JP2008116165A - 低温輸送装置及びその製作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低温輸送装置において、輸送対象物を長時間にわたって安定して低温に保持できるようにする。
【解決手段】低温輸送装置1は、容器本体2a及びこの容器本体2aの上面開口をカバーする蓋体2bを有する断熱容器2と、断熱容器2内に配置した輸送対象物8と、輸送対象物8を保冷するように断熱容器2内に配置したドライアイス4とを備える。このドライアイス4は、多数のペレット状ドライアイスからなるドライアイス群4aと、ペレット状ドライアイスより大きな塊からなる板状ドライアイス4bとを断熱容器2内に混在して配置されることにより構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、低温輸送装置及びその製作方法に係り、特にドライアイスを用いて輸送対象物を−20℃以下の低温に保冷して輸送する低温輸送装置及びその製作方法に好適なものである。
従来のドライアイスを用いた冷却保存装置としては、特開2000−106858号公報(特許文献1)に示されたものがある。この冷却保存装置は、開閉可能な断熱保冷容器内に輸送対象物を収容し、この断熱保冷容器内の輸送対象物の上方にガス透過性を有する素材で形成したシート材を張設し、このシート材の上側にペレット状ドライアイスを散布して、断熱保冷容器内の輸送対象物を冷却保存するように構成したものである。
また、従来のドライアイスを用いた配送用保冷容器としては、特開2004−43020号公報(特許文献2)に示されたものがある。この配送用保冷容器は、断熱材からなる上方を開放した箱形の容器本体と該容器本体に被せる蓋体とで構成され、配送品を板状ドライアイスで保冷しながら収納するようにしたものである。そして、この蓋体は、枠板状の蓋本体と、その蓋本体の上下に着脱自在に組み付ける上蓋および下蓋とで箱状に形成して、内部に板状ドライアイスを収納する冷気供給室を設けるとともに、蓄冷体で形成した下蓋に冷気供給室内の冷気を容器本体側へ送給する通気用の開口を設けた構造としている。
特開2000−106858号公報 特開2004−43020号公報
しかし、特許文献1の冷却保存装置では、ドライアイスとしてペレット状ドライアイスのみを用いているため、ドライアイス全体の表面積が大きく、ドライアイス使用開始時に大きな冷却能力を得ることができるが、各ペレット状ドライアイスが速く消耗してその表面積が速く減少し、これによってドライアイス全体の冷却能力が短時間で低下してしまい、輸送対象物を長時間にわたって低温に保持すること困難である、という問題があった。
一方、特許文献2の配送用保冷容器では、ドライアイスとして板状ドライアイスのみを用いているため、ドライアイス全体の表面積がペレット状ドライアイスを用いた場合に比較して小さく、ドライアイス使用開始時に冷却能力の不足を招くおそれがある、という問題があった。
本発明の目的は、輸送対象物を長時間にわたって安定して低温に保持できる低温輸送装置及びその製作方法を提供することにある。
前述の目的を達成するための本発明の第1の態様は、容器本体及びこの容器本体の上面開口をカバーする蓋体を有する断熱容器と、前記断熱容器内に配置した輸送対象物と、前記輸送対象物を保冷するように前記断熱容器内に配置したドライアイスとを備えた低温輸送装置において、前記ドライアイスは、多数のペレット状ドライアイスからなるドライアイス群と、前記ペレット状ドライアイスより大きな塊からなる板状ドライアイスとを前記断熱容器内に混在させて配置したことにある。
係る本発明の第1の態様におけるより好ましい具体的構成例は次の通りである。
(1)前記ドライアイス群及び前記板状ドライアイスのそれぞれを前記輸送対象物に伝熱的に接触して配置したこと。
