JP2008116323A - レーダ装置、その距離計測方法およびプログラム - Google Patents

レーダ装置、その距離計測方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 レーダ装置において、ターゲット移動時にエコー信号の積算による受信S/N比の向上を目的としている。
【解決手段】 レーダ装置において、パルス信号を送信する送信部と、前記送信部で送信されてからターゲットにより反射されたパルス信号を受信信号として受信する受信部と、前記ターゲットの移動速度の想定値として設定した設定速度毎に前記受信信号の受信の順番に応じたシフト量であるデジタルシフトを求めるデジタルシフト導出手段と、前記設定速度毎に前記各受信信号に前記各デジタルシフトに基づく補正を行うデジタルシフト補正手段と、前記設定速度毎に前記補正後の各受信信号を積算する信号積算手段と、この積算した信号のうち振幅ピークが最大の信号を判定する判定手段と、この振幅ピークが最大の信号に基づいて前記ターゲットまでの距離を求める距離導出手段と、を有する信号処理部と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば測距装置として用いられるレーダ装置、その距離計測方法およびプログラムに関するものである。
従来のこの種のレーダ装置としては、高速繰り返しレーザパルスを送光するとともに、散乱体(ターゲット)からの後方散乱光を受光し、電気信号に変換されたエコー信号をレーザパルスに同期させて積算するようにしたので、S/N比(信号対雑音電力比)を高くして高精度の計測を行うことができるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平5−333150号公報
特許文献1に開示された従来のレーダ装置においては、ターゲット静止時にはエコー信号のピークの積算によりS/N比が高くなるものの、ターゲット移動時では、繰り返しのショット毎にエコー信号の到達タイミングが変化することになり、レーザパルスに同期させて積算すると、エコー信号のピーク位置がショット毎にずれるため、ターゲット静止時に比べて、S/N比が劣化してしまうという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、レーダ装置において、ターゲット移動時にエコー信号の積算による受信S/N比の向上を目的としている。
この発明に係るレーダ装置は、パルス信号を送信する送信部と、前記送信部で送信されてからターゲットにより反射されたパルス信号を受信信号として受信する受信部と、前記ターゲットの移動速度の想定値として設定した設定速度毎に前記受信信号の受信の順番に応じたシフト量であるデジタルシフトを求めるデジタルシフト導出手段と、前記設定速度毎に前記各受信信号に前記各デジタルシフトに基づく補正を行うデジタルシフト補正手段と、前記設定速度毎に前記補正後の各受信信号を積算する信号積算手段と、この積算した信号のうち振幅ピークが最大の信号を判定する判定手段と、この振幅ピークが最大の信号に基づいて前記ターゲットまでの距離を求める距離導出手段と、を有する信号処理部と、を備えたものである。
この発明は、レーダ装置において、ターゲット移動時にもエコー信号の積算により受信S/N比を向上させることができる。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1によるレーダ装置は、ターゲット速度として予想される設定速度毎に、デジタルシフトを用いて受信信号の補正を行い、補正後の各受信信号を積算することにより、実際のターゲット速度に近い設定速度においては、エコーのピーク位置をほぼ一致させて積算した最適な積算信号が得られるようにし、積算した受信信号のうち振幅ピークが最大の信号を判定することにより、上述の最適な積算信号を選べるようにしたので、ターゲット移動時にもエコー信号の積算により受信S/N(Signal/Noise)比(信号対雑音電力比)を向上させることができるものである。
図1は、この発明の実施の形態1によるレーダ装置を示す構成図である。なお、各図において、同一符号は同一または相当部分を示す。図1において、1はパルスレーザ光源、2はサーキュレータ、3は送受光学系、4は光受信機、5はフィルタ、6は信号処理部、7は制御部、8はターゲット(目標物)である。また、信号処理部6において、9はA/D(Analog/Digital)変換手段、10はデータ蓄積手段、11はターゲット速度設定手段、12はデジタルシフト導出手段、13はデジタルシフト補正手段、14は信号積算手段、15はデータ蓄積手段、16は判定手段、17は距離導出手段、18はデータ制御手段である。なお、パルスレーザ光源1、サーキュレータ2、および送受光学系3で送信部を構成し、サーキュレータ2、送受光学系3、および光受信機4で受信部を構成する。また、送受光学系3に代えて送信光学系と受信光学系を配置し、サーキュレータ2を省略する構成としても良い。この場合には、パルスレーザ光源1と送信光学系で送信部を構成し、受信光学系と光受信機4で受信部を構成することになる。
