JP2008108289A - データ符号化回路および光ディスク装置 - Google Patents

データ符号化回路および光ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008108289A
JP2008108289A JP2006287234A JP2006287234A JP2008108289A JP 2008108289 A JP2008108289 A JP 2008108289A JP 2006287234 A JP2006287234 A JP 2006287234A JP 2006287234 A JP2006287234 A JP 2006287234A JP 2008108289 A JP2008108289 A JP 2008108289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
circuit
encoding
memory
bis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006287234A
Other languages
English (en)
Inventor
Saneyuki Okamoto
実幸 岡本
Masato Fuma
正人 夫馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006287234A priority Critical patent/JP2008108289A/ja
Publication of JP2008108289A publication Critical patent/JP2008108289A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

【課題】訂正符号化処理を行う場合に、メモリのアクセス回数を効率的に低減させ、これにより、ブルーレイディスク等の次世代DVDに対する「高倍速記録」を可能とするデータ符号化回路およびこれを内蔵した光ディスク装置を提供する。
【解決手段】ユーザーデータは、ホストからEDC演算回路101に入力される。そして、EDC回路101によるEDCの付加と、スクランブル演算回路102によるスクランブル処理と、LDC符号化回路103による符号化処理が、メモリ105を介することなく、これら回路間でデータの授受を順次行って実行される。一方、ユーザー制御データは、BIS符号化回路に入力され、アドレス情報生成回路106によって生成されたアドレス情報に組み合わされる。そして、これらアドレス情報およびユーザー制御データに対してBIS符号化回路による符号化処理が実行され。
【選択図】図2

Description

本発明は、データ符号化回路およびこれを内蔵する光ディスク装置に関し、特に、ブルーレイディスクなどの高密度光ディスクに、AV(Audio Visual)データ、コンピュータ用データなどを記録する際に用いて好適なものである。
従来、DVDドライブ等において、ディスク媒体の欠陥や、ディスク面上に付着した埃または傷などに起因するエラーを訂正するために、Reed-Solomon (リードソロモン)符号などの誤り訂正符号が用いられてきた。また、近年、従来のDVDよりも高密度、大容量化を目指した次世代光ディスクの商品開発が進められている。この種の光ディスクでは、記録媒体の高密度化に伴って、埃や傷などに起因するバーストエラーが生じやすく、このため、これを扱う光ディスクドライブでは、バーストエラーに対するより厳しい対応が求められている。
この要求に対し、たとえば以下の特許文献1に、バーストエラーに対する訂正能力を向上させるための誤り訂正方法として、2種類の誤り訂正符号をインターリーブして記録する方式が提案され、その方式がブルーレイディスクの規格として採用されている。
図5は、特許文献1の手法に従って、ユーザーデータと、アドレス情報およびユーザー制御データを符号化してディスク上に記録する際の処理工程を示す図である。
この処理工程では、まず、S501にて、2048バイトのユーザーデータに対して4バイトの誤り検出用のEDC(Error Detection Code)が付加され、2052バイトのデータ単位が構成される。次に、S502にて、EDC付加後のユーザーデータに対してスクランブル処理が施され、S503にて、スクランブル処理後の216バイトのデータ毎に32バイトのパリティを付加するLDC符号化が行われる。さらに、S504にて、LDC符号化後のデータ(以下、「LDCデータ」という)に対して、誤り訂正能力を向上させるために、所定の規則に従ってインターリーブが行われる。
アドレス情報およびユーザー制御データについては、S505にて、ユーザー制御データに、記録対象データおよびその記録位置に対応するアドレス情報が付加され、S506にて、アドレス情報付加後の30バイト分のデータ毎に32バイトのパリティを付加するBIS符号化が行われる。さらに、S507にて、BIS符号化後のデータ(以下、「BISデータ」という)に対して、誤り訂正能力を向上させるために所定の規則に従ってインターリーブが行われる。
これらのインターリーブ処理により、LDCデータとBISデータは、メモリ上に、図7(e)に示すように配列される(S508)。その後、S509にて、メモリ上のデータが、図7(e)の矢印方向(記録方向)に読み出され、これに17pp変調が施されてディスク上に記録される。