(2)前記輸送対象物と前記板状ドライアイスと前記断熱容器との間に形成される空間に前記ペレット状ドライアイスを投入して前記ドライアイス群を形成したこと。
(3)前記ドライアイス群を配置する空間と前記断熱容器の外部とを連通するように、前記容器本体と前記蓋体との間に通気路を形成した発泡スチロール製容器で前記断熱容器を構成したこと。
また、本発明の第2の態様は、断熱容器の容器本体を製作する工程と、前記断熱容器の蓋体を製作する工程と、前記容器本体内に輸送対象物及び板状ドライアイスを配置する工程と、前記輸送対象物及び前記板状ドライアイスを配置した前記容器本体内の空間に多数のペレット状ドライアイスからなるドライアイス群を投入して配置する工程と、前記輸送対象物、前記板状ドライアイス及び前記ドライアイス群を配置した前記容器本体の上面開口を前記蓋体でカバーする工程とを有する低温輸送装置の製作方法である。
係る本発明の第2の態様におけるより好ましい具体的構成例は次の通りである。
(1)前記ドライアイス群及び前記板状ドライアイスのそれぞれを前記輸送対象物に伝熱的に接触して配置すること。
また、本発明の第3の態様は、容器本体及びこの容器本体の上面開口をカバーする蓋体を有する矩形状断熱容器と、前記断熱容器内に配置した輸送対象物と、前記輸送対象物を保冷するように前記断熱容器内に配置したドライアイスとを備えた低温輸送装置において、前記断熱容器を包むように矩形状ダンボール箱を設け、芯材を外包材に収納して当該外包材内を真空状態とした板状の真空断熱材を、前記断熱容器と前記ダンボール箱との隙間に、当該ダンボール箱の弾性により当該断熱容器に接触するように配置したことにある。
係る本発明の第3の態様におけるより好ましい具体的構成例は次の通りである。
(1)前記断熱容器の全ての外面を前記真空断熱材で覆ったこと。
(2)前記真空断熱材を折り曲げて前記断熱容器と前記ダンボール箱との複数の面の隙間に跨って配置したこと。
(3)前記ドライアイスは、多数のペレット状ドライアイスからなるドライアイス群と、前記ペレット状ドライアイスより大きな塊からなる板状ドライアイスとを前記断熱容器内に混在させて配置したこと。
係る本発明によれば、輸送対象物を長時間にわたって安定して低温に保持できる低温輸送装置及びその製作方法が得られる。
以下、本発明の複数の実施形態について図を用いて説明する。各実施形態の図における同一符号は同一物または相当物を示す。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1から図4を用いて説明する。図1から図4は本発明の第1実施形態の低温輸送装置1の製作工程を説明する図であり、図1はその第1製作工程の説明図、図2はその第2製作工程の説明図、図3はその第3製作工程の説明図、図4はその第4製作工程の説明図であって完成状態を示す図である。なお、図1から図4において、(a)は縦断面正面図、(b)は縦断面側面図、(c)は横断面図を示す。
まず、本実施形態の低温輸送装置1の全体構成に関して、図4を参照しながら説明する。
低温輸送装置1は、検体輸送システムなどに用いられて、輸送対象物8を長時間にわたって低温(−20℃以下)に保持するためのものである。低温輸送装置1は、矩形状断熱容器2と、断熱容器2内に配置した輸送対象物8と、輸送対象物8を保冷するように断熱容器2内に配置したドライアイス4とを備えて構成されている。
断熱容器2は、輸送対象物8及びドライアイス4を収納する矩形状包装容器であり、軽量で安価な発泡スチロールなどの断熱材で構成されている。この断熱容器2は、容器本体2aと、この容器本体2aの上面開口をカバーする蓋体2bとから構成されている。蓋体2bは下面の周縁部に溝2cを形成しており、この溝2cによって容器本体2aと蓋体2bとの間に内外を連通する通気路を形成している。この通気路はドライアイス4が昇華する際に発生するガスを断熱容器2の外部に逃し、断熱容器2の破損を防止すための通気路であり、ドライアイス群4bの設置空間に連通されている。
