JP2008105992A - 内服液剤製品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】グルクロノラクトンを含有する液体組成物が、紙容器またはプラスチック容器に充填されてなることを特徴とする内服液剤製品。本発明においては、前記液体組成物がさらに有機酸を含有することが好ましい。また、前記液体組成物中のグルクロノラクトンの配合量が2.0〜15質量%であることが好ましい。
【選択図】なし
Description
グルクロノラクトンは、一般的に、水等に溶解して液体組成物とされ、褐色ガラス瓶等のガラス容器に収容された状態で内服液剤製品として流通、保存されている。
さらに、本発明者らの検討によれば、上記のような問題は、グルクロノラクトン含量が高濃度になるほど顕著に発生する。たとえば、一般的な内服液剤製品中に配合されているグルクロノラクトンは、風味等を考慮して1000mg/100mL以下とされているが、それを越えると、特に2000mg/100mL以上の高濃度になると、グルクロノラクトンの安定性が極めて悪くなる。
本発明の目的は、グルクロノラクトンを含有する液体組成物を容器に収容してなる内服液剤製品、特にグルクロノラクトンを高濃度で含有する場合におけるグルクロノラクトンの安定性に優れた内服液剤製品を提供することにある。
すなわち、本発明は、グルクロノラクトンを含有する液体組成物が、紙容器またはプラスチック容器に充填されてなることを特徴とする内服液剤製品である。
グルクロノラクトンは、白色〜微黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。グルクロノラクトンは、従来、肝機能の改善、蕁麻疹、湿疹、中毒疹、妊娠悪阻、妊娠中毒症等の治療等に使用されている成分であり、また、アルコールや脂肪の多量摂取に起因するアルコール性脂肪肝の予防剤としての効果が知られている有用な薬物である。本発明におけるグルクロノラクトンは、グルクロノラクトン自体とグルクロン酸又はその塩を含む意味で用いるものとする。
グルクロノラクトンは、市販品であってもよいし、適宜合成したものであってもよい。なお、前記グルクロノラクトンを合成する方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
本発明においては、特に、液体組成物中のグルクロノラクトンの配合量が2.0〜15質量%であることが好ましく、3.0〜15質量%がより好ましく、4.0〜15質量%が特に好ましい。
グルクロノラクトンの配合量が上記範囲の下限値以上の高含有量である場合、通常、一般的に市販されているグルクロノラクトン含有液体組成物中のグルクロノラクトン含有量は1.0質量%以下であり、このような低濃度においては、グルクロノラクトンの劣化はあまり問題にはならないが、2.0質量%以上の高濃度になると、その液体組成物中のグルクロノラクトン安定性が非常に悪く、顕著な劣化が生じる。しかし、本発明においては、液体組成物を紙容器またはプラスチック容器に収容することにより、かかる高濃度でグルクロノラクトンを含有する場合においても、高いグルクロノラクトン安定化効果が得られる。また、このような高濃度でグルクロノラクトン含有する液体組成物であれば、所定量のグルクロノラクトンを含む液体組成物を収容する容器として、容量を小さいものを採用することができる。
グルクロノラクトンの配合量が上記範囲の上限値以下であると、グルクロノラクトンの安定性を充分に確保できる。
液体組成物は、溶媒として、さらに、エタノール等の炭素数1〜3の低級アルコールを含有してもよい。液体組成物中の低級アルコールの配合量は、0〜10mL/100mLが好ましく、0〜5mL/100mLがより好ましく、0〜3mL/100mLがさらに好ましい。10mL/100mL以下であると液体組成物の風味が良好である。
水性液体組成物のpHの下限としては、特に限定されないが、当該水性液体組成物の風味が良好であることから、2.0以上が好ましく、2.3以上がより好ましい。
pH調整剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、塩酸、希塩酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、グリシン、コハク酸、酢酸、酒石酸、D−酒石酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、乳酸、乳酸カルシウム、氷酢酸、フマル酸一ナトリウム、プロピオン酸、マレイン酸、無水クエン酸、DL−リンゴ酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、アジピン酸、グルコン酸、フマル酸、ホウ酸、吉草酸、酪酸、イソ酪酸、メチル酪酸、炭酸水素ナトリウム等が挙げられる。これらの中でも、希塩酸、酢酸、酪酸が、水性内服液剤組成物の風味が良好であるため好ましい。上記のpH調整剤は1種単独で、または2種以上を組み合わせて使用することができる。
