JP2008105952A - 水中油型乳化化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビタミンEを配合した水中油型乳化化粧料において、経時安定性と使用感を向上させる。
【解決手段】ビタミンEを配合した水中油型乳化化粧料において、ビタミンE及び/又はその誘導体を0.1〜12.0重量%、水素添加レシチンを0.01〜1.0重量%、ポリグリセリン脂肪酸エステルを0.01〜3.0重量%を配合し、必要に応じて、4重量%以下の1,2−ヘキサジオールと5重量%以下のグリセリンを配合する。そして、化粧料の平均粒子径が50〜200nmの範囲内となるように調製する。これにより、ビタミンEを配合した水中油型乳化化粧料の経時安定性と使用感を向上させることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、ビタミンE及び/又はその誘導体を配合した水中油型乳化化粧料に関する発明である。
ビタミンEは、強力な抗酸化作用のあるビタミンで、活性酸素による皮膚内の不飽和脂肪酸の酸化を抑制して、皮膚の老化を防ぐ働きがある。このようなビタミンEの作用に着目して、特許文献1(特開2005−206573号公報)、特許文献2(特開2004−51627号公報)に示すように、酸化防止剤としてビタミンEを添加した化粧料が開発されている。
特開2005−206573号公報 特開2004−51627号公報
一般に、ビタミンEは、水に殆ど溶解しないために、水性組成物にするためには界面活性剤を用いて乳化する必要があるが、界面活性剤は皮膚に対する刺激性を有するものが多いため、化粧料に使用する場合は、皮膚への親和性に優れた刺激のない界面活性剤を使用する必要があり、その代表的な界面活性剤として、レシチンやポリグリセリン脂肪酸エステルが挙げられる。
レシチンは、化粧品分野においては乳化剤や乳化補助剤として使用されているが、酸化による異臭や褐変等の問題があるため、水素添加処理を施した水素添加レシチンが一般的に使用されている。しかしながら、乳液、化粧水等の水性化粧料に水素添加レシチンを使用すると、製造後数日程度で水素添加レシチンの沈殿が生じてしまい、経時安定性が悪いという問題がある。
一方、ポリグリセリン脂肪酸エステルは、耐塩性、耐酸性に優れ、また、安全性が高いことから、スキンケア化粧品用の乳化剤として有用であるが、ポリグリセリン脂肪酸エステル単体では、使用量が多くなるため、使用時のべたつき感が出て使用感が悪くなり、しかも、長期の安定性が得られないという問題がある。
本発明はこれらの問題を解決しようとする発明であり、従って本発明の目的は、ビタミンEを配合した水中油型乳化化粧料において、経時安定性と使用感に優れた水中油型乳化化粧料を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、ビタミンE及び/又はその誘導体、水素添加レシチン、ポリグリセリン脂肪酸エステル及び水を含む水中油型乳化化粧料であって、該化粧料の平均粒径が50〜200nmの範囲内となるように調製したものである。
本発明のビタミンE配合化粧料は、乳化剤や乳化補助剤として、水素添加処理を施した水素添加レシチンとポリグリセリン脂肪酸エステルを併用することで、ポリグリセリン脂肪酸エステルの使用量を減らしながら、皮膚への親和性、耐塩性、耐酸性、安全性を向上させる。更に、化粧料の平均粒径を50〜200nmの範囲内に調製しているため、化粧料の平均粒子径が皮膚の角質の隙間よりも小さくなり、それによって、皮膚の角質の隙間に乳化物の粒子が入り込んで、皮膚表面から除去されにくくなり、本来の皮膚が持つ保湿機能に近い状態を持続的に付与することができる。その結果、保湿感の持続性を向上させることができると共に、油性成分特有のべたつき感のないさっぱりとした使用感となり、しかも、ビタミンE配合化粧料の経時安定性も向上させることができる。