輸送対象物8は、検体が内蔵されて構成されており、例えば−70℃以下の温度で保存されている。この輸送対象物8は、保存場所から取り出されて低温輸送装置1に収納され、利用場所まで輸送される。輸送対象物8の外面は熱伝導率の良好な材料、例えば金属材料の容器で構成されており、ドライアイス4が伝熱的に接触することにより、この容器の全周が冷却されて内蔵された検体を強力に冷却することができる。
ドライアイス4は、輸送対象物8を保冷するために、輸送対象物8と断熱容器2との間に形成される空間に配置されている。このドライアイス4は、多数のペレット状ドライアイスからなるドライアイス群4aと、ペレット状ドライアイスより大きな塊からなる複数の板状ドライアイス4bとを断熱容器2内に混在させて配置することにより構成されている。これによって、ドライアイス4は、ドライアイス群4aによる大きな表面積が確保できて使用開始時に大きな冷却能力を得ることができると共に、板状ドライアイス4bによる冷却力の補強でドライアイス群4aの消耗速度を抑制することができ、輸送対象物8を長時間にわたって安定して低温に保持できる。
また、ドライアイス群4aは輸送対象物8の上面及び側面に伝熱的に接触して配置され、板状ドライアイス4bは輸送対象物8の両側面に伝熱的に接触して配置されている。これによって、輸送対象物8を断熱容器2に収納した直後の冷却能力を特に必要とする際にも、輸送対象物8をドライアイス4により直接的に強力に冷却することができ、収納直後の輸送対象物8の温度上昇を招くことなく安定して保冷することができる。
次に、低温輸送装置1の製作方法に関して、図1から図4を参照しながら説明する。
低温輸送装置1の製作方法は、断熱容器2の容器本体2a及び蓋体2bを製作する工程と、容器本体2a内に輸送対象物8及び板状ドライアイス4bを配置する工程と、輸送対象物8及び板状ドライアイス4bを配置した容器本体2内の空間に多数のペレット状ドライアイスを投入してドライアイス群4aを配置する工程と、輸送対象物8、板状ドライアイス4b及びドライアイス群4aを配置した容器本体2の上面開口2dを蓋体2bでカバーする工程とからなっている。以下、各工程について具体的に説明する。
まず、図1に示すような上面が開口した箱状の容器本体2aを発泡成形するとともに、図4に示すような平板状の蓋体2bを発泡成形することにより、断熱容器2を構成するための部材を準備する。
−70℃以下の温度で保存されている輸送対象物8を保存庫から取り出し、この輸送対象物8を容器本体2a内の中央部に図1に示すように配置する。本実施形態では、板状ドライアイス4b及びドライアイス群4aの配置位置を任意に調整できるので、輸送対象物8を精度よく配置する必要はない。すなわち、輸送対象物8を容器本体2a内の中央部に適当に配置し、それに合わせて板状ドライアイス4b及びドライアイス群4aの配置すればよく、輸送対象物8の収納作業を簡単に行うことができる。なお、図示例の輸送対象物8は円柱形状である。
次いで、図2に示すように、板状ドライアイス4bを輸送対象物8に伝熱的に接触して配置する。具体的には、2枚の板状ドライアイス4bを、輸送対象物8の両側面に伝熱的に接触して、この輸送対象物8を挟持するように配置する。板状ドライアイス4bの配置は、輸送対象物8を基準にして行えばよいので、容易に配置することができる。
次いで、図3に示すように、ドライアイス群4aを輸送対象物8に伝熱的に接触して配置する。具体的には、輸送対象物8と板状ドライアイス4bと断熱容器2との間に形成される空間に多数のペレット状ドライアイスを投入してドライアイス群4aを形成する。このドライアイス群4aの形成は、各空間にペレット状ドライアイスを単に投入すればよく、簡単に行うことができる。なお、ドライアイス群4aは、図3から明らかなように、輸送対象物8の上面及び側面に伝熱的に接触して輸送対象物8の上側及び側方に配置されると共に、板状ドライアイス4bと断熱容器2との間にも配置される。
