JP2008107255A - デバイステスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 中継カード内におけるデータの高速伝送および占有面積の削減を図る。
【解決手段】 本発明のデバイステスタ100は、格納期間に、パターンプログラム250およびパターンテーブル252を伝送するデータ伝送部210と、格納期間に、パターンプログラムをプログラムメモリ214に記憶し、試験期間に、パターンアドレスを生成するアドレス生成部212と、パターンテーブルとパターンアドレスとが入力され、格納期間にパターンテーブルを、試験期間にパターンアドレスを選択出力する選択部216と、格納期間に、パターンテーブルをパターンメモリ220に記憶し、試験期間に、パターンメモリに記憶されたパターンテーブルを参照してパターンアドレスをパターンデータに置換するデータ置換部218と、を備えることを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、被試験デバイスの電気的試験を行うデバイステスタに関する。
近年、集積回路(IC:Integrated Circuit)の大容量化、高速化、小型化(高密度化)が進んでいる。かかる集積回路を有するデバイスでは、集積回路の高密度化に伴って、電気的機能試験も高速かつ複雑な工程が要求されている。
このような電気的機能試験を遂行するデバイステスタでは、被試験デバイス(Device Under Test:以下「DUT」という。)、例えば、各種メモリデバイスに対して、電源電圧マージン、アクセスタイムマージン等を試験する動作マージン試験が行われている。このデバイス試験において、各デバイスのフェイル数、例えば不良ビット数が計数され、その計数結果でメモリデバイスの良否が判定される。その後、かかるメモリデバイスのフェイル数が所定数より多ければ、そのメモリデバイスは不良品と判断されて試験は終了し、所定値より少なければ救済のリペア処理が行われる。
このような機能試験では、試験順を記したパターンプログラムに従って生成された試験信号がDUTに印加され、DUTの出力信号が取得される。この試験信号の生成に至る詳細な処理は以下の通りである。
図6は、従来の試験信号の生成処理を示した機能ブロック図である。データの格納期間において、デバイステスタ10の中央制御部12は、試験パラメータと試験順を記したパターンプログラム16を、アドレス生成部18を介してプログラムメモリ(インストラクションメモリともいう。)20に格納する。また、中央制御部12は、そのパターンプログラム16によって生成されるパターンアドレス(PA)を試験パターンや期待値パターン等からなる3bitのパターンデータ(PD)に変換するためのパターンテーブル(PT)22を、メモリ制御部24および専用のデータバス26を介してデータ置換部28に送信し、データ置換部28はそのパターンテーブル22をパターンメモリ30に格納する。
かかるメモリ制御部24、データバス26、データ置換部28、およびパターンメモリ30は、DUT32に接続される中継カード34毎に設けられ、さらにパターンメモリ30は、DUT32のデバイス端子8ピンまたは16ピン毎に設けられている。また、プログラムメモリ20は、複数の中継カード34のパターンプログラムを保持している。
このように、パターンプログラム16およびパターンテーブル22が格納されると、機能試験が開始され、試験期間中、アドレス生成部(SQPG:SeQuential Pattern Generatorともいう。)18がプログラムメモリに記憶されたパターンプログラム16を実行してパターンアドレスを生成し、このパターンアドレスをデータ置換部28にシリアル伝送する。データ置換部28は、パターンアドレスをディジーチェイン接続された他のデータ置換部28にリレー伝送すると共に、パターンメモリ30に記憶されたパターンテーブル22を参照してパターンアドレスをパターンデータに置換する。パターンデータは、フォーマッタ44によって試験信号に変換され、入出力部46を通じてDUT32のデバイス端子に印加される。このようなパターンデータの切り換えをパターン発生中に任意のピンを選択して行う技術も公開されている(例えば、特許文献1)。
特開2003−107137号公報
上述した従来のデバイステスタでは、格納期間におけるパターンプログラムおよびパターンテーブルの各メモリへの格納と、試験期間におけるパターンアドレスのデータ置換部への伝送とが、独立した経路(配線)で行われ、その伝送速度も相異していた。図6の例では、専用のデータバス26における伝送速度が10〜30MHzであるのに対して、アドレス生成部18からのシリアル伝送は100〜200MHzといった高速伝送を達成している。