本発明は、請求項2のように、ビタミンE及び/又はその誘導体を0.1〜12.0重量%、水素添加レシチンを0.01〜1.0重量%、ポリグリセリン脂肪酸エステルを 0.01〜3.0重量%配合するようにすると良い。このような組成にすれば、化粧料にビタミンE及び/又はその誘導体を0.1〜12.0重量%配合して、皮膚内の不飽和脂肪酸の酸化抑制効果を高めながら、ビタミンE配合化粧料の使用感と経時安定性も向上させることができる。
本発明の水中油型乳化化粧料に使用可能なビタミンEやその誘導体の主成分は、請求項3〜7のように、酢酸dl−α−トコフェロール、d−α−トコフェロール、d−β−トコフェロール、d−γ−トコフェロール、d−δ−トコフェロールのいずれであっても良く、勿論、これ以外のビタミンEやその誘導体を配合しても良い。ここで、酢酸dl−α−トコフェロールは、化学工場で生産される合成のビタミンEであり、d−α−トコフェロール、d−β−トコフェロール、d−γ−トコフェロール、d−δ−トコフェロールは、自然界に存在する天然のビタミンEである。
また、請求項8のように、ポリグリセリン脂肪酸エステルを構成するポリグリセリンのグリセリンの平均重合度が8〜12で、脂肪酸残基がラウリン酸残基であるデカグリセリンラウリン酸エステルを用いると良い。このポリグリセリン脂肪酸エステルは、水素添加レシチンの乳化力を補強する作用が高く、吸湿性、保湿性、安定性に優れ、安全性が非常に高い非イオン界面活性剤である。
また、請求項9のように、4重量%以下の1,2−ヘキサジオールを含ませるようにしても良い。1,2−ヘキサジオールは、防腐性と使用感を向上させる添加物であり、化粧料の平均粒径を50〜200nmの範囲内に調製したことによる効果と相乗効果によって、防腐性と使用感を効果的に向上させることができる。1,2−ヘキサジオールの配合量が4重量%を越えると、使用感が悪くなる傾向があるため、1,2−ヘキサジオールの配合量は4重量%以下とすることが望ましい。
更に、請求項10のように、5重量%以下のグリセリンを含ませるようにしても良い。グリセリンは、ビタミンEを配合した水中油型乳化化粧料の安定性を高めるための添加物であり、1,2−ヘキサジオールとグリセリンを併用することで、安定性を効果的に高めることができる。グリセリンの配合量が5重量%を越えると、べたつき感が出て使用感が悪くなる傾向があるため、グリセリンの配合量は5重量%以下とすることが望ましい。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した実施例1〜3を比較例1〜7と対比して説明する。本発明はこれらの実施例1〜3に限定されるものではないことは言うまでもない。
表1に示すA相とB相の原料と配合割合でそれぞれ実施例1〜3と比較例1〜7の水中油型乳化化粧料を試作した。
Figure 2008105952
実施例1は、ビタミンEとして合成の酢酸dl−α−トコフェロールを10.0重量%配合し、実施例2は、ビタミンEとして天然のd−α−トコフェロールを10.0重量%配合し、実施例3は、ビタミンEとして天然のd−γ−トコフェロールを10.0重量%配合した。
そして、各実施例1〜3は、それぞれ、乳化剤として水素添加レシチンを0.5重量%ずつ配合すると共に、この水素添加レシチンの乳化力を補強するための添加物として、デカグリセリンラウリン酸エステルを1.5重量%ずつ配合した。このデカグリセリンラウリン酸エステルは、脂肪酸残基がラウリン酸残基であるポリグリセリン脂肪酸エステルであり、ポリグリセリンのグリセリンの平均重合度が8〜12のものを使用した。
また、各実施例1〜3は、水中油型乳化化粧料の防腐性と安定性を高めるための添加物(多価アルコール)として、1,2−ヘキサンジオールをそれぞれ2.0重量%ずつ配合すると共に、グリセリンをそれぞれ2.5重量%ずつ配合した。
