。
光源1から出射されたパルス光は、照明光学系2を通じて液晶表示素子3に照射される。換言すると、3原色の各原色光と白色光とは時系列的に、かつ、巡回的に順次切り替えられて液晶表示素子3に照明光(バックライト)として照射される。また、液晶表示素子3には、3原色の各原色信号と白信号のサブフレームデータも時系列的に、かつ、巡回的に順次切り替えられて液晶表示素子3に供給され、これに同期して制御回路8により光源1が、照明光学系2を通じて液晶表示素子3に照射するパルス光を、サブフレームデータの色順と同じ順序で時系列的に切り替えるようにシーケンシャル駆動される。液晶表示素子3は、サブフレームデータで照明光を画素毎に変調する。液晶表示素子3によって変調された光は、投射光学系4によりスクリーン5に投射されて画像表示する。
なお、図1においては、光源1からの光が液晶表示素子3を透過する、“透過型”の例を示しているが、光源1からの光が液晶表示素子3の表面で反射し、それに応じて投射光学系4、スクリーン5が配置される、“反射型”についても同様に本発明は成り立つ。
図1に示した素子駆動回路7は、赤色信号用素子駆動回路7a、緑色信号用素子駆動回路7b、青色信号用素子駆動回路7c、及び白信号用素子駆動回路7dとから構成されており、それぞれの素子駆動回路7a、7b、7c、7dには白信号生成回路6から赤色信号Rout、緑色信号Gout、青色信号Bout、白信号Woutが入力される。素子駆動回路7a、7b、7c、7dはそれぞれ同一構成であり、例えば図2のブロック図に示す構成とされている。
図2は、素子駆動回路の一例の構成を液晶表示素子と共に示すブロック図である。図2において、素子駆動回路7aは、入力画像信号11として、例えば4ビットのデジタル信号である赤色信号Routが供給される赤色信号用素子駆動回路であり、γ補正回路12、サブフレーム変換回路13、書き込み制御アドレス回路14、フレームメモリ15、フレームメモリ16、論理ゲート回路17、タイミング制御回路18、及びアナログ変換回路19から構成されている。
図3は、液晶を電圧駆動したときの駆動電圧対出射光強度特性の一例を示す。同図に示すように、駆動電圧が閾値電圧Vth未満では出射光強度は0であるが、閾値電圧Vthから駆動電圧を徐々に大きくすると出射光強度が徐々に大きくなり、飽和電圧Vsatで出射光強度が最大に達する。
入力画像信号11は、通常、陰極線管(CRT)の逆γ特性を前提としたものであり、一般には図3に示すような液晶を電圧駆動したときの出射光強度の関係がS字形となる。従って、入力画像信号11をそのままサブフレーム変換回路13に入力して、図4に示すようなルックアップテーブルを使用してサブフレームに変換すると階調が正しく表現できなくなる。そこで、上記の逆γ特性と、図3に示す液晶を電圧駆動したときの特性とを考慮し、まず、入力画像信号11に対して、正確な階調表現ができるようγ補正回路12によりγ補正してからサブフレーム変換回路13によりサブフレームに変換する。
サブフレーム変換回路13は、図4に示すような入力階調レベルとサブフレームとを対応させたルックアップテーブルを用いて、γ補正後の入力画像信号に対してサブフレームの表示期間、位置を設定する。図4において、「SF」はサブフレームを意味し、SFの次の数値は、サブフレームの表示順番を示す。各サブフレームの表示期間は相対値であり、すべて等しいとする。各サブフレームの表示期間の合計と階調レベルの関係は比例関係とする。
図4に示すように、サブフレーム数はSF1〜SF15の計15個で、階調レベル数は「0」〜「15」の全部で16個である。また、図4において、「1」は表示期間においてサブフレームがオンであり、「 」はオフであることを示す。階調レベルは「0」から1ずつ大きくなり、それに従ってサブフレームはSF1からオンとなりSF2、SF3、・・・とオンとなる数が増加し、階調レベルが最大の「15」ではSF1からSF15までの全てのサブフレームがオンとなる。各サブフレームに着目すると、階調レベルが大きくなりオフからオンに変化するとオンのままの固定状態であり、オフにもどることはない。
