JP2009080277A - 投写型映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 投写型映像表示装置の低消費電力化、及び高階調化を目的とする。
【構成】 投写型映像表示装置10は、赤色光、青色光、緑色光をそれぞれ出射するLED光源11r、11b、11gと、映像信号に応じて前記の各光源からの光をそれぞれ変調する液晶表示パネル2A、2B、2Cと、前記各液晶表示パネルにより変調された光を合成するダイクロイックプリズム3と、ダイクロイックプリズム3で合成された光を投写する投写レンズ4を備える。更に赤色光と補色の関係にあるシアン色光を出射するLED光源11c、青色光と補色の関係にある黄色光を出射するLED光源11yと、各LED光源の発光を制御する制御部5を更に備え、LED光源11cの光は液晶表示パネル2Aに入射され、LED光源11yの光は液晶表示パネル2Bに入射される。制御部5は、映像信号の輝度又は彩度に応じて、液晶表示パネル2A、2Bに入射される光源光の発光時間を制御する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、投写型映像表示装置に関する。
3色の光(赤色、青色、緑色)の夫々について、対応する3つの光変調素子(たとえば、液晶パネル)によって変調する、いわゆる三板式の投写型映像表示装置が知られている(特許文献1など)。この装置においては、3つの光変調素子から出射される光は、光合成手段(例えば、クロスダイクロイックキューブ)により合成されて、投写手段により映像として投写される。
更に近年では、白色光を赤、青、緑、及び黄色の4色に分解し、これらの各色に対応する4つの光変調素子を備えた4板式の投写型映像表示装置がある。
特開平11-102014号公報 WO2005/013193公報
特許文献2の投写型映像表示装置によれば、4色の光について4枚の液晶パネルを用いて変調を行う、いわゆる4板方式を採用することにより、色再現性の向上が図られている。しかしながら、光変調素子を4つ用いることでコストがアップするという問題がある。また、係る投写型映像表示装置では、光変調素子で変調された赤、青、緑の各変調光を光合成素子(例:ダイクロイックプリズム)で合成してから、光変調素子で変調された黄色変調光を合成する構成としているため、投写レンズと光変調素子の間に光合成素子を2つ配置する必要があり、投写レンズと光変調素子の距離が遠くなってしまう。その結果、バックフォーカスの長い投写レンズを用いる必要があり、投写レンズのコストが高くなるという問題がある。
そこで、本願発明は上記の事情に鑑み、投写型映像表示装置のコストを高くすること無く、色再現性の向上を図ること目的とするものである。
(第1の態様の投写型映像表示装置)
本発明の第1の態様は、赤色光、青色光、緑色光をそれぞれ出射する第1、第2及び第3の光源と、映像信号に応じて、前記の各光源からの光をそれぞれ変調する第1、第2、及び第3の光変調手段と、前記各光変調手段により変調された光を合成する光合成手段と、前記光合成手段で合成された光を投写する光投写手段を備えた投写型映像表示装置において、前記第1、第2又第3の光源のうちの特定の光源の光色とほぼ補色の関係にある色光を発する第4の光源と、前記第1、第2、第3又は第4の光源の発光を制御する発光制御手段を更に備え、前記第4の光源からの光は、前記特定の光源からの光を変調するための前記第1、第2又は第3の光変調手段のうちの特定の光変調手段に入射され、前記発光制御手段は、映像信号の輝度又は彩度に応じて、前記特定の光変調手段に入射される前記特定の光源の光と前記第4の光源の光との夫々の発光時間を制御することを特徴とする。
例えば、赤色光とシアン色光を同じ光変調手段に、青色光と黄色光を同じ光変調手段にそれぞれ入射させるようする。
この投写型映像表示装置は、光原光の多色化を図りつつ、従来と同様のいわゆる三板式で実現されるので、コストを高くすること無く、色再現性の向上を図ることができる。また、映像信号の輝度や彩度に応じて、各光源の発光時間を制御することで、色再現性の向上と高輝度化の両方が実現可能となる。更には、同一の光変調手段に入射させる2つの光源を、補色関係にある光源としているので、ホワイトバランス制御が容易である。