なお、S506とS507のインターリーブ処理は、S508におけるLDCデータとBISデータのメモリへの配置後に行ってもよい。すなわち、S503とS506にて符号化されたLDCデータとBISデータをインターリーブすることなくメモリに書き込み、その後、メモリからデータを読み出す際に、S506とS507のインターリーブ処理が掛かるようにメモリからデータを読み出して変調回路に出力するようにしても良い。
図6は、LDCデータとBISデータの1単位データブロックの構成を示す図である。
同図(a)に示す如く、LDCデータの1単位データブロック(以下、「LDCデータブロック」という)は、248バイト×304バイトから構成されている。ここで、LDC符号化は、216バイトのユーザーデータに対し、32バイトのパリティ、すなわち、(248,216.33)リードソロモン(RS)符号を付加することにより行われる。
同図(b)に示す如く、BISデータの1単位データブロック(以下、「BISデータブロック」という)は、62バイト×24バイトから構成されている。ここで、BIS符号化は、30バイトのアドレス情報とユーザー制御データに対し、32バイトのパリティ、すなわち、(62,30.33)リードソロモン(RS)符号を付加することにより行われる。
図7は、LDCデータブロックとBISデータブロックから1単位の記録データブロック(ECCクラスタ)を構成する際の流れを模式的に示す図である。
図7(a)に示すLDCデータブロックは、図7(b)(c)に示すように、偶数列と奇数列に分割される。分割されたLDCデータブロック中のデータは、図7(e)に示すLDCデータのマッピング領域に、適宜インターリーブされて配置される。また、同図(d)に示すBISブロックのデータは、図7(e)に示すBISデータのマッピング領域に、適宜インターリーブされて配置される。さらに、各ラインの先頭にSyncデータが付加され、図7(e)に示すように、496バイト×155バイトの記録データブロック(ECCクラスタ)が構成される。
特許文献1の手法によれば、たとえば、図7(e)の2つの“X”の位置のBISデータに誤りが検出されれば、これら2つの“X”の位置に挟まれる区間(図中、ハッチングが付されている区間)においてバースト誤りが発生していることが検出される。すなわち、BISデータの誤りを検出することにより、バースト誤りの発生区間を検出することができる。
図8は、上記符号化処理を実現するための符号化回路の構成例を示す図である。なお、同図の符号化回路は、メモリ201からデータを読み出して変調回路に出力する際に、インターリーブ処理(図5のS504とS507)が行われるよう構成されている。
この構成例では、一般に、以下の手順に従って、処理が行われる。
(1)ホスト側からメモリ201にユーザーデータとユーザー制御データが書き込まれる。
(2)メモリ201からEDC演算回路204にユーザーデータが読み出され、EDCの付加処理が行われる。更に、EDCが付加されたデータに対してスクランブル演算回路205によりスクランブル処理が行われ、LDC符号化回路206へデータが出力される。
(3)LDC符号化回路206は、スクランブル処理されたデータに対して、ECC用のパリティ付加を行い、パリティ付加後のデータをメモリに書き込む。
(4)予め設定されたアドレスに対して、アドレス情報を生成され(アドレス生成回路203)、生成されたアドレス情報が、BIS符号化回路202へ出力される。
(5)BIS符号化回路202は、メモリ201からユーザー制御データを読み出し、これにアドレス情報を付加し、アドレス情報付加後のユーザー制御データに対して、更に、ECC用のパリティを付加して、メモリ201に書き込む。
(6)インターリーブ回路207は、メモリ201に書き込まれたLDCデータとBISデータを、図7(e)で示すデータ配置となるよう読み出して、変調回路へ出力する。
(7)変調回路は、入力されたデータを変調して記録信号を生成し、順次、記録系に出力する。記録系は、入力された記録信号に応じて、ディスクに対する書き込み動作を実行する。
特表2002−521789
現在商品化が進められている次世代DVDドライブ(ブルーレイディスクドライブ等)では、既存のCDドライブやDVDドライブと同様、高速でディスクに記録を行う、いわゆる「高倍速記録」への対応が望まれている。こうした「高倍速記録」をドライブ側で実現するためには、書き込み処理時に行われる誤り訂正符号化処理を高速化する必要がある。この場合、特に、高速化についてボトルネックとなっているメモリ(一般的にはD−RAMまたはSDRAM)へのアクセス回数を如何に低減させるかが問題となる。
そこで、本発明は、上記図5ないし図7に示す誤り訂正符号化処理を行う場合に、メモリのアクセス回数を効率的に低減させ、これにより、ブルーレイディスク等の次世代DVDに対する「高倍速記録」を可能とするデータ符号化回路およびこれを内蔵した光ディスク装置を提供することを課題とする。
上記課題に鑑み本発明は、それぞれ以下の特徴を有する。