有機酸としては、リンゴ酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、アジピン酸、グルコン酸、酒石酸、コハク酸、乳酸、酢酸、酪酸、マレイン酸およびフマル酸からなる群から選択される少なくとも1種が、風味、上記安定性で好ましく、特に酢酸が好ましい。
本発明の水性内服液剤組成物中、有機酸の配合量としては、特に限定されないが、液体組成物中、1〜1000mg/100mLが好ましく、10〜500mg/100mLがより好ましい。上記範囲内であると上記効果に優れる。中でも、液体組成物のpHが3.0以下、特に2.5以下となる量が好ましい。
ビタミン類には、ビタミンおよびその誘導体が含まれる。ビタミン類としては、例えば、ビタミンAまたはその誘導体(レチノール、パルミチン酸レチノール等)、ビタミンBまたはその誘導体(硝酸チアミン等のビタミンB1、リン酸リボフラビンナトリウム等のビタミンB2、塩酸ピリドキシン等のビタミンB6、ビタミンB12、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム等のビタミンB5等)、ビタミンCまたはその誘導体(アスコルビン酸等)、ビタミンDまたはその誘導体、ビタミンEまたはその誘導体(トコフェロール、酢酸トコフェロール等)が挙げられる。
その他の生理活性成分としては、たとえばエゾウコギ、オウセイ、オウギ、クコシ、カッカ等の生薬またはその抽出物、ローヤルゼリー、カフェイン、塩化カルニチン、タウリン、γ−アミノ酪酸、グルコサミン、ヒアルロン酸、カプサイシン等が挙げられる。
本発明において用いられる紙容器は、少なくとも紙層、アルミニウム層および樹脂層を有する積層シートからなるものであり、容器外側から順に、紙層/アルミニウム層/樹脂層(最内層)の順に積層されるものである。当該紙容器は、少なくともアルミニウム層を有するため、遮光性に優れている。これにより、液体組成物中のグルクロノラクトンの安定性が向上する。
本発明に用いられる紙容器は、さらに、目的に応じて、紙層の外側に樹脂コーティング層が設けられていてもよく、また、紙層/アルミニウム層の間やアルミニウム層/樹脂層の間に、接着剤層や接着性樹脂層、アンカーコート剤層、耐熱性樹脂層などの任意の層が設けられていてもよい。
好ましい紙基材の具体例を挙げると、たとえば、水の吸収、浸透、にじみなどへの耐性に優れた強サイズ性の晒または未晒の紙基材、純白ロール紙、クラフト紙、板紙、加工紙等が挙げられる。
紙基材の坪量は、80〜600g/m2が好ましく、100〜450g/m2がより好ましい。
本発明に用いられる紙容器の最内層は、樹脂層である。最内層の樹脂層としては、上記熱可塑性樹脂から構成されるフィルムが好ましく、ポリオレフィン系樹脂フィルムが好ましく、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムが、耐加工性(折り曲げ加工等に対する耐性)の点で優れるため、より好ましい。
樹脂層の1層あたりの厚さは、特に限定されないが、たとえば容器最内層の樹脂層の場合、1〜50μmが好ましく、5〜300μmがより好ましい。
積層シートにおいては、少なくとも、アルミニウム層が、紙層よりも、容器内側になる側に設けられていることが好ましい。
アルミニウム層の厚さは、1〜50μmが好ましく、5〜30μmがより好ましい。
かかる任意の層としては、たとえばコーティング層、接着剤層、接着性樹脂層、アンカーコート剤層、耐熱性樹脂層が挙げられる。
たとえば積層シートの、該容器内側最内層樹脂層とアルミニウム層の間に、1種以上の接着剤層、接着性樹脂層、アンカーコート剤層を設けることにより、アルミニウム層と最内層樹脂との間の密着性が向上し、デラミネーションがより発生しにくくなるため、好ましい。例えば、最内層樹脂層がポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムの場合は、少なくともポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系接着剤層、接着性樹脂層を含むことがより好ましい。
また、耐熱性樹脂層を設けることにより、積層シート表面に熱風等を吹き付けて前記熱接着性樹脂層を溶融させ、紙容器とする際に、その熱風の熱に対する耐性が向上し、紙容器における不具合(ピンホ−ル等)の発生を防止できる。
コーティング層の厚さは、5〜300μmが好ましく、10〜100μmがより好ましい。
アンカーコート剤層としては、ウレタン系、ポリエチレンイミン系、ポリブタジエン系、有機チタン系などのものが挙げられる。
このような耐熱性樹脂層は、たとえば上記の樹脂を含む組成物を用いて他の層の表面に形成されたコーティング膜であってもよく、当該樹脂からなるフィルムないしシートを使用したものであってもよい。