前記発光制御手段は、前記特定の光変調手段に入射する二光源を交互に発光させるものであってもよい。このような構成にすれば、第4の光源と、光源X1の発光制御のための回路を共通化することができる。
(第2の態様の投写型映像表示装置)
本発明の他の態様は、赤色光、青色光、緑色光をそれぞれ出射する第1、第2及び第3の光源と、映像信号に応じて、前記の各光源からの光をそれぞれ変調する第1、第2、及び第3の光変調手段と、前記各光変調手段により変調された光を合成する光合成手段と、前記光合成手段で合成された光を投写する光投写手段を備えた投写型映像表示装置において、前記第1ないし第3の光源のうちの特定の光源の光色とほぼ同じ色の関係にある色光を発する第4の光源と、前記第1ないし第4の光源の発光を制御する発光制御手段を更に備え、前記第4の光源からの光は、前記特定の光源からの光を変調するための前記第1、第2又は第3の光変調手段のうちの特定の光変調手段に入射され、 前記発光制御手段は、映像信号の輝度又は彩度に応じて、前記特定の光変調手段に入射される前記特定の光源の光と前記第4の光源の光との夫々の発光時間を制御することを特徴とする。
この投写型映像表示装置によれば、光変調手段による変調に加え、映像信号に応じて(例えば、映像の輝度や彩度に応じて)、特性が異なる2つ(或いは3つ以上の複数でも良い)の光源の発光時間の制御を行うので、低消費電力化、及び高階調化が可能となる。
なお、上記では、発光制御手段は、光源を間欠的に発光させると記載しているが、これは発光状態、非発光状態の繰り返しに限定されるものではなく、光源の出力の大きさを周期的に変化させる場合も含むものである。
本発明の投写型映像表示装置によれば、光源光の多色化を図りつつ、従来と同様のいわゆる三板式で実現されるのでコストを高くすること無く、色再現性の向上を図ることができる。また、バックフォーカスの長い高価な投写レンズを用いる必要が無く、三板式の場合と同じ投写レンズを用いることができるので、投写型映像表示装置の低コスト化、小型化が図れる。
以下、本願の投写型映像表示装置の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1は、投写型映像表示装置10の構成を示す図である。投写型映像表示装置10は、光源部1A〜1C、光変調手段としての液晶表示パネル2A〜2C、色合成手段としてのダイクロイックプリズム3、投写レンズ4、制御部5を備えている。
光源部1Aは、青色光を発するLED光源11bと、黄色光を発するLED光源11yを有する。光源部1Bは、緑色光を発するLED光源11g、及び11g’を有する。光源部1Cは、赤色光を発するLED光源11rと、シアン色光を発光するLED光源11cを有する。
上記のように、光源部1A、1Cには補色関係となる2色の光源が配置される。一方、光源部1Bには緑色光源のみが配置される。色再現性の向上という点では、緑色の補色となるマジェンタ色の光源を配置できるのが良いのだが、マジェンタはいわゆる単色光ではないため、マジェンタ色光源というものが存在しない。従って、光源部1Bには緑色光源のみを配置する。
光源部1A、1B、及び1Cからの光は、それぞれ液晶表示パネル2A、2B、及び2Cへ入射する。なお、図示していないが、前記の各光源部と、前記各液晶表示パネルの間には、光インテグレート手段(例えば、フライアイレンズやロッドインテグレータにより実現される)を配置することができる。この光インテグレート手段は、各LED光源から出射した光が、各液晶表示パネルのパネル面内において均一な輝度分布にするためになるようにする目的で設けられる。
液晶表示パネル2A〜2Cは、光透過率を変化させることにより、入射光を変調する。液晶表示パネル2Aは、光源部1Aからの青色光と黄色光を変調する。液晶表示パネル2Bは、光源部1Bからの緑色光を変調する。液晶表示パネル2Cは、光源部1Cからの赤色光とシアン色光を変調する。なお、各液晶表示パネルを駆動するための信号は、後述する制御部5により生成される。
ダイクロイックプリズム3は、各液晶表示パネルで変調された光を合成して投写レンズ4へ導く。このダイクロイックプリズム3は、赤色光、及びシアン色光を反射すると共に緑色光、青色光、及び黄色光を透過する第1の波長選択性反射膜3Aと、青色光、及び黄色光を反射すると共に緑色光、赤色光、及びシアン色光を透過する第2の波長選択性反射膜3Bを備える。このダイクロイックプリズム3により、光源部1A、光源部1B、光源部1Cからの各色光が合成されて投写レンズ4へ導かれる。