素子駆動回路7aは、図示しないPLL(位相同期ループ)回路により発生された画素クロックに同期して動作する。サブフレーム変換回路13で図4に示したルックアップテーブルを用いて変換されたデータは、フレームメモリ15及び16のそれぞれに供給される。入力画像信号11から分離された垂直同期信号(Vsync)、水平同期信号(Hsync)は、書き込み制御アドレス回路14に供給され、ここでそれらの同期信号に基づいたフレームメモリ15、16への書き込みアドレスを指定する書き込み制御アドレス信号を生成させる。この書き込み制御アドレス信号は、フレームメモリ15及び16に供給され、書き込みをする物理アドレスを指定し、そこにサブフレーム変換回路13から出力されたデータが書き込まれる。
フレームメモリ15及び16は、それぞれ15個のサブフレームに対応する15個のサブフレームメモリからなる。1個のサブフレームメモリは、各画素の水平方向640個、垂直方向480個のサブフレームデータを記憶する。サブフレームメモリ15、16に保持されたデータは、例えば32ビットずつ読み出されて論理ゲート回路17のシフトレジスタSR1〜SR20に保持される。
論理ゲート回路17のシフトレジスタSR1〜SR20に保持された全部で640ビットのデータは、液晶表示素子3の1列の画素データに対応し、液晶表示素子3のシフトレジスタDSR1〜DSR20に転送されて保持された後、液晶表示素子3の1列目の各画素に設けられたメモリにそれぞれ転送される。以下、2列目、3列目、・・・、480列目の各640ビットのデータの転送が順次繰り返されて、1サブフレーム分のサブフレームデータの転送が終了する。
上記の赤色信号の1サブフレーム分のサブフレームデータは、図5に示す液晶表示素子3の全画素のメモリ21に保持された後、電圧V1、V0で制御されるスイッチ22を通じて一括で全画素電極23に転送され、全画素の液晶が同時に駆動される。このとき、液晶表示素子3には、照明光学系2を通して赤色光がバックライトとして照射される。
図6に示すように、1サブフレームについて、フレームメモリ15又は16から液晶表示素子3の全画素のメモリ21にサブフレームデータが転送される時間をアドレス期間とし、全画素のメモリ21のサブフレームデータが一括で液晶表示素子3の全画素に転送されて表示される期間を表示期間とすると、表示期間は任意に設定できる。
アドレス期間においては、液晶を挟んで画素と反対側に位置する図示しない対向電極の電圧であるVcを画素電圧V0と同じ電圧に設定し、表示期間においては、画素部のメモリのデータが「1」の場合、液晶に飽和電圧Vsatが、データが「0」の場合、液晶に閾値電圧Vthがそれぞれ印加されるように、対向電極に電圧Vc、画素電極23に電圧V0、V1を印加する。なお、画素電極は全画素共通に配線されている。
上記の1サブフレームSF1での動作が終了すると、続いて同様に、2サブフレームSF2、3サブフレームSF3、・・・、15サブフレームSF15の各サブフレームの動作が順次行われ、1フレームにおいて赤色信号に割り当てられた分割期間での1フレーム分の動作が終了する。フレームメモリ15からサブフレームデータが読み出されている期間において、同時にフレームメモリ16にはサブフレーム変換回路13からサブフレームデータが書き込まれている。フレームメモリ15から1フレーム分のサブフレームデータ読出しが終了後、フレームメモリ16から1フレーム分のサブフレームデータが読み出される。以後、フレームメモリ15及び16は、書き込み動作と読出し動作とを1フレーム毎に交互に行う。
上記の素子駆動回路7aから出力される赤色信号の1フレーム分の15サブフレームSF1〜SF15のサブフレームデータは、例えば1フレームを4分割して得た1/4フレーム期間内に液晶表示素子3に供給され、以後、1/4フレーム期間毎に素子駆動回路7b(図示せず)から出力される緑色信号の1フレーム分の15サブフレームSF1〜SF15のサブフレームデータ、素子駆動回路7c(図示せず)から出力される青色信号の1フレーム分の15サブフレームSF1〜SF15のサブフレームデータ、素子駆動回路7d(図示せず)から出力される白信号の1フレーム分の15サブフレームSF1〜SF15のサブフレームデータが液晶表示素子3に順次に供給されて、1フレーム分の表示が行われる。また、液晶表示素子3に照明光学系2を通して照射されるバックライトも、1/4フレーム期間毎にサブフレームデータに対応して赤色光、緑色光、青色光、白色光に順次に切り替えられる。