図1において、パルスレーザ光源1はサーキュレータ2に接続され、サーキュレータ2は送受光学系3と光受信機4に接続されている。光受信機4はフィルタ5に接続されている。フィルタ5はA/D変換手段9に接続されている。制御部7は、パルスレーザ光源1と距離導出手段17とデータ制御手段18に接続されている。A/D変換手段9はデータ蓄積手段10に接続されている。データ蓄積手段10はデータ制御手段18とデジタルシフト補正手段13に接続されている。ターゲット速度設定手段11はデータ制御手段18に接続されている。デジタルシフト導出手段12はデジタルシフト補正手段13とデータ制御手段18に接続されている。デジタルシフト補正手段13は信号積算手段14に接続されている。信号積算手段14はデータ蓄積手段15に接続されている。データ蓄積手段15は判定手段16に接続されている。判定手段16は距離導出手段17に接続されている。
また図1において、パルスレーザ光源1とサーキュレータ2との間、サーキュレータ2と送受光学系3との間、およびサーキュレータ2と光受信機4との間は、光回路として接続されており、例えば光ファイバにより接続されている。また、光受信機4とフィルタ5との間、フィルタ5とA/D変換手段9との間、制御部7とパルスレーザ光源1との間、制御部7と距離導出手段17との間、制御部7とデータ制御手段18との間、A/D変換手段9とデータ蓄積手段10との間、データ蓄積手段10とデータ制御手段18との間、データ蓄積手段10とデジタルシフト補正手段13との間、ターゲット速度設定手段11とデータ制御手段18との間、デジタルシフト導出手段12とデジタルシフト補正手段13との間、デジタルシフト導出手段12とデータ制御手段18との間、デジタルシフト補正手段13と信号積算手段14との間、信号積算手段14とデータ蓄積手段15との間、データ蓄積手段15と判定手段16との間、および判定手段16と距離導出手段17との間は、電気回路として接続されており、同軸ケーブル等の電線ケーブルにより接続されている。
また図1において、制御部7は、パルスレーザ光源1に対し送信タイミング信号を、信号処理部6の距離導出手段17に対しトリガ信号を、信号処理部6のデータ制御手段18に対して上記送信タイミング信号を送出した回数の情報を含む信号を各々送出する機能を有している。パルスレーザ光源1は、制御部7からの送信タイミング信号に基づいて、所望の時間幅を有する矩形の送信光パルス信号を発生させ、サーキュレータ2に送る機能を有している。サーキュレータ2は、パルスレーザ光源1からの送信光パルス信号を送受光学系3に送り、送受光学系からの受信光パルス信号を光受信機4に送る機能を有している。送受光学系3は、サーキュレータ2からの送信光パルス信号を大気中に送信し、ターゲット8からの受信光パルス信号をサーキュレータ2に送る機能を有している。光受信機4は、サーキュレータ2からの受信光パルス信号を直接検波(自乗検波)することにより電気パルス信号に変換し、フィルタ5に出力する機能を有している。フィルタ5は、光受信機4からの電気パルス信号から、所望の周波数成分の信号のみを抽出し、信号処理部6のA/D変換手段9に出力する機能を有している。
また、信号処理部6において、A/D変換手段9は、フィルタ5からの電気パルス信号をA/D変換する機能を有している。データ蓄積手段10は、A/D変換手段9からの信号を一時的に蓄積する機能を有している。ターゲット速度設定手段11は、想定されるターゲットの速度を設定し、この設定速度の情報をデータ制御手段18に送る機能を有している。データ制御手段18は、まず制御部7から送られてきたショット(これ以降は、特にただし書きのない場合、出力したパルスのことを意味する)の回数の情報を含む信号、およびターゲット速度設定手段11から送られてきた設定速度の情報を含む信号を受信し、データ蓄積手段10で蓄積したデータをショット毎に順次デジタルシフト補正手段13に出力するためのトリガ信号をデータ蓄積手段10に出力し、さらに、上記送信する各々のトリガ信号に対して、このトリガ信号送信時におけるターゲット設定速度の情報を含む信号、および上記トリガ信号に対応してデータ蓄積手段10から出力されるショットの順番の情報を含む信号をデジタルシフト導出手段12へ出力する機能を有している。