投写レンズ4は、ダイクロイックプリズム3で合成された光を図示しないスクリーンへ結像するように拡大投写する。即ち、各液晶表示パネルは、映像信号に応じて、スクリーンへ投写される各色成分光の光量を制御している。
制御部5は、映像信号に応じて液晶表示パネル2A〜2C、及び光源部1の各光源の発光制御を行う。図2に制御部5の構成を示す。制御部5は、投写型映像表示装置10入力されるRGB映像信号から、輝度、彩度などの映像情報を算出する映像情報算出部51と、RGB入力映像信号に基づいて液晶表示パネル2A〜2Cを駆動するための信号を生成する液晶表示パネル制御部52と、映像情報算出部51で算出された映像情報に基づいて光源部1A〜1CのLED光源11のそれぞれに対する発光制御を行う発光制御部53を備える。
発光制御部53は、光源部1Aの青色のLED光源11bと黄色のLED光源11yの発光制御を行う発光制御部53Aと、光源部1Bの緑色のLED光源11g、及び11g’の発光制御を行う発光制御部53Bと、光源部1Cの赤色のLED光源11rとシアン色のLED光源11cの発光制御を行う発光制御部53Cを備える。発光制御部53のそれぞれは、映像情報算出部51での算出から得られる輝度、彩度などの情報に基づいて各LED光源の発光時間を決定する発光時間決定部54A、54B、54C、LED光源を駆動するLED光源駆動回路(図示しない)へ出力するためのオン/オフ信号を生成するオン/オフ信号生成部55A、55B、55Cを有する。
図3は、発光制御部53が行う制御のタイムチャートの例を示したものである。フレーム(1)は、白色光を表示するときの発光パターンを示したものである。フレーム(2)は、ある任意の1フレームの映像を表示するときの発光パターンを示したものである。光源部1Aの青色のLED光源11bと、黄色のLED光源11yは、映像信号のフレーム周期(例えば1/60秒)内で交互に発光される。同様に、光源部1Bの緑色のLED光源11gと11g’が映像信号のフレーム周期内で交互に発光され、光源部1Cの赤色のLED光源11rとシアン色のLED光源11cが映像信号のフレーム周期内で交互に発光される。
発光制御部53Aにおける発光時間決定部54Aは、補色関係にある青色のLED光源11bと黄色のLED光源11yの発光時間を決定する。例えば、算出された映像情報より青色の彩度(純度)が高いと判断したときは、LED光源11bの発光時間を長めに設定する。逆に青色の輝度が高い半面、彩度は低いと判断したときは、LED光源11yの発光時間を長めに設定する。発光制御部53Bの発光時間決定部54Bは緑色LED光源11g及びLED光源11g’の発光時間を決定する。また、発光制御部53Cの発光時間決定部54Cは、補色関係にある赤色LED光源11rとシアン色LED光源11cの発光時間を決定する。
(各光源の発光時間の決定手順:その1)
任意の色度の映像を表示させる場合における各光源の発光時間の決定手順を、図8の色度図を用いて説明する。投写型映像表示装置10は、実際にはマジェンタ色以外の5色の光源しか存在しないが、ここでは、議論を簡単にするため、マジェンタ色光源が存在するものと仮想して説明する。この色度図において、点R、G、B、C、M、Yはそれぞれ、色純度100%の赤色、緑色、青色、シアン色、マジェンタ色、黄色を示す点である。ここで、ある映像信号の平均色度(1フレーム画像の各画素の平均色度)が、この色度図上で点Pとして表現できるものとする。ここで、線分PBの長さをa、線分PYの長さをbとすると、LED光源11bの発光時間tb、LED光源11yの発光時間tyは、このaとbの大きさに基づいて決定することができる。例えば、各光源の発光時間の比を、
tb/ty ∝ b/a
と決定することができる。
(各光源の発光時間の決定手順:その2)
図8の色度図を用いて説明した例は、映像信号の色度が原色と補色とを結ぶ線分上にあるという簡単な場合であった。以下では、色度が原色と補色とを結ぶ線分上にない場合での各光源の発光時間の決定方法を説明する。
図9の色度図において白色を表す点をW、青色を表す点をB、シアン色を表す点をCyとしたとき、点Qは、三角形BWCyの内側にある。この場合、色度Qの光は、青色LED光源11b、黄色LED光源11y、赤色LED光源11r、シアン色LED光源11cを用いて表現することができる。
