JP2008110091A - キャビネットの固定構造 - Google Patents

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Minoru Tsuda
実 津田
Kosuke Takagi
浩輔 高木
Tatsuya Furusho
達也 古荘
Yoshikazu Ushijima
義和 牛島
Mayu Okubo
麻友 大久保
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Abstract

【課題】 キャビネットと壁面の間の狭い空間において壁面内でのキャビネット位置を微調整する事が容易であり、キャビネットを変形し破損することのないキャビネットの固定構造を提供する。
【解決手段】 手洗器キャビネット本体1は、一部が壁面Wに埋め込まれ、手洗器キャビネット本体1に固定される手洗器本体6と、壁面Wに埋設されたキャビネット本体3を備えている。キャビネット本体3は、後端部3cが壁面Wに当接した状態で、キャビネット本体後半部3bの側面と壁固定部材Cをネジ9が挿通した固定治具7を介して固定することにより、壁面Wに取り付けられている。固定治具7は、キャビネットの固定位置の微調整が可能にネジ挿入穴Hがあいているため、壁面または壁固定部材にキャビネットを容易に固定できることを特徴としている。

【選択図】 図4

Description

本発明はキャビネットに関し、特に、設置すべき壁面に少なくとも一部が埋め込まれた手洗器本体を備えたキャビネットの固定構造に関する。
特開2001-26962号公報には、壁に半分埋め込まれた手洗器下部にキャビネットを固定する構成の手洗器キャビネットの記載がある。キャビネットの固定は、ネジで壁面に固定されている。
特開2001-26962号公報
図9に示すように従来の手洗器キャビネットは、現場施工の誤差により壁面埋設幅がキャビネットの幅より大きい場合にスペーサーをキャビネットと壁面の間に設置する必要があった。スペーサーは、2mm程度の厚みの板を重ねたもので、隙間に合わせてスペーサーの重ねる枚数を調整する必要があった。そのため、隙間を測定してスペーサーの重ね枚数を決定し、隙間にスペーサーを設置するため、施工時間を要するという課題があった。
また、図10に示すようにキャビネットと壁面の間は狭い幅であるため、キャビネットと壁面の隙間A、B部にスペーサーを挿入し難い。また、スペーサーを設置固定するとき、スペーサーの厚みと隙間A、B部の幅が合わないために無理にスペーサーを挿入しキャビネットを変形し破損する課題が有った。このため、壁面内でのキャビネットの水平位置、垂直位置を微調整する事が困難である課題があった。
従って、本発明は、キャビネットと壁面の間の狭い幅においても短時間で施工が可能であり、壁面内でキャビネットの水平位置、垂直位置を微調整する事が容易であり、キャビネットを変形し破損することのないキャビネットの固定構造を提供することを目的としている。
本発明では、上記課題を解決するためにトイレルームの壁面に埋設されて設置されるキャビネットの固定構造において、前記キャビネットの上面及び底面に固定治具が配置され、前記固定治具はL字形状であり、前記固定治具はL字形状の第一の面に形成された第一ネジ挿入穴と、前記L字形状の第一の面とは異なる第二の面に形成された第ニネジ挿入穴を備え、前記第一ネジ挿入穴にネジを挿通して前記キャビネットと前記固定治具が固定されており、かつ前記第ニネジ挿入穴にネジを挿通して壁または壁固定部材と前記固定治具が固定されており、前記キャビネットと前記壁または壁固定部材との固定位置を微調整可能にしたことを特徴とするキャビネットの固定構造を提供する。
本発明の好ましい形態においては、前記固定治具の前記第一ネジ挿入穴および前記第二ネジ挿入穴は、横手方向の幅が前記ネジのネジ頭の直径より小さく、長手方向の幅が前記ネジのネジ頭直径の2倍以上であることを特徴とする請求項1に記載のキャビネットの固定構造を提供する。
本発明のキャビネットの固定構造によれば、施工時間が短時間であり、キャビネットと壁面の狭い空間においても壁面内でのキャビネットの水平位置、垂直位置を微調整する事が容易であり、キャビネットを変形し破損することのない。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態によるキャビネットの固定構造を説明する。図1は、本発明の実施形態によるトイレルームの上面図であり、図2は本発明の実施形態によるキャビネットの側面断面図であり、図3は正面図である。また、図4はキャビネットと固定治具を示した斜視図、図5は固定治具とキャビネットの配置図、図6、図7は固定治具の拡大図、図8は固定治具とキャビネットの上面図である。