耐熱性樹脂層の厚さは、5〜100μmが好ましく、10〜50μmがより好ましい。
・コーティング層/紙層/接着性層/アルミニウム層/接着性層/樹脂層;
・コーティング層/紙層/接着性層/アンカーコート剤層/アルミニウム層/アンカーコート剤層/接着性層/樹脂層;
・コーティング層/紙層/接着性層/アルミニウム層/接着性層/耐熱性樹脂層/樹脂層
等が挙げられる。かかる紙容器は、層間の密着性が高く、デラミネーションが発生しにくいため好ましい。
直方体形の紙容器に液体組成物が収容された内服液剤製品は、特に限定されないが、たとえば、所定の積層シートを折り曲げ、その両端部の熱接着性樹脂層同士を熱接着により融着させて筒状とした後、その下端の開口部を熱融着により封鎖することによって上端が開口した紙容器を得、該紙容器内に所定の水性液体組成物を充填し、紙容器の上端の開口部を、熱融着により封鎖することによって製造できる。
本発明において使用される紙容器としては、特開2000−309334、特開平11−70993、特開2006−256293、特開平8−66987、特開2005−53495、特開2002−200697などに記載された容器などを使用することができる。また、市販されているものとしては、例えば「テトラ・ブリック・アセプティック(TBA)」(商品名。日本テトラパック(株)製)等を使用することができる。
プラスチック容器を構成する材料としては、特に限定されず、一般的に液体を収容するために用いられているプラスチック容器と同様であってよい。具体例としては、たとえば低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂が挙げられる。これらの中でも、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはPETが好ましく、ポリエチレンまたはポリプロピレンが特に好ましい。
また、これらの樹脂に、顔料、紫外線吸収剤等の添加剤が練り込まれたものも使用できる。
インキ層の形成方法は、特に限定されず、たとえばフレキソ印刷、グラビア印刷、オフセット印刷等の、一般に紙容器への印刷に用いられている方法を利用できる。
この、容器の熱伝導性が、容器内の内容物に与える影響について検証する目的で、下記試験例1を行った。
評価容器として、下記(1)〜(3)を用意した。
(1)容量100mLのガラス容器(外寸:直径(外径)約30mm、高さ約130mm;厚さ約3.2mmの略円柱形の褐色ガラス瓶(大和特殊硝子(株)製、製品名:100−28シャロー))。
(2)容量100mLのプラスチック容器(外寸:直径(外径)約40mm、高さ約105mm;厚さ約1.2mm略円柱形のPET製容器)。
(3)容量100mLの直方体形の紙容器(下記に示す層構成の積層シート(厚さ:約0.4mm)からなる、縦:約30mm×横:約40mm×高さ:約85mmの直方体形の紙パック(日本テトラパック(株)製、製品名:TB容器)。
<層構成>
(容器外側):熱接着性樹脂層/紙層/熱接着性樹脂層/アルミ箔層/熱接着性樹脂層/ポリプロピレン層:(容器内側)。)。
恒温槽機ESPEC ST−110(ESPEC社製)を50℃に設定し、該恒温槽内の温度が50±0.5℃の範囲内であることを確認した後、該恒温槽内に、上記評価サンプル(容器内の水の温度:25℃)を配置した。
配置直後から30分後、60分後、120分後、180分後、240分後、300分後および2160分後の各評価サンプル内の水(内容液)の温度を、該温度が50℃になるまで測定した。その結果を表1に示す。
上記各容器を構成する材料のうち、ガラスの熱伝導度は33.1×10−4cal/s/cm2/(℃/cm)であり、PETの熱伝導度は1.3×10−4cal/s/cm2/(℃/cm)である。また、熱伝導性の低い紙層を含む紙パックの熱伝導度は、PETの熱伝導度よりも低いと推測される。
容器を構成する材料の熱伝導度は、層構成および層の厚みにより異なる。該熱伝導度は、一般的な熱伝導度測定方法により測定できる。
このとき、希釈後の液体組成物中のグルクロノラクトンの配合量は、mg/mL単位として、例えば、10mg/100mL〜2,000mg/100mLが好ましく、100mg/100mL〜1,000mg/100mLがより好ましい。上記範囲の下限値以上であると、グルクロノラクトンによる良好な効果が得るために摂取する液体組成物の量が適度な範囲内となり、上限値以下であると、液体組成物の風味が良好である。グルクロノラクトンは、特有の不快な味(苦味)を持つため、その配合量が少ないほど、液体組成物の風味が良好である。
(実施例1〜6,比較例1〜3)
[内服液剤製品の製造]
下記表2〜3に示す組成およびpHになるように100mLの液体組成物を常法により調製した。
次に、容器として、下記3種の容器を用意した。
・「紙パック」:直方体の紙パック(商品名「TBA容器」、日本テトラパック(株)製、厚さ:約0.4mm、縦:約30mm、横:約40mm、高さ:約85mm)。