また、信号処理部6において、デジタルシフト導出手段12は、データ制御手段18からのターゲット設定速度の情報を含む信号、および上記トリガ信号に対応してデータ蓄積手段10から出力されるショットの順番の情報を含む信号を受信し、その情報に基づいてデジタルシフトを導出し、デジタルシフト補正手段13へ出力する機能を有している。デジタルシフト補正手段13は、データ蓄積手段10から出力された各ショットに対し、それに対応してデジタルシフト導出手段12から出力されたデジタルシフトを施す機能を有している。信号積算手段14は、デジタルシフト補正手段13からの各ショットの信号を、設定速度毎に積算する機能を有している。データ蓄積手段15は、信号積算手段14で積算された信号を設定速度毎に分けた後、蓄積する機能を有している。
そして、信号処理部6において、判定手段16は、データ蓄積手段15で蓄積された設定速度毎に積算した信号の中で、信号に含まれるターゲット8からのエコーの振幅ピークが最大となる信号を判定した後、その信号を距離導出手段17へ出力し、さらにその信号におけるターゲット設定速度を導出する機能を有している。距離導出手段17は、制御部7からのトリガ信号の入力タイミングと、判定手段16からの出力信号の中のエコーピークの入力タイミングとの時間差からターゲット8までの往復時間を計測し、この往復時間と光速とからターゲット8までの距離を求める機能を有している。
次に動作について説明する。まず制御部7は、パルスレーザ光源1に対して送信タイミング信号を送出する。また制御部7は、距離導出手段17に対してトリガ信号を送出する。さらに制御部7は、データ制御手段18に対して上記送信タイミング信号を送出した回数(ショットの回数と同一)の情報を含む信号を送信する。
パルスレーザ光源1は、制御部7からの送信タイミング信号に基づいて、所望の時間幅を有する矩形の送信光パルス信号を発生し、サーキュレータ2と送受光学系3を介して大気中に送信する。この送信光パルス信号は、大気中を伝搬後、ターゲット8により散乱された後、再び大気中を伝搬し送受光学系3により受信される。送受光学系3により受信された受信光パルス信号は、サーキュレータ2を介して光受信機4に送られる。光受信機4は、パルス光信号を電気パルス信号に変換し、フィルタ5に送る。このとき、フィルタ5に入力する電気パルス信号には、パルス光信号に対応する信号成分だけでなく、熱雑音やショット雑音といった雑音成分も重畳されている。なお、以上の送受信動作においてパルス波形の変形は無視できる程度であり、フィルタ5に入力する電気パルス信号の波形は、パルスレーザ光源1で発生した送信光パルス信号の波形と実質的に同じである。
フィルタ5は、入力した電気パルス信号の所望の周波数成分のみを抽出し、信号処理部6のA/D変換手段9に出力する。なお、フィルタ5は、上記のように所望の周波数成分の信号のみが抽出されるものであれば、どのようなものでも構わない。ただし、例えば帯域透過フィルタなど、できるだけ帯域を絞って、余分な有色雑音を遮断できる特性をもつものであることが好ましい。
次に信号処理部6の動作について説明する。A/D変換手段9に入力した電気パルス信号は、A/D変換され、データ蓄積手段10で一時的に蓄積される。なお、以下では、測定で出力したパルスのショット数をNと表して動作の説明を行う。ターゲット速度設定手段11は、想定されるターゲット速度をいくつか設定する。例えば、速度V、V、・・・、VというようにM個のターゲット速度をあらかじめ設定しておく。さらにターゲット速度設定手段11から、設定速度の情報を含む信号をデータ制御手段18に送る。データ制御手段18は、まず制御部7から送られてきたショット数の情報を含む信号、およびターゲット速度設定手段11から送られてきた設定速度の情報を含む信号を受信する。次に、データ蓄積手段10で蓄積したデータをショット毎に順次デジタルシフト補正手段13に出力するためのトリガ信号をデータ蓄積手段10に出力する。この処理をターゲット速度VからVまでのM個の設定速度について順次行う。さらに、上記送信する各々のトリガ信号に対して、このトリガ信号送信時におけるターゲット設定速度の情報を含む信号、および上記トリガ信号に対応してデータ蓄積手段10から出力されるショットの順番の情報を含む信号をデジタルシフト導出手段12へ出力する。
デジタルシフト導出手段12は、データ制御手段18からのターゲット設定速度の情報を含む信号、およびトリガ信号に対応してデータ蓄積手段10から出力されるショットの順番の情報を含む信号を受信し、その情報に基づいてデジタルシフトを導出し、デジタルシフト補正手段13へ出力する。例えば、データ制御手段18から、設定速度V(Kは1からMまでの任意の整数)、ショット番号D(Dは1からNまでの任意の整数)の情報を含む信号を受信した時のデジタルシフトτKDは、パルス繰り返し周波数(Pulse Repetition Frequency)をPRF、光速をcとすると、次式(1)で表される。