請求項1の発明は、ユーザーデータに対し誤り検出符号(EDC)を付加するEDC回路と、前記EDCが付加されたデータにスクランブル処理を施すスクランブル回路と、前記スクランブル後のデータに対してLDC(Long Distance Code)符号化処理を行うLDC符号化回路と、アドレス情報およびユーザー制御データに対してBIS(Burst Indicating Subcode)符号化処理を行うBIS符号化回路と、前記LDC符号化回路および前記BIS符号化回路にて符号化処理を行った後のデータを格納するメモリとを備え、前記ユーザーデータを、前記メモリに書き込む前に、前記EDC回路に入力して、前記EDC回路によるEDCの付加と、前記スクランブル回路によるスクランブル処理と、前記LDC符号化回路による符号化回路による処理をこれら回路間でデータの授受を順次行って実行し、且つ、前記アドレス情報およびユーザー制御データを、前記メモリに書き込む前に、前記BIS符号化回路に入力して、前記アドレス情報およびユーザー制御データに対するBIS符号化処理を実行することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のデータ符号化回路において、前記LDC符号化処理後のデータと前記BIS符号化後のデータに所定のインターリーブ処理を施して前記メモリに書き込むインターリーブ回路をさらに備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載のデータ符号化回路において、前記メモリに書き込まれた前記LDC符号化処理後のデータと前記BIS符号化後のデータを所定のインターリーブ規則に従ってメモリから読み出すインターリーブ回路をさらに備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3の何れか一項に記載のデータ符号化回路を内蔵する光ディスク装置である。
本発明によれば、ユーザーデータを、メモリに書き込む前に、EDC回路に入力して、EDC回路によるEDCの付加と、スクランブル回路によるスクランブル処理と、LDC符号化回路によるLDC符号化処理を、メモリを介することなく、これら回路間でデータの授受を順次行って実行し、且つ、アドレス情報およびユーザー制御データを、メモリに書き込む前に、BIS符号化回路に入力して、アドレス情報およびユーザー制御データに対するBIS符号化処理を実行するようにしたため、図8の場合に比べ、ユーザーデータをメモリに書き込む際のメモリアクセスと、メモリからEDC演算回路にデータを読み出す際のメモリアクセスと、ユーザー制御データをメモリに書き込む際のメモリアクセスと、ユーザー制御データをメモリからBIS符号化回路に読み出す際のメモリアクセスを省略することができる。よって、本発明によれば、誤り訂正符号化処理の際のメモリアクセス回数を大幅に低減させることができ、これによりデータ符号化処理の高速化を図ることができる。
また、請求項2の発明によれば、LDC符号化処理後のデータとBIS符号化後のデータがインターリーブ処理されてメモリに書き込まれるため、変調回路に対するメモリの読み出し処理か簡易化することができる。
また、請求項3の発明によれば、LDC符号化処理後のデータとBIS符号化後のデータをメモリに書き込んだ後、これらをメモリから読み出して変調回路に出力する際にインターリーブ処理が施されるため、これらのデータを、特に、図7(e)のデータ構成に制限されることなくメモリに書き込むことができる。
請求項4の発明によれば、請求項1ないし3の発明と同様の効果を奏することができる。
本発明の特徴ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
以下、本発明に係る実施の形態について説明する。なお、本実施の形態は、ブルーレイディスクに対してデータの記録再生を行う光ディスク装置の本発明を適用したものである。
図1に、実施の形態に係るディスク記録装置に構成を示す。
図示の如く、光ディスク装置は、データ符号化回路10と、変調回路11と、レーザ駆動回路12と、光ピックアップ13と、信号増幅回路14と、復調回路15と、データ復号化回路16と、サーボ回路17と、スピンドルモータ18と、コントローラ19から構成されている。
図において、データ符号化回路10は、入力された記録データに対し誤り訂正符号の付加等のエンコード処理を施し、変調回路11へ出力する。変調回路11は、入力されたデータに所定の変調を施して記録信号を生成しレーザ駆動回路12に出力する。レーザ駆動回路12は、記録時には変調回路11からの記録信号に応じた駆動信号を半導体レーザ131に出力し、再生時には一定強度のレーザ光を出射するための駆動信号を半導体レーザ131に出力する。
光ピックアップ13は、半導体レーザ131および光検出器132を備え、レーザ光をトラック上に収束させることにより、ディスクに対するデータの書き込みおよび読み出しを行う。なお、光ピックアップ13は、この他、トラックに対するレーザ光の照射状態を調整するための対物レンズアクチュエータと、半導体レーザ131から出射されたレーザ光を対物レンズに導き、且つ、ディスクからの反射光を光検出器131に導くための光学系等を備えている。
信号増幅回路14は、光検出器132から受信した信号を増幅および演算処理して各種信号を生成し、これを対応する回路に出力する。復調回路15は、信号増幅回路14から入力された再生RF信号を復調して再生データを生成し、データ復号化回路16に出力する。データ復号化回路16は、復調回路15から入力されたデータに対し誤り訂正等のデコード処理を施し、後段回路に出力する。