なお、液晶表示素子3の画素数は水平方向640画素、垂直方向480画素として説明したが、これは一例であり、液晶画像表示装置により任意の画素数をとることができる。また、それに応じて、フレームメモリ15、16の容量により任意に表示期間を設定できる。また、上記の素子駆動回路7a〜7dからサブフレームデータが出力される上記の分割期間は一例であって、例えば1フレームを8分割して、各1/8フレーム期間毎にSF1〜SF7の赤色信号のサブフレームデータ、SF1〜SF7の緑色信号のサブフレームデータ、SF1〜SF7の青色信号のサブフレームデータ、SF1〜SF7の白信号のサブフレームデータ、SF8〜SF15の赤色信号のサブフレームデータ、SF8〜SF15の緑色信号のサブフレームデータ、SF8〜SF15の青色信号のサブフレームデータ、SF8〜SF15の白信号のサブフレームデータを液晶表示素子3に順次供給するようにしてもよい。また、これ以外にも分割期間とサブフレームSF1〜SF15の割り当ては種々考えられる。更には、1フレームを分割するのではなく、1フィールドを分割するようにしてもよい。また、各原色信号と白信号との切り替え順は上記の例に限定されるものではない。
次に、本発明の要部を構成する白信号生成回路6の各実施の形態について説明する。
図7は、図1の白信号生成回路6の第1の実施の形態のブロック図を示す。図7に示すように、本実施の形態の白信号生成回路6Aは、表示する画像に関する3原色信号Rin、Gin、Binを入力信号として受け、逆γ補正回路61と、輝度信号算出回路62と、γ補正回路63とからなる構成により、3原色信号Rout、Gout、Boutと白信号Woutとを出力する構成とされている。
次に、この白信号生成回路6Aの動作について説明する。白信号生成回路6Aは、入力された3原色信号Rin、Gin、Binを、そのままスルーで3原色信号Rout、Gout、Boutとして出力する一方、逆γ補正回路61にそれぞれ供給する。白信号Woutは基本的に3原色信号の輝度成分Yから導かれる。輝度成分Yは線形演算により求めるが、3原色信号Rin、Gin、Binは、それぞれ非線形の公知のγ特性が付与されているので、逆γ補正回路61は、これらの3原色信号Rin、Gin、Binに対して、このγ特性と相補的な逆γ特性を与えることで、線形な特性の3原色信号R’、G’、B’に変換する処理を行う。
輝度信号算出回路62は、上記の3原色信号R’、G’、B’を入力として受け、下記の演算式に基づいて、3原色信号の輝度成分(輝度信号)Yを生成する。
Y=c1×R’+c2×G’+c3×B’ (1)
ここで、(1)式中、c1、c2、c3は係数である。
係数c1、c2、c3は、輝度信号算出回路62内のレジスタに保持されており、自由に設定可能である。これらの係数c1、c2、c3を設定することで、入力信号の輝度信号を制御することができる。
輝度信号算出回路62から出力される輝度信号Yは、信号レベルと輝度との関係が線形であるため、これを元のγ特性に変換する必要がある。γ補正回路63は、この変換処理を行う。γ補正回路63は、所定の演算式や変換テーブルを用いて、輝度信号Yに対してγ特性処理を行い、得られたγ特性が施された輝度信号を白信号Woutとして出力する。
本実施の形態によれば、(1)式において適切な係数c1、c2、c3を与えることにより、映像信号の輝度信号Yを信号処理によって求め、これに基づいて白信号Woutを得て液晶表示素子3に供給している。このため、上記のサブフレームSF1〜SF15により液晶表示素子3を駆動するシーケンシャル駆動において、3原色信号は入力原色信号をそのまま用いており、また、RGBのカラー画像に白信号の画像を重畳表示することができるため、RGBのみのシーケンシャル駆動による画像よりも表示画像の輝度を向上させることができる。
次に、図1の白信号生成回路6の第2の実施の形態について説明する。
図8は、図1の白信号生成回路6の第2の実施の形態のブロック図を示す。図8に示すように、本実施の形態の白信号生成回路6Bは、表示する画像に関する3原色信号Rin、Gin、Binを入力信号として受け、最小値選択回路65からなる構成により、3原色信号Rout、Gout、Boutと白信号Woutとを出力する構成とされている。
次に、この白信号生成回路6Bの動作について説明する。白信号生成回路6Bは、入力された3原色信号Rin、Gin、Binを、そのままスルーで3原色信号Rout、Gout、Boutとして出力する一方、最小値選択回路65にそれぞれ供給する。