Figure 2008116323
デジタルシフト補正手段13は、データ蓄積手段10から出力された各ショットの信号に対し、それに対応してデジタルシフト導出手段12から出力されたデジタルシフトを施す。信号積算手段14は、デジタルシフト補正手段13で補正した各ショットの信号を設定速度毎に積算する。データ蓄積手段15は、信号積算手段14で積算された信号を設定速度毎に分けた後、蓄積する。
判定手段16は、データ蓄積手段15で蓄積された設定速度毎の信号の中で、信号に含まれるターゲット8からのエコーの振幅ピークが最大となる信号を判定し、その信号を距離導出手段17へ出力し、さらにその信号におけるターゲット設定速度を導出する。そして、距離導出手段17は、制御部7からのトリガ信号の入力タイミングと、判定手段16からの出力信号の中のエコーピークの入力タイミングとの時間差からターゲットまでの往復時間を計測し、この往復時間と光速とからターゲットまでの距離を算出する。
次に、この発明の実施の形態1によるレーダ装置おける作用効果について詳細に説明する。上述のように、特許文献1に開示された従来のレーダ装置では、インコヒーレント積算を用いており、ターゲットが静止している場合、受信信号におけるそれぞれのショット(ここでは、パルス信号を出力してから次のパルス信号を出力するまでに得られる受信信号を意味する)でのターゲットからのエコーのタイミングは、図2に示すように全て同一周期となるため、同一周期のタイミングで積算することで、全てのエコーのピーク振幅を積算することが可能である。しかし、ターゲットが移動している場合、例えばターゲットが速度Vで装置に近づいてくるとし、ショット数をNとすると、受信信号における各ショットでのエコーは、図3に示すようにショット数に応じて徐々に早いタイミングで到達することになる。1ショットあたりのエコー移動時間をτとすると、τは次式(2)で表される。
Figure 2008116323
従って、これらを同一周期のタイミングで積算すると、全てのエコーのピーク振幅を積算することは不可能となるため、ターゲット静止時に対し、積算信号における受信S/N比が劣化してしまう。
そこで、この実施の形態1を用いることにより、図4に示すように、例えば速度V、V、・・・、VというようにM個のターゲット速度を設定し、設定速度V(Kは1からMまでの任意の整数)、ショット番号D(Dは1からNまでの任意の整数)において、式(1)で示したデジタルシフトをエコーに施した後、各設定速度において積算を行い、積算後のエコーの振幅ピークから受信時間を計算することで、より正確なターゲット距離を導出することができるという効果が得られる。加えて、エコーの振幅ピークが最大となる設定速度(図4では設定速度Vのとき)を求めることで、設定したターゲット速度の中で実際のターゲット速度に最も近い値を得ることができるという効果が得られる。また、上記信号処理を行うことにより、ターゲットが移動している場合、エコー信号の積算により、従来のレーダ装置より高いS/N比で受信できるという効果が得られる。
ここで、上記信号処理において、上記のような効果を得るために必要な所要性能について、以下検討する。まず、M個のターゲット速度を設定するとき、ターゲット速度の間隔は全て等しいものとする。このとき、最大となるターゲット設定速度をVmaxとすると、ターゲット速度間隔Vintervalは次式(3)で表される。
Figure 2008116323
そして、上記の所要性能として、ターゲットの移動速度が上記設定速度のいずれにも一致しない場合でも、上記の効果が得られなければならない、ということが挙げられる。このことを満足するためには、式(3)で示したようにVintervalは一定であることから、ターゲットの実際の移動速度と上記設定速度との差が最も大きくなる場合、つまりターゲットの移動速度が隣り合う上記設定速度間の中心値である場合においても、上記の効果が得られることが必要となる。このように実際の移動速度と設定速度が異なる場合、デジタルシフトに誤差が生じる。ショット数Nにおけるデジタルシフト誤差をτerrorとすると、τerrorは次式(4)で表される。
Figure 2008116323
一方、パルスレーザ光源1から出力されるパルス幅をwとすると、このパルス幅により、本装置の距離分解能は1/wに制限される。従って、式(4)で示したデジタルシフト誤差がパルス幅以下となれば、つまり次式(5)を満たせば、本装置の距離分解能は劣化せず、かつ上記の効果を得ることができる。
Figure 2008116323