この紙パックの主構成は以下の通りである。
<主構成>(容器外側)紙層/アルミニウム層/ポリエチレン層(容器内側:最内層)
・「プラスチック」:ポリプロピレン製のプラスチックアンプル。
・「ガラス」:褐色ガラス瓶(大和特殊硝子(株)、製品名:100−28シャロー)。
なお、上記各容器を構成する材料のうち、ガラスの熱伝導度は33.1×10−4cal/s/cm2/(℃/cm)であり、ポリプロピレンの熱伝導度は1.3×10−4cal/s/cm2/(℃/cm)である。また、紙パックの積層シートの熱伝導度は、紙層を含むことから、0〜1.3×10−4cal/s/cm2/(℃/cm)の範囲内であると推測される。
得られた内服液剤製品について、以下の評価を行った。
上記で調製した内服液剤製品を、調製後、50℃の条件下で2週間保存し、保存後の各内服液剤製品中の液体組成物に含まれるグルクロノラクトン量を高速液体クロマトグラフィーにより測定した。その結果から、下記計算式により残存率(%)を求めた。
(計算式)残存率(%)=(保存後のグルクロノラクトン量/保存前のグルクロノラクトン量)×100
求めた残存率から、下記評価基準に基づいてグルクロノラクトン安定性を評価した。その結果を表2〜3に併記する。
(評価基準:「○」以上の評価で本発明の効果を確認できたと判断した。)
◎:非常に安定(初期値に対する残存率が90%超100%以下)。
○:安定(初期値に対する残存率が80%超90%以下)。
△:やや不安定(初期値に対する残存率が60%超80%以下)。
×:不安定(初期値に対する残存率が60%以下)。
上記で調製した内服液剤製品を、調製後、50℃の条件下で2週間保存し、保存後の各内服液剤製品中の液体組成物の色調を、下記評価基準に基づいて評価した。その結果を表2〜3に併記する。
(評価基準:下記5段階官能評価において、初期の色調に対して「3点以上」で本発明の効果を確認できたと判断した。ここで「初期の色調」とは、上記で調製した内服液剤製品を、調製後、5℃の条件下で2週間保存した後の液体組成物の色調である。)
5点:初期の色調と比較して同等であった。
4点:初期の色調と比較して微妙に変色していた。
3点:初期の色調と比較してわずかに変色していた。
2点:初期の色調と比較してかなり変色していた。
1点:初期の色調と比較して、非常に変色していた。
一方、液体組成物をガラス容器に収容した比較例1〜3の内服液剤製品は、グルクロノラクトン安定性、色調安定性ともに悪かった。
また、比較例1〜3のうち、グルクロノラクトンの含有量が1000〜1500mg/100mL(1.5質量%)の比較例1〜2と、グルクロノラクトンの含有量が15000mg/100mL(15質量%)超の比較例3とを比較すると、グルクロノラクトンは、特に高濃度である場合に安定性が悪いことがわかる。
これに対し、実施例1〜6においては、グルクロノラクトンの含有量にかかわらず、高いグルクロノラクトン安定性が得られた。
下記表4〜5に示す組成およびpHになるように100mLの液体組成物を常法により調製した。表4〜5中、「原生薬換算量」とは、当該液体組成物中に配合された生薬エキスの量を、当該生薬エキスの調製に用いられた原生薬の量に換算した値である。
得られた液体組成物を、実施例1〜6で用いたのと同じ紙パックおよびプラスチックに収容して内服用液剤製品を得た。
得られた内服用液剤製品について、実施例1〜6,比較例1〜3と同様、グルクロノラクトン安定性および色調安定性の評価を行った。その結果、いずれの例においても、残存率が90%以上であり、グルクロノラクトン安定性が高かった。また、色調も安定であった。
得られた内服用液剤製品について、実施例1〜6,比較例1〜3と同様、グルクロノラクトン安定性および色調安定性の評価を行った。その結果、いずれの例においても、残存率が90%以上であり、グルクロノラクトン安定性が高かった。また、色調も安定であった。
Claims (5)
- グルクロノラクトンを含有する液体組成物が、紙容器またはプラスチック容器に充填されてなることを特徴とする内服液剤製品。
- 前記液体組成物がさらに有機酸を含有する請求項1記載の内服液剤製品。
- 前記有機酸がリンゴ酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、アジピン酸、グルコン酸、酒石酸、コハク酸、乳酸、酢酸、酪酸、マレイン酸およびフマル酸からなる群から選択される少なくとも1種である請求項2記載の内服液剤製品。
- 前記液体組成物中のグルクロノラクトンの配合量が2.0〜15質量%である請求項1〜3のいずれか一項に記載の内服液剤製品。
- 前記紙容器またはプラスチック容器の内側表面がポリエチレンまたはポリプロピレンからなる請求項1〜4のいずれか一項に記載の内服液剤製品。
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