最小値選択回路65は、入力された3原色信号Rin、Gin、Binの最小値、すなわち3原色信号のオーバーラップ部分を白信号Woutとして出力する。例えば、入力された3原色信号Rin、Gin、Binの値が、(Rin,Gin,Bin)=(100,50,200)である場合、入力3原色信号の最小値が「50」であるため、最小値選択回路65は、白信号として値「50」の信号を出力する。従って、この場合の白信号生成回路6Bの出力信号Rout,Gout,Bout,Woutは(Rout,Gout,Bout,Wout)=(100,50,200,50)となる。
本実施の形態では、入力された3原色信号Rin、Gin、Binのうちのいずれかの値が「0」であれば、出力される白信号Woutの値は「0」(黒)となる。例えば、入力された3原色信号が(Rin,Gin,Bin)=(255,0,0)であるとき、出力信号は(Rout,Gout,Bout,Wout)=(255,0,0,0)となり、R信号以外の信号の値は「0」である。
これは、入力信号が純色(RGBの値のいずれかが「0」)である場合に、信号処理により他の色の成分が混ざることなく純色を維持可能であることを示す。よって、本実施の形態によれば、純色を維持しながらも、白信号の挿入により輝度を向上することができる。
本発明を適用した液晶画像表示装置の例を示す図である。 液晶表示素子と素子駆動回路を示す概略構成図である。 液晶を電圧駆動したときの出射光強度の関係を示す図である。 階調レベルとサブフレームのオン、オフの対応を示すルックアップテーブルである。 画素部における駆動回路を示す概略構成図である。 液晶表示素子のアドレス期間と表示期間を示すタイミング図である。 本発明のRGB信号から白信号を生成する構成図である。 本発明のRGB信号から白信号を生成する構成図である。
符号の説明
1 光源
2 照明光学系
3 液晶表示素子
4 投射光学系
5 スクリーン
6、6A、6B 白信号生成回路
7 素子駆動回路
8 制御回路
11 入力画像信号
12 γ補正回路
13 サブフレーム変換回路
14 書き込み制御アドレス回路
15、16 フレームメモリ
17 論理ゲート回路
18 タイミング制御回路
19 アナログ変換回路
21 メモリ
22 スイッチ
23 画素電極
61 逆γ補正回路
62 輝度信号生成回路
63 γ補正回路
65 最小値選択回路

Claims (6)

  1. 赤色信号、緑色信号、青色信号、及び白信号を任意の順序で所定時間ずつ巡回的に切り替えて空間変調器に供給すると共に、前記赤色信号、緑色信号、青色信号及び白信号の前記空間変調器への切り替え入力に同期して、光源から前記空間変調器に照射する照明光を、赤色光、緑色光、青色光、及び白色光が所定時間ずつ前記切り替え入力信号と同じ色順で巡回的に切り替わるように前記光源を駆動し、前記空間変調器の各画素毎に前記照明光を、前記空間変調器への切り替え入力信号で変調して得た光をスクリーンに投射して表示する画像表示方法であって、
    表示する画像に関する3原色信号を、前記空間変調器に供給する前記赤色信号、緑色信号、及び青色信号として出力する第1のステップと、
    前記表示する画像に関する3原色信号から所定の演算式に基づいて輝度信号を生成し、その輝度信号を前記空間変調器に供給する前記白信号として出力する第2のステップと
    を含むことを特徴とする画像表示方法。
  2. 前記第2のステップは、
    前記表示する画像に関する3原色信号である赤色信号、緑色信号、青色信号をそれぞれRin、Gin、Binとしたとき、これら原色信号のγ特性と相補的な逆γ特性を与えて、線形な特性の赤色信号R’、緑色信号G’、青色信号B’に変換する変換ステップと、
    前記信号R’、G’、B’を入力として受け、次式の前記所定の演算式
    Y=c1×R’+c2×G’+c3×B’
    (ただし、上式中、c1、c2、c3は係数である。)
    に基づいて、輝度信号Yを生成する輝度信号生成ステップと、
    前記輝度信号Yに対して前記表示する画像に関する3原色信号と同じγ特性を与えて、前記白信号として出力する出力ステップと
    からなることを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。