式(5)より、パルス繰り返し周波数PRF、パルス幅w、最大ターゲット設定速度Vmax、およびショット数Nがあらかじめ設定されているとすれば、式(5)を満たすためには設定速度数Mを調整しなければならない。例えば、PRF=100Hz、c=3×10m/s、w=1ns、Vmax=300m/s、N=11とすると、式(5)を満足するためには、M≧100としなければならない。ただし、上記では、パルス繰り返し周波数PRF、パルス幅w、最大ターゲット設定速度Vmax、およびショット数Nがあらかじめ設定されているとし、設定速度数Mだけを調整しなければならない場合を説明したが、パルス繰り返し周波数PRF、パルス幅w、最大ターゲット設定速度Vmax、ショット数Nにおいて、あらかじめ設定されておらず、かつ自由に調整可能なパラメータがあれば、設定速度数Mのみで調整する必要はなく、式(5)を満足するようにすれば、どのパラメータで調整を行っても構わない。
さらに、式(3)でターゲット速度間隔Vintervalを示したが、これより、各ショットのデジタルシフト間隔をτintervalとすると、τintervalは次式(6)で表される。
Figure 2008116323
ここで、デジタル信号のサンプリング間隔をTintervalとおくと、式(6)よりTintervalは次式(7)を満たさなければならない。
Figure 2008116323
また、上述の説明では、M個のターゲット速度を設定し、積算後のエコーの振幅ピークが最大となる設定速度Vを求め、Vにおいて、式(2)で示したデジタルシフトを施した後のエコーピークから受信時間を計算することで、ターゲット距離を導出した。しかし、この場合、実際のターゲット速度をVrealとすると、VrealとVとの間には次式(8)が成り立つ。
Figure 2008116323
そこで、Vを求めたあとに、次式(8)の両辺の範囲で、さらにP+1個のターゲット速度を設定しておく。例えば、ターゲット速度間隔は全て等しいとし、この速度間隔をVinterval’とすると、Vinterval’は次式(9)を満たす。
Figure 2008116323
その後、上記と同様の信号処理を行うことで、より正確なターゲット距離を導出することができるという効果が得られる。加えて、エコーの振幅ピークが最大となる設定速度を求めることで、より実際のターゲット速度に近い値を得ることができるという効果が得られる。このように、上述の処理を繰り返し行うことで、より厳密なターゲット距離とターゲット速度を導出することができる。なお、上記では設定したターゲット速度の間隔は全て等しいとしたが、等しくなくても良い。
また、図1において、判定手段16と距離導出手段17との間に、エコーピーク位置を重心演算により求める重心演算手段を加えるようにしても良い。これにより、厳密なピーク位置を計算できるため、演算手段を加える前に対し、より正確なターゲット距離を導出することができるという効果が得られる。
さらに、パルスレーザ光源1とサーキュレータ2との間、サーキュレータ2と送受光学系3との間、およびサーキュレータ2と光受信機4との間の光回路接続に光ファイバを用いることで、小型化が可能になること、高い信頼性を有すること、取り扱いが容易となり、高い配置自由性を有すること等の効果が得られる。
また、上述の送受信動作においてパルス波形の変形は無視できる程度である場合を示したが、上述の信号処理方法を用いることで従来のレーダ装置よりも高い検出性能が得られれば、パルス波形の変形があっても構わない。このことは、以降の他の実施の形態においても当てはまる。
また、上述の信号処理では実際のターゲット速度が一定値とみなせる場合を示したが、それが一定値でなくても、ターゲットの速度変動が既知である場合は、その変動状態を考慮した速度設定アルゴリズムを用いることで、上記と同じ効果を得ることができる。例えば、ターゲットの速度変動が等加速度運動であることが既知であるとし、この場合に上記と同じ効果を得るための信号処理方法について以下記載する。まず、ターゲットの速度変動が等加速度運動であることから、測定開始から時間T経過時のターゲット速度Vは、測定開始時の速度Vと加速度Aという2つのパラメータを用いて次式(10)で得られる。
Figure 2008116323
そして、想定される測定開始時の速度、および加速度を設定する。例えば、測定開始時の速度としては、V01、V02、・・・、V0QというようにQ個の速度を設定し、加速度としては、A、A、・・・、AというようにR個の加速度を設定する。このとき、例えば、データ制御手段18から、測定開始時の速度V0K1(K1は1からQまでの任意の整数)と、加速度AK2(K2は1からRまでの任意の整数)の情報を含む信号をデジタルシフト導出手段12で受信したとすると、ショットD(Dは1からNまでの任意の整数)において導出されるデジタルシフトτK12は、次式(11)で表される。