図1乃至図3に示すように、便器Dが設置されているトイレルームに手洗器キャビネット本体1がある。トイレルームは、住宅に設置されるトイレルームや、学校、オフィスビルなど公衆に利用されるトイレルームがあるが、本発明の好ましい実施形態においてはトイレルームの設置場所に限定されない。施工する際、トイレルームの壁面Wを形成している壁面Wの一部を取り除き、その壁面Wの除去部に手洗器ユニット本体1を埋め込む。図1に示すように、トイレルームの壁面Wに手洗器キャビネット本体1を埋め込んでいるため、図11に示す従来のトイレルームに比べて狭いトイレルームの空間を広く使う事ができる。このことにより、使用者がトイレルームに入る際、手洗器キャビネットにぶつかったり、使用者が便座に腰掛けた時、手洗器キャビネットに足がぶつかることのない。
図8に示すように、キャビネット本体3は、壁面Wの前方に露出するキャビネット本体前半部3aと、壁面Wの中に埋め込まれるキャビネット本体後半部3bと、を有する。キャビネット本体前半部3aとキャビネット本体後半部3bは連続して形成され、キャビネット本体前半部3aの幅は、キャビネット本体後半部3bの幅よりも大きく構成されている。キャビネット本体後半部3bの幅は、壁面Wの裏側に取り付けられた2本の壁固定部材Cの間隔よりも僅かに小さく形成されており、キャビネット本体後半部3bは、これらの壁固定部材Cの間に挿入される。壁固定部材は、好ましくは木材が用いられるが、この材質に限定されない。
また、キャビネット本体3は、キャビネット本体前半部3aの後端部3cを、壁面Wに当接させることにより位置決めされている。さらに、キャビネット本体3は、後端部3cが壁面Wに当接した状態で、キャビネット本体後半部3bの側面と壁固定部材Cをネジ9が挿通された固定治具7を介して固定することにより、壁面Wに取り付けられている。また、トイレルームの壁面が厚い場合には、壁固定部材Cは用いられず、キャビネット本体後半部3bの側面と壁面Wをネジ9が挿通された固定治具7を介して固定される。キャビネット本体3の前面は、蝶番(図示せず)で開閉可能に構成されており、キャビネット本体3内部の空間を収納スペースとして利用できるようになっている。
図4および図5に示す様に固定治具7h〜7kは、キャビネット本体3のコーナー部4箇所の埋設部分に設置している。4箇所に固定治具を設置することにより、キャビネット本体3を壁面Wまたは壁固定部材Cにがたつきが少なく固定することが可能になる。さらに強固に固定するためには、固定治具7の設置個数を増やすことが好ましい。固定治具7の材質は、一般的に錆びないようにステンレスを用いられるが、安価な鉄などでもよく、特に材質に限定されない。
図6に示すように固定治具は、L面(第二の面)とM面(第一の面)とからなり、ともにネジ9を挿通するためのネジ挿入穴Hがあいている。L面とM面により形成する角度は、本実施例ではL字形状を成すように直角である事が好ましいが、キャビネットの固定構造によっては固定しやすい角度に固定治具の角度を微調整されることが望ましい。
図7には、固定治具のL面の上面図を示す。ネジ挿入穴Hの形状は、ネジ9が固定治具7に挿通され固定されるようにネジ挿入穴Hの横手方向の幅Yよりネジ頭直径Xが大きく、ネジ9がキャビネット本体3の仮固定時にネジ挿入穴Hの長手方向の幅Zを動く事ができるようにネジ頭直径Xより長手方向の幅Zが広い構成であれば、ネジ挿入穴Hの形状はこれに限定されない。好ましくは長手方向の幅Zは、ネジ頭直径Xの2倍以上の幅に構成する。このことにより、ネジがキャビネット仮固定時にネジ挿入穴Hの長手方向の幅Zを自由に動く事ができ、キャビネット本体3を壁面Wまたは壁固定部材Cに固定する際、微調整可能にできる。また、L面とH面のネジ挿入穴Hは、同じ形状でも良いし、異なった形状でも良い。
キャビネット本体3の固定手順について、以下に記す。まず、図4及び図5に示すように固定治具7をキャビネット本体3のコーナー部の4箇所にネジ9で仮固定する。その後、キャビネット本体3を壁面Wに当接させ図8の状態にする。施工者は、キャビネット本体3を離れた位置から見てキャビネット本体3を水平、垂直に位置調整し、4箇所の固定治具7に挿通されたネジ9で壁に仮固定する。再度、施工者は仮固定したキャビネット本体3を離れた位置から観察し、水平、垂直に位置調整し、固定治具7に挿通されたネジ9でキャビネット本体3、壁面Wの順に4箇所固定する。ネジ9で固定治具7の4箇所を固定することにより、キャビネットの固定が完了する。
本発明の実施形態のキャビネットの固定構造によれば、固定治具に長穴があいていることにより、ネジを仮固定させて壁面に埋設したキャビネットを水平、垂直に位置調整することが可能になるため、キャビネットの固定方法が容易になる。