さらに、これらの実施例1〜3には、水中油型の乳化物とするために精製水も配合した。この精製水の配合量は、83.5重量%とした。
各実施例1〜3の水中油型乳化化粧料の平均粒子径は、それぞれ128nm、98nm、113nmである。
これに対して、比較例1,3〜6は、それぞれ、ビタミンEとして合成の酢酸dl−α−トコフェロールを10.0重量%ずつ配合し、比較例2は、ビタミンEとして合成の酢酸dl−α−トコフェロールを20.0重量%配合し、比較例7は、ビタミンEとして天然の酢酸dl−γ−トコフェロールを10.0重量%配合した。
比較例1〜3は、それぞれ、乳化剤として水素添加レシチンを実施例1〜3よりも多く配合したものであり、比較例1は水素添加レシチンを2.0重量%配合し、比較例2は水素添加レシチンを4.0重量%配合し、比較例3は水素添加レシチンを1.2重量%配合すると共に、水素添加レシチンの乳化力を補強するための添加物として、デカグリセリンラウリン酸エステルを0.8重量%配合した。比較例1,2には、デカグリセリンラウリン酸エステルは配合されていない。
比較例4,5,7は、それぞれ乳化剤として水素添加レシチンを0.5重量%、0.2重量%、0.5重量%ずつ配合しているが、比較例6には、水素添加レシチンは配合されていない。
比較例1,3〜7は、それぞれ、1,2−ヘキサンジオールをそれぞれ2.0重量%ずつ配合し、比較例2は、1,2−ヘキサンジオールを4.0重量%配合した。
各比較例3〜5,7は、それぞれ、グリセリンを2.5重量%ずつ配合し、比較例1,2,6には、グリセリンは配合されていない。各比較例1〜7には、それぞれ、精製水が72.0重量%〜86.0重量%の範囲内で配合されている。
各比較例1〜7の水中油型乳化化粧料の平均粒子径は、それぞれ144nm、160nm、106nm、3400nm、135nm、5100nm、1300nmである。
具体的な製造方法は、水中油型乳化化粧料の平均粒子径が大きい比較例4,6,7については、まず表1のA相の各原料とB相の各原料をそれぞれ個別に混合し、A相の原料については、70℃に加温して溶解混合した。そして、B相の混合液をA相の混合液に加えて50℃に加温したものをホモミキサーで乳化して水中油型乳化化粧料を作製した。
一方、化粧料の平均粒子径が小さい実施例1〜3と比較例1〜3,5については、上記比較例4,6,7と同様の操作の後に、高圧乳化機として、特許第2788010号公報に開示されている乳化装置(ナノマイザー)を用いて、圧力120MPa、温度90℃で均質化処理して水中油型乳化化粧料を作製した。
<平均粒子径>
水中油型乳化化粧料の平均粒子径は、ベックマン・コールター社製のレーザー回折散乱式粒度分布測定器LS−13320(ユニバーサルリキッドモジュール使用)を使用して下記条件で測定した。
分散媒体:イオン交換水
モジュールポンプ速度:65%
光学モデル:R.I.=2.0 I=0
<経時安定性>
経時安定性は、室温、50℃の2ヶ所で1ヶ月間保存した状態のものについて、目視で判断し、以下の基準で判断した。
◎:外観上、変化が見られなかった。
○:外観上多少の変化はあるが、離油、離水、沈殿物などが生じなかった。
×:離油、離水、沈殿物などが生じた。
<使用感>
パネル(評価者)5名に使用させ、使用感を以下のように点数をつけ、その点数の合計を評価点として求めた。それを基に以下の基準で判定した。
《点数》
2点:塗布時のべたつきがなくさっぱりしており、塗布後はしっとり感がある。
1点:塗布時にややべたつきがあるが、塗布後はしっとり感がある。
0点:塗布時にべたつきがあり、塗布後もさっぱりとしていない。
《判定基準》
○:合計10〜8点 …良い
△:合計7〜5点 …普通
×:合計4点以下 …悪い