Figure 2008116323
さらに、上記速度V0K1と上記加速度AK2の全ての組み合わせQR個の設定速度について積算を行い、その後は前述と同様に、積算後のエコーの振幅ピークが最大となる設定速度を求め、また、そのときのエコーピークからターゲット距離を導出することができる。このように、等加速度運動のように2つの変数でターゲット速度が表される場合も、上述のような信号処理により、設定速度の中で実際のターゲット速度に最も近い値、およびそのときのターゲット距離を導出することができ、さらに、3つ以上の変数で表されるターゲット速度についても、同様の信号処理を行うことで、設定速度の中で実際のターゲット速度に最も近い値、およびそのときのターゲット距離を導出することができる。また、上述のように、設定速度の中で実際のターゲット速度に最も近い値を求めたあとに、さらに速度を表す各変数の設定範囲を絞ることで、より実際のターゲット速度に近い値を導出し、より正確なターゲット距離を導出することができる。なお、上記のターゲット速度を表す変数の設定間隔については、前述の等速度設定時と同様に等しくなくてもよい。なお、以上のことは、以降の他の実施の形態においても当てはまる。
以上のように、この発明の実施の形態1によるレーダ装置においては、ターゲット速度として予想される設定速度毎に、デジタルシフトを用いて受信信号の補正を行い、補正後の各受信信号を積算することにより、実際のターゲット速度に近い設定速度においては、エコーのピーク位置をほぼ一致させて積算した最適な積算信号が得られるようにし、積算した受信信号のうち振幅ピークが最大の信号を判定することにより、上述の最適な積算信号を選べるようにしたので、ターゲット移動時にもエコー信号の積算により受信S/N比を向上させることができる。これにより、従来に対して、より高い精度、より高い検出確率で、距離の測定を行うことが可能となるという効果を奏する。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2によるレーダ装置は、信号処理部において、デジタルシフト導出手段とデジタルシフト補正手段と信号積算手段とをそれぞれ複数有し、設定速度毎に並列処理を行うようにしたので、ターゲット移動時にもエコー信号の積算により受信S/N比を向上させることができるとともに、処理時間が短縮できるものである。
図5は、この発明の実施の形態2によるレーダ装置を示す構成図である。なお、各図において、同一符号は同一または相当部分を示す。図5は、信号処理部6aの構成を示し、信号処理部以外の構成については、図1と同一である。また、図5において、図1と同一の部分には共通の符号を付し、その箇所についての説明は省略する。信号処理部6aにおいて、12a、12b、・・・、12nはデジタルシフト導出手段、13a、13b、・・・、13nはデジタルシフト補正手段、14a、14b、・・・、14nは信号積算手段である。
図5において、データ制御手段18はデジタルシフト導出手段12a、12b、・・・、12nに接続されている。デジタルシフト導出手段12a、12b、・・・、12nは、それぞれデジタルシフト補正手段13a、13b、・・・、13nに接続されている。また、デジタルシフト補正手段13a、13b、・・・、13nは、それぞれ信号積算手段14a、14b、・・・、14nに接続されている。信号積算手段14a、14b、・・・、14nは全て判定手段16に接続されている。また、図5における他の部分の接続については図1と同じである。
また図5において、データ制御手段18とデジタルシフト導出手段12a、12b、・・・、12nとの間、デジタルシフト導出手段12a、12b、・・・、12nとデジタルシフト補正手段13a、13b、・・・、13nとのそれぞれの間、補正手段13a、13b、・・・、13nと信号積算手段14a、14b、・・・、14nとのそれぞれの間、および信号積算手段14a、14b、・・・、14nと判定手段16との間は電気回路として接続されており、同軸ケーブル等の電線ケーブルにより接続されている。図5における他の部分の接続については図1と同じである。
また図5において、デジタルシフト導出手段12a、12b、・・・、12nは、データ制御手段18からデータ蓄積手段10へ出力されるトリガ信号に対応してデータ蓄積手段10から出力されるショットの順番の情報を含む信号を受信し、その情報と対応するターゲット設定速度に基づいてデジタルシフトを導出し、対応するデジタルシフト補正手段13a、13b、・・・、13nへそれぞれ出力する機能を有している。デジタルシフト補正手段13a、13b、・・・、13nは、データ蓄積手段10から出力された信号に対し、対応するデジタルシフト導出手段12a、12b、・・・、12nから出力されたデジタルシフトをそれぞれ施す機能を有している。信号積算手段14a、14b、・・・、14nは、対応するデジタルシフト補正手段13a、13b、・・・、13nからの各ショットの信号を積算する機能を有している。図5における他の部分の機能については図1と同じである。