サーボ回路17は、信号増幅回路14から入力されたフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号からフォーカスサーボ信号およびトラッキングサーボ信号を生成し、光ピックアップ13の対物レンズアクチュエータに出力する。また、信号増幅回路14から入力された信号からモータサーボ信号を生成し、ディスク駆動用のスピンドルモータ18に出力する。コントローラ19は、内蔵メモリに各種データを格納するとともに、あらかじめ設定されたプログラムに従って各部を制御する。
図2に、データ符号化回路10の構成を示す。
図に於いて、101は、各セクタのデータに対し、誤り検出符号を演算・付加するEDC演算回路、102は、各セクタのデータにスクランブル処理を施すスクランブル演算回路、103は、スクランブル処理されたデータに対し、LDC用のパリティを演算・付加するLDC符号化回路である。104は、LDC符号化処理後のデータを、図7(e)に示す配列に従ってメモリ105に書き込むインターリーブ回路、105は、SDRAM等によって構成されたメモリである。
106は、設定されたアドレスに応じて、アドレス情報を生成するアドレス情報生成回路、107は、アドレス情報生成回路によって生成されたアドレス情報とユーザー制御データからなる混合データに対し、BIS用のパリティを演算・付加するBIS符号化回路、108は、LDC符号化処理後のデータを、図7(e)に示す記録データブロック(ECCクラスタ)の配列に従ってメモリ105に書き込むインターリーブ回路である。
図2に示すデータ符号化回路10において、ユーザーデータは、メモリ105に格納される前に、ホストからEDC演算回路101に入力される。そして、EDC回路101によるEDCの付加と、スクランブル演算回路102によるスクランブル処理と、LDC符号化回路103による符号化処理が、メモリ105を介することなく、これら回路間でデータの授受を順次行って実行される。そして、LDC符号化回路103による符号化処理後のデータが、図7(e)に示す記録データブロック(ECCクラスタ)の配列に従ってメモリ105に書き込まれる。
一方、ユーザー制御データは、メモリ105に書き込まれる前に、BIS符号化回路に入力され、アドレス情報生成回路106によって生成されたアドレス情報に組み合わされる。そして、これらアドレス情報およびユーザー制御データに対してBIS符号化回路による符号化処理が実行され、当該符号化処理後のデータが、図7(e)に示す記録データブロック(ECCクラスタ)配列に従ってメモリ105に書き込まれる。
このようにしてメモリ105に書き込まれた1記録データブロック(1ECCクラスタ)のデータは、図7(e)に示す読み出し方向(記録方向)に1ラインずつ読み出され、変調回路11に出力される。そして、変調回路11による変調(17pp変調)が施され、光ピックアップ13を介してディスク上に記録される。
図3に、1記録データブロック(1ECCクラスタ)のデータに対する符号化処理の流れを示す。
まず、S101において、ホストからEDC演算回路101に対し1処理単位分(図6(a)における1列分)のユーザーデータが入力される。次に、S102において、1処理単位分のユーザーデータにEDCが付加され、EDC付加後のユーザーデータがスクランブル演算回路102に出力される。さらに、S103において、EDC付加後のユーザーデータがスクランブル処理され、スクランブル処理後のデータがLDC符号化回路103に出力される。しかる後、S104において、スクランブル処理後の1処理単位分のデータに、LDC符号化回路103によるLDC符号化処理、すなわち、LDC用パリティの演算・付加が行われ、LDC符号化処理後のデータがインターリーブ回路104に出力される。そして、S105において、LDC符号化処理後の1処理単位分のデータが、インターリーブ回路104から、図7(e)に示す記録データブロック(ECCクラスタ)の配列に従ってメモリ105に書き込まれる。
しかして、1処理単位分のデータがメモリ105に書き込まれると、次に、S106において、図7(a)に示す1LDCブロック分の全てのデータについて、メモリ105への書き込みが終了したかが判定される。この判定が“NO”であれば、S101に戻り、次の処理単位分のユーザーデータに対する処理が行われる。そして、1LDCブロック分の全てのデータに対するメモリ105への書き込みが終了すると(S106:YES)、ユーザーデータに対する符号化処理は終了される。
かかるS101〜S106の処理に並行して、S201〜S206におけるアドレス情報とユーザー制御データに対する処理が行われる。まず、S201において、当該記録データブロック(ECCクラスタ)に対する先頭のアドレスがアドレス情報生成回路106に設定される。これにより、当該記録データブロックを構成する各データおよびその記録位置に対応するアドレス情報(図6(b)に示す1BISブロック分の全てのアドレス情報)が、アドレス情報生成回路106にて生成される。次に、S202において、生成されたアドレス情報のうち1処理単位分(図6(b)における1列分)のアドレス情報が、アドレス情報生成回路106からBIS符号化回路107に出力される。さらに、S203において、ホストからBIS符号化回路107に対し、1処理単位分(図6(b)における1列分)のユーザー制御データが入力される。しかる後、S204において、S202にて入力された1処理単位分のアドレス情報とS203にて入力された1処理単位分のユーザー制御データが組み合わされ、組み合わされた後のデータに対し、BIS符号化回路107によるBIS符号化処理、すなわち、BIS用パリティの演算・付加が行われ、BIS符号化処理後のデータがインターリーブ回路108に出力される。そして、S205において、BIS符号化処理後の1処理単位分のデータが、インターリーブ回路108から、図7(e)に示す記録データブロック(ECCクラスタ)の配列に従ってメモリ105に書き込まれる。