具体的には、(i)まずLED光源11rとLED光源11cの発光時間比、及びLED光源11bとLED光源11yの発光時間比を決定する。(ii)次にこれら4光源の発光時間を決定する(但し、発光時間比は(i)で決定した比率r1及びr2に固定)。
まず、(i)について説明する。LED光源11rとLED光源11cの発光時間比rat1は、点Qを通り線分BCyに平行な直線と線分CyWの交点R’を求め、この交点R’と点Cyの距離c1と、該交点と点Rの距離r1に基づいて決定することができる。一方、LED光源11bとLED光源11yの発光時間比rat2は、点Qを通り線分BCyに平行な直線と線分BWの交点B’を求め、この交点B’と点Bの距離b1と、該交点と点Yの距離y1に基づいて決定することができる。なお、LED光源11rとLED光源11cの発光時間比をrat1、LED光源11bとLED光源11yの発光時間比をrat2とした場合に表現できる色度は線分B’R’上のいずれかの色度である。
次に、(ii)について説明する。ここでは、上記で決定した発光時間比rat1、及びrat2は固定したままで各光源の発光時間を決定する。これにより、線分B’R’上での色度を確定させることができる。例えば、色度Qが色度B’に近い場合、LED光源11b及びLED光源11yの発光時間を長めに設定し、LED光源11r及びLED光源11cの発光時間を短めに設定すると良い。色度Qが色度R’に近い場合、LED光源11b及びLED光源11yの発光時間を短めに設定し、LED光源11r及びLED光源11cの発光時間を長めに設定すると良い。
以上の手順により、映像信号から得られた色度が図9の色度図のQである場合における各光源の発光時間を決定することができる。
(各光源の発光時間の決定手順:その3)
次に、図10の色度図中のQで示される色度の映像を表示する場合について説明する。
図10において白色を表す点をW、緑色を表す点をG、黄色を表す点をYとしたとき、点Qは、三角形GWYの内側にある。この場合、色度Qの光は、青色LED光源11b、黄色LED光源11y、緑色LED光源11gを用いて表現することができる。図9での例との相違は、図9の例は4色の光源を用いて表現する例であるのに対し、この例は3色の光源を用いて表現する例である点で相違する。なぜならば、緑の補色であるマジェンタ色は単色ではないため、いわゆるマジェンタ色LED光源が存在しないため、マジェンタを除いた三色で表現せざるを得ないからである。
具体的には、(i)まずLED光源11bとLED光源11yの発光時間比r3を決定する。 (ii)次に、上記3光源の発光時間を決定する(但し、発光時間比は(i)で決定した比率r3に固定)。
まず、(i)について説明する。LED光源11bとLED光源11yの発光時間比rat3は、点Qかつ点Gを通る線分BCyと線分BYの交点Y’を求め、この交点Y’と点Bの距離b2と、該交点と点Yの距離y2に基づいて決定することができる。なお、LED光源11bとLED光源11yの発光時間比rat3とした場合に表現できる色度は線分GY’上のいずれかの色度である。
次に、(ii)について説明する。ここでは、上記で決定した発光時間比rat3は固定したままで各光源の発光時間を決定する。これにより、線分GY’上での色度を確定させることができる。例えば、色度Qが色度Gに近い場合、LED光源11gの発光時間を長めに設定し、LED光源11b及びLED光源11yの発光時間を短めに設定すると良い。色度Qが色度Y’に近い場合、LED光源11gの発光時間を短めに設定し、LED光源11b及びLED光源11yの発光時間を長めに設定すると良い。
以上の手順により、映像信号から得られた色度が図10の色度図のQである場合における各光源の発光時間を決定することができる。
(各光源の発光時間の決定手順:その4)
上記(その1〜その3)は、一つの色度の映像(一画素の映像)を表示する、簡単な例での説明であった。実際には、1フレーム分の映像信号には様々な色度の画素が存在する。そこで、以下(その4、その5)では、様々な色度の画素からなる映像を表示する場合における、各光源の発光時間の決定手順を説明する。
ここでは、映像信号から得られる彩度情報に基づいて発光制御を行う場合と、輝度情報に基づいて発光制御を行う場合の2通りが考えられる。まず、彩度情報に基づいて発光制御を行う場合を説明する。