次いで、図4に示すように、容器本体2aの上面開口2dを蓋体2bでカバーする。これによって、容器本体2a及び蓋体2bにより断熱容器2が構成されると共に、断熱容器2内に輸送対象物8及びドライアイス4が収納された低温輸送装置1が完成される。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図5及び図6を用いて説明する。図5及び図6は本発明の第2実施形態の低温輸送装置1の製作工程を説明する図であり、図5はその第5製作工程の説明図、図6はその第6製作工程の説明図である。なお、図5及び図6において、(a)は縦断面正面図、(b)は縦断面側面図を示す。
この第2実施形態は、第1実施形態で製作した低温輸送装置1にダンボール箱6及び真空断熱材5を加えて低温輸送装置1Aとした点で相違するものである。
第1実施形態の低温輸送装置1では、断熱容器2として、発泡スチロールなどの断熱材が用いられているため、軽量で安価であるが、外部温度が著しく高い場合や、トラック輸送などのように著しく長い時間の輸送に用いられる場合に、断熱容器2のみの断熱性能で輸送対象物8の保冷を維持するには、断熱容器2を大きくして多量のドライアイス4を配置する必要があった。
この第2実施形態の低温輸送装置1Aは、低温輸送装置1における断熱容器2を包むように矩形状ダンボール箱6を設け、芯材を外包材に収納して当該外包材内を真空状態とした板状の真空断熱材5を、断熱容器2とダンボール箱6との隙間に、当該ダンボール箱6の弾性により当該断熱容器2に接触するように配置したことにより構成されている。真空断熱材5は、コ字状真空断熱材5a、平板状真空断熱材5b、5cから構成されている。
真空断熱材5は発泡スチロールなどの断熱材に比較して格段に断熱性能が優れているので、外部温度が著しく高い場合や、トラック輸送などのように著しく長い時間の輸送に用いられる場合であっても、小型の断熱容器2と少量のドライアイス4を用いて輸送対象物8の保冷を維持することが可能である。この真空断熱材5は、外包材が損傷すると、断熱性能が大幅に低下してしまうが、安価で入手し易いダンボール箱6で保護しているので、信頼性の高いものとすることができる。また、ダンボール箱6の弾性により真空断熱材5を断熱容器2に接触するように配置しているので、真空断熱材5と断熱容器2との間に大きな隙間ができることを防止でき、これによって隙間を通しての熱漏洩を抑制して真空断熱材5の有効に利用することができる。
第2実施形態の低温輸送装置1Aの製作方法は次の通りである。なお、低温輸送装置1を製作するまでの工程は第1実施形態と同様であるので、重複する説明を省略する。
図5に示すように、ダンボール箱6の上面フラップ6aを開き、低温輸送装置1を真空断熱材5aと共にダンボール箱6内に上方から収納する。この真空断熱材5aは、板状の真空断熱材をコの字状に折り曲げて形成され、断熱容器2とダンボール箱6との複数の面(図示例では、底面と2つの側面)の隙間に跨って配置される。これによって、真空断熱材5aを安価に製作できると共に、複数の面に簡単な作業で真空断熱材5aを設置することできる。
次いで、図6に示すように、2枚の真空断熱材5bを断熱容器2とダンボール箱6との2つの側面における隙間に上方から挿入して配置した後、断熱容器2の上面に真空断熱材5cを配置する。この状態で、上面フラップ6aを組み合わせて閉じることにより、低温輸送装置1Aが完成する。このように、断熱容器2の全ての外面を真空断熱材5a〜5cで覆っているので、低温輸送装置1Aの断熱性能を格段に向上することができる。