近年におけるDUTの大容量化、高速化に伴って、必要なパターンデータの容量、ひいてはパターンプログラムおよびパターンテーブルの容量も増大する傾向にあり、データの各メモリへの格納時間の長時間化が試験時間の遅延を招き、全体的な試験効率を低下させている。上述した従来の構成では、データの格納に、制御の容易さや配線の制約から伝送速度の遅いデータバスを利用せざるを得ず、その伝送速度(10〜30MHz)の制限を鑑みると試験時間を短縮するのは困難であった。
一方、新しい技術として、アドレス生成部を中継カード内に設け、パターンプログラムの細分化を図る技術が検討されている。かかる技術によると、パターンプログラムとパターンテーブルのどちらのデータも中継カード単位で取り扱うことができるため、中央制御部におけるデータ管理が容易になる。しかし、一つの中継カード内において、パターンプログラムおよびパターンテーブルのメモリへの格納と、パターンアドレスのデータ置換部への伝送との2つの独立した経路が存在することに変わりなく、依然として試験時間の遅延や回路規模の増大化といった問題は解消されていない。
本願発明者らは、上記問題について鋭意検討した結果、かかる2つの独立した経路の利用期間が相異することに着目し、2つの経路を統合することで、回路を単純化し、また、伝送速度を高速にできることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、従来のデバイステスタが有する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、メモリへの格納と試験時のパターンアドレスの伝送とを統合することで、高速な伝送および占有面積の削減を図り、試験効率の向上および試験コストの削減が可能な、新規かつ改良されたデバイステスタを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、プログラムメモリに記憶されたパターンプログラムの実行に応じて順次生成されるパターンアドレスを、パターンメモリに記憶されたパターンテーブルを参照してパターンデータに置換し、パターンデータを用いて被試験デバイスの電気的試験を行うデバイステスタであって、格納期間に、パターンプログラムおよびパターンテーブルを伝送するデータ伝送部と、格納期間に、データ伝送部からのパターンプログラムをプログラムメモリに記憶し、その後の試験期間に、プログラムメモリに記憶されたパターンプログラムを実行してパターンアドレスを生成するアドレス生成部と、データ伝送部からのパターンテーブルとアドレス生成部からのパターンアドレスとが入力され、格納期間にパターンテーブルを、試験期間にパターンアドレスを選択出力する選択部と、格納期間に、選択部からのパターンテーブルをパターンメモリに記憶し、試験期間に、パターンメモリに記憶されたパターンテーブルを参照して選択部からのパターンアドレスをパターンデータに置換するデータ置換部と、を備えることを特徴とする、デバイステスタが提供される。
本発明では、従来のパターンプログラムおよびパターンテーブルの各メモリへの格納経路が、パターンアドレスのデータ置換部への伝送経路に統合され、試験経過時間(格納期間、試験期間)に応じて統合した経路をいずれの経路に開放するかがその都度選択される。かかるパターンアドレスのデータ置換部への伝送には、高品質かつ高速な伝送路が利用されているので、この伝送路をメモリへの格納にも利用することで全体的な高速伝送化を図ることができる。従って、機能試験の時間効率を向上することが可能となる。
また、パターンプログラムおよびパターンテーブルのメモリへの格納と、パターンアドレスのデータ置換部への伝送とが共通の経路(回路)を通じて実現されるので、従来と比較して回路規模および占有面積を小さくすることが可能となり、試験コストの低減を図ることができる。
さらに、経路を一つに統合することで信頼性も向上し、また、エラーが発生したときのエラー箇所の特定も容易となり、メンテナンスの面でもコスト削減を図ることができる。
パターンプログラム、パターンテーブル、パターンアドレスは、シリアル形式で伝送されるとしてもよい。
かかる構成により、パラレル形式と比較しても確実かつ高速な伝送を実現でき、また、各構成要素の端子数を少なくすることが可能となるので、回路規模および占有面積的にも有利になる。
選択部は、複数のデータ置換部にディジーチェインで接続されていてもよい。
従来の試験時におけるパターンアドレスのデータ置換部への伝送に加えて、パターンテーブルのメモリへの格納もディジーチェイン伝送することで、より一層、回路の単純化および占有面積の低減を図ることができる。
選択部は、複数のデータ置換部それぞれに信号を複製するバッファを通じて接続されていてもよい。
かかるバッファの構成により、選択部から各データ置換部への信号品質を保つことができるので、上述したディジーチェインに代えてかかる構成を採用することができる。このような構成により、特定のデータ置換部がエラーを起こしたとしてもエラーの影響範囲をそのデータ置換部のみに留めることができる。