しかして、1処理単位分のデータがメモリ105に書き込まれると、次に、S206において、図7(b)に示す1BISブロック分の全てのデータについて、メモリ105への書き込みが終了したかが判定される。この判定が“NO”であれば、S202に戻り、次の処理単位分のアドレス情報とユーザー制御データに対する処理が行われる。そして、1BISブロック分の全てのデータに対するメモリ105への書き込みが終了すると(S206:YES)、アドレス情報とユーザー制御データに対する符号化処理は終了される。
以上のとおり、本実施の形態によれば、図7(e)に示す記録データブロック(ECCクラスタ)をメモリ上に展開するために必要なメモリアクセスを、インターリーブ回路104からメモリ105への書き込み処理と、インターリーブ回路108からメモリ105への書き込み処理に制限できるため、当該処理時におけるメモリアクセス回数を大幅に低減させることができ、よって、データ符号化処理の高速化を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、また、本発明の実施形態は上記以外にも種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、LDC符号化処理後のデータとBIS符号化処理後のデータをそれぞれインターリーブ回路104、108にてインターリーブした後にメモリ105に書き込むようにしたが、たとえば、図4に示すように、LDC符号化処理後のデータとBIS符号化処理後のデータをインターリーブすることなくメモリ105に書き込み、その後、メモリ105から変調回路11にデータを読み出す際に、インターリーブ回路20にて、図7(e)の読み出し順(記録方向)となるようにメモリ105からデータを読み出すようにすることもできる。
なお、図2および図4に示す各回路間に一時記憶用のメモリ(バッファメモリ)を適宜介在させるようにしても良い。たとえば、図2に示すLDC符号化回路103とインターリーブ104の間や、図2および図4に示すスクランブル回路102とLDC符号化回路103の間およびアドレス情報生成回路106とBIS符号化回路107の間に、一時記憶用のメモリ(バッファメモリ)を介在させるようにすることもできる。
この他、本発明は、ブルーレイディスクを扱う以外の光ディスク装置にも適宜適用可能である。
本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
実施の形態に係る光ディスク装置の構成を示す図 実施の形態に係るデータ符号化回路の構成を示す図 実施の形態に係るデータ符号化時の処理フローを示す図 実施の形態に係るデータ符号化回路の変更例を示す図 先行発明に記載のデータ符号化方法の処理フロー例を示す図 LDCブロックとBISブロックの構成を示す図 LDCブロックとBISブロックから記録データブロック(ECCクラスタ)を構成する際の流れを概念的に示す図 データ符号化回路の構成例を示す図
符号の説明
10 データ符号化回路
20 インターリーブ回路
101 EDC演算回路
102 スクランブル演算回路
103 LDC符号化回路
104 インターリーブ回路
105 メモリ
106 アドレス情報生成回路
107 BIS符号化回路
108 インターリーブ回路

Claims (4)

  1. ユーザーデータに対し誤り検出符号(EDC)を付加するEDC回路と、
    前記EDCが付加されたデータにスクランブル処理を施すスクランブル回路と、
    前記スクランブル後のデータに対してLDC(Long Distance Code)符号化処理を行うLDC符号化回路と、
    アドレス情報およびユーザー制御データに対してBIS(Burst Indicating Subcode)符号化処理を行うBIS符号化回路と、
    前記LDC符号化回路および前記BIS符号化回路にて符号化処理を行った後のデータを格納するメモリとを備え、
    前記ユーザーデータを、前記メモリに書き込む前に、前記EDC回路に入力して、前記EDC回路によるEDCの付加と、前記スクランブル回路によるスクランブル処理と、前記LDC符号化回路による符号化回路による処理を、前記メモリを介することなく、これら回路間でデータの授受を順次行って実行し、且つ、前記アドレス情報およびユーザー制御データを、前記メモリに書き込む前に、前記BIS符号化回路に入力して、前記アドレス情報およびユーザー制御データに対するBIS符号化処理を実行する、
    ことを特徴とするデータ符号化回路。
  2. 請求項1に記載のデータ符号化回路において、
    前記LDC符号化処理後のデータと前記BIS符号化後のデータに所定のインターリーブ処理を施して前記メモリに書き込むインターリーブ回路をさらに備える、
    ことを特徴とするデータ符号化回路。
  3. 請求項1に記載のデータ符号化回路において、