(i)まず、映像信号から赤、青、緑色の各色相における彩度の最大値(以下、「映像最大彩度」と呼ぶ)Cr、Cb、Cgを算出する。例えば、図4中の赤色の映像最大彩度Crは、以下のようにして算出できる。まず、1フレームの画像を表すRGB信号の各画素(x、y)における赤色輝度値Lr(x、y)、緑色輝度値Lg(x、y)、青色輝度値Lb(x、y)を調べる。そして、各画素(x、y)における赤色輝度値各信号において、最大の赤色輝度をもつ画素の赤色輝度値Rmaxと、最大の緑色輝度をもつ画素の緑色輝度値Gmaxと、最大の青色輝度をもつ画素の青色輝度値Bmaxを調べる。そして、これらRmax、Gmax、Bmaxの中で、最大の輝度をもつ画素の輝度値Pmaxと、最小の輝度をもつ画素の輝度値Pminを調べる。こうして得られたPmax、Pminに対して、(Pmax−Pmin)/Pmaxを計算する。この計算結果が映像最大彩度である。
(ii)そして、(i)で算出した映像最大彩度の大きさに応じて、三原色の光源と、それと補色関係にある光源の発光時間を決定する。例えば、Rmax、Gmax、Bmaxのうち、Rmaxが最も大きく、かつ前記の映像最大彩度が大きいときは、赤色の色純度は高いので、補色光であるシアン色の発光時間を短くし、赤色光源の発光時間を長めにする。一方、赤色における映像最大彩度が小さいときは、赤色の色純度は低いから、赤色光源に加えて、補色光であるシアン色光源を比較的長い時間発光させる。
(各光源の発光時間の決定手順:その5)
次に、映像信号から得られる輝度情報に基づいて発光制御を行う場合について説明する。
(iii)まず、理論上の最大輝度(以下、「理論最大輝度」を予め定義しておく。理論最大輝度は以下のようにして決定される。まず、投写型映像表示装置10における赤色光、緑色光、青色光の比を、人間の比視感度特性を考慮した比(例えば、3:6:1)とするものと仮定すると、赤色、緑色、青色の色相での理論最大輝度は、この比視感度特性に応じた値となる。シアン、黄色などの中間色については、三原色光の合成により表現でき、例えば黄色の場合、赤色光と緑色光の合成により表現できる。そこで、ここでは黄色の理論最大輝度を、赤色の理論最大輝度と、緑色の理論最大輝度の和としている。同様に、シアン色の理論最大輝度を、青色の理論最大輝度と、緑色の理論最大輝度の和としている。
(iv)次に、映像最大輝度の算出を行う。映像最大輝度とはここでは、映像信号の各色相における輝度の最大値のことを意味する。例えば、赤色の映像最大輝度は、1フレームの画像を表すRGB信号のR信号において、最大の輝度をもつ画素の輝度値(上述したRmaxと同じもの)がこれに相当する。青色、緑色の映像最大輝度についても同様にして求めることができる。
(v)次に、(iii)で定義した理論最大輝度と、(iv)で算出した映像最大輝度との差分を計算する。
(vi)そして、(v)で計算された、映像最大輝度と理論最大輝度の差分値の大きさに応じた発光時間を決定する。例えば、図5に示すように、赤色波長における差分値がA1、シアン色波長における差分値がA2であるとき、液晶表示パネル2Cに入射される赤色LED光源11rの発光時間Trと、シアン色LED11cの発光時間Tcは、それぞれ、
Tr=1−A1/(A1+A2)
Tc=1−A2/(A1+A2)
のように決定される。なお、上記の式は1フレーム周期の時間で規格化したものである。
(作用・効果)
(1)上記の投写型映像表示装置10によれば、まず、赤、青、緑色の光源に加えて、シアン、黄色の光源も採用している。この結果、図6に示すように、黄色、シアン色といった三原色以外の色に対する理論最大輝度が向上しており、色再現性が向上している。従来のように、赤、青、緑の三色の光源のみを用いた場合、シアン、黄、色については、三原色のうち2色を合成して生成する必要がある。例えば、黄色光を生成する場合、赤色光と緑色光を合成する必要があるが、見方を変えれば、白色光から青色成分光の減算により黄色光を生成されるとも言える。即ち、三色光源を用いた場合、黄色などの中間色は減色により表現される。一方、投写型映像表示装置10によれば、いわゆる加色により黄色を表現することができる。従って、中間色の輝度を向上させることができるのである。
(2)投写型映像表示装置10では、映像の表示の際、液晶表示パネル2A〜2Cによる変調に加え、光源の発光時間の制御を行う。これにより、例えば暗い映像を表示する場合は、光源の発光を抑制することができ、低消費電力化が可能となる。また、液晶表示パネルと光源の発光時間の両方により映像の階調表現するので高階調化が可能となる。