本発明の実施形態によるトイレルームの上面図である。 本発明の実施形態による手洗器キャビネットの側面断面図である。 本発明の実施形態による手洗器キャビネットの正面図である。 キャビネットと固定治具を示した斜視図 固定治具とキャビネットの配置図 固定治具の拡大図 固定治具の拡大図 固定治具とキャビネットの上面図 従来のスペーサーを用いた固定構造 従来の固定構造 従来のトイレルームの上面図である。
符号の説明
A 第一壁面部とキャビネット第一壁面部との距離
B 第ニ壁面部とキャビネット第二壁面部との距離
C 壁固定部材
D 便器
F 床面
H ネジ挿入穴
L 固定治具の第二の面
M 固定治具の第一の面
W 壁面
X ネジ頭直径
Y 固定治具の横手方向の幅
Z 固定治具の長手方向の幅
1 本発明の実施形態による手洗器キャビネット
2d 天板
2e 背板
3 キャビネット
3a キャビネット本体前半部
3b キャビネット本体後半部
3c キャビネット後端部
4 埋込プレート
6 手洗器本体
6d 機能部
6e スパウト
6f あふれ縁
6g 底面
7 固定治具
7h〜7k 固定治具
8 スペーサー
9 ネジ
9a ネジ頭
10 鏡

Claims (2)

  1. トイレルームの壁面に埋設されて設置されるキャビネットの固定構造において、
    前記キャビネットの上面及び底面に固定治具が配置され、
    前記固定治具はL字形状であり、
    前記固定治具はL字形状の第一の面に形成された第一ネジ挿入穴と、
    前記L字形状の第一の面とは異なる第二の面に形成された第ニネジ挿入穴を備え、
    前記第一ネジ挿入穴にネジを挿通して前記キャビネットと前記固定治具が固定されており、
    かつ前記第ニネジ挿入穴にネジを挿通して壁または壁固定部材と前記固定治具が固定されており、
    前記キャビネットと前記壁または壁固定部材との固定位置を微調整可能にしたことを特徴とするキャビネットの固定構造。
  2. 前記固定治具の前記第一ネジ挿入穴および前記第二ネジ挿入穴は、
    横手方向の幅が前記ネジのネジ頭の直径より小さく、
    長手方向の幅が前記ネジのネジ頭直径の2倍以上であることを特徴とする請求項1に記載のキャビネットの固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107414872A (zh) * 2017-05-12 2017-12-01 河南森源电气股份有限公司 箱体夹具及使用该夹具的机械手装置
CN107414872B (zh) * 2017-05-12 2024-03-26 河南森源电气股份有限公司 箱体夹具及使用该夹具的机械手装置

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