以上説明したように本発明のデバイステスタは、各メモリへの格納とパターンアドレスの伝送とを統合することで、高速な伝送および占有面積の削減を図り、試験効率を向上し、試験コストを低減することが可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本発明の実施形態にかかるデバイステスタは、DUTをセットした後、試験順を記したパターンプログラムに従って生成された試験信号がDUTに印加され、DUTの出力信号が取得される。このような試験信号の生成に関する理解を容易にするため、まず、デバイステスタの全体的な構造を説明する。
(第1の実施形態:デバイステスタ100)
図1は、デバイステスタの概略的な構成を示すブロック図である。デバイステスタ100は、本体110と、テストヘッド120とを含んで構成される。当該テストヘッド120には、パフォーマンスボード130が載設され、パフォーマンスボード130上にDUT140が載設される。
上記本体110は、ユーザインターフェース112を介して設定された試験工程を遂行する中央制御部114が設けられている。上記テストヘッド120には、DUT140の各デバイス端子に接続されるテスト端子と、テスト端子に接続され試験機能を遂行するピンモジュールを例えば32個単位で備える中継カード(PE(Pin Electronics)カードともいう。)122とが設けられる。かかる中継カード122は、本体110からの機能試験に関する指令をテスト端子に反映する。
上記パフォーマンスボード130は、テストヘッド120に嵌合可能、かつ、DUT140を載設可能な構造となっており、複数のテスト端子をDUT140のデバイス端子に電気的に接続する。
本実施形態では、中央制御部114が、上述した中継カード122にパターンプログラムおよびパターンテーブルを送信し、これらを用いて生成されたパターンデータを最終的な試験信号に変換してDUT140の試験を遂行する。以下、デバイステスタ100の試験信号の生成に至る詳細な処理を説明する。
図2は、本実施形態のデバイステスタ100の概略的な機能を示した機能ブロック図である。デバイステスタ100は、中央制御部114と、データ伝送部210と、アドレス生成部212と、プログラムメモリ214と、選択部216と、データ置換部218と、パターンメモリ220と、フォーマッタ222と、入出力部224とを含んで構成される。
このうち、データ伝送部210と、アドレス生成部212と、プログラムメモリ214と、選択部216と、データ置換部218と、パターンメモリ220と、フォーマッタ222と、入出力部224とは中継カード122毎に設けられる。また、データ置換部218は、それぞれDUT140のデバイス端子例えば16ピンに対応した数のテスト端子を制御可能であり、データ置換部218を4つ有する本実施形態の中継カード122では、64ピンのデバイス端子を制御することができる。ここでは、このような中継カード122が32枚設けられている。
上記中央制御部114は、CPU等の集積回路からなり、デバイステスタ100全体を管理および制御する。また、試験遂行のためのパターンプログラム250およびパターンテーブル252を生成し、中継カード122のデータ伝送部210にデータバス254を介して送信する。
上記データ伝送部210は、中央制御部114から受信したパターンプログラム250およびパターンテーブル252を、格納期間中に、アドレス生成部212と、選択部216を通じてデータ置換部218とに伝送する。ここで格納期間とは、実際の機能試験を遂行する前の準備期間であり、その後の試験期間と区別された期間である。かかる期間は、上述したパターンプログラム250およびパターンテーブル252の各メモリへの格納を主な目的としている。
また、データ伝送部210より後段の伝送は、シリアル形式で行われるとしてもよい。このように伝送経路をシリアル形式で形成することで、100〜200MHz以上といった高速伝送を実現できる。シリアル伝送においては、送信されるデータのヘッダやフッタには識別子が記され、そのデータがアドレス生成部212への書込なのか、データ置換部218への書込なのか、また、格納するアドレスを示しているのか、格納するデータそのものを示しているのか把握可能に形成される。
上記アドレス生成部212は、格納期間に、データ伝送部210から受信したパターンプログラム250をプログラムメモリ214に記憶する。また、アドレス生成部212は、試験期間に、プログラムメモリ214に記憶されたパターンプログラム250を実行してパターンアドレスを生成する。以下にパターンプログラム250のデータ構造を示すと共に、どのようにしてパターンアドレスを生成するのかを説明する。
図3は、パターンプログラム250のデータ構造を示した説明図である。図3(a)に示したパターンプログラム250は、パターンインストラクションとも呼ばれ、パターンアドレス領域310と、インストラクション領域320とから構成される。パターンプログラム250は、通常のインタプリタによるプログラム同様、パターンアドレス領域310の数値(パターンアドレス)の小さい順からインストラクション領域320のコマンドに従って順次処理が進められる。