  3. 赤色信号、緑色信号、青色信号、及び白信号を任意の順序で所定時間ずつ巡回的に切り替えて空間変調器に供給すると共に、前記赤色信号、緑色信号、青色信号及び白信号の前記空間変調器への切り替え入力に同期して、光源から前記空間変調器に照射する照明光を、赤色光、緑色光、青色光、及び白色光が所定時間ずつ前記切り替え入力信号と同じ色順で巡回的に切り替わるように前記光源を駆動し、前記空間変調器の各画素毎に前記照明光を、前記空間変調器への切り替え入力信号で変調して得た光をスクリーンに投射して表示する画像表示方法であって、
    表示する画像に関する3原色信号を、前記空間変調器に供給する前記赤色信号、緑色信号、及び青色信号として出力する第1のステップと、
    前記表示する画像に関する3原色信号のうちの最小値の原色信号を、前記空間変調器に供給する前記白信号として出力する第2のステップと
    を含むことを特徴とする画像表示方法。
  4. 赤色光、緑色光、青色光、及び白色光を切り替えて出射する光源と、
    前記光源からの光を照明光とする照明光学系と、
    各画素毎に前記照明光を入力信号で変調する空間変調器と、
    前記空間変調器で変調された光を投射する投射光学系と、
    赤色信号、緑色信号、青色信号、及び白信号を任意の順序で所定時間ずつ巡回的に切り替えて前記空間変調器に前記入力信号として供給する駆動手段と、
    前記照明光が、赤色光、緑色光、青色光、及び白色光が所定時間ずつ前記入力信号と同じ色順で同期して巡回的に切り替わるように前記光源を駆動制御する制御手段と、
    表示する画像に関する3原色信号を、前記空間変調器に供給する前記赤色信号、緑色信号、及び青色信号として前記駆動手段へ出力すると共に、前記表示する画像に関する3原色信号から所定の演算式に基づいて輝度信号を生成し、その輝度信号を前記白信号として前記駆動手段へ出力する信号生成手段と
    を有することを特徴とする画像表示装置。
  5. 前記信号生成手段は、
    前記表示する画像に関する3原色信号である赤色信号、緑色信号、青色信号をそれぞれRin、Gin、Binとしたとき、これら原色信号のγ特性と相補的な逆γ特性を与えて、線形な特性の赤色信号R’、緑色信号G’、青色信号B’に変換する逆γ補正回路と、
    前記信号R’、G’、B’を入力として受け、次式の前記所定の演算式
    Y=c1×R’+c2×G’+c3×B’
    (ただし、上式中、c1、c2、c3は係数である。)
    に基づいて、輝度信号Yを生成する輝度信号算出回路と、
    前記輝度信号Yに対して前記表示する画像に関する3原色信号と同じγ特性を与えて、前記白信号として出力するγ補正回路と
    よりなることを特徴とする請求項4記載の画像表示装置。
  6. 赤色光、緑色光、青色光、及び白色光を切り替えて出射する光源と、
    前記光源からの光を照明光とする照明光学系と、
    各画素毎に前記照明光を入力信号で変調する空間変調器と、
    前記空間変調器で変調された光を投射する投射光学系と、
    赤色信号、緑色信号、青色信号、及び白信号を任意の順序で所定時間ずつ巡回的に切り替えて前記空間変調器に前記入力信号として供給する駆動手段と、
    前記照明光が、赤色光、緑色光、青色光、及び白色光が所定時間ずつ前記入力信号と同じ色順で同期して巡回的に切り替わるように前記光源を駆動制御する制御手段と、
    表示する画像に関する3原色信号を、前記空間変調器に供給する前記赤色信号、緑色信号、及び青色信号として前記駆動手段へ出力すると共に、前記表示する画像に関する3原色信号のうちの最小値の原色信号を、前記白信号として前記駆動手段へ出力する信号生成手段と
    を有することを特徴とする画像表示装置。
JP2007331421A 2007-12-25 2007-12-25 画像表示方法及び画像表示装置 Pending JP2009156887A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007331421A JP2009156887A (ja) 2007-12-25 2007-12-25 画像表示方法及び画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007331421A JP2009156887A (ja) 2007-12-25 2007-12-25 画像表示方法及び画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009156887A true JP2009156887A (ja) 2009-07-16