[実施例1〜3と比較例1〜7との比較]
前掲した表1に示された実施例1〜3は、ビタミンE(酢酸dl−α−トコフェロール、d−α−トコフェロール、d−γ−トコフェロール)を10.0重量%ずつ配合し、乳化剤として水素添加レシチンを0.5重量%ずつ配合すると共に、この水素添加レシチンの乳化力を補強するための添加物として、デカグリセリンラウリン酸エステルを1.5重量%ずつ配合し、更に、水中油型乳化化粧料の防腐性と安定性を高めるための添加物(多価アルコール)として、1,2−ヘキサンジオールをそれぞれ2.0重量%ずつ配合すると共に、グリセリンをそれぞれ2.5重量%ずつ配合し、平均粒子径が98〜128nmの乳化物となるように調製している。これにより、実施例1〜3は、経時安定性と使用感のテスト結果がいずれも良い(○)と評価され、経時安定性と使用感が優れていることが確認された。
これに対して、比較例1〜7は、いずれもビタミンE(酢酸dl−α−トコフェロール、d−α−トコフェロール、d−γ−トコフェロール)を10.0重量%又は20.0重量%ずつ配合している。
しかし、比較例1,2は、いずれもデカグリセリンラウリン酸エステルとグリセリンが配合されていないため、化粧料の平均粒子径が144nm、160nmという小さい粒子径であっても、離油、離水、沈殿物などが生じ、経時安定性のテスト結果が悪い(×)と評価された。
比較例3は、水素添加レシチンの配合量が1.2重量%で実施例1〜3よりも多いが、デカグリセリンラウリン酸エステルの配合量が0.8重量%で実施例1〜3よりも少ないため、化粧料の平均粒子径が106nmという小さい粒子径であっても、離油、離水、沈殿物などが生じ、経時安定性のテスト結果が悪い(×)と評価された。
比較例4,7は、実施例1,3よりも化粧料の平均粒子径が大きい点を除いて、実施例1,3と同じ組成であるため、両者を比較すると、化粧料の平均粒子径の小粒化による効果が良く分かる。すなわち、比較例4,7は、化粧料の平均粒子径が3400nm、1300nmで非常に大きいために、経時安定性と使用感のテスト結果がいずれも悪い(×)と評価された。
比較例5は、水素添加レシチンとデカグリセリンラウリン酸エステルの配合量を除いて実施例1と同じ組成でかつほぼ同じ平均粒子径であるため、両者を比較すると、水素添加レシチンとデカグリセリンラウリン酸エステルの適正量の配合による効果が良く分かる。すなわち、比較例5は、水素添加レシチンの配合量が0.2重量%で実施例1よりも少なく、デカグリセリンラウリン酸エステルの配合量が2.0重量%で実施例1よりも多いため、化粧料の平均粒子径が135nmという小さい粒子径であっても、経時安定性と使用感のテスト結果がいずれも普通(△)と評価され、実施例1よりも劣ることが確認された。
また、比較例6は、水素添加レシチンとグリセリンが配合されておらず、しかも、化粧料の平均粒子径が5100nmで非常に大きいために、経時安定性と使用感のテスト結果がいずれも悪い(×)と評価された。
以上のテスト結果から次のことが分かる。
(1)ビタミンEを10.0重量%配合した水中油型乳化化粧料において、乳化剤や乳化補助剤として、水素添加処理を施した水素添加レシチンとデカグリセリンラウリン酸エステル(ポリグリセリン脂肪酸エステル)を併用すると共に、経時安定性と使用感を向上させる添加物として、1,2−ヘキサジオールとグリセリンを併用すれば、ビタミンE配合化粧料の使用感や経時安定性を向上できる。
本発明者の実験結果によれば、ビタミンE及び/又はその誘導体を0.1〜12.0重量%(より好ましくは3〜12重量%)、水素添加レシチンを0.01〜1.0重量%(より好ましくは0.3〜0.8重量%)、デカグリセリンラウリン酸エステル(ポリグリセリン脂肪酸エステル)を0.01〜3.0重量%(より好ましくは1.0〜2.0重量%)、1,2−ヘキサジオールを1.5〜4.0重量%(より好ましくは1.7〜3.0重量%)、グリセリンを1.0〜5.0重量%(より好ましくは1.5〜4.0重量%)とすることが好ましいと思われる。