(3)投写型映像表示装置10では、補色関係となる2色を同じ液晶表示パネルに交互に入射させている。補色関係にある2色を合成すれば白色光が生成できるので、パネル毎に独立してホワイトバランス制御を行うことができる。従って、三原色に対して補色関係にはない色の光源を用いる場合と比較して、投写型映像表示装置10全体のホワイトバランス制御のための演算が簡単に行うことができる。この投写型映像表示装置10でのホワイトバランス制御方法については、後で詳しく説明する。
(4)投写型映像表示装置10では、赤色、シアンの発光制御のための回路が共通化され、緑色の光源駆動回路が共通化され、青色、黄色の光源駆動回路が共通化されており、回路が小型化されている。
(5)投写型映像表示装置10では、合成光の色が白色となるよう、フレームの前後半で発光する色を設定しているので、ユーザに違和感を与えない映像を表示させることができる。フレームの前後半で発光する色の合成光が白色ではない場合(即ち、フレーム前半の合成色と、フレーム後半の合成色が異なる場合)、カラーブレーク現象が生じ、ユーザに対して違和感を与える映像となってしまうからである。
(第1の実施形態の変形例)
なお、上記の投写型映像表示装置10では、3つの液晶表示パネル2A〜2Cへの入射光源群にそれぞれ対応した、3つの発光制御部53A〜53Cを設けられている。これに対し、6種類のLED光源にそれぞれ対応した6つの発光制御部を設けても良い。この場合、発光制御部の個数が増える分、コストや回路規模が増大するが、同一の液晶表示パネルに入射される2つの色光を交互に発光させる制御を行う必要がなく、2つの色光を同時に同一の液晶表示パネルに入射させることができるので、投写型映像表示装置の高輝度化が可能となる。
投写型映像表示装置10では、光源にLED光源を用いているが、これに変えてレーザ光源等、他の光源を採用しても良い。
発光制御部53は、フレーム周期の前半では、赤、青、緑色のLED光源を発光させるようにし、フレーム周期の後半では黄、シアン、緑色のLED光源を発光させるようにしても良い。そして、フレーム周期の前半、及び後半の合成光の色がいずれも白色となるように、発光色を設定するようにしても良い。これにより、ユーザに違和感を与えないような映像を表示させることができる。
(ホワイトバランスの制御方法)
図11の色度図を参照して、投写型映像表示装置10によるホワイトバランスの制御手順を説明する。いま、入力された映像信号(例えば1フレームの画像)が有する色度の範囲が同図中のQであるとする。この場合、まず、範囲Qを全て内部に含む三角形であって、かつ三角形GBRに対して相似形となる三角形のうち最も面積が大きい三角形G’B‘R’を求める。このとき、赤色LED光源11rとシアン色LED光源11cの発光時間は、線分RR’の長さと線分CR’の長さに基づいて決定する。同様に青色LED光源11bと黄色LED光源11yの発光時間は、線分BB’の長さと線分MB’の長さに基づいて決定する。この手順によれば、(1)映像表示におけるホワイトバランス制御ができ、かつ(2)RGBの三原色光源に加え、他の光源も用いることで高輝度化が可能となる。
<第2の実施形態>
図7は、投写型映像表示装置20の構成を示す図である。投写型映像表示装置20は、光源部8A〜8C、光変調手段としての液晶表示パネル22A〜22C、色合成手段としてのダイクロイックプリズム23、投写レンズ24、制御部25などで構成される。
光源部8Aは、青色光を発するLED光源81b、82bを有する。光源部8Bは、緑色光を発するLED光源81g、82gを有する。光源部8Cは、赤色光を発するLED光源81r、82rを有する。
青色LED光源81bと、82bは、いずれも青色光を発するLED光源であるが、色純度や効率が異なっている。色純度とは、例えば彩度のことである。また、効率とは、ここではLED駆動電力(電流)あたりのLEDの出力のことであり、効率が高ければ低消費電力化が可能である。上記2つの青色LED光源のうち、色純度は光源82bが高く、発光効率は光源81bが優れているものとする。なお他の色のLED光源についても、色純度や効率がそれぞれ異なっている。