本発明の第1実施形態の低温輸送装置の第1製作工程の説明図である。 同低温輸送装置の第2製作工程の説明図である。 同低温輸送装置の第3製作工程の説明図である。 同低温輸送装置の第4製作工程の説明図であって完成状態を示す図である。 本発明の第2実施形態の低温輸送装置の第5製作工程の説明図である。 同低温輸送装置の第6製作工程の説明図であって完成状態を示す図である。
符号の説明
1…低温輸送装置(第1実施形態)、1A…低温輸送装置(第2実施形態)、2…断熱容器、2a…容器本体、2b…蓋体、2c…溝、4…ドライアイス、4a…ドライアイス群、4b…板状ドライアイス、5、5a、5b、5c…真空断熱材、6…ダンボール箱、6a…上面フラップ、8…輸送対象物。

Claims (10)

  1. 容器本体及びこの容器本体の上面開口をカバーする蓋体を有する断熱容器と、
    前記断熱容器内に配置した輸送対象物と、
    前記輸送対象物を保冷するように前記断熱容器内に配置したドライアイスとを備えた低温輸送装置において、
    前記ドライアイスは、多数のペレット状ドライアイスからなるドライアイス群と、前記ペレット状ドライアイスより大きな塊からなる板状ドライアイスとを前記断熱容器内に混在させて配置した
    ことを特徴とする低温輸送装置。
  2. 請求項1において、前記ドライアイス群及び前記板状ドライアイスのそれぞれを前記輸送対象物に伝熱的に接触して配置したことを特徴とする低温輸送装置。
  3. 請求項1において、前記輸送対象物と前記板状ドライアイスと前記断熱容器との間に形成される空間に前記ペレット状ドライアイスを投入して前記ドライアイス群を形成したことを特徴とする低温輸送装置。
  4. 請求項1から3の何れかにおいて、前記ドライアイス群を配置する空間と前記断熱容器の外部とを連通するように、前記容器本体と前記蓋体との間に通気路を形成した発泡スチロール製容器で前記断熱容器を構成したことを特徴とする低温輸送装置。
  5. 断熱容器の容器本体を製作する工程と、
    前記断熱容器の蓋体を製作する工程と、
    前記容器本体内に輸送対象物及び板状ドライアイスを配置する工程と、
    前記輸送対象物及び前記板状ドライアイスを配置した前記容器本体内の空間に多数のペレット状ドライアイスからなるドライアイス群を投入して配置する工程と、
    前記輸送対象物、前記板状ドライアイス及び前記ドライアイス群を配置した前記容器本体の上面開口を前記蓋体でカバーする工程とを有する
    ことを特徴とする低温輸送装置の製作方法。
  6. 請求項5において、前記ドライアイス群及び前記板状ドライアイスのそれぞれを前記輸送対象物に伝熱的に接触して配置することを特徴とする低温輸送装置の製作方法。
  7. 容器本体及びこの容器本体の上面開口をカバーする蓋体を有する矩形状断熱容器と、
    前記断熱容器内に配置した輸送対象物と、
    前記輸送対象物を保冷するように前記断熱容器内に配置したドライアイスとを備えた低温輸送装置において、
    前記断熱容器を包むように矩形状ダンボール箱を設け、
    芯材を外包材に収納して当該外包材内を真空状態とした板状の真空断熱材を、前記断熱容器と前記ダンボール箱との隙間に、当該ダンボール箱の弾性により当該断熱容器に接触するように配置した
    ことを特徴とする低温輸送装置。
  8. 請求項7において、前記断熱容器の全ての外面を前記真空断熱材で覆ったことを特徴とする低温輸送装置。
  9. 請求項7または8において、前記真空断熱材を折り曲げて前記断熱容器と前記ダンボール箱との複数の面の隙間に跨って配置したことを特徴とする低温輸送装置。
  10. 請求項7から9の何れかにおいて、前記ドライアイスは、多数のペレット状ドライアイスからなるドライアイス群と、前記ペレット状ドライアイスより大きな塊からなる板状ドライアイスとを前記断熱容器内に混在させて配置したことを特徴とする低温輸送装置。
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