図3(a)の例では、パターンアドレス0、1に対応するインストラクションとして処理なしの「NOP」コマンドが記されているので、アドレス生成部212は、パターンアドレスを0→1→2と単純にインクリメントする。続いて、パターンアドレス2には10回繰り返しを意味する「RPT10」のコマンドが記されているので、アドレス生成部212は、パターンアドレス2を10回繰り返す。次に、パターンアドレス3の「JUMP C」のコマンドによりパターンアドレス5にジャンプする。パターンアドレス5では、ループコマンドの開始「LST」が記されているので、パターンアドレス7のループコマンドの終了「LEN」まで複数回パターンアドレスがループする。
従って、当該パターンプログラム250の処理の流れをパターンアドレスの流れで示すと、図3(b)に示すように「0→1→2→…→2→3→5→6→7→5→6→7→…」となる。このパターンアドレスの数値はアドレスカウンタとして次に処理するパターンアドレスを示すと共に、機能試験のためのパターンデータの順番を示すこととなる。即ち、図3(b)に示した「0→1→2→…→2→3→5→6→7→5→6→7→…」がそのまま試験順を示し、アドレス生成部212は、かかるパターンアドレスを選択部216に送信することとなる。
上記選択部216は、2入力1出力のセレクタからなり、データ伝送部210からのパターンテーブル252と、アドレス生成部212で生成されたパターンアドレスとが入力され、試験経過時間(格納期間、試験期間)に応じていずれか一方を選択出力する。ここでは、格納期間にパターンテーブル252を選択し、試験期間にパターンアドレスを選択する。
本実施形態においては、パターンプログラム250およびパターンテーブル252のメモリへの格納が完了した後、パターンアドレスのデータ置換部218への伝送が行われる。従って、上記メモリへの格納とパターンアドレスの伝送は、時間を異にして実行することができるので、選択部216からデータ置換部218への高速伝送路を共有でき、伝送路の有効活用が可能となる。かかる選択部216の出力は、中央制御部114からの、現時点が格納期間か試験期間かを示す制御信号(図示せず)により切り換えられるが、かかる場合に限られず、例えば、パターンプログラム250、パターンテーブル252、パターンアドレスのヘッダ等によりそのデータを自動認識し、データ置換部218に選択出力するといった様々な態様を適用することができる。
上記データ置換部218は、格納期間において、選択部216が出力したパターンテーブル252をパターンメモリ220に記憶する。また、試験期間において、パターンメモリ220に記憶されたパターンテーブル252を参照して、選択部216が出力した、即ち、アドレス生成部212が生成したパターンアドレスをパターンデータに置換する。以下にパターンテーブル252のデータ構造を示す。
図4は、パターンプテーブル252のデータ構造を示した説明図である。かかるパターンテーブル252は、パターンアドレス領域410と、パターンデータ領域420とから構成される。かかるパターンアドレス領域410と、パターンデータ領域420とにおけるパターンアドレスとパターンデータとは、予め中央制御部114によって対応付けられている。
データ置換部218は、選択部216からパターンアドレス、例えば、「3」を受信すると、そのパターンアドレス「3」に対応するパターンデータ「000」をパターンテーブル252から読み出し、そのパターンデータをその時点の試験パターンとしてフォーマッタ222に送信する。ここで、パターンデータは、試験信号に対応付けられた3bitの識別子であり、DUT140に対する入出力および波形パターンや期待値等に一対一で対応する。また、図4に示したパターンデータはあくまで例示であり、他の組み合わせが可能なことは言うまでもない。また、ここでは、パターンデータを3bitとしているが、試験パターンの多種化に応じて、4、5bitとすることも可能である。
また、本実施形態では、中継カード122中の4つのデータ置換部218がそれぞれディジーチェインで結ばれているので、データ置換部218は、パターンアドレスを他のデータ置換部218にもリレー伝送する。
上記フォーマッタ222は、データ置換部218によって置換されたパターンデータに基づいてデジタルまたはアナログの試験信号を生成したり、入力判定のためのコンパレータの比較値をセットしたりする。
上記入出力部224は、フォーマッタ222とDUT140との電気信号のバッファリングを行い、歪んだ電気信号の波形を整形する。
(第2の実施形態:デバイステスタ500)
図5は、デバイステスタの他の実施形態を示した機能ブロック図である。デバイステスタ500は、中央制御部114と、データ伝送部210と、アドレス生成部212と、プログラムメモリ214と、選択部216と、バッファ510と、データ置換部218と、パターンメモリ220と、フォーマッタ222と、入出力部224とを含んで構成される。