(2)但し、乳化物の平均粒子径が大きいと、上記の効果は得られないため、乳化物の平均粒子径を小さくする必要がある。
本発明者の実験結果によれば、乳化物の平均粒子径を200nm以下に調製すれば、使用感、経時安定性を向上できると思われる。乳化物の平均粒子径の小粒化は、塗擦されたときに皮膚表面に膜として存在するだけでなく、角質の隙間に入り込んで保湿機能を持続させることを目的としているため、角質の隙間に入り込むことが可能な程度の平均粒子径であれば良く、過度に小粒化する必要はない。例えば、平均粒子径が50nmを下回るものは、それを得るためにより多くのエネルギー、または乳化剤を必要とするため、コスト面に優れたものが得難い。従って、乳化物の平均粒子径を50〜200nmの範囲に調製するのが好ましく、より好ましくは、70〜150nmである。
また、乳化剤として用いる水素添加レシチンは、例えば、大豆、なたね、ひまわり、サフラワー、綿実、トウモロコシ、アマニ、ごま、オリーブ、米、ヤシ、およびパーム等の種子から得られる植物性レシチンおよび卵黄レシチンの水素添加物を使用すれば良い。
また、水素添加レシチンの乳化力を補強するための添加物として使用するポリグリセリン脂肪酸エステルは、デカグリセリンラウリン酸エステルに限定されず、モノミリスチン酸デカグリセリル等であっても良い。
また、本発明の水中油型乳化化粧料に使用可能なビタミンEは、酢酸dl−α−トコフェロール、d−α−トコフェロール、d−γ−トコフェロールに限定されず、d−β−トコフェロール、d−δ−トコフェロールを使用しても良い。

Claims (10)

  1. ビタミンE及び/又はその誘導体、水素添加レシチン、ポリグリセリン脂肪酸エステル及び水を含む水中油型乳化化粧料であって、該化粧料の平均粒径が50〜200nmの範囲内に調製されていることを特徴とする水中油型乳化化粧料。
  2. ビタミンE及び/又はその誘導体を0.1〜12.0重量%、水素添加レシチンを
    0.01〜1.0重量%、ポリグリセリン脂肪酸エステルを0.01〜3.0重量%配合したことを特徴とする請求項1に記載の水中油型乳化化粧料。
  3. ビタミンE及び/又はその誘導体の主成分が、酢酸dl−α−トコフェロールであることを特徴とする請求項1又は2に記載の水中油型乳化化粧料。
  4. ビタミンE及び/又はその誘導体の主成分が、d−α−トコフェロールであることを特徴とする請求項1又は2に記載の水中油型乳化化粧料。
  5. ビタミンE及び/又はその誘導体の主成分が、d−β−トコフェロールであることを特徴とする請求項1又は2に記載の水中油型乳化化粧料。
  6. ビタミンE及び/又はその誘導体の主成分が、d−γ−トコフェロールあることを特徴とする請求項1又は2に記載の水中油型乳化化粧料。
  7. ビタミンE及び/又はその誘導体の主成分が、d−δ−トコフェロールあることを特徴とする請求項1又は2に記載の水中油型乳化化粧料。
  8. ポリグリセリン脂肪酸エステルを構成するポリグリセリンのグリセリンの平均重合度が8〜12で、脂肪酸残基がラウリン酸残基であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の水中油型乳化化粧料。
  9. 4重量%以下の1,2−ヘキサジオールを含むことを特徴とする請求項1、2、8のいずれかに記載の水中油型乳化化粧料。
  10. 5重量%以下のグリセリンを含むことを特徴とする請求項1、2、8、9のいずれかに記載の水中油型乳化化粧料。
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