次に動作について説明する。パルスレーザ光源1からターゲット速度設定手段11までの動作は、図1に示す実施の形態1と同様である。ただし、ターゲット速度設定手段11では、速度V、V、・・・、Vというようにn個のターゲット速度を設定しておく。
その後、信号処理部6aのデータ制御手段18は、まず制御部7から送られてきたショット数の情報を含む信号、およびターゲット速度設定手段11から送られてきた設定速度の情報を含む信号を受信する。次に、データ蓄積手段10で蓄積したデータをショット毎に順次デジタルシフト補正手段13a、13b、・・・、13nに出力するためのトリガ信号をデータ蓄積手段10に出力する。この処理をターゲット速度VからVまでのn個の設定速度について順次行う。さらに、上記送信する各々のトリガ信号に対して、このトリガ信号送信時におけるターゲット設定速度が、V、V、・・・、Vのときは、上記トリガ信号に対応してデータ蓄積手段10から出力されるショットの順番の情報を含む信号をデジタルシフト導出手段12a、12b、・・・、12nへそれぞれ出力する。
次に、デジタルシフト導出手段12a、12b、・・・、12nにおいて、上記トリガ信号に対応してデータ蓄積手段10から出力されるショットの順番の情報を含む信号を受信し、その情報と対応するターゲット設定速度V、V、・・・、Vに基づいてデジタルシフトをそれぞれ導出し、デジタルシフト補正手段13a、13b、・・・、13nへそれぞれ出力する。そして、デジタルシフト補正手段13a、13b、・・・、13nにおいて、データ蓄積手段10から出力された各ショットに対し、それに対応してデジタルシフト導出手段12a、12b、・・・、12nから出力されたデジタルシフトをそれぞれ施す。さらに、信号積算手段14a、14b、・・・、14nにおいて、デジタルシフト補正手段13a、13b、・・・、13nで補正した各ショットの信号をそれぞれ積算する。
その後、判定手段16、距離導出手段17の動作は、図1に示す実施の形態1と同様である。
次に、この発明の実施の形態2によるレーダ装置おける作用効果について詳細に説明する。実施の形態1では、デジタルシフト導出手段12、デジタルシフト補正手段13、信号積算手段14として各手段をそれぞれ1つずつ使用し、ターゲット速度設定手段11で設定した複数の設定速度に対し、まず、最初に設定した速度について、全てのショットでデジタルシフト導出、デジタルシフト補正、信号積算という信号処理を行って、得たデータをデータ蓄積手段15で蓄積し、その後、次の設定速度について同様の処理を行うというようにして、全ての設定速度について信号処理を順次行っていた。
これに対して、実施の形態2では、デジタルシフト導出手段12a、12b、・・・、12n、デジタルシフト補正手段13a、13b、・・・、13n、信号積算手段14a、14b、・・・、14nとして各手段をそれぞれ複数備えており、これらは並列処理を行うことができる構成としているため、上記各手段が備えた個数以下のターゲット設定速度については、デジタルシフト導出、デジタルシフト補正、信号積算という信号処理を同時に行うことができる。これにより、処理時間が短縮できるという効果が得られる。
なお、上述の例では、ターゲット設定速度の数が、上記各手段が備えた個数以下の場合について示したが、上記各手段が備えた個数より多い場合でも、まず、この個数のターゲット設定速度について信号処理を行い、完了した後、まだ実施していない設定速度について順次信号処理を行っていくことで、実施の形態1に対し、処理にかかる時間が短縮できるという効果が得られる。また、この発明の実施の形態2によるレーダ装置で得られる効果には、実施の形態1において記載した全ての効果が含まれる。
また、実施の形態1において、信号積算手段14で積算された信号を設定速度毎に分けて蓄積するために使用したデータ蓄積手段15は、実施の形態2では不要とすることができるという効果が得られる。
以上のように、この発明の実施の形態2によるレーダ装置においては、信号処理部において、デジタルシフト導出手段とデジタルシフト補正手段と信号積算手段とをそれぞれ複数有し、設定速度毎の処理を並列して行うようにしたので、ターゲット移動時にもエコー信号の積算により受信S/N比を向上させることができるとともに、処理時間が短縮できるという効果を奏する。