第1の実施形態における構成要素として既に述べた中央制御部114と、データ伝送部210と、アドレス生成部212と、プログラムメモリ214と、選択部216と、データ置換部218と、パターンメモリ220と、フォーマッタ222と、入出力部224とは、実質的に機能が同一なので重複説明を省略し、ここでは、構成が相違するバッファ510を主に説明する。
上記バッファ510は、選択部216からの信号を複製し、中継カード122内の複数のデータ置換部218それぞれに出力する。従って、各データ置換部218には選択部216から出力された信号と同一の信号が、それぞれ同時に入力されることとなる。
かかるバッファ510の構成により、選択部216から各データ置換部218への信号品質を保つことができるので、第1の実施形態で説明したディジーチェインに代えてかかる構成を採用することができる。第2の実施形態によるそれぞれのデータ置換部218に信号を分配する構成では、特定のデータ置換部218がエラーを起こしたとしてもエラーの影響範囲をそのデータ置換部のみに留めることができる。
上述した第1および第2の実施形態によるデバイステスタ100、500では、パターンプログラム250およびパターンテーブル252の各メモリへの格納経路が、パターンアドレスのデータ置換部218への伝送経路に統合され、試験経過時間(格納期間、試験期間)に応じて統合した経路をいずれの経路に開放するかがその都度選択される。かかるパターンアドレスのデータ置換部218への伝送には、高品質かつ高速な伝送路が利用されているので、この伝送路をメモリへの格納にも利用することで全体的な高速伝送化を図ることができる。従って、機能試験の時間効率を向上することが可能となる。
また、パターンプログラム250およびパターンテーブル252のメモリへの格納と、パターンアドレスのデータ置換部218への伝送とが共通の経路(回路)を通じて実現されるので、従来と比較して回路規模および占有面積を小さくすることが可能となり、試験コストの低減を図ることができる。さらに、経路を一つに統合することで信頼性も向上し、また、エラーが発生したときのエラー箇所の特定も容易となり、メンテナンスの面でもコスト削減を図ることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
デバイステスタの概略的な構成を示すブロック図である。 本実施形態のデバイステスタの概略的な機能を示した機能ブロック図である。 パターンプログラムのデータ構造を示した説明図である。 パターンプテーブルのデータ構造を示した説明図である。 デバイステスタの他の実施形態を示した機能ブロック図である。 従来の試験信号の生成処理を示した機能ブロック図である。
符号の説明
100、500 デバイステスタ
122 中継カード
140 DUT
210 データ伝送部
212 アドレス生成部
214 プログラムメモリ
216 選択部
218 データ置換部
220 パターンメモリ
250 パターンプログラム
252 パターンテーブル

Claims (4)

  1. プログラムメモリに記憶されたパターンプログラムの実行に応じて順次生成されるパターンアドレスを、パターンメモリに記憶されたパターンテーブルを参照してパターンデータに置換し、該パターンデータを用いて被試験デバイスの電気的試験を行うデバイステスタであって、
    格納期間に、前記パターンプログラムおよび前記パターンテーブルを伝送するデータ伝送部と、
    前記格納期間に、前記データ伝送部からのパターンプログラムを前記プログラムメモリに記憶し、その後の試験期間に、該プログラムメモリに記憶されたパターンプログラムを実行してパターンアドレスを生成するアドレス生成部と、
    前記データ伝送部からのパターンテーブルと前記アドレス生成部からのパターンアドレスとが入力され、前記格納期間に前記パターンテーブルを、前記試験期間に前記パターンアドレスを選択出力する選択部と、
    前記格納期間に、前記選択部からのパターンテーブルを前記パターンメモリに記憶し、前記試験期間に、該パターンメモリに記憶されたパターンテーブルを参照して前記選択部からのパターンアドレスをパターンデータに置換するデータ置換部と、
    を備えることを特徴とする、デバイステスタ。
  2. 前記パターンプログラム、パターンテーブル、パターンアドレスは、シリアル形式で伝送されることを特徴とする、請求項1に記載のデバイステスタ。
  3. 前記選択部は、複数の前記データ置換部にディジーチェインで接続されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のデバイステスタ。
  4. 前記選択部は、複数の前記データ置換部それぞれに信号を複製するバッファを通じて接続されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のデバイステスタ。
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