ダイクロイックプリズム23、投写レンズ24の構成、機能は第1実施形態のダイクロイックプリズム3、投写レンズ4と同じであるので、ここでは説明は省略する。
制御部25は、映像信号に応じて液晶表示パネル22A〜22Cの光透過率の変調制御を行うと共に、LED光源の発光制御も行う。第1実施形態の制御部5と同様、制御部25は、入力されるRGB映像信号を解析する映像情報算出部、各液晶表示パネルの制御を行う液晶表示パネル制御部、映像情報算出部で算出された映像情報に基づいて各光源部の発光制御をそれぞれ行う発光制御部を備える。
例えば、映像情報算出部により、RGB映像信号は青色の純度が高いと判断された場合、発光制御部は、色純度に優れるLED光源82bの発光時間を長めにし、LED光源81bの発光時間を短め(或いはゼロ)に設定する。逆に青色の輝度が高い反面、純度が高いと判断された場合、発光効率に優れるLED光源81bの発光時間を長めに設定する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<変形例>
上記各実施形態では、液晶表示パネルのパネル面内において均一な輝度分布にするための光インテグレート手段を設けている。これに代えて、複数領域に分割照射させるための光インテグレート手段を設けても良い。
上記の投射型映像表示装置10では、光源部1Bには、緑色光を発するLED光源11g、及び11g’を配置していた。この光源11g’に代えて、赤色光源及び青色光源を配置し、これらを所定の比率で合成させることでマジェンタ色光を出射させるようにしても良い。そうすることで、6色光を用いた投射型映像表示装置が実現でき、色再現性が更に向上し、ホワイトバランス制御も更に容易になる。但し、この場合、ダイクロイックプリズム3の波長選択性反射膜の特性を考慮して、光源部1Bの青色光源波長を、光源部1Aの青色光源波長と若干異なるものに、光源部1Bの赤色光源波長を、光源部1Cの赤色光源波長と若干異なるものとする必要がある点に留意すべきである。
投写型映像表示装置10の構成を示した図である。 制御部5の構成を示した図である。 発光制御部53が行う制御のタイムチャート例を示した図である。 映像最大彩度の算出例を示した図である。 映像最大輝度の算出例を示した図である。 三原色の光源による映像表示装置と、6色光源による投写型映像表示装置10の理想最大輝度を比較した図である。 投写型映像表示装置20の構成を示した図である。 投写型映像表示装置10の発光制御を説明するための色度図である。 投写型映像表示装置10の発光制御を説明するための色度図である。 投写型映像表示装置10の発光制御を説明するための色度図である。 投写型映像表示装置10の発光制御を説明するための色度図である。
符号の説明
1A〜1C 光源部
2A〜2C 液晶表示パネル
3 ダイクロイックプリズム
4 投写レンズ
5 制御部
51 映像情報算出部
52 液晶表示パネル制御部
53 発光制御部

Claims (3)

  1. 赤色光、青色光、緑色光をそれぞれ出射する第1、第2及び第3の光源と、
    映像信号に応じて、前記の各光源からの光をそれぞれ変調する第1、第2、及び第3の光変調手段と、
    前記各光変調手段により変調された光を合成する光合成手段と、
    前記光合成手段で合成された光を投写する光投写手段を備えた投写型映像表示装置において、
    前記第1、第2又は第3の光源のうちの特定の光源の光色とほぼ補色の関係にある色光を発する第4の光源と、
    前記第1、第2、第3又は第4の光源の発光を制御する発光制御手段とを更に備え、
    前記第4の光源からの光は、前記特定の光源からの光を変調するための前記第1、第2又は第3の光変調手段のうちの特定の光変調手段に入射され、
    前記発光制御手段は、映像信号の輝度又は彩度に応じて、前記特定の光変調手段に入射される前記特定の光源の光と前記第4の光源の光との夫々の発光時間を制御することを特徴とする、投写型映像表示装置。
  2. 前記発光制御手段は、前記特定の光変調手段に入射する二光源を交互に発光させることを特徴とする、請求項1記載の投写型映像表示装置。
  3. 前記発光制御手段は、前記光変調手段に入射される2つの光源の光を交互に発光させることを特徴とする、請求項1又は2に記載の投写型映像表示装置。
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