Family

ID=40961029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007331421A Pending JP2009156887A (ja) 2007-12-25 2007-12-25 画像表示方法及び画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009156887A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110086287A (ko) * 2010-01-22 2011-07-28 삼성전자주식회사 광원의 휘도 제어 방법 및 이를 수행하기 위한 표시 장치
WO2012053404A1 (ja) * 2010-10-19 2012-04-26 シャープ株式会社 表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110086287A (ko) * 2010-01-22 2011-07-28 삼성전자주식회사 광원의 휘도 제어 방법 및 이를 수행하기 위한 표시 장치
KR101635006B1 (ko) 2010-01-22 2016-07-01 삼성디스플레이 주식회사 광원의 휘도 제어 방법 및 이를 수행하기 위한 표시 장치
WO2012053404A1 (ja) * 2010-10-19 2012-04-26 シャープ株式会社 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4818351B2 (ja) 画像処理装置及び画像表示装置
KR100865325B1 (ko) 화상표시장치 및 화상표시방법
US9899000B2 (en) Display, display control method, display control device, and electronic apparatus
JP4645486B2 (ja) 画像表示装置及びプロジェクタ
JP4804498B2 (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JP5125005B2 (ja) 表示装置およびそれを用いた表示システム
JP2008225105A (ja) 空間光変調器
JP2009092745A (ja) 映像表示装置及びその光源駆動方法
US10019951B2 (en) Display apparatus and method for driving display apparatus
JP2016180802A (ja) 投影制御装置、及び制御方法、プログラム
US20080007573A1 (en) Display device and display system employing same
US7336322B2 (en) Image display apparatus
US11070776B2 (en) Light source drive device, light source drive method, and display apparatus
JP5481810B2 (ja) 電気光学装置、その駆動方法および電子機器
JP2009156887A (ja) 画像表示方法及び画像表示装置
JP2009282284A (ja) 液晶画像表示装置
JP2010250043A (ja) 電気光学装置
JP2007310095A (ja) 空間光変調システム、その駆動方法及びプロジェクタ
JP2018194659A (ja) 画像表示装置、液晶表示方法および液晶表示プログラム
WO2010084619A1 (ja) 液晶表示装置、駆動回路および駆動方法
JP2008165126A (ja) 画像表示装置及び方法並びにプロジェクタ
JP2009080277A (ja) 投写型映像表示装置
JP2008225106A (ja) 空間光変調器
JP6262940B2 (ja) 液晶表示装置及びその駆動方法
JP6848720B2 (ja) 映像表示装置