    前記メモリに書き込まれた前記LDC符号化処理後のデータと前記BIS符号化後のデータを所定のインターリーブ規則に従ってメモリから読み出すインターリーブ回路をさらに備える、
    ことを特徴とするデータ符号化回路。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載のデータ符号化回路を内蔵する光ディスク装置。
JP2006287234A 2006-10-23 2006-10-23 データ符号化回路および光ディスク装置 Pending JP2008108289A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006287234A JP2008108289A (ja) 2006-10-23 2006-10-23 データ符号化回路および光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006287234A JP2008108289A (ja) 2006-10-23 2006-10-23 データ符号化回路および光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008108289A true JP2008108289A (ja) 2008-05-08

Family

ID=39441540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006287234A Pending JP2008108289A (ja) 2006-10-23 2006-10-23 データ符号化回路および光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008108289A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211862A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Panasonic Corp 符号化装置及び光ディスク記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211862A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Panasonic Corp 符号化装置及び光ディスク記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100452570B1 (ko) 데이터기록/재생장치및방법과데이터기록매체
JP3694895B2 (ja) データ記録・再生方法,データ再生装置及び記録媒体
JP2007042178A (ja) ディスク記憶装置のセクタフォーマット設定処理方法及びディスク記憶装置
JP4209953B2 (ja) データ記録/再生装置および方法、並びにディスク状記録媒体
JP5160988B2 (ja) 多数のデータセクタを含むハードディスクドライブ及びそれを制御するためのハードディスクドライブコントローラ
JP2007528566A (ja) エラー訂正符号化方法及びその装置、並びにエラー訂正復号化方法及びその装置
JP2011100502A (ja) 光ディスク装置、及び光ディスク装置の再生方法
JP4335859B2 (ja) 情報記録再生装置及び情報再生装置
KR20060076188A (ko) 에러 정정 처리 장치 및 에러 정정 처리 방법
JP2008108289A (ja) データ符号化回路および光ディスク装置
JP2008123648A (ja) データ符号化回路および光ディスク装置
US20070025212A1 (en) Optical disk apparatus and optical disk reproducing method
JP5113670B2 (ja) 記録変調回路および記録変調方法ならびに光ディスク装置および光ディスク記録方法
JP4577123B2 (ja) エラー訂正処理装置、エラー訂正処理方法、再生装置
JP2008041227A (ja) 光ディスク信号処理回路
JP2009070510A (ja) 再生装置、再生方法
US20090092018A1 (en) Recording modulation circuit, recording modulation method and optical disk apparatus
JP2007149320A (ja) 追記型/書換型光ディスク及び同ディスクのためのアドレス情報記録方法
JP2009176335A (ja) 多層光ディスクおよび多層光ディスクに対応可能な光ディスク装置
JP2007035190A (ja) 光ディスク再生装置、データ再生方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006048731A (ja) データ再生装置
JP2005310215A (ja) 欠陥領域管理方法、及び光記録媒体制御装置
JP2008130113A (ja) 光ディスク装置
JP2006073191A (ja) メモリアドレス発生装置及び方法
JP2006134386A (ja) 光ディスク再生方法及び装置、並びに、光ディスク製造方法