なお、上述のように、実施の形態2では、信号積算手段を複数備える構成としたが、信号積算手段を1つにし、さらに実施の形態1で示したように、積算された信号を設定速度毎に分けて蓄積する機能をもつデータ蓄積手段15を備える構成としても良い。この場合でも、デジタルシフト導出手段とデジタルシフト補正手段におれる並列処理により、実施の形態1よりも処理時間が短縮できるという効果が得られる。
また、上述のように、この発明の実施の形態1、2によるレーダ装置においては、パルス信号の信号源として、レーザ光を出力するパルスレーザ光源を用いる場合を示したが、この代わりに、マイクロ波やミリ波といった電磁波などを出力する信号源を用いるようにしても良い。ただし、信号源を変更するとき、必要に応じて、信号源が出力するパルス信号を受信できる受信機を用いるようにする。
また、この発明の実施の形態1、2によるレーダ装置の距離計測方法の信号処理工程は、レーダ装置に設けたマイクロコンピュータ等に実行させるプログラムを用いてソフトウエア処理により実現するようにしても良い。
この発明の実施の形態1によるレーダ装置を示す構成図 この発明の実施の形態1によるレーダ装置を説明するための説明図 この発明の実施の形態1によるレーダ装置を説明するための説明図 この発明の実施の形態1によるレーダ装置を説明するための説明図 この発明の実施の形態2によるレーダ装置を示す構成図
符号の説明
1 パルスレーザ光源
2 サーキュレータ
3 送受光学系
4 光受信機
6、6a 信号処理部
7 制御部
8 ターゲット
12、12a、12b、・・・、12n デジタルシフト導出手段
13、13a、13b、・・・、13n デジタルシフト補正手段
14、14a、14b、・・・、14n 信号積算手段
16 判定手段
17 距離導出手段

Claims (6)

  1. パルス信号を送信する送信部と、
    前記送信部で送信されてからターゲットにより反射されたパルス信号を受信信号として受信する受信部と、
    前記ターゲットの移動速度の想定値として設定した設定速度毎に前記受信信号の受信の順番に応じたシフト量であるデジタルシフトを求めるデジタルシフト導出手段と、前記設定速度毎に前記各受信信号に前記各デジタルシフトに基づく補正を行うデジタルシフト補正手段と、前記設定速度毎に前記補正後の各受信信号を積算する信号積算手段と、この積算した信号のうち振幅ピークが最大の信号を判定する判定手段と、この振幅ピークが最大の信号に基づいて前記ターゲットまでの距離を求める距離導出手段と、を有する信号処理部と、
    を備えたことを特徴とするレーダ装置。
  2. 前記信号処理部は、前記デジタルシフト導出手段と前記デジタルシフト補正手段と前記信号積算手段とをそれぞれ複数有し、前記設定速度毎に並列処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
  3. 送信タイミング信号と、この送信タイミング信号に対応したトリガ信号を出力する制御部と、を備え、
    前記送信部は、前記送信タイミング信号に対応してパルス信号を送信し、
    前記信号処理部の距離導出手段は、前記振幅ピークが最大の信号と前記トリガ信号に基づいて前記ターゲットまでの距離を求めることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレーダ装置。
  4. パルス信号を送信する送信工程と、
    前記送信工程で送信されてからターゲットにより反射されたパルス信号を受信信号として受信する受信工程と、
    前記ターゲットの移動速度の想定値として設定した設定速度毎に前記受信信号の受信の順番に応じたシフト量であるデジタルシフトを求めるデジタルシフト導出ステップと、前記設定速度毎に前記各受信信号に前記各デジタルシフトに基づく補正を行うデジタルシフト補正ステップと、前記設定速度毎に前記補正後の各受信信号を積算する信号積算ステップと、この積算した信号のうち振幅ピークが最大の信号を判定する判定ステップと、この振幅ピークが最大の信号に基づいて前記ターゲットまでの距離を求める距離導出ステップと、を有する信号処理工程と、
    を備えたことを特徴とするレーダ装置の距離計測方法。
  5. 前記信号処理工程は、前記デジタルシフト導出ステップと前記デジタルシフト補正ステップと前記信号積算ステップにおいて、前記設定速度毎に並列処理を行うことを特徴とする請求項4に記載のレーダ装置の距離計測方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載のレーダ装置の距離計測方法の信号処理工程を電子計算機に実行させるプログラム。
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